JPS60101547A - カプセルトナーの製造方法 - Google Patents

カプセルトナーの製造方法

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JPS60101547A
JPS60101547A JP58208303A JP20830383A JPS60101547A JP S60101547 A JPS60101547 A JP S60101547A JP 58208303 A JP58208303 A JP 58208303A JP 20830383 A JP20830383 A JP 20830383A JP S60101547 A JPS60101547 A JP S60101547A
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中原 俊章
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大崎 一郎
Masuo Yamazaki
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Katsutoshi Wakamiya
若宮 勝利
Toru Matsumoto
徹 松本
Naoyuki Ushiyama
牛山 尚之
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    • G03G9/08Developers with toner particles
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子写真法或いは、静電印刷V、などに於い
て、電気的潜像を現像するのに用いられるトナーに関し
、特に圧力定着に適したカプセルトナーに関する。
従来、電子写真法としては米国特許第2,297.H1
吐明細書、特公昭42−23910号公報(米国特許第
3,8H,3E!3号明細書)及び特公昭43−247
48号公報(米国特許第4.ON、3etシ)明細書)
等に記戦されている如く、多数の方法が知られているが
、一般には光導電性物質を利用し、種々のf段により、
感光体」二に電気的潜像を形成し、次いで該潜像をトナ
ーを用いて現像し、必要に応じて紙などの被転写材にト
ナー画像を転写した後、加熱、圧力或いは溶剤蒸気など
により定着し、ネ(万物を闇IIるものである。
また、電気的潜像をトナーを用いて可視化する現像方法
も種々知られているが、大別して乾式現像υ、と湿式現
像法とがある。前者は更に二成分現像ria+を用いる
方法と、−成分現像剤を用いる方法とに二分される。
成分現像方法に属するものにはトナーを搬送−4る1−
ヤリアーの種類により、鉄粉キャリアーを用い6 m気
ブラシ法、ビーズキャリアーを用いるカスケード法″、
9・が広く実用化されている。これらの方法は、いずれ
も比較的安定に良画像の得られる優れた方法であるが、
反面、キャリアーの劣化、I、ナーとキャリアーの混合
比の変動による画像の変動という二成分現像剤にまつわ
る共通の欠点を有する。
これらの欠点を回避するため、トナーのみよりなる一成
分現像剤を用いる現像方法が各科提案されているが、中
でも磁性トナーを使用した方法に優れたものが多く実用
化されている。磁性−成分現像剤を使用する現像方法と
しては、導電性トナーを使用するマグネドライ法がある
が、これは現像に対しては安定しているものの、いわゆ
るfT通紙等の転写材に対する転写性に151題がある
そこで転写性の良い高抵抗の磁性トナーを用いる方法と
して、トナー粒子の誘電分極を使用する方法、トナーの
撹乱による電荷移送の方71.4’S’=があるが、現
像の安定性に問題がある。又、近年本出願人が提案した
現像方法として、特開昭54−42141号公報、特開
昭55−18 G 561,1−公報の如き潜像に対し
てトナー粒子を飛翔さゼて現像する方法が実用化されて
いる。これはトナーのJlj持体兼帯電付与材であるス
