JPS60125325A - 無方向性電磁鋼帯の製造方法 - Google Patents
無方向性電磁鋼帯の製造方法Info
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- JPS60125325A JPS60125325A JP23256283A JP23256283A JPS60125325A JP S60125325 A JPS60125325 A JP S60125325A JP 23256283 A JP23256283 A JP 23256283A JP 23256283 A JP23256283 A JP 23256283A JP S60125325 A JPS60125325 A JP S60125325A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/12—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties
- C21D8/1216—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties the working step(s) being of interest
- C21D8/1222—Hot rolling
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、発電機や電動機等の回転機器用材料に適し
た無方向性電磁鋼帯の製造方法に関し、特に板面内の各
方向に一様に磁束密度が高い無方向性′「■、磁銅帯を
低コストで製造する方法を提供するものである。
た無方向性電磁鋼帯の製造方法に関し、特に板面内の各
方向に一様に磁束密度が高い無方向性′「■、磁銅帯を
低コストで製造する方法を提供するものである。
一般に無方向性電磁鋼帯の用途は、小型変圧器や安定器
等の静止機器の鉄芯材料と、電動機や発電機等の回転機
器の鉄芯材料とに大別されるが、これらの電気機器に対
してはいずれも近年の省エネルギーの要請から小型化も
しくは高効率化が強く望まれるようになっておシ、その
ためそれらの素材である電磁鋼帯に対しては、磁束密度
が高くかつ鉄損が低いことが要求されて−る。
等の静止機器の鉄芯材料と、電動機や発電機等の回転機
器の鉄芯材料とに大別されるが、これらの電気機器に対
してはいずれも近年の省エネルギーの要請から小型化も
しくは高効率化が強く望まれるようになっておシ、その
ためそれらの素材である電磁鋼帯に対しては、磁束密度
が高くかつ鉄損が低いことが要求されて−る。
ところで無方向性電磁鋼帯のうちでも、静止機器用の鉄
芯材料は磁化方向が限定されるところから、機器の特性
向上には磁性に方向性を付与した方が有利であるが、回
転機器材は板面の各方向に磁化されるところから、磁性
に方向性がない所謂面内無方向性材料が有利である。
芯材料は磁化方向が限定されるところから、機器の特性
向上には磁性に方向性を付与した方が有利であるが、回
転機器材は板面の各方向に磁化されるところから、磁性
に方向性がない所謂面内無方向性材料が有利である。
周知のように無方向性電磁鋼帯の磁気特性は、JIS
−C−2550に定められているように、圧延方向(以
FLと記す)と、圧延方向に対し直角な方向(以FCと
記す)から等量ずつ採取した25cmmのエプスタイン
試料の測定値で評価してい入−このようにL十Cのニゲ
スタイン試料により評価される磁気特性は、磁化方向が
限定される静止機器の特性には反映されるが、回転機器
用材料としては、L+Cの磁気特性よりも、回転機器の
励磁状態に近いリング試料での磁気特性が優れているこ
とが望ましい。
−C−2550に定められているように、圧延方向(以
FLと記す)と、圧延方向に対し直角な方向(以FCと
記す)から等量ずつ採取した25cmmのエプスタイン
試料の測定値で評価してい入−このようにL十Cのニゲ
スタイン試料により評価される磁気特性は、磁化方向が
限定される静止機器の特性には反映されるが、回転機器
用材料としては、L+Cの磁気特性よりも、回転機器の
励磁状態に近いリング試料での磁気特性が優れているこ
とが望ましい。
ところで、回転機器用に適した所謂(100)面内無方
向性材の製造方法としては、特公昭51−942号に、
2.0〜5.0簡の熱間圧延鋼帯に85チ以上の1回の
強冷間圧延を施して0.35fi以丁の板厚に仕上げた
後、脱炭を兼ねた焼鈍を施す方法が提案されている。し
かしながらJIS規格の8−30以Fの板厚は0.50
1111と0.65−であること、また通常の(ロ)転
機器材料としては0.50目の板厚のものが多く使用さ
れていることから、製品板厚を035fiとする上記提
案の方法は実用には不向きである。しかも上記提案の方
法における冷間圧延の圧F率は90チ以上が望ましいと
されており、その場合例えば製品厚さを0.50 mと
するためには熱延鋼帯の厚さは5m+以上が必要となる
ことから、熱延鋼帯のハンドリングや冷間圧延に相当な
困難が伴ない、そのため実際には工業的規模での量産に
は不適当である。
向性材の製造方法としては、特公昭51−942号に、
2.0〜5.0簡の熱間圧延鋼帯に85チ以上の1回の
強冷間圧延を施して0.35fi以丁の板厚に仕上げた
後、脱炭を兼ねた焼鈍を施す方法が提案されている。し
かしながらJIS規格の8−30以Fの板厚は0.50
