JPS60129373A - 三重壁タンクの建設方法 - Google Patents
三重壁タンクの建設方法Info
- Publication number
- JPS60129373A JPS60129373A JP23795783A JP23795783A JPS60129373A JP S60129373 A JPS60129373 A JP S60129373A JP 23795783 A JP23795783 A JP 23795783A JP 23795783 A JP23795783 A JP 23795783A JP S60129373 A JPS60129373 A JP S60129373A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- triple
- dike
- construction method
- walled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は、側板が互いに間隔を置いて三重に設けられ
た三重壁タンクの施工方法に関する。
た三重壁タンクの施工方法に関する。
従来技術
LNGやLPG等の低温液体を貯蔵する二重壁低温タン
クでは、内槽が何らかの理由で破損した場合、貯蔵され
た低温液体が流出し、内槽と外槽との間のより高温の部
材に接してガス化し、ガス圧が上昇して内槽を座屈させ
外槽を破裂させ、更に液流出を激しくするとともに\熱
衝撃によって外槽を破壊し大量の低温貯蔵液を槽外に流
出させ災害規模を拡大する結果となる。また、二重壁低
温タンクから流出する大量の貯蔵液が広範囲に流れるの
を防止するため、二重壁低温タンクを囲繞して地上に低
い防液堤(low dike )を設けるのが一般的で
あったが、このような方法ではタンクから流出した液が
動的な流れとなって防液堤を溢流する可能性があり、ま
た防液堤内に二次滞溜した液のガスが防液堤を超えて外
部に流れ爆発する危険性がありまた流出液の回収にも困
難性を伴う等の問題点がある。
クでは、内槽が何らかの理由で破損した場合、貯蔵され
た低温液体が流出し、内槽と外槽との間のより高温の部
材に接してガス化し、ガス圧が上昇して内槽を座屈させ
外槽を破裂させ、更に液流出を激しくするとともに\熱
衝撃によって外槽を破壊し大量の低温貯蔵液を槽外に流
出させ災害規模を拡大する結果となる。また、二重壁低
温タンクから流出する大量の貯蔵液が広範囲に流れるの
を防止するため、二重壁低温タンクを囲繞して地上に低
い防液堤(low dike )を設けるのが一般的で
あったが、このような方法ではタンクから流出した液が
動的な流れとなって防液堤を溢流する可能性があり、ま
た防液堤内に二次滞溜した液のガスが防液堤を超えて外
部に流れ爆発する危険性がありまた流出液の回収にも困
難性を伴う等の問題点がある。
この問題点を解決または緩和する手段として、第1図に
示す如く、二重壁低温タンクの内槽側板1と外槽側板2
との間に、タンク内の設計液位近傍の高さを有する防液
堤6を設けて三重壁タンクとした構造が例えば特願昭5
7−96699号により提案されており、あるいは第2
図に示す如く防液堤をタンク直近に移動し高防液堤(h
ighdike−うとする例もある。
示す如く、二重壁低温タンクの内槽側板1と外槽側板2
との間に、タンク内の設計液位近傍の高さを有する防液
堤6を設けて三重壁タンクとした構造が例えば特願昭5
7−96699号により提案されており、あるいは第2
図に示す如く防液堤をタンク直近に移動し高防液堤(h
ighdike−うとする例もある。
上記のような新しいタンクは防液堤壁を考えると三重壁
構造を有することになるが三重の側壁を−有するタンク
ではその施工方法は一般には、一方から順に、例えば、
先づ内側の側板を作り、次に中間の側板を作り、最後に
外側の外板を作って完成する。この方法で第1図に示す
三重壁タンクを建造すると三重側壁施工期間がクリティ
カルパスとなり、40,000)ン級のLPGタンクの
場合で低い防液堤を有する在来の二重壁低温タンクに比
べて約2〜6箇月工期が長くなると考えられる。
構造を有することになるが三重の側壁を−有するタンク
ではその施工方法は一般には、一方から順に、例えば、
先づ内側の側板を作り、次に中間の側板を作り、最後に
外側の外板を作って完成する。この方法で第1図に示す
三重壁タンクを建造すると三重側壁施工期間がクリティ
カルパスとなり、40,000)ン級のLPGタンクの
場合で低い防液堤を有する在来の二重壁低温タンクに比
べて約2〜6箇月工期が長くなると考えられる。
工期が長くなると、組立溶接等の現地作業者の張り付は
期間が多くなり クレーン、溶接機等の六叉、 機材の使用期間が長くなりコストが上昇する。工期が長
くなると引渡し時期が遅くなり客先の要請に応えられな
い事態も発生する。
期間が多くなり クレーン、溶接機等の六叉、 機材の使用期間が長くなりコストが上昇する。工期が長
くなると引渡し時期が遅くなり客先の要請に応えられな
い事態も発生する。
に1 的
本発明は、三重壁タンクの従来考えられている施工方法
の上述の問題点にかんがみ、施工期間の短縮が可能な三
重壁タンクの施工方法を提供することを目的とする。
の上述の問題点にかんがみ、施工期間の短縮が可能な三
