JP2649247B2 - 息抜き装置を内蔵した二重壁式低温タンクおよび該二重壁式低温タンクに改造する構築方法。 - Google Patents
息抜き装置を内蔵した二重壁式低温タンクおよび該二重壁式低温タンクに改造する構築方法。Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、内槽と外槽とからなり内・外槽間にパー
ライト粒等の断熱材を充填した保冷層を設けた金属二重
殻式タンクと、該タンクの外側に環状空間を設けて立設
したプレストレストコンクリートの防液堤と環状空間に
設けた息抜き装置とからなる二重壁式低温タンク、およ
び既設の二重殻式低温タンクから該二重壁式低温タンク
に改造する構築方法に関するものである。
ライト粒等の断熱材を充填した保冷層を設けた金属二重
殻式タンクと、該タンクの外側に環状空間を設けて立設
したプレストレストコンクリートの防液堤と環状空間に
設けた息抜き装置とからなる二重壁式低温タンク、およ
び既設の二重殻式低温タンクから該二重壁式低温タンク
に改造する構築方法に関するものである。
(従来の技術) 従来の低温液貯蔵タンクは、金属二重殻式タンクと、
当該タンク内の低温貯蔵液の漏洩拡散を防ぐため、貯蔵
液の量に見合う広大な敷地面積を設けて防液堤を形成
し、該敷地面積内に息抜き装置を設けている。例えば特
公昭38−26542号の発明がある。
当該タンク内の低温貯蔵液の漏洩拡散を防ぐため、貯蔵
液の量に見合う広大な敷地面積を設けて防液堤を形成
し、該敷地面積内に息抜き装置を設けている。例えば特
公昭38−26542号の発明がある。
(発明が解決しようとする課題) 従来例における低温液貯蔵タンクでは、金属二重殻式
タンク並びに防液空間および防液堤を設けるための広大
な面積の土地を必要とするため、貯蔵低温液量に比して
極めて高い設備費を必要とする問題点がある。
タンク並びに防液空間および防液堤を設けるための広大
な面積の土地を必要とするため、貯蔵低温液量に比して
極めて高い設備費を必要とする問題点がある。
また、金属二重殻式タンクも、保冷層を形成するパー
ライト粒等の断熱材が長期使用中に圧密されて不均一な
分布状態となり、その断熱機能が失われる問題点並びに
内・外槽間の補修点検が容易にできない問題点を有して
いる。
ライト粒等の断熱材が長期使用中に圧密されて不均一な
分布状態となり、その断熱機能が失われる問題点並びに
内・外槽間の補修点検が容易にできない問題点を有して
いる。
また、内・外槽間の調圧を行うための息抜き装置も防
液堤内に別個の息抜き用のタンクを必要とした。
液堤内に別個の息抜き用のタンクを必要とした。
さらに、従来の二重殻式低温タンクは、その耐用年数
からして多くが建て替えの必要な時期に来ている。
からして多くが建て替えの必要な時期に来ている。
(課題を解決するための手段) この発明は、上述の課題を解決するために、金属二重
殻式タンクの底部基礎外周に連接してプレストレストコ
ンクリートの防液堤を立設し、当該防液堤と金属二重殻
式タンクの外槽側壁との空間を側部保冷層に形成し、金
属二重殻式タンクの内・外槽側部空間は補修空間として
空間のままに形成し、防液堤上端部と外槽側壁に架設
し、補修空間に連通した息抜き装置を設けた二重壁式低
温タンクを提供することを目的とするものであり、併せ
て既設の金属二重殻式タンクの側部保冷層を形成するパ
ーライト粒等の断熱材を新たな外槽と防液堤との間の保
冷層の断熱材として再使用して、二重壁式低温タンクに
改造する構築方法を提供しようとするものである。
殻式タンクの底部基礎外周に連接してプレストレストコ
ンクリートの防液堤を立設し、当該防液堤と金属二重殻
式タンクの外槽側壁との空間を側部保冷層に形成し、金
属二重殻式タンクの内・外槽側部空間は補修空間として
空間のままに形成し、防液堤上端部と外槽側壁に架設
し、補修空間に連通した息抜き装置を設けた二重壁式低
温タンクを提供することを目的とするものであり、併せ
て既設の金属二重殻式タンクの側部保冷層を形成するパ
ーライト粒等の断熱材を新たな外槽と防液堤との間の保
冷層の断熱材として再使用して、二重壁式低温タンクに
改造する構築方法を提供しようとするものである。
(作用) この発明に係わる二重壁式低温タンクは、金属二重殻
式タンクにおける底部基礎の外周に連接して防液堤が立
設されるので、広大な防液空間が不要となり、余剰の敷
地を他に流用して有効に使用できる今日的課題を解決で
きる。
式タンクにおける底部基礎の外周に連接して防液堤が立
設されるので、広大な防液空間が不要となり、余剰の敷
地を他に流用して有効に使用できる今日的課題を解決で