リーブ上に磁性トナーをきわめて薄く塗布し、これを摩
擦帯市し、次いでこれを磁界の作用の下で静電作にきわ
めて近接させ、かつ接触させる事なく対向させ、現像す
るムのである。この方法によれば、磁性トナーをスリー
ブ」−1にきわめ−C薄く塗布することにより、スリー
ブとトナーの接触する機会を増し、十分な摩擦帯市を可
能にしたこと、磁力によってトナーを支持し、かつ磁石
とトナーを相対的に移動させることによりトナー粒子相
互の凝集を解くとともにスリーブと十分に斤擦せしめて
いること、トナーを磁力によって支J11し、またこれ
を静電像に接触さυることなく対向さげて現像すること
により。
地力ブリを防If L−(:いること等の要因によって
、1?J1だ画像が1′7らおるものである。
このようにして現j象されたトナー画像を定着するため
には、一般に、赤外線ヒーターあるいは熱ローラーなど
により加熱溶融して支持体に融着固化させる加熱定着方
式が採用されているが、火災の危険防止、消費電力の節
減等の理由から、加熱か不要であるか、木質的に軽減し
た、剛体ローラーによる加圧室r、方式へと変りつつあ
る。特に、この加圧定着方式は、複写シートの焼は焦げ
の危険がないこと、複写機の電源を入れれば待時間なし
で複写が行なえること、高速定着力’ ”I f七なこ
と、定着装置が簡単なことなど利点が多し)。
しかしながら、このような加圧定着可能に、従来のトナ
ーを、そのまま用いることはできなl、)。
なぜならば、トナーは各々の定着法に適する様1こ材料
を選択され、特定の定着法に使用される1・−J−−は
他の定着法に使用できないのが一般的だの\らである。
たとえば赤外線ヒーターによる熱溶融定着用トナーを熱
ローラー定着用トナーとして?Q IIIする!ISは
不n(能であり、まして熱定着用トリー−と圧力定着用
トナーとの互換性は殆どなl、%。従って、個々の定着
法に適したトナーが研究開発され−Cおり、また上記の
ように優れた現像特性をイ■″4−る一成分l・ナーに
ついても、その利点を維持しつつ、圧力定着に適したト
ナー特性を伺与すべく、各種の提案が行なわれている。
特に、この様な加圧定着可能なトナ一におし)ては、構
成樹脂が加圧定着に適した特性を有してし)る必要があ
り、この目的にあった樹脂の開発が積極的に行なわれて
いる。しかしながら、加圧定着P1が1Ωれ、加圧ロー
ラーへのオフセット現象を起さず、繰り返し使用に対し
ても現4性能、定着性能が安定しており、キャリア、金
属スリーブ、感光体人血への癒着を起さず、保存中に凝
集、ケーキ化しない保存安定性の良好な実用的な圧力定
着トナーは得られていない。特に、加圧定着性の点でf
5通紙への定着性に問題が残されている。
このような圧力室7iJl])ナーに要求される各種特
性を、トナー粒子の複層化により満足させるべく 、 
lff1i賀樹脂の殻を設けたカプセル型のトナーも種
々提案されている。このような提案には、例えば、特公
昭54−8104号(米国特許第3,788゜H4+5
明細書)などに見られる様な軟質物質を芯とするカプセ
ルトナー、あるいは又、軟質樹脂溶液芯カプセルトナー
があるが、圧力定着能不足、オフセット現象等の未解決
の問題が多く、実用化されるに至っていない。さらに、
上述の如きカプセルI・ナーでは、殻拐の強瓜が充分で
ないため、現像材としての耐久性が乏しく、殻材の剥離
等による現像スリーブ、感光体、キャリア等の表面への
汚染や融着が生じやすい。また殻材の強度を満足させる
程に殻の膜厚を増大すれば、トナー゛の定着性が著しく
低下してしまう。
本発明の目的は、殻材の改良により、前述の如きき欠点
のない圧力定着性カプセルトナーを提供することにある
とりわけ、本発明の目的は、普通紙に対して、従来より
低圧で良好な定着性を示し、なお且つ多数枚複写を行な
っても、現像スリーブ、感光体およびキャリア等の表面
への汚染や融着が発生しない、耐久性に優れた圧力定着
性トナーを1に供することにある。
更に、木発1j1の他の目的は、1妾れた荷電11jl
