JPS60119276A - 吸水速乾性生地 - Google Patents

吸水速乾性生地

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JPS60119276A
JPS60119276A JP58228266A JP22826683A JPS60119276A JP S60119276 A JPS60119276 A JP S60119276A JP 58228266 A JP58228266 A JP 58228266A JP 22826683 A JP22826683 A JP 22826683A JP S60119276 A JPS60119276 A JP S60119276A
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JP
Japan
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water
hydrophilic
repellent
fabric
back surface
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Pending
Application number
JP58228266A
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English (en)
Inventor
雅之 米山
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、肌に接する生地裏面において、汗切の水分を
きわめて短時間にスポット状で吸収し、この吸収した汗
や水分を生地表面に拡散せしめ、その速乾性を高めた生
地を提供せんとするものである。
従来、生地裏面を撥水加工するか疎水性繊維層とし、表
層側を親水性(好ましくは吸水性)加工紫するか親水性
(吸水性)繊維層とし、た少なくとも二N構造をもつ生
地が考案されている。しかし、このような生地は、裏面
での汗等の水分の吸収が遅く、少なくとも一時的に生地
裏面に水膜ができるため着用感が悪く、肌着等とし°C
適したものとはいえない。
本発明はこのような欠陥をなくさんとしたもので、汗等
の水滴をスポット状に直ちに吸収し、肌に対するへたつ
きr解消し、かつ吸収した水分を表面側に拡散せしめて
乾燥を速めることができる生地に関するもので、その特
徴とするところは、第1図8〜Cに模式的に示すように
、表層1および/または中層2が親水性(好ましくは吸
水性)でかつ11面(すなわち裏側表面)3が実質上撥
水性を有する生地で、該撥水性裏面3において、10節
以Fの間隔をもって、撥水性部分3の間に親水性(好ま
しくは吸水性)部分4が配置され、該裏面撥水性部分と
親水性部分の面積比が20:1〜3:1、好ましくは1
0:1〜3:1であるように構成された吸水速乾性生地
にある。この構造において、親水性表層および/または
親水性中層と、裏面の親水性部分とは接触また連続し一
体の親水性層をなしている。
この構造において、汗等の水滴が生地の裏面に接すると
、該水滴は直ちにその親水性部分から吸収され、生地の
中層ないし表層へ拡散し、一度吸収された水分は撥水性
部分に遮断されて裏面に戻ることはなく、かつ裏面は常
に乾いた状態が保持される。この場合、汗等の水滴か生
地裏面に接触したとき、該水滴が裏面の親水性部分に接
触し、ここから直ちに吸収されるためには、該親水性部
分が10■以下の間隔でできるだけ均一に撥水性部分間
に存在していることが必要であり、好ましくは3〜10
mm、とくに好ましくは3〜8助間隔がよい。また、裏
面から水分を吸収した後も、裏面をドライな感触に保つ
ためには、実質上裏面を撥水性である状態とする必要が
あり、本発明においては、裏面の撥水性部分と親水性部
分の面積比を20:1〜3:1好ましくは10:1〜3
:1とすることが有効である。
該親水性部分tま、任勉の形状たとえば円、楕円、方形
あるいは線状−C配置させることができるが、円、楕円
、方形キjの点状配置とする場合、その個々のirn和
が小さすきると水滴の吸収が遅くなるため、たとえば円
形状の場合2 wIm程度の直径とすることが望まれる
が、これらの個々の親水性部分のm1Mが大きくなると
生地本面の撥水性効果が妨けられるので、該鼎水住部分
の個々の面積は約101以下と1−ることか好ましい。
こiLに対して、共融した水滴が糾)状親水性部に沿っ
て毛細管現象的に走り吸収がより速やかに行なわれ易い
。とくに核約状靭、水性部分が織物の糸方向と一致する
場合、編物のウエールやコースと一致する場合等この傾
向が犬である。しブこかって、該線状親水性部分の幅は
太くする必要がなく、1肋程度あるいはそれ以下でも十
分効果を発揮する。該純の長さは10口以上であれば不
連続であってもよい。このようfr、 fi3J状の栽
水性部分番まストライブ状あるいは格子状に配すること
が有効であり、この場合、撥水性部分の面積比を比較的
太としても水滴吸収が行なわれ易く、もちろん裏面の撥
水効果もより良好となる。
本発明の生地は以Fに述べるように、工夫された撥水加
工、撥水性(疎水性)繊維と親水性(吸水性)繊維の組
合わせ組織あるい(」撥水処理された繊維と親水処理さ
れた繊維の組合わせ組織によって得ることができる。
まず、もつとも簡単で有効な方法は、レーヨン、綿、ウ
ールあるいは吸水性加工あるいは表面等の改質により吸
水性となした合成繊維単独あるいはこれら全主体として
含む光栄からなる親水性の生地の裏面に、シリコン系、
フッ素系等の樹脂で撥水加工する方法であり、この場合
、裏面において、前述したような親水性部分に相当する
個所に撥水加工されないような手段を付加する。たとえ
ば、容積のプリント方式がこの加工に採用しうるし、コ
ーティング法においても、メツシュ体を生地の上に重ね
てこの上から樹脂をコートする方法を採用し得る。この
加工に際しては、加工樹脂液が生地の厚さ方向にすべで
浸透しないような工夫が必費であり、とくに薄地の加工
においては液の1ttll整等に注意を快L−1yヒと
えば、加工4ff、I胆液を泡状とし、これを生地にプ
リントあるい(−1,コートする方法(一般に削加工と
いう)は、閘胆液を生地の裏iFj Kきわめて薄く付
着させることが1J能である。
本発明ニ」?いては、撥水加工樹脂層tニエ薄いほうが
水滴を吸収j2易く、吸収した水分を生地表面側−\拡
散し易いので、撥水加工の場合、その樹脂は生地の厚さ
方向に1/3以上好ましく i7t i/4以上入り込
んでいないほうがよい。
本発明の生地金貨る曲の方法は、前記親水性繊維(親水
性畑土i!F 全施されたものも含む)と撥水性(疎水
性)繊維(撥水加工されたものも含む)との組合わぜ組
織による方法である。この場合は、基本0′jに二重あ
るいは三重の編織物構造とし、表面および/または中間
層を親水性繊維で構成し、裏面側を主として撥水性繊維
を配列し、部分的に間隔tおいて親水性繊維を配して編
織するもので、組織は公知のものを採用すればよい。こ
の場合、表側あるいは裏側の糸が部分的に、たとえば接
結部として反対側に組織してもよく、裏面の親水性部分
を表側あるいは中層の親水性糸にて形成するよう忙組織
させることも可能である。また他の方法としては、親水
性繊維生地と一部親水性繊維を配した撥水性生地あるい
は部分的撥水加工生地を重ねて一体化することも可能で
ある。
本発明の生地は、編織物、不織布から形成されるもので
、とくに肌着、スポーツウェア、おしめ等、直接肌に接
する衣料として使われるとき、汗等の水滴が生地裏面で
拡がる前にスポット状に直ちに生地に吸収し、これを生
地の中層から表面側に拡散せしめて外方に放出し得るた
め裏面を常に乾いた状態に保ち、肌に対するべたつきが
なく、着用感が良好である。
本発明の生地において、裏面の撥水性部分全親水性部分
より若干突出するような凹凸構造を付与すれば、前記効
果はさらに向上する。
以F実施例によって本発明f:説明する。
実施例1および比較例1〜3 ボIJ x ステ/L、と綿の混紡糸(5015(]、
 3 o/S)により、28Gの裏かの子を編成し、そ
の裏面にフッ素系樹脂液(明成化学製:アサヒガード)
を、第2図のように格子状に未加工部(親水性部分)を
残して付着し、熱処理して散水加工ケ行なった。
樹脂付着量は0.8%である。水滴吸収の効果は第1表
の通りである。吸水時間は、JISL101811!l
!。
水性A法(滴下法)によって測定した。また、生地裏面
のべ/こつき感は、上記゛方法によって生地裏面に水を
滴下1分後に触感により評価した。なお、下記の表中に
おける撥水部/親水部は生地裏面における一部の面積化
であり、吸水時間とべたつき感についても同様に生地裏
面のそれである。
第1表 実施例2〜3および比較例4〜6 第3図に示す組織および糸使いにて編成した生地につい
ての吸水撥水効果について前例と同様に計画した(第2
表)。なお、第3図のAは比較例4、Bは同5、Cは同
6であり、Dは実施例2、Eは同3の組織および糸使い
であって、これらにおいてイはポリエステルフィラメン
ト150d。
口は綿30/1.ハはポリエステルフィラメント150
dの撥水加工品、二は同吸水加工品を示す。
第2表
【図面の簡単な説明】
第1図a −cは本発明の生地の模式断面図、第2図は
生地裏面の撥水性部分と親水性部分のノくターン例を示
し、1は表層、2は中層、3は裏面撥水性部分、4は裏
面親水性部分を示す。第3図A−Eは実施例2〜3およ
び比較例4〜6で用いた生地の組織ケ示すものである。 ’rfrj’?出願人 株式会社 り ラ し代理入弁
理士本身 堅 第1図 4 b c 第2珊−第30