きる。
また、息抜き装置を防液堤上端部と外槽側壁に架設し
たので、別個の息抜き用タンクが不要となる。
たので、別個の息抜き用タンクが不要となる。
また、すべて新しく構築するのではなく、既設の二重
殻式低温タンクを利用して二重壁式低温タンクにするの
で、構築費用の大巾な軽減ができる。
殻式低温タンクを利用して二重壁式低温タンクにするの
で、構築費用の大巾な軽減ができる。
(実施例) 実施例について、図面を参照して説明する。第1図に
おいて、内槽(1)は、平底円筒状の鋼板製の密閉タン
クで、当該内槽(1)と隔接間隔を設けて鋼板製の外槽
(2)が設けられている。丁度外槽(2)の底部保冷層
(22)の上に内槽(1)が載置状に設けられている状態
である。
おいて、内槽(1)は、平底円筒状の鋼板製の密閉タン
クで、当該内槽(1)と隔接間隔を設けて鋼板製の外槽
(2)が設けられている。丁度外槽(2)の底部保冷層
(22)の上に内槽(1)が載置状に設けられている状態
である。
内槽(1)と外槽(2)との隔接間隔内は、側部上端
近部から天井部がパーライト粒等の断熱材を充填して屋
根部保冷層(12)を形成する。また、側部の隔接間隔内
は空間のままにして補修用の補修空間(13)に形成す
る。
近部から天井部がパーライト粒等の断熱材を充填して屋
根部保冷層(12)を形成する。また、側部の隔接間隔内
は空間のままにして補修用の補修空間(13)に形成す
る。
この場合、補修空間(13)と屋根部保冷層(12)との
境界は、リング状の支持板(11)を固定して仕切るよう
に形成する。
境界は、リング状の支持板(11)を固定して仕切るよう
に形成する。
支持板(11)は、2枚のリング状平板が中央で一部を重
合するように形成し、1枚のリング状平板は外周縁を外
槽(2)の内周面に固定し、他の1枚のリング状平板は
内槽(1)の外周面に固定して、内槽(1)の伸縮を2
枚のリング状平板がすり重なることで吸収するように形
成する。
合するように形成し、1枚のリング状平板は外周縁を外
槽(2)の内周面に固定し、他の1枚のリング状平板は
内槽(1)の外周面に固定して、内槽(1)の伸縮を2
枚のリング状平板がすり重なることで吸収するように形
成する。
防液堤(6)は、外槽(2)の底部基礎(25)の外周
に連接て防液堤基礎部(23)を形成し、この防液堤基礎
部(23)から鉛直上方に円筒上に防液堤周壁部(24)を
立設して形成する。
に連接て防液堤基礎部(23)を形成し、この防液堤基礎
部(23)から鉛直上方に円筒上に防液堤周壁部(24)を
立設して形成する。
防液堤(6)は、プレストレストコンクリートで形成
し、防液堤周壁部(24)の外周面は、下方に行くに従っ
て外方に拡がるように形成する。
し、防液堤周壁部(24)の外周面は、下方に行くに従っ
て外方に拡がるように形成する。
つまり、防液堤周壁部(24)の内周面は、底部基礎
(25)に垂直にし、壁肉の厚さを下方に行くに従っ大き
く形成する。
(25)に垂直にし、壁肉の厚さを下方に行くに従っ大き
く形成する。
また、防液堤(6)は、外槽(2)の側部との間に隔
接代を設けて形成し、当該隔接代にパーライト粒等の断
熱材を充填して側部保冷層(14)を形成する。
接代を設けて形成し、当該隔接代にパーライト粒等の断
熱材を充填して側部保冷層(14)を形成する。
当該側部保冷層(14)の上部に、リング状の箱形に形
成した息抜き装置(9)を設ける。
成した息抜き装置(9)を設ける。
第2図は、息抜き装置取付部の拡大部分断面説明図で
ある。
ある。
第2図において、側部保冷層(14)の上端面にリング
状の平板に形成した仕切板(16)を設け、防液堤(6)
の内周面上端部に密接して形成したシール壁(15)と、
該シール壁(15)の上端縁と外槽(2)の側部上端縁と
を結ぶリング状の平板で形成した覆板(20)とでリング
状の箱形に形成した息抜き装置(9)を設ける。
状の平板に形成した仕切板(16)を設け、防液堤(6)
の内周面上端部に密接して形成したシール壁(15)と、
該シール壁(15)の上端縁と外槽(2)の側部上端縁と
を結ぶリング状の平板で形成した覆板(20)とでリング
状の箱形に形成した息抜き装置(9)を設ける。
箱形の息抜き装置(9)には、外方に突出して大気と
連通するパージ管(19)および空気抜き管(21)と、仕
切板(16)を通貫し、補修空間(13)に連通する連通管
(17)を設ける。
連通するパージ管(19)および空気抜き管(21)と、仕
切板(16)を通貫し、補修空間(13)に連通する連通管
(17)を設ける。
箱形の息抜き装置(9)の内側は、中間よりやや上部
