JPS6013589A - カラ−プリンタの駆動制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は１、インパクト型の印字ヘッドと、ないに異る
色のインクを含浸さゼた含浸材との間に被印刷部材を介
在させて印刷を行うカラープリンタに関し、特にその色
替えと被印刷部材を移動するための動力駆動の制御方法
に関するものである。

（従来技術） 第１図に示す如く、プラテンローラ１が互いに異る色の
インクを含浸させた複数の含浸体２を設けていて、ワイ
ヤドツト型等のインバク１へ型の印字ヘッド３との間に
被印刷部材４を介在さゼて、プラテン１コーラ１を回転
させ含浸体２の各々を印字ヘッド３に選択的に対向させ
て印字色を選択１−る−プリンタにおいては、被印刷部
材４が停゛正している状態で印字ヘッド３を支持軸５と
平行に移動しながらプリン１〜出力し、その行のプリン
トが完了すると、プラテンローラ１を例えば第１図にお
りる特上１方向に回転させて印字色を選択し、また被印
刷部材４を図の上方に移動させて行替えするようにして
いるが、これらの動力駆動源を簡略化Ｊるために、第２
図の如く、プラテンローラ１が色選択用ステッピングモ
ータ（図示せず）の軸６と同期結合され、被印刷部材の
送り機構７が一方向クラッチ８等を介して軸６と、送り
方向運動に対して同期結合されるようにして駆動源を共
用した構造にすることが可能である。一方、前記行替え
を行ったとき、印字ヘッド３が、その前の行をプリン１
〜した際に含浸体２に対向した位置を、そのまま繰り返
してたどると、含浸体２が部分的に消耗したり、インク
の滲出が不充分になるおそれがあるので、例えば行の変
更毎にプラテンローラとの対向位置を各回−の含浸体に
ついて、順次変えるようにすることが好ましい。そして
この位置苔えは、含浸体２の表面をま／υべんなく使用
するために、はぼ印字ドツト間隔に相当して細分された
各整定位置に移動することが好ましく、被印刷部材の送
りについても印字ドツト間隔に相当して移動することが
好ましい。しかし色替えにおい゛Ｃプラテンローラ１が
１回に移動する絶対量は、送り［ｅ７が行替えのために
移動する絶対間より著しく大であるので、色替えが迅速
に行われるために、その減速比を小にして、その分だり
移動量の分解能力を増大させておく必要がある。この条
件を満足させるために、−ステッピングモータは、例え
ば以下第３図において説明する如く、２相モータを使用
し、１．２相励磁方式により、初期励磁位相として、人
相の励磁によって位相θ、にモータ回転子が初期リセッ
トされるものとして、図の右方向に順次各励磁を変え、
即ち各励磁の組合わ→λと変えて行くと、回転子が位相
θ１→θ２−〉８つと右方向に移動（回転）して、この
とき一方向クラッチ８が送り機構７との結合を解除して
、送りなしで色替えし、この逆の順序にｗＪｒａを進１
１させ、逆回転させて一方向クラッチ８が前記の結合を
有効にして送りを行うものとし、前記励磁相λからつぎ
の入までの励磁サイクルが何回力１繰り返されてモータ
が１回転するようになって１／）るものとする。そして
送り時には回転子をム相励！＆【こよる適宜のリセット
位置例えば位相θ、あるＩ／）【まθ９にリセットさせ
た後、相隣合９１こリセット位置までの移動による整定
を最小単位として各１リセット位置間を移動させ、色替
え時に番よこの各リセット位置を含め、すべての励磁位
相に適宜移動させて整定させるようにすると、前記減速
１ヒのし桑定と相俟って適正な各応答速度と分解能が保
たれるしかしながら、色替えのためにＡ相以外の各相、
特にＡＢ、Ｂ、△ｂ相のうちの１つがｆｊＪＪ磁された
位置（θ２から０４までの１つの位相）に回転子が整定
していて所定の色が選択されてｌ／）るとき、プリンタ
電源がたまたまＯＦＦされ、その後ＯＮされると、この
ときリセツ（・のために人相励磁されることにより回転
子は位相θ８に向って移動量るので送りが実行されてし
まう。なおＡ相に励磁されていて回転子が位相θ５に整
定していたときは位相θ、あるいはθ９までが互いに等
距離であるので移動方向が不定である。

