JP3122500B2 - Catvシステム - Google Patents

Catvシステム

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JP3122500B2
JP3122500B2 JP28144891A JP28144891A JP3122500B2 JP 3122500 B2 JP3122500 B2 JP 3122500B2 JP 28144891 A JP28144891 A JP 28144891A JP 28144891 A JP28144891 A JP 28144891A JP 3122500 B2 JP3122500 B2 JP 3122500B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CATV(Cable Tele
vision または Community Antenna Television)シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】CATVシステムは、CATVセンタと
複数の受信契約者のCATV端末装置との間を伝送ケー
ブルを介して有線で結び、CATVセンタ側から自主放
送番組やオンエアされている商業放送番組を受信契約者
のCATV端末装置に提供するようにしたシステムであ
る。最近ではデータ通信も行われるようになった。ま
た、CATV端末装置側からCATVセンタ側への信号
(上り信号)の伝送が可能な双方向CATVシステムも
出現している。CATVシステムのうち、学校やホテル
等でのシステムCCTV(Closed Circuit TV)と呼
んで区別する場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のCATVシ
ステムにおいては、放送チャンネルが不足していたた
め、特に有料番組としての同一番組を所定の時間間隔、
例えば30分間隔で放送することはせずに、再放送を行
う場合でも、不特定の時間帯で放送するのが一般的であ
った。
【0004】したがって、ある放送プログラムの放送中
に視聴を中断せざるを得ない事態が生じ、別の時間帯に
中断した放送プログラムと同一の放送プログラムの見損
ねた部分を視聴したい場合には、次の再放送を待つか、
あらかじめその再放送の開始時刻を調べ、VTR等で録
画しておく必要があった。
【0005】したがって、再視聴を行うための手間が多
く、場合によっては再視聴し損ねてしまうという不具合
があった。そこで本発明は、ある番組の視聴を中断して
も、次の再放送時にその続きを容易に視聴することがで
きるCATVシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、テレビジョン信号を送信するCATVセンタ
と、当該テレビジョン信号を伝送する伝送路と、前記テ
レビジョン信号を受信する複数のCATV端末装置と、
当該複数のCATV端末装置に接続された受像機と、を
備えたCATVシステムにおいて、前記CATVセンタ
は、少なくとも同一の放送プログラムを相異なるチャン
ネルで相異なる時間帯に放送するととともに、送信すべ
き前記テレビジョン信号に前記同一の放送プログラムを
放映しているチャンネルを結合するリンクデータおよび
前記各チャンネルごとの放映開始時刻を示す開始時刻デ
ータを重畳して送出する変調手段を有し、前記CATV
端末装置は、ある放送プログラムの視聴を中断した際に
前記開始時刻データに基づいて当該放送プログラムの放
映開始時刻から中断時刻までの経過時間である中断経過
時間を演算して記憶する中断時間演算手段と、視聴再開
時に前記リンクデータに基づいて視聴中断時に視聴して
いたプログラムと同一のプログラムを放映中のチャンネ
ルを選択する放映チャンネル選択手段と、前記選択され
た各チャンネルの前記開始時刻データに基づき前記各チ
ャンネルにおける放映開始時刻から前記視聴再開時まで
の経過時間をそれぞれ演算する経過時間演算手段と、前
記演算した各チャンネルの経過時間と前記中断経過時間
との差に応じて、所定チャンネルを選択するチャンネル
選択手段と、前記選択されたチャンネルのテレビジョン
信号を前記受像機に映出する受信制御手段と、を備えて
構成する。
【0007】
【作用】本発明によれば、CATVセンタは、同一の放
送プログラムを相異なるチャンネルで相異なる時間帯に
放送するととともに、変調手段により送信すべきテレビ
ジョン信号に少なくとも同一の放送プログラムを放映し
ているチャンネルを結合するリンクデータおよび前記各
チャンネルごとの放映開始時刻を示す開始時刻データを
重畳して送出する。
【0008】一方、CATV端末装置において、中断時
間演算手段は、ある放送プログラムの視聴を中断した際
