JPH05112039A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH05112039A
JPH05112039A JP27764291A JP27764291A JPH05112039A JP H05112039 A JPH05112039 A JP H05112039A JP 27764291 A JP27764291 A JP 27764291A JP 27764291 A JP27764291 A JP 27764291A JP H05112039 A JPH05112039 A JP H05112039A
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JP
Japan
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paper feed
paper
motor
feed motor
drive
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Pending
Application number
JP27764291A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Ishikawa
英治 石川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙送りの際、例えばカット紙印字,連続紙印
字時の各種記録紙に対応して、モータの駆動条件を制御
し最適化することによって低騒音,低振動,低昇温なモ
ータ駆動を可能にすること。 【構成】 紙送りモータ4に駆動される紙送りローラの
回転量を検出するロータリエンコーダと、フォトインタ
ラプタ10の出力パルスと紙送りモータ4の駆動パルス
との位相差に基づいて紙送りモータドライバ4Aの電圧
を切り替える回路102とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドを走査すること
によって記録を行うシリアルプリンタ等の記録装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シリアルプリンタでは、紙送りモ
ータにステッピングモータを使用し、ギアを組み合せた
減速機構を介して紙送りローラを回転させ、記録用紙を
搬送している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シリアルプリンタの多
くは、カット紙と連続紙の双方に印字が可能な機構を持
ち、それぞれ異なった紙搬送経路および紙搬送機構から
なる。よって、カット紙と連続紙では紙送りモータに必
要とされる最適なモータトルクが異なってくる。また、
カット紙でも紙のサイズ,重さが異なれば紙送りモータ
に必要とされるモータトルクは異なる。連続紙について
も同様である。つまり、モータの騒音,昇温,振動等を
考慮した最適な駆動条件は一様でない。
【0004】しかし、従来のシリアルプリンタでは、紙
送りの際、一様なモータ駆動制御しか行っていないの
で、各条件に最適な制御が行われない。
【0005】そこで、本発明の目的は以上のような問題
を解消した記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、ヘッドを走査することによって記録を行う記
録装置において、紙送りローラの回転量をパルス信号に
変換して出力する回転量検出手段と、前記パルス信号と
前記紙送りローラを駆動する紙送りモータの駆動パルス
信号との位相差を検出する位相差検出手段と、該位相差
検出手段の検出結果に基づき前記紙送りモータの駆動条
件を制御する手段とを具えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、紙送りローラの回転量をパル
ス信号に変換し、そのパルス信号と紙送りモータの駆動
パルス信号の位相差を検知する。そのとき、紙送りに要
する負荷が大きい程位相差が大きくなるので、その位相
差が大きい程紙送りモータに大トルクを発生させるよう
な駆動が行われる。これにより、紙送りモータは脱調す
ることなく、また、過大なトルク発生することもないの
で、騒音や昇温を低く押えることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0009】図1は、シリアルプリンタの紙送り機構の
断面図である。印字ヘッド1は、キャリッジ2に搭載さ
れ、キャリッジ軸3に沿って往復運動を行いながら印字
動作を行う。記録紙6は、紙送りモータ4により駆動さ
れる紙送りローラ5によって搬送され、紙押え板7とプ
ラテン8とによって保持される。印字ヘッド1が1行分
の印字を終了すると、紙送りモータ4を駆動し、紙送り
ローラ5により1/6インチの通常の改行を行う。それ
と同時に、紙送りローラ5の同軸上にマウントされてい
るロータリエンコーダ9も回転し、フォトインタラプタ
10からは紙送りローラの回転量に比例したパルス数を
持つパルス信号が出力される。切り替え機構11によ
り、カット紙印字と連続紙印字の切り替えが可能であ
る。
【0010】図2は、シリアルプリンタの主要な制御構
成を示すブロック図である。図2において、100はこ
の装置の動作,処理の制御手順を実行するCPU、10
0Aは図4にて後述される処理手順等を格納するRO