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)表層および/または中J−が親水性で、かつ裏面
    が実質上撥水性を有する生地であり、当該撥水性裏面に
    おいて、10fl以下の間隔をもって、撥水性部分の間
    に親水性部分が配置され、しかも該裏面の撥水性部分と
    親水性部分の面積比が20:1〜3:lであるよう構成
    されたことを特徴とする吸水速乾性生地。 (2)表層および/または中層および裏面の親水性部分
    が、親水性繊維素4・4からなることを特徴とする前項
    記載の生地。 (8) 表層および/または中層および裏面の親水性部
    分が、親水性加工された繊維素材からなること全特徴と
    する特許請求の範囲1の生地。 (4)6面の撥水性部分が、撥水樹脂加工により形成さ
    れたものであることを特徴とする特許請求の範囲1〜3
    のいずれかの生地。 (6)裏面の撥水性部分が、疎水性繊維素材からなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲1〜3のいずれかの生地
    。 (6) 裏面の親水性部分が、連続または不連続の線状
    に、3〜10o+の間隔で配置され、撥水性部分と親水
    性部分の面積比が10=1〜3:lであることを特徴と
    する特許請求の範囲1〜5のいずれかの生地。 (7ン 裏面の親水性部分が、連続または不連続の格子
    状に、3〜10mの間隔で配置され、撥水性部分と親水
    性部分の面積比がlO:1〜3:1であることを特徴と
    する特許請求の範囲1〜5のいずれかの生地。
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