 i^111]ならびに安定した荷電制御性を示す圧力
足7I性カプセルトナーを提供することにある。
更に、本発明の別の目的は、磁性微粒子を含有せしめ、
−成分系現像剤用のトナーとした場合にも、良好な圧力
定着性および現像性を示し、且つ静電的に転写可能な圧
力定着性カプセルトナーを提供するものである。
本発明者等の研究によれば、上述の目的の達成のために
は、カプセルトナーの外殻構成材料として、in 5i
tu重合法により合成されたビニル系単1’jj、体の
架橋重合体を用いることが極めて有効であることが見出
された。
本発明の圧力定着性カプセルトナーは、このような知見
に基づくものであり、より詳しくは、圧力疋青性成分を
含有する芯物質と、該芯物質の少なくとも一部を覆う外
殻とから構成されるカプセルトナーにおいて、外殻が、
in 5itu重合法によっC合成されたビニル系単量
体の架橋重合体を含fIJることを4、’rljkとす
るものである。
1シト、木発IJIを更に詳細に説明する。以下の記載
において、H7+比を表わす「%」および「部」は、1
15に断わらない限り料量基準とする。
本発明のカプセルトナーの芯物質は、基本的には、圧力
足Z性成づ)としての樹脂中に、着色剤ならひに必要に
応じ−C磁性粉を分散させて微粒化してなる。芯物質を
構成する樹脂としては、ポリエチレン、パラフィンワッ
クスが、特に好ましく用いられる。ポリエチレンとして
は、特に、140°Cにおける溶融粘度が600CPS
以下であるものが&fましい。いわゆる低分子量のポリ
エチレン、またはポリエチレンワックスとして知られ、
11合法または分解法で製造されるものである。市販さ
れているものとしては例えば、以下のものが挙げられる
ACポリエチレン #9 (アライド嘩ケミカル製) (0,94g/c+w3,350 CP’S)ハイワッ
クス 310F(三片石油化学製)(0,94g/cm
” 、 250 CI’S)ハイワックス 410F(
三片石油化学#A)(0,94870m3.550 C
I’5)tt 405 F (三片石油化学製)(0,
98870m3.550 CPS)tt 400 F 
(三片石油化学9A)((197870m3.550 
CP S)ハイワックス 200F (三片石油化学製
)(、o、a7g/cm3.70 CP S )ヘキス
トワックス PE130 (ヘキストAG製) (0,0!i p、7cm” 、 l 17 CP S
)ムのかある。
1表 パラフィンワ・ンクスおよびマイクロワ・ンクス
(目本石油製) 第2表 パラフィンワックス印木精蝋製)本うl IJ
Iにおいて1,1.前記のポリエチレンとパラフィンワ
ックスを適宜組み合わせて用いるのが良い。ムらろん必
要に応じて、前記ポリエチレン、パラフィンワックスの
それぞれの中で何種類かを組み合わせても良い。ポリエ
チレンとパラフィンワックスの配合比は、重量比で8/
2〜O/10、特に6/4〜1/9の範囲が好ましく用
いられる。
本発明のカプセルI・ナーの芯物質中に含有させる!、
′色剤としては公知の染顔料が使用できる。例えば各種
のカーボンブラック、アニリンブラック、ノフト−ルイ
エロー、モリブデンオレンジ、ローダミンレーキ、アリ
ザリンレーキ、メチルバイオレットレーキ、フタロシア
ニンブルー、ニグロシンメチレンブルー、ローズベンガ
ル、キノリンイエロー等が例としてあげられる。
本発明のカプセルトナーを磁性トナーとして用いる場合
には、芯物質中に磁性粉を含有せしめることができる。
磁性粉としては、鉄、コバルト、ニツウ゛ルあるいはマ
ンガン等の強磁性の元素及びこれらを含むマグネタイト
、フェライト笠の合金、化合物などの粉末が用いられる
。この磁性粉を・着色剤として兼用させてもよい。この
磁性粉の含イ1里は、芯物質中の全ての樹脂100部に
対して15〜70部の範囲が良い。
本発明のカプセルトナーの芯物質は、上記浴成分を1例
えば溶融混練し、微粉砕し、更に必要に応じて分級する
ことにより、平均粒径が5〜15にの微粒子として調製
される。
本発明のカプセルトナーは、」二記したような芯物質を
