JPS62251167A - シリアルプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 一文字分の印字領域を総て塗りつぶすような、活字面積
が異常に大きい特定文字を印字する際、印字圧力を高め
るため、ハンマ駆動電流を多くするのでは無く、通常の
活字を印字する／％ンマ駆動電流と同一電流で複数回ハ
ンマを駆動する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は活字選択を行いハンマを駆動して印字するシリ
アルプリンタに係り、特に活字面積が異常に大きい特定
文字の印字を行う際、該ハンマを複数回駆動して印字す
るシリアルプリンタに関する。

近年、各種情報処理装置の普及に伴い、各種のプリンタ
が開発され、実用化されているが、特に高い印字品質が
要求される場合に、活字ホイールを用いるシリアルプリ
ンタが使用されている。

このシリアルプリンタでは活字ホイールを回転させて活
字選択を行うが、この活字選択の駆動源として、パルス
モータが用いられ、活字選択が完了した時点で、パルス
モータをロックすることにより、所望の活字をハンマの
直前に停止させ、ハンマを駆動して印字する。

ところで、例えば−文字骨の印字領域を総て塗りつぶす
ような、活字面積が異常に大きい特定文字を印字する場
合、通常の活字を印字する時と同一の印字圧力では、印
字面積が大きいため、リボンを印刷用紙に圧着する力が
不足する。

従って、印字濃度が低下することとなるが、印字むらの
発生は防止する必要がある。

〔従来の技術〕

第３図はシリアルプリンタの主要部を示す斜視図である
。

第３図に示すように、プラテン１には印刷用紙２がセッ
トされ、プラテン１の前面、図中左方にはキャリッジ３
が、プラテン１と平行に設けられたガイドシャフト４に
摺動自在に嵌合し、又キャリッジ３は同様に、プラテン
１に平行に設けられた送りネジ５に嵌合している。

送りネジ５はベルト６等を介してスペースモータ７に接
続されているため、送りネジ６はスペースモータ７の正
回転によって、ガイドシャフト４に案内されるキャリッ
ジ３を図中矢印Ａ方向に移動させ、スペースモータ７の
逆回転により、キャリッジ３を矢印Ｂ方向に移動させる
。

キャリッジ３にはパルスモータ８、及びハンママグネッ
ト９が搭載され、図示していないモータ軸には活字ホイ
ール１０が着脱自在に取付けられている。

活字ホイール１０には、放射状に形成されたアームの先
端に、活字１０ａが等間隔で全周にわたり設けられてお
り、パルスモータ８を駆動することにより、活字ホイー
ル１０を図中矢印Ｅ方向又はＦ方向に回転させ、所望の
活字を選択することが出来る。

ハンママグネット９のハンマ９ａは、活字ホイール１０
の上端の活字１０ａの背面に対向しており、ハンママグ
ネット９の励磁により、ハンマ９ａが図中矢印Ｃの方向
に移動して活字１０ａを押し出し、励磁解除によって矢
印り方向に戻って復旧する。

スペースモータ７の正回転により、矢印Ａ方向に移動す
るキャリッジ３が、印字位置に到達し、パルスモータ８
の回転により、活字ホイール１０が回転して、印字すべ
き活字１０ａが選択され、ハンマ９ａに対向した位置に
ロックされると、ハンママグネット９が励磁され、活字
ホイール１０の背面からハンマ９ａが活字１０ａを、図
示省略したリボンを介して、印刷用紙２とプラテン１に
衝突させて印字する。

一行分の印字が完了すると、図示省略した用紙送り機構
により、印刷用紙２は矢印Ｇ方向に所定量だけ移送され
る。

第４図はハンママグネット駆動回路の一例を示すブロッ
ク図である。

制御部１１は比較回路１３に基準電圧Ｅを送出しており
、比較回路１３は抵抗Ｒから入る電圧が、この基準電圧
Ｅより低いと“１″をＡＮＤ回路１２に送出する。

制御部１１はプロセッサからハンマ９の駆動を指示され
ると、ＡＮＤ回路１２に“１”を送出するため、ＡＮＤ
回路１２はトランジスタＴＲをオンとする。従って、電
源Ｖｄからハンママグネット９の励磁捲線Ｍを経て、ト
ランジスタＴＲを通り、抵抗Ｒに電流が流れる。

この電流により抵抗Ｒに発生する電圧が、前記基準電圧
Ｅより大きくなると、比較回路１３は“０”をＡＮＤ回
路１２に送出するため、ＡＮＤ回路１２はトランジスタ
ＴＲをオフとする。この時、ダイオードＲＣは励磁捲線
Ｍに発生するエネルギーを吸収する。

従って、抵抗Ｒに流れる電流が低下し、抵抗Ｒに発生す
る電圧が基準電圧Ｅより低くなると、比較回路１３は又
″１”をＡＮＤ回路１２に送出する。

第５図は第４図の動作を説明する図である。

縦軸をハンママグネット９のＩｌ］磁捲線Ｍに流れる電
流、横軸を時間とすると、上記の如く比較回路１３が動
作するため、ハンママグネット９の励磁捲線Ｍに流れる
電流は、第５図の実線で示す如く、一定電流値に達する
と、オン／オフを繰り返すトランジスタＴＲの動作によ
り、銅山状波形となり、一定の電流値を維持する。

