JPS6113363Y2 - - Google Patents

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JPS6113363Y2
JPS6113363Y2 JP3195479U JP3195479U JPS6113363Y2 JP S6113363 Y2 JPS6113363 Y2 JP S6113363Y2 JP 3195479 U JP3195479 U JP 3195479U JP 3195479 U JP3195479 U JP 3195479U JP S6113363 Y2 JPS6113363 Y2 JP S6113363Y2
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JP
Japan
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wheel
valve
disc
tire
support member
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JP3195479U
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JPS55131804U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はデイスクブレーキを配設した車輪にお
けるタイヤバルブの支持装置に関するものであ
る。
デイスクブレーキを配設した車輪においては、
デイスクブレーキのキヤリバーが車輪リムの内面
に比較的接近して配置されるため、車輪リムから
内側に突出するタイヤバルブが車輪の回転時にキ
ヤリバーと干渉して破損することがある。
このような不具合を解消するための一考案が実
開昭53−161402号公報に開示されているが、この
考案では、チユーブ押え部材(バルブ支持部材)
が弾性変形可能なばね鋼等の弾性部材によつて構
成されていないので、例えばタイヤの空気圧を測
定しようとしてタイヤゲージをエアチユーブ(タ
イヤバルブ)に装着する場合、前記チユーブ押え
部材(バルブ支持部材)が変形してくれないので
空気圧測定が容易に行うことができないと共に、
車輪の脱着時に車軸リムがチユーブ挿え部材(バ
ルブ支持部材)に当接した場合に同挿え部材が弾
性変形しないので、車輪の再組立後は元の状態に
戻らず、前記エアチユーブ(タイヤバルブ)を支
持する機構を損うおそれがある。
なお、実願昭54−3327号(実開昭55−104503
号)には、バルブエクステンシヨンを内側デイス
クホイールに好適に支承する組付けの容易な支持
装置を提供することを目的として、バルブエクス
テンシヨンを受け入れる孔が設けられた支持板を
内側デイスクホイールのサービス孔の外側縁部に
係止し、前記支持板が前記バルブエクステンシヨ
ンの先端から抜け落ちないように該バルブエクス
テンシヨンの先端近傍にストツパーを設け、スプ
リングにより前記ストツパーに向けて前記支持板
を押圧し、前記スプリングのストツパーに向けて
の押圧力および前記エアバルブの基部のデイスク
ホイールの径方向内方に向けての偏倚力によつて
前記支持板を前記内側デイスクホイールに確実に
係止したことを特徴とするダブルタイヤのバルブ
エクステンシヨンのための支持装置が提案されて
いる。
しかしながら、前記支持装置は、前記バルブエ
クステンシヨンを弾性支持していないので、タイ
ヤゲージを前記バルブエクステンシヨンに装着し
てタイヤの空気圧を測定する場合に前記支持装置
が弾性変形して、測定を容易にする作用効果は有
しない。
また、前記支持装置は、前記支持板を前記スプ
リングのストツパーに向けての押圧力および前記
エアバルブの基部のデイスクホイールの径方向内
方に向けての偏倚力によつて前記内側デイスクホ
イールに係止させるだけなので、組付けが容易な
反面、内側タイヤの空気圧測定のためにバルブエ
クステンシヨンにタイヤゲージを装着する場合
や、路面からの衝撃力等の大きな外力が車輪に加
えられた場合には、前記支持板がデイスクホイー
ルから外れ易く、外れたまゝの状態で走行した場
合にはエアバルブ、バルブエクステンシヨン、支
持板等とデイスクホイール間が狭いのでデイスク
ホイールに接触し易く、より大きな損傷や異音の
発生を招くおそれがあつた。
また、前記提案における支持装置は、支持板、
ストツパー、スプリングとからなり、部品点数が
多く、更に被支持側のバルブエクステンシヨンに
は前記スプリングを当接させる増径部や前記スト
ツパーの嵌入溝を形成せねばならず、その構成が
複雑化する欠点がある。
更に、前記提案はダブルタイヤにおいて、内側
タイヤのエアバルブへのエアの注入を外側タイヤ
のデイスクホイールのサービス孔より行うために
バルブエクステンシヨンを装着するために生ずる
不具合を解消することを前提としてなされたもの
であるから、本願考案の課題であるデイスクブレ
ーキを配設した車輪におけるタイヤバルブとデイ
スクブレーキのキヤリバとの干渉防止に直ちに応
用し得るものではない。
本考案は上記不具合を解消するためになされた
もので、その要旨はデイスクブレーキを有する車
輪の車軸ハブとブレーキデイスクの間、或は前記
ブレーキデイスクに取付けられた外縁がタイヤバ
ルブを支持するバルブ支持部材を弾性部材によつ
て構成してなるタイヤバルブの支持装置にあり、
以下、図示の実施例に基づいて説明する。
