JPS60121289A - 有機化合物の電解合成方法 - Google Patents

有機化合物の電解合成方法

Info

Publication number
JPS60121289A
JPS60121289A JP58229179A JP22917983A JPS60121289A JP S60121289 A JPS60121289 A JP S60121289A JP 58229179 A JP58229179 A JP 58229179A JP 22917983 A JP22917983 A JP 22917983A JP S60121289 A JPS60121289 A JP S60121289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anion exchange
group
exchange membrane
general formula
lower alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58229179A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0336915B2 (ja
Inventor
Toru Kiyota
徹 清田
Hiroyuki Watanabe
博幸 渡辺
Kiyohide Matsui
松井 清英
Kikuo Sugimoto
杉本 貴久男
Sei Kondo
近藤 聖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sagami Chemical Research Institute
Tosoh Corp
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sagami Chemical Research Institute, Toyo Soda Manufacturing Co Ltd filed Critical Sagami Chemical Research Institute
Priority to JP58229179A priority Critical patent/JPS60121289A/ja
Publication of JPS60121289A publication Critical patent/JPS60121289A/ja
Publication of JPH0336915B2 publication Critical patent/JPH0336915B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、有機化合物の電解合成方法に関するものであ
る。
従来より、電順反応を利用し各種有機化合物を合成する
方法は種々提案されている。例えば、電解還元三量化反
応によるアジポニトリル合成、コルベ反応によるセパチ
ン酸、5−フルオロウラシル合成、フラン類の電解メト
キシ化を利用した香料マルトール合成、電解透析を利用
したアミノ酸製造等を挙げることができる。
そして、原料、生成物の望寸しくない反応を防止し、有
機化合物を効率よ〈〃・つ良好な収率で製造するために
、陽極と陰極とを陽イオン交換膜で区画し′/7:、陽
イオン交換膜…;解槽を利用した方法も種々提案されて
いる。
(例えば、特開昭57−198281、特開昭57−8
9488、特開昭56−25290等) しかし1、酸性条件下で電解酸化を行う芳香族化金物の
倒錯酸化、電解ハロゲン化等を利用した有機電解反応は
、隔膜として、陽イオン交換膜を用いるより陰イオン交
換膜を用いる方が、有機化合物を効率よく、かつ良好な
収率で合成できる。
さらに、多価金属イオンを電子キャリヤーとして用いる
間接電解酸化、アミノ酸塩あるいは、アンモニウム塩の
電解透析によるアミノ酸あるいはアミンの製造では、陽
イオン交換膜を用いることはできず、中性隔膜あるいは
、陰イオン交換膜を用いて行われている。しかし、中性
隔膜を用いると使用する膜が多孔性であるため、陰陽極
室の液が混ざり合い効率的でない。
従って、反応を効率的に行なうためには、陰イオン交換
膜を使用する必要がある。
