JPS6014218B2 - 機械的ブレ−キ作動装置の自動隙間調節装置 - Google Patents
機械的ブレ−キ作動装置の自動隙間調節装置Info
- Publication number
- JPS6014218B2 JPS6014218B2 JP50013269A JP1326975A JPS6014218B2 JP S6014218 B2 JPS6014218 B2 JP S6014218B2 JP 50013269 A JP50013269 A JP 50013269A JP 1326975 A JP1326975 A JP 1326975A JP S6014218 B2 JPS6014218 B2 JP S6014218B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- rotatable
- actuating
- clutch
- adjustment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/38—Slack adjusters
- F16D65/40—Slack adjusters mechanical
- F16D65/52—Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play
- F16D65/56—Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play with screw-thread and nut
- F16D65/567—Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play with screw-thread and nut for mounting on a disc brake
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D55/02—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
- F16D55/22—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
- F16D55/224—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2125/00—Components of actuators
- F16D2125/18—Mechanical mechanisms
- F16D2125/20—Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa
- F16D2125/34—Mechanical mechanisms converting rotation to linear movement or vice versa acting in the direction of the axis of rotation
- F16D2125/36—Helical cams, Ball-rotating ramps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、機械的ブレーキ作動装置のための自動的隙間
調節装置に関し、特にブレーキを強く掛けたときり大き
なブレーキ反力によるブレーキの変歪に感応したブレー
キ隙間が過剰調節されることを防止したブレーキ荷重非
感応、型の自動隙間調節装置に関するものである。
調節装置に関し、特にブレーキを強く掛けたときり大き
なブレーキ反力によるブレーキの変歪に感応したブレー
キ隙間が過剰調節されることを防止したブレーキ荷重非
感応、型の自動隙間調節装置に関するものである。
ブレーキ作動およびブレーキ解除のために1つの作動部
材が正逆回転し、該作動部材は少くとも1つのカム表面
を介して1つの当後部材の対応するカム表面と鞠方向に
係合するようになされた機械的ブレーキ作動装置のため
の自動的隙間調節装置であって、上記作動部材は1つの
従動部材を介して所定のブレーキ隙間に対応するロスト
