JPS60130990A - 有料テレビ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、同軸ケーブルにより有料テレビ信号と一般放
送テレビ信号とが混合されて伝送されるシステムに用い
られる有料テレビ装置に関する。

従来例の構成とその問題点 ＣＡＴＶシステムの発展に伴い、システムの多チャンネ
ル化が要求されている。特に、ホテルではお客へのサー
ビスとして、ホテル内の案内、観光案内のほか、特別に
料金を支払って見てもらう有料番組等のサービス提供に
より、ホテルイメージの向上、顧客確保等を図ろうとし
ている。

しかし、従来の′主流であるコインタイマ一方式の有料
テレビシステムでは、現金の回収等の人件費の問題、無
料聴視の問題があった。また、現在一部のホテルで実施
されているデータ伝送による有料テレビシステムにおい
ても、人件費の問題は解決されても、有料チャンネルに
スクランブルをかけて送出されない限り、無料聴視の問
題は依然として残る。

その結果端末装置の入出力同軸ケーブルが盗聴視のため
に外されないように工夫したり、テレビ受像機のチュー
ナ同調回路に触れさせないように開けられないケースを
被せるといった改造を施しているのが実情である。

又ホテル有料テレビシステムにおいては、一般無料テレ
ビ信号と有料テレビ信号を全である一定の出力周波数（
例えば東京波の場合はＣ）（２、大阪波の場合Ｃ）（１
）で出力する受信端末装置がある。

この場合、受信端末装置により全て選局でき、便利であ
るが、内蔵されるコンバータはダブルス−パーバンド方
式となり、非常々コストアップ要因となる。しかも無料
聴視の問題も未解決である。

第１図にこのような従来の一例の周波数配列ａとシステ
ム系統図すを示す。

一般放送テレビ信号（無料）はアンテナ１より受信し、
有料テレビ信号はＶＴＲ２等の映像信号を変調器３によ
り変調され、前記一般放送テレビ信号と混合され、ヘッ
ドエンド４によりそれぞれ増幅されて送出される。受信
側は受信端末装置５を介してテレビ６を聴視しているが
、その情報はセンターのＣＰＵ７によりデータ変調器８
とデータ復調器９を用いてポーリングで、常時、各部屋
の端末を監視している。１ｏは双方向アンプである。

受信端末装置の出力周波数はチャンネル１かチャンネル
２の固定であるため、周波数配列はａのようにミツドバ
ンドに選定している。受信端末装置５内のローカル周波
数は、水晶振動子の入手のしやすい下側に設定すること
になる。従って、有料チャンネル配列可能なミツトノく
ンド帯域（１１０比〜１６８１１１ｈ）を考慮に入れ端
末装置出力周波数をチャンネル２一定とすると、ローカ
ル周波数は１４県〜７２犀となる。チャンネル１の場合
、ローカル周波数は２０謂〜７８！Ｉ％Ｉ＋となる。

このようなシステムでは、部屋の受信端末装置５の入出
力端子を外して直接接続しかつ、テレビ６のローカル倣
調整ツマミを回せば、特にプリセット方式の電子チュー
ナでは簡単に無料聴視が可能となる。又、受信端末装置
６の入出力端子を直接接続しないまでも、隣接伝送の場
合は複数の有料テレビ信号はコンバータ部で群変換され
るため、隣接チャンネルも受信端末装置５から出力され
てしまう。例えば、コンバータ部の出力がチャンネル２
であれば、チャンネル１と３とにも出力されていること
になる。従って、この状態からテレビ６のチューナをチ
ャンネル２から１又は３に選局することにより、有料料
金１波分で３波分見ることが可能となる。

次に、上記の無料聴視という問題からミツトノくンド帯
の映像搬送波を音声搬送波より４．５１１１ｋ　高い所
にした有料テレビ信号は、当然、受信端末装置６内のコ
ンバータ部の上側のローカルにより群変換されることに
なる。この場合、隣接伝送時は上記と同様の問題を残し
、受信端末装置６の入出力端子を外して直接接続しかつ
テレビ６のローカルを動かして受信しても、効果は上る
が根本的な無料聴視対策にはならない。しかも、受信端
末装置５内のローカル周波数は、出力周波数をチャンネ
ル２一定とすると、２１３Ｗ４＋Ｌ〜２６６１４（＋、
チャンネル１の場合にはローカル周波数は２０　？　ｈ
ｌｈ〜２６９＆ｔ＆となり、ＶＨＦ帯）・イノ（ンドの
チャンオル１０以上に妨害金与える可能性がある。