、好ましくは水性分散媒中における、1nsitu重合
法により、ビニル系単量体の架橋重合体を主要な成分と
する外殻で被覆することにより得られる。
ビニル系単量体としては、以下に示すようなものが、単
独であるいは2種以上組合せて用いられる。
スチレン、0−メチルスチレン、m−メチルスチレン、
p−メチルスチレン、p−メトキシスチレン、p−フェ
ニルスチレン、p−クロルスチレン、3,4−ジクロル
スチレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチ
レン、p−n−ブチルスチレン、p =tert−ブチ
ルスチレン、p−n−へキシルスチレン、p−n−オク
チルスチレン、p−Q−7ニルスチレン、p−n−デシ
ルスチレン、p−n−ドデシルスチレン、等のスチレン
およびそのM L9体からなるスチレン系モノマー;:
【ナレン、プロピ1/ン、ブチレン、イソブチレンなど
のエチレン不飽和上ノオレフイン類;塩化ビニル、塩化
ビニリデン、臭化ビニル、情死ビニルなどのハロゲン化
ビニル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ヘンゾエ
酸ビニルなどのビニルエステル類:メタクリル酸メチル
、メタクリル酸エチル、メタクリル酪プロピル、メタク
リル酸n−ソチル、メククリル酸イソブチル、メタクリ
ル酸II−オクチル、メタクリル酸ドデシル、メタクリ
ル酎−2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリル、
メタクリル酸エチル、などのα−メチレンflit 肪
族モノカルボン酸エステル類;α−クロルツククリル酸
メヂル、マレイン酸、マレイン酸エステル;アクリル酸
メチル、アクリル酸メチル、アクリル1%in−ブチル
、アクリル酸イソブチル、アクリル酸プロピル、アクリ
ル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸2
−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、アクリル酩
2−クロルエチル、アクリル酸フェニルなどのアクリル
酩エステル類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエ
ーテル、ビニルイソブチルエーテルなどのビニルエーテ
ル類:ビニルメチルヶトン、ビニルへキシルケトン、メ
チルイソプロペニルケトンなどのビニルケトン類;N−
ビニルピロール、N−ビニルカルバゾール、N−ビニル
インドール、N−ビニルピロリドンなどのN−ビニル化
合物;ビニルナフタリン類;アクリロニトリル、メタク
リレートリル、アクリルアミドなどのアクリル酸もしく
はメタクリル酸誘導体;ジメチルアミノエチルメタクリ
レート、ジメチルフェニルアクリレート、ジメチルアミ
ノプロピルアクリルアミド、ジエチルアミノエチルメタ
クリレ−I・などの第3アミノ基含有ビニル千ツマ−ナ
ト。
また架橋剤としては、例えば以下のようなものが用いら
れる。
すなわち、ジLニルベンゼン、ジビニルナフタレン、ジ
ビニルエーテル、ジビニルスルホン、ジエチレングリコ
ールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタ
クリレート、エチレングリコールジメタクリレート、ポ
リエチレングリコールジメタクリレ−1・、ジエチレン
グリコールジアクリレ−1・、トリエチレングリコール
ジアクリレ−1,1,3−ブナレンゲリコールジメタク
リレート、1.6ヘキサングリコールジメタクリレート
、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、ジプロピ
レングリコールジメタクリレート、ポリプロピレングリ
コールジメタクリレート、2,2”ビス(4−メククリ
ロキシジェトキシフェニル)プロパン、?、2゛ビス(
4−アクリロキシジJ−トキシフェニル)プロパン、ト
