JP2511977Y2 - 魚釣用リ−ルにおける逆転止め機構の左右切換装置 - Google Patents
魚釣用リ−ルにおける逆転止め機構の左右切換装置Info
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- JP2511977Y2 JP2511977Y2 JP6465787U JP6465787U JP2511977Y2 JP 2511977 Y2 JP2511977 Y2 JP 2511977Y2 JP 6465787 U JP6465787 U JP 6465787U JP 6465787 U JP6465787 U JP 6465787U JP 2511977 Y2 JP2511977 Y2 JP 2511977Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、魚釣用リールにおける逆転止め機構の左右
切換装置に関し、特に、左右切換え操作の容易性に関す
る。
切換装置に関し、特に、左右切換え操作の容易性に関す
る。
[従来技術] 従来、右利き、又は左利きの人の為にハンドルを左右
に付け換え可能とした魚釣用リールが知られている。か
かる魚釣用リールは、ハンドルの回転方向とスプールの
巻取回転方向が逆転可能に構成されている。すなわち、
右ハンドルとした場合は右回転(時計回り方向)し、左
ハンドルとした場合のハンドルは左回転(反時計回り方
向)する。これにより、右利き、又は左利きの人のいず
れにとっても使い勝手が良いリールを提供することがで
きる。
に付け換え可能とした魚釣用リールが知られている。か
かる魚釣用リールは、ハンドルの回転方向とスプールの
巻取回転方向が逆転可能に構成されている。すなわち、
右ハンドルとした場合は右回転(時計回り方向)し、左
ハンドルとした場合のハンドルは左回転(反時計回り方
向)する。これにより、右利き、又は左利きの人のいず
れにとっても使い勝手が良いリールを提供することがで
きる。
前記左右両用ハンドルのリールにおいて、逆転止め機
構を有する場合、その切換えが必要となる。実公昭54−
39429号公報には、かかる逆転止め機構の左右切換装置
が開示されている。この左右切換装置は、右手捲用逆転
爪と左手捲用逆転爪とクリック爪を押圧動する切り換え
突片を設けた切換え板と、側枠外側に回動可能に設けた
操作子とを一体連動状に取付け、かつ、この操作子と一
体回動する切換え板の回動範囲を、左右変更に伴って取
付け位置を変更するストッパピンを側板の内面に付替え
自在に設けている。このストッパピンの位置を変更する
ことにより、確実に左右切換えをすることができる。
構を有する場合、その切換えが必要となる。実公昭54−
39429号公報には、かかる逆転止め機構の左右切換装置
が開示されている。この左右切換装置は、右手捲用逆転
爪と左手捲用逆転爪とクリック爪を押圧動する切り換え
突片を設けた切換え板と、側枠外側に回動可能に設けた
操作子とを一体連動状に取付け、かつ、この操作子と一
体回動する切換え板の回動範囲を、左右変更に伴って取
付け位置を変更するストッパピンを側板の内面に付替え
自在に設けている。このストッパピンの位置を変更する
ことにより、確実に左右切換えをすることができる。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、このような左右切換え装置において
は、次の様な問題があった。右手捲状態と左手捲状態と
を切換えるには、操作子が取付けられている側枠を外
し、側板内面に取付けられているストッパピンの位置を
変更する必要がある。この為、切換え操作が煩雑であっ
た。
は、次の様な問題があった。右手捲状態と左手捲状態と
を切換えるには、操作子が取付けられている側枠を外
し、側板内面に取付けられているストッパピンの位置を
変更する必要がある。この為、切換え操作が煩雑であっ
た。
この発明は上記問題を解決し、左右切換え操作を容易
に行うことができる魚釣用リールにおける逆転止め機構
の左右切換装置を提供することを目的とする。
に行うことができる魚釣用リールにおける逆転止め機構
の左右切換装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決する為の手段] 本考案にかかる魚釣用リールにおける逆転止め機構の
左右切換装置においては、 I)前記右手捲用逆転止め爪の他端側に設けられた第
1被押圧部であって、押圧されることにより、前記右手
捲用逆転爪を前記右手捲爪離脱方向に回転させる第1被
押圧部、 J)前記左手捲用逆転止め爪の他端側に設けられた第
2被押圧部であって、押圧されることにより、前記左手
捲用逆転爪を前記左手捲爪離脱方向に回転させる第2被
押圧部、 K)前記側枠に取り換え可能に設けられた左右切換え
板であって、前記左右切換え板を右手捲状態方向に取付
けた場合には、前記第2被押圧部を押圧し、前記左右切
換え板を左手捲状態方向に取付けた場合には前記第1被
押圧部を押圧する逆転止め爪押圧部を有する左右切換え
板、 を備え、 L)以下の第1係合状態または第2係合状態に切換え
可能となるよう、前記作動板に前記第1作動片および前
記第2作動片が設けられていること、 11)前記第1作動片が前記右手捲用逆転止め爪と非係
合状態となるとともに、前記第2作動片が前記左手捲用
