JP2000324465A - 有料テレビジョン放送受信システム、テレビジョン受信機及び有料テレビジョン放送受信方法 - Google Patents

有料テレビジョン放送受信システム、テレビジョン受信機及び有料テレビジョン放送受信方法

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JP2000324465A
JP2000324465A JP11132995A JP13299599A JP2000324465A JP 2000324465 A JP2000324465 A JP 2000324465A JP 11132995 A JP11132995 A JP 11132995A JP 13299599 A JP13299599 A JP 13299599A JP 2000324465 A JP2000324465 A JP 2000324465A
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television receiver
television
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receiver
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JP11132995A
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English (en)
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Sumio Iwase
純夫 岩瀬
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 同一世帯内に2台目以降のテレビジョン(T
V)受信機を設置する場合、すでに有料TV放送を契約
の1台目のTV受信機より、この2台目以降の受信機に
てもこの有料TV放送を視聴可能にする。 【解決手段】 有料TV放送を受信可能の親TV受信機
20及び子TV受信機21,22を有し、これら20〜
22間に通信手段24a〜24c,31〜43を設け、
受信機20が契約した有料TV放送の受信用の暗号解読
キー信号をこの親TV受信機20からこの通信手段24
a〜24c,24b,24c,31〜43を介してこの
TV受信機21,22に伝送してメモリ14に書き込
み、このメモリ14に書き込んだ暗号解読キー信号を使
用して、受信機21,22にても、TV受信機20が契
約した有料TV放送を受信可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば一家庭内に
おいて、有料テレビジョン放送を受信するのに適用して
好適な、有料テレビジョン放送受信システム、テレビジ
ョン受信機及び有料テレビジョン放送受信方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、人工衛星を使用したCSデジタル
放送等の有料テレビジョン放送が行なわれている。斯る
有料テレビジョン放送を受信できるようにしたテレビジ
ョン受信機の例として図4に示す如きものが提案されて
いる。
【0003】図4において、1はCSデジタル放送を受
信できるようになされたパラボラアンテナを示し、この
パラボラアンテナ1で受信したCSデジタル放送信号を
所定周波数に変換すると共に増幅して、CSデジタルチ
ューナを構成するフロントエンド2に供給する。
【0004】このフロントエンド2において、希望波を
選択しQPSK復調、ビタビ+リードソロモン復号を行
い誤り訂正を施してトランスポートストリームとしてデ
ータ分離器3に供給する。このデータ分離器3において
は、マイクロコンピュータより成る中央制御装置(CP
U)4の指令によりトランスポートストリームに多重さ
れている映像音声データや各種選局情報、番組ガイド等
をパケット単位でファイリングし、このデータ分離器3
で分離され選ばれた映像音声データを暗号解読器5に供
給する。
【0005】6はICカードを示し、このICカード6
は超小形のコンピュータで、このICカード6には、I
D番号、契約した放送局側から提供された暗号解読キー
信号等有料視聴契約に関連する視聴固有の情報がすべて
入っている。このICカード6の情報をカードインター
フェース7を介して中央制御装置4に供給する如くす
る。
【0006】このICカード6よりの暗号解読キー信号
により中央制御装置4の指令に従って暗号解読器5は暗
号を解読し、この暗号解読器5で暗号解読された映像デ
ータを例えばMPEG2復調回路より成る映像復調回路
8に供給すると共にこの暗号解読器5で暗号解読した音
声データを音声復調回路9に供給する。
【0007】この映像復調回路8の出力側に得られる映
