JPS60143255A - 自動変速機付車両の安全装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［分野］ 本発明は自動変速機付車両のブレーキ装置の安全装置に
関する。

［従来技術］ 自動変速機付車両ではブレーキを頻繁に使用するためブ
レーキにかかる負担は大きく、また近年車両の高速化に
伴ない、高速からのブレーキ、連続長板道の下り、短時
間内の繰り返し操作などによってブレーキ能力が低下す
るフェード、あるいはブレーキ系が高温になった場合に
、ブレーキ液が沸騰してシリンダや配管内に気泡を生じ
、ブレーキが正常に作用しなくなるペーパーロック等の
ブ°レーキトラブルが生じやすい。

［発明の目的］ 本発明の目的は、フェードあるいはペーパーロック等の
ブレーキの異常を検出し、運転者に警告を与えると共に
自動的にシフトダウンを行い、エンジンブレーキ効果を
増大し、減速をづる自動変速機付車両の安全装置の提供
にある。

［発明の構成］ 本発明の自動変速機付車両の安全装置は、油圧式ブレー
キ装置に使用される作動油の油温センサーと、前記ブレ
ーキ装置のディスク表面温度センサーと、車速センサー
と、これらセンサーからの出力信号を入力し情報処理を
するコンピューターと、該コンピューターの出力で作動
する警告装置およびエンジンブレーキ状態となる自動変
速機とから構成される。

［発明の効果］ 以上の構成により本発明の自動変速機付車両の安全装置
は次の効果を秦する。

イ）Ｉｔ’告装置ににっで車両のブレーキ装置の異常を
運転者に知らせる。

口）フェードあるいはペーパーロック等のブレーキの異
常を検出し、運転者に警告を与えると共に自動的にシフ
トダウンを行い、エンジンブレーキ状態にする。

［実施例コ 本発明の自動変速機付車両の安全装置を図に示ず一実施
例に基づき説明する。

第１図は本発明の自動変速機付車両の安全装置のブロッ
ク図である。

１は、車輪と一体に回転するディスク１１の両面１１ａ
　、　１１ｂに摩擦材（パッド）１２を押し付けて制動
力を発生し、パッド１２を支持するシリンダ１３、該シ
リンダ１３に取付けられた油孔１４からなるブレーキ装
置、２は該ブレーキ装置１のプレー４＝オイルの油温（
Ｔｏ）を検出する油）ｌンナー、３はブレーキ装置１の
ディスク１１の表面温度（Ｔｄ）を検出するディスク表
面ＩＪ［Ｌンザー、４は前記各センサーＩ２．３のアナ
ログ信号をデジタル信号に変換する回路であるＡ／Ｄ変
換器、５は車速レンサー、６はトランスミッションのコ
ントロールコンピューター（以下コンピューターと略す
）、１はブザー、表示装置などの警告装置、Ｔ／Ｍは車
両用自動変速機である。

第セ図は本発明の自動変速機イ」車両の安全装置のメイ
ンおよびサブルーチンを示すフローヂャートである。

スターターをＯＮＬで車両を始動させ（１０１）、つぎ
にブレーキ装置１のトランスミッションのシフトコント
ロールを開始しく　１０２）　、ブレーキｌ−ラブル回
避サブルーチンを開始しく　１０３）　、ブレーキ装置
１のブレーキディスクの表面温度（Ｔｄ　）をディスク
表面温度センサー３によって検出し、Ａ／Ｄ変換器４で
アナログ信号をデジタル信号に変換し、ゴンビュータ−
６へ送り、読み込みを行い（１０４）　、ディスク１１
の表面温度（Ｔｄ　）値が危険温度か否か判断しく　１
０５）　、危険温度のとき運転者にブザー、表示装置な
どにより運転者に警告を与え（１０６）、車速センサー
５により車速を検出し、Ａ／Ｄ変換器４でアナログ信号
をデジタル信号に変換し、コンピューター６へ送り、車
速の読み込みを行い（１０７）　、エンジンブレーキ実
行サブルーチンを行い（１０８）　、その後トランスミ
ッションのシフトコントロールの開始（１０２）ヘリタ
ーン（以下リターンと略す）する。危険温度ではないと
き、ブレーキオイルの油温（Ｔｏ　）を油温センサー２
によって検出し、Ａ／Ｄ変換器４でアナログ信号をデジ
タル信号に変換し、コンピューター６へ送り、読み込み
を行い（１０９）、危険温度か否かを判断しく　１１０
）　、危険温度の場合は（１０６）へ進み、危険温度で
ない場合にはリターンする。