逆転止め爪と係合状態となる第1係合状態、 12)前記第1作動片が前記右手捲用逆転止め爪と係合
状態となるとともに、前記第2作動片が前記左手捲用逆
転止め爪と非係合状態となる第2係合状態、 を特徴とする。
左右切換装置においては、 I)前記右手捲用逆転止め爪の他端側に設けられた第
1被押圧部であって、押圧されることにより、前記右手
捲用逆転爪を前記右手捲爪離脱方向に回転させる第1被
押圧部、 J)前記左手捲用逆転止め爪の他端側に設けられた第
2被押圧部であって、押圧されることにより、前記左手
捲用逆転爪を前記左手捲爪離脱方向に回転させる第2被
押圧部、 K)前記側枠に取り換え可能に設けられた左右切換え
板であって、前記左右切換え板を右手捲状態方向に取付
けた場合には、前記第2被押圧部を押圧し、前記左右切
換え板を左手捲状態方向に取付けた場合には前記第1被
押圧部を押圧する逆転止め爪押圧部を有する左右切換え
板、 を備え、 L)以下の第1係合状態または第2係合状態に切換え
可能となるよう、前記作動板に前記第1作動片および前
記第2作動片が設けられていること、 11)前記第1作動片が前記右手捲用逆転止め爪と非係
合状態となるとともに、前記第2作動片が前記左手捲用
逆転止め爪と係合状態となる第1係合状態、 12)前記第1作動片が前記右手捲用逆転止め爪と係合
状態となるとともに、前記第2作動片が前記左手捲用逆
転止め爪と非係合状態となる第2係合状態、 を特徴とする。
本考案にかかる魚釣用リールにおける逆転止め機構の
左右切換装置においては、右手捲状態方向に取付けた場
合には、前記第2被押圧部を押圧し、左手捲状態方向に
取付けた場合には前記第1被押圧部を押圧する逆転止め
爪押圧部を有する前記左右切換え板を備えている。した
がってこの左右切換え板を前記右手捲状態方向に取付け
た場合に、前記作動板を前記第1係合状態に切換える
と、以下の状態となる。
左右切換装置においては、右手捲状態方向に取付けた場
合には、前記第2被押圧部を押圧し、左手捲状態方向に
取付けた場合には前記第1被押圧部を押圧する逆転止め
爪押圧部を有する前記左右切換え板を備えている。した
がってこの左右切換え板を前記右手捲状態方向に取付け
た場合に、前記作動板を前記第1係合状態に切換える
と、以下の状態となる。
前記第1作動片は前記右手捲用逆転止め爪と非係合状
態であり、前記第2作動片は前記左手捲用逆転止め爪と
係合状態である。さらに、前記第2被押圧部は、前記左
右切換え板の前記逆転止め爪押圧部によって押圧され
る。これにより、前記左手捲用逆転止め爪については、
前記第2被押圧部が押圧されることにより、前記左手捲
爪離脱方向に回転する。したがって、左手捲用逆転止め
爪の前記一端と前記爪車とは非係合状態となる。また、
前記右手捲用逆転止め爪は第1付勢手段により付勢さ
れ、前記爪車と係合して右捲き使用時における逆転を阻
止する。これにより、右手捲きオン状態となる。
態であり、前記第2作動片は前記左手捲用逆転止め爪と
係合状態である。さらに、前記第2被押圧部は、前記左
右切換え板の前記逆転止め爪押圧部によって押圧され
る。これにより、前記左手捲用逆転止め爪については、
前記第2被押圧部が押圧されることにより、前記左手捲
爪離脱方向に回転する。したがって、左手捲用逆転止め
爪の前記一端と前記爪車とは非係合状態となる。また、
前記右手捲用逆転止め爪は第1付勢手段により付勢さ
れ、前記爪車と係合して右捲き使用時における逆転を阻
止する。これにより、右手捲きオン状態となる。
この状態から、前記作動板を前記第2係合状態に切換
えると、以下の状態となる。前記第1作動片は前記右手
捲用逆転止め爪と係合状態であり、前記第2作動片は前
記左手捲用逆転止め爪と非係合状態である。さらに、前
記第2被押圧部は、前記左右切換え板の前記逆転止め爪
押圧部によって押圧される。
えると、以下の状態となる。前記第1作動片は前記右手
捲用逆転止め爪と係合状態であり、前記第2作動片は前
記左手捲用逆転止め爪と非係合状態である。さらに、前
記第2被押圧部は、前記左右切換え板の前記逆転止め爪
押圧部によって押圧される。
前記左手捲用逆転止め爪については、左手捲用逆転止
め爪の前記一端と前記爪車とは非係合状態のままであ
る。また、前記右手捲用逆転止め爪は前記右手捲爪離脱
方向に回転し、右手捲用逆転止め爪の前記一端と前記爪
車とは非係合状態となる。すなわち、左右切換え板を前
記右手捲状態方向に取付けた場合に、逆転可能となる
(右手捲きオフ状態)。
め爪の前記一端と前記爪車とは非係合状態のままであ
る。また、前記右手捲用逆転止め爪は前記右手捲爪離脱
方向に回転し、右手捲用逆転止め爪の前記一端と前記爪
車とは非係合状態となる。すなわち、左右切換え板を前
記右手捲状態方向に取付けた場合に、逆転可能となる
(右手捲きオフ状態)。
この状態から、前記作動板を前記第1係合状態に切換
えると、以下の状態となる。前記第1作動片は前記右手
捲用逆転止め爪と非係合状態であり、前記第2作動片は
前記左手捲用逆転止め爪と係合状態である。さらに、前
記第1被押圧部は、前記左右切換え板の前記逆転止め爪
押圧部によって押圧される。したがって、前記右手捲用
逆転止め爪については、前記第1被押圧部が押圧される
ことにより、前記右手捲爪離脱方向に回転する。したが
って、右手捲用逆転止め爪の前記一端と前記爪車とは非
係合状態となる。また、前記左手捲用逆転止め爪は第2