リメチロールプロパントリメタクリレート、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート、テトラメチロールメタ
ンテトラアクリレート、ジブロムネオペンチルグリコー
ルジメタクリレート、フタル酸ジアリル、?、6−ジア
クリルフェノール、ジアリルカルビノールなど、一般の
架橋剤を適宜用いることができる。
これら架橋剤は、使用量が過剰であると定着性が劣るこ
ととなる。また使用量が少ないとトナーとして必要な耐
ブロッキング性、耐久性などの性質が悪くなり、熱ロー
ル定着において、l−ナーの一部が紙に完全に固着しな
いでローラー表面に刺着し、次の紙に転移するというオ
フセット現象を防ぐことができにくくなる。したがって
、これら架橋剤は、ビニル系単量体と架橋剤の合jl’
 、rl¥に対して、0.01〜15%、特に0.02
〜13%の量で使用するのが良い。
重合開始剤としては、一般に熱あるいは光により分解し
てラジカルを発生する物質であり油溶性のものが好まし
く用いられる。具体的には、例えばアゾビスニトリル系
として、2.2′−アゾビスイソブチロニトリル、2,
2−7ゾビスプロピオニトリル、2.2′−7ゾビスバ
レロニトリル、2.2′−アゾビス(2,4−ジメチル
バレロニトリル)など;有機過酸化物系として、過酸化
ベンゾイル、核置換過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイ
ル、過酸化アセチル、キュメンハイドロパーオキリイド
など;アゾおよびジアゾ化合物系として、ジアゾアミ7
ベンぜン、アゾチオエーテルなど;スルフィン類として
、芳香族スルフィン酸類等がある。
また油溶性レドックス重合開始剤も用いられ、ヒドロペ
ルオキシド、過酸化ジアルキル、過酸化ジアシルなどの
醇化剤と、第三アミン、ナフテン酸塩、メルカプタン、
有機金属化合物[AI(C2115)3.ll(C2H
5)a、Zn(C2H5)2など]等の還元剤の各々の
中から組合せて使用される。
これら開始剤は、一般的には、ビニル系単量体と架橋剤
の合計量の約0.1〜lO%(より好ましくは0.5〜
5%)の量で十分である。
本発明の水性懸濁系における in 5itu重合に際
して粒子の凝集あるいは合一を避けるために、適当な分
散剤を使用することが好ましく、例えばポリビニルアル
コール、ゼラチン、メチルセルローズ、メチルハイドロ
キシプロピルセルローズ、エチルセルローズ、カルボキ
シメチルセルローズのナトリウム塩、ポリアクリル酸お
よびそれらの塩、デンプン、ガムアルキン酸塩、ゼイン
、カゼイン、リン酸三カルシウム、タルク、硫酸バリウ
ム、ベントナイト、水酸化アルミニウム、水耐化第2鉄
、水酸化チタン、水酸化トリウム、等を水性相に包含さ
せて使用できる。
これら分散剤は連続相中で安定化する早1、好ましくは
水性分散媒に対して約0.1〜io重量%の範囲内で用
いる。
又、前記無機分散剤の微細な分散のために 同様に水性
分散媒に対して0.1重11%以−トの範囲内で界面活
性剤を使用することもよい。これは上記分散安定化剤の
所期の作用を促進するためのものであり、その具体例と
しては、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、テト
ラデシルMt WeすI・リウム、ペンタデシル硫酸ナ
トリウム、オクチル硫酸ナトリウム、アリル−アルキル
−ポリエーテルスルホン酸すトリウム、オレイン酸ナト
リウム、ラウリン酸ナトリウム、カプリン酸ナトリウム
、カプリル酸ナトリウム、カプロン酸ナトリウム、ステ
アリン酸カリウム、オレイン酸カルシウム、3,3−ジ
スルホンジフェニル尿素−4,4−ジアゾ−ビス−アミ
ノ−8−ナフトール−6−スルホン酸ナトリウム、オル
ト−カルボキシベンゼン−アゾ−ジメチルアニリン、2
,2.5,5−テトラメチル−トリフェニルメタン−4
,4−シアツービス−β−ナフI・−ルージスルホン酸
ナトリウム、その他を挙げることができる。
本発明のカプセルトナーの外殻には上記した架橋Φ、合