モーションを有するように滑りクラッチに連結され、さ
らに該滑りクラッチを介して回転可能調節部材に連結さ
れ、該回転可能調節部村は非可逆ねじを介して非回転調
節部材に螺合し、上記回転可能調節部材および非回転調
節部材は、上記作動部材の回転により、一緒に鞄方向に
移動することが可能であり、1方向クラッチが上記回転
可能調節部材に組合わされ、それにより、上記回転可能
部材が上記作動部材の復帰回転に追従するのを防止する
ようになされたブレーキ荷重非感応型の自動隙間調節装
置は公知である。
材が正逆回転し、該作動部材は少くとも1つのカム表面
を介して1つの当後部材の対応するカム表面と鞠方向に
係合するようになされた機械的ブレーキ作動装置のため
の自動的隙間調節装置であって、上記作動部材は1つの
従動部材を介して所定のブレーキ隙間に対応するロスト
モーションを有するように滑りクラッチに連結され、さ
らに該滑りクラッチを介して回転可能調節部材に連結さ
れ、該回転可能調節部村は非可逆ねじを介して非回転調
節部材に螺合し、上記回転可能調節部材および非回転調
節部材は、上記作動部材の回転により、一緒に鞄方向に
移動することが可能であり、1方向クラッチが上記回転
可能調節部材に組合わされ、それにより、上記回転可能
部材が上記作動部材の復帰回転に追従するのを防止する
ようになされたブレーキ荷重非感応型の自動隙間調節装
置は公知である。
本発明は、上述の型式の自動隙間調節装置において、上
記1方向クラッチは上記滑りクラッチと上記回転可能調
節部材との間に設けられたコロクラッチであり、上記滑
りクラッチと上記1方向クラッチとは互に半径方向内側
と半径方向外側とに位置するように設けられていること
を特徴とするものである。
記1方向クラッチは上記滑りクラッチと上記回転可能調
節部材との間に設けられたコロクラッチであり、上記滑
りクラッチと上記1方向クラッチとは互に半径方向内側
と半径方向外側とに位置するように設けられていること
を特徴とするものである。
本発明の自動隙間調節装置は、軸方向の寸法を比較的コ
ンパクトにすることができる。
ンパクトにすることができる。
上記滑りクラッチと上記1方向クラッチとは両クラッチ
の間に共通の1つのりングを有し「該リングの外面には
滑りクラッチの摩擦面を設け、該リングの内面は、1方
向クラッチのコロ部材を支持するのが好ましい。
の間に共通の1つのりングを有し「該リングの外面には
滑りクラッチの摩擦面を設け、該リングの内面は、1方
向クラッチのコロ部材を支持するのが好ましい。
以下図面を参照しつ)本発明の実施例を説明する。
第1図、第2図及び第3図を見ると図示の車両用反動ス
ポット型ディスクブレーキは、ブレーキディスク13の
近くに取りつけることの出釆る固定キャリャ−12に2
本の平行なピン11で摺動可能にキヤリパー10が取り
つけられている。
ポット型ディスクブレーキは、ブレーキディスク13の
近くに取りつけることの出釆る固定キャリャ−12に2
本の平行なピン11で摺動可能にキヤリパー10が取り
つけられている。
ピン11はねじ11aでキャリパー10に固定されキャ
リャ−12の孔12aの中を摺敷する。キャリャー12
はディスク13をまたぎディスクの両側に配置された直
接作動ブレーキパッド組立体14及び間接作動ブレーキ
パット組立体15からトルクを直接受けるようになって
いる。キャリパー10は鋳物で作られ回転可能な作動部
材17と非回転の当鞍部材18とから成る機械的作動装
置を収容するハウジング16を含む。
リャ−12の孔12aの中を摺敷する。キャリャー12
はディスク13をまたぎディスクの両側に配置された直
接作動ブレーキパッド組立体14及び間接作動ブレーキ
パット組立体15からトルクを直接受けるようになって
いる。キャリパー10は鋳物で作られ回転可能な作動部
材17と非回転の当鞍部材18とから成る機械的作動装
置を収容するハウジング16を含む。
作動部材17はスラスト軸受19を介してフランジ20
aに作用する。此のフランジ20aは調節機構の一部を
成すナットの形態の回転可能調節部村20の内端に形成
され、非可逆ねじ結合21を介して非回転調節部村22
とねじ係合している。当接部材18はハウジング16内
