JPS6011224A - 重金属の回収方法 - Google Patents

重金属の回収方法

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JPS6011224A
JPS6011224A JP11939383A JP11939383A JPS6011224A JP S6011224 A JPS6011224 A JP S6011224A JP 11939383 A JP11939383 A JP 11939383A JP 11939383 A JP11939383 A JP 11939383A JP S6011224 A JPS6011224 A JP S6011224A
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weight
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JP11939383A
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Inventor
Arinobu Kataoka
片岡 有信
Kimiaki Matsuda
松田 公昭
Kenji Ochi
越智 賢二
Kunitake Chino
千野 邦武
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は重金属を含有する溶液からの重金属の回収方法
に関する。さらに詳細には特定の構造の官能基を有する
キレート樹脂を使用する重金属を含有する溶液からの重
金属の回収方法に関する。
近年、キレートw脂を工場廃液からの重金属の除去剤と
して、また有価金属を含有する溶液から有価金属の捕集
剤等として利用することが広く行なわれている。例えば
、従来排水等数η/lまたはそれ以下の濃度の重金属を
含有する溶液から有価金属を除去するに当り、スチレン
−ジビニルベンゼン共重合体をクロルメチル化し、次い
でイミノジ酢酸を反応せしめたキレート樹脂(日化協月
報25 [1]、24頁(1972))、イミノジ酢酸
、フェノール類、アルデヒド類共存下でマンニッヒ反応
を行った後、アルデヒド類、フェノール類を加え重縮合
せしめたキレート樹脂(特開昭50−107092号公
報、開閉50−101490号公報、同門50−108
590号公報)を使用する方法等が提案されている。
しかし、公知のキレート樹脂はいずれも排水中に存在す
る他の共存イオンの影υを受け易いため、実験室調製液
に比較して工場排水等の場合には著しく吸着能力が低下
するとか、また高塩濃度水溶液下での重金属吸着平衡濃
度が高いという不都合を有している。
かかる事情に錨み、本発明者らは共存イオンの彫りを受
けにくく、また渦塩濃度水溶液下での重金属、吸着平衡
釧度を低くすることができる重金属の回収方法を見い出
すべく蜆意研究した結果、本発明方法を完成するに至っ
た。
すなわち、本発明は分子中に一般式 (式中、Arは単環又は縮合多環式化合物残基、Mlは
1級又は2級のアミノ基、M2は−on。
−8M 、 =0 、 =8、−CO2H又は−PO8
H2を含む原子団を示す。) で表わされる構造の官能基を有するキレート樹脂を、重
金属(但し、ガリウムを除く)を含有する溶液と接触せ
しめることを特徴とする溶液中に含まれる重金病の回収
方法である。
本発明方法に用いられるキレート樹脂は、分子中に一般
式 (式中、Ar 、 Mix 、 hi2ハ上記と同じ)
で表わされる構造の官能基を有する樹脂である。
で示される構造の官能基であるキレート樹脂が用いられ
る。
キレート樹脂の形状、製造方法、樹脂基体のね類等は特
に制限されない。
本発明方法の実施に当り、上記キレート樹脂と重金属を
含有する溶液との接触は適宜条件を選定して行なえばよ
い。
接触方法は特に制限されるものではないが、例えば重金
属を含有する溶液中へキレート樹脂を浸漬するとかキレ
ート樹脂を充填した塔中へ該溶液を通す等の方法が好適
に採用される。
