JPS6011913B2 - 1,8−ナフチリジン誘導体ならびにその製造方法 - Google Patents

1,8−ナフチリジン誘導体ならびにその製造方法

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JPS6011913B2
JPS6011913B2 JP52159604A JP15960477A JPS6011913B2 JP S6011913 B2 JPS6011913 B2 JP S6011913B2 JP 52159604 A JP52159604 A JP 52159604A JP 15960477 A JP15960477 A JP 15960477A JP S6011913 B2 JPS6011913 B2 JP S6011913B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D213/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/04Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D213/60Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D213/72Nitrogen atoms
    • C07D213/74Amino or imino radicals substituted by hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な118−ナフチリジン譲導体ならびにそ
の製造方法に関する。
さらに詳しくは、一般式(1):(式中、XおよびYは
それぞれ低級アルキル基である)で表わされる新規なキ
レート化118−ナフチリジン誘導体、ならぴにその製
造法として、一般式(□):(式中、X、YおよびRは
それぞれ低級アルキル基である)で表わされる化合物を
三フッ化ホウ素および(または)三フッ化ホウ素錯体を
用いて加熱環化縮合させるこを特徴とする一般式(1)
:(式中、XおよびYは前記と同じである)で表わされ
るキレート化1・8−ナフチリジン誘導体(以下、キレ
ート化合物という)の製造方法、ならびに該キレート化
合物を水および(または)アルコールで処理することを
特徴とする一般式(m):(式中、×およびYは前記と
同じである)で表わされる1・8ーナフチリジン誘導体
の製造方法に関する。
一般式(m)で表わされる1・8ーナフチリジン譲導体
は、医薬またはその中間体として有用な物質であり、と
くに×がメチル基、Yがエチル基である化合物はナリジ
クス酸として日本薬局方に収載された抗菌剤として医療
上きわめて有用である。
また一般式(1)で表わされるキレート化合物は該1・
8ーナフチリジン誘導体へのきわめて適切な前駆体であ
る。前記のきわめて有用な一般式(m)で表わされる1
・8ーナフチリジン議導体のうち、×がメチル基、Yが
エチル基である化合物の製造法として、特公昭40−2
1137号公報に、次式に示すごとく、勢騒体凶をョゥ
化エチルでエチル化し、生成した化合物(B}を加水分
解することにより化合物に’をうる方法が報告されてい
る。
しかしながら、この方法においては、化合物凶をエチル
化する収率はわずか27%(特公昭40一21137号
公報の例14)である。また前記特公昭40一2113
7号公報には次式に示される方法も報告されている。
C2日51または (C2日5)2S04 エチ′りヒ すなわち、化合物皿をョウ化エチルまたはジェチル硫酸
でエチル化する方法である。
この方法において、ヨウ化エチルでエチル化する【まあ
し、は、高価なョウ化エチルを理論量の3.1倍モルも
大過剰に使用しても収率は56%であり、さらにョウ化
エチルを過剰に、すなわち6.1倍モル用い、5日間還
流するという非能率的な方法を採用しても、収率はやっ
と66%である。またジェチル硫酸でエチル化する‘ま
あし・は、危険を伴なううえに、収率はたかだか48%
にすぎない。さらに、特公昭47−10397号公報に
は、一般式(0)で表わされる化合物で×がメチル基、
YとRがともにエチル基である化合物をポリリン酸で環
化させ、直接前記化合物に}をうる方法も報告されてい
る。
本発明者らは、後者の特公昭47−10397号公報に
記載の方法についてさらに研究を重ねた結果、一般式(
0)で表わされる化合物が三フッ化ホウ素および(また
は)三フツ化ホウ素鍔体の存在下における加熱により、
容易に1・8ーナフチリジン環を形成することを見出し
た。
