JPH0394525A - データ伝送システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、音声回線を用いてデータ伝送を行なうデータ
伝送システムに関する。

〔従来の技術〕

一般に、音声回線を用いるデータ伝送システムは、回線
の有する遅延歪特性により劣化を受けるため、劣化防止
を目的として、変復調装置においては受信側で自動等化
器を有し、マルチポイント構成された変復調装置の場合
、主局側変復調装置の自動等化器のトレーニングは各千
局側変復調装置とデータ伝送を行なうたびに行うものと
なっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のデータ伝送システムでは、主局側変復調
装置と子局側変復調装置とのデータ伝送を行なうたびに
、自動等化器のトレーニングを行なわなければならず、
全般的に伝送効率が低下するといった欠点があった． 〔課題を解決するための手段〕 本発明のデータ伝送システムは、副チャネルを有しマル
チポイント構戒の伝送路に接続された変復調装置におい
て、主局側変復調装置の受信特性が子局のいずれかに送
信側の前記副チャネルを用いて子局側変復調装置の送信
側自動等化器を制御する指令を送信し、各子局側の前記
等化器を所定状態に制御する． 〔実施例〕 次に、本発明について図面を参照して説明する。第１図
は本発明の一実施例のブロック図である。

第１図において、副チャネルを有する変復調装Ｗｌ，２
．３がハイブリッド６，７を介して、伝送路４，５によ
りマルチポイント構或されており、変復調装置１の回線
特性測定部８が変復調装置２との間の伝送路５における
回線特性として、１００Ｈｚごとの伝送損失、および減
衰歪を測定し、ＣＰＵにその測定値を与える。ＣＰＵ９
では測定値に応じた回線特性を補償する自動等化器を調
整制御する指令信号を送出し、これにより副チャネル変
調部１０において送信側副チャネルの搬送波が変調され
、結合器１１により、主チャネルの搬送波と混合された
後、伝送路４を介して子局側変復調装置２へ送信される
。

この送信信号は、子局側変復調装置２においてフィルタ
１２により副チャネルの搬送波が抽出され、副チャネル
復調部１３において復調され指令信号がＣＰＵ１４へ与
えられる。ＣＰＵ１４は制御部１５を介して自動等化器
１６の調整制御を行ない、等化状態を自動的に設定する
。同様に、子局側変復調装置３においても、等化状態を
自動的に設定する。

このようにすると、主局側変復調装置１は子局側のいず
れかに関わらず受信状態を適正に保つことができ、受信
側の等化器の投下能力を削減することが可能となり、ト
レーニング時間を短縮することにより迅速なデータ伝送
を行うことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、マルチポイント構成され
た伝送路で子局側変復調装置の送信側の等化器の設定が
自動的に行なわれ、主局側変復調装置の受信側の等化器
の投下能力を削減することが可能となり、主局側変復調
装置は、トレーニング時にわずかな自動等化を行なうこ
とで、データ伝送が可能となる為、トレーニング時間を
短縮でき、迅速なデータ伝送ができるという効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 １，２．２・・・変復調装置、４．５・・・伝送路、６
．７・・・ハイブリッド、８・・・回線特性測定部、９
，１４・・・ＣＰＵ、１０・・・副チャネル変調部、１
１・・・結合器、１２・・・フィルタ、１３・・・副チ
ャネル復調部、１５・・・制御部、１６・・・自動等化
器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 副チャネルを有しマルチポイント構成の伝送路に接続さ
   れた変復調装置において、主局側変復調装置の受信特性
   が子局のいずれかに送信側の前記副チャネルを用いて子
   局側変復調装置の送信側自動等化器を制御する指令を送
   信し、各子局側の前記等化器を所定状態に制御すること
   を特徴とするデータ伝送システム。