第２図に上記説明の周波数関係を示す０図中、ａはミツ
ドバンドに有料チャンネルを配置した場合の受信端末装
置５内のローカル周波数帯、図中、ｂはミツドバンドに
映像搬送波と音声搬送波を逆転させた場合のローカル周
波数帯、実線は受信端末装置６内のコンバータ部の出力
をチャンネル２に破線はチャンネル１に周波数変換した
場合をそれぞれ示す。

次に有料テレビ信号をスー・（−〕・イノ（ンドに配列
し、式（１）の様な関係式の場合を考える。有料チャン
ネル数は９波で隣々接伝送とする。このスーパーハイバ
ンドは現行テレビセットチューナでは、バリキャップの
性能から選局が不可能な所である０映像搬送波周波数（
八１＆）−音声搬送波周波数（λｔ＆）−４，５（計）
　・・・・・・・・（１）この場合、受信端末装置５の
ローカル周波数は第３図ａの様になる。破線は、受信端
末装置５内のコンバータ部の出力をチャンネル１にて一
定にした場合で１４６＋４（１〜２４２１Ｍであり、実
線は出力をチャンネル２にして一定にした場合で、１４
○λ社〜２３６庫になる。

このように、無料聴視対策の改善にはなるが、一般放送
であるＶＨＦ帯のハイバンド全般に渡ってしまい、妨害
を与えるため、９波の有料チャンネルは設定できない。

発明の目的 本発明は、有料テレ甘のみを周波数変換し、一定出力チ
ャンネルで送出する受信端末装置において、無料聴視の
問題を解決し、他のチャンネルへの妨害によるビート問
題も考慮しかつコストの低減化を図ることができるシス
テムを提供するものである。

発明の構成 本発明においては、任意の周波数帯に映像搬送波周波数
と映像搬送波周波数から４．５用引いた周波数を音声搬
送波周波数とした複数のテレビ信号を隣々接間隔で配列
した有料テレビ信号と一般放送テレビ信号とを混合して
同軸ケーブルに送出されている回線に受信端末装置を配
置する。

その受信端末装置は、受信端末装置チャンネル切替スイ
ッチにより、一般放送選局時は一般放送テレビ信号を受
信端末装置を通過させかつ有料テレビ信号選局時は有料
テレビ信号を受信端末装置内蔵のコンバータ部に入力さ
せるようにする。

マタ、コンバータ部のローカル周波数を有料テレビ信号
の搬送波周波数の上側でかつ上記受信端末装置の出力周
波数を一定にするように設定し、コンバータ部の出力信
号をチャンネル専用バンドパスフィルタに接続し、コン
バータ部の出力レベルとチャンネル専用バンドパスフィ
ルタの隣々接チャンネルでの減衰レベルとの差を所定以
上にするようにした。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について図面を参照しつつ説明
する。

本発明においては、以上のよう々問題点を排除するため
に、スーパーハイバンドの有料テレビ信号の映像搬送波
と音声搬送波との関係を式（２）のようにして、ローカ
ル周波数の一般放送テレビ信号への妨害を防ぐと同時に
、無料聴視対策の改善効果を上げ、有料チャンネル信号
の隣々接伝送配列を図ることにより、受信端末装置内出
力チャンネル抜取シ専用バンドパスフィルターの設計を
容易にし、無料聴視対策の完全性を図っている。

映像搬送波周波数（庫）＝音声搬送波周波数（計）−４
，６條）　・・・・・・・・（２）第３図すは本システ
ムの場合のローカル周波数帯を表わしている。受信端末
装置内のコンバータ部の出力をチャンネル１にした場合
が破線で、３３３庫〜４２９１１ｈになり、チャンネル
２にした場合が実線で、３３９庫〜４３６庫となり妨害
は全くない。しかも、スーパーノ・イバンドに有料テレ
ビ信号を配列した場合、最大９波取れるのに対し、ミツ
ドバンドの場合で隣々接伝送の場合は最大６波しか取れ
ない（第２図へ参照）。

次に、本システムに使用される受信端末装置を説明する
。その全体系統図第４図に示す。

受信端末装置では、センターで、スーパーノ・イバンド
に隣々接関係で配列された有料テレビ信号とアンテナで
受けた一般放送テレビ信号と、ＣＰＵから送出されるデ
ータ信号を変調した搬送波信号とがヘッドエンドで混合
増幅されて、同軸ケーブルで構成される伝送ラインへ送
出された信号を受信する。

テレビ信号とデータ搬送波信号とは、第４図の受信端末
装置の入力端子１１へ入力され、データ搬送波は分岐器
１２からモデム１３で復調され、制御部１４へ加えられ
る。テレビ信号は、分岐器１２を介してリレースイッチ
１５に入力される。