一般に、イオン交換膜電解槽の陽極室は酸化的雰囲気に
あり、また有機化合物の電解合成では、反応液として有
機溶媒がしばしば用いられる。従って、これらの有機電
解反応に用いられるイオン交換膜は、耐酸化性かつ耐有
機溶媒性に優れた膜であることが望ましい。
しかし、従来知られている炭化水素系陰イオン変換膜は
、ltI酸化性、耐有機溶媒性に乏しく、このような電
解合成に適用することは困難であった。
さらに、従来の陰イオン交換膜は劇薬品性も欠け、陰イ
オン変換膜を用いる効率的な反応も断念せざるを得なか
っに0 そこで本発明者らは、これらの問題点を改良するため鋭
意検討を続けてきた結果、かがる電解合成反応において
耐酸化性、劇薬品性および耐有機溶媒性を必要とする場
合に、特定の陰イオン交換膜を使用することによって、
より効率的に実施が可能であることを見出し本発明を完
成しff:、。
すなわち、本発明は陽極および陰極間を陰イオン交換膜
で区画した電解槽において有機化合物を電解合成するに
当り一般式 (式中Xはフッ素原子またはトリフルオロメチル基を表
わし、Yは第四級アンモニウム基を含む基を表わし、l
はOないし5の整数を表わし、mけ0または1を表わし
、nは1ないし5の整数を表わし、pおよびqはその比
p/qが2ないし16の範囲にある正の数を表わす)で
表わされる反復単位からなる共重合体よりなる陰イオン
交換膜を用いて電解を行うことを特徴とする有機化合物
の電解合成方法を提供するものである。
本発明の方法で用いる陰イオン交換膜の一般式中のYで
表わされる第四級アンモニウム基を含む基としては一般
式 (式中11.およびR2は互に共通もしくは別異の低級
アルキル基または互に一体となっているテトラメチレン
基もしくはペンタメチレン基を表わし、R,けR1およ
び/またはR2と共通捷たは別異の低級アルキル基を表
わし、Zはハロゲン陰イオンを表わす)で表わされる基
、一般式 (式中R1,R,、およびZは前記同様であり、R4は
R、および/もしくはR2と共通もしくは別異の低級ア
ルキル基、またはR1およびR2がそれぞれ低級アルキ
ル基の場合にR5と一体となって構成することのあるエ
チレン鎖の一部を表わし、R5は水素原子またはR,、
R2もしくはR4と共通−1,たは別異の低級アルキル
基またはR4およびR2がそれぞれ低級アルキル基の場
合にR4と一体となって構成することのあるエチレン鎖
の一部を表わす)で表わされる基、および一般式(式中
R4,R2およびZは前記同様であり、116およびR
7は互に共通もしくは別異であって、それぞれR,、R
2またはR3と共通または別異の低級アルキル基を表わ
し、aは3または4を表わし、Zはハロゲン陰イオンを
表わす)で表わされる基を例示することができる。
従って本発明の方法で用いることのできる陰イオン交換
膜として、具体的には以下の様な式で表わすことのでき
る共重合体を例示することができる。
(”l −(CF、−CF2)、(CF・−C,F)。
F2 ■ +2+ −(CIう−CF2)−(C馬−CF)−P 
、1.q ta+ −(CF、CF2)−(CF、、−C:’F)
−p (!、q te) −(C駈C%)、−(CI;1F)1■ F2 本発明の方法で使用される陰イオン交換膜はイオン交換
容量が好ましぐは05〜3.0ミリ当量/グラム乾燥樹
脂である。
本発明の方法で使用される陰イオン交換膜は必ずしも一
種の交換基のみから形成される必要はなく、陽陰極側が
異なった交換基を有していてもよい。
これらの陰イオン交換膜は必要によりポリテトラフルオ
ロエチレンなどからなる布、網などで補強することがで
きる。
また、本発明の方法で使用されるイオン交換膜の厚みは
、通常20〜400μ、好ましくは50〜200μ程度
である。
本発明の方法は有機電解反応を利用した種々の有機化合
物の製造に適用できる。
その具体的例としては、セリウム(II/ )を用いる
トルエンXnから芳香族アルデヒド類の合成(Nr(r
V)を用いるサッカリン合成、Fe(Ill)を用いる
ベンゼンからのフェノール合成等の金属レドックス系電
子キャリヤーを用いる間接電解酸化。
ピリジニウム塩の還元的カップリングによるビピリジル
の合成、フランの電解メトキシ化、芳香族化合物f/、
