JPS6010883Y2 - ダブルタイヤのバルブエクステンシヨンのための支持装置 - Google Patents

ダブルタイヤのバルブエクステンシヨンのための支持装置

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JPS6010883Y2
JPS6010883Y2 JP332779U JP332779U JPS6010883Y2 JP S6010883 Y2 JPS6010883 Y2 JP S6010883Y2 JP 332779 U JP332779 U JP 332779U JP 332779 U JP332779 U JP 332779U JP S6010883 Y2 JPS6010883 Y2 JP S6010883Y2
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JP
Japan
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valve
support plate
tire
valve extension
disc wheel
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JP332779U
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JPS55104503U (ja
Inventor
宣 田中
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ダブルタイヤにおいて内側タイヤのエア注入
口となるエアバルブからのエア注入を容易とすべく該エ
アバルブに接続されるバルブエクステンションを支持す
るための装置に関する。
一般に、2つのタイヤが近接しかつ並列して配置された
ダブルタイヤでは、車輌の内方側に配置されたタイヤす
なわち内側タイヤへの空気注入は、外側ディスクホイー
ルのサービス孔から操作されるが、内側タイヤの空気注
入口となるエアバルブは前記サービス孔から深い位置に
あって該サービス孔から離れているため、該サービス孔
から内側タイヤへのエアの注入は困難である。
特に、小径のタイヤを用いたダブルタイヤでは、大きな
口径のサービス孔は強度低下を招くことから、ディスク
ホイールにエア注入操作に充分な口径のサービス孔を設
けることはできず、外側ディスクホイールのサービス孔
から内側タイヤへのエアの注入は一層困難となる。
そこで、従来、ダブルタイヤにおける内側タイヤのエア
バルブは、内側タイヤへのエアの注入を容易とすべく外
側ディスクホイールのサービス孔に向けて伸びるバルブ
エクステンションが組みつけられている。
しかし、エアバルブに前記バルブエクステンションを取
り付けた場合、前記エアバルブの基部が弾性材料からな
ることから前記エクステンションは、タイヤの回転によ
って生じる振動により、激しく振れてディスクホイール
に接触し、これによりバルブエクステンション自体オよ
びエアバルブの損傷や異音の発生を招く慮れがある。
このため、前記バルブエクステンションを内側タイヤの
ディスクホイールに支承するための支持装置が提案され
ているが、従来の支持装置によれば、ディスクホイール
に特別な加工を施す必要があり組付けに手間取るという
欠点があった。
従って、本考案の目的は、バルブエクステンションを内
側ディスクホイールに好適に支承する組付けの容易な支
持装置を提供することにある。
本考案は、前記バルブエクステンションを受は入れる孔
が設けられた支持板を内側ディスクホイ−ルのサービス
孔の外側縁部に係止し、前記支持板が前記バルブエクス
テンションの先端から抜は落ちないように該バルブエク
ステンションの先端近傍にストッパーを設け、スプリン
グにより前記ストッパーに向けて前記支持板を押圧し、
前記スプリングのストッパーに向けての押圧力および前
記エアバルブの基部のディスクホイールの径方向内方に
向けての偏倚力によって前記支持板を前記内側ディスク
ホイールに確実に係止したことを特徴とする。
本考案が特徴とするところは、図示の実施例についての
以下の説明によりさらに明らかとなろつ。
第1図には、本考案に係るバルブエクステンションのた
めの支持装置10が組み込まれたダブルタイヤの構造が
全体に符号12で示されている。
前記ダブルタイヤの構造12は、車輛の内方側に位置す
るディスクホイールすなわち内側ディスクホイール14
と外側ディスクホイール16とを備える。