像信号をエンコーダ10に供給して3原色のカラー映像
信号とし、この3原色のカラー映像信号をカラー表示装
置11に供給する如くすると共に音声復調回路9の出力
側に得られるデジタルの音声信号をデジタル信号をアナ
ログ信号に変換するD−A変換回路12に供給してアナ
ログの音声信号とし、このアナログの音声信号をスピー
カ13に供給する如くする。
【0008】この図4において、14は中央制御装置4
に関連して設けられたメモリであり、15はLAN等に
接続される例えばIEEE1394より成るI/Oイン
ターフェースを示し、このI/Oインターフェース15
とデータ分離器3及びこのI/Oインターフェース15
と暗号解読器5は夫々バスラインにより接続されてい
る。
【0009】また、図4においては中央制御装置4は内
蔵のモデム16を介して電話回線17に接続され、この
電話回線17を介して有料テレビジョン放送の受信状況
が有料テレビジョン放送局側に戻るループが形成されて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、有料テレ
ビジョン放送を受信するテレビジョン受信機は、スクラ
ンブルのかかったテレビジョン放送波を受信し、これを
放送局側から提供された暗号解読キー信号によりこのス
クランブルを解除し、視聴できる如くしている。
【0011】ところで、一家庭内において、1台目のテ
レビジョン受信機について、有料テレビジョン放送の受
信契約をしたときには、この1台目のテレビジョン受信
機については、この有料テレビジョン放送を受信できる
が、この同一家庭において、2台目、3台目‥‥のテレ
ビジョン受信機を購入したときには、この2台目、3台
目‥‥について新たにこの有料テレビジョン放送の受信
契約をしなければ受信することができず、国営テレビジ
ョン放送(NHK)のように世帯単位で契約するものに
比較し不合理である。
【0012】また、NHKのように受信料金を徴収する
ための徴収入を雇い、緻密に実体を調べた上で料金を徴
収するのは民間放送においては現実的でないので、何ら
かの割引システムを採用しないと割高な有料テレビジョ
ン放送となり、契約者数を伸ばすことが難しくなる。
【0013】そこで、1台目は通常のNHKと同じく受
信契約により設置世帯から料金を徴収し、2台目以降は
所定の割引をするか、同一の世帯内設置の場合は無料に
するのが普及促進を図る上で望ましい。
【0014】本発明は、斯る点に鑑み、有料の放送受信
制度として先行しているNHKの有料テレビジョン受信
システムを踏襲し、同一世帯内に2台目以降のテレビジ
ョン受信機を設置する場合、すでに契約されている1台
目のテレビジョン受信機の存在により、2台目以降のテ
レビジョン受信機の受信料を所定の割引または無料とす
ることができるようにした有料テレビジョン放送受信シ
ステム、テレビジョン受信機及び有料テレビジョン放送
受信方法を提案せんとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明有料テレビジョン
放送受信システムは、有料テレビジョン放送を受信でき
るようにした親テレビジョン受信機及び子テレビジョン
受信機を有すると共にこの親及び子テレビジョン受信機
間に通信手段を設け、この親テレビジョン受信機が契約
した有料テレビジョン放送の受信用の暗号解読キー信号
をこの親テレビジョン受信機からこの通信手段を介して
この子テレビジョン受信機に伝送してメモリに書き込
み、このメモリに書き込んだ暗号解読キー信号を使用し
て、この子テレビジョン受信機にても、この親テレビジ
ョン受信機が契約した有料テレビジョン放送を受信でき
るようにしたものである。
【0016】斯る本発明によれば、親テレビジョン受信
機が契約した有料テレビジョン放送を子テレビジョン受
信機において、新たに契約しなくとも受信することがで
き、この子テレビジョン受信機の受信料を無料あるいは
所定の割引とできる。
【0017】本発明テレビジョン受信機は有料テレビジ
ョン放送を受信できるようにしたテレビジョン受信機で
あって、通信手段を設け、契約した有料テレビジョン放
送の受信用の暗号解読キー信号を他のテレビジョン受信
機に送信できるようにすると共に他のテレビジョン受信
機からの有料テレビジョン放送の受信用の暗号解読キー
信号を受信して記憶できるようにしたものである。
【0018】本発明によるテレビジョン受信機を1台目
のテレビジョン受信機としたときには2台目以降の他の
テレビジョン受信機に契約した有料テレビジョン放送の
暗号解読キー信号を送信するので、この2台目以降のテ
レビジョン受信機において、1台目のテレビジョン受信
機で契約した有料テレビジョン放送を視聴できる。
【0019】また本発明によるテレビジョン受信機を2
台目以降のテレビジョン受信機としたときには、1台目
