JPS60118136A - 魚釣用リ−ルのクラツチ着脱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は片軸型や両軸、型リールにおける左右の捲取り
を兼用できるクラッチ機構の改良に関する。

従来、この種左右捲取り兼用リールのクラッチ機構とし
ては実公昭５４−３３９０９号公報や実開昭５７−５４
２８０号公報に見られるようＶＣ。

ハンドル軸内に偏心カムを有する摺動軸を設けて行って
いるが、このような方式は構造及び部品が複雑でコスト
高になると共に操作位置がハンドル軸であるため釣竿を
握持した手の指での操作が困難でハンドルを持った手で
操作しなければならず。

操作性が悪い欠陥がある。

本発明はこれらの欠陥を改善して両軸受型リール等のク
ラッチ機構として広く使用されているゲットポイントバ
ネを利用したクラッチプレート摺動方式において左右の
捲欧りができるようにしたクラッチ機構に関するもので
、ハンドル軸の駆動歯車と噛合するピニオンをスプール
又はスプール軸の結合部に着脱自在に嵌装し、プツトポ
イントバネで内側摺動位置と外側摺動位置に振り分は附
勢されるクラッチプレートで前記ピニオンに係合したヨ
ークプレートを作動せしめてピニオンをスプール又はス
プール軸に着脱自在に連結するようにした魚釣用リール
において、前記クラッチプレートの先端部に形成した二
叉状部をハンドル軸の両側部分まで延設すると共に該延
設部に対向して係合片を形成しハンドル軸には両側部に
係合突起を有する係合体をスプリングで傾動自在に係着
し。

係合突起を前記クラッチプレートの内側摺動位置におけ
る係合片に衝接自在に形成し７たことを要旨とするもの
である。

本発明の実施例を図面について説明すると１片軸受型リ
ールのリール本体（１）に突設固定されたスプール軸（
２）の先端部には内側に結合部（３）を有するスプール
（４）が回転自在に嵌装されると共に前記結合部（３）
の内側のスプール軸（２）　Ｉｃは前記結合部（３）に
係合自在なピニオン（５）が回転かつ摺動自在に嵌装さ
れ、更に該ピニオン（５１はハンドル軸（６）に固着さ
れた駆動歯車（７）と噛合している。

また前記ピニオン（５）に係合したヨークプレート（８
）の両端部はリール本体（１）に植設されたスタッド（
９３（９）に嵌装されると共に該スタンド（９１（９）
に螺装されたスプリング０１θ０でピニオンＣｂ＋をス
プール（４１の結合部（３）に係合するように附勢され
ており、更にヨークプレート（８）の両側部外面には二
叉状の作動ｉ！ｌ１ｌＣＩ１１を有するクラッチプレー
ト任２がプツトポイントバネ（１３１で内側摺動位置と
外側摺動位置に摺動自在に振り分は附勢されており、内
側摺動位置においては二又作動部（１１１（ｉｌｌがヨ
ークプレート（８）をスプリング（Ｉｎ（Ｉ（至）に抗
してリール本体（１）側に押圧摺動せしめてピニオン（
５）を結合部（３）から分離せしめ、外側摺動位置にお
いてはヨークプレート（８）は二又作動部（１１１（１
１１で作動されず、ピニオン（５）はスプリング（１１
）　（ＩＩの附勢力で結合部（３）に係合するように構
成されている。

しかして前記クラッチプレート（１２ｉの二又作動部（
ｉｌｌ（１，＋１の先端部は駆動歯車（７）前部のハン
ドル軸（６）の両側稍々上方まで延設されると共Ｖ該延
設部ＨｆＩ４１には対向して係合片１１５！α９が夫々
一体に形成され、またハンドル軸（６）の駆動歯車（７
）の前部に形成された欠円軸部（６どには両側に係合突
起ｆｌｆｌＣＩ印を有する係合体Ｑ７１がスプリング（
１８１Ｖｒより傾動自在に係着し７゜クラッチブレー）
（１２１が内側摺動位置にあるときにハンドル軸（６）
を何れか一方に回動すると、一方の係合突起側が一側の
係合片Ｑ５１′に衝接して係合体ａηを傾動しその上部
に乗り上げ１次いで他方の係合突起任８が他側の係合片
α９に係合してクラッチブレー）（１２１を上方に扛上
できるように形成されている。

なお図中（１）はクラッチプレート（１２・の摺動案内
板、■はヨークプレート止板、？１１は逆転防止爪車、
■はその係止ストッパー、Ｑ３．は係止ストッパー切換
レバーである。

本発明実施例は上記のように構成されているから第３図
においてハンドル軸（６）の反時計廻り方向の回かを右
ハンドル時の釣糸捲取り方向とし、クラッチプレート鰻
を内側摺動位置に摺動すると。

クラッチプレート（Ｉｚの作動部（ＩｌｌＣＩｌｌはヨ
ークブレー）　（８）　ｔＩ７−ル本体（１）側に押圧
摺動してピニオン（５）を結合部（３）から分離ぜしめ
スプール（４）を回転自在にすると同時にクラッチプレ
ート（Ｌ？の延設部ｔ１４１［＋４１の係合片（１５！
ｆｆ５１はハンドル軸（６）の両側稍々上部に進出する
。

