JPH0856348A - 課金放送用リモートコントローラ - Google Patents

課金放送用リモートコントローラ

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JPH0856348A
JPH0856348A JP6189451A JP18945194A JPH0856348A JP H0856348 A JPH0856348 A JP H0856348A JP 6189451 A JP6189451 A JP 6189451A JP 18945194 A JP18945194 A JP 18945194A JP H0856348 A JPH0856348 A JP H0856348A
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隆 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構造の課金システム用リモートコント
ローラを提供する。 【構成】 課金センターから公衆電話回線を経由して視
聴許可コードを受け取る通信装置とチューナ/デコーダ
を制御するリモートコントローラを一体化する。このリ
モートコントローラには、リモートコントローラが電話
器の機能を兼ね備えたものと、電話器がリモートコント
ローラの機能を兼ね備えたものとがある。さらに、電話
器の機能としては装置自体が独立した電話器の機能を有
するものと、独立した電話器の機能を有することなく別
体の親器に付属する子器としてのみの機能を有するコー
ドレス電話器型のものがある。これらのうち独立した電
話器の機能を有するものとしては携帯電話器が利用可能
である。また、この装置としてはPDAと呼ばれる通信
機能を有する携帯型端末装置を利用することも可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放送衛星(BS)・通
信衛星(CS)による衛星TV放送、有線TV放送、あ
るいは地上波TV放送において行われるペイ・パー・プ
ログラム(PPP)システムあるいはビデオ・オン・デ
マンド(VOD)・システムに用いるデータ通信装置に
係るものである。
【0002】
【従来の技術】情報化時代と言われる今日、通常の地上
波TV放送の他に同軸ケーブルあるいは光ケーブルを利
用したCATV(CAble TeleVision)と呼ばれる有線T
V放送及び放送衛星を用いたBS(Broadcasting Satel
lite)放送あるいは通信衛星を用いたCS(Communicat
ion Satellite)放送と呼ばれる衛星TV放送が普及し
つつある。これらの有線TV放送及び衛星TV放送は1
つのシステムで同時に数10チャンネルのTV信号を送
信することができるため、包括的な契約によって加入者
すべてが視聴することができる一般的なチャンネルの他
に、映画・スポーツ・音楽等専門的なチャンネルが設け
られている。これらの専門的チャンネルには視聴契約を
結んだ特定の視聴者だけが視聴できるようにスクランブ
ルを行い、視聴者は専用のチューナ/デコーダを用いて
スクランブルを解除して放送番組を視聴受信するシステ
ムがある。
【0003】また、非加入者の盗視聴を防止するため
に、加入者すべてが視聴することができる一般的なチャ
ンネルにもスクランブルがかけられ、このスクランブル
を所定のデスクランブラを用いてスクランブルを解除す
るようにされていることがあるが、その場合にはさらに
特別の視聴契約を結んだ視聴者だけが視聴できるように
専門的チャンネルに一般的なチャンネルに用いられてい
るスクランブルパターンとは異なる特別のスクランブル
パターンを用いてスクランブルを行い、視聴者は専用の
チューナ/デコーダを用いてスクランブルを解除して放
送番組を視聴することが行われている。
【0004】実際に用いられているスクランブル方法
に、走査線を途中で切断して前後を入れ換える Line Ro
tation 法、走査線の順序を入れ換える Line Permutati
on 法及び映像信号と同期信号とを攪拌する Line Trans
lation 法がある。これらのスクランブル方法は疑似乱