付勢手段により付勢され、前記爪車と係合して左捲き使
用時における逆転を阻止する(左手捲きオン状態)。
えると、以下の状態となる。前記第1作動片は前記右手
捲用逆転止め爪と非係合状態であり、前記第2作動片は
前記左手捲用逆転止め爪と係合状態である。さらに、前
記第1被押圧部は、前記左右切換え板の前記逆転止め爪
押圧部によって押圧される。したがって、前記右手捲用
逆転止め爪については、前記第1被押圧部が押圧される
ことにより、前記右手捲爪離脱方向に回転する。したが
って、右手捲用逆転止め爪の前記一端と前記爪車とは非
係合状態となる。また、前記左手捲用逆転止め爪は第2
付勢手段により付勢され、前記爪車と係合して左捲き使
用時における逆転を阻止する(左手捲きオン状態)。
この状態から、前記作動板を前記第2係合状態に切換
えると、以下の状態となる。前記第1作動片は前記右手
捲用逆転止め爪と係合状態であり、前記第2作動片は前
記左手捲用逆転止め爪と非係合状態である。さらに、前
記第1被押圧部は、前記左右切換え板の前記逆転止め爪
押圧部によって押圧される。したがって、前記右手捲用
逆転止め爪の前記一端と前記爪車とは非係合状態のまま
である。また、前記右手捲用逆転止め爪は、前記第1被
押圧部が押圧されることにより、前記右手捲爪離脱方向
に回転する。これにより、右手捲用逆転止め爪の前記一
端と前記爪車とは非係合状態となる。したがって、前記
左手捲用逆転止め爪は第2付勢手段により、前記爪車と
係合して左捲き使用時における逆転を阻止する。すなわ
ち、前記左手捲状態方向に取付けた場合に逆転可能とな
る(左手捲きオフ状態)。
えると、以下の状態となる。前記第1作動片は前記右手
捲用逆転止め爪と係合状態であり、前記第2作動片は前
記左手捲用逆転止め爪と非係合状態である。さらに、前
記第1被押圧部は、前記左右切換え板の前記逆転止め爪
押圧部によって押圧される。したがって、前記右手捲用
逆転止め爪の前記一端と前記爪車とは非係合状態のまま
である。また、前記右手捲用逆転止め爪は、前記第1被
押圧部が押圧されることにより、前記右手捲爪離脱方向
に回転する。これにより、右手捲用逆転止め爪の前記一
端と前記爪車とは非係合状態となる。したがって、前記
左手捲用逆転止め爪は第2付勢手段により、前記爪車と
係合して左捲き使用時における逆転を阻止する。すなわ
ち、前記左手捲状態方向に取付けた場合に逆転可能とな
る(左手捲きオフ状態)。
したがって、左右状態を切換えるのに、従来のように
ピンを設けることなく、左手捲状態および右手捲状態い
ずれの状態においても、逆転止め爪のオンオフ状態を切
換えることができる。
ピンを設けることなく、左手捲状態および右手捲状態い
ずれの状態においても、逆転止め爪のオンオフ状態を切
換えることができる。
[実施例] 本考案の実施例について図面を参照して説明する。第
1図に示すように、本体1は左右の側枠2、2′を竿受
3及び連杆(図示せず)を介して適宜間隔に枠組みする
ことで一体に形成されている。
1図に示すように、本体1は左右の側枠2、2′を竿受
3及び連杆(図示せず)を介して適宜間隔に枠組みする
ことで一体に形成されている。
両側枠2、2′の軸承部4には、スプール軸5の両端
が支持されている。これによりスプール6は、回転自在
に軸支される。スプール6は、両側枠2、2′に付け替
え可能に取り付けられる。ハンドル7とスプール6と
は、伝達機構(図示せず)を介して連結されている。し
たがって、ハンドル7の回転方向に応じてスプール6が
正逆転される。
が支持されている。これによりスプール6は、回転自在
に軸支される。スプール6は、両側枠2、2′に付け替
え可能に取り付けられる。ハンドル7とスプール6と
は、伝達機構(図示せず)を介して連結されている。し
たがって、ハンドル7の回転方向に応じてスプール6が
正逆転される。
一方の側枠2内のスプール軸5には、爪車8が固設さ
れている。第3図に示すように、側枠2内には、右手捲
用逆転止め爪9および左手捲用逆転止め爪10が相対峙し
て設けられている。右手捲用逆転止め爪9および左手捲
用逆転止め爪10は、爪車8と噛み外し可能となるよう
に、段ビス11、12等によって揺転可能に設けられてい
る。右手捲用逆転止め爪9は、第1付勢手段であるバネ
13により、一端が爪車8と噛み合う方向へ弾撥付勢され
る。また、左手捲用逆転止め爪10は、第2付勢手段であ
るバネ14により一端が爪車8と噛み合う方向へ弾撥付勢
される。
れている。第3図に示すように、側枠2内には、右手捲
用逆転止め爪9および左手捲用逆転止め爪10が相対峙し
て設けられている。右手捲用逆転止め爪9および左手捲
用逆転止め爪10は、爪車8と噛み外し可能となるよう
に、段ビス11、12等によって揺転可能に設けられてい
る。右手捲用逆転止め爪9は、第1付勢手段であるバネ
13により、一端が爪車8と噛み合う方向へ弾撥付勢され
る。また、左手捲用逆転止め爪10は、第2付勢手段であ
るバネ14により一端が爪車8と噛み合う方向へ弾撥付勢
される。
クリック爪15は、側枠2内に段ビス17により揺動可能
に設けられており、爪車8と噛み外し可能である。クリ
ック爪15は、同一バネ定数を有する引張りバネ18、18に
より爪車8と噛み合う方向へ弾撥付勢されている。側枠
2には、バネ掛19、19が突設されている。引張りバネ18
