JPS60109595A - イミダゾ−ルヌクレオシド誘導体およびその製造法 - Google Patents

イミダゾ−ルヌクレオシド誘導体およびその製造法

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JPS60109595A
JPS60109595A JP58217223A JP21722383A JPS60109595A JP S60109595 A JPS60109595 A JP S60109595A JP 58217223 A JP58217223 A JP 58217223A JP 21722383 A JP21722383 A JP 21722383A JP S60109595 A JPS60109595 A JP S60109595A
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JP
Japan
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compound
formula
ribofuranosyl
halogen
protecting group
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JP58217223A
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English (en)
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Sada Miyasaka
宮坂 貞
Hiromichi Tanaka
博道 田中
Masashi Hirayama
平山 正史
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Yamasa Shoyu KK
Original Assignee
Yamasa Shoyu KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なイミダゾールヌクレオシド誘導体および
その製造法に関するものである。
本発明化合物は、次の一般式[1)で表わされる文献未
記載の化合物である。
○ 1 〔式中、Xはハロゲン、R1は低級アルキル基、R2、
R3およびR4は水素または保護基を示す。〕本発明化
合物は、ウリジンから5工程で得ることができるが、2
位のハロゲンの加水素分解、5位ヒドロキシメチル基の
クロル化、さらにシアノ化、加アルコール分解によるイ
ミノエーテノトネヒ、サラにアミジン体への変換反応を
経ることにょっデ て抗ウィルス活性を有する3−デア1竺アノシンデ に導くことができ、ウリジンから3−プアーグアノシン
を合成する上での重要な合成中間体である。
また、本発明は、本発明化合物を、一般式〔IIJ1 〔式中、XおよびR1’は前記と同意義、R2’、 R
3’およびR4’は保護基を示す。〕で表わされる化合
物に自機リチウム化合物を作用させ、得られた反応生成
物にギ酸エステルを反応させ、次いて得られた反応生成
物を還元処理し、必要に応して脱保護処理することによ
り合成することを特徴とする本発明化合物の製造法を提
供するものである。
本発明の完成により、3−プアーグアノシンをウリジン
から合成することがはじめて可能となり、従来の保護し
たリボース誘導体と5−シアノメチルイミダゾール、4
−カルボン酸メチルエステルを縮合する方法が有してい
た異性体の生成1こよる収率の低下、単離の煩雑性など
の欠点を克服できた。
一般式〔1)および〔1)におけるXのハロゲンの具体
例としては塩素、臭素などが挙げられる。
R1の低級アルキル基の具体例は、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチルなとである。R2、R3およびR4なら
びにR2’、 R8’およびR46保護基は、ヌクレオ
シド化学において使用される任意のものを選択すればよ
く、特にエーテル結合によってリボース残ノ、(の水酸
基に結合するものが好ましい。そのような保護基の具体
例としてはインプロピリデン、エチリデンなどのアルキ
リデン基、メトキシメチレン、エトキシメチレン、エト
キシエチレンなどのアルコキシアルキリデン基、p−メ
チルベンジル、トリチルなどのアルアルキル基、メI・
キシメチル、トリメトキシメチル、エトキシエチルなと
のアルコキシアルキル基などが挙げられる。
原料化合物の一般式〔11の化合物、1−β−D−リボ
フラノシルー2−ハロゲン−4−アルコキンカルボニル
イミダソール体は新規化合物であるか、たとえは、ウリ
ジンから公知の方法(鉋肌Pharm、Bu11..V
o1.26.3822(1978)参照)により合成さ
れる1−β−D−リボフラノツルー2−オキソ−4−ア
ルコキシカルボニルイミダゾール体の2−オキソ基をハ
ロゲンと置換することにより合成することかできる。合
成工程の一例については後記参考例に詳述する。一般に
イミダゾールのリチウム化は2位に優先して起ることか
知られており、2−ノAロゲノ体は2位をハロゲンによ
って保護されているものとみなすことができ、また後に
除去することか可能である。
一般式〔■〕化合物と有機リチウム化合物との反応は、
エーテル系溶媒などの溶媒中ての有機金属−水素交換反