に開始時刻データに基づいて当該放送プログラムの放映
開始時刻から中断時刻までの経過時間である中断経過時
間を演算して記憶する。放映チャンネル選択手段は、視
聴再開時にリンクデータに基づいて視聴中断時に視聴し
ていたプログラムと同一のプログラムを放映中のチャン
ネルを選択する。経過時間演算手段は、選択された各チ
ャンネルの開始時刻データに基づき各チャンネルにおけ
る放映開始時刻から視聴再開時までの経過時間をそれぞ
れ演算する。チャンネル選択手段は、演算した各チャン
ネルの経過時間と中断経過時間との差に応じて所定チャ
ンネル、すなわち最も中断経過時間に近い経過時間を有
するチャンネルを選択し、当該選択されたチャンネルの
テレビジョン信号を受信制御手段により受像機に送出す
るので、ある放送プログラムの視聴を中断したとして
も、その後に同一放送プログラムのほぼ続行する内容を
容易に視聴することができる。
【0009】
【実施例】次に本発明の好適な実施例を図面に基づいて
説明する。図1に本発明の一実施例であるCATVシス
テムの構成を示す。このCATVシステム100は、C
ATVセンタ(ヘッドエンド)101と、複数のCAT
V端末102と、TV受像機3とを備えている。CAT
Vセンタ101は、商業放送番組を人工衛星103から
衛星用アンテナ1により受信し、または地上波による商
業放送番組を地上波用アンテナ2により受信する。ある
いは、自主番組を作成し、これらのテレビジョン信号を
スクランブル処理するなどして伝送路である伝送ケーブ
ル幹線108、幹線増幅器104、幹線分岐増幅器10
5、伝送ケーブル分岐線109、分岐器106、保安器
107を介して各CATV端末102に分配サービスす
る。一般に、分配サービスは各ユーザ(視聴者)との契
約により行われ、有料である。
【0010】送信されたCATV信号はCATV端末1
02で受信され、盗視聴防止用のスクランブル処理を元
に戻すデスクランブル処理などがなされた後、TV受像
機3に送られてユーザに視聴される。
【0011】図2に、CATVセンタの構成を示す。C
ATVセンタ101は、衛星用アンテナ1と、この衛星
用アンテナ1により受信された衛星用信号を周波数変換
するBSコンバータ4と、シグナルプロセッサ5と、混
合器6とを備えている。混合器6には、地上波による放
送信号を受信する地上波用アンテナ2及びシグナルプロ
セッサ7からの信号が入力される。また、CATVセン
タ内で作成されたTVカメラ8からの映像信号や番組V
TR11からの映像信号は有料の自主番組としてスクラ
ンブラ9により盗視聴防止用のスクランブル処理がなさ
れた後、変調器10を介して混合器6に入力される。コ
ントロールコンピュータ15は、インバンドデータやF
SK変調用データを生成して、CATV端末へデータを
送出するもので、この出力は通常制御装置16で、イン
バンドへの重量変調やFSK変調して混合器6へ送出さ
れる。
【0012】図3は、CATV端末装置の構成を示すブ
ロック図である。通常の番組放送の場合は、CATVセ
ンタからのRF(Radio Frequency )信号はコンバータ
20に入力される。コンバータ20は、入力された信号
の中から所望のチャンネルを選局し、選局したチャンネ
ルの信号を周波数変換して中間周波数信号IFを出力す
る。中間周波数信号IFはセレクタ21を介しデスクラ
ンブラ22に入力される。
【0013】デスクランブラ22は、中間周波数信号I
F内に重畳されているスクランブルデータをAM検波に
より抽出し、その抽出したデータにしたがってデスクラ
ンブルを行なう。デスクランブルされた信号は、オンス
クリーン制御用IC(OSDIC)31を介して変調器
23に送られ、音声信号部分がFM変調されるとともに
映像信号部分がAM変調され、RF信号としてTV受像
機へ出力される。このときオンスクリーン制御用IC3
1は、メッセージなどを選局したチャンネルの映像に重
畳して表示する。なお、地震、暴風雨の災害警報などの
一斉緊急放送の場合にはスクランブル処理をしないの
で、デスクランブラ22を通さずにセレクタ21から直
接変調器23に出力する。
【0014】CPU25は、CATV端末102全体を
制御し、メモリ26、お知らせ表示LED27、ブザー
28、オンスクリーン制御用IC31等を制御してい
る。CPU25の制御下で、メモリ26は、当該CAT
V端末装置102における各種文字データ、設定データ
を記憶したり、CATVセンタ101から送られる各種
データを記憶し、お知らせ表示LED27およびブザー
28は、ユーザにCATVセンタ101側からメッセー
ジがある旨を知らせたい場合や異常が発生した場合に当
該異常を知らせるために点灯または鳴動する。また、オ
ンスクリーン制御用IC31は、スーパーインポーズな