本発明方法において用いられるキレート樹脂は、Δ11
とM2の組み合わせにより重金属の吸着性は異なるが、
例えば水銀、カドミウム、鉛、クロム、金、銀、白金、
ウラン、インジウム等を含有する溶液中からこれらの重
金属を効率よく吸着させることができる。また海水及び
ウラン鉱山、ウラン精隷所廃水からウラン等の有価金属
の回収にも好適に使用できろ。
本発明方法によって重金属を吸着したところのキレート
樹脂は塩酸、硫酸等の鉱酸、硫酸ソーダ、多硫化ソーダ
等で再生し、樹脂は再使用し、重金属は電解等により回
収することもできるし、またはキレート樹脂を燃焼させ
る等の方法によす重金属を回収する等の処理に付される
本発明方法において用いられるキレート樹脂としては(
A)クロルメチル基、スルホニルクロリド基、カルボニ
ルクロリド基、イソシアナート基、エポキシ基、アルデ
ヒド基、ニトリル基、塩素、臭素、ヨウ素等ハロゲン原
子等のアミン反応性基を有しt:スチレン、フェノール
、エチレン、プロピレン、塩化ビニル、アクリロニトリ
ル、α−クロルアクリロニトリル、シアン化ビニリデン
、メタアクリロニトリル等の単量体を主成分とする重合
体(以下、アミン反応性基を有した樹脂と称す)に、の
)1級もしくは2級のアミノ基を有したアミン化合物を
反応させて得た、樹脂中に1級もしくは2級のアミン基
を有するアミノ化樹脂に、次いで(C)一般式(式中、
Arは単環又は縮合多環式化合物残基、Mlは1級又は
2級のアミノ基、M2は−on。
−8R、=0 、 =8、−002H又は−POaH2
を含む原子団、Yは前記アミン反応性基を示す。)で表
わされる化合物を反応させたキレート樹脂が用いられる
串)1級もしくは2級のアミノ基を有するアミノ化合物
としては アンモニア、メラールアミン、エチルアミン、エチレン
ジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレ’A−h
ラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンへ
キサミノ、ヘキサメチレンジアミン、 グアニジン が挙げられる。
(01一般式 (式中、Ar 、 Ml、 M2 及びYは前記と同じ
)で表わされる化合物としては 2−アミノ−5−クロルメチルフェノール、2−アミノ
−4−ヒドロキシベンゼンスルホニルクロリド、3−ア
ミノ−4−クロルメチルチオフェノール、2−アミノ−
3−ブロム安息香酸、 ■、4−ジアミノ−6−クロルメチルアントラキノン、
■−アミノー4−クロルメチルアントラキノン、1−ア
ミノ−4−ブロムフタルヒドラジド、2−アミノ−4−
ヒドロキシ安息香酸クロリド、2−エチレンジアミノ−
4−クロルメチルフェノール、2−アミノ−4−ブロム
フェノール、 2−アミノ−4−ヨードフェノール、 l−アミノ−6−ブロト−2−ナフトール等、またはこ
れらの化合物の塩酸塩、臭酸塩、&ij酸塩等の無椴塩
、及び誘導体が挙げられる。
又は、前記(〜アミン反応性基を有した樹脂に、(DJ
一般式 (式中、Arは単環又は縮合多環式化合物残基、Mlは
1級又は2級のアミノ基、M2は−on 。
−8R、=0 、 =8 、−CO2H,又は−POs
H2を含む原子団、2は1級もしくは2級のアミノ基を
含む原子団を示す。) で表わされる化合物を反応させたキレート樹脂が用いら
れる。
0一般式 (式中、Ar 、 thft 、 M2 及び2は上記
と同じ)で表わされる化訃物としては 2.4−ジアミノフェノール、 2−アミノ−4−ジエチレントリアミノフェノール、2
−アミノ−4−エチレンジアミノフェノール、2.4−
ビス(エチレンジアミノ)フェノール、2−アミ、ノー
4−エチレンジアミノベンジルアルコール、1.4−ジ
アミノ−2−ナフトール、 1.5−ジアミノ−2−ナフトール、 1−アミノ−4−ジエチレントリアミノ−2−ナフトー
ル、2.4−ビス(エチレンジアミノ)−1−ナフトー
ル、1.4−ジアミノ−9−アントロール、1.4−ビ
ス(ジエチレントリアミノ)−9−アントロール、1.