体の外に、外殻の75%までの他の樹脂が含まれてもよ
い。このような他の樹脂としては、例えば、スチレン、
P−クロルスチレン、P−ジメチルアミツースJ−レン
などのスチレン及びその置換体;アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酩ブチル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタク
リル酸N、N−ジメチルアミノエチルエステルなどのア
クリル酸あるいはメタクリル酸のエステル:無水マレイ
ン酸するいは無水マレイン酸のハーフェステル、ハーフ
アミドあるいはジエステルイミド、ビニルピリジン、N
−ビニルイミダゾールなどの含窒素ビニル;ビニルホル
マール、ビニルブチラールなどのビニルアセタール;1
1!化ビニル、アクリロニトリル、酢酸ビニルなどのビ
ニルモノマー;塩化ビニリデン、フッ化ビニリデンなど
のビニリチンモノマー;エチレン、フロピレンナトのオ
レフィン類等のモノマーの単独または共重合体が用いら
れるほか、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリスル
ホネート、ポリアミド、ポリウレタン、ポリウレア、エ
ポキシ樹脂、ロジン、変成ロジン、テルペン樹脂、フェ
ノール樹脂、脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂、芳香族系
石油樹脂、メラミン樹脂、ポリフェニレン矛キサイドの
ようなポリエーテル樹脂あるいはチオエーテル樹脂、な
どの樹脂を単独で、又は混合して用いることができる。
これら他の樹脂をカプセルの外殻に含ませるためには、
上記架橋重合体を与える単量体混合物中に、これら樹脂
を溶解ないし分散させてから 1nsitu重合を行な
えばよい。
本発明のカプセルトナーを得るための in 5itu
重合71、は、次のようにして行なえばよい。すなわち
、ビニル系fj% 、1.1体、重合開始剤および必要
に応じて加える他の樹脂を均一に溶解または分散させて
得られた単I賃体系に芯物質を分散させるか、あるいは
芯物質表面を該単量体系で均一に濡らした後、必要に応
じて分散剤を含有する水相中に、避雷の撹拌機またはホ
モミキサー、ホモジナイザー等により分散させて重合を
行なえばよい。重合温度は、通常開始剤を使用した場合
で30〜100°C、レドックス系開始剤を使用した場
合では一1O= + 50 ’Cの範囲が採用される。
反応終了後。
生1ル、したカプセルI・ナー粒子を洗浄、濾過、デカ
ンテーション、遠・L)分離等の適当な方法を実施して
回収し、乾燥することにより、一般に、0.05〜0.
5#Lの厚さの外殻を有し、平均粒径が5〜18pLの
カプセルトナーが得られる。
かくして得られる本発明のカプセルトナーは、現像剤と
しての耐久性が優れ、キャリヤ、現像スリーブ、感光体
表面への融着を起さない等の優れた性質を有する。また
荷電制御性が良好で、^T明でカブリのない画像が得ら
れ、多数複写しても現像性能が安定し、長寿命を備えて
いる。さらに保存中に凝集したりケーキ化したすせず、
高い保存安定性を示す。なお、磁性微粒子を含有ゼしめ
て一成分系現像剤用の磁性トナーとした場合でも、現像
性、定着性に優れ、且つ静電的に転写がrx(能である
以下、本発明を、実施例により具体的に説明する。
上記各成分を150℃で溶m混合し、スプレードライヤ
ーで造粒後、乾式分級することにより粒径が9.1士4
 、5 Jl、であり、球形状の芯物質がtllられ、
これを−20℃に冷却した。
−・力、 き、品剪断力混合装置を備えた容器中で、−20°Cで
約5分間一様に混合し、得られた単量体の混合溶液と、
上記でf!Iられた冷却した芯物質1o。
gを、−20℃でJ、−合し、スラリーを得た。
また一方、2gのポリビニルアルコールを1fLの水に
上記ホモミキサーで分散し、−5℃に保つた。この系に
T、に、ホモミキサーの撹拌下で上記したスラリ′−を
