JP2002051274A - 衛星デジタル放送受信システム - Google Patents
衛星デジタル放送受信システムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 デジタルＣＳチューナのコスト低下を図ると
共に、放送事業者と電話回線を介して行われる通信の品
質向上を図る。 【解決手段】 人工衛星から送信された衛星デジタル放
送電波を衛星受信アンテナ２で受信し、衛星受信アンテ
ナ２で受信された信号から、指定されたチャネルの放送
信号を出力する衛星デジタル放送受信システムであっ
て、少なくとも指定されたチャネルの放送信号の視聴履
歴情報を含む受信情報データを出力する受信情報データ
出力手段１００と、受信情報データ出力手段１００の出
力信号を外部に出力する外部出力端子１０１とを備える
構成を採る。
共に、放送事業者と電話回線を介して行われる通信の品
質向上を図る。 【解決手段】 人工衛星から送信された衛星デジタル放
送電波を衛星受信アンテナ２で受信し、衛星受信アンテ
ナ２で受信された信号から、指定されたチャネルの放送
信号を出力する衛星デジタル放送受信システムであっ
て、少なくとも指定されたチャネルの放送信号の視聴履
歴情報を含む受信情報データを出力する受信情報データ
出力手段１００と、受信情報データ出力手段１００の出
力信号を外部に出力する外部出力端子１０１とを備える
構成を採る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工衛星から送信
された衛星デジタル放送の電波を受信する衛星デジタル
放送受信システムに関する。
された衛星デジタル放送の電波を受信する衛星デジタル
放送受信システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】最近、通常の地上波ＴＶ放送の他にＢＳ
（Broadcasting Satellite）、ＣＳ（Communication Sa
tellite）と呼ばれる人工衛星を利用した衛星デジタル
放送が普及しつつある。これらの衛星デジタル放送の中
には、誰でもが視聴可能である従来の地上波ＴＶ放送メ
ディアと異なり、視聴契約を結んだ特定の視聴者だけが
視聴できるようにスクランブルがかけられた放送番組を
送信し、視聴者はスクランブル解除機能を有するＣＳチ
ューナを用いて有料で受信するものがある。この従来の
ＣＳチューナについて、図３を参照して説明する。
（Broadcasting Satellite）、ＣＳ（Communication Sa
tellite）と呼ばれる人工衛星を利用した衛星デジタル
放送が普及しつつある。これらの衛星デジタル放送の中
には、誰でもが視聴可能である従来の地上波ＴＶ放送メ
ディアと異なり、視聴契約を結んだ特定の視聴者だけが
視聴できるようにスクランブルがかけられた放送番組を
送信し、視聴者はスクランブル解除機能を有するＣＳチ
ューナを用いて有料で受信するものがある。この従来の
ＣＳチューナについて、図３を参照して説明する。
【０００３】図３は、従来のデジタルＣＳチューナ１の
構成を表すブロック図である。デジタルＣＳチューナ１
は、地上からのデジタル放送用の電波を中継する多数の
トランスポンダからなるデジタル放送用通信衛星（Ｃ
Ｓ）からの放送電波を受信し、その受信電波を図示しな
いコンバータにて所定の中間周波数帯（例えば１ＧＨｚ
帯）の受信信号に変換して出力するＣＳアンテナ（パラ
ボラアンテナ）２に、同軸ケーブル３を介して接続さ
れ、この同軸ケーブル３を介して入力されるＣＳアンテ
ナ２からの受信信号の中から、所定衛星・所定チャンネ
ルの放送信号を選局し、その放送信号に含まれる映像・
音声信号を復調し、テレビ受像機等の再生装置に出力す
るためのものである。
構成を表すブロック図である。デジタルＣＳチューナ１
は、地上からのデジタル放送用の電波を中継する多数の
トランスポンダからなるデジタル放送用通信衛星（Ｃ
Ｓ）からの放送電波を受信し、その受信電波を図示しな
いコンバータにて所定の中間周波数帯（例えば１ＧＨｚ
帯）の受信信号に変換して出力するＣＳアンテナ（パラ
ボラアンテナ）２に、同軸ケーブル３を介して接続さ
れ、この同軸ケーブル３を介して入力されるＣＳアンテ
ナ２からの受信信号の中から、所定衛星・所定チャンネ
ルの放送信号を選局し、その放送信号に含まれる映像・
音声信号を復調し、テレビ受像機等の再生装置に出力す
るためのものである。
【０００４】デジタルＣＳチューナ１には、ＣＳアンテ
ナ２のコンバータから同軸ケーブル３を介して伝送され
てくる受信信号の中から、操作パネル４より使用者が指
定してきたチャンネルに対応した所定衛星・所定トラン
スポンダの受信信号を、所定周波数帯（例えば、４００
ＭＨｚ帯）の中間周波信号に変換するチューナ部６と、
このチューナ部６にて中間周波信号に変換された受信信
号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換部７と、このＡ
／Ｄ変換部７にてデジタル信号に変換された受信信号に
スクランブルがかけられているとき、このスクランブル
を解除し、受信信号にスクランブルがかけられていない
ときには、その信号をそのまま通過させるデスクランブ
ル部８を備える。そして、これら各部は、受信用マイク
ロコンピュータ（以下、受信用マイコン）９により制御
され、デスクランブル部８から出力される受信信号は、
受信用マイコン９に取り込まれる。
ナ２のコンバータから同軸ケーブル３を介して伝送され
てくる受信信号の中から、操作パネル４より使用者が指
定してきたチャンネルに対応した所定衛星・所定トラン
スポンダの受信信号を、所定周波数帯（例えば、４００
ＭＨｚ帯）の中間周波信号に変換するチューナ部６と、
このチューナ部６にて中間周波信号に変換された受信信
号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換部７と、このＡ
／Ｄ変換部７にてデジタル信号に変換された受信信号に
スクランブルがかけられているとき、このスクランブル
を解除し、受信信号にスクランブルがかけられていない
ときには、その信号をそのまま通過させるデスクランブ
ル部８を備える。そして、これら各部は、受信用マイク
ロコンピュータ（以下、受信用マイコン）９により制御
され、デスクランブル部８から出力される受信信号は、
受信用マイコン９に取り込まれる。
