JPS6012933A - 成形された嗜好飲料の製造方法 - Google Patents

成形された嗜好飲料の製造方法

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JPS6012933A
JPS6012933A JP11999583A JP11999583A JPS6012933A JP S6012933 A JPS6012933 A JP S6012933A JP 11999583 A JP11999583 A JP 11999583A JP 11999583 A JP11999583 A JP 11999583A JP S6012933 A JPS6012933 A JP S6012933A
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powder
sugar
molding
instant
solid
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JP11999583A
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Akio Kawamoto
川本 明男
Osamu Matsuda
脩 松田
Yoshimitsu Yumoto
湯本 佳光
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Ajinomoto AGF Inc
Original Assignee
Ajinomoto General Foods Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は固形インスタント嗜好飲料の製造方法に関する
。更に詳細にはインスタントコーヒー粉末(望ましくは
インスタントコーヒーの粉砕物)またはインスタント紅
茶粉末、またはこれらとクリ−ミンクパウダーとを混合
したものに加湿した砂糖を混合し、低圧で成型し、更に
必要に応じて成型物にグレージング処理を行う各工程か
ら成る、本紀対する溶解性が高くかつ硬度の大きい固形
インスタント嗜好飲料の製造方法に関する。
従来、イノスタンドコーヒー粉末、クリーミングパウダ
ーおよび砂糖の乾燥混合物を高圧で成型して固形コーヒ
ーを得ることは知られいた。しかしながら、この高圧成
型法によって得られる固形コーヒーは水に対する溶解性
が低く、湯を注いでコーヒーをいれた場合クリームのフ
ェザーリング(羽毛状沈澱物の発生)、オイルオフ(コ
ーヒー表面への油の分離)が生じ、またフレーバーに乏
しい等の欠点があり、商品価値が低いものであった。
また、従来砂糖を加湿し、あるいは砂糖に砂糖水溶液を
添加し、これを低圧成型して角砂糖を作る方法も知られ
ている。しかしながら、このように低圧成型された角砂
糖は脆く、砕は易いため包装、輸送または家庭での使用
の際に一部が破損。
粉末化する傾向があった。したがって、本発明のような
インスタント固形嗜好飲料の製造に低圧成型法を用いる
のは不適切であると考えられていた。
発明者等はインスタントコーヒー粉末またはインスタン
ト紅茶粉末、またはこれにクリ−ミンクパウダーを混合
したものに、加湿した砂糖を添加し、これを低圧成型す
ることによって、従来技術からは予測できない優れた特
性を持ち高品質の固形嗜好飲料を作ることに成功した。
本発明では、インスタントコーヒー粉末またはインスタ
ント紅茶粉末10重量部に対して、1〜5%、好しくは
2〜4%の水分含量となるように加湿した砂糖を10〜
80重量部好しくは20〜50重量部添加する。クリ−
ミンクパウダーを更に配合する場合にはインスタットコ
ーヒー粉末またはインスタント紅茶とクリーミングパウ
ダーとの合計量10重量部に対して5〜40重量部、好
しくに10〜20重量部の砂糖を配合する。この場合、
砂糖の加湿は1〜5%、好しくは2〜4チである。
添加する砂糖の水分が低すぎると成型された固形物の硬
度が不充分であり、水分が高すぎると混合時にインスタ
ントコーヒー粉末またはイノスタンド紅茶粉末への水分
吸着が進みフレーバーの劣化および成型品の溶解性の低
下が起る。
また加湿された砂糖を混合した後長く放置すると、イン
スタントコーヒー粉末またはインスタット紅茶粉末の吸
湿性が高いため、水分がこれに移行して過度に吸着され
、製品の溶解性およびフレーバーを劣化させることにな
る。したがって、加湿砂糖との配合後成型までの時間(
キユアリングタイム)は長過ぎてはならず1通常、10
分以下であることが好しい。また本発明の低圧成型は2
〜15〜/dの圧力で行われ、製品に所望の溶解性およ
び硬度を与えることができる。成型はコーヒーまたは紅
茶1個または数個で1杯分に相当する固形物とし、キュ
ーブ形、丸形、錠剤形等のいずれの形状にすることもで
きる。尚、本発明で使用される砂糖はグラニュー糖、上
白糖、コーヒーシュガー等のどのような種類のものでも
良い。
上記のように、本発明では砂糖の配合量、加湿の程度、
キユアリングタイムおよび成型時の圧力を適宜組合せる
ととくよって、溶解性および硬度等の物理特性に優れ、
しかもフレーバーに富んだ製品を得ることができる。
本発明は製品の特性を更に改善するために、成型後の固
形物をグレージング処理する方法も包含している。グレ
ージング処理は水蒸気を固形物表面に吹付けるかまたは
水を噴霧して、表面の一部を溶解し、その後乾燥、例え
ば熱風乾燥(70〜90°C,0,5〜2時間)、また
は高周波乾燥することによって行われる。
グレージング処理によって固形物の硬度は処理前の約1
〜3 K9から約3〜]、 6 Kyに上昇し5しかも
フレーバーの劣化および溶解性の低下もほとんど認めら
れなかつな。グレージング処理を行った製品は硬度の上
昇により取扱いが容易になり破損することもなく、また
光沢が出て外観も改善された。
更に、クリーミングパウダーを配合して製造する場合、
本発明の固形物に熱水な注ぐとフェザーリング現象が生
じる傾向がある。これを防止するためにクエン酸塩5例
えばクエン酸ナトリウム等またはリン酸塩、例えばリン
酸ナトリウム等の食用塩な全重琶の0.01〜2チ加え
ろことができる。
本発明で製造されるインスタント固形嗜好飲料は温湯を
注ぐことにより、約20秒またはそれより短時間でほぼ
溶解し、スプーンで軽くかきまぜることによって完全に
溶解して風味に富んだコーヒーまたは紅茶をいれること
ができる。したがつて、お湯さえあればどこでも簡単釦
コーヒーまたは紅茶をいれることができ、製品の種類を
選ぶととによってクリーム入りまたはクリーム無しの飲
料が得られる。
また、本発明の製品は飲料1杯分ずつ成形できるので、
粉末または液体製品のように1杯分ずつ別々に包装する
必要がなく、まとめて包装または容器に入れて出荷でき
るため商業上も有利である。
以下の実施例および実験例により本発明を更に詳細に説
明する。
実施例1 水 0.08〜0.16 0.14〜0.28 0.2
0−0.40インスタント 2.0 2.0 2.0コ
ーヒー インスタントコーヒー1クリーミングパウダー及びクエ
ン酸ナトリウムを充分混合した(5)。別途、グラニユ
ー糖に水を添加し混合したもの(B)に(4)を加え、
素早く均一に混合した後、成型機で圧力4に9/cri
をかけ、圧縮成型した。固形コーヒーにスチームを均一
にかげ、熱風乾燥機で85℃、1時間で乾燥冷却し、包
装を行った。
実施例2 実施例1におけるグラニユー糖の代わりに粉砕したコー
ヒーシュガー(同量)を用いて、同様に作製した。
コーヒーシュガーな用いた場合、表面の色の均一性に効
果が認められた。
実施例3 実施例1におけるグラニユー糖の代わりに上白糖を用い
て固形コーヒーを作製した。
実施例1と比較しても外観、溶解性とも顕著な差は認め
られなかった。特に砂糖の種類を限定されるものでない
実施例4 成 分 配合量 1)加湿グラニユー糖 20 (Ky) (水分2〜3
チ)2)インスタントコーヒー 6.8 3)クリーミングパウダー 7.7 4)クエン酸ナトリウム 0.3 リボンミキサーにて、2)〜4)を5分間光分混合した
後、加湿砂糖2Kf、2)〜4)の混合物1.5匂の割
合でミキサーで2分間混合した。混合物をホッパーに入
れ、圧力4 Ky/criで成型機にて成型した。成型
固形物を加熱水蒸気のトンネルに5秒で通過させ、熱風
乾燥機85℃で1時間乾燥し。
冷却後包装工程に供した。
実施例5 グラニユー糖 6 (V) (水分1.3%)インスタ
ントコーヒー 2.0g 加湿した砂糖とインスタントコーヒーとを混合し、成型
圧5に4/crlで成型し、実施例1と同様にグレージ
ング後85℃で0.5時間熱風乾燥した。
実施例6 成 分 配合量 グラニユー糖 6η)(水分 1.0チ)インスタント
紅茶 0.8 加湿した砂糖とインスタント紅茶を混合、成型(成型圧
6 Ky/crl ) L実施例1と同様にグレージン
グ後85℃で0.5時間熱風乾燥した。
実施例7 グラニユー糖 6ヴ)(水分2.5%)インスタント紅
茶 0.8 加湿した砂糖とインスタント紅茶及びインスタントクリ
ーミングパウダーを混合、成型(成型圧6Kf/cII
L)シ、実施例1と同様にグレージング後85′Cで1
時間熱風乾燥した、。
以下に実施例1〜7によって製造した製品の形状、重量
、硬度(本屋式)、溶解速度(秒)およびこの製品で入
れた飲料のフレーバーを下記の表九示す。
表二本発明製品の物性等 2〜4 tt p tt tt tt (直方体) (立方体) (直方体) 実験例 実施例1の処理条件のうち成型圧、加湿量、キユアリン
グタイムを変化させ、以下の分析を行った。
分析例−1成型圧の変化及びグレージングによる硬度、
溶解速度への影響 分析例−2砂糖の加湿量の変化による硬度、溶解速度へ
の影響 (成型圧 5Kr/ff1) 分析例−3混合へ成型までの時間(キユアリングタイム
)の変化による硬度、溶解速度への影響 *成型数り出し後、角欠は有り