次にこの状態においてハンドル軸（６）を釣糸捲取り方
向である反時計廻り方向に回動すると、係合体住ηの上
側にある突起（１，６＋が左側の係合片α５Ｉに衝接し
て係合体ｃ１７１を傾斜せしめながらその上部に乗上げ
た後、係合体面の下側にある突起Ｏｅが右側の係合片ｕ
５１１’ｃ係合してクラッチプレート（Ｉ２１をそのゲ
ットポイントバネ側の死点を越えるまで上方に押圧して
クラッチプレート１１２を外側摺動位置に復帰せしめ、
ビニオン（５）は結合部（３）に係合してスプール（４
）を回動し釣糸を捲取るものである。

また左ハンドルでハンドル軸（６）を時計廻り方向に回
動して釣糸を捲取場合には、係合体ａ７１の上側の突起
ａｅが右側の係合片α５［衝接して係合体面を第９図の
ように前記逆方向に傾斜せしめてその上部に乗り上げた
後下側の突起＋１６１が左側の係合片０５１に係合して
クラッチブレー）１２を外側摺動位１４に復帰せしめて
ピニオン（５）を結合部（３）　ｋ係合１−て釣糸を捲
をるものである。

しかしてこのハンドル変更の場合には予め逆転防止爪車
（２１１の係止ストッパー（２Ｚの係止方向を切換レバ
ーので逆に切換えることは勿論である。

また前記実施例は片軸受型リールについて説明したが、
両軸受型リールにも適用できることは勿論であり、この
場合は通常の両軸受型リールに見られるようにスプール
を固着したスプール軸に結合部を設けこの結合部にビニ
オンを係合するようにすれば良い。

本発明はデットボ・インドバネを利用したクラッチプレ
ート摺動方式のクラッチ着脱機構において。

クラッチプレートの先端二叉状部をクラッチプレートが
内側摺動位置にあるときに〕・ンドル軸の両側積上部附
近まで延設し、該延設部１ｃ対向して一対の係合片を設
けると共ニノーンドル軸にはこれに衝接するように両側
に突起を有する係合体をスプリングで傾動自在に係着し
たので、ハンドル軸を何れか一方に回動して係合体の一
方の突起を一側の係合片に衝接せしめることにより係合
体を傾動せしめてその上部に乗り上げ、この傾動した係
合体の他方の突起で他側の係合片を係合してクラッチプ
レートを外側摺動位置である釣糸捲紋り位ｊ？：Ｊ。

に自動復帰させることができ、従って釣竿を握った手で
操作できる操作性の良いクラッチプレート摺動方式のク
ラッチ機構を左右ハンドル兼用リールに適用することが
でき、しかもクラツチブし／　−トはプツトポイントバ
ネで確実に釣糸繰出位置である内側摺動位置にセットで
き、またその構成も従来の偏心カム方式に比し簡易で部
品も少く低コストである優れた特徴な有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の縦断正面図、第２図はｗｉ（Ｒ側面図
、第３図は本発明要部の釣糸放出状態の１ｒ：、面図、
第４図は同要部の前側面図、第５同友”び第６図は同要
部の右ハンドルの作動状態を示す夫々正面図、第７図は
第６図の前側面図、第８図は同要部の釣糸捲取り状態の
前側面図、第９図は同要部の左ハンドルの作動状標を示
す前側面図、第１０図は本発明要部の分解斜面図である
。 （２）・・・スツール軸、（３）・・・結合部、（４１
・・・スプール、（５）・・・ピニオン、（６）・・・
ハンドル軸、（７）・・・駆動歯車、（８）・・・ヨー
クプレート、　（［１ｌＱｌｌ・・・作動部、０・・・
クラッチプレート、　Ｇｅｌ・・・ゲットポイントバネ
、（Ｉ４１（Ｉ４１・・・延設部、（１５１（１５１・
・・係合片、任６１αｅ・・・係合突起、α′ｎ・・・
係合体。 特許出願人　ダイワ精工株式会社 夷　−罰 メ＝　ｌ閘 さ　′　７１１　ラ４、　ヲシー　フＩＶ１本朋璃　人
　九　功 、ｃ３　６ノ　＋＋　Ｊ８ ヌ　欠　損

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ハンドル軸の駆動歯車と噛合するピニオンをスプール又
   はスプール軸の結合部に着脱自在に嵌装し、ゲットポイ
   ントバネで内側摺動位置と外側摺動位置に振り分は附勢
   されるクラッチプレートで前記ピニオンに係合したヨー
   クプレートを作動せしめてピニオンをスプール又はスプ
   ール軸に着脱自在に連結するようにした魚釣用リールに
   おいて。 前記クラッチプレートの先端部に形成した二叉状部をハ
   ンドル軸の両側部分まで延設すると共に該延設部に対向
   して係合片を形成しハンドル軸には両側部に係合突起を
   有する係合体をスプリングで傾動自在に係着し、係合突
   起を前記クラッチプレートの内側摺動位置における係合
   片に衝接自在に形成したクラッチ着脱装置。