4−ジアミノアントラキノン、 1−アミノ−4−ジエチレントリアミノアンドラキノン
、2−アミノ−4−ジエチレントリアミノチオフェノー
ル、2.4−ジアミノチオフェノール、 1−ヒトUキシー2,3−ビス(2−アミノエチル)ジ
ベンゾフラン等、またはこれらの化合物の誘導体が挙げ
られる。
本発明方法において用いられるキレート樹脂は、例えば
前記φ) 、 (B) 、 (C)又は0を次のように
反応させることによって製造することができる。
(1)(A)アミン反応性基を有した樹脂に(B)1級
もしくは2級のアミノ基を有したアミノ化合物を反応さ
せ、次いで(G)化合物を反応させる。
(1o (A)アミン反応性基を有した樹脂に(Di化
合物を反応させる。
以下、反応について詳述する。
(i) (A)アミン反応性基を有した樹脂と(13)
アミノ化合物の反応は無俗媒下あるいは水、N、N−ジ
メチルホルムアミド、ホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、トルエン、キシレン、エチルアルコール等の溶媒
の存在下に約50°C以上、好ましくは70〜150°
Cで行なうことができる。反応温度が50’Cより低い
と反応速度が遅くなり長時間を要するので好ましくない
。反応は好ましくは上記の温度にて約0.1〜10時間
行なえばよく、その範囲内の最適時間は反応温度、反応
fI1g!度、使用する溶媒、アミノ化合物の種類等に
よって決められる。しかしさらに長い反応時間を用いる
こともできる。反応は一般に′帛圧で行なうが加圧下で
も可能である。
(A)アミン反応性基を有した樹脂に対する(B)アミ
ン化合物の反応割合は重合体中のアミン反応性基1当量
に対してl/20モル屋以上用いればよいが、必要以上
のアミノ化合物を用いることは反応後の回収処理が伴な
い処理操作が煩雑となるため、好ましくは樹脂中のアミ
ン反応性基1当量に対して1/10〜6モルの範囲が用
いられる。(ト)樹脂に対して用いられる(13)アミ
ノ化合物が上記より少なくなるとアミン基の置換率が低
下し、得られる反応生成キレート樹脂の金属捕集能が低
下するため望ましくない。
φ)アミン反応性基を有した樹脂に(B)アミノ化合物
を反応せしめて得られたアミノ化樹脂は次いでそのまま
、または溶媒及び未反応のアミノ化合物を分離除去した
後、または必要 1に応じ、洗浄、乾燥した後(C)化
合物と反応させる。アミノ化樹脂と(C)化合物との反
応は公知の方法により実施できる。通常法のような条件
下に実施される。すなわち、無触媒下又はピリジン、N
 、 N−ジメチルアニリン、トリエチルアミン、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
水素ナトリウム等の塩基性触媒の存在下、アミン反応性
基を有した樹脂中のアミン反応性基1当量当り(C)化
合物を1/10モル以上、好ましくは1〜5モル用い反
応させればよい。反応は一般に水、メチルアルコール、
エチルアルコール、N、N−ジメチルホルムアミド、N
、N−ジメチルスルホキシド、1.2−ジクロルエタン
、1,1.2−トリクロルエタン、ピリジン、トルエン
、キシレン等の溶媒の存在下をこ実施される。反応温度
は一般に室温〜150°Cで、また反応時間は一般に0
.1〜24時間行なえばよい。
(1i) (A)アミン反応性基を有した樹脂との)化
合物の反応は(2)樹脂と07ミノ化合物の種類により
異なるが、通常前記囚アミン反応性基を有した樹脂と(
B)アミノ化合物の反応の場合と反応モル比、溶媒の使
用、反応温度、反応時間等についてほぼ同様の反応条件
で実施すればよい。
以上のようにして製造したキレート樹脂は、そのままあ
るいは洗浄、乾燥を行なった後、適宜の用途に利用でき
るが、必要に応じて該キレート樹脂をさらに塩基または
酸処理して使用することもできる。
以上詳述したようなキレート樹脂は公知のキレート樹脂
に比較して共存イオンの影響を受けに<<、シかも同板
濃度水溶液下での重金属吸着平衡濃度を著しく低下させ
ることができ、しかも製造が簡単でかつ廉価に製造でき
るという利点がある。
以下に本発明方法を実施例によってさらに詳細に説明す
るが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施例
によって制限されるものではない。
参考例1(キレート樹脂A) 架橋度4モル%のアクリロニトリル−ジビニルベンゼン
共重合樹脂60重量部に、206重量部のジエチレント
リアミンと40重量部の水を加え、110〜120℃で
4時間反応を行なった。反応生成物を濾過、水洗したと
ころ177ffiilt部のアミノ化樹脂が得られた。
次いで得られたアミノ化樹脂129重量部に、2−アミ