M、100BはCPU100の処理実行におけるワーク
エリアとして用いられるRAMである。CPU100は
ROM100Aのプログラムに従い、キャリッジモータ
ドライバ101A、紙送りモータドライバ4A、ヘッド
ドライバ1Aを制御駆動し、印字動作を行う。紙送りモ
ータ4は、ステップモータを用い定電圧で駆動する。紙
送りモータ4により駆動される紙送りローラ5上の同軸
上にはロータリエンコーダ9が取付けられ、紙送りロー
ラ5の回転量に比例したパルス数のパルス信号がフォト
インタラプタ10から出力されCPU100で認識され
る。そして、CPU100は紙送りモータドライバ4A
の駆動パルスとフォトインタラプタ10からのパルス信
号の位相差をタイマでカウントする。そのカウント値が
大きい程(位相差が大きい程)紙送り機構の負荷が大き
いので、そのカウント値に応じて電圧切り替え回路10
2の電圧を設定し、モータ駆動電圧の最適化を図る。電
圧切り替え回路102の例を図3に示す。Q1,Q2は
トランジスタ、R1,R2,R3は抵抗である。
【0011】図3は2電圧切り替え回路の一例である。
電圧切り替え信号を“H”レベルに設定すると、トラン
ジスタQ1がオンしてトランジスタQ2にベース電流が
流れオンする。すると、モータ供給電圧VMには高電圧
(VMH>VML)が現れる。それとは逆に、電圧切り
替え信号を“L”レベルに設定すると、トランジスタQ
1がオフしてトランジスタQ2のベース電流が流れなく
なる。その結果トランジスタQ2がオフしてVMには低
電圧VMLが現れる。
【0012】図4は、実施例1のプリンタの動作処理手
順を示すフローチャートである。ステップS1で電源が
投入されると、ステップS2でRAM100Bの初期化
が行われ、ステップS3でホームポジション検知等の初
期動作が行われる。ステップS4では、一度紙送りを行
い、前記負荷検知手段(図2の9,10,100等)に
より紙送り機構の負荷を検知する。そしてその負荷に応
じた紙送りモータ4の駆動電圧を設定する(S5)。次
に、プリンタがホストコンピュータ等とオンライン状態
にあるか否かを判断し(S6)、オンライン状態が選択
されホストから印字データが送られてくると(S7)、
キャリッジモータ101および印字ヘッド1を駆動し印
字を行う(S8)。1行分の印字が終了すると(S
9)、改行のための紙送りを行う(S10)。ここで、
紙送りモータ4は前記手段により設定された駆動電圧で
駆動される。以上のような動作を繰り返すことで印字が
行われる。
【0013】第2の実施例を説明する。シリアルプリン
タの紙送り機構は実施例1と同様である。
【0014】図5は、シリアルプリンタの主要な制御構
成を示すブロック図である。図5において、100はこ
の装置の動作,処理の制御処理を実行するCPU、10
0Aは図7にて後述される処理手順等を格納するRO
M、100BはCPU100の処理実行におけるワーク
エリアとして用いられるRAMである。CPU100は
ROM100Aのプログラムに従い、キャリッジモータ
ドライバ101A、紙送りモータドライバ4A、ヘッド
ドライバ1Aを制御駆動し、印字動作を行う。紙送りモ
ータ4は、ステップモータを用い定電流で駆動する。紙
送りモータにより駆動される紙送りローラ5の同軸上に
はロータリエンコーダ9が取付けられ、紙送りローラの
回転量に比例したパルス数のパルス信号がフォトインタ
ラプタ10から出力されCPU100で認識される。そ
して、CPU100は紙送りモータドライバ4Aの駆動
パルスとフォトインタラプタ10からのパルス信号の位
相差をタイマでカウントする。そのカウント値が大きい
程(位相差が大きい程)紙送り機構の負荷が大きいの
で、そのカウント値に応じて電流切り替え回路103の
電流を設定し、モータ駆動電流の最適化を図る。電流切
り替え回路103の一例を図6に示す。
【0015】図6は自励式の定電流チョッパ駆動を行
い、その駆動電流を切り替えるための回路であり、Q3
〜Q6はトランジスタ、D1〜D5はダイオード、D
6,D7はツェナダイオード、R4〜R14は抵抗、A
1はコンパレータ、L1は紙送りモータのA相巻線、L
2は同じく逆(反転)A相の巻線である。
【0016】CPU100からの紙送りモータ駆動信号
(励磁信号A)によりA相が励磁されると(“H”レベ
ルにする)、モータの巻線抵抗およびインダクタンスで
決まる時定数にしたがってA相の巻線電流が増加し、コ
ンパレータA1の+入力が{(1+r)Vref−V
L}/r,(ただし、r=R5/R4,VL:コンパレ
ータA1の“L”レベル出力,Vref:コンパレータ
A1の−入力電圧)になったとき、トランジスタQ3は
オフになり、A相の巻線電流は減少していく。その後コ
ンパレータの+入力が{(1+r)Vref−VH}/
r,(ただし、VH:コンパレータA1の“H”レベル
出力)になったとき、トランジスタQ3はオンになり、
再び巻線電流が増加し、その繰り返しにより定電流駆動
が行われる。上記のように、巻線電流、つまりモータ電
流はコンパレータA1の−入力電圧Vrefにより決定
されるので、Vrefを変えることによりモータ電流を
変えることができる。今、電流切り替え信号を“L”レ
ベルにするとトランジスタQ4はオフして、Vrefは
V2の抵抗R6と抵抗R7の分圧されたもの、つまり
{R7/(R6+R7)}* V2となり、Vrefによ
り決定されるモータ電流(大電流)が流れる。次に、電