第1図において、1は車軸リム、2は該リム1
に溶接等によつて固着されたホイールデイスク
で、車軸ハブ3にブレーキデイスク4とともに図
示しないボルト・ナツトによつて取付けられてい
る。
5は該ブレーキデイスク4の両側の配設される
パツド51,52および図示しないピストンを支
持するデイスクブレーキのキヤリバーである。
6は前記車輪リム1に一端が取付けられ、他端
がリムの内側に沿つて前記ホイールデイスク2に
形成された風穴21部に達するタイヤバルブであ
る。
7は該タイヤバルブ6の支持部材で、第2図お
よび第3図に示すような半割体を2個組合せた環
状に構成されており、弾性変形可能なばね鋼等の
弾性部材からなつている。
該支持部材7の外周側は内側に曲げられた屈曲
部72が形成され、該屈曲部72に風穴71が形
成されており、該風穴71の両側脚部72a,7
2bが弾性変形し易いように構成されている。ま
た、該支持部材7の内周側には取付穴73が設け
られており、該穴を挿通するボルト8によつて前
記ブレーキデイスク4に取付けられる。
本考案は以上のようにデイスクブレーキを有す
る車輪の車軸ハブ3とブレーキデイスク4の間或
は前記ブレーキデイスク4に取付けられ、外縁が
タイヤバルブ6を支持するバルブ支持部材7によ
つて構成されており、第1図に示すように支持部
材7の外縁によつて弾性変形可能に前記タイヤバ
ルブ6を支持する。
従つて、該タイヤバルブ6がキヤリバー5と干
渉することはなく、車輪の回転時における両者の
干渉によるタイヤバルブの破損を未然に防止する
ことができる。
更に、本考案によれば支持部材7は弾性変形可
能なばね鋼等の弾性部材によつて構成したので、
タイヤゲージ9をタイヤバルブ6に装着してタイ
ヤの空気圧を測定する場合には、第1図において
2点鎖線で示すように支持部材7の屈曲部72を
弾性変形させることができるため、その測定に支
障はなく容易に行うことができる。
また、車輪の脱着時に車輪リム1が支持部材7
に当つても該支持部材は弾性変形して車輪組立後
は元の状態に戻るので、タイヤバルブを支持する
機構を損うことはない。
第4図は本考案の他の実施例を示すもので、内
方に屈曲する脚部10a,10bを備えた複数の
支持片10によつて、その脚部先端で線材11を
保持し環状の支持部材を構成したもので上記実施
例と同様の作用効果が得られる。
更に、本考案装置では、支持部材やボルト等に
より車軸ハブとブレーキデイスクの間或にはブレ
ーキデイスクに確実に固定するためタイヤバルブ
にタイヤゲージを装着する場合や車輪に路面から
の衝撃力等の大きな外力が加えられた場合におい
ても、前記支持部材がブレーキデイスク側から全
く外れることがないので、前記支持部材の脱着の
必配がなくなるとともに、それによつて発生する
不具合も防止でき信頼性のあるタイヤバルブの支
持装置を提供できる効果がある。
また、本考案装置では、支持部材とそれを固定
するためのボルト等の固着具だけで良いので、極
めて構造が簡単で、量産に適したタイヤバルブの
支持装置を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による支持装置を備えた車輪の
要部断面図、第2図は本案装置に用いる支持部材
の一例を示す正面図、第3図は第2図における
−線断面図、第4図は支持部材の他の実施例を
示す正面図、第5図は第4図における−線断
面図である。 1:車輪リム、2:ホイールデイスク、3:車
軸ハブ、4:ブレーキデイスク、5:キヤリバ
ー、6:タイヤバルブ、7:支持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. デイスクブレーキを有する車輪の車軸ハブとブ
    レーキデイスクの間或は前記ブレーキデイスクに
    取付けられ、外縁がタイヤバルブを支持するバル
    ブ支持部材を弾性部材によつて構成してなるタイ
    ヤバルブの支持装置。
JP3195479U 1979-03-13 1979-03-13 Expired JPS6113363Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3195479U JPS6113363Y2 (ja) 1979-03-13 1979-03-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3195479U JPS6113363Y2 (ja) 1979-03-13 1979-03-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55131804U JPS55131804U (ja) 1980-09-18
JPS6113363Y2 true JPS6113363Y2 (ja) 1986-04-25

Family

ID=28884531

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JP3195479U Expired JPS6113363Y2 (ja) 1979-03-13 1979-03-13

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JPS55131804U (ja) 1980-09-18

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