の他のテレビジョン受信機で契約した有料テレビジョン
放送の受信用の暗号解読キー信号を受信して記憶できる
ので、この記憶した暗号解読キー信号を使用して、他の
テレビジョン受信機が契約した有料テレビジョン放送を
受信することができる。
【0020】本発明有料テレビジョン放送受信方法は、
有料テレビジョン放送を受信できるようにした親テレビ
ジョン受信機及び子テレビジョン受信機を有し、この親
テレビジョン受信機が契約した有料テレビジョン放送の
受信用の暗号解読キー信号を通信手段によりこの子テレ
ビジョン受信機に伝送してメモリに書き込み、このメモ
リに書き込んだ暗号解読キー信号を使用してこの子テレ
ビジョン受信機にてもこの親テレビジョン受信機が契約
した有料テレビジョン放送を受信できるようにしたもの
である。
【0021】斯る本発明によれば、親テレビジョン受信
機が契約した有料テレビジョン放送を子テレビジョン受
信機において、新たに契約しなくとも、受信することが
でき、この子テレビジョン受信機の受信料を無料あるい
は所定の割引とできる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下図1、図2及び図3を参照し
て本発明有料テレビジョン放送受信システム、テレビジ
ョン受信機及び有料テレビジョン放送受信方法の実施の
形態の例につき説明する。この図1において、図4に対
応する部分には同一符号を付して示す。
【0023】図1例は一世帯に3台の有料テレビジョン
放送を受信できるようになされたテレビジョン受信機2
0,21及び22が設置されている場合で、1台目であ
る親テレビジョン受信機20と2台目及び3台目である
子テレビジョン受信機21及び22とより成り、之等親
テレビジョン受信機20及び子テレビジョン受信機2
1,22は夫々同一構成とする。
【0024】図1において、1は例えば人工衛星を使用
したCSデジタル放送を受信できるようになされたパラ
ボラアンテナを示し、このパラボラアンテナ1で受信し
たCSデジタル放送信号を所定周波数に変換すると共に
増幅して、室内等に設けられた分配器23に供給する。
【0025】この分配器23に得られるCSデジタル放
送信号をケーブル24a,24b及び24cを介して夫
々親及び子テレビジョン受信機20,21及び22のC
Sデジタルチューナを構成するフロントエンド2に供給
する。
【0026】この親及び子テレビジョン受信機20,2
1,22においては、夫々このフロントエンド2におい
て、希望波を選択しQPSK復調、ビタビ+リードソロ
モン復調を行い、誤り訂正を施してトランスポートスト
リームとしてデータ分離器3に供給する。
【0027】このデータ分離器3においては、マイクロ
コンピュータより成る中央制御装置(CPU)4の指令
によりトランスポートストリームに多重されている映像
音声データや各種選局情報、番組ガイド等をパケット単
位でファイリングし、このデータ分離器3で分離され選
ばれた映像音声データを暗号解読器5に供給する。
【0028】また、図1において、6は親及び子テレビ
ジョン受信機20,21,22に夫々対応して設けられ
たICカードを示し、このICカード6には本例ではI
D(識別)番号、契約した放送局側から提供された暗号
解読キー信号等有料視聴契約に関連する視聴固有の情報
がすべて入っている。このICカード6の情報をカード
インターフェース7を介して中央制御装置4に供給する
如くする。
【0029】このICカード6よりの暗号解読キー信号
により中央制御装置4の指令に従って暗号解読器5は暗
号を解読し、この暗号解読器5で暗号解読された映像デ
ータを例えばMPEG2復調回路より成る映像復調回路
8に供給すると共にこの暗号解読器5で暗号解読した音
声データを音声復調回路9に供給する。
【0030】この映像復調回路8の出力側に得られる映
像信号をエンコーダ10に供給して3原色のカラー映像
信号とし、この3原色のカラー映像信号をカラー表示装
置11に供給して所望カラー画像を得る如くすると共に
音声復調回路9の出力側に得られるデジタルの音声信号
をデジタル信号をアナログ信号に変換するD−A変換回
路12に供給してアナログの音声信号を得、このアナロ
グの音声信号をスピーカ13に供給する如くする。
【0031】また、14は中央制御装置4に関連して設
けられたメモリであり、15はLAN等に接続される例
えばIEEE1394より成るI/Oインターフェース
を示し、このI/Oインターフェース15とデータ分離
器3及びこのI/Oインターフェース15と暗号解読器
5は夫々バスラインにより接続されている。
【0032】また、親及び子テレビジョン受信機20,
21,22の夫々の中央制御回路4は内蔵のモデム16
を介して電話回線17に接続する如くなされ、この電話
回線17を介して有料テレビジョン放送の受信状況が有
料テレビジョン放送局側に戻るループを形成する如くな