内側ディスクホイール14および外側ディスクホイール
16はそれぞれ円板部14a、16aにおいて当接して
結合されており、各円板部14a、16aの外縁に連ら
なるフランジ14b、16bの基部にはサービス孔18
.20が設けられている。
各ディスクホイール14.16のフランジ14b、16
bには内側タイヤ22および外側タイヤ24のためのホ
イールリム26,28が固着されている。
各ホイールリム26,2Bのうち車輛の内方側に位置す
る内側ホイールリム26は、内側ディスクホイール14
のフランジ14bに固着された底部30から鈍角をもっ
て立ち上る一対の環状のフランジ部32(第1図にはそ
の一方のみを示す)を有し、外側ディスクホイール16
側に位置する一方のフランジ部32におけるサービス孔
18近傍には、内側ホイールリム26に装着された内側
タイヤ22の空気注入口としてエアバルブ34が取り付
けられている。
該エアバルブは、弾性材料からなるバルブ基部34aと
該バルブ基部に設けられたバルブノズル34bとを備え
る。
エアバルブ34はバルブ基部34aの弾性力により、図
中破線で示すように、ディスクホイール14.16のほ
ぼ径方向内方に向けられている。
内側ホイールリム26と同様の形状の外側ホイールリム
28に装着される外側タイヤ24の空気注入口(図示せ
ず)は、外側ホイールリム28の車輛外方側部分に取り
付けられている。
従って、外側タイヤ24への空気注入は、車輌外方から
前記空気注入口を経て直接かつ容易に行うことができる
これに対して、内側タイヤ22では、エアバルブ34が
内側ホイールリム26および外側ホイールリム28の間
にあってしかも外側ディスクホイール16のサービス孔
20から奥まった位置にあることから、該サービス孔2
0からの空気の注入を容易とすべく前記エアバルブ34
の前記ノズル34bにはバルブエクステンション36が
接続されている。
該バルブエクステンション36は、その一端にエアバル
ブ34の前記ノズル34bに螺合される増径部38が設
けられ、先端39にはキャップ40が装着されている。
前記バルブエクステンション36を支承するための本考
案に係る支持装置10は、第1図に示すように、前記バ
ルブエクステンション36を受は入れて内側ディスクホ
イール14に係止される支持板42と、バルブエクステ
ンション36の先端39の近傍に設けられるストッパー
44と、バルブエクステンション36の外周に装着され
るスプリング46とを含む。
前記スプリング46はコイルスプリングからなり、バル
ブエクステンション36と同軸的にその外周に配置され
かつ一端が増径部38に当接して配置される。
前記支持板42は、第1,2図に示すように、内側ディ
スクホイール14のサービス孔18における外側ディス
クホイール16側の縁部に係合可能なコ字状の断面形状
を有する係止部48と、該係止部に連なりかつ該係止部
から垂直に立ち上る立ち上り部49とを有する金属板部
材からなる。
立ち上り部49には、そのほぼ中央にバルブエクステン
ション36を受は入れるための係合孔50が設けられ、
さらに、立ち上り部49の両側部には、支持板42の取
り付は時の取扱いを容易とするために係合孔50を挾ん
で断面はぼL字状に延びた一対のフランジ部分52が設
けられている。
該フランジ部分52を不要とすることができる。
前記係合孔50の形成にはバーリング加工などを用いる
ことが好ましく、これにより係合孔50の外縁部にこれ
と一体的にフランジ54を設けることができる。
前記支持板42は、前記フランジ54がバルブエクステ
ンション36の先端39側に位置しかつ係合孔50がバ
ルブエクステンション36 ヲ受lf入れるように、バ
ルブエクステンション36の先端39から該バルブエク
ステンション36に挿入される。
この支持板42の挿入に際して支持板42は前記フラン
ジ54によってバルブエクステンションの長手方向に確
実に案内される。
前記フランジ54は後述する支持板の取付は後において
バルブエクステンション36を確実に支承する作用をも
担う。
この支持板42の挿入によりスプリング46の他端は、
支持板42の係合孔50の外縁部に当接されて前記増径
部38および支持板42間で圧縮される。
このスプリング46の弾性復帰力による支持板42のバ
ルブエクステンション36の先端39からの抜は落ちを
阻止すべくバルブエクステンション36の先端39の近
傍にフランジ54に当接可能に前記ストッパー44が係
止される。
このストッパー44としてEリング等を用いることが好