1111と0.65−であること、また通常の(ロ)転
機器材料としては0.50目の板厚のものが多く使用さ
れていることから、製品板厚を035fiとする上記提
案の方法は実用には不向きである。しかも上記提案の方
法における冷間圧延の圧F率は90チ以上が望ましいと
されており、その場合例えば製品厚さを0.50 mと
するためには熱延鋼帯の厚さは5m+以上が必要となる
ことから、熱延鋼帯のハンドリングや冷間圧延に相当な
困難が伴ない、そのため実際には工業的規模での量産に
は不適当である。
また特公昭48−19767号には、適切な成分よシな
る熱延板に中間焼鈍を挾む2回の冷間圧延を施した後、
高温の長時間焼鈍を施し、二次再結晶を利用して板面上
に(ioo)面を有する材料を製造する方法も提案され
ているが、この方法は工程が複雑で製造コストが高く、
かつ量産に不向きである等の欠点がある。
る熱延板に中間焼鈍を挾む2回の冷間圧延を施した後、
高温の長時間焼鈍を施し、二次再結晶を利用して板面上
に(ioo)面を有する材料を製造する方法も提案され
ているが、この方法は工程が複雑で製造コストが高く、
かつ量産に不向きである等の欠点がある。
一方、本発明者等は既に特願昭57−210653号に
おいて、熱間圧延における圧延終了温Iitを600〜
700℃、巻取温度を500℃以下とし、さらに冷間圧
延における圧下率を75〜85チとすることによシ、板
面内各方向に磁束密度が高い無方向性′電磁鋼帯を低コ
ストで製造する方法を1示してiる。この方法は熱間圧
延における圧延終了温度を600〜700℃、巻取温度
を500℃以下とすることによシ未再結晶組織を有する
熱延銅帯を得、引続く冷間圧延の圧F率を75〜85チ
にすることで、実質的には85チ以上の強冷延 5.1
を施したと同じ状態になるという知見に基iて、リング
試料でのnso値を向上させることが可能となったので
ちる。この方法によシ得られた製品のリング試料でのl
1so値は、従来の通常の方法によって得られた製品の
850値よりも格段に高い値を示す。しかしながら最近
のtlso値向上の要求は極めて強く、このような要求
に応えてより一層リング試料でのBSQ値の向−ヒが望
まれている。
おいて、熱間圧延における圧延終了温Iitを600〜
700℃、巻取温度を500℃以下とし、さらに冷間圧
延における圧下率を75〜85チとすることによシ、板
面内各方向に磁束密度が高い無方向性′電磁鋼帯を低コ
ストで製造する方法を1示してiる。この方法は熱間圧
延における圧延終了温度を600〜700℃、巻取温度
を500℃以下とすることによシ未再結晶組織を有する
熱延銅帯を得、引続く冷間圧延の圧F率を75〜85チ
にすることで、実質的には85チ以上の強冷延 5.1
を施したと同じ状態になるという知見に基iて、リング
試料でのnso値を向上させることが可能となったので
ちる。この方法によシ得られた製品のリング試料でのl
1so値は、従来の通常の方法によって得られた製品の
850値よりも格段に高い値を示す。しかしながら最近
のtlso値向上の要求は極めて強く、このような要求
に応えてより一層リング試料でのBSQ値の向−ヒが望
まれている。
この発明は以上のような事情を背景としてなされたもの
で、リング試料での磁束密度が高く、回転機器用に適し
た無方向性電磁鋼帯であって、しかも実用に即した厚み
を有する電磁鋼帯を、量産的規模で容易かつ低コストで
製造し得る方法を提供することを目的とするものである
。
で、リング試料での磁束密度が高く、回転機器用に適し
た無方向性電磁鋼帯であって、しかも実用に即した厚み
を有する電磁鋼帯を、量産的規模で容易かつ低コストで
製造し得る方法を提供することを目的とするものである
。
本発明者等は、上述の特願昭57−210653号で提
案した方法を基礎とし、その提案では未だ検討していな
かった、熱間圧延における仕上圧延開始温度と、熱延仕
上温度(すなわち仕上圧延終了温度)、巻取温度、およ
び冷間圧延における圧下率との関係について種々研究・
実験を@nた結果、熱間圧延における仕上圧延開始温度
を適正に制御し、かつこれに適切な仕上圧延終了温度、
巻取温度、および冷延圧下率を組合せることによって、
上述の特願昭57−210653号の方法で得られる製
品のリング試料での磁束密度よシもさらに高い磁束密度
が得られることを見出し、この発明を完成させるに至っ
たのである。
案した方法を基礎とし、その提案では未だ検討していな
かった、熱間圧延における仕上圧延開始温度と、熱延仕
上温度(すなわち仕上圧延終了温度)、巻取温度、およ
び冷間圧延における圧下率との関係について種々研究・
実験を@nた結果、熱間圧延における仕上圧延開始温度
を適正に制御し、かつこれに適切な仕上圧延終了温度、
巻取温度、および冷延圧下率を組合せることによって、
上述の特願昭57−210653号の方法で得られる製
品のリング試料での磁束密度よシもさらに高い磁束密度
が得られることを見出し、この発明を完成させるに至っ
たのである。
すなわちこの発明は、低炭素鋼を熱間圧延して熱延鋼帯
とし、次いで1回の冷間圧延により最終板厚とし、引続
いて焼鈍を行なう無方向性電磁銅帯の製造方法において
、前記低炭素鋼としてSiおよびA/の合計含有量が1
.5重量%以Fの鋼を用い、かつ前記熱間圧延工程にお
ける仕上圧延開始温度を800℃以丁、圧延終了温度を
600〜700℃、巻取温度を500℃以丁とし、さら
に前記1回の冷間圧延における圧下率を75〜85チの
