JPS60144350A - ヒンジ性に優れたスチレン系樹脂成形品 - Google Patents

ヒンジ性に優れたスチレン系樹脂成形品

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JPS60144350A
JPS60144350A JP67584A JP67584A JPS60144350A JP S60144350 A JPS60144350 A JP S60144350A JP 67584 A JP67584 A JP 67584A JP 67584 A JP67584 A JP 67584A JP S60144350 A JPS60144350 A JP S60144350A
Authority
JP
Japan
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organopolysiloxane
rubber
styrenic resin
hinge
added
Prior art date
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Pending
Application number
JP67584A
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English (en)
Inventor
Kotaro Takada
高田 公太郎
Shizuo Okaniwa
岡庭 鎮男
Toshio Hara
敏夫 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、オルガノポリシロキサン含量6重量−以下の
一ゴム変性スチレン系樹脂、で成形性、機舛的特性及び
ヒンジ性に優れたスチレン系樹脂成形品に関する。
従来から、釣り針ケース、ヒユーズケース及び錠剤ケー
ス等で蓋材と容器本体とを熱可塑性樹脂で一体成形し、
しかもヒンジ部の肉厚を薄くして、樹脂の軟らかさでヒ
ンジ性を持たせている成形品が数多く見られる、これら
に使用される熱可塑性樹脂は、通常ヒンジ性に優れるポ
リゾロピレンや熱可塑性エラストマー(例えば、スチレ
ン−シタジエンブロック共重合体)などである。しかし
、前者は、成形後変形したり、寸法安定性が悪く、後者
は、熱安定性が悪く、成形機での滞留時間が長いと熱劣
化して5.成形品に焼けや銀条(シルバーマーク)が発
生する等の欠点があり、ヒンジ性を有する薄物成形品、
猜密部品及び大型成形品を開発するに至っていない。
一方、成形性や耐熱性に優れた、ゴム変性スチレン系樹
脂(以下HI −Paと略す)は、各種大型ハウジング
やケース類に多く使用されるが、ポリゾロピレンやスチ
レン−ブタジェンブロック共重合体に比べて極めてヒン
ジ性が劣り、蓋材と容器本体とを一体成形し、ヒンジ性
を持たせる成形品には、使用されなかった。
本発明は、かかる欠点を改良したものであり、HI −
Paにオルガノポリシロキサンを加えることにより、ヒ
ンジ性が改良され、大型成形品や薄物成形品等でヒンジ
部を持つ蓋材と容器本体を一体に成形したヒンジ性に優
れたスチレン系樹脂成形品を提供するものである。
すなわち本発明は、オルガノポリシロキサン含量0,3
〜6重量%のゴム変性スチレン系樹脂を主成分とし、ヒ
ンジ部す有する成形品からなることを特徴とする。
本発明に用いるHI −PSは、所定量の合成ゴムを、
ビニル芳香族化合物単量体またはこの単量体を主成分と
し、これと共重合可能なビニル化合物単量体との混合物
に溶解して、単量体を重合する方法によって調造される
ものをいう。ビニル芳香族化合物単量体は、スチレン、
α−メチルスチレンがあげられ、これと共重合可能なビ
ニル化合物単量体は、アクリル酸、メタクリル酸等の不
飽和カルボン酸類およびこれらのエステル類をいう。
量体とのランダム又はブロック共重合体があげられる。
シタジエンと共重合させるために使用できる単量体は、
スチレン、α−メチルスチレン等のビニル芳香族化合物
類、アクリル酸、メタアクリル酸等の不飽和カルボン酸
類およびこれらのエステル類、アクリロニトリル、メタ
クロロニトリル等のビニルシアン化合物類があげられる
。合成ゴムは、このほかぼりインダノン、ポリクロロプ
レン、エチレン−プロピレン−ジエンモノマーの三元共
重合体等もあげられる。
HI −PSに含有される合成ゴムの量は、3〜12重
量%であり、好ましくは、6〜12重量%である。3重
量%未満では、ヒンジ性が低下するので好ましくなく、
また12重量e4Y越えると、成形品の賦形性が低下す
るので好ましくない。また成形時HI −PSは、前記
合成ゴムの量を含有したものでも、合成ゴム量の濃厚乞
上げたものと一般用ボリスチレンとのブレンド物でも差
支えない。
次に、本発明に用いるオルガノポリシロキサンは、オイ
ル状でしかも粘度が1.0〜100,000C8t(セ
ンチストークス)のものが好ましい。また、このオルガ
ノポリシロキサンは、分子中に各種官能基を有する変性
オルガノポリシロキサン、例えば、ジメチルオルガノポ
リシロキサン、メチルフェニルオルがノポリシロキサン
等でも何んら支障ない。HI −PSへの添加量は、0
.6〜6重量%、好ましくは、0.3〜3重量%であり
、0.3重量%未満では、ヒンジ性改良効果がほとんど
なく、また6重量%を越えると、耐熱性や機械的特性が
低下するので、好ましくない。
オルガノポリシロキサンをHI −PS内に含有させる
方法は、II −P’Sの重合時に添加するのが一般的
であるが、その他、重合終了後のビーズ状HニーPSを
押出機でペレット化する際及び着色工程時に添加するこ
ともできる。また、オルガノポリシロキサンを所定量よ
り高い濃度含有するHI−PSを作り、成形時に所定量
となるように一般HI−PSで希釈しても差支えない。
本発明のオルガノポリシロキサン含有H,T −PSは
、必要に応じ、熱可塑性ゴムや、着色剤、帯電防止剤、
無機充填剤等を添加することもできる。
本発明のヒンジ性を有する成形品は、射出成形機によっ
て成形するのが最も好ましいが、その他吹込成形及び押
出シートを作成して真空成形等でも成形品を作ることも
できる。
以下実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例1〜5 実施例1〜5は、HI −PS重合時にオルガノポリシ
ロキサンを添加した例であり以下に示す方法で重合し、
ヒンジ性の評価を行なった。
容fk、501のオートクレーブ中にポリブタジェン(
商品名;ウペボールRR15、宇部興産(即製)3.2
k17を溶解したスチレン溶液40 kgを入れ、ター
シャリ−rデシルメルカプタン60.?とジターシャリ
−ブチルパーオキサイド4gを加えた。
150 rpmで攪拌し、オートクレーブ中を窒素ガス
で置換してから密閉してから昇温した。系が100”C
!に達つしてから5時間後に冷却し予備重合を終えた。
次いで容ff11504のオートクレーブ中に純水80
ICg、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.8
.9.第6リン酸カルシウム640Iを入れ、1 B 
Orpmで攪拌している内に新たに過酸化ベンゾイル1
[]Ogとターシャリ−ブチルパーオキシベンゾニー)
1651”加えた上記の予備重合液を入れ、更にオルガ
ノポリシロキザン(商品名: KF−96,100cs
、信越化学工業■興>v120g(実施例1)加えた。
この状態で135℃まで昇温し、1時間保った後冷却し
た。
ここで、実施例2とは、上記系のオルガノポリシロキサ
ン120gの代りに320g添加したものである。
実施例6は同様にして、オルガノポリシロキサンを48
0g添加し、実施例4は同1200g、実施例5は同2
000g添加したものである。
得られた重合物は、常法に従い、中和、脱水、乾燥した
後、重合物を押出機により通常のペレット形状として、
オルガノポリシロキサン添加のHI −PS (ゴム量
8重量%)を得た。
このペレットを用いて、10100i長さ)×10龍(
幅) x 3 mm (厚さ)の平板の厚さ方向に13
5°のVカットでしかも厚さ0.5mのヒンジ部をもう
けた成形品を射出成形(シリンダ一温度220℃)にて
成形し、これ馨ヒンジ性評価用テストピースとした。
このテストぎ−スな用いて、JIS−P −8115の
測定方法に従って、耐折回数を測定した。但し、その時
の折り曲げ角は、75°、荷重は、600g折り曲げ速
度は200回/分であった。得られた結果は表に示した
実施例6〜10 実施例6〜10は市販のHI −PS (商品名;デン
カスチロールHI −8−5ゴム量7重量%、電気化学
工業■製)のオルガノポリシロキサン(商品名;KF−
96,1000cs、信越化学工業■m>を添加し、2
軸押出機(商品名; TEM −50、東芝機械製)に
て、混線、押出ししてペレット化した。
ここで、HI −PS 4 、Okgに対し、実施例6
は上記オルガノポリシロキサンを120&Y添加し、実
施例7は、320gを実施例8は480g、実施例9は
1200g、実施例10は2000gを添加した。
得られたペレットは、実施例1〜5と同様の方法でヒン
ジ性を評価し、表に示した。
比較例1〜2 実施例1のHI −P8重合時、オルガノポリシロキサ
ンを添加しなかったものを比較例1とし、オルガノポリ
シロキサンを60g添加したものを比較例2とした。
得られたII −PSは、実施例1と同様の方法でヒン
ジ性を評価し、表に示した。
比較例3 実施例6〜10で使用したHI −8−5を単味でヒン
ジ性を評価し、結果を表に示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. オルガノボリシロキ丈ン含量0.3〜6重量%のゴム変
    性スチレン、系樹脂を主成分とするヒンジ部つき成形品
    からなることを特徴とするヒンジ性に優れたスチレン系
    樹脂成形品。
JP67584A 1984-01-06 1984-01-06 ヒンジ性に優れたスチレン系樹脂成形品 Pending JPS60144350A (ja)