は一端がこのバネ掛19に掛止され、他端がクリック爪15
に掛止されている。クリック爪15は、左右の二本の引張
りバネ18、18により、通常は中立位置に保持される。
に設けられており、爪車8と噛み外し可能である。クリ
ック爪15は、同一バネ定数を有する引張りバネ18、18に
より爪車8と噛み合う方向へ弾撥付勢されている。側枠
2には、バネ掛19、19が突設されている。引張りバネ18
は一端がこのバネ掛19に掛止され、他端がクリック爪15
に掛止されている。クリック爪15は、左右の二本の引張
りバネ18、18により、通常は中立位置に保持される。
第1図に示すように、軸承部4には、作動板20が周方
向へ正逆転可能に外装されている。第3図に示すよう
に、作動板20の同一円周上には、複数箇(図示例では四
箇)の作動片21、作動片22、作動片23、作動片24が周方
向へ適宜間隔毎に、かつ右手捲用逆転止め爪9、左手捲
用逆転止め爪10、およびクリック爪15に対応させて軸方
向へ突設されている。作動片21、作動片22、作動片23、
作動片24は、作動板20が回転することにより、右手捲用
逆転止め爪9、左手捲用逆転止め爪10及びクリック15と
係合して、右手捲用逆転止め爪9、左手捲用逆転止め爪
10及びクリック15を爪車8に対してON(係合)、OFF
(離脱)させる。
向へ正逆転可能に外装されている。第3図に示すよう
に、作動板20の同一円周上には、複数箇(図示例では四
箇)の作動片21、作動片22、作動片23、作動片24が周方
向へ適宜間隔毎に、かつ右手捲用逆転止め爪9、左手捲
用逆転止め爪10、およびクリック爪15に対応させて軸方
向へ突設されている。作動片21、作動片22、作動片23、
作動片24は、作動板20が回転することにより、右手捲用
逆転止め爪9、左手捲用逆転止め爪10及びクリック15と
係合して、右手捲用逆転止め爪9、左手捲用逆転止め爪
10及びクリック15を爪車8に対してON(係合)、OFF
(離脱)させる。
本実施例においては、作動片21が第1作動片、作動片
24が第2作動片に該当する。
24が第2作動片に該当する。
第1図に示すように、スプール軸5の一端は、調整ネ
ジ26の軸孔26aに嵌合されて支持されている。調整ネジ2
6は、側枠2の軸承部4に一体に形成された埋金4aに螺
合されており、バネ16により軸方向へ付勢されている。
軸承部4には、基端部が外装された操作レバー27が回転
可能に半径方向へ突設されている。操作レバー27は作動
板20と相互に連結されている。したがって、操作レバー
27を正逆方向に回転させると、作動板20も対応して回転
する。
ジ26の軸孔26aに嵌合されて支持されている。調整ネジ2
6は、側枠2の軸承部4に一体に形成された埋金4aに螺
合されており、バネ16により軸方向へ付勢されている。
軸承部4には、基端部が外装された操作レバー27が回転
可能に半径方向へ突設されている。操作レバー27は作動
板20と相互に連結されている。したがって、操作レバー
27を正逆方向に回転させると、作動板20も対応して回転
する。
第3図に示すように、側枠2の外側面から周面一側部
には、逆転止め爪9、10のほぼ中間位置に、ビス29によ
り、左右切換板28が側枠2に装着されている。左右切換
板28は、その内端に押圧用突部28aが設けられている。
左右切換板28は、ビス29を取外せば、周方向へ180°向
きを変えて、付け替え可能である。左右切換板28の向き
を変えることにより、押圧用突部28aは、右手捲用逆転
止め爪9の他端9a、または左手捲用逆転止め爪10の他端
10aのいずれかを押圧する。
には、逆転止め爪9、10のほぼ中間位置に、ビス29によ
り、左右切換板28が側枠2に装着されている。左右切換
板28は、その内端に押圧用突部28aが設けられている。
左右切換板28は、ビス29を取外せば、周方向へ180°向
きを変えて、付け替え可能である。左右切換板28の向き
を変えることにより、押圧用突部28aは、右手捲用逆転
止め爪9の他端9a、または左手捲用逆転止め爪10の他端
10aのいずれかを押圧する。
第4図に示すように、左右切換板28の表面で、かつ、
その長さ方向(側枠の周方向)の中間部にはクリック表
示30が設けられている。クリック表示30の左右にはON表
示31、OFF表示32が設けられている。一方、側枠2の表
部には、左右切換板28を右手捲用又は左手捲用に対応さ
せて付け替える場合のセット位置表示33、34が設けられ
ている。
その長さ方向(側枠の周方向)の中間部にはクリック表
示30が設けられている。クリック表示30の左右にはON表
示31、OFF表示32が設けられている。一方、側枠2の表
部には、左右切換板28を右手捲用又は左手捲用に対応さ
せて付け替える場合のセット位置表示33、34が設けられ
ている。
第3図に示すように、左右切換板28を右手捲き位置に
セットすると、押圧用突部28aは、左手捲用逆転止め爪1
0の他端10aを押圧する。これにより、左手捲用逆転止め
爪10は、爪車8と噛合しない状態で保持される。逆に、
左右切換板28を左手捲き位置にセットすると(図示せ
ず)、押圧用突部28aは、右手捲用逆転止め爪9の他端9
aを押圧する。これにより、右手捲用逆転止め爪9は、
爪車8と噛合しない状態で保持される。
セットすると、押圧用突部28aは、左手捲用逆転止め爪1
0の他端10aを押圧する。これにより、左手捲用逆転止め
