JPS60141035A - 対向する２局間の送信電力制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 系において，対向する２つの通信局に適用される送信電
力制御方式に関する。

一般に，この種の２局間を結ぶ通信回線は，伝搬する媒
体の状況により回線品質が変化するので。

その変化に対応して良好な回線品質を得るように局で受
信した信号により回線品質を測定して、その結果を符号
比して他方の局に送り、受信した値に応じて送信電力を
制御している。そのために。

回線品質に著しい劣化や、同期外れの状態が生ずると、
他方の局の送信側では、システム許容電力を超えたべ力
で信号を送信することがある。その＠舒には、自回線に
よる信号のパックオフ減少による非直線歪の増加、また
はそれに伴なって送信スペクトラム拡散による他回線（
同一通信系＋’ｔ：たは別の通信系の）への干渉計が増
加する。あるいは、また、適用される通信系が、同一衛
星を中継局として複数の地上局により構成される場合。

送信′電力の増加により中継局トランスｄ？ンダ内の総
電力が許容値を超えると、トランス号？ンダ内の進行波
管において混変調量が増加するために１回線品質の劣化
が全回線に亘って生ずるという欠点があった０ 本発明の目的は、上記従来の欠点を除去し２回線品質に
著しい劣化や、同期外れなどの状態が生じた場合に、送
信電力の増加を抑制することによって、自回線および他
回線への悪影響を防ぐことのできる対向する２局間の送
信電力制御方式を提供することにある。

本発明によれば、対向する２つの通信局無線装置のうち
、少なくとも一方の通信局装置に、受信信号から回線品
質を検出する手段と、該検出された回線品質に応答して
回線品質データを発生する手段と、該回線品質データを
対向局に送出する手段とを備え、他方の通信局装置に、
前記対向局から送出された回線品質データを受信する手
段と。

該受信した回線品質データを受けて、電力設定基準値と
の比較により送信電力制御値を発生する手段とを備え、
該制御値により送信機の送信電力を制御する送信電力制
御方式において、前記一方の通信局装置に、前記回線品
質検出手段の出力と予め決められた回線品質の閾値とを
比較する手段と。

前記受信信号をうけて、該信号の同期外れ全検出する手
段と、前記出殻手段および前記同期外れ検出手段のいす
力かの出力をうけて２回線異常情報を発生する手段とを
伺加し、該回線異常情報発生手段から回線異常情報が発
生すると、該回線異常情報を前記回線品質データに代え
て前記送出手段から送出し、さらに、前記他方の通信局
装置に。

回線異常情報検出手段を設け、前記回線品質データ受信
手段が回線品質データに代って回線異常情報をうけると
、前記異常情報検出手段が該回線異常情報を検出し、該
検出出力によって、前記送信７（１，力１１ｉｌ制御値
発生手段における回線異常情報発生前の制御値、若しく
は電力設定基準値を制御値としてホール１ゝし、該ホー
ルド値によシ送信電力を制御Ｉすることを特徴とする対
向する２局間の送信電力１ｉｔｌｌ徊１方式が得られる
。

ここで１本発明との比較を容易にするために。

従来例について第１図（ａ）および（ｂ）　ｋ参照して
説明する。図（ａ）は対向する２つの通信局のうち、結
ばＪｌ、た通は回線からデータ信号を受信する側の通信
局装置に備えられる送信電力制御装置の構成を。

図（ｂ）は上記結ばれた通信回線へデータ信号を送出す
る側の通信局装置に備えられる送信電力料ａ装置の構成
をそれぞれブロック図により示す。図（ａ）において、
■はエラーレイト検出回路、２は回線品質データ発生回
路を示す。エラーレイト検出回路１は、受信回路により
復調されたデータ信号ａをうけ、別に与えられる誤り訂
正されたのちのデータ信号Ｃにもとすいてエラーレイト
ラ検出する。

検出されたエラーレイトは出力すとして回線品質データ
発生回路２に与えられ、ここでエラーレイトに対応する
数値を表わすディノタル値（（変換さｈ−、回線品質デ
ータｄとして得られる。この回線品質データｄは１図示
されていない回線品質データ送出回路から、別に対向す
る２局間に設けられた専用の制御回線、または双方向通
信における逆方内通、信回線のうちから選定された特定
のチャンネルを介して相手通信局へ送出される。