範囲内とすることを特徴とするものである。
とし、次いで1回の冷間圧延により最終板厚とし、引続
いて焼鈍を行なう無方向性電磁銅帯の製造方法において
、前記低炭素鋼としてSiおよびA/の合計含有量が1
.5重量%以Fの鋼を用い、かつ前記熱間圧延工程にお
ける仕上圧延開始温度を800℃以丁、圧延終了温度を
600〜700℃、巻取温度を500℃以丁とし、さら
に前記1回の冷間圧延における圧下率を75〜85チの
範囲内とすることを特徴とするものである。
以丁この発明の方法をさらに詳細に説明する。
先ずこの発明の方法に使用される低炭素鋼素材の成分限
定理由について説明すると、素材中のSiおよびAlは
固有抵抗を高めて製品の鉄損を低くするに有効であるが
、これらの合計量が1,5チを越えれば、この発明の熱
延条件および冷延条件を適用してもその効果が余す−期
待できなくなるばかりでなく、非変態鋼にみられるスラ
ブの柱状晶に起因する冷間圧延後の形状不良、すなわち
所謂リジングが発生するから、8i+A7!の合計含有
量は1.5重量%以丁に規制する必要がある。そのほか
C,S、N、O等の不純物成分は、介在物やMnS。
定理由について説明すると、素材中のSiおよびAlは
固有抵抗を高めて製品の鉄損を低くするに有効であるが
、これらの合計量が1,5チを越えれば、この発明の熱
延条件および冷延条件を適用してもその効果が余す−期
待できなくなるばかりでなく、非変態鋼にみられるスラ
ブの柱状晶に起因する冷間圧延後の形状不良、すなわち
所謂リジングが発生するから、8i+A7!の合計含有
量は1.5重量%以丁に規制する必要がある。そのほか
C,S、N、O等の不純物成分は、介在物やMnS。
AI!N等の析出物を形成し、冷延後に行なう焼鈍にお
いて結晶粒の成長を阻害し、ひいては鉄損を増加させる
から、これらの不純物成分は可及的に少なくすることが
望ましい。またその他の元素として、S、Nを無害化す
るためにREVやBなどを添加してもこの発明の効果は
変わらない。
いて結晶粒の成長を阻害し、ひいては鉄損を増加させる
から、これらの不純物成分は可及的に少なくすることが
望ましい。またその他の元素として、S、Nを無害化す
るためにREVやBなどを添加してもこの発明の効果は
変わらない。
上述のような成分の低炭素鋼素材は、電気炉、平炉、転
炉などの公知の方法によシ溶製し、公知の連続鋳造法も
しくは造塊−分塊圧延法によりスラブとする。そして得
られたスラブに対して熱間圧延を織して酸洗し、1回の
冷間圧延を施す。これらの工程において、この発明では
特に熱間圧延工程における仕上圧延開始温度を800℃
以下、熱延終了温度を600〜700℃の範囲内とし、
かつ熱延鋼帯の巻取温度を500℃以下とし、ざらに冷
間圧延における圧下率を75〜85チの範囲内とする。
炉などの公知の方法によシ溶製し、公知の連続鋳造法も
しくは造塊−分塊圧延法によりスラブとする。そして得
られたスラブに対して熱間圧延を織して酸洗し、1回の
冷間圧延を施す。これらの工程において、この発明では
特に熱間圧延工程における仕上圧延開始温度を800℃
以下、熱延終了温度を600〜700℃の範囲内とし、
かつ熱延鋼帯の巻取温度を500℃以下とし、ざらに冷
間圧延における圧下率を75〜85チの範囲内とする。
1述のようなこの発明における熱間圧延条件、特に熱間
圧延での仕上圧延開始温度、熱延終了温度、および巻取
温度と、冷間圧延の圧下率の限定理由について、本発明
者等の実験に基いて以下に説明する。
圧延での仕上圧延開始温度、熱延終了温度、および巻取
温度と、冷間圧延の圧下率の限定理由について、本発明
者等の実験に基いて以下に説明する。
SiO,14チ、AlO,OO3%を含有する溶鋼から
5個のスラブA、B、C,D、Eを作成し、これらを供
試材とした。そしてこれらのスラブA〜Eを1250℃
に加熱した後、次の第1表に示す条件で熱間圧延を飽し
た。
5個のスラブA、B、C,D、Eを作成し、これらを供
試材とした。そしてこれらのスラブA〜Eを1250℃
に加熱した後、次の第1表に示す条件で熱間圧延を飽し
た。
第1表
第1表に示すようにスラブAは仕上圧延開始温度、熱延
終了温度、巻取温度がいずれもこの発明の条件範囲を外
れた条件で熱延し、スラブB、C。
終了温度、巻取温度がいずれもこの発明の条件範囲を外
れた条件で熱延し、スラブB、C。
o ri、 、それぞれ巻取温度、熱延終了温度、仕上
圧延開始は度がこの発明の範囲を外れた条件で熱延した
。一方スラブEは仕上圧延開始温度、熱延終了温度、巻
取温度のいずれもがこの発明の範囲内の条件として熱延
した。これらの熱延条件で得られた熱延鋼帯A、B、C
,D、Eの結晶組織を第1図(4)、 (B) 、 (
C) 、 (o) 、 @にそれぞれ対応して示す。
圧延開始は度がこの発明の範囲を外れた条件で熱延した
。一方スラブEは仕上圧延開始温度、熱延終了温度、巻
取温度のいずれもがこの発明の範囲内の条件として熱延
した。これらの熱延条件で得られた熱延鋼帯A、B、C
,D、Eの結晶組織を第1図(4)、 (B) 、 (
C) 、 (o) 、 @にそれぞれ対応して示す。
仕上圧延開始温度、熱延終了温度および巻取温度のいず
れもがこの発明の範囲を外れた熱延銅帯への結晶組織(
4)、および巻取温度がこの発明の範囲を外れた熱延−
帯Bの結晶組織(B)は、結晶粒径の差異はあるがいず
れも再結晶組織を呈している。
れもがこの発明の範囲を外れた熱延銅帯への結晶組織(
