JPS60118903A - 設備監視制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、自動運転機能を有する工場設備等の監視制御
装置に関するものである。

［従来技術］ 近年、産業の合理化意欲は強く、各種設備の自動運転化
が急激に進んでいる。これら設備は自動運転機能を有す
るが故に昼間性なわれる通常運転の他、夜間等の無人状
態時においても運転可能であり、そのため、翌朝まで連
続的に無人運転する夜間連続運転、無人状態になってか
ら所定条件が充されるまで運転継続する延長運転、通常
運転前に所定の運転条件を満たすようにウオーミングア
ツプを行なうならし運転等を必要に応じて行なっていた
。

しかしながら、このような無人運転といえども１例えば
、原材料供給部の収納量に限度がある場合には原材料の
補給が必要となるという問題、異常に対する緊急処置が
必要な場合に適切に応じられないという問題、装置停止
に至らない異常により継続する不良品発生の恐れがある
という問題等の多くの問題があるため、長時間完全に無
人状態で運転することは困難であった。

そこで、無人運転中に人による処理、措置の必要が生じ
た場合についてのみ、その旨を所定の通常光に通報して
上記問題を解消しようとする第１図に示す如き装置が提
案されている。この提案に係る通報装置（１）は、例え
ば、設＃ｉ＋（２）からの異常信号を受けて起動され、
その異常信号に応じた内容を回線（３）を介して予め設
定された通報先（４）に通報するようになされている。

しかるに、異常発生を通報するだけで、完全無人化の不
都合を全て解決できると言うものではない。従来装置は
延長運転終了時の電源切断等の制御機能を持たず、また
、ならし運転の開始時に所定の監視制御を行なう機能を
持たないので、例えば、延長運転が何らかの原因により
完了せず、異常状態のまま修復されずに放置きれている
場合においても所定時刻になるとならし運転が開始され
て大問題を惹起するという惧れがあった。

［発明の概要］ 本発明は、叙上の点を鑑みなされたもので、延長運転に
終了異常が発生し、その状態が放置されている場合に次
なる運転であるならし運転の開始を阻止し、延長運転と
ならし運転との連携関係を向」−させた設備監視制御装
置の提供を目的とする。

［発明の実施例］ 以下１本発明を第２図乃至第５図に示す装置について説
明する。゛ 第２図は本発明の一実施例を示すブロック図である。同
図において、（２）は監視対象たる設備で、ＮＣ工作機
械、電気炉、ボイラ、コンプレッサ、コンベア等多種多
用な設備が該当する。また、（５）は監視制御手段、（
８）は通報手段であり、監視制御手段（５）および通報
手段（θ）により本装置が構成されている。監視制御手
段（５）は設備（２）の状態を捉えたり、また設備（２
）からの結果物、例えば加工品を調べたりすると共に、
設備（２）に運転を開始させたり、また終了させたりす
るなど設備（２）を監視制御するものである。監視制御
手段（５）はまた、設（＃（２）が所定状況下にあると
き通報手段（６）に通報指令を送出するものである。通
報手段（６）は所定通報先（４）に所定内容を通報する
ものであり、従来の通報装置（１）と異なり、これ自体
に設備の状態等を検出する機能はない。

第３図は同実施例装置の操作面に係る斜視図である。同
図において、（７）は木設備監視制御装置であり、該装
置（７）の操作面上には択一的に投入１ｒ能な運転種類
指定スイッチ（８）、テンキー（９）、時刻データ等の
データ設定の指定キー（ｌＯ）、ＣＲＴ（＋１）　、択
一的に投入可能なＣＲ７表示内容の指定キー（１２）お
よび状態表示ランプ（１３）等が設けられている。

第４図は同実施例装置の詳細ブロック図である。同図に
おいて、（１４）は装置全体の制御を司るマイクロコン
ピュータ（以下、「０２口」と略す）　、　（１５）は
パスであり、ｃｐυ（１４）は設備（２）の状ｆｎ’、
をデジタル入力回路（１６）、パス（１５）を介して、
設備（２）の結果物等に係る各種センサの出力をアナロ
グ入力回路（１７）、パス（１５）を介して、また、上
記キー（９）　、（１０）　、（１２）およびスイッチ
（８）からの指令をデジタル入力回路（１８）、パス（
１５）を介して入力するようになされており、設備（２
）への運転指令をパス（１５）、デジタル出力回路（１
９）を介して、通報手段（８）への通報指令をパス（１
５）、デジタル出力回路（２０）を介して、ランプ（１
３）への点灯、消灯指令をパス（１５）、デジタル出力
回路（２１）を介して、また、ＣＲＴ（１１）への表示
指令をパス（１５）、ビデオ出力回路（２２）を介して
送出するようになされている。