されている。
【0033】本例においては、親及び子テレビジョン受
信機20,21及び22の夫々のフロントエンド2を図
2に示す如く構成し、従来同様にテレビジョン放送を受
信できるようにすると共に親テレビジョン受信機20と
子テレビジョン受信機21及び22とがケーブル24
a,24b,24cを介して通信できる如くする。
【0034】即ち、30はケーブル24a,24b,2
4cを介して分配器23に接続するケーブル接続端子を
示し、このケーブル接続端子30よりの入力信号をアン
テナ混合器31を介して高周波増幅回路32に供給す
る。この高周波増幅回路32の出力信号をミキサー回路
33に供給すると共に局部発振器34よりの局部発振信
号をこのミキサー回路33に供給する。
【0035】このミキサー回路33の出力側に得られる
中間周波信号を中間周波増幅回路35を介して検波回路
36に供給し、この検波回路36の出力側に得られる検
波された信号を出力端子37を介してデータ分離器3に
供給する如くする。この高周波増幅回路32、ミキサー
回路33、局部発振器34、中間周波増幅回路35及び
検波回路36は従来のフロントエンドと同様に構成し、
従来と同様にテレビジョン放送信号を受信できる如くす
る。
【0036】また本例においては、このフロントエンド
2により中央制御装置4の指令によりプロトコル処理
し、ID番号及び暗号解読キー信号を通信できる如くす
る。即ち、この図2において、40はデータ分離器3よ
りのプロトコル処理したID番号及び契約した有料テレ
ビジョン放送の暗号解読キー信号より成る送信データが
入力される送信データ入力端子を示す。
【0037】この送信データ入力端子40よりの送信デ
ータを低周波増幅回路41を介してミキサー兼変調回路
42に供給すると共に局部発振器34よりの局部発振信
号をこのミキサー兼変調回路42に供給し、このミキサ
ー兼変調回路42の出力側に得られる所定キャリアを変
調した送信データを高周波電力増幅回路43及びアンテ
ナ混合器31を介してケーブル24a,24b,24c
に送出し、このケーブル24a,24b,24cのテレ
ビジョン放送信号に重畳する如くする。この場合、この
送信データとしてはテレビジョン放送信号に影響を与え
ない比較的弱い信号とする。
【0038】また、図2において、44は制御器を示
し、この制御器44は中央制御装置4からの指令に従っ
て、低周波増幅回路41、ミキサー兼変調回路42及び
高周波電力増幅回路43に供給する電源を制御例えば、
テレビジョン受信機20,21、22の電源投入による
起動トリガを得てから所定時間T0 供給するとすると共
にこの所定時間T0 の間局部発振器34の発振周波数を
テレビジョン放送波に影響を与えない放送波帯以外の周
波数Sとする。
【0039】この場合、この所定時間T0 の間親及び子
テレビジョン受信機20,21,22においては、自己
の送信データを送出してケーブル24a,24b,24
cのテレビジョン放送信号に重畳すると共に他の送信デ
ータを高周波増幅回路32、ミキサー回路33、中間周
波増幅回路35及び検波回路36を介して復調できる。
【0040】この復調された他の送信データを中央制御
装置4の指令に従ってメモリ14に記憶する如くする。
【0041】本例においては、図1に示す如く、1台目
のテレビジョン受信機である有料テレビジョン放送を契
約し、放送局側から提供された暗号解読キー信号を有す
る親テレビジョン受信機20と2台目及び3台目のテレ
ビジョン受信機である有料テレビジョン放送を契約して
いない子テレビジョン受信機21及び22との間で図3
のフローチャートに示す如き動作をする如くする。
【0042】親テレビジョン受信機20においては子テ
レビジョン受信機21,22が電源を投入したかを起動
トリガ発生したかで監視しており(ステップS1)、例
えば子テレビジョン受信機21が電源を投入したときに
は、この親テレビジョン受信機20のフロントエンド2
の制御器44が中央制御装置4の指令に従って所定時間
0 間、局部発振器34の発振周波数を放送波帯以外の
周波数Sとすると共に低周波増幅回路41、ミキサー兼
変調回路42及び高周波電力増幅回路43に電源を供給
し、送信データの送信系を動作状態とし、この親テレビ
ジョン受信機20のID(識別)番号及びこの親テレビ
ジョン受信機20が契約している有料テレビジョン放送
の暗号解読キー信号の送信データで周波数Sのキャリア
を変調してケーブル24aに送出されると共にこの送信
データがケーブル24bのテレビジョン放送信号に重畳
されて子テレビジョン受信機21のフロントエンド2に
供給される。
【0043】また、この所定時間T0 においては子テレ
ビジョン受信機21のフロントエンド2の制御器44に
より局部発振器34の発振周波数も周波数Sとされ、こ
の周波数Sの局部発振信号をミキサー回路33に供給す