4)、および巻取温度がこの発明の範囲を外れた熱延−
帯Bの結晶組織(B)は、結晶粒径の差異はあるがいず
れも再結晶組織を呈している。
一方熱延終了温度がこの発明の範囲を外れた熱延@帯C
の結晶組織(Qと、仕上圧延開始温度がこの発明の範囲
を外れた熱延鋼帯りの結晶組織(D)は未再結晶組織と
なっており、またこの発明の熱延条件を満たした熱延鋼
帯りの結晶組織も未再結晶組織となっている。但しこの
発明の熱延条件を外れた熱間圧延による未再結晶組織(
C) 、 (D)は、この発 4明の熱延条件を満たし
た熱間圧延による未再結晶#i織と結晶組織的には同じ
ようであるが、後述するように磁気特性に明瞭な差異を
生じている。
の結晶組織(Qと、仕上圧延開始温度がこの発明の範囲
を外れた熱延鋼帯りの結晶組織(D)は未再結晶組織と
なっており、またこの発明の熱延条件を満たした熱延鋼
帯りの結晶組織も未再結晶組織となっている。但しこの
発明の熱延条件を外れた熱間圧延による未再結晶組織(
C) 、 (D)は、この発 4明の熱延条件を満たし
た熱間圧延による未再結晶#i織と結晶組織的には同じ
ようであるが、後述するように磁気特性に明瞭な差異を
生じている。
上述のようにして得られた熱延鋼帯A 、 B 、 C
。
。
D、Eについて酸洗を施した後、冷間圧延を行なうにあ
たって、圧下率を70チ、75チ、80チ。
たって、圧下率を70チ、75チ、80チ。
85%、90チに変えて圧延し、次いで750℃×2分
間の光輝焼鈍処理を施した後、これらを内径65III
11外径851111のリングに打抜き、各リング試料
の磁束密度13so値を測定した。その結果を第2図に
示す。第2図から、いずれの熱延鋼帯のリングも冷延圧
下率が高くなるに伴なってBsofllが上昇する傾向
があるが、なかでもこの発明の熱延条件を満たした熱延
鋼帯EのB50値レベルが最も商いことが明らかである
。このことから、前述のように熱延終了温度がこの発明
の範囲を外れた熱延鋼帯Cおよび仕上圧延開始温度がこ
の発明の範囲を外れた熱延鋼帯りは、この発明の熱延条
件を満たした熱延鋼帯Eの結晶組織(勅と一見同じであ
っても、冷間圧延、焼鈍後に得られるリング試料での1
358値が本発明材より劣ることが分る。したがってこ
の発明は、熱間圧延工程における仕上圧延開始温度、熱
延終了温度、および巻取温度の全てが所定の限定条件を
満足することによって、引続く冷間圧延および焼鈍後に
おいてリング試料での13so値が極めて高い製品を得
ることができるのである。
間の光輝焼鈍処理を施した後、これらを内径65III
11外径851111のリングに打抜き、各リング試料
の磁束密度13so値を測定した。その結果を第2図に
示す。第2図から、いずれの熱延鋼帯のリングも冷延圧
下率が高くなるに伴なってBsofllが上昇する傾向
があるが、なかでもこの発明の熱延条件を満たした熱延
鋼帯EのB50値レベルが最も商いことが明らかである
。このことから、前述のように熱延終了温度がこの発明
の範囲を外れた熱延鋼帯Cおよび仕上圧延開始温度がこ
の発明の範囲を外れた熱延鋼帯りは、この発明の熱延条
件を満たした熱延鋼帯Eの結晶組織(勅と一見同じであ
っても、冷間圧延、焼鈍後に得られるリング試料での1
358値が本発明材より劣ることが分る。したがってこ
の発明は、熱間圧延工程における仕上圧延開始温度、熱
延終了温度、および巻取温度の全てが所定の限定条件を
満足することによって、引続く冷間圧延および焼鈍後に
おいてリング試料での13so値が極めて高い製品を得
ることができるのである。
そして熱延鋼帯りは本発1刃者等が先に出願した特願昭
57−210653号の熱延限定条件、すなわち熱延終
了温度および巻取温度を満足しているものであるが、と
の熱延鋼帯りよりも仁の発明の全ての熱延条件を満足し
ている熱延鋼帯Eの方がリング試料での850値が明確
に高いことから、特願昭57−210653号において
限定した熱延終了温度および巻取温度に、さらに適切な
仕上圧延開始温度を組合せることによって、よシ一層高
いリング試料での850値が得られることを本発明者等
が析規に見出したのである。
57−210653号の熱延限定条件、すなわち熱延終
了温度および巻取温度を満足しているものであるが、と
の熱延鋼帯りよりも仁の発明の全ての熱延条件を満足し
ている熱延鋼帯Eの方がリング試料での850値が明確
に高いことから、特願昭57−210653号において
限定した熱延終了温度および巻取温度に、さらに適切な
仕上圧延開始温度を組合せることによって、よシ一層高
いリング試料での850値が得られることを本発明者等
が析規に見出したのである。
ここでこの発明の方法における熱延条件および冷延条件
の限定理由について説明する。
の限定理由について説明する。
本発明者等が熱間圧延での仕上圧延開始温度、熱延終了
温度、および巻取温度について種々実験を繰返した結束
、仕上圧延開始温度が800℃を越えれば、たとえ熱延
終了温度および巻取温度をこの発明の限定条件範囲内と
するととKよって未再結晶組織を有する熱延銅帯を得て
も、冷間圧延および焼鈍後に得られる製品のリング試料
でのJlso値の向上が認められず、したがって仕上圧
延開始温度を800℃以Fと限定した。また熱延終了温
度が700℃を越えれば、熱延時の動的再結晶や、水冷
巻取櫨での間の再結晶により、未再結晶#1織の熱延鋼
帯が得られなくなシ、r方熱延終了温度が600℃より