で、ゴム系材料からなる仕切膜すなわちダイヤフラムバ
ルーン(10)で上下に分割し、該ダイヤフラムバルーン
(10)に大きいたるみを設けて固定し、上部に重りとし
てウエイト(18)を固着する。
で、ゴム系材料からなる仕切膜すなわちダイヤフラムバ
ルーン(10)で上下に分割し、該ダイヤフラムバルーン
(10)に大きいたるみを設けて固定し、上部に重りとし
てウエイト(18)を固着する。
分割した上部室は、空気抜き管(21)で大気に開放
し、分割した下部室には、パージ管(19)と連通管(1
7)を接続する。
し、分割した下部室には、パージ管(19)と連通管(1
7)を接続する。
補修空間(13)には、不活性の窒素ガスをパージ管
(19)を通して導入し、内部空気を排除する。
(19)を通して導入し、内部空気を排除する。
補修空間(13)内の圧力は、上下に動くダイヤフラム
バルーン(10)とウエイト(18)の重さによる圧力と大
気圧との和で示される設定圧力に保たれる。この発明に
係わる二重壁式低温タンクを、既設の金属二重殻式タン
クから改造する場合の構築行程説明略図を、第3図から
第6図に示す。
バルーン(10)とウエイト(18)の重さによる圧力と大
気圧との和で示される設定圧力に保たれる。この発明に
係わる二重壁式低温タンクを、既設の金属二重殻式タン
クから改造する場合の構築行程説明略図を、第3図から
第6図に示す。
(イ)第1の行程は、第3図に示される既設の二重殻式
低温タンクの付属設備、息抜きタンク(4)および既設
防液堤(5)を撤去する。
低温タンクの付属設備、息抜きタンク(4)および既設
防液堤(5)を撤去する。
(ロ)第2の行程は、第4図に示すように、既設底部基
礎(8)の外周と隔接して新規杭(7)を打設し、その
上にコンクリートで防液堤基礎部(23)を設けて既設底
部基礎(8)とつなぎ合わせ、該防液堤基礎部(23)上
にプレストレストコンクリートで防液堤周壁部(24)を
一体鉛直状に立設して、新規な防液堤(6)を鉛直に立
設する。
礎(8)の外周と隔接して新規杭(7)を打設し、その
上にコンクリートで防液堤基礎部(23)を設けて既設底
部基礎(8)とつなぎ合わせ、該防液堤基礎部(23)上
にプレストレストコンクリートで防液堤周壁部(24)を
一体鉛直状に立設して、新規な防液堤(6)を鉛直に立
設する。
(ハ)第3の行程は、第5図に示すように、屋根部保冷
層(12)を支える支持板(11)を設けて、屋根部保冷層
(12)を形成し、既設側部保冷槽(3)の断熱材を外槽
(2)と防液堤(6)との間に移して補修空間(13)と
新規側部保冷層(14)を形成する。
層(12)を支える支持板(11)を設けて、屋根部保冷層
(12)を形成し、既設側部保冷槽(3)の断熱材を外槽
(2)と防液堤(6)との間に移して補修空間(13)と
新規側部保冷層(14)を形成する。
既設の二重殻式低温タンクにおける側部保冷層(3)
の断熱材例えばパーライト粒は、側部保冷層(3)下部
の外槽(2)に引抜きノズルを取り付け、エジェクター
で空気とともに抜き出し、そのまま防液堤(6)と外槽
(2)との間に噴出して、新たな側部保冷層(14)に積
層する。
の断熱材例えばパーライト粒は、側部保冷層(3)下部
の外槽(2)に引抜きノズルを取り付け、エジェクター
で空気とともに抜き出し、そのまま防液堤(6)と外槽
(2)との間に噴出して、新たな側部保冷層(14)に積
層する。
(ニ)第4の行程は、第6図に示すように、側部保冷層
(14)の上部に、シール壁(15)と仕切板(16)および
覆板(20)で囲って密封状の箱形に形成した息抜き装置
(9)を設ける。
(14)の上部に、シール壁(15)と仕切板(16)および
覆板(20)で囲って密封状の箱形に形成した息抜き装置
(9)を設ける。
(発明の効果) この発明は、以上説明したように構成されているので
以下に記載されるような効果を奏する。
以下に記載されるような効果を奏する。
請求項第1項の二重壁式低温タンクでは広大な面積の
土地は必要がないので、土地の有効利用等今日的課題の
解決ができる。
土地は必要がないので、土地の有効利用等今日的課題の
解決ができる。
また、息抜き装置の設置により、長い配管は必要がな
くなり、さらに、防液堤上部の歩廊で点検や補修ができ
るので、作業がやりやすい実益がある。
くなり、さらに、防液堤上部の歩廊で点検や補修ができ
るので、作業がやりやすい実益がある。
請求項第2項の構築方法では、既設の二重殻式低温タ
ンクが再利用されるので、設備費用が大巾に軽減され
る。また、既設断熱材の有効利用が可能となる。
ンクが再利用されるので、設備費用が大巾に軽減され
