JP2003244335A - 遠隔監視システム - Google Patents

遠隔監視システム

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JP2003244335A JP2002038011A JP2002038011A JP2003244335A JP 2003244335 A JP2003244335 A JP 2003244335A JP 2002038011 A JP2002038011 A JP 2002038011A JP 2002038011 A JP2002038011 A JP 2002038011A JP 2003244335 A JP2003244335 A JP 2003244335A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視センターと監視対象設備とが公衆電話回
線を介して通信自在に接続されてなる遠隔監視システム
において、運用コストの増大を招くことなく、軽微な故
障情報を収集する。 【解決手段】 立体駐車場20の制御装置31は、設備
の異常を検出する異常検出部と、予め設定された異常内
容と電話のコール回数との対応関係を記憶している記憶
部とを備えている。異常検出部が異常を検出すると、制
御装置31は異常内容に応じたコール回数で監視センタ
ー11,12に電話をかける。コール回数が“軽故障”
に対応する回数の場合、監視センター11,12は電話
回線2を接続することなくコール回数を計測し、コール
回数に対応した軽故障の発生を認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔監視システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、立体駐車場、上下水道施設、
発電所、その他の大型プラント、又はエレベータ等のビ
ル設備などにおいて、それらの設備の管理を目的とした
遠隔監視システムが用いられている。一般に、遠隔監視
システムは、監視対象設備と監視センターとが通信回線
を介して接続されることによって構成されている。通信
回線としては、専用の回線を設けることもあるが、利便
性や低コスト化の観点から、一般の公衆電話回線が用い
られることも多い。
【0003】例えば、特公平8−23230号公報に
は、立体駐車場の管理装置において、異常動作を表す状
態表示コードやパレットの動作回数を表す動作回数コー
ド等を、公衆回線を通じて管理用コンピュータに送信す
ることが開示されている。
【0004】特開平9−144362号公報には、駐車
場故障診断システムにおいて、駐車場の故障を診断し、
その診断内容を公衆回線を介してホストコンピュータに
送信する技術が開示されている。
【0005】特開平7−91102号公報には、立体駐
車場の管理システムにおいて、故障履歴や各種センサー
の状態等を電話回線を介して中央管理装置に伝送し、中
央管理装置の表示部に表示させることが開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
ような従来の遠隔監視システムは、電話回線を接続した
状態で故障の発生等の情報を送信するものであった。つ
まり、故障が発生すると設備側から監視センター側に電
話をかけ、監視センター側が当該電話を受けて回線を接
続してから、情報の送信が行われるものであった。
【0007】しかし、故障のなかには、設備の早期復旧
が必要となるような重度の故障だけでなく、多少の期間
は放置しておいても支障のないような軽微な故障もあ
る。ところが、軽微な故障が起こった場合に故障情報の
すべてを監視センターに逐一送信していたのでは、電話
料金がその都度発生するため、システムの運用コストが
増大する。そこで、従来のシステムでは、故障内容に重
み付けを行い、監視センターに自動発報するか否かを故
障内容に応じて予め設定しておき、重度の故障が起こっ
た場合にのみ自動発報を行うこととしていた。一方、軽
微な故障を無視しないように、監視センターから設備に
対して定期的に監視を行い、軽微な故障は定期的な監視
の際に発見することにより、所定の対応を行っていた。
【0008】しかし、従来のシステムでは、軽微な故障
は定期監視の際にしか知り得なかったため、軽微な故障
の発生している設備に対して、点検や修理等の対応を適
切な時期に効率的に行うことは難しかった。
【0009】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、運用コストの増大を
招くことなく、種々のレベルの故障情報を収集すること
のできる遠隔監視システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る遠隔監視シ