も低温となれば圧延機の負荷がいたずらに大きくなって
圧延が困難となることから、熱延終了温度は600〜7
00“′Cの範囲内に限定した。さらに巻取温度が50
0℃を越えれば、熱延鋼帯の保有熱による自己焼鈍によ
り再結晶が生じて未再結晶組織が得られなくなることか
ら、巻取温度は500℃以下に限定した。さらに、冷間
圧延における圧下率が75チ未満となれば13so値の
レベルが低下し、一方圧下車が85チを越える場合、リ
ング試料での850値は高いレベルにあるものの、最終
製品板厚を実用的な050霞に仕上げるためには熱延鋼
帯の板厚を3.3 Wm以1と厚くする必要があるから
、熱延鋼帯のハンドリングや冷間圧延に困難を伴なうこ
ととなる。したがって冷間圧延の圧下率は75〜85チ
の範囲内とした。
温度、および巻取温度について種々実験を繰返した結束
、仕上圧延開始温度が800℃を越えれば、たとえ熱延
終了温度および巻取温度をこの発明の限定条件範囲内と
するととKよって未再結晶組織を有する熱延銅帯を得て
も、冷間圧延および焼鈍後に得られる製品のリング試料
でのJlso値の向上が認められず、したがって仕上圧
延開始温度を800℃以Fと限定した。また熱延終了温
度が700℃を越えれば、熱延時の動的再結晶や、水冷
巻取櫨での間の再結晶により、未再結晶#1織の熱延鋼
帯が得られなくなシ、r方熱延終了温度が600℃より
も低温となれば圧延機の負荷がいたずらに大きくなって
圧延が困難となることから、熱延終了温度は600〜7
00“′Cの範囲内に限定した。さらに巻取温度が50
0℃を越えれば、熱延鋼帯の保有熱による自己焼鈍によ
り再結晶が生じて未再結晶組織が得られなくなることか
ら、巻取温度は500℃以下に限定した。さらに、冷間
圧延における圧下率が75チ未満となれば13so値の
レベルが低下し、一方圧下車が85チを越える場合、リ
ング試料での850値は高いレベルにあるものの、最終
製品板厚を実用的な050霞に仕上げるためには熱延鋼
帯の板厚を3.3 Wm以1と厚くする必要があるから
、熱延鋼帯のハンドリングや冷間圧延に困難を伴なうこ
ととなる。したがって冷間圧延の圧下率は75〜85チ
の範囲内とした。
以上のようにこの発明の方法においては、熱間1F延の
際には仕上圧延開始温度を800℃以下とし、熱延終了
温度を600〜700℃の範囲内、巻取温度を500℃
以Fとすることと、その熱間圧延罠よ勺得られた熱延鋼
帯に対する冷間圧延における圧下率を75〜85チにす
ることを組合せることによって、初めてリング試料にお
けるB50値が高い適当な厚みの無方向性゛電磁鋼帯を
、生産性の低下を招くことなく量産的規模で製造するこ
とが可能となったのである。
際には仕上圧延開始温度を800℃以下とし、熱延終了
温度を600〜700℃の範囲内、巻取温度を500℃
以Fとすることと、その熱間圧延罠よ勺得られた熱延鋼
帯に対する冷間圧延における圧下率を75〜85チにす
ることを組合せることによって、初めてリング試料にお
けるB50値が高い適当な厚みの無方向性゛電磁鋼帯を
、生産性の低下を招くことなく量産的規模で製造するこ
とが可能となったのである。
さらに前記実験においてそれぞれの熱延条件で熱延した
後の熱延鋼帯A、B、C,D、gの(200)極点図を
第3図(4)、 (B) 、 (C) 、 (D) 、
(匂にそれぞれ対応して示す。この発明の熱延条件の
範囲内にある仕上圧延開始温度73−OT、、熱延終了
温度620℃、巻取m度460℃で得られfc熱延鋼帯
E(第3図(E)参照)は、この発明の範囲外の熱延条
件で得られた熱延鋼帯A−D(第3図囚〜の))と比較
して(l 00 )<011>方位のRD軸(圧延方向
)廻りの回転が極めて強い、所dη圧延集合組織となっ
ていることが第3図の各(200)極点図から分かる。
後の熱延鋼帯A、B、C,D、gの(200)極点図を
第3図(4)、 (B) 、 (C) 、 (D) 、
(匂にそれぞれ対応して示す。この発明の熱延条件の
範囲内にある仕上圧延開始温度73−OT、、熱延終了
温度620℃、巻取m度460℃で得られfc熱延鋼帯
E(第3図(E)参照)は、この発明の範囲外の熱延条
件で得られた熱延鋼帯A−D(第3図囚〜の))と比較
して(l 00 )<011>方位のRD軸(圧延方向
)廻りの回転が極めて強い、所dη圧延集合組織となっ
ていることが第3図の各(200)極点図から分かる。
またこれらの熱延鋼帯A、B、C,D、Eに酸洗を施し
、圧下率78チで厚さ0.70 mに冷間圧延し、次い
で750℃で2分間の光輝焼鈍処理を行なった後の最終
製品における(200)極点図を第4図(A)。
、圧下率78チで厚さ0.70 mに冷間圧延し、次い
で750℃で2分間の光輝焼鈍処理を行なった後の最終
製品における(200)極点図を第4図(A)。
(H) 、 (C) 、 (D) 、 (E)にそれぞ
れ示す。これらの極点図から、この発明の条件範囲内で
熱延した熱延鋼帯Eの最終製品の集合組織(第4図(匂
参照)は、回転機器用に適した( 100 ) < O
+ v s w >が非常に強い、所謂面内無方向性と
なっていることが分かる。
れ示す。これらの極点図から、この発明の条件範囲内で
熱延した熱延鋼帯Eの最終製品の集合組織(第4図(匂
参照)は、回転機器用に適した( 100 ) < O
+ v s w >が非常に強い、所謂面内無方向性と
なっていることが分かる。
以上のようにこの発明の方法において面内無方向の集合