【０００５】なお、ＣＳアンテナ２のコンバータは、デ
ジタルＣＳチューナ１側より電源供給を受けて動作し、
その供給される電圧が直流１１Ｖであるか１５Ｖである
かによって、ＣＳから送信されてくる垂直偏波及び水平
偏波の一方の電波を受信信号に変換して出力することか
ら、チューナ部６は、ＣＳアンテナ２側に、直流１１Ｖ
又は１５Ｖの電圧信号を選択的に出力できるようにされ
ている。そして、受信用マイコン９は、受信すべきチャ
ンネルに対応した偏波面の受信信号がＣＳアンテナ２か
ら出力されるように、チューナ部６に偏波切換信号を出
力して、チューナ部６がＣＳアンテナ２側に出力する電
圧信号（１１Ｖ又は１５Ｖ）を切り換える。
ジタルＣＳチューナ１側より電源供給を受けて動作し、
その供給される電圧が直流１１Ｖであるか１５Ｖである
かによって、ＣＳから送信されてくる垂直偏波及び水平
偏波の一方の電波を受信信号に変換して出力することか
ら、チューナ部６は、ＣＳアンテナ２側に、直流１１Ｖ
又は１５Ｖの電圧信号を選択的に出力できるようにされ
ている。そして、受信用マイコン９は、受信すべきチャ
ンネルに対応した偏波面の受信信号がＣＳアンテナ２か
ら出力されるように、チューナ部６に偏波切換信号を出
力して、チューナ部６がＣＳアンテナ２側に出力する電
圧信号（１１Ｖ又は１５Ｖ）を切り換える。
【０００６】また、チューナ部６は、ＣＳアンテナ２か
らの受信信号を、ＡＧＣ（オートゲインコントロール）
回路を有する増幅回路にて所定レベルまで増幅した後、
所定衛星・所定トランスポンダの受信信号を所定周波数
帯の中間周波信号に変換するように構成されており、受
信用マイコン９は、チューナ部６のＡＧＣ回路が増幅回
路の利得調整のために出力するコントロール信号を取り
込み、このコントロール信号のレベルを検出することに
より、ＣＳアンテナ２から入力された受信信号のレベル
を検出する。
らの受信信号を、ＡＧＣ（オートゲインコントロール）
回路を有する増幅回路にて所定レベルまで増幅した後、
所定衛星・所定トランスポンダの受信信号を所定周波数
帯の中間周波信号に変換するように構成されており、受
信用マイコン９は、チューナ部６のＡＧＣ回路が増幅回
路の利得調整のために出力するコントロール信号を取り
込み、このコントロール信号のレベルを検出することに
より、ＣＳアンテナ２から入力された受信信号のレベル
を検出する。
【０００７】次に、受信用マイコン９は、デスクランブ
ル部８から取り込んだ受信信号のうち、指定されたチャ
ンネルの放送信号成分をＭＰＥＧデコーダ１０に出力す
ることにより、ＭＰＥＧデコーダ１０に対して、ＭＰＥ
Ｇ方式にて圧縮された放送信号を圧縮のかかっていない
通常の放送信号に伸張させる。そして、ＭＰＥＧデコー
ダ１０にて伸張された放送信号のうち、映像信号成分
は、映像信号エンコーダ１１に出力されて、アナログの
映像信号に変換される。また、音声信号成分は、音声信
号エンコーダ１２に出力され、音声信号エンコーダ１２
では、その音声信号成分がアナログ音声信号に変換され
る。
ル部８から取り込んだ受信信号のうち、指定されたチャ
ンネルの放送信号成分をＭＰＥＧデコーダ１０に出力す
ることにより、ＭＰＥＧデコーダ１０に対して、ＭＰＥ
Ｇ方式にて圧縮された放送信号を圧縮のかかっていない
通常の放送信号に伸張させる。そして、ＭＰＥＧデコー
ダ１０にて伸張された放送信号のうち、映像信号成分
は、映像信号エンコーダ１１に出力されて、アナログの
映像信号に変換される。また、音声信号成分は、音声信
号エンコーダ１２に出力され、音声信号エンコーダ１２
では、その音声信号成分がアナログ音声信号に変換され
る。
【０００８】なお、映像信号エンコーダ１１及び音声信
号エンコーダ１２にて生成されたアナログの映像信号及
び音声信号は、テレビ受像機やビデオテープレコーダ等
に出力される。
号エンコーダ１２にて生成されたアナログの映像信号及
び音声信号は、テレビ受像機やビデオテープレコーダ等
に出力される。
【０００９】また、デジタルＣＳチューナ１には、チュ
ーナ部６にて選局すべき受信信号のチャンネル等を使用
者が外部から指定するために、上述の操作パネル４が備
えられるが、操作パネル４からの指令信号は、その指令
内容を表す指令信号が受信用マイコン９に入力される。
ーナ部６にて選局すべき受信信号のチャンネル等を使用
者が外部から指定するために、上述の操作パネル４が備
えられるが、操作パネル４からの指令信号は、その指令
内容を表す指令信号が受信用マイコン９に入力される。
【００１０】また、デジタルＣＳチューナ１には、当該
チューナの所有者とＣＳ放送を行う放送事業者との間で
なされた受信契約内容に従って当該チューナを動作させ
るための受信契約情報データや、そのデータに従って実
際に当該チューナが選局・復調した有料放送等の視聴履
歴を表す視聴履歴情報データ等を記憶する記憶媒体（例
えば、ＩＣカード）用のインタフェイス１６が設けられ
ており、このインタフェイス１６にＩＣカードが装着さ
れているとき、当該装置にて有料放送を受信できるよう
に構成されている。そして、ＩＣカードに記憶された有
料放送の受信契約情報や視聴履歴情報等の受信情報デー
タを、放送事業者側の電話端末に定期的に送信するため
のアナログモデム１７が内蔵されている。
チューナの所有者とＣＳ放送を行う放送事業者との間で
なされた受信契約内容に従って当該チューナを動作させ
るための受信契約情報データや、そのデータに従って実
際に当該チューナが選局・復調した有料放送等の視聴履
歴を表す視聴履歴情報データ等を記憶する記憶媒体（例
えば、ＩＣカード）用のインタフェイス１６が設けられ
ており、このインタフェイス１６にＩＣカードが装着さ
れているとき、当該装置にて有料放送を受信できるよう
に構成されている。そして、ＩＣカードに記憶された有
料放送の受信契約情報や視聴履歴情報等の受信情報デー
タを、放送事業者側の電話端末に定期的に送信するため
のアナログモデム１７が内蔵されている。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデジタルＣＳチューナ１は、放送事業者と公衆電話
回線を介して通信するアナログモデム１７を内蔵してい
たため、そのアナログモデムの分のコストが嵩んでしま
うという問題があった。また、アナログモデム１７を公
衆電話回線に接続するためには、電話回線をデジタルＣ
Ｓチューナ１まで引かなければならず、面倒であった。
また、視聴履歴データの通信は、デジタル放送を受信す