数(PN=Pneumatic randum Number)を用いて制御さ
れ、PNの読みだし開始位置によって異なるスクランブ
ルパターンが得られ、スクランブル解除データ、すなわ
ち、正しいPN読みだし開始位置の情報がなければスク
ランブルを解除することはできない。
【0005】したがって、スクランブルを解除してTV
放送番組を視聴するためにはPNの読みだし開始位置情
報が必要であり、このPN読みだし開始位置情報がスク
ランブル解除データとして用いられる。このスクランブ
ル解除データは暗号化されて放送番組とともに送信され
ており、スクランブル解除を行うチューナ/デコーダに
は、IDコードが付与され、衛星から定期的にIDコー
ドが送信され、このIDコードを受信したチューナ/デ
コーダのみがデスクランブルデータの暗号を解除してス
クランブル解除が可能であるように構成されている。
【0006】これらのスクランブルをかけられたチャン
ネルを視聴するためには、契約を行いIDコードの付与
を受ける必要があるが、この契約期間は通常1カ月程度
の単位で行われるため、随時の契約によって視聴するこ
とができない。したがって、多くのチャンネルを視聴し
ようとすると契約チャンネルの数が多くなってしまいそ
のための契約費用が膨大になる。そのため、視聴時間記
録装置を各受像機毎に設け視聴実績に応じて料金を徴収
するペイ・パー・ビュウ(Pay Per View)システム
が行われているが、このPPVシステムはシステムの管
理及び料金徴収に人手を要する。
【0007】また、放送予定にしたがって放送される番
組中で視聴したいものについて電話あるいは郵便によっ
て視聴番組毎に予め視聴申し込みを行うペイ・パー・プ
ログラム(Pay Per Program)システムが提案されて
いるが、このPPPシステムは、申込の処理に人手を要
するだけではなく、申込の処理に時間がかかるため緊急
の申込には対応できないことがある。
【0008】前に述べた多チャンネルCATVを積極的
に利用したシステムにビデオ・オン・デマンド(Video
On Demand)システムがある。このVODシステムは
放送予定にしたがって放送される番組を選択するPPP
システムと異なり、加入者が視聴を希望する番組の視聴
申込を行い放送局がこの申込に対して視聴希望番組を放
送するシステムである。このVODシステムも申込の処
理に人手を要する。
【0009】また、一般視聴者が視聴する場合には無料
である地上波あるいは衛星TV放送であっても、受信し
たものを多数の表示装置に配信あるいは加工して2次利
用する場合には、著作権の制約を受け有料とされること
がある。配信によって2次利用される放送番組の代表的
なものに文字多重放送があり、この文字多重放送におい
ては、ニュース・株価情報・為替情報・交通情報・イベ
ント情報・各種市況・各種予約状況等多くの人が関心を
有する情報が流されているため、表示装置を人が集まる
場所に設置しその表示装置に適合するように表示形式を
変換してにて表示すれば非常に有用であるが、個々の番
組毎に2次利用契約をする手段がないため、2次利用を
希望する番組を放送するチャンネル毎に2次利用契約を
しなければならない。
【0010】これらの問題を解決したPPP及びVOD
システムとして、特表昭61−501301号公報(W
O85/03830)に記載されたシステムがある。こ
のシステムは、予め契約している加入者が専用のユニッ
トに希望する番組が表示されている間に申込ボタンを押
すと、センターに公衆電信電話回線を経由して接続され
て視聴申込が行われ、視聴申込に対して放送番組のスク
ランブルを解除するための鍵が送信されるとともに課金
が行われるように構成されている。しかし、このシステ
ムは予め視聴契約をしておく必要がありそのために専用
の通信ユニットを用いて通信を行う必要がある。
【0011】また、図12に示されたのは欧州特許公開
公報416455号に記載されたCATVシステムであ
って、このCATVシステムはCATVセンターから公
衆電話回線104を経由してチューナ/デコーダ101
を制御する視聴許可コードを受け取るプログラムインタ