ましい。
前記ストッパー44の係止後、支持板42の前記係止部
48は内側ディスクホイール14のサービス孔18の外
側縁部すなわち外側ディスクホイール16側の縁部に係
止され、これによりバルブエクステンション36は、そ
の先端39が外側ディスクホイール16のサービス孔2
0の近傍に位置決められかつ保持される。
この保持状態では、ディスクホイール14.16の径方
向内方に向けられていた前記エアバルブ34が車輌外方
に向けられるためそのディスクホイール14.16の径
方向内方へ向けての弾性復帰力(第1図に矢印aで示す
)が支持板42の係止部48に作用する。
さらに、前記係止部48には前記スプリング46のスト
ッパー44に向けての弾性復帰力(第1図にbで示す)
も併せて作用する。
従って、支持板42の係止部48は確実に内側ディスク
ホイール14のサービス孔18の前記縁部に係止される
その結果、バルブエクステンション36に振動等による
外力が作用しても支持板42は内側ディスクホイール1
4から外れることはなく、これにより、バルブエクステ
ンション36の先端39を確実に外側ディスクホイール
16のサービス孔20の近傍に位置決めることができる
なお、支持板42を取り外す際には、スプリング46の
前記弾性復帰力に打勝って支持板42を前記増径部38
に向けて強く押圧することにより、支持板42の係止部
4Bを容易にサービス孔18の縁部から解除することが
できる。
前記した例では、支持板42の係合孔50の外縁部にフ
ランジ54を設ける例を示したが、該フランジを不要と
することもできる。
さらに、支持板42として樹脂材料よりなる板材を用い
てもよい。
本考案に係るダブルタイヤのバルブエクステンションの
ための支持装置によれば、従来のようにディスクホイー
ルに特別な加工を施すことなく容易に組付けることがで
き、エアバルブのディスクホイールの径方向内方への弾
性偏倚力およびスプリングのストッパーに向けての弾性
復帰力により確実にバルブエクステンションを支持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るダブルタイヤのバルブエクステン
ションのための支持装置を示す部分断面図、第2図は第
1図に示す支持装置における支持板を示す斜視図である
。 10・・・・・・本考案に係る支持装置、12・・・・
・・ダブルタイヤの構造、14・・・・・・内側ディス
クホイール、16・・・・・・外側ディスクホイール、
18,20・・・・・・サービス孔、22・・・・・・
内側タイヤ、26・・・・・・内側ホイールリム、24
・・・・・・外側タイヤ、28・・・・・・外側ホイー
ルリム、34・・・・・・エアバルブ、36・・・・・
・バルブエクステンション、42・・・・・・支持板、
44・・・・・・ストッパー 46−−−−−−コイル
スプリング、48・・・・・・係止部、50・・・・・
・係合孔、52・・・・・・フランジ部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダブルタイヤにおける内側タイヤに設けられかつ内側デ
    ィスクホイールのサービス孔近傍に位tして該ディスク
    ホイールの径方向内方に向けての偏倚力を受けるエアバ
    ルブに接続されるバルブエクステンションの先端を外側
    タイヤの外側ディスクホイールに設けられたサービス孔
    に向けるべく前記バルブエクステンションを支承するた
    めの支持装置であって、前記内側ディスクホイールの前
    記サービス孔の外側縁部に係止され前記バルブエクステ
    ンションを受は入れる孔が設けられた支持板と、前記バ
    ルブエクステンションの先端近傍に設けられ前記支持板
    の前記バルブエクステンションの先端からの抜は落ちを
    阻止するストッパーと、前記支持板に前記ストッパーに
    向けて押圧力を付与するスプリングとを含む、ダブルタ
    イヤのバルブエクステンションのための支持装置。
JP332779U 1979-01-18 1979-01-18 ダブルタイヤのバルブエクステンシヨンのための支持装置 Expired JPS6010883Y2 (ja)

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JPS55104503U JPS55104503U (ja) 1980-07-21
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