る際の課金に関わるため、高い通信品質が求められる。
来のデジタルＣＳチューナ１は、放送事業者と公衆電話
回線を介して通信するアナログモデム１７を内蔵してい
たため、そのアナログモデムの分のコストが嵩んでしま
うという問題があった。また、アナログモデム１７を公
衆電話回線に接続するためには、電話回線をデジタルＣ
Ｓチューナ１まで引かなければならず、面倒であった。
また、視聴履歴データの通信は、デジタル放送を受信す
る際の課金に関わるため、高い通信品質が求められる。
【００１２】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、デジタルＣＳチューナのコスト低下を図
ると共に、放送事業者と電話回線を介して行われる通信
の品質向上を図ることができる衛星デジタル放送受信シ
ステムを提供することを目的とする。
たものであり、デジタルＣＳチューナのコスト低下を図
ると共に、放送事業者と電話回線を介して行われる通信
の品質向上を図ることができる衛星デジタル放送受信シ
ステムを提供することを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の衛星デジ
タル放送受信システムの発明は、人工衛星から送信され
た衛星デジタル放送電波を衛星受信アンテナで受信し、
衛星受信アンテナで受信された信号から、指定されたチ
ャネルの放送信号を出力する衛星デジタル放送受信シス
テムであって、少なくとも指定されたチャネルの放送信
号の視聴履歴情報を含む受信情報データを出力する受信
情報データ出力手段と、受信情報データ出力手段の出力
信号を外部に出力する外部出力端子とを備える構成を採
る。
タル放送受信システムの発明は、人工衛星から送信され
た衛星デジタル放送電波を衛星受信アンテナで受信し、
衛星受信アンテナで受信された信号から、指定されたチ
ャネルの放送信号を出力する衛星デジタル放送受信シス
テムであって、少なくとも指定されたチャネルの放送信
号の視聴履歴情報を含む受信情報データを出力する受信
情報データ出力手段と、受信情報データ出力手段の出力
信号を外部に出力する外部出力端子とを備える構成を採
る。
【００１４】この構成により、衛星デジタル放送の視聴
履歴情報を含む受信情報データを放送事業者側の電話端
末に送信するためのアナログモデムを内蔵する必要が無
くなるため、衛星デジタル放送受信システムのコストの
低減を図ることが可能となる。また、外部出力端子から
デジタル信号が出力され、デジタルで公衆電話回線と接
続されるため、エラーが少なく品質の高い伝送が可能と
なる。
履歴情報を含む受信情報データを放送事業者側の電話端
末に送信するためのアナログモデムを内蔵する必要が無
くなるため、衛星デジタル放送受信システムのコストの
低減を図ることが可能となる。また、外部出力端子から
デジタル信号が出力され、デジタルで公衆電話回線と接
続されるため、エラーが少なく品質の高い伝送が可能と
なる。
【００１５】請求項２記載の発明は、請求項１記載の衛
星デジタル放送受信システムにおいて、外部出力端子に
接続され、無線により公衆電話回線に接続可能な携帯端
末装置とを備える構成を採る。
星デジタル放送受信システムにおいて、外部出力端子に
接続され、無線により公衆電話回線に接続可能な携帯端
末装置とを備える構成を採る。
【００１６】このように、無線により公衆電話回線に接
続可能な携帯端末装置を外部出力端子に接続することに
よって衛星デジタル放送の視聴履歴情報を含む受信情報
データを放送事業者側の電話端末に送信することができ
るため、アナログモデムが必要とならなくなり、衛星デ
ジタル放送受信システムのコストの低減を図ることが可
能となると共に、衛星デジタル放送受信装置が設置して
ある場所であればどの場所においても、携帯端末装置の
所有者は、自己が契約している放送事業者の衛星デジタ
ル放送を視聴することが可能となる。
続可能な携帯端末装置を外部出力端子に接続することに
よって衛星デジタル放送の視聴履歴情報を含む受信情報
データを放送事業者側の電話端末に送信することができ
るため、アナログモデムが必要とならなくなり、衛星デ
ジタル放送受信システムのコストの低減を図ることが可
能となると共に、衛星デジタル放送受信装置が設置して
ある場所であればどの場所においても、携帯端末装置の
所有者は、自己が契約している放送事業者の衛星デジタ
ル放送を視聴することが可能となる。
【００１７】
【発明の実施の形態】本発明者は、受信契約情報や受信
履歴情報等の受信情報の通信を行うためのアナログモデ
ムを内蔵すると装置全体のコストが増加し、また、アナ
ログモデムを公衆電話回線に接続するためには電話回線
をデジタルＣＳチューナまで引かなければならず面倒で
あるという点に着目し、無線通信が可能な端末装置を用
いて公衆電話回線に接続し、放送事業者との通信に用い
ることによって、アナログモデムの内蔵を廃止し、コス
トの削減が可能となることを見出し、本発明をするに至
った。
履歴情報等の受信情報の通信を行うためのアナログモデ
ムを内蔵すると装置全体のコストが増加し、また、アナ
ログモデムを公衆電話回線に接続するためには電話回線
をデジタルＣＳチューナまで引かなければならず面倒で
あるという点に着目し、無線通信が可能な端末装置を用
いて公衆電話回線に接続し、放送事業者との通信に用い
ることによって、アナログモデムの内蔵を廃止し、コス
トの削減が可能となることを見出し、本発明をするに至
った。
【００１８】すなわち、本発明は、人工衛星から送信さ
れた衛星デジタル放送電波を衛星受信アンテナで受信
し、衛星受信アンテナで受信された信号から、指定され
たチャネルの放送信号を出力する衛星デジタル放送受信
システムであって、少なくとも指定されたチャネルの放
送信号の視聴履歴情報を含む受信情報データを出力する
受信情報データ出力手段と、受信情報データ出力手段の
出力信号を外部に出力する外部出力端子とを備えること
を特徴とする。
れた衛星デジタル放送電波を衛星受信アンテナで受信
し、衛星受信アンテナで受信された信号から、指定され
たチャネルの放送信号を出力する衛星デジタル放送受信
システムであって、少なくとも指定されたチャネルの放
送信号の視聴履歴情報を含む受信情報データを出力する
受信情報データ出力手段と、受信情報データ出力手段の
出力信号を外部に出力する外部出力端子とを備えること
を特徴とする。
【００１９】これにより、本発明者は、衛星デジタル放