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ])4.7スタノトコーヒー粉末またはインスタント紅
    茶粉末に、必要九応じてクリーミングパウダーを加え、
    加湿された砂糖を混合し、混合物を低圧成型する各工程
    から成る、溶解性に優れかつ硬度が大きい固形嗜好飲料
    の製造方法。 2)上記混合および成型を20分以下の短時間で行うこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3)(ンスタントコーヒー粉末またはイノスター” )
     lf、1 茶粉末に、必要に応じてクリ−ミンクパウ
    ダーを加え、加湿された砂糖を混合し、混合物を低圧成
    型し、その後成型物をグレージングする各工程から成る
    、溶解性に優れかつ硬度が大きい固形嗜好飲料の製造方
    法。 4)上記混合および成型を20分以下の短時間で行うこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の方法。 5)上記グレージングは成型された混合物表面に水蒸気
    または霧状の水を吹きかけた後乾燥することによって行
    われることを特徴とする特許請求の範囲第3項または第
    4項記載の方法。
JP11999583A 1983-07-01 1983-07-01 成形された嗜好飲料の製造方法 Granted JPS6012933A (ja)

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JPH0143540B2 JPH0143540B2 (ja) 1989-09-21

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6268584U (ja) * 1985-10-17 1987-04-28
JPS63127387U (ja) * 1987-02-13 1988-08-19
US20130330461A1 (en) * 2011-02-24 2013-12-12 Nestec S.A. Coffee product
JP2021007373A (ja) * 2019-07-03 2021-01-28 味の素株式会社 インスタントコーヒー飲料用組成物及びその製造方法

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JPS5035368A (ja) * 1973-07-30 1975-04-04

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