ーフェース128’と、プログラムインターフェース1
28’を赤外線通信手段によって制御してCATVセン
ターから視聴許可コードを受けとらせ、その視聴許可コ
ードを赤外線通信手段によって取り込み、取り込んだ視
聴許可コードを赤外線通信によってチューナ/デコーダ
101に送るリモートコントローラ127から構成され
ている。
【0012】図13(a),(b)にこのプログラムイ
ンターフェース128’とリモートコントローラ127
の構成を示す。(a)に示されたプログラムインターフ
ェース128’は公衆電話回線104を経由してCAT
Vセンターとの通信を行うモデムユニット112及びN
CU(Node Control Unit)ユニット133からなる
電話通信部、リモートコントローラ127と通信を行う
ための赤外線モデムユニット129及びこの赤外線モデ
ムユニット129に接続された赤外線送信器109及び
赤外線受信器128からなる赤外線通信部、モデム11
2及び赤外線モデム129を制御するマイクロプロセッ
サ113及びマイクロプロセッサ113に接続されたメ
モリ115から構成されている。
【0013】一方、(b)に示されたリモートコントロ
ーラ127はプログラムインターフェース128’及び
チューナ/デコーダ101を制御するための通信を行う
赤外線モデムユニット129及びこの赤外線モデムユニ
ット129に接続された赤外線送信器109及び赤外線
受信器128からなる赤外線通信部、赤外線モデム12
9を制御するマイクロプロセッサ113及びマイクロプ
ロセッサ113に接続されたROM130,RAM13
1及びEEPROM132からなるメモリ及びリモート
コントローラ127を制御する命令を入力するためのキ
ーボード114から構成されている。このシステムはC
ATVセンターと通信を行うために、専用の通信ユニッ
トであるプログラムインターフェース128を用いてい
る。
【0014】専用の通信ユニットを用いないTV課金シ
ステムが特開平6−46419号公報に記載されてい
る。なおこのTV課金システムは番組の2次利用につい
ても考慮されている。図1に示されたこのTV課金シス
テムは、衛星TV放送システム1、CATVシステム
2、地上波TV放送を利用した文字多重放送システム3
及び課金システム4から構成されている。BSあるいは
CS等による衛星TV放送システム1において、衛星T
V放送地上局11は衛星放送送出アンテナ12から静止
衛星13にスクランブルされたTV電波を送出し、その
TV電波を受信した静止衛星13は受信したTV電波を
増幅して地上に送信し、静止衛星13から送信されたT
V電波を衛星放送受信アンテナ14で受信したチューナ
/デコーダ15がTV電波のスクランブルを別途受け取
った視聴許可コードに従って解除し、TV受像機16に
画像が表示される。
【0015】CATVシステム2において、CATV送
出センター21は同軸ケーブルあるいは光ファイバーケ
ーブル等の伝送路22にスクランブルされたTV電波を
送出し、伝送路22からTV電波を受信したCATVア
ダプタ/デコーダ23はTV電波のスクランブルを別途
受け取った視聴許可コードに従って解除し、TV受像機
24に画像が表示される。
【0016】文字多重放送システム3において、地上波
文字多重放送局31は送信アンテナ32から文字信号を
多重化したTV電波あるいはFM電波を送信し、送信さ
れたTV電波を受信アンテナ33で受信した文字多重ア
ダプタ34は文字信号を取り出し、そのままあるいは加
工して別途受け取った2次利用許可コードに従ってビデ
オモニタ、LED表示装置、LCD表示装置、ディスプ
レイホン、パーソナルコンピュータディスプレイ装置等
の表示装置35に文字信号を配信し表示する。
【0017】課金システム4は、課金センター41、公
衆電信電話回線42及びデータ通信装置43から構成さ
れており、課金センター41に対して衛星放送地上局1
1あるいはCATVセンター21から視聴許可コード
が、文字多重放送局31から文字放送番組の2次利用許
可コードが、予め送られている。
【0018】番組視聴希望者はデータ通信装置43を用
いて公衆電信電話回線42を介して、課金センター41
に視聴申し込みを行う。視聴申し込みが行われると、課