に固定されているが、ハウジングと一体に作ることが出
来る。螺旋形のスラスト軸受23が作動部材17と当藤
部材18との間に形成されている。第4図に示すように
当援部材18は1端に螺旋形のカム表面24を有する。
又作動部材17は同様な上記カム表面24と合致するカ
ム表面25を有する。多数の針状コロをカム表面24と
カム表面25との間で適当なケージ内に並べ螺旋スラス
ト軸受を形成している。従って作動部材17を適当な方
向(第2図では時計方向)に回転させると螺旋スラスト
軸受23のカム作用により作動部材17を当接部村18
とは軸方向に互に離れる方向に押される。この推力はス
ラスト軸受19(針状コロ軸受)を介して回転可能調節
部村2川こ伝えられ、更に非回転調節部材22を介して
夕べット部材26に伝えられ、直接作動パット組立体1
4に作用する。タベット部村26は回転し得ず、非回転
調節部材22にキー止めされている。当鞍部材18が受
ける反動力はハウジング16の端整27に直接加わり、
更にキャリパ−10を介して間接差動パット組立体15
に加わる。作動部材17を回転させる為のブレーキケー
ブル28がハウジング16の孔29を貫通して作動部村
17の軸線を横切る方向に延び、該ケーブルの一端は作
動部材17にねじ32で取りつけたブラケット31に枢
軸止されたクレピス301こ取りつけられている。ケー
ブル28を覆う管33の1端はハウジング16の孔29
のまわりに固着されている。孔29と同様の孔29aを
ハウジング1の反対側にも設け同一の鋳物部材を左右何
れのブレーキにも用い得るようにする。ハウジング16
のクレビス30及びブラケット31を収容する空所35
はカバー板34で閉じる。作動部材17が回転運動に伴
って鞠方向に変位するが、ブレーキケーブル28は機に
榛み得るから支障はない。
aに作用する。此のフランジ20aは調節機構の一部を
成すナットの形態の回転可能調節部村20の内端に形成
され、非可逆ねじ結合21を介して非回転調節部村22
とねじ係合している。当接部材18はハウジング16内
に固定されているが、ハウジングと一体に作ることが出
来る。螺旋形のスラスト軸受23が作動部材17と当藤
部材18との間に形成されている。第4図に示すように
当援部材18は1端に螺旋形のカム表面24を有する。
又作動部材17は同様な上記カム表面24と合致するカ
ム表面25を有する。多数の針状コロをカム表面24と
カム表面25との間で適当なケージ内に並べ螺旋スラス
ト軸受を形成している。従って作動部材17を適当な方
向(第2図では時計方向)に回転させると螺旋スラスト
軸受23のカム作用により作動部材17を当接部村18
とは軸方向に互に離れる方向に押される。この推力はス
ラスト軸受19(針状コロ軸受)を介して回転可能調節
部村2川こ伝えられ、更に非回転調節部材22を介して
夕べット部材26に伝えられ、直接作動パット組立体1
4に作用する。タベット部村26は回転し得ず、非回転
調節部材22にキー止めされている。当鞍部材18が受
ける反動力はハウジング16の端整27に直接加わり、
更にキャリパ−10を介して間接差動パット組立体15
に加わる。作動部材17を回転させる為のブレーキケー
ブル28がハウジング16の孔29を貫通して作動部村
17の軸線を横切る方向に延び、該ケーブルの一端は作
動部材17にねじ32で取りつけたブラケット31に枢
軸止されたクレピス301こ取りつけられている。ケー
ブル28を覆う管33の1端はハウジング16の孔29
のまわりに固着されている。孔29と同様の孔29aを
ハウジング1の反対側にも設け同一の鋳物部材を左右何
れのブレーキにも用い得るようにする。ハウジング16
のクレビス30及びブラケット31を収容する空所35
はカバー板34で閉じる。作動部材17が回転運動に伴
って鞠方向に変位するが、ブレーキケーブル28は機に
榛み得るから支障はない。
隙間調整装置は調節部材20及び22の他に、外側環状
部材36、内側環状部材37及び作動部材17に嫁めた
キーの形態の従勢部材38を有する。従鰯部材38は環
状部材36の外周の軸方向の溝に入り該溝と従敷部材と
の間には遊隙があり、それにより作動部材17と環状部