重壁タンクの施工方法を提供することを目的とする。
構成
本発明による三重壁タンクの施工方法を第1図のタンク
ル防液堤システムを例に述べれば第3図に図式的に示す
如く、まず中央め側板て第1図の例では防液堤)3を先
行して組立て、次いで中央の側板の組立てを追うように
、あるいは中央の側板の組立終了後内方の側板1と外方
の側板2を施工する手順となる。
ル防液堤システムを例に述べれば第3図に図式的に示す
如く、まず中央め側板て第1図の例では防液堤)3を先
行して組立て、次いで中央の側板の組立てを追うように
、あるいは中央の側板の組立終了後内方の側板1と外方
の側板2を施工する手順となる。
このような順序で施工することにより、最初に作った中
央の壁体を足場又はその取付部材に利用して両側同時に
互いに干渉することなく施工することができる。同時に
両側を施工することにより、クレーン、溶接機等の機材
の数量は若干増加するとしても、アイドル時間が減るた
め効率運用が可能であり、結果、的に人件費が低減する
ばかりでなく工期は相当短縮することができ、在来の二
重壁低温タンクと殆んど変らない工期で防液1(hig
hdike )を含めたタンクシステムを施工すること
が可能となる。
央の壁体を足場又はその取付部材に利用して両側同時に
互いに干渉することなく施工することができる。同時に
両側を施工することにより、クレーン、溶接機等の機材
の数量は若干増加するとしても、アイドル時間が減るた
め効率運用が可能であり、結果、的に人件費が低減する
ばかりでなく工期は相当短縮することができ、在来の二
重壁低温タンクと殆んど変らない工期で防液1(hig
hdike )を含めたタンクシステムを施工すること
が可能となる。
底部保冷システム、底板の施工は側板の施工に前後して
行なえば施工上のクリティカル要因にならず従って適宜
行なうものとする。
行なえば施工上のクリティカル要因にならず従って適宜
行なうものとする。
効 果
以上の如く、本発明の施工方法によれば、三重壁タンク
の施工期間を著しく短縮することができ、コストダウン
に効果が得られる。
の施工期間を著しく短縮することができ、コストダウン
に効果が得られる。
第1図及び第2図は夫々三重壁タンクの概略構造の一例
を示す断面図、第3図は本発明の施工方法を説明する図
式図である。 1・・・内槽側板 2・・・外槽側板 3・・・防液堤側板 第1 図 第3 第2図 図
を示す断面図、第3図は本発明の施工方法を説明する図
式図である。 1・・・内槽側板 2・・・外槽側板 3・・・防液堤側板 第1 図 第3 第2図 図
Claims (1)
- 側板が互いに間隔を置いて三重に設けられた三重壁タン
クの施工方法において、先づ中央の側板を施工し、これ
を追って内方と外方の側板を施工することを特徴とする
施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23795783A JPS60129373A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 三重壁タンクの建設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23795783A JPS60129373A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 三重壁タンクの建設方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60129373A true JPS60129373A (ja) | 1985-07-10 |
JPS645151B2 JPS645151B2 (ja) | 1989-01-27 |
Family
ID=17022966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23795783A Granted JPS60129373A (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 三重壁タンクの建設方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60129373A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023127606A1 (ja) * | 2021-12-27 | 2023-07-06 | 川崎重工業株式会社 | 三重殻タンク |
-
1983
- 1983-12-19 JP JP23795783A patent/JPS60129373A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023127606A1 (ja) * | 2021-12-27 | 2023-07-06 | 川崎重工業株式会社 | 三重殻タンク |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS645151B2 (ja) | 1989-01-27 |
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