第５図は同実施例装置の機能ブロック図であり、同図に
係る機能は延長運転において終了異常が発生した場合に
おけるならし運転の開始阻止機能である。該開始阻止機
能は、監視対象設備（２）を運転させる設備運転手段（
２５）と、その設備の延長運転時間を設定する延長運転
設定手段（２３）と、該延長運転設定手段（２３）から
の信号に基づき延長運転の開始および終了時に設（１ｉ
＋運転手段（２５）に１３１１〃ｉ指令または停止指令
を送出すると共に、延Ｅｊ：運転の終了時に終了時刻信
号を送出する延長運転指令手段（２４）と、設備（２）
の稼動状態を検知する稼動センサ（２６）と、該稼動セ
ンサ（２６）の出力信号と終了時刻信号に基づき所定終
了時刻の設備停止を確認する終了確認手段（２７）と、
設備運転一手段（２５）に設備（２）のならし運転指令
を送出するならし運転指令手段（２９）とにより達成さ
れるようになされている。なお、終了異常に対して処置
が採られたときは阻止機能が働かないようになっている
。また、（２８）はならし運転の開始時間等を設定する
ならし運転設定手段であり、該ならし運転設定手段（２
８）より上述のならし運転指令手段（２８）に信号が送
出されるようになされている。

以下、第６図（ａ）〜（ｇ）に示すフローチャートに基
づき本実施例装置の動作について説明する。

なお、第６図（ａ）は動作全体に係るフローチャートで
あり、第６図（ｂ）〜（ｇ）はそれぞれ各部動作の詳細
に係るフローチャー１・である。

ｃｐｕ　（ｉａ）は先ず各種人力信号を読込み（Ｓ１０
０）、終了時間等の操作データを設定しく５２００）、
設備の運転モードを設定しく５３００）、運転モードの
設定如何を判別しく５４００）、設定されている場合に
は次いで異常の検出と通報動作を行ない（Ｓ５００）、
運転継続等の制御を行ない（ｓｅｏｏ）、その後表示動
作を行ない（Ｓ？００）、モードが設定されていない場
合には直接、表示動作を行ない（９７００）、以下、こ
の動作を繰り返す。

上記各動作ステップをより詳細に説明する。

先ず、入力信号の読込みステップ（Ｓ１００）を第６図
（ｂ）に基づき説明する。ｃｐｕ（ｔ４）は運転種類指
定スイッチ（８）の読込み（ＳＩＯＩ）、入カキ−（８
）。

（１０）　、　（１２）の読込み（Ｓ１０２）、設備の
状態信号の読込み（Ｓ１０３）、設備に係る各種センサ
の出力の読込み（Ｓ１０４）をこの順序で行ない、操作
データの設定動作（Ｓ２００）に移行する。

操作データの設定動作（Ｓ２００）を第６図（Ｃ）に基
づき説明する。ＣＰＵ（１４）は＊　−（９）　、　（
１０）カラ（７）新規の入力があるか否かを判別しく５
２０１）、ない場合にはモード設定ステップ（Ｓ３００
）に進み、ある場合には指定キー（ｌＯ）中のリセット
キーのオン・オフを調べる（Ｓ２０２）。そして、オン
のときには、テンキー（８）からの１桁ずつの数字を一
時的に記憶するデータ人カニリアの記憶内容を消去して
モード、設定ステップ（Ｓ３００）に進み、オフのとき
にはテンキー（９）のオン−オフを判別する（Ｓ２０４
）。テンキー（８）がオンのときにはデータ人カニリア
に押された値を記憶してモード設定ステップ（Ｓ３００
）に進み、オフのときには指定キー（ｌＯ）のオン自オ
フを判別する（Ｓ２０５）。指定キー（１０）の何れか
がオンのときにはキ一対応記憶エリアにデータ人カニリ
アのデータを移し、かつデータ人カニリアのデータを消
去してモード設定ステップ（Ｓ３００）に進み、オンの
ときには直接モード設定ステップ（Ｓ３００）に進む。