組織が得られる理由は、一般に冷延圧下率を高めれば(
ioo)面が発達し易いことから、この発明のように熱
延時の仕上圧延開始温度、熱延終了温度および巻取温度
を限定して熱延鋼帯を得てさらに七〇熱延′;A帯に圧
下率75〜85チの冷間圧延を施すことにより、実質的
には85チ以上の強冷間圧延を施したと同じ状態となシ
、これによってリング試料での’so値向上に有利な(
100)面成分が増加したものと考えられる。
組織が得られる理由は、一般に冷延圧下率を高めれば(
ioo)面が発達し易いことから、この発明のように熱
延時の仕上圧延開始温度、熱延終了温度および巻取温度
を限定して熱延鋼帯を得てさらに七〇熱延′;A帯に圧
下率75〜85チの冷間圧延を施すことにより、実質的
には85チ以上の強冷間圧延を施したと同じ状態となシ
、これによってリング試料での’so値向上に有利な(
100)面成分が増加したものと考えられる。
なお冷間圧延後に瑚す焼鈍は常法に従って700〜95
0“Ca度で行なえば良い。
0“Ca度で行なえば良い。
以丁にこの発明の詳細な説明する。
実施例1
C0,004チ、Si1.04チ、AlO,25チを含
む溶鋼を転炉およびRH真空処理にで溶製し、次いで連
続鋳造にて220■厚のスラブとした。このスラブを1
280℃に加熱し、熱間圧延を行なうに際して、本発明
材は仕上圧延開始温度を790℃、熱延終了温度を69
0℃、巻取温度を480℃とし、比較材は従来法である
仕上圧延開始温度980℃、熱延終了温度860℃、巻
取温度570℃なる条件と、この発明の熱延条件から仕
上圧延開始温度のみが外れた条件すなわち本発明者等が
先に出願した特願昭57−210653号の限定範囲内
である仕上圧延開始温度850℃、熱延終了温度680
℃、巻取温度550℃なる条件とし、いずれも2.31
111厚の熱延鋼帯とした。次いでこれらの熱延鋼帯に
酸洗を施し、引続き冷延圧F率78%で0.50%厚に
冷間圧延を施した後、連続焼鈍炉で830℃、2分間の
光輝焼鈍を施して製品とした。そして各製品を外径85
W1内径65IIIJlのリングに打抜き、磁気特性を
測定した。
む溶鋼を転炉およびRH真空処理にで溶製し、次いで連
続鋳造にて220■厚のスラブとした。このスラブを1
280℃に加熱し、熱間圧延を行なうに際して、本発明
材は仕上圧延開始温度を790℃、熱延終了温度を69
0℃、巻取温度を480℃とし、比較材は従来法である
仕上圧延開始温度980℃、熱延終了温度860℃、巻
取温度570℃なる条件と、この発明の熱延条件から仕
上圧延開始温度のみが外れた条件すなわち本発明者等が
先に出願した特願昭57−210653号の限定範囲内
である仕上圧延開始温度850℃、熱延終了温度680
℃、巻取温度550℃なる条件とし、いずれも2.31
111厚の熱延鋼帯とした。次いでこれらの熱延鋼帯に
酸洗を施し、引続き冷延圧F率78%で0.50%厚に
冷間圧延を施した後、連続焼鈍炉で830℃、2分間の
光輝焼鈍を施して製品とした。そして各製品を外径85
W1内径65IIIJlのリングに打抜き、磁気特性を
測定した。
その結果を第2表に示す。
第2表
第2表から明らかなように、熱延条件と冷延条件がこの
発明の限定条件を満たした本発明材は、従来法による比
較材および先願の特願昭57−210653号における
熱延終了温度、巻取温度を満たした比較材よシも、リン
グの13so値が高く、回転機器用材に適していること
が分る。
発明の限定条件を満たした本発明材は、従来法による比
較材および先願の特願昭57−210653号における
熱延終了温度、巻取温度を満たした比較材よシも、リン
グの13so値が高く、回転機器用材に適していること
が分る。
実施例2
実施例1と同じ方法によって、C0,005%、Si0
.35%、AA’ 0.0009 %を含む溶鋼を溶製
し、連続鋳造によって220■厚のスラブを得た。
.35%、AA’ 0.0009 %を含む溶鋼を溶製
し、連続鋳造によって220■厚のスラブを得た。
このスラブを1250°Cf加執1イー執闇m鉦I際し
、本発明材は仕上圧延開始温度750℃、熱延終了温度
630 ’C1巻取温度470111;とし、一方比較
材は、この発明の熱延条件範囲から巻取温度のみが外れ
た条件、すなわち仕上圧延開始温度800℃、熱延終了
温度690℃、巻取温度580℃なる条件と、この発明
の熱延条件範囲がら熱延終了温度のみが外れた条件、す
なわち仕上圧延開始温度8oo℃、熱延終了温度710
’C1巻取温度490 ’Cなる条件と、この発明の熱
延条件範囲から巻取温度のみが外れた条件、すなわち仕
上圧延開始温度830℃、熱延終了温度680“C1巻
取温度470 ℃なる条件との3条件で熱延し、いずれ
も2.5 m厚の熱延鋼帯とした。次いでこれらの熱延
鋼帯に酸洗を施し、引続き圧下率80%の冷間圧延によ
って0.50%厚とした後、連続焼鈍炉にて80θ℃、
2分間の光輝焼鈍5r施して製品とした。これらの製品
のリング試料での磁気特性を調べた結果を第3表に示す
。
、本発明材は仕上圧延開始温度750℃、熱延終了温度
630 ’C1巻取温度470111;とし、一方比較
材は、この発明の熱延条件範囲から巻取温度のみが外れ
た条件、すなわち仕上圧延開始温度800℃、熱延終了
温度690℃、巻取温度580℃なる条件と、この発明
の熱延条件範囲がら熱延終了温度のみが外れた条件、す
なわち仕上圧延開始温度8oo℃、熱延終了温度710