1核および倒錯ハロゲン化、およびオレフィン内ハロケ
ン化およびそのアリル位のハロゲン化等の電1ψfハロ
ゲン化を用いる有機化合物の製造および各種アパノ酸塩
酸塩およびアンモニウム塩の電気透析によるアミノ酸あ
るいはアミン製造を挙げることができる、。
本発明の方法で電解のために用いる電極としては、通常
電解反応に用いられるものならば、どのようなものでも
用いることができ2・。例えば、陰極と(1,ては、仙
鉛、鉛、鉤、パラジウム、鉄、ステンレス鋼、白金、ニ
ッケルクロム咬たは金等の金絹、そのげ目4、性酸化物
、導電性還元19化物、それらの合金またはこれらをタ
ンタル、チタンのような弁金属に被覆したもの、および
グラファイト等、陽極としては、白金、グラファイト、
金、酸化鉛等およびタンタル、チタンのような金属に酸
化ルテニウム、白金、グラファイト、酸化鉛等を被接し
た電極等である。
本発明で用いる陰イオン交換膜は以下の様にして調製す
ることができる。なお得られた膜の電気抵抗は0.5N
食塩水に十分平衡させたのち、05N食塩水溶液中で交
流1000サイクル、温度25℃で測定したものである
陰イオン交換膜調製例1 との共重合により得られた共重合体をフィルム化(膜厚
110μ、 C(J2H換算交換容量1.4ミリ当量/
?・乾燥膜)した後、加水分解した。この膜を8規定塩
酸/メタノール(容量比1:1)で処理して加水分解、
エステル化ののち、五塩化リン/オキシ塩化リン(重量
比1:1.+5)中で120℃24時間加熱j7た。そ
の後、四塩化炭素中で洗浄したのち乾燥した。得られた
膜は赤外吸収スペクトルにおいて180o’=向いカル
ボニル吸収を示す。乾燥ジエチルエーテル中に得られた
膜を浸漬し、水冷下にジメチルアミンガスを通じ(16
6モル濃)冷却下に6時間、室温にて18時間反応させ
女。3%重曹水−メタノール混合溶液(容量比1:1)
で80℃+5時間洗浄し、減圧下、アルゴン雰囲気下、
乾燥ジエチレングリコールジメチルエーテルに水素化ホ
ウ素ナトーリウムを溶解(0,53モル濃度)してから
、アミド型膜を浸漬した。この中に三フッ素化ホウ素エ
ーテル錯体(水素化ホウ素ナトリウムに対し062当量
)の乾燥ジエチレングリコールジメチルエーテル溶液を
水冷下滴下した。冷却下に5時間、さらに100℃で1
8時間反応させることにより、赤外吸収スペクトルにお
ける1700肩の吸収は消失し、アミン型(末端基−C
1(2N M e 2 )膜への還元が完全に進行して
いた。得られた膜をメタノールで洗浄し、さらに乾燥し
てアミン型膜を得た。この膜をヨウ化メチルのメタノー
ル溶液(容量比1:4)に入れ、60℃で48時間反応
させた。得られた膜をメタノールで洗浄後、塩化リチウ
ムのメタノール溶液(128モル濃度)中、60℃で2
4時間反応させた。この膜をメタノール中で60°Cに
加熱し目的のアンモニ・ウムクロリド型膜を得た。
得られた膜は染色テストにおいてクリスタルバイオレッ
トでは染色されず、プロモクレゾールノく一プルで赤(
塩基性水中では青紫)、クレゾールレッドで黄橙(塩基
性水中では赤紫)に着色し、陰イオン交換基の存在が確
認された。この膜は実質的に下記の反復単位よりなる共
重合体からなっていた。
(p、/q1:約4.5) 得られた膜の電気抵抗は180dであった。
附イオン父換膜調製例2 F3 合により得られた共重合体フィルム〔デュホン社製ナフ
ィオン125(商品名)膜厚125μ、スルホン酸換算
交換容io、83ミ、lJ当量/l 乾燥膜〕を2規定
塩酸で処理後、スルホニルクロリド化、ついでヨウ化水
素処理、アルカリ洗浄してカルボン酸ナトリウム塩型と
した。この膜を希塩酸で処理後、水で洗浄、減圧下で乾
燥してカルボン酸型とした。
得られた膜を無水ジメトキシエタン中に浸漬し、トリエ
チルアミン、N、N−ジメチル−1,6−プロパンジア
ミン及びトリメチルクロルシランを加え、アルゴン雰囲
気下、90℃で72時間加熱した。
膜を取り出し、減圧下60℃で24時間乾燥してアミド
型膜を得た。アルゴン雰囲気下、得られたアミド型膜を
無水テトラヒドロフランに浸漬し、水素化ホウ素ナトリ
ウムを加えた。
次に三フフ化ホウ素エチルエーテル錯体を氷水帝王、!