送受信システムのコストの低減を図ると共に、伝送品質
の向上を図ることを可能とした。
送受信システムのコストの低減を図ると共に、伝送品質
の向上を図ることを可能とした。
【００２０】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。なお、各図において同一要素には
同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図
面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していな
い。
を参照して説明する。なお、各図において同一要素には
同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図
面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していな
い。
【００２１】図１は、本発明の一実施の形態に係るデジ
タルＣＳチューナ１の構成を表すブロック図である。デ
ジタルＣＳチューナ１は、地上からのデジタル放送用の
電波を中継する多数のトランスポンダからなるデジタル
放送用通信衛星（ＣＳ）からの放送電波を受信し、その
受信電波を図示しないコンバータにて所定の中間周波数
帯（例えば１ＧＨｚ帯）の受信信号に変換して出力する
ＣＳアンテナ（パラボラアンテナ）２に、同軸ケーブル
３を介して接続され、この同軸ケーブル３を介して入力
されるＣＳアンテナ２からの受信信号の中から、所定衛
星・所定チャンネルの放送信号を選局し、その放送信号
に含まれる映像・音声信号を復調し、テレビ受像機等の
再生装置に出力するためのものである。
タルＣＳチューナ１の構成を表すブロック図である。デ
ジタルＣＳチューナ１は、地上からのデジタル放送用の
電波を中継する多数のトランスポンダからなるデジタル
放送用通信衛星（ＣＳ）からの放送電波を受信し、その
受信電波を図示しないコンバータにて所定の中間周波数
帯（例えば１ＧＨｚ帯）の受信信号に変換して出力する
ＣＳアンテナ（パラボラアンテナ）２に、同軸ケーブル
３を介して接続され、この同軸ケーブル３を介して入力
されるＣＳアンテナ２からの受信信号の中から、所定衛
星・所定チャンネルの放送信号を選局し、その放送信号
に含まれる映像・音声信号を復調し、テレビ受像機等の
再生装置に出力するためのものである。
【００２２】デジタルＣＳチューナ１には、ＣＳアンテ
ナ２のコンバータから同軸ケーブル３を介して伝送され
てくる受信信号の中から、操作パネル４より使用者が指
定してきたチャンネルに対応した所定衛星・所定トラン
スポンダの受信信号を、所定周波数帯（例えば、４００
ＭＨｚ帯）の中間周波信号に変換するチューナ部６と、
このチューナ部６にて中間周波信号に変換された受信信
号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換部７と、このＡ
／Ｄ変換部７にてデジタル信号に変換された受信信号に
スクランブルがかけられているとき、このスクランブル
を解除し、受信信号にスクランブルがかけられていない
ときには、その信号をそのまま通過させるデスクランブ
ル部８を備える。そして、これら各部は、受信用マイク
ロコンピュータ（以下、受信用マイコン）９により制御
され、デスクランブル部８から出力される受信信号は、
受信用マイコン９に取り込まれる。
ナ２のコンバータから同軸ケーブル３を介して伝送され
てくる受信信号の中から、操作パネル４より使用者が指
定してきたチャンネルに対応した所定衛星・所定トラン
スポンダの受信信号を、所定周波数帯（例えば、４００
ＭＨｚ帯）の中間周波信号に変換するチューナ部６と、
このチューナ部６にて中間周波信号に変換された受信信
号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換部７と、このＡ
／Ｄ変換部７にてデジタル信号に変換された受信信号に
スクランブルがかけられているとき、このスクランブル
を解除し、受信信号にスクランブルがかけられていない
ときには、その信号をそのまま通過させるデスクランブ
ル部８を備える。そして、これら各部は、受信用マイク
ロコンピュータ（以下、受信用マイコン）９により制御
され、デスクランブル部８から出力される受信信号は、
受信用マイコン９に取り込まれる。
【００２３】なお、ＣＳアンテナ２のコンバータは、デ
ジタルＣＳチューナ１側より電源供給を受けて動作し、
その供給される電圧が直流１１Ｖであるか１５Ｖである
かによって、ＣＳから送信されてくる垂直偏波及び水平
偏波の一方の電波を受信信号に変換して出力することか
ら、チューナ部６は、ＣＳアンテナ２側に、直流１１Ｖ
又は１５Ｖの電圧信号を選択的に出力できるようにされ
ている。そして、受信用マイコン９は、受信すべきチャ
ンネルに対応した偏波面の受信信号がＣＳアンテナ２か
ら出力されるように、チューナ部６に偏波切換信号を出
力して、チューナ部６がＣＳアンテナ２側に出力する電
圧信号（１１Ｖ又は１５Ｖ）を切り換える。
ジタルＣＳチューナ１側より電源供給を受けて動作し、
その供給される電圧が直流１１Ｖであるか１５Ｖである
かによって、ＣＳから送信されてくる垂直偏波及び水平
偏波の一方の電波を受信信号に変換して出力することか
ら、チューナ部６は、ＣＳアンテナ２側に、直流１１Ｖ
又は１５Ｖの電圧信号を選択的に出力できるようにされ
ている。そして、受信用マイコン９は、受信すべきチャ
ンネルに対応した偏波面の受信信号がＣＳアンテナ２か
ら出力されるように、チューナ部６に偏波切換信号を出
力して、チューナ部６がＣＳアンテナ２側に出力する電
圧信号（１１Ｖ又は１５Ｖ）を切り換える。
【００２４】また、チューナ部６は、ＣＳアンテナ２か
らの受信信号を、ＡＧＣ（オートゲインコントロール）
回路を有する増幅回路にて所定レベルまで増幅した後、
所定衛星・所定トランスポンダの受信信号を所定周波数
帯の中間周波信号に変換するように構成されており、受
信用マイコン９は、チューナ部６のＡＧＣ回路が増幅回
路の利得調整のために出力するコントロール信号を取り
込み、このコントロール信号のレベルを検出することに
より、ＣＳアンテナ２から入力された受信信号のレベル
を検出する。
らの受信信号を、ＡＧＣ（オートゲインコントロール）
回路を有する増幅回路にて所定レベルまで増幅した後、
所定衛星・所定トランスポンダの受信信号を所定周波数
