JPS60120162A - 冷媒流路切換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫・ショーケース等に使用する冷凍装置の
冷媒流路切換装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 第１図、第２図により従来例について説明する。

圧縮機１により圧縮された高温高圧冷媒は凝縮器２にて
液化される。３’Ａは主冷媒回路に設けられた第１電磁
弁であり、第１電磁弁ｓ’Ａが、開の時は、第１毛細管
４Ａ、冷蔵室冷却器６．冷凍室冷却器６を経て圧縮機１
へ戻る主冷媒回路が構成される。３’Ｂは副冷媒回路に
設けた第２電磁弁であシ、第２電磁弁３’Ｂが開の時は
第２毛細管４Ｂ。

冷凍室冷却器６を通る副冷媒回路が構成される。

前記圧縮機１は、冷凍室（図示せず）内に設けられた冷
凍室サーモスタット７により０Ｎ−ＯＦＦ運転し、第１
電磁弁３’Ａ、第２電磁弁３’Ｂは、冷蔵室（Ｎ４くせ
ず）内に設けた冷蔵室サーモスタット８により制御きれ
る。

次にそのコントロールについて説明する。冷蔵室及び冷
凍室が、それぞれの設定温度以上である時、冷凍室サー
モスタット７は閉じ、冷蔵室サーモスタット８は接点８
ａ側となり、第１電磁弁３’Ａに通電して、弁を開とす
る０尚、接点８ｂ側の第２電磁弁３’Ｂは、通電されて
いない為閉となっている。

この時の冷媒回路は、圧縮機１．凝縮器２．第１電磁弁
３′Ａ、第１毛細管４Ａ、冷蔵室冷却器５゜冷蔵室冷却
器６の主冷媒回路を構成し、冷蔵室。

冷凍室両方を冷却している。この冷却運転により、冷蔵
室が所定の温度以下になると、これを感知して、冷蔵室
サーモスタット８は、接点８ａから接点８ｂに切換わり
、第２電磁弁３’Ｂが通電されて開となり、逆に第１電
磁弁３’Ａは非通電となって閉となる。これにより、冷
媒回路は、圧縮機１　。

凝縮器２．第２電磁弁３′Ｂ、第２毛細管４Ｂ、冷凍室
冷却器６の副冷媒回路を構成し、冷凍室のみを冷却する
。

次に、冷凍室が所定の温度以下になると、冷凍室サーモ
スタット７は、開路し、圧縮機１を停止する。このよう
に従来例では、２個の電磁弁を用い、この様にして、冷
凍室、冷蔵室の温度制御を行っているが、電磁弁を用い
た冷媒流路切換装置は、その動作音が大きい小、又、機
械的な可動部を持つ為、寿命や信頼性に、乏しいもので
あり、弁自身の構造も、複雑な為、価格が高く組立や保
守管点検も容易でないという欠点があった。

発明の目的 本発明は、上記従来の欠点に鑑み、機械的な可動部分を
持たない、簡単な構造の冷媒流踏切換装１置を提供する
事を目的とする。

発明の構成 この目的を達成する為に、本発明の冷ｌＸ流路切換装置
は、液溜容器の天面に、凝縮器からの液冷媒入口管を設
け、底面に、主冷媒回路、副冷媒回路へ液冷媒を導く為
の第１出口管、第２出口管をそれぞれ設けるとともに、
第１出口管にヒータを配設し、これを気泡発生部として
冷媒流路切換時にこのヒータに通電することにより、第
１出口管内に気泡を発生せしめ、ペーパーロック現象を
起こし、第１出口管より下流の毛細管、冷却器への液冷
媒供給を停止するとともに、液溜容器の底面より、一定
の挿入代をもって挿入された、第２出口管の開［１而１
−で、液溜容器内の液面を上昇させ、第２　Ｉｆｆ　Ｅ
ｌ管より液冷媒を、第２出口管の下流にある、毛細管、
冷却器に供給し、冷媒流路を切換えるものである。

実施例の説明 以下本発明の一実施例について第３図を参照しながら説
明する。

第３図は、本発明の一実施例における冷媒流路切換装置
とその冷媒回路を示すものである。図中第１図と同一部
品については、同一番号を付して説明を省略し、異なる
点のみについて説明する。