15分間で滴下し、1.5時間攪拌した。その後室温で
30分、更に17時間加熱還流した。
冷却後膜を取り出し、加熱還流下、メタノールで22時
間洗浄し、アミン型膜を得た。
次いで、得られた膜をヨウ化メチルのN、N−ジメチル
ホルムアミド溶液に浸漬し、60℃で72時間加熱した
。さらにこの膜を塩化リチウムの10チメタノール溶液
中に浸漬し、60℃で28時間(途中で溶液を交換)加
熱した。その後、メタノールに浸漬し、60℃で19時
間洗浄し、一つのペンダント鎖あたり2個のアンモニウ
ムクロリド基を有する陰イオン交換基を得た。この膜は
実質的に下記の反復単位よりなる共重合体からなってい
た。
得られた膜の電気抵抗は17Ωdであった。
たカルボン酸膜を無水ジメトキシエタン中に浸漬し、ト
リエチルアミン、N、N、N−1リメチルエチレンジア
ミン及びトリメチルクロルシランを加え、アルゴン雰囲
気下、90℃で66時間加熱C) 膜を得た。ついでこのアミド型膜を陰イオン交換膜調製
例1の方法と同様の方法により還元し、アミン型膜を得
た。
さらにこのアミン型膜を陰イオン交換膜調製例1の方法
と同様の方法により四級化し、対イオン交換をすること
により第四級アンモニウムクロリド基を有する陰イオン
交換膜を得た。この膜の電気抵抗は2.0Ωdであった
。また実質的に下記の反復単位よりなる共重合体からな
っていた。
(h/qg:約4.5) 以下本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。なお
以下の実施例で用いた電解槽は、いずれも陰、・陽極室
容量各50m1.有効膜面積107crlのものである
実施例1 隔膜として、陰イオン交換膜調製例1に従って得た膜を
用いて隔膜電解槽を構成した。1場罹としては白金(I
Xlffl)、陰極としてはグラファイト(2X4cI
lt)を用いた。陽極液としてはアニソール5mmo1
3よび塩化リチウム0.6gを含むジメチルホルムアミ
ド溶液を用い、陰極液としては1゜チ塩酸水溶液を用い
、窒素気流下、30℃で電解した・その際、陽極室に標
準甘木半電池を挿入し、標準甘木電極に対する陽極電位
1.3 Vで定電圧電解を行なった。通電は4F/mn
1C行なった。生成物をガスクロマトグラフィーにより
分析した結果p−v口ロアニソール、2I4−ジクロロ
アニソールの生成を確認した。これらに対する電流効率
はそれぞれ21%および92.3%であった。反応終了
後、使用した陰イオン交換膜の外観および物性(交換容
量、膜抵抗)に伺ら変化は認められなかった。
隔膜として、グラスフィルター(G−3)を用いて、同
様な電解を行なった結果、p−クロロアニソールおよび
2,4−ジクロロアニソールの電流効率はそれぞれ25
%および51%であった。
実施例2 隔膜として陰イオン交換膜調製例1に従って得た膜に代
えて同調製例2に従って得た膜を用いて実施例1と同様
にして電解反応を行なった。p−クロロアニン−ル、2
.4−ジクロルアニソールの電流効率はそれぞれ24%
および918%であった。膜の物性に何ら変化は認めら
れなかった。
実施例6 実施例1と同様にして構成した隔膜電解槽に陽極液とし
てろ5%塩酸15Mおよび5 m m+Iのトルエンを
含む15ゴ塩化メチレン溶液からなる液を用い、陰極液
として3.5%塩酸5ornlを用いて室温下電解電流
0.2 Aで定電流電解を行なった。
通電量は、2 F / moleであった。反応終了後
、陽極液をガスクロマトグラフィーにより分析した結果
、塩化ベンジルの生成を確認した。その生成量は4.3
 m 1nol fありfc。
本反応を同じ電解槽で隔膜を除いて行なった結果、塩化
ベンジルの生成量は0.6 m malであった。
実施例4 隔膜として陰イオン交換膜調製例1に従って得た膜に代
えて同調製例2に従って得た膜を用いて実施例3と同様
にして電解反応を行なった。塩化ベンジル生成量は4.