帯の中間周波信号に変換するように構成されており、受
信用マイコン９は、チューナ部６のＡＧＣ回路が増幅回
路の利得調整のために出力するコントロール信号を取り
込み、このコントロール信号のレベルを検出することに
より、ＣＳアンテナ２から入力された受信信号のレベル
を検出する。
【００２５】次に、受信用マイコン９は、デスクランブ
ル部８から取り込んだ受信信号のうち、指定されたチャ
ンネルの放送信号成分をＭＰＥＧデコーダ１０に出力す
ることにより、ＭＰＥＧデコーダ１０に対して、ＭＰＥ
Ｇ方式にて圧縮された放送信号を圧縮のかかっていない
通常の放送信号に伸張させる。そして、ＭＰＥＧデコー
ダ１０にて伸張された放送信号のうち、映像信号成分
は、映像信号エンコーダ１１に出力されて、アナログの
映像信号に変換される。また、音声信号成分は、音声信
号エンコーダ１２に出力され、音声信号エンコーダ１２
では、その音声信号成分がアナログ音声信号に変換され
る。
ル部８から取り込んだ受信信号のうち、指定されたチャ
ンネルの放送信号成分をＭＰＥＧデコーダ１０に出力す
ることにより、ＭＰＥＧデコーダ１０に対して、ＭＰＥ
Ｇ方式にて圧縮された放送信号を圧縮のかかっていない
通常の放送信号に伸張させる。そして、ＭＰＥＧデコー
ダ１０にて伸張された放送信号のうち、映像信号成分
は、映像信号エンコーダ１１に出力されて、アナログの
映像信号に変換される。また、音声信号成分は、音声信
号エンコーダ１２に出力され、音声信号エンコーダ１２
では、その音声信号成分がアナログ音声信号に変換され
る。
【００２６】なお、映像信号エンコーダ１１及び音声信
号エンコーダ１２にて生成されたアナログの映像信号及
び音声信号は、テレビ受像機やビデオテープレコーダ等
に出力される。
号エンコーダ１２にて生成されたアナログの映像信号及
び音声信号は、テレビ受像機やビデオテープレコーダ等
に出力される。
【００２７】また、デジタルＣＳチューナ１には、チュ
ーナ部６にて選局すべき受信信号のチャンネル等を使用
者が外部から指定するために、上述の操作パネル４が備
えられるが、操作パネル４からの指令信号は、その指令
内容を表す指令信号が受信用マイコン９に入力される。
ーナ部６にて選局すべき受信信号のチャンネル等を使用
者が外部から指定するために、上述の操作パネル４が備
えられるが、操作パネル４からの指令信号は、その指令
内容を表す指令信号が受信用マイコン９に入力される。
【００２８】また、デジタルＣＳチューナ１には、当該
チューナの所有者とＣＳ放送を行う放送事業者との間で
なされた受信契約内容に従って当該チューナを動作させ
るための受信契約情報データや、そのデータに従って実
際に当該チューナが選局・復調した有料放送等の視聴履
歴を表す視聴履歴情報データ等の受信情報データを記憶
する記憶媒体（例えば、ＩＣカード）用のインタフェイ
ス１６が設けられており、このインタフェイス１６にＩ
Ｃカードが装着されているとき、当該装置にて有料放送
を受信できるようにされている。そして、ＩＣカードに
記憶された有料放送の視聴履歴等を、デジタル信号で出
力するプロトコルコンバータ１００と、このプロトコル
コンバータ１００の出力信号をデジタルで外部に出力す
るための出力端子１０１を備えている。出力端子１０１
には、デジタル携帯電話１０２が接続されており、デジ
タルにて視聴履歴を含むデータを無線送信することがで
きる。なお、他の形態として、デジタル携帯電話１０２
の代わりに、公衆電話回線に接続可能なＰＨＳ、ＰＤ
Ａ、ノート型パソコンなどでもよい。このように、出力
端子１０１からデジタル信号が出力され、デジタルで公
衆電話回線と接続されるため、エラーが少なく品質の高
い伝送が可能となる。
チューナの所有者とＣＳ放送を行う放送事業者との間で
なされた受信契約内容に従って当該チューナを動作させ
るための受信契約情報データや、そのデータに従って実
際に当該チューナが選局・復調した有料放送等の視聴履
歴を表す視聴履歴情報データ等の受信情報データを記憶
する記憶媒体（例えば、ＩＣカード）用のインタフェイ
ス１６が設けられており、このインタフェイス１６にＩ
Ｃカードが装着されているとき、当該装置にて有料放送
を受信できるようにされている。そして、ＩＣカードに
記憶された有料放送の視聴履歴等を、デジタル信号で出
力するプロトコルコンバータ１００と、このプロトコル
コンバータ１００の出力信号をデジタルで外部に出力す
るための出力端子１０１を備えている。出力端子１０１
には、デジタル携帯電話１０２が接続されており、デジ
タルにて視聴履歴を含むデータを無線送信することがで
きる。なお、他の形態として、デジタル携帯電話１０２
の代わりに、公衆電話回線に接続可能なＰＨＳ、ＰＤ
Ａ、ノート型パソコンなどでもよい。このように、出力
端子１０１からデジタル信号が出力され、デジタルで公
衆電話回線と接続されるため、エラーが少なく品質の高
い伝送が可能となる。
【００２９】図２は、上記実施の形態に係る衛星デジタ
ル放送の課金システムを示す概念図である。衛星デジタ
ル放送地上局２０は、衛星通信用送信アンテナ２１から
赤道上空約３０,０００Ｋｍの静止軌道上にある静止衛
星２２に対して、スクランブルされた信号及び番組コー
ドから構成された電波を送出する。衛星通信用送信アン
テナ２１から送出された電波を受信した静止衛星２２
は、受信した電波を増幅して１０ＧＨｚ台の周波数に変
換して地上に送信する。
ル放送の課金システムを示す概念図である。衛星デジタ
ル放送地上局２０は、衛星通信用送信アンテナ２１から
赤道上空約３０,０００Ｋｍの静止軌道上にある静止衛
星２２に対して、スクランブルされた信号及び番組コー
ドから構成された電波を送出する。衛星通信用送信アン
テナ２１から送出された電波を受信した静止衛星２２
は、受信した電波を増幅して１０ＧＨｚ台の周波数に変
換して地上に送信する。
【００３０】視聴者は、静止衛星２２から送信された、
例えば、１０ＧＨｚ台の電波を衛星デジタル受信アンテ
ナ２で受信し、例えば、１ＧＨｚ台の周波数に変換して
デジタルＣＳチューナ１に送り、デジタルＣＳチューナ
１は、受信した電波から映像信号及び音声信号を取り出
して、そのまま映像信号及び音声信号として、あるいは
ＴＶ受像機が受信することができる周波数に再度変換し
てＴＶ受像機２４に出力する。
例えば、１０ＧＨｚ台の電波を衛星デジタル受信アンテ
ナ２で受信し、例えば、１ＧＨｚ台の周波数に変換して
デジタルＣＳチューナ１に送り、デジタルＣＳチューナ