爪10は、爪車8と噛合しない状態で保持される。逆に、
左右切換板28を左手捲き位置にセットすると(図示せ
ず)、押圧用突部28aは、右手捲用逆転止め爪9の他端9
aを押圧する。これにより、右手捲用逆転止め爪9は、
爪車8と噛合しない状態で保持される。
つぎに、右手捲用逆転止め爪9、左手捲用逆転止め爪
10、およびクリック爪15と、4つの作動片21、作動片2
2、作動片23、作動片24との関係について説明する。な
お、ここでは、図3、図5、図6の中で、左右切換板28
がセットされていないものとして、説明する。
10、およびクリック爪15と、4つの作動片21、作動片2
2、作動片23、作動片24との関係について説明する。な
お、ここでは、図3、図5、図6の中で、左右切換板28
がセットされていないものとして、説明する。
作動板20が第3図に示す状態では、作動片21は右手捲
用逆転止め爪9と係合しない。また、作動片24は、左右
切換板28が存在しないとすると、左手捲用逆転止め爪10
と係合する。また、クリック爪15は、作動板20の作動片
23と係合する。
用逆転止め爪9と係合しない。また、作動片24は、左右
切換板28が存在しないとすると、左手捲用逆転止め爪10
と係合する。また、クリック爪15は、作動板20の作動片
23と係合する。
第3図の状態から、作動板20を反時計回り方向(図5
矢印α方向)に回転させると、第5図に示すように、作
動片21は右手捲用逆転止め爪9と係合し、作動片24と左
手捲用逆転止め爪10との係合が解除される。また、作動
板20の作動片23によるクリック爪15への押圧が解除され
る。
矢印α方向)に回転させると、第5図に示すように、作
動片21は右手捲用逆転止め爪9と係合し、作動片24と左
手捲用逆転止め爪10との係合が解除される。また、作動
板20の作動片23によるクリック爪15への押圧が解除され
る。
さらに、第5図の状態から、作動板20を反時計回り方
向(図5矢印α方向)に回転させると、第6図に示すよ
うに、作動片21は右手捲逆転止め爪9と係合し、作動片
24は、左手捲用逆転止め爪10と係合しない。また、クリ
ック爪15は、作動板20の作動片22と係合する。
向(図5矢印α方向)に回転させると、第6図に示すよ
うに、作動片21は右手捲逆転止め爪9と係合し、作動片
24は、左手捲用逆転止め爪10と係合しない。また、クリ
ック爪15は、作動板20の作動片22と係合する。
本実施例においては、第3図における作動板20の状態
が第1係合状態に該当し、第6図における作動板20の状
態が第2係合状態に該当する。
が第1係合状態に該当し、第6図における作動板20の状
態が第2係合状態に該当する。
つぎに本装置の作動について説明する。第3図〜第5
図は、左右切換板28を右手捲用にセットした状態を示
す。この状態では、ハンドル7は本体1の右側に位置す
るようになる。第4図に示す様に、左右切換板28の表示
のうち、側枠2に近い方の表示がオンオフ状態と一致す
るように取付ける。
図は、左右切換板28を右手捲用にセットした状態を示
す。この状態では、ハンドル7は本体1の右側に位置す
るようになる。第4図に示す様に、左右切換板28の表示
のうち、側枠2に近い方の表示がオンオフ状態と一致す
るように取付ける。
第3図は、右手捲時において操作レバー27をON表示31
位置に切換えた状態(第2図参照:右手捲オン状態)を
示す。右手捲きオン状態では、押圧用突部28aは、左手
捲用逆転止め爪10の他端部10aを押圧する。これによ
り、左手捲用逆転止め爪10は、反時計回り方向(左手捲
爪離脱方向)に回転され、爪車8と噛合しない状態で保
持される。一方、右手捲用逆転止め爪9は、作動片21と
非係合状態であり、バネ13の弾溌力により、反時計回り
方向(右手捲爪係合方向)に回転し、一端が爪車8と噛
み合う(係合する)。また、この状態では、クリック爪
15は、作動板20の作動片23と係合して押圧され、バネ1
8、18の付勢力に抗して揺動し、爪車8との係合が解除
された状態で保持される。したがって、ハンドル7を正
転することはできるが、逆転は阻止されている。
位置に切換えた状態(第2図参照:右手捲オン状態)を
示す。右手捲きオン状態では、押圧用突部28aは、左手
捲用逆転止め爪10の他端部10aを押圧する。これによ
り、左手捲用逆転止め爪10は、反時計回り方向(左手捲
爪離脱方向)に回転され、爪車8と噛合しない状態で保
持される。一方、右手捲用逆転止め爪9は、作動片21と
非係合状態であり、バネ13の弾溌力により、反時計回り
方向(右手捲爪係合方向)に回転し、一端が爪車8と噛
み合う(係合する)。また、この状態では、クリック爪
15は、作動板20の作動片23と係合して押圧され、バネ1
8、18の付勢力に抗して揺動し、爪車8との係合が解除
された状態で保持される。したがって、ハンドル7を正
転することはできるが、逆転は阻止されている。
つぎに、操作レバー27を、ON表示31位置からクリック
表示30に切換えると、作動板20が第5図に示す矢印a方
向へ回転する。これにより、作動片21が右手捲用逆転止
め爪9と係合して、右手捲用逆転止め爪9は、時計回り
方向(右手捲爪離脱方向)に回転する。これにより、第
5図に示す様に右手捲用逆転止め爪9は爪車8から離脱
した状態となる。したがって、スプール6は逆転可能状