’C1巻取温度490 ’Cなる条件と、この発明の熱
延条件範囲から巻取温度のみが外れた条件、すなわち仕
上圧延開始温度830℃、熱延終了温度680“C1巻
取温度470 ℃なる条件との3条件で熱延し、いずれ
も2.5 m厚の熱延鋼帯とした。次いでこれらの熱延
鋼帯に酸洗を施し、引続き圧下率80%の冷間圧延によ
って0.50%厚とした後、連続焼鈍炉にて80θ℃、
2分間の光輝焼鈍5r施して製品とした。これらの製品
のリング試料での磁気特性を調べた結果を第3表に示す
。
第3表
!S3表から、この発明の熱延条件、冷延条件を全て満
たして得られた本発明材は、熱延条件の一部がこの発明
の範囲を外れた各比較材よりもリング試料での13so
値が優れていることが明らかである。
たして得られた本発明材は、熱延条件の一部がこの発明
の範囲を外れた各比較材よりもリング試料での13so
値が優れていることが明らかである。
以上の各実施例から明らかなように、この発明の方法に
よれば、SiおよびA7!!の合計含有量を1.5チ以
下に規−+1 したスラブを熱間圧延するに際して、仕
上圧延開始温度をs o o ’c以下、熱延終了温度
を600〜700 ’Cの範囲内、巻取温度を500℃
以下に規制し、得られた熱延銅帯に圧下率75〜85チ
の範囲内の冷間圧延を施した後、通常の焼鈍を施すこと
によって、リング試料での85゜値が高い、所謂回転機
器用に適した無方向性電磁銅帯を得ることができる。そ
してまたこの発明の方法によれば、実用に適した厚みの
無方向性電磁鋼帯を、特に生産性を阻害することなく得
ることができ、しかも特に複雑な工程を要しない等、低
コストで優れた特性の無方向性′#c磁鋼帯を量産的規
模で製造することができる。
よれば、SiおよびA7!!の合計含有量を1.5チ以
下に規−+1 したスラブを熱間圧延するに際して、仕
上圧延開始温度をs o o ’c以下、熱延終了温度
を600〜700 ’Cの範囲内、巻取温度を500℃
以下に規制し、得られた熱延銅帯に圧下率75〜85チ
の範囲内の冷間圧延を施した後、通常の焼鈍を施すこと
によって、リング試料での85゜値が高い、所謂回転機
器用に適した無方向性電磁銅帯を得ることができる。そ
してまたこの発明の方法によれば、実用に適した厚みの
無方向性電磁鋼帯を、特に生産性を阻害することなく得
ることができ、しかも特に複雑な工程を要しない等、低
コストで優れた特性の無方向性′#c磁鋼帯を量産的規
模で製造することができる。
第1図(4)、 (B) # (C) 、(ロ)、@は
との発明の基礎実験における熱延鋼帯の結晶組織金示す
30倍の顕微鏡組織写真で、その(4)e (B) 、
(c) 、(ロ)、(ト)はそれぞれ第1表の供試材A
、B、C,D、Eの熱延鋼帯の組織を示すものである。 第2図は供試材A。 B、C,D、Eの冷延圧下率と製品のリング試料での8
50値との関係を示すグラフ、第3図(4)、(B)(
C) 、 (13、(E>はそれぞれ熱延銅帯の(20
0)極点図でそれぞれ供試材A、B、C,D、Eに対応
するもの、第4図(4)、 (B) 、 (C) 、(
ロ)、(匂はそれぞれ製品の(200)極点図で、それ
ぞれ供試材A、B。 C,D、Eに対応するものである。 出願人 川崎製鉄株式会社 代理人 弁理士豊田武人 (ほか1名)
との発明の基礎実験における熱延鋼帯の結晶組織金示す
30倍の顕微鏡組織写真で、その(4)e (B) 、
(c) 、(ロ)、(ト)はそれぞれ第1表の供試材A
、B、C,D、Eの熱延鋼帯の組織を示すものである。 第2図は供試材A。 B、C,D、Eの冷延圧下率と製品のリング試料での8
50値との関係を示すグラフ、第3図(4)、(B)(
C) 、 (13、(E>はそれぞれ熱延銅帯の(20
0)極点図でそれぞれ供試材A、B、C,D、Eに対応
するもの、第4図(4)、 (B) 、 (C) 、(
ロ)、(匂はそれぞれ製品の(200)極点図で、それ
ぞれ供試材A、B。 C,D、Eに対応するものである。 出願人 川崎製鉄株式会社 代理人 弁理士豊田武人 (ほか1名)
Claims (1)
- 低炭素鋼を熱間圧延して熱延鋼帯とし、次いで1回の冷
間圧延により最終板厚とし、引続いて焼鈍を行なう無方
向性電磁鋼帯の製造方法において、る仕上圧延開始温度
を800℃以下、圧延終了温度を600〜700℃、巻
取温度を500℃以下とし、さらに前記1回の冷間圧延
における圧丁率を75〜85チとすることを特徴とする
無方向性電磁銅帯の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23256283A JPS60125325A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 無方向性電磁鋼帯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23256283A JPS60125325A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 無方向性電磁鋼帯の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60125325A true JPS60125325A (ja) | 1985-07-04 |
Family