１は、受信した電波から映像信号及び音声信号を取り出
して、そのまま映像信号及び音声信号として、あるいは
ＴＶ受像機が受信することができる周波数に再度変換し
てＴＶ受像機２４に出力する。
【００３１】この衛星デジタル放送においては、放送さ
れる番組にスクランブルがかけられており、スクランブ
ルを解除する視聴許可コードを有する特定の視聴者のみ
が、衛星デジタル放送の番組を視聴することができる。
れる番組にスクランブルがかけられており、スクランブ
ルを解除する視聴許可コードを有する特定の視聴者のみ
が、衛星デジタル放送の番組を視聴することができる。
【００３２】一方、有料番組視聴希望者は、課金センタ
ー２５に視聴申し込みを行う。有料番組視聴者から視聴
申し込みが行われると、課金センター２５から有料番組
を視聴するための視聴許可コードが送信される。送信さ
れた視聴許可コードは、ＩＣカードを介してデジタルＣ
Ｓチューナ１に出力される。
ー２５に視聴申し込みを行う。有料番組視聴者から視聴
申し込みが行われると、課金センター２５から有料番組
を視聴するための視聴許可コードが送信される。送信さ
れた視聴許可コードは、ＩＣカードを介してデジタルＣ
Ｓチューナ１に出力される。
【００３３】視聴者は、携帯電話１０２をデジタルＣＳ
チューナ１に接続し、公衆電話回線２６を介して課金セ
ンター２５に電話をかけて回線を接続する。次に、視聴
許可コードを受け取ったデジタルＣＳチューナ１は、視
聴許可コードに対応した番組コードを付与されている番
組のスクランブルを解除し、受信した信号をＴＶ受像機
２４に出力し、ＴＶ受像機２４には視聴可能な画像及び
音声が出力される。
チューナ１に接続し、公衆電話回線２６を介して課金セ
ンター２５に電話をかけて回線を接続する。次に、視聴
許可コードを受け取ったデジタルＣＳチューナ１は、視
聴許可コードに対応した番組コードを付与されている番
組のスクランブルを解除し、受信した信号をＴＶ受像機
２４に出力し、ＴＶ受像機２４には視聴可能な画像及び
音声が出力される。
【００３４】デジタルＣＳチューナ１に接続された携帯
電話１０２は、公衆電話回線２６に接続された基地局装
置２７と無線通信を行い、ＩＣカードに記憶された有料
放送の受信契約情報や視聴履歴情報等を含む受信情報デ
ータを送信する。また、衛星放送地上局２０から課金セ
ンター２５に対して、各有料番組の料金及び各有料番組
の視聴許可コードが予め送られており、課金センター２
５は視聴申し込みを行った視聴者に対して視聴許可コー
ドを送るとともに、衛星放送地上局２０に代わって料金
の徴収を行う。
電話１０２は、公衆電話回線２６に接続された基地局装
置２７と無線通信を行い、ＩＣカードに記憶された有料
放送の受信契約情報や視聴履歴情報等を含む受信情報デ
ータを送信する。また、衛星放送地上局２０から課金セ
ンター２５に対して、各有料番組の料金及び各有料番組
の視聴許可コードが予め送られており、課金センター２
５は視聴申し込みを行った視聴者に対して視聴許可コー
ドを送るとともに、衛星放送地上局２０に代わって料金
の徴収を行う。
【００３５】このように、無線により公衆電話回線に接
続可能な携帯電話１０２を外部出力端子１０１に接続す
ることによって衛星デジタル放送の受信契約情報や視聴
履歴情報等を含む受信情報データを課金センター２５に
送信することができるため、アナログモデム１７が必要
とならなくなり、衛星デジタル放送受信システムのコス
トの低減を図ることが可能となると共に、衛星デジタル
放送受信装置が設置してある場所であればどの場所にお
いても、携帯電話１０２の所有者は、自己が契約してい
る放送事業者の衛星デジタル放送を視聴することが可能
となる。
続可能な携帯電話１０２を外部出力端子１０１に接続す
ることによって衛星デジタル放送の受信契約情報や視聴
履歴情報等を含む受信情報データを課金センター２５に
送信することができるため、アナログモデム１７が必要
とならなくなり、衛星デジタル放送受信システムのコス
トの低減を図ることが可能となると共に、衛星デジタル
放送受信装置が設置してある場所であればどの場所にお
いても、携帯電話１０２の所有者は、自己が契約してい
る放送事業者の衛星デジタル放送を視聴することが可能
となる。
【００３６】なお、ＩＣカードに記憶されている受信情
報データの機能を携帯端末装置（例えば、携帯電話１０
２）に持たせることによって、デジタルＣＳチューナ１
からＩＣカードインタフェース１６を削除して、さらに
デジタルＣＳチューナ１のコストを低減させることも可
能である。
報データの機能を携帯端末装置（例えば、携帯電話１０
２）に持たせることによって、デジタルＣＳチューナ１
からＩＣカードインタフェース１６を削除して、さらに
デジタルＣＳチューナ１のコストを低減させることも可
能である。
【００３７】このように、上記実施の形態に係るデジタ
ルＣＳチューナによれば、衛星デジタル放送の受信契約
情報や視聴履歴情報等を含む受信情報データを課金セン
ター２５に送信するためのモデムを内蔵する必要が無く
なるため、衛星デジタル放送受信システムのコストの低
減を図ることが可能となる。また、出力端子１０１から
デジタル信号が出力され、デジタルで公衆電話回線と接
続されるため、エラーが少なく品質の高い伝送が可能と
なる。
ルＣＳチューナによれば、衛星デジタル放送の受信契約
情報や視聴履歴情報等を含む受信情報データを課金セン
ター２５に送信するためのモデムを内蔵する必要が無く
なるため、衛星デジタル放送受信システムのコストの低
減を図ることが可能となる。また、出力端子１０１から
デジタル信号が出力され、デジタルで公衆電話回線と接
続されるため、エラーが少なく品質の高い伝送が可能と
なる。
【００３８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る衛星
デジタル放送受信システムは、人工衛星から送信された
衛星デジタル放送電波を衛星受信アンテナで受信し、衛
星受信アンテナで受信された信号から、指定されたチャ
ネルの放送信号を出力する衛星デジタル放送受信システ
ムであって、少なくとも指定されたチャネルの放送信号
の視聴履歴情報を含む受信情報データを出力する受信情
報データ出力手段と、受信情報データ出力手段の出力信
号を外部に出力する外部出力端子とを備える構成を採
る。
デジタル放送受信システムは、人工衛星から送信された
衛星デジタル放送電波を衛星受信アンテナで受信し、衛