流切り替え信号を“H”レベルにすると、トランジスタ
Q4はオンして抵抗R8がR7と並列に挿入され、結果
的に、
【0017】
【数1】Vref=(R7*R8*V2+R6*R7*Vsat)/(R6*
R7+R7*R8+R8*R6) (ただし、Vsat :トランジスタQ4の飽和電圧)とな
り、それに対応したモータ電流(小電流)が流れる。
【0018】図7は、実施例2のプリンタの動作処理手
順を示すフローチャートである。ステップS1で電源が
投入されると、ステップS2でRAM100Bの初期化
が行われ、ステップS3でホームポジション検知等の初
期動作が行われる。ステップS4では、一度紙送りを行
い、前記負荷検知手段により紙送り機構の負荷を検知す
る。そして、その負荷に応じた紙送りモータ4の駆動電
流を設定する(S5)。次に、プリンタがホストコンピ
ュータ等とオンライン状態にあるか否かを判断し(S
6)、オンライン状態が選択され、ホストから印字デー
タが送られてくると(S7)、キャリッジモータ101
および印字ヘッド1を駆動し印字を行う(S8)。1行
分の印字が終了すると(S9)、改行のための紙送りを
行う(S10)。ここで、紙送りモータ4は前記手段に
より設定された駆動電流で駆動される。以上のような動
作を繰り返すことで印字が行われる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
紙送りの際、例えばカット紙印字,連続紙印字時の各種
記録紙に対応して、モータの駆動条件を制御し最適化す
ることによって低騒音,低振動,低昇温なモータ駆動が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェットプリンタの紙送り機構の断面図
である。
【図2】本発明の第1の実施例の回路ブロック図と位相
差の説明図である。
【図3】同第1の実施例の電圧切り替え回路を示す図で
ある。
【図4】同第1の実施例の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図5】本発明の第2の実施例の回路ブロック図と位相
差の説明図である。
【図6】同第2の実施例の定電流駆動回路(2電流切り
替え回路)を示す図である。
【図7】同第2の実施例の処理手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 2 キャリッジ 3 キャリッジ軸 4 紙送りモータ 5 紙送りローラ 6 記録紙 7 紙押え板 8 プラテン 9 ロータリエンコーダ 10 フォトインタラプタ 11 カット紙と連続紙の切り替え機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドを走査することによって記録を行
    う記録装置において、紙送りローラの回転量をパルス信
    号に変換して出力する回転量検出手段と、前記パルス信
    号と前記紙送りローラを駆動する紙送りモータの駆動パ
    ルス信号との位相差を検出する位相差検出手段と、該位
    相差検出手段の検出結果に基づき前記紙送りモータの駆
    動条件を制御する手段とを具えたことを特徴とする記録
    装置。
JP27764291A 1991-10-24 1991-10-24 記録装置 Pending JPH05112039A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27764291A JPH05112039A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27764291A JPH05112039A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05112039A true JPH05112039A (ja) 1993-05-07

Family

ID=17586278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27764291A Pending JPH05112039A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 記録装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05112039A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002052768A (ja) * 2000-05-10 2002-02-19 Eastman Kodak Co 信号中の位相シフトを決定する方法
JP2018186597A (ja) * 2017-04-24 2018-11-22 キヤノン株式会社 モータ制御装置、シート搬送装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002052768A (ja) * 2000-05-10 2002-02-19 Eastman Kodak Co 信号中の位相シフトを決定する方法
JP2018186597A (ja) * 2017-04-24 2018-11-22 キヤノン株式会社 モータ制御装置、シート搬送装置及び画像形成装置

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