ノ−4−ブロムフェノール臭酸塩222Nff1部と、
ピリジン180HM部とトルエン2070ffi量部を
・加え80〜90−”Cで4時間反応を行なった。反応
住成樹脂分を濾過、水洗、次いでエタノール洗浄したと
ころ重量部が得られた。
参考例2(キレート樹脂B) 参考例1で使用したのと同一のアミノ化樹脂129重景
部に参考例1と同様な方法で、2−アミノ−4−クロロ
メチルチオフェノール143重量部と、トリエチルアミ
ン88]i量部とトルエン1970重量部を加え95〜
100℃で5時間反応を行なった。
重量部が得られた。
参考例3(キレート樹脂C) 架橋度4モル%のクロルメチル化スチレン−ジビニルベ
ンゼン共重合樹脂107ffi!部と、トリエチレンテ
トラミン156重量部との反応により得たアミノ他樹脂
1751証部に、l、4−ジアミノ−6−クロルメチル
アントラキノン159重量部と10%水酸化ナトリウム
水溶液429重量部を加え90〜100°Cで8時間反
応を行なった。
重量部が得られた。
参考例4(キレート樹脂D) −NHCH20H2NHOH2(3H2NR2なるアミ
ノ基を有する弱塩基性イオン交換樹脂、スミカイオンK
A−850(住人化学社製)100重量部にエピクロル
ヒドリン1201箪部を反応させて得たアミン反応性基
を含むアミノ樹脂に2−アミノ−6−ヒドロキシプリン
117重量部とN、N−ジメチルホルムアミド1890
1爪部を加え60〜70°Cで2時間反応を行樹脂20
4重ム部が得られた。
参考例5(キレート樹脂E) 乳化重合ポリ塩化ビニル粉体を造粒し、製造した粒子径
0.4〜1.2鰭Ωの塩化ビニル成型体63M11部に
、183重#1都のジエチレントリアミンと85重爪部
の水を加え、100〜110℃で4時間反応を行なって
得たアミノ化11fllに、1−アミノ−4−ブロムフ
タルヒドラジド256ii部とトルエン2790重量部
を加え100〜110°Cで6時間反応樹脂234重量
部が行られた3゜ 参考例6(キレート樹脂F) 架橋度4モル%のアクリロニトリル−ジビニルベンゼン
共重合樹脂60重量部に、220M量部の炭酸グアニジ
ン、4. ONn部(’) 水酸化す!・リウム及び2
50 M置部の水を加え、90〜100℃で4時間反応
を行なって得たアミノ化樹脂に、1−アミノ−6−ブロ
ム−2−ナフト−ル269重潅部と炭酸ナトリウム12
0重量部及びN、N−ジメチルホルム7jt’28.7
0ffi′m部を加えlOO〜110を有したキレート
樹脂196重量部が得られた。
参考例7(キ1ノート・樹脂G) 架橋度4モル%のクロルスルホン化スチレン−ジビニル
ベンゼン共重合樹脂142重量部に、2,4〜ビス(エ
チレンジアミノ)フェノール147重量g、N’、N−
ジメチルアニリン85重量部及びトルエン1700重量
部を加え90〜100°Cで5時間反応を行な樹脂24
7重量部が得られた。
参考例8(キレート樹脂H) 参考例1で使用したのと同一のアミノ化樹脂129重量
部に実施例1と同様な方法で、4−クロロメチル−N−
ホスホノメチル−〇−フェニレンジアミン・Na塩24
4 MfjAm、ピリジン65N量部及びトルエン22
00重量部を加え80〜90℃で4時間反応を行なト樹
脂240重量部が得られた。
参考例9(キレート樹脂工) 架橋度4モル%のアミノ化スチレン−ジビニルベンゼン
共重合樹脂に塩化カルボニルを反応させて得られたイソ
シアナト基を有した樹脂102重量部に、1.4−ビス
(ジエチレントリアミノ)−9−アントロール279重
量部とトルエン2250重量部を加え70〜80℃で2
時間反応を行なった。
ト樹脂289重社部が得られた。
参考例10(キレ9−ト樹岬J) 参考例1で使用したのと同一のアミノ化樹脂129重量
部に実施例1と同様な方法で、2−アミノメチル−5−
ブロム安息香酸190重量部、ピリジン65重量部及び
トルエン1880重量部を加え9゛0〜100°Cで4
時したキレート樹脂216重量部が得られた。
参考例11(キレート樹脂K) 参考例4で使用したのと同一のアミン反応性基を含むア
ミノ樹脂185重量部に1,4−ジアミノ−9−チオフ
ルオレノン226N量部とN、N−ジメチルホルムアミ
ド2990重量部を加え60〜70℃で2時間反応を6
脂855重量部が得られた。
実施例1〜6 参考例1.2,8,6,8.10で得られたキレート樹
脂、フェノール樹脂基体キレート樹脂*0.5重量部を
11001n/lのウランを含有する炭酸ウラニルアン
モニウム/海水からなる富化海水100−に添加し、6
時間攪拌混合を行なった後、濾過を行ない、P液中に残
存するウラン濃度及びウラン吸着容量をめた。その結果
を第1表に示す。
第1表 ※ フェ、ノール47,0重量部、イミノジ酢酸66.