応によればよい。反応溶媒の具体例としては、ジエチル
エーテル、テトラヒト[1)ラン、ジ、オキサン、ジメ
トキシエタン、ジエ゛チレングリコールジメチルエーテ
ルなどのエーテル系溶媒が挙げられ、有機リチウム化合
物の核外を強めるために、溶媒中にトリエチルアミン、
ジインプロピルアミン、N、 N、 N’、N’−テト
ラメチルエチレンジアミンなどの第三級アミンを存在さ
せることもてきる。有機リチウム化合物の具体例として
は、たとえばブチルリチウム、フェニルリチウム、リチ
ウムジイソプロピルアミド、テトラメチルピペリジニル
リチウムなどが挙げられる。
反応条件としては、無水条件、−78〜o0cの低温条
件を採用し、士数分〜数時間の反応時間で反応は完結す
る。
第二工程のギ酸エステルとの反応も第一工程と同様の溶
媒中、条件下で行うことができる。ギ酸エステルとして
は、ギ酸メチル、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、ギ酸ブチ
ル、ギ酸フェニルなどが適用される。
第三工程の還元処理は、不飽和結合に隣接するアルデヒ
ドのアルコールへの還元反応に一般に用いられる還元剤
を用いて行うことができる。還元剤の具体例としては、
たとえば水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウ
ム、水素化ホウ素カリウムなとが挙げられる。溶媒とし
ては、水、メタノール、エタノール、プロパツールなど
を用いればよい。
脱保護処理はフ;3法によればよく、たとえば前記例示
の保護基の場合は、トリフルオロ酢酸、過塩素酸、希硫
酸、希塩酸なとによる酸処理を適用することができる。
1」的化合物の単離精製も常法を目的に応して適宜に採
用して行えばよく、たとえば吸着カラムクロマトグラフ
ィー、再結晶なとの精製手段を適用すればよい。
以下、本発明の一実施態様を示す例示化合物およびその
製造法について実施例を挙げて説明する。
原料化合物の調製例を参考例および例示化合物の応用反
応を応用例として示す。
参考例 1−(2,8,5−トリー〇−アセチルーβ−D−リボ
フ、ランシル)−2−オキソ−4−メトキシカルボニル
イミダゾール15gのオキシ塩化リン(118Mt)、
N、N−ジメチルアニリン(11,8gt)W、濁液を
アルゴン気流下、8時間加熱還流反応させた後、反応液
を減圧濃縮し、濃縮液を氷水中に徐々に加え、クロロポ
ルム(200肩1!×3)で抽出した。クロロホルム層
を分取し、溶媒を留去して油状物を得、これをメタノー
ルに溶解し、ナトリウムメトキシド4.2gを加え、室
温下2時間撹拌反応させた後、アンバーライl−120
で中和、濾過し、濾液を濃縮して1−(β−D−リボフ
ラノシル)−2−クロロ−4−メI・キシカルボニルイ
ミダゾール(化合物A)の白色結晶6.8gを得た(収
率61.1%)。
化合物A4.TQのアセトン懸濁液500 mlに過塩
素酸2.0 atを加え、室温下3時間撹拌反応させた
後、炭酸カリウムで中和、濾過後、濾液をカラム分離(
シリカゲル6’OQ、196メタノールークロロホルム
→296メタノールークロロホルム)シて1−(2,8
−0−インプロピリデン−β−D−リボフラノシル)−
2−クロロ−4−メトキシカルボニルイミダゾール(化
合物B)の白色結晶5.0gを得た(収率94.0%)
化合物88.8 gにアセトン50 xi 、ジメトキ
シメタン100*/、1メタンスルホン酸1.5 ml
、を加え、室温下−夜撹拌反応させた。反応液に飽和炭
酸水素すトリウムを加えて中和した後、クロロホルム(
50avtX、8)で抽出し、クロロホルム層を分取し
、溶媒を留去して淡黄色油状物を得た。これをカラム分
離(シリカゲル400g、ヘンゼンー酢酸エチル(4:
1))して1−(2,8−0−インプロピリデン−5−
0−メトキシメチル−β−D−リボフラノシル)−2−
クロロ−4−メトキシカルボニルイミダゾール(化合物
C)8.0’Jを得た(収率79.2%)。
核磁気共鳴スペクトル ?、 95 (S、 ’LH,C5−H)、5.93(
d、 IH,H−1’)4.94〜4.74(m、H−
2’およびH−8’ )4.68 (S、2H,メトキ
シメチレン−CH2)4.58〜4.48 (m、I 
H,H−4’)8.88 (8,,8H,−CO2CI
−18)8.85〜8.76 (m、2H,H−5’)
8.37 (s、8H,メトキシメチレン−CH3)1
.62 (S、8H,インプロピリデン)1.88 (
s、8H,インプロピリデン)実施例 n−ブチルリチウム8.81 ztおよびジ−イソプロ
ピルアミン0.66 wlがら−75〜−70’Cでリ
チウムジイソプロピルアミドを調製し、これ、を化合物
C1,2gのテトラヒドロフラン15m1溶液に一75
°Cで滴下し、20分撹拌後、乾燥させたギ酸エチル0
.88 IItを滴下し、40分間撹拌反応させた。反
応液に酢酸0.3 Mtを加えて反応を停止させ、室温
に戻した後、メタノールで倍に希釈し、水酸化ホウ素ナ
トリウム1011JIflて還元処理した。
反応液を減圧濃縮し、残渣をカラム分離(シリカゲル5
0g、クロロホルム〕処理にイーjして1−(2,8−
0−インプロピリデン−5−0−メトキシメチル−β−
D−リボフラノシル)−2−り0ロー5−ヒドロキシメ
チル−4−メトキシカルボニルイミダゾール(化合物D