従来は活字面積の異常に大きい特定文字の印字を行う場
合、制御部１１はプロセッサの指示により、基準電圧Ｅ
を高くし、第５図の点線で示す如く、ハンママグネット
９の励磁捲線Ｍに流れる電流値を大きくしていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の如く、従来は活字面積の異常に大きい活字の印字
を可能とするため、ハンママグネット駆動回路の素子を
規格の大きなものに変更して、ハンママグネットに流す
電流を大きくしている。従って、コストが上昇すると共
に、活字ホイールも強い力でたたかれるため、寿命が短
くなるという問題がある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図である。

１５はワードプロセッサの如き上位装置、１６゛は上位
装置１５の表示部、１７は上位装置の本体、１８は命令
やデータを本体１７に入力するキーボードである。

１９は上位装置１５の制御により文字等を印刷するシリ
アルプリンタ、２０は上位語Ｗ１５が送出する印字デー
タから、特定文字の印字コードを検出し、ハンママグネ
ットの駆動を制御する制御手段である。

シリアルプリンタ１９の制御手段２０は、指定された特
定文字の印字コードと活字ホイールの活字との対応を調
べ、所定の活字を選択すると共に、ハンママグネットを
複数回駆動する信号を第４図制御部１１に送出する構成
とする。

〔作用〕

上記構成とすることにより、シリアルプリンタは特定文
字を印字する場合、制御手段が送出するハンママグネッ
ト駆動信号により、複数回ハンマを駆動し、該特定文字
の活字を印字することが出来る。

〔実施例〕

第２図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図であ
る。

プロセッサ２１はＲＯＭ２２に格納されているプログラ
ムを読出して動作する。インタフェース回路２４を経て
上位装置から印字データが送られてくると、プロセッサ
２１は一旦ＲＡＭ２３に格納した後、この印字データを
読出す。

プロセッサ２１は印字データから印字位置データを抽出
すると、印字開始位置を算出して、スペース制御回路２
６に送出し、スペース制御回路２６はスペースモータ７
を駆動してキャリッジを印字位置に位置付けする。

又プロセッサ２１は印字データから印字コードを抽出し
て、活字ホイールの活字と照合し、活字ホイールの回転
量と回転方向を算出する。

プロセッサ２１はこの回転量と方向を活字選択制御回路
２５に送出し、活字選択制御回路２５はパルスモータ８
にパルスを送出して活字ホイールを回転させ、所定の活
字を印字位置に停止させる。

ここで、プロセッサ２１はハンママグネット駆動回路２
９を経て、ハンママグネット９を駆動し印字させる。

プロセッサ２１は特定文字、例えば−文字領域全部を塗
りつぶす印字面積の大きい活字の印字コードを検出する
と、現在印字位置にある活字からの回転量と回転方向を
算出し、活字選択制御回路２５を経てパルスモータ８を
駆動し、活字ホイールを回転させ、特定文字の活字を印
字位置に停止させる。

そして、ハンママグネット駆動回路２９の制御部１１　
（第４図）に、予め定めた所定回数のハンマ駆動信号を
送出し、該所定回数ハンママグネット９を駆動して印字
させる。

プロセッサ２１は一行分の印字が済み、改行コードを検
出すると、改行制御回路２７を経て改行モータ２８を駆
動し、印刷用紙送りを行わせる。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明は活字面積が異常に大きい活
字を印字する時、ハンママグネットに通常印字と同じ電
流を供給することが可能で、回路を変更する必要が無く
、且つ活字ホイールの寿命を縮めることも防止出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図、 第３図はシリアルプリンタの主要部を示す斜視図、第４
図はハンママグネット駆動回路の一例を示すブロック図
、 第５図は第４図の動作を説明する図である。 図において、 １はプラテン、　　　　２は印刷用紙、３はキャリッジ
、　　　４はガイドシャフト、５は送りネジ、　　　６
はベルト、 ７はスペースモータ、８はパルスモータ、９はハンママ
グネット、 １０は活字ホイール、 １１は制御部、　　　　１２はＡＮＤ回路、１３は比較
回路、　　　１５は上位装置、１Ｇは表示部、　　　　
１７は本体、 １８はキーボード、　　１９はシリアルプリンタ、２０
は制御手段、　　　２１はプロセッサ、２２はＲＯＭ、
　　　　　　２３はＲＡＭ、２４はインタフェース回路
、 ２５は活字選択制御回路、 ２６はスペース制御回路、 ２７は改行制御回路、　２８は改行モータ、２９はハン
ママグネット駆動回路である。 シ）７’Ａ−ｒｇ、＞りの■舒左鍔棄’ＨＬｒｆｎ第　
３　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 上位装置（１５）が送出する印字データに基づき、活字
   ホイールから印字すべき活字を選択し、ハンマを駆動し
   て印字するシリアルプリンタ（１９）において、 特定文字の印字を指示された場合、前記ハンマを複数回
   駆動して該特定文字を印字するように制御する制御手段
   （２０）を設けたことを特徴とするシリアルプリンタ