材36との間に回転ロストモーション連結を作る。ロス
トモーションの程度により後述の通りブレーキ隙間が決
る。外側環状部材36と内側環状部材37とのそれぞれ
の互に合致する円錐台状摩擦面39及び40は円錐形の
ばねワツシヤー41により互に押しつけらればねワッシ
ャー41の圧縮度で予め決る滑りトルクを有する滑りク
ラッチを構成する。
部材36、内側環状部材37及び作動部材17に嫁めた
キーの形態の従勢部材38を有する。従鰯部材38は環
状部材36の外周の軸方向の溝に入り該溝と従敷部材と
の間には遊隙があり、それにより作動部材17と環状部
材36との間に回転ロストモーション連結を作る。ロス
トモーションの程度により後述の通りブレーキ隙間が決
る。外側環状部材36と内側環状部材37とのそれぞれ
の互に合致する円錐台状摩擦面39及び40は円錐形の
ばねワツシヤー41により互に押しつけらればねワッシ
ャー41の圧縮度で予め決る滑りトルクを有する滑りク
ラッチを構成する。
ばねワッシャー41は環状部材37と、環状部材36の
環状溝に入ったばねリング43によってその位置に保持
されたワッシャー42との闇に配置されている。コロク
ラツチ44が環状部材37と回転可能調節部材20との
間に一方向クラッチとして配置されている。ブレーキ復
帰ばね46がハウジングの端整27と回転可能調節部材
20との間に作用し該ばねは回転可能調節部材20の外
周の溝に鉄つけまねリンク47によりその位置に保持さ
れている。
環状溝に入ったばねリング43によってその位置に保持
されたワッシャー42との闇に配置されている。コロク
ラツチ44が環状部材37と回転可能調節部材20との
間に一方向クラッチとして配置されている。ブレーキ復
帰ばね46がハウジングの端整27と回転可能調節部材
20との間に作用し該ばねは回転可能調節部材20の外
周の溝に鉄つけまねリンク47によりその位置に保持さ
れている。
ぱね46及び作動機構の右側端部(第1図)は可鏡性ゴ
ムカバー48で保護し、ねじ連結21及び隙間調整機構
の左端部は可榛性ゴムカバー49により保護する。機械
的ブレーキ作動装置を作動させるには、ブレーキケーブ
ル28を引張る。
ムカバー48で保護し、ねじ連結21及び隙間調整機構
の左端部は可榛性ゴムカバー49により保護する。機械
的ブレーキ作動装置を作動させるには、ブレーキケーブ
ル28を引張る。
ケーブル外装管33の圧縮反力はハウジング16が受け
る。作動部村17はケーブルの引張りにより第2図の時
計方向に回転し、それに伴ってハウジング16に対し(
第1図の左方へ)鞠方向に変位し、それにより上述の如
くブレーキを作動させる。ブレーキの隙間が所定値を越
えていない限り、従動部材38と環状部材36の溝との
間のロストモーションは維持されている。もしブレーキ
隙間がパッドの摩耗の為に過大となると、従動部材38
の回転方向のロストモーションが失われ、ブレーキが実
際に加わる前即ち、ねじ連結21及び作動装置が轍方向
の荷重を受ける前に、作動部材17の回転により外側環
状部材36が回転させられ、更に滑りクラッチ39,4
0及びコロクラツチ44を介して回転可能調節部材20
が回転し、その結果ねじ連結21でブレーキ隙間を減じ
る方向に相対的な回転が生ずる。ブレーキを加えると、
作動部材ITの回転により螺旋スラスト軸受23に生じ
た鞠方向の推力はねじ連結21に伝わり、ねじ連結部に
生ずる摩擦を増大し回転可能調節部村20の回転に抵抗
する。滑りクラッチ39,40の滑りトルクは、ブルレ
ーキの推力が相当大きくなると摩擦面39と同40との
間に滑りが生じ回転可能調節部材20はそれ以上回転し
ないように作られている。これにより、隙間調整機構は
強くブレーキを加えた時キヤIJパー10に榛みが生じ
ても回転可能調節部材201こ回転が起らないことが保
証されている。換言すれば、隙間調整はブレーキ推力が
比較的小さいか零の時のみ起るのである。コロクラッチ
44はブレーキをゆるめた時回転可能調節部材20が反
対方向(第2図では反時計方向)に戻るのを防止するも
のである。即ち、ブレーキをゆるめ作動部材17がロス
トモーションの範囲以上に回転した時生ずる環状部材の