5 m +yiolであった。
実施例5 5 m、 molのトルエンの代りに0.75FIのポ
リビニルトルエン(分子M4万、MW/Mn=1.01
)を用いた以外は実施例5と同様にして反応を行なった
反応終了後、廟機相をメタノール80rnlに注ぎポリ
マーを回収した。このポリマーをメチルエチルケトンよ
り再沈精製した結果、0.94fの地素化ポリビニルト
ルエンを得た。得られた精製ポリマー中の塩素含址は2
05%であり、分散度(MW/ M +1 )は1.0
3であった。
同様な実験を市販の炭化水素系陰イオン変換膜を用いて
行なったところ通電中に膜が破壊された。
実施例6 陽極液および陰極液に用いる水溶液′f:30%臭化水
素酸とした以外は実施例5と同様にして反応および後処
理を行ない、12I?の臭素化ポリビニルトルエンを得
た。このポリマーの臭素含有率は682%であり分散度
(MW/Mll)は102であった。
隔膜として陰イオン交換膜に代えてグラスフィルター(
G3)を用いて同じ反応を行なったところ電解中にかな
りの有機相が陰極室へ移動した。反応終了後同様に精製
を行って0.78 yの臭素化ポリビニルトルエンを得
た。このポリマーの臭素含有量は8.1%であった。
実施例7 陰イオン交換膜調製例1に従って得だ膜を隔膜した電解
槽を用い、陽極として白金黒電極(1x1i)、陰極と
して銅電極(2X4c!l)を用いた。電解液としては
、塩化コバルト15Qfアセトニトリル100−に溶か
した溶液を陽極室および陰極室へsomlづつ入れ、陽
極室にブタジェン10mmn1を吹き込みながら銀/塩
化銀電極に対して1.7 Vで定電圧電解を行なった6
0.026Fの電気量を通電した後生成物をガスクロマ
トグラフィーにより分析した結束、ジクロロフテン類の
生成を碓認しfr、 nその生成tiは163tであり
、その組成比(5,1−ジクロロ−1−ブテン: tr
ans −1,4−ジクロロ−2−ブテン)は1:2で
あっf。
同じ反応を陰イオン交換膜に代えてグラスフィルターを
隔膜とした電解槽で行なった結果、ジク「70フテンμ
mの生成量は、Il、 27 fであった。
実施例8 陽極および陰極としてグラファイト電極(20#ll+
φ戸を用い、陰極液として塩化コバルトのアセトニトリ
ル溶液に代えて5014%のエチレンジアミン場酸塩を
含むエチレンジアミン溶液を用いた以外は、実施例7と
同様にして電解反応を行ない、ジクロロフテン類1.5
91?i得た。ジクロロブテン類の組成比(ス、メ1−
ジクロCJ−1−フデン: trans−1,4−、、
、クロロ−2−ブテン)は1:2であっroエチレンジ
アミン塩酸塩からエチレンジアミンへの変換電流効率は
827%であった。
同じ反応を隔膜として、陰イオン交換膜調製例1に従っ
て得た膜に代えて炭化水素系陰イオン交換膜を用いて行
ない、ジクロロブテン0.5811を得た。−! fr
、、エチレンジアミンの再生効率は760饅であった。
反応終了後、この炭化水素系陰イオン交換膜を観察する
とこの膜は、著しく劣化していることが認められた。
実施例9 硝酸第二セリウムアンモニウムt 75 gの50%酢
酸水溶液15mJにp−t−ブチルトルエン100mg
’i加え、90℃で1.5時間加熱攪拌を行なった。放
冷後反応液をヘキサン:ベンゼン(1:1)混合溶液1
0mA’で6回抽出した。抽出液は重曹水溶液、および
水で洗浄した後、乾燥(無水硫酸マグネシウムによる)
し、溶媒を減圧留去し、残渣をシリカを担体とする液体
クロマトグラフィ(ベンゼン/酢酸エチル=1071 
)にかけ、p−t−ブチルベンズアルデヒド1.00 
p−(91%)ヲ得た。
抽出後の反応水溶液を陽極液とし、陰極液として50’
Mt%硝酸アンモニウム水溶液50mJを用いて電Wl
シた。その際隔膜として陰イオン交換膜調製例1に従っ
て調製した膜を用い、陽極としてグラファイト電極(2
ommyj ) +、陰極としてステンレス鋼電極(2
0朋ダ)からなる電解槽を用い電解は0.7 Aで10
分間行なった。
この電解後の陽極液を使って、再びp−t−ブチルトル
エン100■の酸化および生成物の抽出を行ない、収率
93チでp−t−ブチルベンズアルデヒドを得f?−,
4 抽出後の反応水溶液の陽極酸化、p−t−ブチルトルエ
ンの酸化および生成物の抽出をさらに10回〈ゆ返えし
た。p−t〜プチルベンズアルテヒドの収率は、毎回9
2%以上であった。
隔膜として陰イオン交換膜に代えてグラスフィルター(
G−g、)を用いて同様な操作を行なったところ、5ザ
イクル目でp−t−ブチルベンズアルデヒドの収率はも
7チ捷で低下した。
実施例10 実施例9と同様にして硝酸第二セリウムアンモニウムに