ステムは、監視センターと監視対象設備とが公衆電話回
線を介して通信自在に接続されてなる遠隔監視システム
であって、前記監視対象設備は、前記監視対象設備の異
常を複数の異常内容別に検出する異常診断手段と、異常
内容に応じたコール回数を予め記憶しているコール回数
記憶手段と、前記異常診断手段が異常を検出すると、前
記公衆電話回線を通じて前記監視センターに対し、当該
異常内容に応じたコール回数のコールを送る送信手段と
を備えているものである。
【0011】上記遠隔監視システムでは、監視対象設備
に異常が発生すると、異常診断手段が上記異常の発生と
その内容とを検出する。すると、送信手段が公衆電話回
線を通じて監視センターに対して電話をかけ、上記異常
内容に応じたコール回数のコールを送る。その結果、監
視センターにおいて、コール回数を計測することにより
異常内容を把握することができる。したがって、公衆電
話回線を接続しなくても、異常内容を認識することがで
きる。そのため、電話料金を節約することができ、シス
テムの運用コストを低減することができる。
【0012】異常診断手段によって検出される異常の内
容は、1又は2以上の軽故障と1又は2以上の重故障と
に分類され、コール回数記憶手段に記憶されているコー
ル回数は、重故障のコール回数の方が軽故障のコール回
数よりも多く設定されており、監視センターは、受信し
たコールのコール回数が重故障に対応するコール回数に
達すると、公衆電話回線を接続して監視対象設備からデ
ータを受信するように構成されていることが好ましい。
【0013】このことにより、監視対象設備に発生した
異常の内容が軽故障であった場合には、監視センターに
対して、軽故障に対応する所定回数分だけコールが送ら
れる。そのため、監視対象設備から監視センターに対し
てかけられた電話は、監視センターが回線を接続するこ
となく終了し、通話料金は発生しないことになる。
【0014】一方、監視対象設備に発生した異常の内容
が重故障であった場合には、コール回数が所定回数に達
するため、監視対象設備からの電話に対し、監視センタ
ーは回線を接続することになる。そして、監視センター
は回線を通じて監視対象設備からデータを受信し、必要
な情報が監視センターに集められる。したがって、監視
センターにおいて、異常内容に応じた適切な対応を迅速
かつ円滑にとることが可能となる。
【0015】監視対象設備は、異常診断手段が異常を検
出すると、少なくとも当該異常の発生日時と当該異常内
容に対応した所定のエラーコードとを異常履歴データと
して記憶する異常履歴記憶手段を備え、監視センター
は、前記監視対象設備からのコールを受けると、当該コ
ールの受信日時及びコール回数を記憶する受信履歴記憶
手段と、軽故障に対応するコール回数を所定期間内に所
定回数以上受けると、前記監視対象設備の異常履歴記憶
手段から異常履歴データを受信する異常履歴データ受信
手段とを備えていることが好ましい。
【0016】このことにより、監視センターが所定の監
視対象設備から軽故障に対応するコール回数を所定期間
内に所定回数以上受けると、監視センターの異常履歴デ
ータ受信手段が当該監視対象設備に対して、異常履歴デ
ータの送信を要求する。これに応じて、監視対象設備の
異常履歴記憶手段に記憶されている異常履歴データは、
監視センターの異常履歴データ受信手段に送信される。
その結果、監視対象設備に頻繁に軽故障が発生する場合
等において、当該監視対象設備の異常履歴を監視センタ
ーで把握することができる。したがって、軽故障が発生
した場合にはその都度回線を接続しないにも拘わらず、
頻繁に軽故障が発生する監視対象設備、すなわち重度の
故障が発生する蓋然性の高い監視対象設備に対して、必
要な対応を迅速かつ適切にとることができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、監視対
象設備に異常が発生すると、公衆電話回線を通じて当該
監視対象設備から監視センターに対して、異常内容に応
じた回数の電話コールが送信される。したがって、公衆
電話回線を接続した状態でデータの送受信を行うことな
く、異常の発生及びその内容を把握することができる。
そのため、電話料金を節約することが可能となり、シス
テムの運用コストの低減を図ることができる。
【0018】異常内容が軽故障の場合には監視センター
は回線を接続しないので、電話料金を発生させることな
く軽故障の発生を把握することができる。一方、異常内
容が重故障のときには、早期の対策が必要になる場合も
あるため、監視センターは回線を接続し、データの受信
を行う。したがって、異常の内容を詳細に知ることがで
き、迅速かつ的確な対応をとることができる。
【0019】監視対象設備に軽故障が所定期間内に所定