金センター41はデータ通信装置43に対して許可コー
ドを送信するとともに、衛星放送地上局11あるいはC
ATVセンター21に代わって料金の徴収を行う。
【0019】2次利用希望者はデータ通信装置43を用
いて公衆電信電話回線42を介して、課金センター41
に2次利用申し込みを行う。2次利用申し込みが行われ
ると、課金センター41はデータ通信装置43に対して
2次利用申し込みが行われた番組の2次利用許可コード
を送信するとともに、文字多重放送局31に代わって料
金の徴収を行う。
【0020】データ通信装置43に送信された視聴許可
コードあるいは2次利用許可コードは、パラレルデータ
通信線、RS232C規格のシリアルデータ通信線ある
いはモデムを利用する通常の公衆電信電話回線を経由し
て直接的に、あるいはICカード,メモリカード等の半
導体記憶装置又は磁気カード,磁気ディスク等の磁気記
憶装置を経由して間接的に、衛星放送チューナ/デコー
ダ13,CATVアダプタ/デコーダ23あるいは文字
多重アダプタ32に送り込まれる。
【0021】この先行技術において、視聴申込を行い視
聴許可コードを受け取るデータ通信装置43としてディ
スプレイホン、プッシュホン、携帯電話器等のデータ通
信可能な電話器あるいはパーソナルコンピュータ、ワー
ドプロセッサ等の装置にモデムを接続したものが利用さ
れる。
【0022】
【発明の概要】本発明はこの特開平6−46419号公
報に記載されたデータ通信装置を改良したものである。
本発明においては、欧州特許公開公報416455号に
示されているCATVセンターから公衆電話回線を経由
してデスクランブラーを制御する視聴許可コードを受け
取るプログラムインターフェース装置と、視聴許可コー
ドをコンバータ/デスクランブラーに送るリモートコン
トローラを一体化することによって、データ通信装置を
さらに簡易な構成としたものである。このリモートコン
トローラ装置には、スクランブルデコーダ用リモートコ
ントローラに電話器の機能を兼ね備えたものと、電話器
にスクランブルデコーダ用リモートコントローラの機能
を兼ね備えたものとがある。さらに、電話器の機能とし
ては装置自体が独立した電話器の機能を有するものと、
独立した電話器の機能を有することなく別体の親機に付
属する子機としてのみの機能を有するコードレス電話器
型のものがある。これらのうち独立した電話器の機能を
有するものとしては携帯電話器が利用可能である。ま
た、この装置としてはPDAと呼ばれる通信機能を有す
る携帯型端末装置を利用することも可能である。
【0023】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を説明す
る。図2及び図3に示されたのは第1実施例のリモート
コントローラであり、本発明を実施するシステムの構成
が図2に、このシステムの接続関係を示すブロック構成
が図3に示されている。また、図4に示されたのはこの
リモートコントローラの構成のブロック図、図5に示さ
れたのはこのリモートコントローラの外観図である。
【0024】このリモートコントローラ105は公衆電
話回線に接続されたコードレス親電話器106に対する
子電話器としての機能を有しており、親電話器とはアン
テナ107及び108を経由して微弱電波により通信を
行う。子電話器を兼ねるリモートコントローラ105に
は通常の子電話器が具備する各種押しボタンスイッチの
他にリモートコントローラの機能を果たすために必要な
押しボタンスイッチが設けられており、さらにリモート
コントローラとしてチューナ/デコーダ101を制御す
るための通信手段として通常用いられている赤外線発射
部が設けられている。一方、表示装置102及びチュー
ナ/デコーダ101からなる受信装置のチューナ/デコ
ーダ101にはリモートコントローラ105の赤外線発
射部から発射された赤外線を受光する赤外線受光部が設
けられている。
【0025】子電話器を兼ねたリモートコントローラ1
05のブロック構成を図4により説明する。このリモー
トコントローラ105は、微弱電波を用いて親電話器と
の通信を行うモデム112及び電波送受信器111から