どの各種オンスクリーン制御を行う。
【0015】キーボード部29は、各種データを入力す
るための図示しないキーボードパネルを有している。ま
た、リモートコントロール入力部30は、リモートコン
トロール装置(以下、リモコンという)35からの入力
制御信号を解析、処理し、CPU25に伝達する。
【0016】ここで、リモコン35の構成を図4を参照
して説明する。リモコン35は、赤外線により各種デー
タをリモートコントロール入力部30に送信するように
構成されており、リモコン35の操作パネル上には、C
ATV端末の電源をON/OFFする電源ボタンK
1 と、メニュー画面を表示するためのメニューボタンK
2 と、有料番組を購入するための指示を行うオーダーボ
タンK3 と、チャンネル/レスポンス切換ボタンK
4 と、TV受像機3に各種情報を表示するためのディス
プレイボタンK5 と、各種データを確定入力するための
エンターボタンK6 と、クリアボタンK7 と、メモリ内
容を読み出すメモリリコールボタンK8 と、TV受像機
の出力音声をミュートするミュートボタンK9 と、ボリ
ュームアップボタンK10と、ボリュームダウンボタンK
11と、チャンネル切換前のチャンネルの番組をTV受像
機に表示するラストチャンネルリコールボタンK12と、
シーソー形式のチャンネルアップダウンボタンK13と、
“1”〜“0”ボタンの10個の数字ボタンからなる数
字ボタン群KNUM と、を備えて構成されている。この場
合において、数字ボタン群KNUM のうち“1”〜“7”
ボタンは、タイマ入力を行う際には、それぞれ曜日ボタ
ン(“SUN ”、…、“SAT”)として用いられ、“0”
ボタンは毎日ボタン(“SUN ”〜“SAT ”)として用い
られる。また、チャンネルアップダウンボタンK13はタ
イマ入力を行う際には、午前(AM)ボタンと午後(PM)
ボタンとして用いられる。なお、これらのボタンと同一
の動作を行うキーがキーボード部29のキーパネルにも
設けられているものとする。
【0017】次に、図5乃至図8を参照して動作を説明
する。以下においては、11チャンネルで“AAA”と
いうタイトル名の映画を10:30(=開始時間)から
視聴し、11:35に来客により視聴を中断し、その2
5分後(12:00)に再び“AAA”の続きを視聴し
ようと希望する場合について説明する。 a)視聴中断時の処理 まず、CPU25はTV受像機の電源がオフされて視聴
が中断されたことを、電流検出器等によりTV側への電
源供給の電流がオフしたことで検出し、インバンドデー
タから得た映画の開始時刻(=10:30)と、内蔵時
計等による現在時刻(=11:35)とを比較し、視聴
時間を計算する(ステップS1)。より具体的には上述
の例の場合、視聴時間は、 視聴時間=11:35−10:30 = 1:05 となる。
【0018】インバンドデータは、音声FMキャリアを
AM変調して重畳したり、又は映像信号の空き水平帰線
の18、19Hに重畳したりすることで、あるチャンネ
ル波数体帯域内で伝送できる。
【0019】ここでインバンドデータIDの構成につい
て図6を参照して説明する。テレビジョン信号に重畳さ
れているインバンドデータIDは、複数チャンネルの情
報ID1 〜ID4 を含み、当該放送チャンネルで放送し
ている映画と同一タイトル名の映画をその後に放送する
放送チャンネルのうちもっとも放送開始時刻が当該放送
チャンネルに近いチャンネルであって、視聴中断後に再
視聴すべきチャンネル、すなわちリンクすべきチャンネ
ルの番号をリンクデータLDとして含んでいる。なお、
リンクデータLDは関連するチャンネルを全て網羅する
データとしても良い。さらに当該放送チャンネルで今回
放送する放送プログラム、例えば、映画の映画タイト
ル、開始時刻、放送時間を第1プログラムデータPD1
として含み、さらに当該放送チャンネルで次回に放送す
る放送プログラム、例えば映画の映画タイトル、開始時
刻、放送時間を第2プログラムデータPD2 として含
む。例えば、放送チャンネル“11”ではリンクデータ
LDはリンクすべきチャンネルのチャンネル番号=12
(チャンネル)であることを示し、第1プログラムデー
タPD1 から現在放送している放送プログラムの映画タ
イトルは“AAA”、放送開始時刻は10:30、放映
時間は2時間、第2プログラムデータPD2 から次回に
放送する映画タイトルは同じく“AAA”、放送開始時
刻は12:00、放映時間は2時間であることを示して
いる。なお、リンクデータLD=“FF”はリンクすべ
きチャンネルが無いことを示す。
【0020】次にCPU25は、当該映画の視聴時間が
30分以上残っているか否かを判別する(ステップS
2)。具体的には、当該映画の放送時間をインバンドデ
ータから読出し、この放送時間からステップS1で求め