る。また、既設断熱材の有効利用が可能となる。
さらに、息抜き装置がタンク側上部に既設外槽を利用
して容易に設置できる。
して容易に設置できる。
第1図は息抜き装置を内蔵した二重壁式低温タンクの断
面説明図、第2図は息抜き装置部分の拡大部分断面説明
図、第3図は既設の二重殻式低温タンクの断面説明図、
第4図、第5図、第6図は二重壁式低温タンクへの改造
行程を示す断面説明図。 2……外槽 3……既設側部保冷層 6……防液堤 7……新規杭 8……既設底部基礎 9……息抜き装置 11……支持板 12……屋根部保冷層 13……補修空間 14……側部保冷層 23……防液堤基礎部 24……防液堤周壁部
面説明図、第2図は息抜き装置部分の拡大部分断面説明
図、第3図は既設の二重殻式低温タンクの断面説明図、
第4図、第5図、第6図は二重壁式低温タンクへの改造
行程を示す断面説明図。 2……外槽 3……既設側部保冷層 6……防液堤 7……新規杭 8……既設底部基礎 9……息抜き装置 11……支持板 12……屋根部保冷層 13……補修空間 14……側部保冷層 23……防液堤基礎部 24……防液堤周壁部
Claims (2)
- 【請求項1】側部に補修空間を形成し、上部に屋根部保
冷層を形成した金属二重殻式タンクと、該金属二重殻式
タンクの外側に側部保冷層を設けたプレストレストコン
クリートの防液堤と、金属二重殻式タンクの外槽(2)
上部側面と防液堤(6)上部との間の側部保冷層の上部
にリング状の箱形に形成した息抜き装置を設けたことを
特徴とする息抜き装置を内蔵した二重壁式低温タンク。 - 【請求項2】既設の金属二重殻式低温タンクの既設底部
基礎の外周と隔接して新規杭を打設し、その上に防液堤
基礎部とプレストレストコンクリートの防液堤周壁部を
設けて既設底部基礎とつき合わせ新たな防液堤を鉛直に
立設する行程と、支持板で屋根部保冷層を支え、既設側
部保冷層の断熱材を外槽と防液堤の間に移して補修空間
と新規側部保冷層を形成する行程と、新規側部保冷層の
上部にリング状の箱形に形成した息抜き装置を構築する
行程とからなる既設の二重殻式低温タンクから請求項第
1項記載の息抜き装置を内蔵した二重壁式低温タンクへ
改造する構築方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9808088A JP2649247B2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | 息抜き装置を内蔵した二重壁式低温タンクおよび該二重壁式低温タンクに改造する構築方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9808088A JP2649247B2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | 息抜き装置を内蔵した二重壁式低温タンクおよび該二重壁式低温タンクに改造する構築方法。 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01269800A JPH01269800A (ja) | 1989-10-27 |
JP2649247B2 true JP2649247B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=14210370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9808088A Expired - Fee Related JP2649247B2 (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | 息抜き装置を内蔵した二重壁式低温タンクおよび該二重壁式低温タンクに改造する構築方法。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2649247B2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-22 JP JP9808088A patent/JP2649247B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01269800A (ja) | 1989-10-27 |
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Legal Events
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