第１図（ｂ）において、１１は第１加算器、１２は電力
設定基準値発生回路、１３は第２加算器、そして１４は
Ｉ）／Ａ変換器を示す。？ｌ１ｌＩ徊ｊ回線を介して送
らノ１．てき／こ回線品質ブ゛−夕は図示されていない
回線品質データ受信回路を経て第１加算器１１へ品質ブ
゛−タｄ′として与えられる。第１加算器］ｌにおいて
は、この品質データ値′ｄ′と、第２加算器ｌ：３から
一時点前（ｎ時点）に得らノ１−だ送信電力器Ｉ３にｌ
ジえられ、ここで電力設定基準値発生回路１２からの基
準値ｒとめ加算が行われ２次の時点の送信電力制御値ｇ
（ｎ−Ｎ）として出力し、　Ｄ／Ａ変換２（１４に加え
ら）９−る。このＤ／Ａ変換器１４において、送信電力
制御値ｇ（。＋１）Ｉ″ｉｉアナログ値換さり、て送信
機の送信電力制御電圧♂となる。しかし、このような構
成によれば１回線品質の著しい劣化や同１ｕ１夕１わ、
の状態が発生すると２回課品質劣化）４ｅが犬きくなり
、これによって、制御される送信重力はシステムの許容
値号超えてし−まい、前述のごとき回線品質の劣化が生
ずる。

次に１本発明による送信電力制御方式の実施例について
図面を参照して説明する。

第２図（ａ）および（ｂ）は、対向する２つの通信局の
うち、結ばれた通信回線からデータ信号を受信する側の
通信局装置に備えられ５る送信電力制御装置の構成をそ
力、ぞハ、ブロック図により示したものである。なお、
これ等の図において、それぞれ第１図（ａ）および（ｂ
）における符号と同じ符号で示された要素＋ｄ　、そｉ
ｔそれ同じ機能を示すものと承知されたい。第２図（ａ
）　において、その他の要素、３は出力切替回路、４は
比較回路、５は崗１値回路、６は回線異常情報発生回路
、７は同門外れ検出回路。

そして８はフレーム信号発生回路である。また。

第２図（ｂ）において、１５は回線異常情報検出回路。

１６はホールド回路である。このような構成によれば、
エラーレイト検出回路ｌにおいて受け回路を介して与え
られたデータ信号ａｉ判別の結果。

その回線品質の劣化が許容値内にある場合に（ｄ　。

従来例において述べたように、送信側の第１加算器］ｌ
および第２加算器ｌ；３により送信出力制御値ｇ（。＋
１）が得られる。そして、この送信電力制御値ｇ（。＋
１）はホールド回路１６をとおってＤ／Ａ変換回路１５
により送信電力割物１電圧ｉに変換される。

こｉｌ、に対し、エラーレイト検出回路１によるデータ
信号ａを判別の結果１回線品質の劣化が著しく、その値
すが閾値回路５により予め決められた閾値Ｓを超えると
、比較回路４から制御信号Ｓ′が得られる。あるいは寸
だ、受信データ信号ａが同期外れの状態で与えられると
、同期外れ検出回路７はフレーム信号発生回路８のフレ
ーム信号ｆとの比較によりデータ信号ａの同期外れを検
出し。

信号ｆ′ヲ出力する。回線異常情報発生回路６は。

上記比較回路４からの制御信号ｓ／、または同期外れ検
出回路７から信号ｆ′をうけると２回線異常情報をディ
ジタル値ｊにより出力する。出力切換回路３ば、上記回
線異常情報ｊが入力しない限り。

回線品質データｄを出力するが２回線異常情報Ｊが与え
られると９回線品質データｄを遮断し１回線異常情報ｊ
を出力側に導くべく切替えられる。

回線異常情報が制御回線を介して送（菖側に馬えられる
と１回線品質データ受信回路は回線品質データｄ′に代
って回線異常情報、１′ヲ受はする。この回線異常情報
Ｊ′は回線異常情報検出回路１５により検出さｈ−、ホ
ールド回路１６へ制御信号ｋを−りえる。ホールド回路
１６は制御信号に’（ｒ−うけると。