よるp−t−ブチルトルエンの酸化および生成物の抽出
を行った。
実施例9の中の陰イオン交換膜調製法1に従って得た膜
の代りに陰イオン交換膜調製例6に従って得た膜を用い
た以外は、実施例9と全く同様にして抽出後の反応水溶
′液の電解およびp−t−ブチルトルエンの酸化を行な
った。p−t−ブチルベンズアルデヒドの収率は94%
であった。
m許出臥 東洋曹達工業株式会社

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 陽極および陰極間を陰イオン交換膜で区画しf
    r、電解槽において有機化合物を電解合成するに当り、
    一般式 %式% (式中Xはフッ素原子またはトリフルオロメチル基を表
    わし、Yは第四級アンモニウム基を含む基を表わし、l
    はOないし5の整数を表わし、mはOまたは1f表わし
    、nは1ないし5の整数を表わし、pおよびqはその比
    +11/qが2ないし16の範囲にある正の数を表わす
    )で表わされる反復単位からなる共重合体よりなる陰イ
    オン交換膜を用いて電解を行うことを特徴とする有機化
    合物の電解合成方法。
  2. (2)用いる陰イオン交換膜の一般式中Zで表わされる
    第四級アンモ、ニウム基を含む基が一般式 (式中R1およびR2は互に共通もしくは別異の低級ア
    ルギル基または互に一体となっているテトラメチレン基
    本しくにペンタメチレン基を表わし、HJ3はR1およ
    び/凍たはR2と共通または別異の低級アルキル基を表
    わ12、Zはハロゲン陰イオンを表わす)で表わされる
    基である特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)用いる陰イオン交換膜の一般式中Yで表わされる
    基が一般式 (式中R1および1(2は互に共通イ)シ〈は別異の低
    級アルキル基または互に一体となっているテトラメチレ
    ン基もしくけペンタメチレフ基を表わし、R4はR1お
    よび/もしくはI(2と共通もしくは別異の低級アルキ
    ル基、寸たはR1およびR2がそれぞれ低級アルキル基
    の場合に1(5と一体となって構成することのあるエチ
    レン鎖の一部を表わし、R5は水素原子またはR,、、
    R2もしくはR4と共通捷たは別異の低級アルキル基ま
    たはR,およびR2がそれぞれ低級アルキル基の場合に
    R4と一体と7:(って構成するととのあるエチレン鎖
    の一部を表わし、Zけハロケン陰イオンを表わす)で表
    わされる基である特許請求の範囲第1項記載の方法。
  4. (4)用いる陰イオン交換膜の−1式中Yで表わされる
    基が一般式 (式中R1およびR2は互に共通もしくは別異の低級ア
    ルキル基または互に一体となっているテトラメチレン基
    もしくはペンタメチレン基を表わし、R3はR1および
    /−!たはR2と共通または別異の被級アルキル基を表
    わし、R6およびR7は互に共通もしくは別異であって
    、それぞれR,、R2または■(,3と共通または別異
    の低級アルキル基を表わし、aはろ筐た1l−1:4を
    表わし、Zは〕・ロケン陰イオンを表わす)で表わされ
    る基である特許請求の範囲第1項記載の方法。
  5. (5)電解槽中陽極室で原料有機化合物を特徴とする特
    許請求の範囲第1項ないし第4項記載の方法。
  6. (6)陽極室電解質として/・ロゲンイオンを含む電解
    質を用い、陽極室において有機化合物をハロゲン化する
    特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかの項記載
    の方法
JP58229179A 1983-12-06 1983-12-06 有機化合物の電解合成方法 Granted JPS60121289A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58229179A JPS60121289A (ja) 1983-12-06 1983-12-06 有機化合物の電解合成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58229179A JPS60121289A (ja) 1983-12-06 1983-12-06 有機化合物の電解合成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60121289A true JPS60121289A (ja) 1985-06-28