態になる。また、この状態では、クリック爪15は作動片
23と非係合状態となる。したがって、クリック爪15は、
バネ18、18の付勢力により、爪車8と係合する。これに
より、スプール6の回転(正逆方向含む)によりクリッ
ク音が発生する(右手捲クリック状態)。
表示30に切換えると、作動板20が第5図に示す矢印a方
向へ回転する。これにより、作動片21が右手捲用逆転止
め爪9と係合して、右手捲用逆転止め爪9は、時計回り
方向(右手捲爪離脱方向)に回転する。これにより、第
5図に示す様に右手捲用逆転止め爪9は爪車8から離脱
した状態となる。したがって、スプール6は逆転可能状
態になる。また、この状態では、クリック爪15は作動片
23と非係合状態となる。したがって、クリック爪15は、
バネ18、18の付勢力により、爪車8と係合する。これに
より、スプール6の回転(正逆方向含む)によりクリッ
ク音が発生する(右手捲クリック状態)。
つぎに、操作レバー27をOFF表示32に切換えると、作
動板20は第6図の矢印a方向へ更に回転される。この回
転により、作動片22はクリック爪15を押圧移動させる。
また、作動板20の作動片21と右手捲用逆転止め爪9との
係合状態は保持される。したがって、第6図に示すよう
に、右手捲用逆転止め爪9およびクリック爪15は、とも
に爪車8から離脱状態(OFF状態)となる。スプール6
は逆転可能となるとともに、クリック音も発生しない
(右手捲オフ状態)。
動板20は第6図の矢印a方向へ更に回転される。この回
転により、作動片22はクリック爪15を押圧移動させる。
また、作動板20の作動片21と右手捲用逆転止め爪9との
係合状態は保持される。したがって、第6図に示すよう
に、右手捲用逆転止め爪9およびクリック爪15は、とも
に爪車8から離脱状態(OFF状態)となる。スプール6
は逆転可能となるとともに、クリック音も発生しない
(右手捲オフ状態)。
左手捲用に切換えるには、左右切換板28を前記右手捲
時の場合と180°向きを変えて側枠2に付け替える。こ
れにより突部28aの向きが変わり、押圧用突部28aは、右
手捲用逆転止め爪9の他端部9aを押圧する。右手捲用逆
転止め爪9は、時計回り方向(右手捲爪離脱方向)に回
転させられ、爪車8と噛合しない状態(離脱状態)で保
持される。
時の場合と180°向きを変えて側枠2に付け替える。こ
れにより突部28aの向きが変わり、押圧用突部28aは、右
手捲用逆転止め爪9の他端部9aを押圧する。右手捲用逆
転止め爪9は、時計回り方向(右手捲爪離脱方向)に回
転させられ、爪車8と噛合しない状態(離脱状態)で保
持される。
かかる左手捲時においては操作レバー27をON表示31、
OFF表示32、クリック表示30に夫々切換えると、右手捲
時と同様にして、逆転止め爪10、クリック爪15が作動さ
れる。
OFF表示32、クリック表示30に夫々切換えると、右手捲
時と同様にして、逆転止め爪10、クリック爪15が作動さ
れる。
すなわち、左手捲用に切換えた場合は、操作レバー27
をOFF表示32に切換えると、作動板20は第3図に示すよ
うに回転する。この状態では、左捲用逆転止め爪10およ
びクリック爪15は、ともに爪車8から離脱状態(OFF状
態)となる。スプール6は逆転可能となるとともに、ク
リック音も発生しない(左捲用オフ状態)。
をOFF表示32に切換えると、作動板20は第3図に示すよ
うに回転する。この状態では、左捲用逆転止め爪10およ
びクリック爪15は、ともに爪車8から離脱状態(OFF状
態)となる。スプール6は逆転可能となるとともに、ク
リック音も発生しない(左捲用オフ状態)。
操作レバー27をクリック表示30に切換えると、作動板
20は第5図に示すように回転する。この状態では、作動
片24が左手捲用逆転止め爪10と係合し、左手捲用逆転止
め爪10は爪車8から離脱した状態で保持される。これに
より、スプール6は逆転可能となる。また、この状態で
は、クリック爪15は作動片22、23ともに非係合状態とな
る。したがって、クリック爪15は、バネ18、18の付勢力
により、爪車8と係合する。これにより、スプール6の
回転(正逆方向含む)によりクリック音が発生する(左
手捲クリック状態)。
20は第5図に示すように回転する。この状態では、作動
片24が左手捲用逆転止め爪10と係合し、左手捲用逆転止
め爪10は爪車8から離脱した状態で保持される。これに
より、スプール6は逆転可能となる。また、この状態で
は、クリック爪15は作動片22、23ともに非係合状態とな
る。したがって、クリック爪15は、バネ18、18の付勢力
により、爪車8と係合する。これにより、スプール6の
回転(正逆方向含む)によりクリック音が発生する(左
手捲クリック状態)。
操作レバー27をON表示31位置に切換えると、作動板20
は、図6に示す状態となる。この状態では、左手捲用逆
転止め爪10は、作動片24と非係合状態であり、バネ14の
弾溌力により、爪車8と噛み合う(係合する)。また、
この状態では、クリック爪15は、作動板20の作動片22に
より押圧され、バネ18、18の付勢力に抗して揺動し、爪
車8との係合が解除された状態で保持される。したがっ
て、ハンドル7を正転することはできるが、逆転は阻止
されている(左手捲オン状態)。
は、図6に示す状態となる。この状態では、左手捲用逆