るので、この子テレビジョン受信機21において、親テ
レビジョン受信機20からの送信データを受信できる。
【0044】従って、この子テレビジョン受信機21は
親テレビジョン受信機20からの送信データを認識でき
る(ステップS2)。次にこの子テレビジョン受信機2
1が、この送信データの初期登録済みかを判断し(ステ
ップS3)、メモリ14が工場出荷時のままでこの登録
が済んでないときは、この子テレビジョン受信機21の
メモリ14にこの送信データに含まれる親テレビジョン
受信機20の固有情報即ちID番号を書き込み(ステッ
プS4)、その後、この送信データに含まれる親テレビ
ジョン受信機20が契約した有料テレビジョン放送を受
信する暗号解読キー信号をメモリ14に書き込む(ステ
ップS5)如くする。
【0045】この場合、この送信データ即ち暗号解読キ
ー信号を書き込むことができるのは通常一般的な世帯構
成人員数例えば「5」に上限を制限する如くする。従っ
て、次のステップS6で、このステップS4,S5の書
き込みが出来る子テレビジョン受信機の数の上限数を減
算する。
【0046】このステップS6で減算したときは、ステ
ップS2に戻り、子テレビジョン受信機21において、
親テレビジョン受信機20からの送信データを認識した
かを判断すると共にこの子テレビジョン受信機21にお
いて、初期登録済みであることを判断し(ステップS
3)、次に親テレビジョン受信機20のID番号を受信
したかを判断し(ステップS7)、このID番号が当該
子テレビジョン受信機21のメモリ14に記憶している
親テレビジョン受信機20のID番号と一致しているか
を判断し(ステップS8)、一致しているときには暗号
解読許可フラグをオンとし、この子テレビジョン受信機
21において、中央制御装置4の指令に従ってメモリ1
4に記憶されている暗号解読キー信号を使用して暗号解
読器5でスクランブルのかかっているテレビジョン放送
のスクランブルを解除し、このテレビジョン放送を視聴
することができる。
【0047】また、子テレビジョン受信機22において
も上述と同様にして、親テレビジョン受信機20の契約
している有料テレビジョン放送を視聴することができ
る。
【0048】本例によれば、親テレビジョン受信機20
が契約した有料テレビジョン放送を子テレビジョン受信
機21,22において、新たに契約しなくとも受信する
ことができ、世帯単位の受信料とでき、この子テレビジ
ョン受信機21,22の受信料を無料あるいは所定の割
引とできるので、有料テレビジョン放送の普及促進がで
きる。
【0049】また本例によるテレビジョン受信機を1台
目のテレビジョン受信機20としたときには、2台目以
降の他のテレビジョン受信機21,22に契約した有料
テレビジョン放送の暗号解読キー信号を送信するので、
この2台目以降のテレビジョン受信機21,22におい
て、1台目のテレビジョン受信機20で契約した有料テ
レビジョン放送を視聴できる。
【0050】また本例によるテレビジョン受信機を2台
目以降のテレビジョン受信機21,22としたときに
は、1台目の他のテレビジョン受信機20で契約した有
料テレビジョン放送の受信用の暗号解読キー信号を受信
して記憶できるので、この記憶した暗号解読キー信号を
使用して、他のテレビジョン受信機20が契約した有料
テレビジョン放送を受信することができる。
【0051】また、本例によれば、電源投入時に親テレ
ビジョン受信機20よりの送信データを自動的に送信
し、子テレビジョン受信機21,22で、この送信デー
タを受信して信号処理するので、この送信データの処理
が自動的に行なわれ、煩わしい設定が不要である利益が
ある。
【0052】尚、上述例ては送信データをアンテナ1に
接続するケーブル24a,24b,24cを介して通信
する如く述べたが、この送信データの通信をLANある
いは電話回線を介して行うようにしても良いことは勿論
である。
【0053】また、本発明は上述例に限ることなく、本
発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採
り得ることは勿論である。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、親テレビジョン受信機
が契約した有料テレビジョン放送を子テレビジョン受信
機において、新たに契約しなくとも受信することがで
き、世帯単位の受信料とでき、この子テレビジョン受信
機の受信料を無料あるいは所定の割引とできるので、有
料テレビジョン放送の普及促進ができる。
【0055】また本発明によるテレビジョン受信機を1
台目のテレビジョン受信機としたときには、2台目以降
の他のテレビジョン受信機に契約した有料テレビジョン
放送の暗号解読キー信号を送信するので、この2台目以
降のテレビジョン受信機において、1台目のテレビジョ