逆回転は滑りクラッチ39,40を介して環状部材37
に伝わるが、コロクラッチ44の此の方向のフリーホィ
ーリングにより、回転可能調節部材20には伝わらない
。上記の実施例に於て、ケーブルを作動装置の回転と鞠
方向の変位とを同時に行う部分に連結し該ケーブルが横
に榛み得るようにすることによって、端レバー、スブラ
イン軸等を作動装置の作動部村を回転させるために設け
た従来の機械的ブレーキに比しブレーキの軸万向の長さ
を小さくすることが出来ることに注意されたい。螺旋形
スラスト軸受23は普通のスラスト軸受から極めて廉価
に作ることが出釆る。
る。作動部村17はケーブルの引張りにより第2図の時
計方向に回転し、それに伴ってハウジング16に対し(
第1図の左方へ)鞠方向に変位し、それにより上述の如
くブレーキを作動させる。ブレーキの隙間が所定値を越
えていない限り、従動部材38と環状部材36の溝との
間のロストモーションは維持されている。もしブレーキ
隙間がパッドの摩耗の為に過大となると、従動部材38
の回転方向のロストモーションが失われ、ブレーキが実
際に加わる前即ち、ねじ連結21及び作動装置が轍方向
の荷重を受ける前に、作動部材17の回転により外側環
状部材36が回転させられ、更に滑りクラッチ39,4
0及びコロクラツチ44を介して回転可能調節部材20
が回転し、その結果ねじ連結21でブレーキ隙間を減じ
る方向に相対的な回転が生ずる。ブレーキを加えると、
作動部材ITの回転により螺旋スラスト軸受23に生じ
た鞠方向の推力はねじ連結21に伝わり、ねじ連結部に
生ずる摩擦を増大し回転可能調節部村20の回転に抵抗
する。滑りクラッチ39,40の滑りトルクは、ブルレ
ーキの推力が相当大きくなると摩擦面39と同40との
間に滑りが生じ回転可能調節部材20はそれ以上回転し
ないように作られている。これにより、隙間調整機構は
強くブレーキを加えた時キヤIJパー10に榛みが生じ
ても回転可能調節部材201こ回転が起らないことが保
証されている。換言すれば、隙間調整はブレーキ推力が
比較的小さいか零の時のみ起るのである。コロクラッチ
44はブレーキをゆるめた時回転可能調節部材20が反
対方向(第2図では反時計方向)に戻るのを防止するも
のである。即ち、ブレーキをゆるめ作動部材17がロス
トモーションの範囲以上に回転した時生ずる環状部材の
逆回転は滑りクラッチ39,40を介して環状部材37
に伝わるが、コロクラッチ44の此の方向のフリーホィ
ーリングにより、回転可能調節部材20には伝わらない
。上記の実施例に於て、ケーブルを作動装置の回転と鞠
方向の変位とを同時に行う部分に連結し該ケーブルが横
に榛み得るようにすることによって、端レバー、スブラ
イン軸等を作動装置の作動部村を回転させるために設け
た従来の機械的ブレーキに比しブレーキの軸万向の長さ
を小さくすることが出来ることに注意されたい。螺旋形
スラスト軸受23は普通のスラスト軸受から極めて廉価
に作ることが出釆る。
必要なことはコロのケージを裂き螺旋形に変形する(コ
ロが外れない型式の軸受の場合はコoをケージの中に保
持したま)で)ことだけである。又、普通のスラスト軸
受のレースを螺旋スラスト軸受23に用いることが出来
る。その場合、レースを裂き螺旋形に変形すればよい。
この様にすれば、螺旋形スラスト軸受に廉価な量産品を
用いることが出来る。このスラスト軸受をカムの特殊な
機械加工により形成した溝の各対に3個の球を用いる従
来技術の端面カムに対面させて用いる。螺旋形スラスト
軸受23は基本的には市販の物(上述の改修を施す)で
あるから、図面では図式的にのみ示してある。
ロが外れない型式の軸受の場合はコoをケージの中に保
持したま)で)ことだけである。又、普通のスラスト軸
受のレースを螺旋スラスト軸受23に用いることが出来
る。その場合、レースを裂き螺旋形に変形すればよい。
この様にすれば、螺旋形スラスト軸受に廉価な量産品を
用いることが出来る。このスラスト軸受をカムの特殊な
機械加工により形成した溝の各対に3個の球を用いる従
来技術の端面カムに対面させて用いる。螺旋形スラスト
軸受23は基本的には市販の物(上述の改修を施す)で
あるから、図面では図式的にのみ示してある。