サブルーチンを一定時間毎にコンピューターによりまた
はタイマーなどにより定期的に割り込みをかけて実行さ
せる。

第３図は本発明の第１実施例にかかる自動変速機付車両
の安全装置を車両用多段変速機に使用したものである。

この車両用多段変速機はオーバードライブを含む前進４
段後進１段の自動変速機である。

エンジンブレーキ実行サブルーチンを開始しく　１０８
）　、現在変速段が１速か否かを判断しく３０１）、現
在変速段が１速のときリターンする。現在変速段が１速
ではないとき２速か否かを判断しく　３０２）　、現在
変速段が２速のとき１速にシフ（〜ダウンさせたときに
エンジンがオーバーランするか否かを判断しく　３０３
）　、エンジンがＡ−バーランするときはリターンし、
エンジンがオーバーランしないときは１速にシフトダウ
ンして（３０４）、後にリターンする。現在変速段が２
速ではないとき３速か否かを判断しく　３０５）　、現
在変速段が３速のとき２速にシフトダウンさせてエンジ
ンがオーバーランするか否かを判断しく　３０Ｇ、）　
、エンジンがオーバーランするときはリターンし、エン
ジンがオーバーランしないときは２速にシフトダウンし
く３０７°）、後に（３０３）へ進む。現在変速段が３
速ではないときオーバードライブ領域か否かを判断しく
　３０（１）　、オーバードライブ領域であるとぎ３速
にシフトダウンさせてエンジンがオーバーランするか否
かを判断しく　３０９）　、エンジンがＡ−バーランす
るときはリターンする。エンジンがオーバーランしない
ときは３速にシフトダウンしく　３１０）　、後に（３
０Ｂ）へ進む。

多段変速機の場合、本実施例の他に１つ下の変速段にシ
フトダウンするときにエンジンがオーバーランすると判
断した場合、オーバーランしない車速まで待たせる処理
持ちを加えてリターン番行わず、現在変速段から１速ま
でシフ１〜ダウンさせる方法もある。

第４図は本発明の自動変速機付車両の安全装置を車両用
無段変速機に使用したものである。

エンジンブレーキ実行サブルーチンを開始しく　１０８
）　Ｎコンピューター６の出力によって図示しないダウ
ンシフトソレノイド弁がＯＮされ、入力（ドライブ）側
プーリば迅速に拡がる方向にｆ［動じてトルク比は増大
する。このとき本実施例に取付けた入力側ブーり開度セ
ンサーによる入力側ブーりの開度信号（スロットル信号
）を１００％状態にして前記ソレノイド弁のＯＮ時間を
制御することによりシフトダウンさせ（ソレノイド弁の
ＯＮ時間を所定時間とれば、どの変速段からも１速まで
シフトダウンできる）　（４０１）　、その復リターン
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の自動変速機付車両の安全装置のブロッ
ク図、第２図は本発明の自動変速機イ号車両の安全装置
のサブルーチンを示すフローチャーｈ、第３図は本発明
の自動変速機付車両の安全装置の第１実施例を示すフロ
ーチャート、第４図は本発明の自動変速機付車両の安全
装置の第２実施例を示すフローチャートである。 図中　１・・・ブレーキ装置　２・・・油温センサー３
・・・ディスク表面温度センサー　４・・・Ａ／Ｄ変換
器　５・・・車速センサー　６・・・コントロールコン
ビコーター　７・・・警告装置　Ｔ／Ｍ・・・車両用自
動変速機 代理人　石黒健二 第１図 １乙 第２図 第３図 □□□＝ 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）油圧式ブレーキ装置に使用される作動油の油温セン
   サーと、前記ブレーキ装置のディスク表面温度センサー
   と、車速センサーと、これらセンサーからの出力信号を
   入力し情報処理をするコンピューターと、該コンピュー
   ターの出力で作動づ−る警告装置Ｊ３よびエンジンブレ
   ーキ状態となる自動変速機とからなる自動変速機付車両
   の安全装置。