回数以上発生すると、当該監視対象設備から監視センタ
ーに対して、異常履歴データが自動的に送信される。そ
のため、故障の発生するおそれの高い監視対象設備に対
し、点検又は修理等の対応を迅速にとることができ、故
障の発生を未然に防止することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0021】図1に示すように、実施形態に係る遠隔監
視システム1は、立体駐車場20の管理を行うものであ
る。遠隔監視システム1は、第1監視センター11及び
第2監視センター12と、立体駐車場20の監視装置2
5とを備えている。
【0022】第1監視センター11及び第2監視センタ
ー12は、立体駐車場20から離れた場所に設けられて
いる。第1監視センター11には、複数台の監視コンピ
ュータ13と、主に画像情報を処理する画像監視用コン
ピュータ14と、電話機15とが設けられている。これ
らのコンピュータ13,14及び電話機15は、公衆回
線としての電話回線2に接続されている。第2監視セン
ター12には、監視コンピュータ16と、画像監視用コ
ンピュータ17と、電話機18とが設けられている。こ
れらコンピュータ16,17及び電話機18も、電話回
線2に接続されている。
【0023】監視装置25は、立体駐車場20に設置さ
れている。立体駐車場20には、4台の立体駐車設備、
すなわち1号機21、2号機22、3号機23、及び4
号機24が設けられている。ただし、立体駐車設備の台
数は特に限定されるものではない。
【0024】1号機21には、当該1号機21の制御
(例えば、パレットの昇降等)を行うとともに故障診断
を行う第1制御装置31と、1号機21の状況を観察す
るための第1カメラ41と、第1カメラ41及び後述す
る第2〜第6カメラ42〜46の画像情報を送信するた
めの画像送信装置40とが設けられている。なお、ここ
での故障診断とは、立体駐車設備が規定の機能を失うこ
との診断(狭義の故障診断)だけでなく、規定の機能を
発揮しつつも性能が低下していることの診断(広義の故
障診断)も含むものとする。
【0025】2号機22には、当該2号機22の制御を
行うとともに故障診断を行う第2制御装置32と、2号
機22の状況を観察するための第2カメラ42とが設け
られている。同様に、3号機23には、当該3号機23
の制御を行うとともに故障診断を行う第3制御装置33
と、3号機23の状況を観察するための第3カメラ43
とが設けられている。4号機24には、4号機24の制
御を行うとともに故障診断を行う第4制御装置34と、
4号機24の状況を観察するための第4カメラ44とが
設けられている。
【0026】また、立体駐車場20には、各立体駐車設
備21〜24を監視するための各カメラ41〜44に加
えて、立体駐車場20の全体を監視する等のために、そ
の他のカメラ45,46も設置されている。なお、カメ
ラ41〜46に代えて、他の画像認識手段を用いること
も勿論可能である。
【0027】第1〜第4制御装置31〜34は、電話回
線2に接続されている。したがって、第1〜第4制御装
置31〜34と第1及び第2監視センター11,12と
は、電話回線2を介して互いに通信自在に構成されてい
る。前述したようにカメラ41〜46は画像送信装置4
0に接続されており、画像送信装置40は電話回線2に
接続されている。したがって、カメラ41〜46の画像
情報は、画像送信装置40及び電話回線2を介して、第
1監視センター11及び第2監視センター12に送信自
在になっている。
【0028】立体駐車場20の監視装置25には、更
に、電話回線2に接続された第1電話機51及び第2電
話機52が設けられている。第1電話機51は、主に第
1監視センター11との間の通信に用いられ、第2電話
機52は、主に第2監視センター12との間の通信に用
いられる。
【0029】制御装置31〜34の各々は、図2に示す
ように、異常を検出する異常検出部35と、後述するエ
ラーコード等を記憶している記憶部36と、各制御装置
の故障履歴を記憶する故障履歴記憶部37と、電話回線
2を通じて信号を送受信する送受信部38と、主制御部
39とを備えている。
【0030】監視センター11,12には、監視コンピ
ュータ13等によって、主制御部61と、記憶部62
と、受信履歴記憶部63と、電話回線2を通じて信号を
送受信する送受信部64とが構成されている。
【0031】次に、制御装置31〜34の行う故障診断
について説明する。
【0032】各制御装置31〜34は、複数種類の異常
内容を識別するように構成されている。そして、図3に
示すように、異常内容の識別のために、異常内容に応じ
て細分化された複数のエラーコードを用いることとして
いる。さらに、これらエラーコードに対しては、異常内
容に応じてレベル分けが行われている。本実施形態で