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JP67584A JPS60144350A (ja) 1984-01-06 1984-01-06 ヒンジ性に優れたスチレン系樹脂成形品

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JP67584A JPS60144350A (ja) 1984-01-06 1984-01-06 ヒンジ性に優れたスチレン系樹脂成形品

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JPS60144350A true JPS60144350A (ja) 1985-07-30

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ID=11480318

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JP67584A Pending JPS60144350A (ja) 1984-01-06 1984-01-06 ヒンジ性に優れたスチレン系樹脂成形品

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JP (1) JPS60144350A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62223267A (ja) * 1986-03-07 1987-10-01 Polyplastics Co ヒンジ部品
EP0717079A2 (en) * 1994-10-27 1996-06-19 Fuji Photo Film Co., Ltd. Injection molded article for photographic photosensitive material, molding method thereof and package using the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62223267A (ja) * 1986-03-07 1987-10-01 Polyplastics Co ヒンジ部品
EP0717079A2 (en) * 1994-10-27 1996-06-19 Fuji Photo Film Co., Ltd. Injection molded article for photographic photosensitive material, molding method thereof and package using the same
EP0717079A3 (en) * 1994-10-27 1998-06-17 Fuji Photo Film Co., Ltd. Injection molded article for photographic photosensitive material, molding method thereof and package using the same

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