転止め爪10は、作動片24と非係合状態であり、バネ14の
弾溌力により、爪車8と噛み合う(係合する)。また、
この状態では、クリック爪15は、作動板20の作動片22に
より押圧され、バネ18、18の付勢力に抗して揺動し、爪
車8との係合が解除された状態で保持される。したがっ
て、ハンドル7を正転することはできるが、逆転は阻止
されている(左手捲オン状態)。
このように、ON表示31、クリック表示30、およびOFF
表示32は、右手捲時と左手捲時とでは向きが反対にな
る。したがって、このように、左右切換板28を付け替る
ことにより、ON表示31、クリック表示30、およびOFF表
示32が、内部の作動と一致する。
表示32は、右手捲時と左手捲時とでは向きが反対にな
る。したがって、このように、左右切換板28を付け替る
ことにより、ON表示31、クリック表示30、およびOFF表
示32が、内部の作動と一致する。
以上説明したように本考案に係る魚釣用リールにおけ
る逆転止め機構の左右切換装置においては、ハンドル7
の左右の付け替え位置に対応させるために左右切換板28
の向きを変えて付け替える場合に、側枠2の表部に設け
た左右手捲両セット位置表示33、34に基づいて、左右切
換板28を簡単、かつ確実に取り付けることができる。
る逆転止め機構の左右切換装置においては、ハンドル7
の左右の付け替え位置に対応させるために左右切換板28
の向きを変えて付け替える場合に、側枠2の表部に設け
た左右手捲両セット位置表示33、34に基づいて、左右切
換板28を簡単、かつ確実に取り付けることができる。
また、左右切換板28に設けたクリック表示30、ON表示
31、OFF表示32の位置に合わせて操作レバー27を切換え
ることで、右手捲き逆転止め爪9又は左手捲き逆転止め
爪10のオン、オフ及びクリック爪15のオン、オフ切換え
操作を的確に行なうことができる。
31、OFF表示32の位置に合わせて操作レバー27を切換え
ることで、右手捲き逆転止め爪9又は左手捲き逆転止め
爪10のオン、オフ及びクリック爪15のオン、オフ切換え
操作を的確に行なうことができる。
左右切換板28の付け替えにより、右手捲き逆転止め爪
9、又は左手捲き逆転止め爪10のON表示31、OFF表示32
の向きが変わり、内部機構の作動に一致する。したがっ
て、左右切換板28以外の部材を付け替えたり付加したり
することなく、右手捲、左手捲の切換えを容易、かつ素
早く行うことができる。
9、又は左手捲き逆転止め爪10のON表示31、OFF表示32
の向きが変わり、内部機構の作動に一致する。したがっ
て、左右切換板28以外の部材を付け替えたり付加したり
することなく、右手捲、左手捲の切換えを容易、かつ素
早く行うことができる。
本考案にかかる魚釣用リールにおける逆転止め機構の
左右切換装置においては、右手捲状態方向に取付けた場
合には、前記第2被押圧部を押圧し、左手捲状態方向に
取付けた場合には前記第1被押圧部を押圧する逆転止め
爪押圧部を有する前記左右切換え板を備えている。した
がって、左右状態を切換えるのに、従来のようにピンを
設けることなく、左手捲状態および右手捲状態いずれか
の状態においても、逆転止め爪のオンオフ状態を切換え
ることができる。これにより、左右切換え操作を容易に
行うことができる魚釣用リールにおける逆転止め機構の
左右切換装置を提供することができる。
左右切換装置においては、右手捲状態方向に取付けた場
合には、前記第2被押圧部を押圧し、左手捲状態方向に
取付けた場合には前記第1被押圧部を押圧する逆転止め
爪押圧部を有する前記左右切換え板を備えている。した
がって、左右状態を切換えるのに、従来のようにピンを
設けることなく、左手捲状態および右手捲状態いずれか
の状態においても、逆転止め爪のオンオフ状態を切換え
ることができる。これにより、左右切換え操作を容易に
行うことができる魚釣用リールにおける逆転止め機構の
左右切換装置を提供することができる。
第1図は本考案に係る魚釣用リールにおける逆転止め機
構の左右切換装置の実施例を一部断面して示す正面図、
第2図は同実施例において第1図の左側面図、第3図は
第1図におけるIII−III線矢視横断面図、第4図は同実
施例における各表示を夫々示す平面図、第5図、第6図
は同実施例の作動状態を夫々示す各横断面図である。 2……側枠 5……スプール軸 8……爪車 9……右手捲用逆転止め爪 9a……他端 10……左手捲用逆転止め爪 10a……他端 13……バネ 14……バネ 20……作動板 21……作動片 24……作動片 27……操作レバー 28……左右切換板
構の左右切換装置の実施例を一部断面して示す正面図、
第2図は同実施例において第1図の左側面図、第3図は
第1図におけるIII−III線矢視横断面図、第4図は同実
施例における各表示を夫々示す平面図、第5図、第6図
は同実施例の作動状態を夫々示す各横断面図である。 2……側枠 5……スプール軸 8……爪車 9……右手捲用逆転止め爪 9a……他端 10……左手捲用逆転止め爪 10a……他端 13……バネ 14……バネ 20……作動板 21……作動片 24……作動片 27……操作レバー 28……左右切換板
Claims (1)
- 【請求項1】A)側枠に回転自在に設けられたスプール
軸、 B)前記スプール軸に固定された爪車、 C)前記側枠に回転自在に取付けられており、右手捲爪