３は、本発明の主題を成す冷媒流路切換装置であり、第
１毛細管４Ａ、冷蔵室冷却器５．冷凍室冷却器６を経て
、圧縮機１に戻る主冷媒回路と、第２毛細管４Ｂ、冷凍
室冷却器６を経て、圧縮機１に戻る副冷媒回路との冷媒
流路切換を行なうものである。

冷媒流路切換装置３は、液溜容器３ａの天面に凝縮器２
からの液冷媒を導く入１］営’３ｂを備え、底面には、
主冷媒回路へ液冷媒を供給する第１出口管３Ｃ及び、底
面より一定の挿入代をもって挿入され液溜容器３ａの内
部で開口し、副冷媒回路へ液冷媒を供給する第２出口管
３ｄを備えている。

又、７は、気泡発生部であり、第１出１コ管３Ｃにヒー
タ８を連接して形成している。Ａ、Ｂ、Ｃは各々、冷媒
液面を示し、液面Ａは、冷媒流路切換装置３を主冷媒回
路側とした場合を示し、液面ＢからＣは、冷媒流路切換
装置３を副冷媒回路側とし７た場合を示している。

かかる構成においてその動作について説明する。

圧縮機１により圧縮された高温高圧の冷媒は、凝縮器２
にて液化され、冷媒流路切換装置３の入［］管３ｂより
、液溜容器３ａ内に流入し、第１出Ｉ］管３Ｃを経て、
第１毛＆［ｌ管４Ａで減圧され、冷蔵室冷却器５′、冷
凍室冷却器６に供給され、冷蔵室、冷凍室を冷却する。

尚上記の様に、主冷媒回路使用時の、冷媒流路切換装置
３内の液面は、Ａとなる様に設定している。

次に冷蔵室が所定の温度以下になると、冷蔵室ザーモス
クソｌ−（＋’！ｌ示ぜず）が、これを検知し、ヒータ
８に通電を開始し、第１出ロバイブ３Ｃ内の冷媒に気泡
を発生させる。第１出ロバイブ３Ｃ内に気泡が発生し、
ペーパーロック現象が起こると、第１毛細管４Ａ、冷蔵
室冷却器５への液冷媒供給＆：に実質的に停止すること
となるが、入口管３ｂからは引き続き、液冷媒が、液溜
容器３ａ内へ供給される為、液溜容器３ａ内の冷媒液面
は上昇する。冷媒の液面が上昇し、Ｂ及びＣに達すると
、第２出口管３ｄの上端開口より、液冷媒が第２出口管
３ｄに流入し、第２毛細管４Ｂを経て、冷凍室冷却器６
に供給され、引き続き冷凍室のみ冷却されることとなる
。

以上の説明から明きらかな様に、本実施例では、冷媒の
流路を切換えるに、機械的動力を用いず、ヒータの熱に
より行っている為、従来の様に動作音を伴なわず、又、
弁機構等を有していないので、組立が非常に容易であり
、コストも低コストで、提供出来るものである。

発明の効果 以上の様に本発明は、液溜容器と液溜容器の天面に開口
する入に１管、底面に開口する第１出口管と、底面より
一定の挿入代ｒ（て挿入され、液溜容器内にて開口する
第２出口管とを備え、かつ第１出口管を加熱する加熱手
段を備えだ気泡発生部を有しており、加熱手段により、
第１出口管内に気泡を発生して、ペーパーロック現象を
生じ、冷媒回路の切換を行っている為、電磁弁等の機械
的な可動部分がなく、比較的簡単な構造で動作音のない
冷媒流路切換装置を得る事が出来、その効果は犬なるも
のがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す冷媒回路図、第２図は、同第１図
の電気回路図、第３図は本発明の一実施例を示す（′？
ｉ媒回路図である。 ３・一冷ｆｌｌ．流路切換装置、３ａ　一液溜容器、３
　ｂ　・・・一人「］管、３ｃ＝　第１出１」管、３　
ｄ　・川。 第２出にｌ　′ｌ’ｌ’　％　８・　・ヒータ（加熱手
段）。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほが１名第　
１　図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 液溜容器と、との液溜容器の上部に開口する冷媒の入口
   管、液溜容器の底面に開口する第１出口管及び、底面よ
   り一定の挿入代にて挿入され、液溜容器内に開口する第
   ２出口管とを備え、第１出口管に加熱手段を設けた冷媒
   流路切換装置。