5重量部、37重量%ホルマリン40.5重量部の混合
水溶液を、室温より70℃まで40分で昇温し、70〜
78℃で2時間加熱攪拌を行なった後、40℃に降温し
、苛性ソーダ60重量部をイオン交換水100重量部に
溶解したものを添加し、反応系のpHを12.8に調整
した。次いで87重量%ホルマリン162.0重量部を
添加し、徐々に加熱し40分後に70′Cに昇温し、7
0〜90°Cで8時間反応させた後、フェノール47.
0 !置部を加え、引き続き70〜90“Cで1時間反
応後、反応系を90〜100°Cに保ち減圧にて水を1
15.0重量部留出したところ、粘稠な赤褐色の樹脂1
組成物249重量部が得られた。得られた樹脂組成物を
130°Cの熱風乾燥器にて3時間加熱硬化させた後、
粉砕した10〜85メツシュ粒径のフェノール樹脂基体
キレート樹脂。
実施例7〜11 参考例1,2,6,10.11 で得られたキレート樹
脂、前記フェノール樹脂基体キレート樹脂0.5重量部
を100 W−Ou /L O) CuC!t2を含有
するp H8,0の水溶液100重量部に添加し、振盪
しながら1時間接触させた。その結果、処理後水溶液中
のCu濃度は第2表のようであった。
M2表 実施例12〜16 参考例2.4.8.9.11で得られたキレート樹脂、
市販のイミノジ酢酸型キレート樹脂デュオライトES4
66 (ダイヤモンドジャムロック製)0.05iff
i部をl Q 2 m9/lのインジウムを含有するp
 H1,0の硫酸水溶液5〇−に添加し、8時間攪拌接
触させた。′その結果、処理後水溶液中のインジウム濃
度は第8表のようであった。
第 8 表 実施例17〜22 参考例1,4.6.7.10.11 で得られたキレー
ト樹脂、前記フェノール樹脂基体キレート樹脂0.25
重量部を107〜−(3d/lの0dCt2を含有する
p H4,0の水溶液50重量部に添加し、振盪しなが
ら1時間接触させた。
その結果、処理後水溶液中のCd濃度は第4表のようで
あった。
第 4 表 実施例28〜27 参考例1.5,6,10.11 で得られたキレート樹
脂、前記フェノール樹脂基体キレート樹脂0.5重量部
を100 mf −Cr/lのKgOr *Otを含有
するp H5,0の水溶液100!j1部に添加し、振
盪しながら1時間接触させた。その結果、処理後水溶液
中のOr濃度は第5表のようであった。
第 5 表 実施例1〜27から本発明方法で用いられるキレート樹
脂は公知のキレート樹脂よりも重金属吸着能が優れてい
ることが明白である。
実施例28〜29 参考例1.3で得られたキレート樹脂A。
C及びアミドキシム基を有する市販のキレート樹脂デュ
オライトO8−846,100dを内径20%のカラム
に充填し、ウラン濃度a、 i PPbの海水を上向流
で空間速度5Qtirで120時間通液を行なった後、
2規定硫酸500−を8時間で流し樹脂に吸着されたウ
ランの溶離を行なった。第6表に示すような結果が得ら
れた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)分子中に一般式 (式中、Arは単環又は縮合多環式化合物残基、Mlは
    1級又は2級のアミノ基、M2は−OH、−8II 、
     =O、=8、−CO2■又は−POIIH2を含む原
    子団を示す。) で表わされる構造の官能基を有するキレート樹脂を、重
    金属(但し、ガリウムは除く)を含有する溶液と接触さ
    せることを特徴とする溶液中に含まれる重金属の回収方
    法。 (2)分子中に一般式 (式中、Ar 、 Ml及びM2は上記と同じ)で表わ
    される構造の官能基を有するキレート樹脂が、分子中に で表わされるa造の官能基を有するキレート樹脂である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の浴液中に
    含まれる重金属の回収方法。 (8)M金属を含有する溶液が、ウランを含有する海水
    であることを特徴とする特許請求の範曲用1項又は第2
    項記載の溶液中に含まれる重金属の回収方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10238957B4 (de) * 2002-08-24 2005-12-01 Forschungszentrum Rossendorf Ev Verfahren zur Verringerung der Uran(VI)-Konzentration in fließenden Wässern

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DE10238957B4 (de) * 2002-08-24 2005-12-01 Forschungszentrum Rossendorf Ev Verfahren zur Verringerung der Uran(VI)-Konzentration in fließenden Wässern

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