なる電話通信部、チューナ/デコーダ101に情報を送
るための赤外線変調器110及び赤外線送信器109か
らなる赤外線通信部、これらの電話通信部及び赤外線通
信部を制御するマイクロプロセッサ113及びマイクロ
プロセッサ113に接続されたメモリ115、各種命令
及びダイアルナンバーを入力するためのキーボード11
4から構成されている。
【0026】図5によりリモートコントローラ105の
外観として最も簡素な例を説明する。このリモートコン
トローラ105は外観的には一般に用いられているコー
ドレス電話器と類似しており、ダイアル用押しボタン1
16、送話器119、受話器及118及び送受信用アン
テナ107が設けられており、さらにリモートコントロ
ーラとしての機能を持たせるための赤外線発射部109
及び各種操作ボタン117が付加されている。
【0027】このリモートコントローラ105を用いて
課金放送番組を視聴するには、初めに親電話器106あ
るいはリモートコントローラ105も兼ねる子電話器の
押しボタンスイッチ116を操作して課金センターに電
話をかけ、視聴申し込みを行うことにより、課金が行わ
れると同時に視聴許可コードが送信され、送信された視
聴許可コードをリモートコントローラ105に内蔵され
たメモリ115に収納する。
【0028】図5に示されたリモートコントローラ10
5には最少限の押しボタンが設けられているのみであ
る。そのため課金センターに電話をかけ、視聴申し込み
を行うために操作しなければならないボタンの数は多
く、視聴者の中にはこれをわずらわしいと感じることも
ある。このわずらわしさを避けるために、専用のボタン
を設けることにより、ワンタッチあるいは短縮操作によ
り視聴申し込みを行う用に構成することもできる。
【0029】メモリ115に収納された視聴許可コード
を利用して放送番組を視聴するには、子電話器を兼ねる
リモートコントローラ105の操作ボタンスイッチ11
7を操作して赤外線発射部を経由してチューナ/デコー
ダ101の赤外線受光部に受光させることにより、メモ
リに収納された視聴許可コードをチューナ/デコーダ1
01に送り込む。チューナ/デコーダ101は送り込ま
れた視聴許可コードを用いて放送局103から送られた
スクランブルされた信号のスクランブルを解除する。
【0030】また、放送番組を2次利用するには、同様
に親電話器あるいはリモートコントローラ105も兼ね
る子電話器の押しボタンスイッチ116を操作して課金
センターに電話をかけ、2次利用申し込みを行うことに
より、課金が行われると同時に2次利用許可コードが送
信され、送信された2次利用許可コードをリモートコン
トローラ105に内蔵されたメモリ115に収納する。
入手した2次利用許可コードを利用して放送番組の2次
利用を行うには、子電話器を兼ねるリモートコントロー
ラ105の操作ボタンスイッチ117を操作して赤外線
発信器109を経由してチューナ/デコーダ101の赤
外線受光部に受光させることにより、メモリ115に収
納された2次利用許可コードをチューナ/デコーダ10
1に送り込む。チューナ/デコーダ101は送り込まれ
た2次利用許可コードを用いて放送番組の2次利用を行
う。
【0031】他の実施例を図6、図7及び図8を用いて
説明するが、図6に示されたのはこの実施例のリモート
コントローラを用いたシステムの構成であり、図7に示
されたのはこのシステムの接続関係を示すブロック構成
出ある。また、図8に示されたのはこのリモートコント
ローラの構成のブロック図である。この実施例のリモー
トコントローラ120あるいは121は図2から図5を
用いて説明されたリモートコントローラと異なり、親電
話器を介して電話回線に接続されるのではなく、リモー
トコントローラ自体が直接に電話回線に接続される。そ
の実現形態としては有線電話器と無線電話器がある。
【0032】このリモートコントローラ120,121
には通常の電話器が具備する各種押しボタンスイッチの
他にリモートコントローラの機能を果たすために必要な
押しボタンスイッチが設けられており、さらにリモート
コントローラとしてチューナ/デコーダ101を制御す
るための通信手段として通常用いられている赤外線発射