星受信アンテナで受信された信号から、指定されたチャ
ネルの放送信号を出力する衛星デジタル放送受信システ
ムであって、少なくとも指定されたチャネルの放送信号
の視聴履歴情報を含む受信情報データを出力する受信情
報データ出力手段と、受信情報データ出力手段の出力信
号を外部に出力する外部出力端子とを備える構成を採
る。
【００３９】この構成により、衛星デジタル放送の視聴
履歴情報を含む受信情報データを放送事業者側の電話端
末に送信するためのアナログモデムを内蔵する必要が無
くなるため、衛星デジタル放送受信システムのコストの
低減を図ることが可能となる。また、外部出力端子から
デジタル信号が出力され、デジタルで公衆電話回線と接
続されるため、エラーが少なく品質の高い伝送が可能と
なる。
履歴情報を含む受信情報データを放送事業者側の電話端
末に送信するためのアナログモデムを内蔵する必要が無
くなるため、衛星デジタル放送受信システムのコストの
低減を図ることが可能となる。また、外部出力端子から
デジタル信号が出力され、デジタルで公衆電話回線と接
続されるため、エラーが少なく品質の高い伝送が可能と
なる。
【図１】本発明の一実施の形態に係るデジタルＣＳチュ
ーナ１の構成を表すブロック図である。
ーナ１の構成を表すブロック図である。
【図２】上記実施の形態に係る衛星デジタル放送の課金
システムを示す概念図である。
システムを示す概念図である。
【図３】従来のデジタルＣＳチューナ１の構成を表すブ
ロック図である。
ロック図である。
１…デジタルＣＳチューナ、２…衛星デジタル受信アン
テナ、３…同軸ケーブル、４…操作パネル、６…チュー
ナ部、７…Ａ／Ｄ変換部、８…デスクランブル部、９…
受信用マイコン、１０…ＭＰＥＧデコーダ、１１…映像
信号エンコーダ、１２…音声信号エンコーダ、１６…Ｉ
Ｃカードインタフェイス、１７…アナログモデム、２０
…衛星デジタル放送地上局、２１…衛星通信用送信アン
テナ、２２…静止衛星、２４…ＴＶ受像機、２５…課金
センター、２６…公衆電話回線、２７…基地局装置、１
００…プロトコルコンバータ、１０１…外部出力端子、
１０２…携帯電話。
テナ、３…同軸ケーブル、４…操作パネル、６…チュー
ナ部、７…Ａ／Ｄ変換部、８…デスクランブル部、９…
受信用マイコン、１０…ＭＰＥＧデコーダ、１１…映像
信号エンコーダ、１２…音声信号エンコーダ、１６…Ｉ
Ｃカードインタフェイス、１７…アナログモデム、２０
…衛星デジタル放送地上局、２１…衛星通信用送信アン
テナ、２２…静止衛星、２４…ＴＶ受像機、２５…課金
センター、２６…公衆電話回線、２７…基地局装置、１
００…プロトコルコンバータ、１０１…外部出力端子、
１０２…携帯電話。
Claims (2)
- 【請求項１】 人工衛星から送信された衛星デジタル放
送電波を衛星受信アンテナで受信し、前記衛星受信アン
テナで受信された信号から、指定されたチャネルの放送
信号を出力する衛星デジタル放送受信システムであっ
て、 少なくとも前記指定されたチャネルの放送信号の視聴履
歴情報を含む受信情報データを出力する受信情報データ
出力手段と、 前記受信情報データ出力手段の出力信号を外部に出力す
る外部出力端子とを備えることを特徴とする衛星デジタ
ル放送受信システム。 - 【請求項２】 前記外部出力端子に接続され、無線によ
り公衆電話回線に接続可能な携帯端末装置とを備えるこ
とを特徴とする請求項１記載の衛星デジタル放送受信シ
ステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000231944A JP2002051274A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 衛星デジタル放送受信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000231944A JP2002051274A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 衛星デジタル放送受信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002051274A true JP2002051274A (ja) | 2002-02-15 |
Family
ID=18724701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000231944A Withdrawn JP2002051274A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 衛星デジタル放送受信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002051274A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7587732B2 (en) | 2003-10-17 | 2009-09-08 | The Nielsen Company (Us), Llc | Portable multi-purpose audience measurement system |
| US8467717B2 (en) | 2004-01-14 | 2013-06-18 | The Nielsen Company (Us), Llc | Portable audience measurement architectures and methods for portable audience measurement |
| US8503991B2 (en) | 2008-04-03 | 2013-08-06 | The Nielsen Company (Us), Llc | Methods and apparatus to monitor mobile devices |
| US8514907B2 (en) | 2006-03-27 | 2013-08-20 | The Nielsen Company (Us), Llc | Methods and systems to meter media content presented on a wireless communication device |