は、故障内容に応じて、“軽故障”と“重故障”の2段
階にレベル分けがなされている。
【0033】ここでは、“軽故障”は、異常状態ではあ
るがその異常は軽微なものであり、監視センター11,
12に対して異常の発生は報告するものの異常内容まで
は直ちに報告する必要のない程度のものを示す。これに
対し、“重故障”は、異常の発生だけでなくその内容を
も監視センター11,12に直ちに報告すべき程度のも
のを示す。なお、異常内容と異常レベルとの関係は、記
憶部36に記憶されている。
【0034】異常検出部35が異常を検出すると、主制
御部39は記憶部36に記憶されている情報(図3参
照)を参照しながら、その異常に対応するエラーコード
を特定する。そして、主制御部39は、少なくとも異常
の発生日時とエラーコードとを、故障履歴記憶部37に
記憶させる。また、主制御部39は、送受信部38を通
じて、監視センター11,12に電話をかける。
【0035】ここで、監視センター11,12に対する
電話のコール回数は、図3に示すように、異常内容に応
じて予め設定されている。具体的には、異常内容のレベ
ルが重くなるほどコール回数が多くなるように設定さ
れ、本実施形態では、異常レベルが“軽故障”のときは
4回以下、“重故障”のときは5回となっている。例え
ば、軽故障について、装置の操作手順ミスの場合ではコ
ール回数は1回、所定期間内のセンサの動作回数が所定
回数を超えた場合ではコール回数は2回、等のように設
定することができる。
【0036】各制御装置31〜34は、所定回数分のコ
ールを送り終えると、コールを停止する(つまり、電話
を切る)。
【0037】監視センター11,12は、制御装置31
〜34のいずれかから電話のコールを受けると、発信元
の制御装置を特定するとともに、そのコール回数を計測
する。
【0038】監視センター11,12の記憶部62に
は、前述の異常内容とコール回数との関係が記憶されて
いる。主制御部61は、コール回数が“重故障”に対応
する所定回数(ここでは5回)に達するまでは、電話回
線2を接続せず、接続待機状態を維持する。コール回数
が上記所定回数に達する前にコールが終了すると(ここ
では、コール回数が4回以下の場合)、主制御部61
は、発信元の制御装置、発信日時、及びコール回数等の
情報を受信履歴記憶部63に記憶する。これにより、コ
ール回数は軽故障の内容に対応しているので、軽故障の
発生及び内容に関する情報が監視センター11,12に
収集されることになる。
【0039】一方、コール回数が“重故障”に対応する
所定回数になると、主制御部61は電話回線2を接続す
る。すると、電話回線2が接続された状態で、発信元の
制御装置から監視センター11,12に向かって、故障
の詳細な情報が伝送される。伝送された情報は、受信履
歴記憶部63に記憶される。また、必要に応じて監視員
への警告がなされ、監視員等の指示のもと、復旧作業等
の対応がなされる。
【0040】ところで、“軽故障”の発生回数の多い立
体駐車設備や、短期間の間に“軽故障”が集中して発生
している立体駐車設備などは、その後に重故障を起こす
可能性が高いと考えられる。そこで、本実施形態では、
監視センター11,12において、受信履歴記憶部63
に記憶されている所定の立体駐車設備の“軽故障”の回
数が所定期間内に所定回数以上になると、監視センター
11,12から当該立体駐車設備に対してデータの送信
を要求し、当該立体駐車設備の故障履歴記憶部37に記
憶されている情報を監視センター11,12に収集する
こととしている。
【0041】例えば、1号機21の軽故障の発生回数が
所定期間内に所定回数以上になった場合には、監視セン
ター11,12は1号機21の第1制御装置31と電話
回線2を介して通信し、第1制御装置31の故障履歴記
憶部37から1号機21の故障履歴に関する情報を受け
取る。そして、監視センター11,12に収集された情
報に基づき、監視員が状況分析等を行い、必要な対応策
をとることになる。
【0042】なお、監視センター11,12において、
監視員が立体駐車設備21〜24の故障履歴の情報を定
期的に管理し、軽故障の発生回数などを参照しながら手
動で情報収集を行うことも勿論可能である。本実施形態
によれば、軽故障の発生状況を把握することができるの
で、従来よりも綿密な監視体制をとることができる。
【0043】以上のように、本実施形態によれば、重故
障が発生した場合には、故障発生の事実及びその詳細な
内容を電話回線2を通じて迅速に把握することができる
一方、軽故障が発生した場合には、電話回線2を接続す
ることなく、発生の事実及び内容を把握することができ
る。したがって、電話料金を節約することができ、シス
テムの運用コストを低減することができる。また、従来