部が設けられている。一方、表示装置102及びチュー
ナ/デコーダ101からなる受信装置のチューナ/デコ
ーダ101にはリモートコントローラの赤外線発射部か
ら発射された赤外線を受光する赤外線受光部が設けられ
ている。
【0033】図8に構成のブロック図が示されたリモー
トコントローラ121は無線電話器としての機能を有す
るものであるため電話回線104に接続するための電波
送受信器122が設けられているが、リモートコントロ
ーラが有線電話器としての機能を有するものである場合
には当然電波送受信器122は不要である。また、その
他の構成は図4に示されたリモートコントローラ105
と同じであるため説明は省略する。
【0034】さらに他の実施例を図9、図10及び図1
1を用いて説明するが、図9に示されたのはこの実施例
のリモートコントローラを用いたシステムの構成であ
り、図10に示されたのはこのシステムの接続関係を示
すブロック構成である。また、図11に示されたのはこ
のリモートコントローラの構成のブロック図である。こ
の実施例のリモートコントローラは図2から図4を用い
て説明されたリモートコントローラ及び図5から図7を
用いて説明されたリモートコントローラと異なり、電話
器としての機能を有しておらず、電話回線への接続は電
話器を経由して行われる。
【0035】この図に示されたリモートコントローラ1
23はPDA(Personal DigitalAssistant)と呼ば
れる携帯型の手書き入力型電子端末装置を利用したもの
である。このPDA端末装置は電話器を介してデータを
送受信する機能を有しており、データの入出力は、タッ
チ入力装置を兼ねる表示装置126で行われる。実施例
に示されたリモートコントローラはこのPDA端末装置
にチューナ/デコーダを制御しデータを送信するために
の通信手段として通常用いられている赤外線発射部(図
示省略)が設けられている。一方、テレビジョン受像機
及びチューナ/デコーダからなる受信装置のチューナデ
コーダにはリモートコントローラの赤外線発射部から発
射された赤外線を受光する赤外線受光部が設けられてい
る。
【0036】図11に構成のブロック図が示されたPD
A利用のリモートコントローラは電話器あるいは子電話
器としての機能を有していないため電話回線に接続する
ための電波送受信器が設けられておらず、モデム112
は電話器124に接続されるように構成されている。ま
た、電子端末装置として機能するための液晶表示装置等
からなる表示装置126が設けられ、さらに、通常使用
されるキーボードに代えて表示装置の表示画面上に取り
付けられたタッチ入力装置125が設けられている。そ
の他の構成は図4に示されたリモートコントローラと同
じであるため説明は省略する。このリモートコントロー
ラにおいて、モデムを電波あるいは赤外線を用いる無線
モデムに変えること、入力装置をキーボードに変えるこ
とが可能である。
【0037】以上説明した実施例において、CATV局
との通信はモデムを用いたデータ通信によっている。こ
のデータ通信方式は通信速度は大きいが通信を行うため
にモデムを必要とする。しかし、視聴の申し込み及び視
聴の許可に必要なデータ量は少ないため、データ通信手
段として必ずしも速度が大きいものを必要とはしない。
そこで、電話器を用いたデータ送信手段としてモデムを
用いる手段の他に、電話器のダイアル信号、すなわちデ
ュアルトーン信号あるいはパルス信号、を利用する手段
があり、本発明が対象とするテレビジョン放送番組の視
聴申し込みあるいは2次利用申し込み及びこれらに対す
る許可コードのようにデー多量が少ないデータ通信の場
合はダイアル信号を利用しても十分なデータ通信を行う
ことができる。
【0038】本発明のリモートコントローラはPDA利
用のものも含めていずれも公衆電信電話回線に接続され
る機能を有している。したがって、リモートコントロー
ラを公衆電信電話回線を経由して遠方から制御すること
が可能である。また、リモートコントローラであるから
当然にチューナ/デコーダを制御する機能を有してい
る。したがって、リモートコントローラからチューナ/
デコーダに対して赤外線通信が可能であるように構成、