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| US8731906B2 (en) | 2002-09-27 | 2014-05-20 | Arbitron Inc. | Systems and methods for gathering research data |
| US8799054B2 (en) | 2005-12-20 | 2014-08-05 | The Nielsen Company (Us), Llc | Network-based methods and systems for initiating a research panel of persons operating under a group agreement |
| US8818901B2 (en) | 2006-06-02 | 2014-08-26 | The Nielsen Company (Us), Llc | Digital rights management systems and methods for audience measurement |
| US9055336B2 (en) | 2006-03-31 | 2015-06-09 | The Nielsen Company (Us), Llc | Methods, systems and apparatus for multi-purpose metering |
| US9219559B2 (en) | 2012-05-16 | 2015-12-22 | The Nielsen Company (Us), Llc | Methods and systems for audience measurement |
| US9426525B2 (en) | 2013-12-31 | 2016-08-23 | The Nielsen Company (Us), Llc. | Methods and apparatus to count people in an audience |
| US9551588B2 (en) | 2014-08-29 | 2017-01-24 | The Nielsen Company, LLC | Methods and systems to determine consumer locations based on navigational voice cues |
-
2000
- 2000-07-31 JP JP2000231944A patent/JP2002051274A/ja not_active Withdrawn
Cited By (36)
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| US7587732B2 (en) | 2003-10-17 | 2009-09-08 | The Nielsen Company (Us), Llc | Portable multi-purpose audience measurement system |
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| US8799054B2 (en) | 2005-12-20 | 2014-08-05 | The Nielsen Company (Us), Llc | Network-based methods and systems for initiating a research panel of persons operating under a group agreement |
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| US11190816B2 (en) | 2006-03-27 | 2021-11-30 | The Nielsen Company (Us), Llc | Methods and systems to meter media content presented on a wireless communication device |
| US9438939B2 (en) | 2006-03-27 | 2016-09-06 | The Nielsen Company (Us), Llc | Methods and systems to meter media content presented on a wireless communication device |
| US11765411B2 (en) | 2006-03-27 | 2023-09-19 | The Nielsen Company (Us), Llc | Methods and systems to meter media content presented on a wireless communication device |
| US8514907B2 (en) | 2006-03-27 | 2013-08-20 | The Nielsen Company (Us), Llc | Methods and systems to meter media content presented on a wireless communication device |
| US10785519B2 (en) | 2006-03-27 | 2020-09-22 | The Nielsen Company (Us), Llc | Methods and systems to meter media content presented on a wireless communication device |
| US10412427B2 (en) | 2006-03-27 | 2019-09-10 | The Nielsen Company (Us), Llc | Methods and systems to meter media content presented on a wireless communication device |
| US9942584B2 (en) | 2006-03-27 | 2018-04-10 | The Nielsen Company (Us), Llc | Methods and systems to meter media content presented on a wireless communication device |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071002 |