（目的及び解決手段） 本発明は、各行のプリントが終了した時点でプリンタ電
源がＯＦＦされ、その後ＯＮされたとき、被印刷部材の
不要な送りが実行されないようにＪることであり、被印
刷部材の送りと色替えとに共用しているステッピングモ
ータにＪ３いて、被印刷部材の送り駆動はその一方向回
転に対応さゼて色替え駆動を伴ってなされ、且つ相隣合
った所定の。　互いに同一の励磁相毎にあるいは適宜の
該所定の励磁相毎に整定され、色替え整定の駆動は他方
向回転に対応させてこのとき被印刷部材の送り駆動係合
が解除されるようにしており、行の終りのプリントが終
了したとき被印刷部材の送りが実行されるに先だって、
ステッピングモータを色替え整定方向に移動させてこの
とき最初到達した前記所定の励磁相との対応位置に戻し
ておいて、その位置かうつぎの送り駆動が実行されるよ
うにし、よって行が終了した状態でプリンタの電源をＯ
ＦＦして、その後ＯＮＩ、た場合においても、前記の如
く所定の励磁相との対応位置に戻されているので、初期
設定のための移動がなく、よって不用に被印刷部材が送
り駆動されないようにしたものである。

（実施例） 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

前記従来技術の説明において第１図〜第３図に示した梠
成を兼用し、その駆動制御について第４図の制御の流れ
図を参照しながら説明をすすめる。

なお該制御に係わる制御装置は、図示していないが、マ
イクロコンピュータを主体としていて、プリンタに内蔵
されており、該プリンタに対する入力としてパーソナル
コンピュータ等のプリントデータを受【プてこれをプロ
グラム制御する。まずプリンタの制御用電源が投入され
ると第４図のプロダラムがスタートする。ステッピング
モータは第３図における人相が励磁されてその回転子は
最寄りのＡ相の対応位相（各鎖線で示した位相）のいず
れかに移動した後、図の右方向に回転制御されこのとき
一方向クラッチ８が送り機構７との結合を解除して、よ
って被印刷部材４は移動することなしにプラテンローラ
１が回転される。プラテンローラ１は、本実施例におい
てはＳ個所に等分された回転整定位置Ｎ、〜Ｎｓを有し
ており且つ黒のインクを含浸した含浸体２の特定位置く
先順位ｆｆ１Ｎ＋　）が印字ヘッド３と対向したとき検
出信号を発生覆るようにした位置検出器（図示せず）を
設番ノでいて、該検出信号が発生した時点が入相励磁に
対応しているとその位相にモ〜りがリセットされるよう
になっている。この場合、初期リセットされた位相を第
３図における位相θ１とする。

印字ヘッド３は第１図の左方向移動範囲の端部リセット
位置に移動する。色レジスタＣに、黒色が選択されたと
してＯが入る。プラテンロー５１の現在位置を記憶する
ためのレジスタ（Ｍ）に、黒の先頭位置として番号Ｎ、
（数字１）が入る。つぎにパーソナルコンピュータから
の入力信号を待つ。プリントデータ及び各駆動指令等の
データが制御回路に転送される。プリン１−実行の是非
を示すフラグＨが、実行禁止であるとしてＯとなる。

そしてアドレス指定レジスタ（ＤＡＰ）は転送された一
連のデータについての先頭アドレスを指定づる。アドレ
ス指定レジスタ（ＤＡＰ）によってデータが読出される
。読出し中において、プリント指令がなく、ヘッドリタ
ーン指令がないとき、色指定データが色レジスタ（Ｃ）
に入る。アドレスＤＡＰは１だ【ノ進んで、これがプリ
ント指令であると、１」＝１としてプリント禁止を解き
、アドレスＤＡＰを１だけ前に戻し、プラテンローラ１
の新たな回転整定位置Ｎとして、前記位置Ｎ、〜Ｎ５が
翳１算される。計算された位置Ｎと現在位置との差Ｎ−
Ｍが色替え、ステップ数レジスタ（Ｘ）に入る。なおこ
の値は、正の数のとき、第３図にｄ５ける右方向への移
動に対応しているものとする。

この値が正のときは色替え駆動ステップ数Ｘがそのまま
°用いられるが、Ｏｌまたは角のときはプラテンローラ
′１の総整定数Ｓを加えて正の数に補正される。そして
これらステップ数Ｘをもって色替え駆動される。プラテ
ンローラ１の新たな回転整定位ＩＮＮが現在位置レジス
タ（Ｍ）に入る。アドレスＤＡＰが１だり進み、よって
前記プリント指令となってプリントされる。以下順次ア
ドレスＤＡＰが進んでプリントされ、その行のプリント
が終了して印字ヘッド３が第１図の右方向の移動端に達
すると、ヘッドリターン指令が出る。このときプラテン
ローラ１のリセット駆動ステップ数Ｙが、式Ｙ−８−（
Ｘｍｏｄ　８　＞によって８１算される。ここで（Ｘｍ
Ｏｄ８）はＸを８で割り停したその余り数であり、且つ
Ｘ＜８のときはＸの値に＋８してから同様に耐粋される
ものとする。なおＹの値は、正の数のとき第３図におけ
る右方向への移動に対応しているものとする。この場合
、プラテンローラ１の整定位置Ｎが前記初期値Ｎ１のま
まであるとすると、Ｘ−０であってＹ＝８となって、こ
のとき位相θ１にあるモータ回転子は第３図における右
方向に８スデツプだ１ノ移動して位相θ９に整定する。