係合方向に回転すると、一端が前記爪車と係合して前記
スプール軸の右手捲時における逆転を阻止するととも
に、右手捲爪離脱方向に回転すると、前記一端と前記爪
車との係合が解除される右手捲用逆転止め爪、 D)前記側枠に回転自在に取付けられており、左手捲爪
係合方向に回転すると、一端が前記爪車と係合して前記
スプール軸の左手捲時における逆転を阻止するととも
に、左手捲爪離脱方向に回転すると、前記一端と前記爪
車との係合が解除される左手捲用逆転止め爪、 E)前記右手捲用逆転止め爪を前記右手捲爪離脱方向に
付勢する第1付勢手段、 F)前記左手捲用逆転止め爪を前記左手捲爪離脱方向に
付勢する第2付勢手段、 G)以下の第1作動片および第2作動片を有する作動板
であって、前記スプール軸と同軸にて回転可能に設けら
れた作動板、 g1)前記右手捲用逆転止め爪と係合して、前記右手捲用
逆転止め爪を前記右手捲爪離脱方向に押圧する第1作動
片、 g2)前記左手捲用逆転止め爪と係合して、前記左手捲用
逆転止め爪を前記左手捲爪離脱方向に押圧する第2作動
片、 H)前記作動板を正逆方向に回転させる操作レバー、 を備えており、前記操作レバーを正逆方向に回転させる
ことにより、前記右手捲用逆転止め爪および前記左手捲
用逆転止め爪の係脱状態が所望の状態に切換えられる魚
釣用リールにおける逆転止め機構の左右切換装置におい
て、 I)前記右手捲用逆転止め爪の他端側に設けられた第1
被押圧部であって、押圧されることにより、前記右手捲
用逆転爪を前記右手捲爪離脱方向に回転させる第1被押
圧部、 J)前記左手捲用逆転止め爪の他端側に設けられた第2
被押圧部であって、押圧されることにより、前記左手捲
用逆転爪を前記左手捲爪離脱方向に回転させる第2被押
圧部、 K)前記側枠に取り換え可能に設けられた左右切換え板
であって、前記左右切換え板を右手捲状態方向に取付け
た場合には、前記第2被押圧部を押圧し、前記左右切換
え板を左手捲状態方向に取付けた場合には前記第1被押
圧部を押圧する逆転止め爪押圧部を有する左右切換え
板、 を備え、 L)以下の第1係合状態または第2係合状態に切換え可
能となるよう、前記作動板に前記第1作動片および前記
第2作動片が設けられていること、 11)前記第1作動片が前記右手捲用逆転止め爪と非係合
状態となるとともに、前記第2作動片が前記左手捲用逆
転止め爪と係合状態となる第1係合状態、 12)前記第1作動片が前記右手捲用逆転止め爪と係合状
態となるとともに、前記第2作動片が前記左手捲用逆転
止め爪と非係合状態となる第2係合状態、 を特徴とする魚釣用リールにおける逆転止め機構の左右
切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6465787U JP2511977Y2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 魚釣用リ−ルにおける逆転止め機構の左右切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6465787U JP2511977Y2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 魚釣用リ−ルにおける逆転止め機構の左右切換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63173068U JPS63173068U (ja) | 1988-11-10 |
JP2511977Y2 true JP2511977Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=30901012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6465787U Expired - Lifetime JP2511977Y2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 魚釣用リ−ルにおける逆転止め機構の左右切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2511977Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990010082A (ko) * | 1997-07-15 | 1999-02-05 | 오철석 | 베이트 케스팅 릴 |
KR102280541B1 (ko) * | 2019-03-28 | 2021-07-26 | 유한책임회사 도요엔지니어링 | 이동식 관성력 브레이크를 구비한 낚시 릴 |
KR102292063B1 (ko) * | 2019-10-07 | 2021-08-20 | 유한책임회사 도요엔지니어링 | 고정식 상시 브레이크와 이동식 관성력 브레이크를 구비한 낚시 릴 |
-
1987
- 1987-04-28 JP JP6465787U patent/JP2511977Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63173068U (ja) | 1988-11-10 |
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