た視聴時間を差し引くことにより、残りの視聴時間を判
別する。
【0021】ステップS2の判別において、CPU25
は視聴時間が例えば30分以内である場合には、すでに
最後迄視聴したとみなして、自動選局機能を解除(オ
フ)する(ステップS5)。
【0022】また、CPU25は視聴時間が30分以上
残っている場合には、自動選局機能を設定(オン)し
(ステップS3)、映画タイトル、視聴時間、視聴チャ
ンネルをメモリ26の図示しないRAMに登録する(ス
テップS4)。 b)視聴再開時の処理 TV受像機の電源がオンされると、図7に示すようにC
PU25は、自動選局機能が設定されているか否かを判
別し(ステップS10)、自動選局機能が解除されてい
る場合には、自動選局機能を解除(オフ)し(ステップ
S20)、元のチャンネルの有料番組を視聴するか否か
のメッセージを表示する(ステップS21)。
【0023】自動選局機能が設定されている場合には、
CPU25はメモリ26の図示しないRAMから映画タ
イトル、視聴時間、視聴チャンネルを読出し、図8に示
すような画面をTV受像機の表示画面に表示して、中断
した放送プログラムと同一の放送プログラムを視聴する
か否かを視聴者に選択させるため、待機状態となる。そ
の後視聴者がキーボード29またはリモコン35の選択
スイッチにより同一プログラムの視聴を選択すると、先
に読出した視聴チャンネルを選局する(ステップS1
1)。すなわち、上述の例の場合、11チャンネルが選
局されることとなる。
【0024】次に当該選局されたチャンネル(=11チ
ャンネル)のインバンドデータから映画タイトルを取り
だす(ステップS12)。次にCPU25はインバンド
データから取りだした映画タイトルが、RAMに登録し
てある映画タイトルと一致したか否かを判別する(ステ
ップS13)。
【0025】映画タイトルが一致しない場合には、その
チャンネル上でリンクするチャンネルとは無縁であり、
且つ、目的の希望プログラムを視聴できないので自動選
局機能を解除し(ステップS20)、通常の処理を行
う。
【0026】映画タイトルが一致した場合には、初期チ
ャンネルとして現在の視聴チャンネルを登録する(ステ
ップS14)。上述の例の場合、初期チャンネルは11
チャンネルとなる。
【0027】次に当該映画(=“AAA”)の開始時刻
(=10:30)と現在時刻(=12:00)を比較
し、映画の開始時刻からの経過時間を計算する(ステッ
プS15)。上述の例の場合、経過時間は1:30とな
る。
【0028】つづいて当該経過時間がRAMに登録した
視聴時間以下であるか否かを判別する(ステップS1
6)。上述の例の場合には、視聴時間は1:05であ
り、経過時間=1:30以下である。
【0029】CPU25は当該経過時間が視聴時間より
長い場合には、処理をステップS18に移行する(ステ
ップS16) 当該経過時間が視聴時間以下である場合には、視聴時間
から経過時間を差し引いた結果および現在選局している
チャンネルをRAMに登録する(ステップS17)。
【0030】CPU25は、リンクデータLDに基づい
てリンクすべきチャンネルが初期チャンネルに等しいか
否かを判別する(ステップS18) リンクすべきチャンネルが初期チャンネルに等しくない
場合には当該リンクすべきチャンネルを選局し(ステッ
プS19)、処理をステップS15に移行し、ステップ
S15からステップS19の処理を繰り返す。
【0031】リンクすべきチャンネルが初期チャンネル
に等しい場合には差(=視聴時間−経過時間)の一番少
ないチャンネルを選局し(ステップS22)、この場合
は12chを選局する。さらにTV画面に映画タイトル
および経過時間を表示して(ステップS23)、希望プ
ログラムの続きを視聴する(ステップS24)。
【0032】以上説明したように、本実施例によれば、
ある放送プログラムの視聴を中断した場合でも、視聴再
開時にCATV端末装置が自動的に中断時間にほぼ等し
い経過時間を有する他のチャンネルを選択受信するの
で、容易に当該放送プログラムの続きを視聴することが
可能となる。
【0033】以上の実施例はリンクデータ、第1プログ
ラムデータ、第2プログラムデータ等をインバンドデー
タで送信していたが、アウトバンドデータで送信するよ
うに構成することも可能である。また、以上の実施例で
は、差(=視聴時間−経過時間)の一番少ないチャンネ
ルであれば、全視聴時間が放送時間より短くなる場合、
すなわち視聴できない部分が生じる場合でも当該チャン
ネルが選局されてしまうが、全視聴時間が放送時間より
長い場合にのみ選局する、すなわち重複して視聴する部
分が生じるように残余時間から計算処理して選局するよ
うに構成することも可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、CATVシステムは、