すなわち一般式(0)で表わされる化合物を三フッ化ホ
ウ素および(または)三フツ化ホウ素錆体を用いて加熱
環化縮合せしめることにより、一般式(1)で表わされ
るキレート化合物が容易にえうれることならびに該キレ
ート化合物を水および(または)アルコ−ルで処理する
ことにより、公知方法よりもすぐれた収率で医薬として
有用な一般式(皿)で表わされる1・8−ナフチリジン
誘導体が容易にえられることを見出し、本発明を完成す
るにいたつた。本発明の環化縮合方法は、一般式(0)
で表わされる化合物と三フッ化ホウ素および(または)
ニフッ化ホウ素錆体との混合物を好ましくは溶媒の存在
下に180〜25び○、好ましくは200〜240qo
で1〜60分間、好ましくは4〜40分間保つことによ
り実施される。
該環化縮合を溶媒の存在下で行なう際の原料化合物およ
び溶媒の混合方法は種々可能であり、たとえば溶媒と一
般式(D)で表わされる化合物とを混合し、所定の温度
に加熱し、それに三フッ化ホウ素を吹込むかまたは三フ
ッ化ホウ素鍵体を添加するか、あるいは一般式(0)で
表わされる化合物、三フッ化ホウ素錯体および溶媒を室
温で混合し、これをこれとは別に所定の温度に加熱され
た溶媒中に滴下する方法などがあげられる。本発明にお
いて、三フツ化ホウ素錆体としては、環状エーテル鍵体
、ジアルキルェーテル錯体などのエーテル錆体、ケトン
鍔体など各種のものが使用できる。
具体的には、たとえば三フッ化ホウ素のテトラヒドロフ
ラン鍔体、ジブチルェーブル鍔体、ジェルェーテル鈴体
、アセトン鍔体などがあげられ、これらは単独でまたは
2種以上混合して使用される。かかる三フツ化ホウ素お
よび(または)三フッ化ホウ素鍔体の使用量は一般式(
0)で表わされる化合物1モルに対して1〜3モルの範
囲、とくに1〜1.5モルの範囲が好ましい。本発明に
おいて使用される溶媒としては、安定でしかも反応温度
を180〜25000に保つのに充分な沸点を有するも
のであればとくに制御されないが、ジアリール、ジアリ
ールェーテルなどが好ましく、具体的にはジフェニルェ
ーテルまたはジフェニルェーテルとジフェニルとの混合
物が入手がしやすい点から最適である。
溶媒の使用量は、とくに制限されないが、作業上の能率
性の面から−般式(ロ)で表わされる化合物1部(重量
部、以下同機)に対して15部以下の範囲が好適である
。本発明においては、一般式(1)で表わされるキレー
ト化合物を水および(または)アルコ−ルで処理するか
、あるいはそれらの処理をアルカリまたは酸の存在下に
行なうことにより、目的とする一般式(瓜)で表わされ
る1・8ーナフチIJジン誘導体をうろことができる。
しかして環化縮合を溶媒の存在で行なった‘まあし、、
それらの処理は一般式(1)で表わされるキレート化合
物を反応液から取りだすか、あるいはそのまま反応液に
存在した状態のままで行なうことができる。なお本発明
において使用するアルコールとしては、たとえばメタノ
−ル、エタノールなどの汎用アルコールがあげられる。
アルカリの存在下で水および(または)アルコールで処
理(以下、アルカリ処理という)する‘まあし、に、使
用するアルカリとしては、とくに限定されないが、工業
的に入手しやすいナトリウム、カリウムなどのアルカリ
金属の水酸化物などがあげられる。
これらのアルカリの使用量としては、とくに限定されな
いが、たとえば原料である一般式(0)で表わされる化
合物を1モル用いて反応し、たとえば10%(重量%、
以下同様)苛性ソ−ダ水溶液で処理するぱあし、は、苛
性ソーダ水溶液を1〜8〆程度使用するのが操作上好ま
しい。該処理の温度は室温でも可能であるが、時間がか
かりすぎるので工業的には加熱下で行なうのが好ましい
。しかして通常30qo以上、好ましくは80〜100
℃の範囲が採用される。かかるアルカリ処理の終了後、
酸で中和することにより一般式(m)で表わされる1・
8ーナフチリジン誘導体を結晶でうろことができる。な
お本発明において、アルカリ処理とは、以上の説明から
明らかなごと〈、単に一般式(1)で表わされるキレー
ト化合物をアルカリの存在下に水および(または)アル
コールにより処理することのみならず、該処理によりえ
られた一般式(m)で表わされる1・8−ナフチリジン
誘導体のアルカリ塩の酸中和処理をも含む概念である。
前述のアルカリ処理は高収率で目的物を単離しうる好ま
しい処理法であるが、本発明においては、水および(ま
たは)アルコールによる処理を酸の存在下で行なうこと
も可能である。
かかる目的に使用される酸としては、たとえば硫酸、塩
酸などがあげられる。かかる酸処理は、室温以上、好ま