この制御信号の与えられる前の時点にホールド回路１６
の入力端に加えられた送信甫力制術値ｇ′ｆ：ホールド
して出力−１１１１１にホールド値ｈｆＩ：出力する。

このホールド値ばＤ／Ａ変換回路１４により送信電力制
御電圧ｔに変換される。なお、゛上記においては、制御
信号の与えられる前の時点の送信電力制御値ｇをホール
ドするようにしたが、電力設定基準値ｒをホールト゛回
路１Ｇに導いておくことにより、制御信号ｋが力えられ
ると、切替えにより電力設定基準値ｒを送信電力制御値
ｇとしてホールドするようにすることも可能である。

上記の実施例においては１回線異常情報を検出した際の
制御信号ｋによシ第２加算器１３の出力側のホールド回
路１６を制御したが、これに代わる方法として、ホール
ド回路１６を除去し、制御信号ｋ（ｒ−第１加算器１１
に与え２回線品質劣化旨ｅｆ零になるように制御するこ
とによって第２加算器から得られる送信電力制御値ｇｔ
−電力設定基準値にホールドできることは言うまでもな
い。

また、」二記の実施例においては、複数の通信局で構成
されるディノタル通信システムにおいて。

一方向へ通信中の対向する２局間に送信電力制御方式を
適用した場合を例に挙げて説明したが、一般のシステム
においては双方向通信が可能でちり。

したがってそれぞれの局の通信装置の送信機送信電力金
側ｆｆ１１１−Ｊ−る乙とができるよう、双方向に対し
て送信電力制御方式が適用される。さらに、衛星等の中
継局を共用するＩ周波数多重、・または時分割多事によ
る多元接続方式の地上局重信装置にも適用されることは
容易に理解できよう。

以上の説明により明らかなように２本発明によれば１回
線品質に著しい劣化や同期外れなどの状態が生じた場合
に、受信側でその状態を検出し。

こｆ］−ｆ送信側に送ることによって送信電力の増加を
抑制することが可能となり、自回線および他回線への悪
影響を防ぐことができる点２回線品質の維持およびシス
テムの信頼性を向上すべく得られる効果は太きい。

【図面の簡単な説明】

第１図（、）および（ｂ）は１通信回路を挾んで対向す
るそれぞれ送信側通信装置および受１言側通信装置に備
えられる従来の送信電力制御装置を示すプロ７り図、第
２図（、）および（ｂ）は１本発明による実施例として
通信回線を挾んで対向するそれぞれ送信側通信装置およ
び受信側通信装置に備えらｈ２る送信電力制御装置を示
すプロ、り図である。 図において、ｌはエラーレイト検出回路、２は回線品質
データ発生回路、３は出力切替回路、４は比較回路、５
は閾値回路、６は回線異常情報発生回路、７は同期外れ
検出回路、８はフレーム信号発生回路、１１は第１加算
器、１２は電力設定基準値発生回路、１３は第２加算器
、１４はＤ△変換回路、１５は回線異常情報検出回路、
１６はホールド回路である。 第１図 ＜ａ＞ （ｂ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　対向する２つの通信局無線装置のうち、少なくと
   も一方の通信局装置に、受信信号から回線品質を検出す
   る手段と、該検出された回線品質に応答して回線品質デ
   ータを発生する手段と、該回線品質データを対向局に送
   出する手段とを備え。 他方の通信局装置に、前記対向局から送出された回線品
   質データを受信する手段と、該受信した回線品質データ
   を受けて、電力設定基準値との比較により送信重力制御
   値を発生する手段とを備え。 該制御値により送信機の送信可重力を制御ｌする送信電
   力料ｒｆＡ１方式において、前記一方の通信局装置に。 前記回線品質検出手段の出力と予め決められた回線品質
   の閾値とを比較する手段と、前記受信信号をうけて、該
   信号の同期外れを検出する手段と。 前記比較手段および前記同期外れ検出手段のいずれかの
   出力をうけて１回線異常情報を発生する手段とを付加し
   、該回線異常情報発生手段から回線異常情報が発生ずる
   と、該回線異常情報を前記回線品質データに代えて前記
   送出手段から送出し。 さらに、前記他方の通信局装置に１回線異常情報検出手
   段を設け、前記回線品質データ受信手段が回線品質デー
   タに代って回７線異常情報をうけると。 前記異常情報検出手段が該回線異常情報を検出し。 該検出出力によって、前記送信電力制御値発生手段にお
   ける回線異常情報発生前の制御値、若しくは電力設定基
   準値を制御値としてホールドし、該ホールド値により送
   信電力を制御することを特徴とする対向する２局間の送
   信電力制御方式。