例えばリモートコントローラをチューナ/デコーダ内に
格納する等、して設置しておけば遠方から公衆電信電話
回線を経由してチューナ/デコーダを制御し録画等の操
作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の課金システム用リモートコントロー
ラを適用する課金システムの概要図。
【図2】 本発明実施例のリモートコントローラを用い
た課金システムの受信装置の構成図。
【図3】 本発明実施例の受信装置の構成ブロック図。
【図4】 本発明実施例のリモートコントローラの構成
ブロック図。
【図5】 本発明実施例のリモートコントローラを用い
た課金システムの受信装置の構成図。
【図6】 本発明実施例の受信装置の構成ブロック図。
【図7】 本発明実施例のリモートコントローラの構成
ブロック図。
【図8】 本発明実施例のリモートコントローラを用い
た課金システムの受信装置の構成図。
【図9】 本発明実施例のリモートコントローラの構成
ブロック図。
【図10】 本発明実施例の受信装置の構成ブロック
図。
【図11】 先行技術のリモートコントローラを用いた
課金システムの受信装置の構成図。
【図12】 先行技術のプログラム/インターフェース
装置とリモートコントローラの構成図。
【図13】 先行技術のリモートコントローラの構成ブ
ロック図。
【符号の説明】
1 衛星TV放送システム 2 CATVシステム2 3 文字多重放送システム 4 課金システム 11 衛星TV放送地上局 12 衛星放送送出アンテナ 13 静止衛星 14 衛星放送受信アンテナ 15 チューナ/デコーダ 16 TV受像機 21 CATV送出センター 22 伝送路 23 CATVアダプタ/デコーダ 24 TV受像機 31 文字多重放送局 32 送信アンテナ 33 受信アンテナ 34 文字多重アダプタ 35 表示装置 41 課金センター 42 公衆電信電話回線 43 データ通信装置 101 チューナ/デコーダ 102 表示装置 103 放送局 104 電話回線 105 120,121,123 リモートコントロー
ラ 106 親電話器 107,108 アンテナ 109 赤外線送信器 110 赤外線変調器 111 電波送受信器 112 モデム 113 マイクロプロセッサ 114 キーボード 115 メモリ 116 押しボタン 117 操作ボタン 118 受話器及 119 送話器 122 電波送受信器 124 電話器 125 入力装置 126 表示装置 127 リモートコントローラ 128’ プログラムインターフェース 129 赤外線モデム 130 ROM 131 RAM 132 EEPROM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューナ/デコーダに制御情報を送信す
    る赤外線通信部、公衆電信電話回線に接続される無線電
    話器部、前記赤外線通信部及び前記無線電話器部を制御
    するマイクロプロセッサ、前記マイクロプロセッサにデ
    ータを入力するキーボード、前記マイクロプロセッサに
    接続されるメモリを具えた課金放送用リモートコントロ
    ーラ。
  2. 【請求項2】 チューナ/デコーダに制御情報を送信す
    る赤外線通信部、親無線電話器を介して公衆電信電話回
    線に接続される子無線電話器部、前記赤外線通信部及び
    前記子電話器部を制御するマイクロプロセッサ、前記マ
    イクロプロセッサにデータを入力するキーボード、前記
    マイクロプロセッサに接続されるメモリを具えた課金放
    送用リモートコントローラ。
  3. 【請求項3】 チューナ/デコーダに制御情報を送信す
    る赤外線通信部、電話器を介して公衆電信電話回線に接
    続される電話接続部、前記赤外線通信部及び前記電話接
    続部を制御するマイクロプロセッサ、前記マイクロプロ
    セッサにデータを入力する入力装置、前記マイクロプロ
    セッサに接続されるメモリを具えた課金放送用リモート
    コントローラ。
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