番組の視聴を中断しても、中断時間を記憶し、視聴再開
時にリンクデータに基づいて、中断した番組と同一の番
組を放送しているチャンネルであって、当該チャンネル
における当該番組の開始時刻からの経過時間が中断した
時間に最もを近いものを自動的に選択し、そのテレビジ
ョン信号を受像機に出力するので、容易に中断した番組
の続きをを視聴することができる。
【0035】また、PPV(Pay Per View)による支払
いで1つの番組料を課金の一単位として設定した場合で
も視聴者からの苦情も生せず、CATVシステム運営上
の実利がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1におけるCATVセンタの構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図1におけるCATV端末装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】リモートコントロール装置の外観を示す図であ
る。
【図5】実施例の動作フローチャート(1)である。
【図6】インバンドデータの説明図である。
【図7】実施例の動作フローチャート(2)である。
【図8】TV受信機電源オン後の表示画面の説明図であ
る。
【符号の説明】
1…衛星用アンテナ 2…地上波用アンテナ 3…TV受像機 4…BSコンバータ 5…シグナルプロセッサ 6…混合器 7…シグナルプロセッサ 8…TVカメラ 9…スクランブラ 10…変調器 11…番組VTR 15…コントロールコンピュータ 16…通信制御装置 20…コンバータ 21…セレクタ 22…デスクランブラ 23…変調器 24…FSK受信機 25…CPU 26…メモリ 27…お知らせLED 28…ブザー 29…キーボード部 30…リモートコントロール入力部 35…リモートコントロール装置 100…CATVシステム 101…CATVセンタ 102…CATV端末装置 103…人工衛星 104…幹線増幅器 105…幹線分岐増幅器 106…分岐器 107…保安器 108…伝送ケーブル幹線 109…伝送ケーブル分岐線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 達夫 東京都大田区大森西4丁目15番5号 パ イオニア株式会社大森工場内 (72)発明者 戸崎 隆介 東京都大田区大森西4丁目15番5号 パ イオニア株式会社大森工場内 (56)参考文献 特開 昭64−41387(JP,A) 特開 平2−264586(JP,A) 特開 昭62−272690(JP,A) 特開 平1−190093(JP,A) 特開 昭62−169593(JP,A) 特開 平4−142193(JP,A) 特開 平3−149985(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン信号を送信するCATVセ
    ンタと、当該テレビジョン信号を伝送する伝送路と、前
    記テレビジョン信号を受信する複数のCATV端末装置
    と、当該複数のCATV端末装置に接続された受像機
    と、を備えたCATVシステムにおいて、 前記CATVセンタは、少なくとも同一の放送プログラ
    ムを相異なるチャンネルで相異なる時間帯に放送すると
    とともに、送信すべき前記テレビジョン信号に前記同一
    の放送プログラムを放映しているチャンネルを結合する
    リンクデータおよび前記各チャンネルごとの放映開始時
    刻を示す開始時刻データを重畳して送出する変調手段を
    有し、 前記CATV端末装置は、ある放送プログラムの視聴を
    中断した際に前記開始時刻データに基づいて当該放送プ
    ログラムの放映開始時刻から中断時刻までの経過時間で
    ある中断経過時間を演算して記憶する中断時間演算手段
    と、 視聴再開時に前記リンクデータに基づいて視聴中断時に
    視聴していたプログラムと同一のプログラムを放映中の
    チャンネルを選択する放映チャンネル選択手段と、 前記選択された各チャンネルの前記開始時刻データに基
    づき前記各チャンネルにおける放映開始時刻から前記視
    聴再開時までの経過時間をそれぞれ演算する経過時間演
    算手段と、 前記演算した各チャンネルの経過時間と前記中断経過時
    間との差に応じて所定チャンネルを選択するチャンネル
    選択手段と、 前記選択されたチャンネルのテレビジョン信号を前記受
    像機に映出する受信制御手段と、を備えたことを特徴と
    するCATVシステム。
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