ン受信機で契約した有料テレビジョン放送を視聴でき
る。
【0056】また本発明によるテレビジョン受信機を2
台目以降のテレビジョン受信機としたときには、1台目
の他のテレビジョン受信機で契約した有料テレビジョン
放送の受信用の暗号解読キー信号を受信して記憶できる
ので、この記憶した暗号解読キー信号を使用して、他の
テレビジョン受信機が契約した有料テレビジョン放送を
受信することができる。
【0057】また、本発明によれば、親テレビジョン受
信機よりの送信データを自動的に送信し、子テレビジョ
ン受信機で、この送信データを受信して信号処理するの
で、この送信データの処理が自動的に行なわれ、煩わし
い設定が不要である利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明有料テレビジョン放送受信システムの実
施の形態の例の説明に供する構成図である。
【図2】本発明の要部の例を示す構成図である。
【図3】本発明の説明に供するフローチャートである。
【図4】テレビジョン受信機の例を示す構成図である。
【符号の説明】
1‥‥パラボラアンテナ、2‥‥フロントエンド、3‥
‥データ分離器、4‥‥中央制御装置、5‥‥暗号解読
器、6‥‥ICカード、14‥‥メモリ、20‥‥親テ
レビジョン受信機、21,22‥‥子テレビジョン受信
機、23‥‥分配器、24a,24b,24c‥‥ケー
ブル、30‥‥ケーブル接続端子、32‥‥高周波増幅
回路、33‥‥ミキサー回路、34‥‥局部発振器、3
5‥‥中間周波増幅回路、36‥‥検波回路、40‥‥
送信データ入力端子、41‥‥低周波増幅回路、42‥
‥ミキサー兼変調回路、43‥‥高周波電力増幅回路、
44‥‥制御器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料テレビジョン放送を受信できるよう
    にした親テレビジョン受信機及び子テレビジョン受信機
    を有すると共に前記親及び子テレビジョン受信機間に通
    信手段を設け、前記親テレビジョン受信機が契約した有
    料テレビジョン放送の受信用の暗号解読キー信号を前記
    親テレビジョン受信機から前記通信手段を介して前記子
    テレビジョン受信機に伝送してメモリに書き込み、該メ
    モリに書き込んだ暗号解読キー信号を使用して前記子テ
    レビジョン受信機にても前記親テレビジョン受信機が契
    約した有料テレビジョン放送を受信できるようにしたこ
    とを特徴とする有料テレビジョン放送受信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の有料テレビジョン放送受
    信システムにおいて、前記通信手段としてアンテナ装置
    側から通信できるようにしたことを特徴とする有料テレ
    ビジョン放送受信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の有料テレビジョン放送受
    信システムにおいて、前記親テレビジョン受信機から子
    テレビジョン受信機に前記暗号解読キー信号の伝送回数
    を制限するようにしたことを特徴とする有料テレビジョ
    ン放送受信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の有料テレビジョン放送受
    信システムにおいて、 前記子テレビジョン受信機が初期登録のときのみ、前記
    親テレビジョン受信機からの前記暗号解読キー信号を登
    録できるようにしたことを特徴とする有料テレビジョン
    放送システム。
  5. 【請求項5】 有料テレビジョン放送を受信できるよう
    にしたテレビジョン受信機であって、通信手段を設け、 契約した有料テレビジョン放送の受信用の暗号解読キー
    信号を他のテレビジョン受信機に送信できるようにする
    と共に他のテレビジョン受信機からの有料テレビジョン
    放送の受信用の暗号解読キー信号を受信して記憶できる
    ようにしたことを特徴とするテレビジョン受信機。
  6. 【請求項6】 有料テレビジョン放送を受信できるよう
    にした親テレビジョン受信機及び子テレビジョン受信機
    を有し、前記親テレビジョン受信機が契約した有料テレ
    ビジョン放送の受信用の暗号解読キー信号を通信手段に
    より前記子テレビジョン受信機に伝送してメモリに書き
    込み、該メモリに書き込んだ暗号解読キー信号を使用し
    て前記子テレビジョン受信機にても前記親テレビジョン
    受信機が契約した有料テレビジョン放送を受信できるよ
    うにしたことを特徴とする有料テレビジョン放送受信方
    法。
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