ID=16941275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23256283A Pending JPS60125325A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 無方向性電磁鋼帯の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60125325A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4986341A (en) * | 1987-03-11 | 1991-01-22 | Nippon Kokan Kabushiki Kaisha | Process for making non-oriented high silicon steel sheet |
JP2006045613A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Nippon Steel Corp | 圧延方向から45°方向の磁気特性が優れた無方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
JP2006045641A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Nippon Steel Corp | 圧延方向から45°方向の磁気特性が優れた無方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
JP2006219692A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Nippon Steel Corp | 無方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
JP2010001557A (ja) * | 2008-01-30 | 2010-01-07 | Nippon Steel Corp | 磁束密度の高い無方向性電磁鋼板の製造方法 |
JP2010047785A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Nippon Steel Corp | 磁束密度の高い無方向性電磁鋼板の製造方法 |
JP2011111658A (ja) * | 2009-11-27 | 2011-06-09 | Nippon Steel Corp | 磁束密度の高い無方向性電磁鋼板の製造方法 |
-
1983
- 1983-12-09 JP JP23256283A patent/JPS60125325A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4986341A (en) * | 1987-03-11 | 1991-01-22 | Nippon Kokan Kabushiki Kaisha | Process for making non-oriented high silicon steel sheet |
JP2006045613A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Nippon Steel Corp | 圧延方向から45°方向の磁気特性が優れた無方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
JP4533036B2 (ja) * | 2004-08-04 | 2010-08-25 | 新日本製鐵株式会社 | 圧延方向から45°方向の磁気特性が優れた無方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
JP2006045641A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Nippon Steel Corp | 圧延方向から45°方向の磁気特性が優れた無方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
JP2006219692A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Nippon Steel Corp | 無方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
JP4724431B2 (ja) * | 2005-02-08 | 2011-07-13 | 新日本製鐵株式会社 | 無方向性電磁鋼板 |
JP2010001557A (ja) * | 2008-01-30 | 2010-01-07 | Nippon Steel Corp | 磁束密度の高い無方向性電磁鋼板の製造方法 |
JP2010047785A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Nippon Steel Corp | 磁束密度の高い無方向性電磁鋼板の製造方法 |
JP2011111658A (ja) * | 2009-11-27 | 2011-06-09 | Nippon Steel Corp | 磁束密度の高い無方向性電磁鋼板の製造方法 |
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