整定位置Ｎが前記初期値Ｎ、になく、例えば位相θ２〜
θ８等のときはこれら位相に応じた８以内のステップ数
で位相θ９あるいは第３図の鎖線で示Ｊ“各位相に整定
づ−る。現在位置レジスタ（Ｍ）にＭ＋Ｙの値が入る。

その結果レジスタ（Ｍ）の舶は、プラテンローラ１の総
整定数Ｓを越えないときはそのままの値であり、越えた
ときは弐Ｍ−８によって補正された値となる。印字ヘッ
ド１は第１図の左方向の移動端にリターンする。

フラグＩ−１＝　Ｏとなり、アドレスＤＡＰが１だけ進
む。同様にしＣ各色のプリントが終了して、印字ヘッド
１がリターンすると、紙送り指令が出る。

紙送りステップ数丁はパーソナルコンピュータからのデ
ータに基づいて別途算出されたものであって、紙送りの
ステップ移動はモータ回転子が第３図の左方向に移動す
ることによって実行され、その値Ｔは正の数が該左方向
移動に対応し且つ色替え時と同様にモータ回転子移動の
ステップ数を扱うが、その各整定位置は第３図の各Ａ相
（例えば位相θ１、θ９等）に限定され、よって８の倍
数を扱う。ステップ数Ｔによって被印刷部材４が第１図
の上方に移動して行替えされる。このときのモータ回転
子の各整定位相は第３図におりる各人相（θ１、θ９等
）となる。現在位置レジスタ（Ｍ）の値はステップ数Ｔ
だり戻された値となり、この結果が正のときはそのまま
であり、０または負のときは弐Ｍ＋Ｓによって補正され
る。以下前記の１１−ｉ、色替え駆動等の後、同様にア
ドレスＤＡＰが順次進められてプリントされる。

（効果） 以上の如く、本発明ににれば紙送りと色替えの駆動モー
タを共用したカラープリンタにおいて、インクを含浸さ
ぜた含浸体をまｌυべんなく使用するように設定出来、
その各駆動の応答性もよく、そして電源投入時に不用に
被印刷部材が送られてしまうような不具合が発生するこ
ともなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わるプリンタの要部外観図、第２図
はその１５１１ａｌｌ！略図、第３図はステッピングモ
ータの動作説明図、第４図は制御の流れ図である。 図中、プラテンローラ１は色替え駆動機構、２は含浸体
、３は印字ヘッド、４は被印刷部材、６はステッピング
モータの軸、７は送り駆動機構、８はクラッチ１３１４
ｆａである。 待５′［出願人　蛇の目ミシン工業株式会社第　３　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. インパクト型の印字ヘッドと互いに異る色のインクを含
   浸させた複数の含浸体を設けていて前記印字ヘッド乏含
   浸体との間に被印刷部材を介在させ゛Ｃプリン］〜Ｊる
   プリンタにおいて、前記各含浸体と印字ヘッドとの対向
   位置を相互に変えて印字色を選択する色替え駆動と印字
   行のプリン］・が終了したとき前記被印刷部材を行替え
   駆動す゛る送り駆動とに共通の駆動源としてステッピン
   グモータを用い、前記色替、えの駆動Ｉｌ楢は前記ステ
   ッピングモータと同期結合されており、前記送りの駆動
   ｒｓ溝はクラッチＩＩＩ　栴を介して前記ステッピング
   モータの一方向回転に対して同期結合され他方向回転に
   対して該結合が解放されるものであり、前記ステッピン
   グモータの整定位置とその整定位置間の移動の最小単位
   は送り駆動については互いに所定の同相励磁により且つ
   相隣り合った該励磁の相聞に対応し色替え駆動について
   は前記相隣り合った励磁相を含み該励磁相聞に介在する
   各励磁相手とその相互の相聞に対応しており、前記ステ
   ッピングモータは前記印字行の終了時毎に且つすくなく
   とも前記送り駆動に先だって前記他方向へ移動制御され
   て前記互いに所定の同相励磁による励磁相に対応する位
   相の１つに整定されることを特徴とするカラープリンタ
   の駆動制御方法。