しくは80〜10ぴ0の温度で行なわれ、ついで冷却し
、必要があれば多量の水を加えることにより、目的とす
る一般式(m)で表わされる1・8−ナフチリジン誘導
体を結晶でうろことができる。さらに、本発明において
は、前記のアルカリ処理、酸処理以外にも、一般式(1
)で表わされるキレート化合物を単に水および(または
)アルコールのみを用いて処理することができる。
この‘ごあし、は能率上の点から一般式(1)で表わさ
れるキレート化合物を反応液より分離して処理すること
が好ましい。そして水および(または)アルコール中で
一般式(1)で表わされるキレート化合物を加熱還流し
、冷却後、結晶を炉別することにより、目的とする一般
式(m)で表わされる1・8−ナフチリジン誘導体をう
ろことができる。このようにしてえられた結晶は比較的
純度が高く、通常の再結晶法によって精製が可能であり
、容易に高品位のものをうろことができる。以上述べた
ごとく、本発明の方法を実施することにより、高収率か
つ高能率で一般式(m)で表わされる1・8ーナフチリ
ジン誘導体をうろことができるので、本発明は工業的に
きわめて有意義な方法である。
つぎに実施例をあげて本発明の方法を説明する。
実施例 1 ジヱチルNーエチルーN−(6ーメチルー2ーピリジル
)アミノメチレンマロネート50.19夕、ダウサーム
(ダウケミカル社製の熱媒体の商品名)25夕および三
フツ化ホウ素テトラヒドロフラン錆体25夕を窒温で混
合した。
この混合物を、230oo付近に加熱され濃伴されてい
るダウサーム400多中に、反応中に生じる低沸点物質
を反応系外に鶴出させながら32分間かけて滴下した。
滴下終了後、さらに5分間同温度に保った。環化縮合終
了後、反応液を窒温まで冷却し、析出した結晶を炉過し
、石油エーテルで洗浄して1−エチル−7−メチル−4
−オキソー1・8−ナフチリジンー3ーカルポン酸−B
F2ーキレート43.39夕(収率94.4%)をえた
。このものについての元素分析質量分析、融点測定およ
びNMR分析結果はつぎのとおりであった。元素分析置
:C,2日,.N203BF2としてCく%)日(%)
N(%)Bく%)Fく%)実測値 51.084.09
10.26 4.0412.9理論値 51.47
3.96 10.00 3.8613.57質量分析
測定条件は20午0、13比Vであり、親ピークは28
0であった。
融点:270〜2720(分解) NMR分析 測定条件:周波数60M位、溶媒DMSO−が、内部規
準TMS化学シフト:6=1.87胸(トリプレッド、
3H);6=3.1少灘(シングレツト、母H);6=
5.21脚(カルテット、斑); 6=8.2功地(ダプレツト、IH); 6=9.11柳(ダブレツド、IH); 6=10.0功地(シングレツト、IH)実施例 2 ジエチルNーエチル−N一(6ーメチル−2ーピリジル
)アミノメチレンマロネート10.12、三フッ化ホウ
素テトラヒドロフラン錆体5夕およびジフェニルェーテ
ルとジフェニルとの重量比2.4:1の混合物5夕を室
温で混合した。
この混合物を228〜23100に加熱され濃伴ごれて
いるジフェニルェーテルとジフェニルとの重量比2.4
:1の混合物75タ中に、反応中に生じる低沸点物質を
反応系外に蟹出させながら、25分間かけて滴下した。
滴下終了後、さらに同温度に5分間保った。環化縮合終
了後、反応液を冷却し、これに10%苛性ソーダ水溶液
200夕を加え、凝洋下に1時間沸騰水浴上でアルカリ
処理し、冷却後、水層を酢酸で酸性にし、析出した結晶
を炉過し、乾燥して結晶6.6夕(粗収率91.5%)
をえた。この結晶をジメチルホルムアミド18夕を用い
て再結晶し、精製された1ーエチルー7−メチル一4ー
オキソー1・8ーナフチリジン−3−カルボン酸6.5
4夕(精製後の収率85.4%)をえた。このものの融
点は228〜230こ0であり、標品ナリジクス酸と混
融しても融点眼蜂下を示さず、赤外線吸収スペクトルも
完全に一致した。実施例 3 ジエチルN−エチル一N一(6ーメチル−2ーピリジル
)アミノメチレンマロヌート10.14夕をジフェニル
ェーテル80のこ加え、加熱鍵梓下に溶解させ225〜
24〆0に保った。
ついでれこれに三フツ化ホウ素ジブチルェーテル錯体6
.5夕を加え、反応中に生じる低沸点物質を反応系外に
留出させながら、同温度に6分間保った。環化縮合終了
後、反応液を冷却し、これに実施例2と同様のアルカリ
処理を行なって結晶7.18夕(組収率934%)をえ
た。ついでこの結晶をジメチルホルムアミド15夕を用
いて再結晶し、精製された1−エチル−7−メチル−4
ーオキソー1・8ーナフチリジンー3ーカルボン酸5.