今、チャンネル切替スイッチ部１６の切替モードを一般
放送テレビ側に選択すると、制御部１４からの出力でリ
レースイッチ１５をａ側にし、テレビ信号は、スーパー
ハイバンドをカットする口一パスフィルタ１７を介して
混合器１８に入力され、出力端子１９からそのまま送出
される。従って、一般放送テレビ信号の無料チャンネル
を見る場合はテレビセクトのチューナにより選局するこ
とができる。

次に、有料テレビ放送を聴視しだい場合は、チャンネル
切替スイッチ１６での有料テレビ信号の所望のチャンネ
ルスイッチを選択する。すると、制御部１４からの信号
でリレースイッチ１６をｂ側にする。そして、有料テレ
ビ信号のみ通過するバンドパスフィルタ２０を介してコ
ンバータ部２１の混合器２２に入力される。一方、制御
部１４からは選局チャンネルに対応したコードが送出さ
れ、プログラマブルカウンター内蔵のＰＬＬ回路のＶＣ
○からなるローカル発振器２３を制御し、ローカル周波
数を決定する。ここで決定されたローカル周波数により
前記有料テレビ信号が群変換され、希望チャンネルのテ
レビ信号のみがチャンネル１又はチャンネル２のバンド
パスフィルタ２４により選択されて、混合器１８を介し
て出力端子１９から出力される。この場合、テレビ受像
機は通常、チャンネル１か又はチャンネル２を受信する
ように設定しておく。

バントバスフィルタ２４は群変換された有料テレビ信号
の内から希望チャンネルを選択するためにチャンネル１
又は２を選択するものであるため、帯域外減衰量は、式
（３）のようにしなければならない。すなわち、コンバ
ータ部２１内の混合器２２の出力を■。、バンドパスフ
ィルタ２４の隣々チャンネル減衰量レベルをＬとすると
、 ｖ０／Ｌ≦４ｏ　（ｄＢ）　−（３） 一方、モデム１３で復調されたデータ信号は制御部１４
に入力され、解読されてセンターからの命令に従い、応
答信号を送出する。これが上シ信号として、同軸ケーブ
ル伝送系の双方向アンプを介してセンターへ送られる。

センターでは、受信端末装置からのデータ信号をデータ
復調器により復調し、各部屋の視聴チャンネル又は端末
の状態を管理している。

発明の効果 このように本発明によれば、受信端末装置のコストの低
減化を図り、無料聴視の問題を解決することができる。

さらに、他のチャンネルへのビート妨害も解決でき、ホ
テルシステム等の多チヤンネル化対応によりサービス向
上が期待できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図ａ、ｂは従来例の有料テレビ装置に用いられてい
たチャンネル周波数配列図および有料テレビシステムの
ブロック図、第２図ａ、ｂは従来例の有料チャンネルの
配列をした場合とその有料チャンネルの映像音声搬送波
の位置を変えた場合とのローカル周波数との関係を示す
周波数配列図、第３図１σ神従来例の有料チャンネルの
配列をミツドバンドからスーパーハイバンドに移動した
場合と本発明の一実施例における有料テレビ装置に用い
られる場合とのローカル周波数との関係を示す周波数配
列図、第４図は本発明の一実施例における有料テレビ装
置に使用される受信端末装置のブロック図である。 １１・・・・入力端子、１２・・・・・分岐器、１３・
・・・・・モデム、１４・・・・・・制ＭＬ　１５・・
・・・リレースイッチ、１６　・・・チャンネル切替ス
イッチ、１７・・・・ローパスフィルタ、１８・・・・
・・混合器、１９・・・・出力端子、２○・―・・バン
ドパスフィルタ、２１・・・・・コンバータ部、２２・
・・・・混合器、２３・・・・・・ローカル発振器、２
４・・・・バントハスフィルタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 任意の周波数帯に映像搬送波周波数と映像搬送波周波数
   から４．５！ｌｈ　引いた周波数を、音声搬送波周波数
   とした複数のテレビ信号を隣々接間隔で配列した有料テ
   レビ信号と一般放送テレビ信号とを混合して同軸ケーブ
   ルに送出されている回線に受信端末装置を配置し、その
   受信端末装置は、受信端末装置チャンネル切替スイッチ
   により、一般放送選局時は一般放送テレビ信号を受信端
   末装置を通過させかつ有料テレビ信号選局時は有料テレ
   ビ信号を受信端末装置内蔵のコンバータ部に入力させる
   ようにするとともに、上記コンバータ部のローカル周波
   数を有料テレビ信号の搬送波周波数の上側でかつ上記受
   信端末装置の出力周波数を一定にするように設定し、上
   記コンバータ部の出力信号をチャンネル専用バンドパス
   フィルタに接続し、上記コンバータ部の出力レベルと上
   記チャンネル専用バンドパスフィルタの隣々接チャンネ
   ルでの減衰レベルとの差を所定以上にしたことを特徴と
   する有料テレビ装置。