は把握が困難であった軽微な故障を、運用コストの増大
を招くことなく把握することが可能となる。
【0044】また、立体駐車設備において軽微な故障が
所定期間内に所定回数以上発生している場合には、監視
センター11,12において当該設備の故障履歴データ
を自動的に収集するので、重故障の発生のおそれの高い
設備に対して、点検や修理などの対応を迅速にとること
ができ、故障の予防を図ることができる。
【0045】なお、本実施形態では、監視センター1
1,12はシステムの構成上並列に設けられていたが、
これらが直列に設けられていてもよいことは勿論であ
る。つまり、立体駐車場20からの情報が第1監視セン
ター11と第2監視センター12とに同時に伝送される
構成の他、例えば、上記情報が第1監視センター11を
経由してから第2監視センター12に伝送されるような
構成であってもよい。
【0046】監視対象設備は立体駐車場20に限定され
ず、上下水道施設、発電所、その他の大型プラント、又
はエレベータ等のビル設備など、その他の設備であって
もよい。監視対象設備の種類は特に限定されるものでは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】遠隔監視システムの構成図である。
【図2】制御装置及び監視センターのブロック図であ
る。
【図3】エラーコードの対応表である。
【符号の説明】
1 遠隔監視システム 2 電話回線(公衆電話回線) 11,12 監視センター 20 立体駐車場(監視対象設備) 25 監視装置 31〜34 制御装置 35 異常検出部(異常診断手段) 36 記憶部(コール回数記憶手段) 37 故障履歴記憶部(異常履歴記憶手段) 38 送受信部(送信手段) 41〜46 カメラ 63 受信履歴記憶部(受信履歴記憶手段) 64 送受信部(異常履歴データ受信手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 AA01 CD04 CH04 DA09 HA18 5C087 AA03 AA19 BB03 BB12 BB74 DD08 DD33 DD49 EE05 EE12 FF01 FF02 FF04 FF19 FF20 FF23 GG02 GG11 GG19 GG23 GG29 GG31 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83 5K101 KK13 LL01 MM07 NN14 RR12 RR15 UU05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視センターと監視対象設備とが公衆電
    話回線を介して通信自在に接続されてなる遠隔監視シス
    テムであって、 前記監視対象設備は、 前記監視対象設備の異常を複数の異常内容別に検出する
    異常診断手段と、 異常内容に応じたコール回数を予め記憶しているコール
    回数記憶手段と、 前記異常診断手段が異常を検出すると、前記公衆電話回
    線を通じて前記監視センターに対し、当該異常内容に応
    じたコール回数のコールを送る送信手段とを備えている
    遠隔監視システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遠隔監視システムであ
    って、 異常診断手段によって検出される異常の内容は、1又は
    2以上の軽故障と1又は2以上の重故障とに分類され、 コール回数記憶手段に記憶されているコール回数は、重
    故障のコール回数の方が軽故障のコール回数よりも多く
    設定されており、 監視センターは、受信したコールのコール回数が重故障
    に対応するコール回数に達すると、公衆電話回線を接続
    して監視対象設備からデータを受信するように構成され
    ている遠隔監視システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の遠隔監視システムであ
    って、 監視対象設備は、 異常診断手段が異常を検出すると、少なくとも当該異常
    の発生日時と当該異常内容に対応した所定のエラーコー
    ドとを異常履歴データとして記憶する異常履歴記憶手段
    を備え、 監視センターは、 前記監視対象設備からのコールを受けると、当該コール
    の受信日時及びコール回数を記憶する受信履歴記憶手段
    と、 軽故障に対応するコール回数を所定期間内に所定回数以
    上受けると、前記監視対象設備の異常履歴記憶手段から
    異常履歴データを受信する異常履歴データ受信手段とを
    備えている遠隔監視システム。
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