93夕(精製後の収率77.1%)をえた。実施例 4 ジヱチルN−メチル一N一(6ーメチルー2−ピリジル
)アミノメチレンマロネート9.9夕をジフェニルェ−
テル80のこ加え、加熱蝿梓下に溶解させ、225〜2
30ooに保った。
ついでこれに三フツ化ホウ素テトラヒドロフラン錯体5
夕を加え、反応中に生じる低沸点物質を反応系外に留出
させながら、同温度に6分間保った。環化縮合終了後、
反応液を冷却し、これに実施例2と同様のアルカリ処理
を行なって結晶6.5夕(粗収率87.9%)をえた。
この結晶をジメチルホルムアミド15夕を用いて再結晶
し、精製された1・7ージメチル−4ーオキソー1・8
ーナフチリジンー3ーカルポン酸5.3夕(精製後の収
率71.7%)をえた。実施例 5ジエチルN−n−プ
ロピルーN−(6−メチル一2ーピリジル)アミノメチ
レンマロネート9.8夕をジフェニルェーテル80のこ
加え、加熱鷹梓下に溶解させ、225〜230ooに保
った。ついでこれにニフツ化ホウ素テトラヒドロフラン
錯体5夕を加え、反応中に生じる低沸点物質を反応系外
は蟹出させながら、6分間温度を保った。環化縮合終了
後、反応液を冷却し、これに実施例2と同様アルカリ処
理を行なって結晶6.7夕(相収率88.9%)をえた
。この結晶をジメチルホルムアミド15夕を用いて再結
晶し、精製された1一n−プロピルー7−メチル−4ー
オキソー1・8ーナフチリジン−3−カルボン酸5.5
夕(精製後の収率73.0%)をえた。このものの融点
は208〜209こ0であった。実施例 6ジエチルN
ーエチル−N−(6−エチル−2ーピリジル)アミノメ
チレンマロネート9.9夕をジフェニルェーテル80の
こ加え、加熱蝿投下に熔解させ、225〜230qoに
保った。
ついでこれに三フツ化ホウ素テトラヒドロフラン錯体5
夕を加え、反応中に生じる低沸点物質を反応系外に留出
させながら、同温度に6分間保った。環化縮合終了後、
反応液を冷却し、これに実施例2と同様のアルカリ処理
を行なって結晶66夕(槌収率86.7%)をえた。こ
の結晶をジメチルホルムアミド15夕を用いて再結晶し
、精製された1・7−ジェチル−4−オキソー1・8−
ナフチルジン−3ーカルボン酸5.4夕(精製後の収率
71.0%)をえた。このものの融点は173〜174
℃であった。実施例 7 ジエチルNーエチル−N−(6ーメチルー2ーピリジル
)アミノメチレンマロネート9.74夕を、ジフェニル
ヱーテルとジフェニルとの重量比3:1の混合物80の
こ加え、加熱蝿梓下に溶解させ、222〜243℃に保
った。
ついでこれに三フッ化ホウ素ジェチルェーテル鍔体6.
5夕を加え、反応中に生じる低沸点物質を反応系外に留
出させながら、同温度に6分間保った。環化縮合終了後
、反応液を冷却し、これに実施例2と同様のアルカリ処
理を行なって結晶6.46夕(粗収率87.5%)をえ
た。この結晶をジメチルホルムアミド15夕を用いて再
結晶し精製された1−エチル−7ーメチル−4−オキソ
−1・8−ナフチリジンー3ーカルボン酸5.62夕(
精製後の収率76.1%)をえた。実施例 8実施例1
と同様にして環化縮合を行ない、えりれた環化生成物(
1ーェチル−7ーメチルー4ーオキソー1・8ーナフチ
リジンー3−カルボン酸一BF2ーキレート)10夕を
5%硫酸水溶液100の‘に加え、櫨梓下に1時間沸騰
水浴上で酸処理し、冷却後、結晶を炉過し、乾燥して結
晶6.7夕(粗収率76.4%)をえた。
ついでこの結晶をジメチルホルムアミド15夕を用いて
再結晶し、精製された1ーエチル−7ーメチルー4ーオ
キソー1・8−ナフチリジン−3−カルボン酸5.69
夕(精製後の収率64.9%)をえた。実施例 9 ジエチルNーエチル−N一(6ーメチル−2ーピリジル
)アミノメチレンマロネート9.91夕、三フッ化ホウ
素テトラヒドロフラン錯体5夕およびジフェニルェーテ
ル5夕を室温で混合し、これを230〜235こ0に加
熱され蝿拝されているジフェニルェーテル75タ中に反
応中に生じる低沸点物質を反応系外に留出させながら1
5分かけて滴下し、その後温度に7分間保った。
反応終了後、室温まで冷却し結晶を炉遇し、石油エーテ
ルで洗浄乾燥して結晶8.23夕をえた。この結晶を水
200の上に加え沸騰水浴上1時間燈梓下に保ち冷却後
炉過乾燥して結晶6.44夕(粗収率85.7%)をえ