モード設定動作（Ｓ３００）を第６図（ｄ）に基づき説
明する。最初にスイッチ（８）内の連続運転指定スイッ
チのオン・オフを判別しく５３０１）、オンの場合には
連続運転モードに設定し、かつ、ランプ（１３）中の監
視ランプを点灯して（Ｓ３０２）上述したステ、ンプ４
００に進み、オフの場合には延長運転指定ス・イッチの
オン・オフをｒ１別する（３３０３）、延長運転指定ス
イッチがオンの場合には延長運転開始フラグを立て、延
長運転モードに設定し、かつ監視ランプを点灯して（Ｓ
　３０４　）　、、に述したステップ４００４こ進み、
オンの場合には延ｇ：運転の終了時刻か合力）を調べる
（Ｓ３０５）。終了時刻になっていると延長運転モード
を解除し、延長運転終了フラグを立て監視ランプを消灯
した（Ｓ３０６）のち、異常の発生有無を調べ（Ｓ３０
７）、異常がある場合には延長運転異常を異常メモリに
記憶して（３３０８）ステ・ンブ４００　ｔこ進み、な
い場合には直接ステップ４００に進む。終了時刻でない
場合には、ならし運転スイ・ンチのオン番オフを調べる
（Ｓ３０９）。スイ・ソチがオンの場合には、ならし運
転の開始時刻か否かを調へ（Ｓ３１０）、否の場合には
ステップ４００に進み、時刻のときしこはさらに延長運
転で異常があったか否かを判Ｚ１１シ（Ｓ３１１）、あ
る場合にはステ・ンプ４００　ｆこ進み、なし）場合に
はならし運転モードに設定し、ならし運転開始フラグを
立て、かつ監視、ならしの両ランプを点灯してステップ
４００に進む（Ｓ３１２）。ならし運転スイッチがオフ
の場合には゛延長運転モードに設定されているか否かを
判別しく５３１３）、設定されていればステップ４００
に進み、非設定の場合には全ての運転モードを解除して
（Ｓ３１４）ステップ４００に進む。

次に、何れかの運転モードが設定されている場合に行な
われる異常の検出と通報の動作（Ｓ５００）を第６図（
ｅ）に基づき説明する。指定スイッチ（８）中の解除ス
イッチのオン参オフを判別しく５５０１）、オンの場合
には異常メモリの記憶内容を消去して（Ｓ５０２）、オ
フの場合にはそのまま設備状態信号に基づき新規の設備
異常の有無を判別する（Ｓ５０３）。

新規異常が発生していると、対応異常メモリにその旨格
納し、かつランプ（１３）中の異常ランプを点灯してか
ら（Ｓ５０４）、新規異常がないと直接センサからの特
性値の許否（例えば、製品厚みが規格内か否か）を検査
する（３５０５．３５０Ｂ）。許容範囲外であれば対応
異常メモリにその旨格納し、異常ランプを点灯して（Ｓ
５０？）から、許容範囲内であれば直ちに新規異常の発
生有無ステップ（Ｓ５０８）に進む。

新規異常があれば異常メモリの内容を通報手段（６）に
送出して通報動作を起動させて（Ｓ５０８）運転制御ス
テップ（ｓｅｏｏ）に進み、異常がなければ直ちに運転
制御ステップ（ｓｅｏｏ）に進む。

運転制御動作（ｓｅｏｏ）を第６図（ｆ）に基づき詳述
する。延長運転終了フラグが立てられているか否かを判
断する（Ｓ８０１）。立てられていると設備（２）の電
源切断用の信号を送出しく５８０２）、その後所定時間
経過したとき（５１３０３）、該フラグを消去する（３
６０４）。立てられていない場合、または消去したのち
には、次いでならし運転開始フラグ（Ｓ３１２参照）が
立てられているか否かを判断する（Ｓ６０５）。

立てられていると、電源投入用の信号を送出しく５ｅｏ
ｅ）、羊の後所定時間経過したとき（ｓｅｏ７）ならし
運転開始信号を送出すると共に該フラグを消去して（ｓ
ｅｏｓ）表示動作ステップ（３７００）に進む。

表示動作（Ｓ？ＯＯ）を第６図（８）に基づき詳述する
。ＣＲ７表示内容の指定キー（１２）中のセンサによる
特性値表示キーのオン・オフを判断しく３７０１）、オ
ンの場合には特性値をＣＲＴ（１１）に表示しく５７０
２）、オフの場合には設備状態の表示キーのオン・オフ
を判断しく５７０３）、オンの場合には状態内容、例え
ば異常状態をＣＲＴ（１１）に表示しく８７０４）、該
キーもオフの場合には次いでデータ入カニリアにデータ
が有るか否かを調査しく５７０５）、ある場合には入力
中のデータをＣＲＴ　（１１）に表示しく５ＮＯＢ）、
ない場合には現在時刻を（ＪＴ（１１）に表示する（Ｓ
７０７）。何れの表示の場合にも表示後は上述の入力信
号読込み動作ステップ（Ｓ１００）に戻り、以降。