 ) 1.049 ヲ得’り(収率81,8%)。
核磁気共鳴スペクトル 7.75 (S、LH,芳香族性−H)5.90 (d
、 IH,H−1’) 4.95 (S、 2H,5−CH20H)4.88 
(In、 I I−1,H−2’ )4.85(+η、
 IH,H−8’) 4.61 (S、2H,メトキシメチレン−CH2)4
.48(rn、IH,H,−4′) 3.98 (S、3H,−co2cH3)3.77〜8
.’18 (m、IH,H−5’)3.84(S、3H
,メトキシメチレン−CHa)1.61 (S、8H,
インプロピリデン)1.88 (S、8H,インプロピ
リデン)応用例 化合物D0.99gのメタノール60 IIl溶液に1
0%パラジウム′−炭素2171nFIとトリエチルア
ミン2.5 、mlを加え、2.5気圧で20時時間光
し、パラジウム−炭素を濾去後、カラム分離(シリカゲ
ル50g−,0,596メタノールークロロホルム)し
て1−(2,8−0−インプロピリデン−5−〇−メト
キシメチルーβ−D−リボフラノシル)−5−ヒドロキ
シメチル−4−メトキシカルボニルイミダゾール(化合
物E)を97.896の収率で得た。
化合物E0.46i/のジメチルホルムアミド1 ml
溶液にメシルクロライド0.2 txiと2.6−ルチ
ジン0.8 mlを加え、室温下2時間撹拌した後、飽
和炭酸水素ナトリウムを加えて反応を停止させ、酢酸エ
チル(80ml×2)で抽出した。rr機層をカラム分
離(シリカゲル20g、0.596メタノールークロロ
ホルム)して1−(2,8−0−インプロピリデン−5
−〇−メトキシメチルーβ−D−リボフラノシル)−5
−クロロメチル−4−メI・キシカルボニルイミダゾー
ル(化合物F ) 0.437g(収率90.096)
を得た。
臭化テトラn−ブチルアンモニウム7.8TVとシアン
化ナトリウム1.20ノを水20 mlに溶解させ、ク
ロロホルム(10gtX8)で抽出し、有機層を分取し
、そのうち10m1を化合物F 81 ’8 artの
クロロホルム2 xrl溶液に加え、室温下4時間撹拌
反応させた後、カラム濾過(シリカゲル209−クロロ
ホルム)で大部分のシアン化テトラn −ブチルアンモ
ニウムを除去し、次いてカラム分離(シリカゲル70&
、0.5%メタノール−クロロホルム)して1−(2,
8−0−インプロピリデン−5−0−メトキシメチル−
β−D−リボフラノラン〕−5−シアンメチル−4−メ
トキシカルボニルイミダゾール(化合物G ) 257
 mgを得た(収率829%)。
化合物G 480 myのメタノール溶液50 atに
すトリウムメトキシド 拌反応させ、反応液をカラム分離(シリカゲル50’/
、4%メタノール−クロロホルム)して1−(2.3−
0−インプロピリデン−5−0−メトキシメチル−β−
D−リボフラノシル)−5−メトキシイミノエチル−4
−メトキシカルボニルイミダゾール(化合物H)を得た
化合物Hをアンモニア−メタノール中で30間放置して
9−(2,8−0−インプロピリデン−5−0−メトキ
/メチル−β〜D−リボフラノラン゛ ル)−3−デア側グアニン(化合物I)を61.51%
の収率て得た。
融点 267〜269°C 紫外部吸収 λmax 276 nm 302 n+nλrnil 
285 nm 295 nrn化合物Iを5096ト’
Jフルオロ酢酸水溶液で室温下12時間処理して3−デ
アザグアノシンを得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式〔1〕 〔式中、Xはハロゲン、R1は低級アルキル基、R2、
    R8およびR4は水素または保護基を示す。〕で表わさ
    れるイミダゾールヌクレオシド誘導体。 2)一般式〔■〕 〔式中、Xはハロゲン、R1は低級アルキル基、R2’
    、R3′およびR4’は保護基を示す。〕で表わされる
    化合物に有機リチウム化合物を作用させ、得られた反応
    生成物にギ酸エステルを反応させ、次いで得られた反応
    生成物を還元処理し、必要に応じて脱保護処理して一般
    式〔1〕 1 〔式中、XおよびR1は前記と同意義、R2、R8およ
    びR4は水素または保護基を示す。〕で表わされるイミ
    ダゾールヌクレオシド誘導体を得ることを特徴とするイ
    ミダゾールヌクレオシド誘導体の製造法。
JP58217223A 1983-11-17 1983-11-17 イミダゾ−ルヌクレオシド誘導体およびその製造法 Pending JPS60109595A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994021658A1 (en) * 1993-03-15 1994-09-29 Kalman Thomas I Antiviral imidazolinone nucleoside derivatives

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1994021658A1 (en) * 1993-03-15 1994-09-29 Kalman Thomas I Antiviral imidazolinone nucleoside derivatives

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