た。この結晶をジメチルホルムアミド15夕で再結晶し
、1ーェチル−7−メチル−4ーオキソ−1・8ーナフ
チリジンー3ーカルボン酸5.48夕(精製後の収率7
2.9%)をえた。実施例 10 ジエチルN−エチル−N−(6ーメチルー2−ピリジン
)アミノメチレンマロネート9.80夕、三フッ化ホウ
素テトラヒドロフラン錯体5夕およびジフェニルェーテ
ル5夕を室温で混合し、これを230〜235qoに加
熱され鷹拝されているジフェニルェーテル759中に、
反応中に生じる低沸点物質を反応系外に留出させながら
1粉粉)けて滴下し、その後同温度に7分間保った。
反応終了後室温まで冷却し結晶を炉遇し石油エーテルで
洗浄後乾燥して結晶8.20夕をえた。この結晶をメタ
ノール200のZ中に加え蝿幹下加熱還流させ、1時間
保った。冷却後析出する結晶を炉過乾燥して結晶5.1
3夕(組収率69.0%)をえた。この結晶をジメチル
ホルムアミド12夕で再結晶し、1ーヱチル−7ーメチ
ル−4ーオキソー1・8−ナフチルジンー3−カルボン
酸4.38夕(精製後の収率58.9%)をえた。実施
例 11 ジエチルーNーエチルーN−(6ーメチル−2ーピリジ
ン)アミノメチレンマロネート20夕をダウサーム80
夕に加え、加熱燈梓下に溶解させ230℃に保った。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、XおよびYはそれぞれ低級アルキル基である)
    で表わされるキレート化1・8−ナフチリジン誘導体。 2 低級アルキル基が炭素数1〜3のアルキル基である
    特許請求の範囲第1項記載のキレート化1・8−ナフチ
    リジン誘導体。3 一般式(I)においてXがメチル基
    、Yがエチル基である特許請求の範囲第1項記載のキレ
    ート化1・8−ナフチリジン誘導体。 4 1般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、X、YおよびRはそれぞれ低級アルキル基であ
    る)で表わされる化合物を三フツ化ホウ素および(また
    は)三フツ化ホウ素錯体を用いて加熱環化縮合させるこ
    とを特徴とする一般式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、XおよびYは前記と同じである)で表わされる
    キレート化1・8−ナフチレジン誘導体の製造方法。 5 一般式(II)で表わされる化合物の環化縮合を溶媒
    の存在下で行なう特許請求の範囲第4項記載の方法。 6 一般式(II)で表わされる化合物と溶媒とを混合、
    加熱し、これに三フツ化ホウ素および(または)三フツ
    化ホウ素錯体を加える特許請求の範囲第5項記載の方法
    。 7 一般式(II)で表わされる化合物、三フツ化ホウ素
    錯体および溶媒を室温付近で混合し、これをこれとは別
    に加熱された溶媒中に加える特許請求の範囲第5項記載
    の方法。 8 三フツ化ホウ素錯体が三フツ化ホウ素のエーテル錯
    体である特許請求の範囲第4項、第5項、第6項または
    第7項記載の方法。 9 エーテル錯体がジアルキルエーテル錯体である特許
    請求の範囲第8項載の方法。 10 エーテル錯体が環状エーテル錯体である特許請求
    の範囲第8項記載の方法。 11 ジアルキルエーテル錯体がジエチルエーテル錯体
    である特許請求の範囲第9項記載の方法。 12 ジアルキシエーテル錯体がジブチルエーテル錯体
    である特許請求の範囲第9項記載の方法。 13 環状エーテル錯体がテトラヒドロフラン錯体であ
    る特許請求の範囲第10項記載の方法。 14 溶媒がジアリールである特許請求の範囲第5項、
    第6項または第7項記載の方法。 15 ジアリールがジフエニルである特許請求の範囲第
    14項記載の方法。 16 溶媒がジアリールエーテルである特許請求の範囲
    第5項、第6項記載の方法。 17 ジアリールエーテルがジフエニルエーテルである
    特許請求の範囲第16項記載の方法。 18 溶媒がジフエニルエーテルとジフエニルとの混合
    物である特許請求の範囲第5項、第6項または第7項記
    載の方法。
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