JPH0336915B2 JPH0336915B2 (ja) 1991-06-03

Family

ID=16888029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58229179A Granted JPS60121289A (ja) 1983-12-06 1983-12-06 有機化合物の電解合成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60121289A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6299487A (ja) * 1985-10-25 1987-05-08 Toyo Soda Mfg Co Ltd 塩の水溶液からの酸,アルカリの分離方法
US20110308963A1 (en) * 2009-03-10 2011-12-22 Fumitoshi Kakiuchi Process for producing aromatic halogen compound utilizing electrolysis

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6299487A (ja) * 1985-10-25 1987-05-08 Toyo Soda Mfg Co Ltd 塩の水溶液からの酸,アルカリの分離方法
US20110308963A1 (en) * 2009-03-10 2011-12-22 Fumitoshi Kakiuchi Process for producing aromatic halogen compound utilizing electrolysis

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0336915B2 (ja) 1991-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01198491A (ja) α−飽和ケトンの電気化学的合成方法
JPH07215932A (ja) ポリエーテルとペンタサイクリック複素環の誘導体、これらのポリマーおよびその応用、特に金属イオンの錯化
JPS60121289A (ja) 有機化合物の電解合成方法
JP2588695B2 (ja) カルボニル基含有化合物の製造方法
JPH0314909B2 (ja)
JPH0526876B2 (ja)
JPH0390586A (ja) 第四アンモニウム水酸化物の製造
US4076601A (en) Electrolytic process for the preparation of ethane-1,1,2,2-tetracarboxylate esters and related cyclic tetracarboxylate esters
JP3806181B2 (ja) ナフタレンアルデヒド類の製造方法
JPS60121288A (ja) 電解方法
CA2002599A1 (en) Process for the electrochemical iodination of aromatic compounds
Roffia et al. Voltammetric behaviour of dichlorobis (2, 2′-bipyridine) iridium (III) and dichlorobis (1, 10-phenanthroline) iridium (III) complexes
JPS614703A (ja) 臭素化ポリビニル芳香族化合物の製造法
JPS614704A (ja) 臭素化ポリビニルトルエンの製造法
JPS6256235B2 (ja)
JP2632832B2 (ja) ポリフルオロベンジルアルコールの製造方法
JPH032956B2 (ja)
JPS5842779A (ja) 塩素化ポリビニル芳香族化合物の製造方法
JPS62294191A (ja) アルコキシ酢酸の製法
JP2663012B2 (ja) 界面活性剤のアルカノールアンモニウム塩もしくはアンモニウム塩の製造方法
JPH08218191A (ja) 高純度コリンの製造方法
JPS6040513B2 (ja) 亜臭素酸四級アンモニウム塩の製造法
JPS63192883A (ja) m−置換ベンジルアルコ−ルを製造する方法
JPS6140760B2 (ja)
WO1993006152A1 (en) Process for producing silicon network polymer