第1図は本発明の1実施例による機械的作動装置を鉄め
た反動型ディスクブレーキの縦断面図(第2図の1−1
視)。 第2図は第1図の0−ロ視断面図。第3図は第1図及び
第2図のブレーキの平面図。第4図は第1図及び第2図
の作動装置の一部分の斜視図。10……キヤリパ−、1
3……ブレーキデイスク、16・・・・・・ハウジング
、17・・・・・・作動部材、18…・・・当後部材、
20・・・・・・回転可能調節部材、22・・・・・・
非回転調節部材、38…・・・従鰯部材、39,40…
…滑りクラッチ、44……コロクラツチ。 −F/6.Z− ‐F/6.2. −F/6−3← F/6.4′
た反動型ディスクブレーキの縦断面図(第2図の1−1
視)。 第2図は第1図の0−ロ視断面図。第3図は第1図及び
第2図のブレーキの平面図。第4図は第1図及び第2図
の作動装置の一部分の斜視図。10……キヤリパ−、1
3……ブレーキデイスク、16・・・・・・ハウジング
、17・・・・・・作動部材、18…・・・当後部材、
20・・・・・・回転可能調節部材、22・・・・・・
非回転調節部材、38…・・・従鰯部材、39,40…
…滑りクラッチ、44……コロクラツチ。 −F/6.Z− ‐F/6.2. −F/6−3← F/6.4′
Claims (1)
- 1 ブレーキ作動およびブレーキ解除のために1つの作
動部材が正逆回転し、該作動部材は少くとも1つのカム
表面を介して1つの当接部材の対応するカム表面と軸方
向に係合するようになされた機械的ブレーキ作動装置の
ための自動的隙間調節装置であって、上記作動部材は1
つの従動部材を介して所定のブレーキ隙間に対応するロ
ストモーシヨンを有するように滑りクラツチに連結され
、さらに該滑りクラツチを介して回転可能調節部材に連
結され、該回転可能調節部材は非可逆ねじを介して非回
転調節部材に螺合し、上記回転可能調節部材および非回
転調節部材は、上記作動部材の回転により一緒に軸方向
に移動することが可能であり、一方向クラツチが上記回
転可能調節部材に組合わされ、それにより、上記回転可
能部材が上記作動部材の復帰回転に追従するのを防止す
るようになされた自動隙間調節装置において、上記一方
向クラツチは上記滑りクラツチ39,40と上記回転可
能調節部材20との間に設けられたコロクラツチ44で
あり、上記滑りクラツチと上記1方向クラツチとは互に
半径方向内側と半径方向外側とに位置するように設けら
れていることを特徴とする自動隙間調節装置。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB4519/74 | 1974-01-31 | ||
GB451974A GB1492391A (en) | 1974-01-31 | 1974-01-31 | Brakes |
GB28028/74 | 1974-06-25 | ||
GB2802874 | 1974-06-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50108465A JPS50108465A (ja) | 1975-08-26 |
JPS6014218B2 true JPS6014218B2 (ja) | 1985-04-12 |
Family
ID=26239198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50013269A Expired JPS6014218B2 (ja) | 1974-01-31 | 1975-01-31 | 機械的ブレ−キ作動装置の自動隙間調節装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014218B2 (ja) |
BR (1) | BR7500580A (ja) |
DE (2) | DE2503875A1 (ja) |
ES (1) | ES434303A1 (ja) |
FR (1) | FR2260031A1 (ja) |
HU (1) | HU170699B (ja) |
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