上述した一連の動作を繰り返す。

以上の動作により、延長運転において終了異常が発生し
た場合にならし運転の開始が阻止される。

なお、本発明の構成は上記実施例のものに限るものでは
なく例えば以下のようにしても良い。

（１）複数の設備に対し、個別に監視制御手段を設け、
各監視制御手段が一つの通報手段を共用する。

（２）複数の設備を一つの監視制御手段が監視する。

（３）監視制御手段にマイクロコンピュータ以外の電子
回路やリレー回路を用いる。

（４）通報用回線に、一般加入電話回線、専用回線、構
内回線等の電話回線、通常の電気配線または光ケーブル
、ＣＡＴＶ用ケーブルの何れかを用いる。

（５）表示手段に、ＣＲＴの代りに、プラズマディスプ
レイや発光ダイオードその他の手段を用いる。

（８）入力手段にキーボード人力装置を用いる。

（７）時刻データ等の入力データを専用スイッチ、例え
ばロータリスイッチで設定する。

［発明の効果］ 以上のように、本発明によれば、延長運転において終了
異常が発生した場合にならし運転の開始を阻止するよう
にしたので、異常状態でならし運転に突入することがな
く、設備等の被害を最小限に止めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来装置を示すブロック図、第２図は本発明の
〜実施例による設備監視ル制御装置を示すブロック図、
第３図は同実施例の操作部に係る斜視ＩＬｆｆｉ４１Δ
は同実施例の詳細ブロック図、第５図は同実施例の機能
ブロック図、第６図（ａ）〜（ｇ）は同実施例のフロー
チャートである。 （２）・・・設備、 （２３）・・・延長運転設定手段、 （２４）・・・延長運転指令手段、 （２５）・・・設備運転手段、 （２６）・・・稼動センサ、 （２７）・・・終了確認手段、 （２日）・・・ならし運転指令手段。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人　大　岩　増　雄 第　１　図 Ｔ、　２　しＪ 第　３　ｔ、：１ 第５図 第　６　図 （ａ）　＜ｂ＞ 第６図 （ｅ） （ｆ）　第　６　図 手続補正書（自発） ２１発明の名称 設備監視制御装置 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号名　称　
（６０１）三菱電機株式会社 代表者片山仁八部 ４、代理人 ５、補＋Ｆの対象 （１）明細書第４頁第１４行の「（５）は監視制御手段
、」という記載を下記のように補１）−する。 「（５）は監視対象設備を運転させる設備運転手段と、
設備のに長シＩＣ転時間を設定する延長４１１転設定手
段と、該延長運転設定手段からの信号にノ、（づき延長
−Ｖ転の開始および終了時に一■−記設＃ｉｉ　Ｉｊ転
千手段開始指令または停止１−指令を送出すると共に、
延長運転の終了時に終了時刻信号を送出する延長運転指
令手段と、設備の稼動状態を検知する稼動センサと、該
稼動センサの出力信号と上記終了時刻信号とに基づき所
定終了１１ｊ、刻の設備悴１１−を確ＡＩする終了確認
手段、及び１一記設備アＩＣ転手段に；；ツ（ｌｉｔの
ならし１１■転指令を送出するならし？Ｕ転指令手段と
を有する監視制御手段、」 （２）明細書第４頁第１４行の「（６）は通報手段であ
１という記載を「（６）は従来例の通報装置（１）に該
当する通報手段であ」と補ＩＦする。 （３）明細書第５頁第４行の「であり、」という記載を
「である。」と補正する。 （４）明細書第５頁第４行ないし第６行の「従来の・・
・ない。」という記載を削除する。 以　］−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 監視対象設備を運転させる設備運転手段と、その設備の
   延長運転時間を設定する延長運転設定手段と、該延長運
   転設定手段からの信号に基づき延長運転の開始および終
   了時に上記設備運転手段にｕＨ始指仝または停止指令を
   送出すると共に、延長運転の終了時に終了時刻信号を送
   出する延長運転指令手段と、設備の稼動状態を検知する
   稼動センサと、該稼動センサの出力信号と上記終了時刻
   信号に基づき所定終了時刻の設備停止を確認する終ｒ確
   認手段と、」二記設備運転手段に設備のならし運転指令
   を送出するならし運転指令手段とを備え、該ならし運転
   指令手段は延長運転の終了異常時に１−記終了確認手段
   からの信号に基づき］二記ならし運転指令の送出を停止
   することを特徴とする１；健ｑ１１監視制御装置。