投入し、これを約400 Orpm、30℃で約40分
間撹拌した。そののち、この反応混合系をパドル撹拌翼
で撹拌し、重合完結させた後、水洗、乾燥を経て、カプ
セル化粒子を得た。
次に、このカプセル粒子90gに対して、疎水性コロイ
ダルシリカ0.36g(ロ木シリカニ業製)を使用して
、外添混合し、現像剤を得た。この現像剤1gに対して
、鉄粉(200〜300メツシユ)9gを混合して、摩
擦帯電量を公知の1111定方法で測定したところ+1
7 、 Op、 c / gであった。
この現像剤を、磁性スリーブを有する現像機に適用し、
負の静電荷を有する潜像を現像した後、上質紙上に転写
した。トナー画像をイTする転写紙を両端から、圧接力
を加えられるようにした2木の加圧ローラーからなる圧
力定着機を通したどころ125 aml secの速度
、10Kg/cmの線圧力でほぼ完全な定着性を示した
。画像濃度は1.3であり、カブリのない鮮明且つ良好
な反転画像が形成された。さらに、現像機中で125 
mta/ secの速瓜で、8昨間の空回転の耐久試験
後、再び画出しを行なったが、画像濃度が、1.5であ
り1画質の変化が少なく、優れた耐久性が認められた。
この蒔の現像剤の摩擦帯電量は+18.3gc7gであ
り、スリーブ表面上の汚染及び融着も無くまた電子顕微
鏡でI・ナー表面を観察したが、壁の剥離も生じていな
かった。
比較例1 単1112体の混合溶!自として、架橋剤のポリエチレ
ングリコール#200ジメタクリレート3gを除いた以
外は、実施例1と同様にしてカプセル化及びコロイダル
シリカの外添処理をし、現像剤を得た。この現像剤の摩
擦帯電量は、+19.8pC、/gであった。この現像
剤を用いて、実施例1と回様な試験を行なったところ、
初期画像は、同様な定着性及び画性を有しており、画像
濃度は、1.2と良好であったが、8時間の空回転後の
画像は濃度が低下(0,6)しているとともに、かぶり
か発生した。現像剤の摩擦帯電量は+27.5p−c/
gに上昇しており、現像スリーブ」二では、細スジ状の
融着が生じていた。また、電子顕微鏡でこの現像剤の表
面を観察したところ、殻の’tqpnが一部認められた
ろ、粒径が10.2±4.67Lの芯物質が得られ、こ
れを−20℃に冷却した。
の各成分を用い、実施例1と同様にして、単量体の混合
溶液を調製し、1−8記で得られた冷却した芯物質lo
ngを、−20℃で混合し、スラリーを(1)た。
また一方、2gの親木性シリカを1文の水に上記ホモミ
キサーで91tjし、−5℃に保った。この系に、l記
スラリーを投入し、実施例1と同様にし−C1中合した
後5%水酸化ナトリウム水溶液で漆:f 1表面上の親
水+’lシリカを溶解除去し、水洗い乾燥してカプセル
Jit (を得た。
このカプセル粒7’ 90 gに対して、疎水性コロイ
ダルシリカ0.54gを外添混合したものを、200〜
300メツシユの鉄粉と重量比で、1/9に程合して現
像剤とし、負の静電荷を有する潜像を現像した後、1−
質紙上に転写し、実施例1の定−7+条件で)1:′着
したところ、定着性は良好で、画像濃1バはl 、 :
’、であり、かぶりのない鮮明な反転画像が形成されt
−0 次いで、常温、常湿下、A4紙、3000枚の連続1m
l久性試験を行なったと9ろ、現像スリーブ感光体及び
キャリア表面の汚染及び融着が全く無くカブリのない良
好な画像が変化なく常に得られた。
ルJlヱ 単h)体の混合溶液として、架橋剤のジビニルベンゼン
5gを除いた以外は、実施例2ど同様にしてカプセル化
、外添処理及びキャリア程合を行ない、現像剤を得た。
この現像剤を用いて、実施例2と同様な試験を行なった
ところ、初期画像は、定着性画像濃度及び画質とも良好
であったが、A4サイズの連続耐久試験では、約900
枚で現像スリーブ汚染及び感光体表面への融着が発生し
、画像濃度の低下、クリーニング不良による地肌汚れが
生じてしまい、耐久性に乏しいことが判明した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 圧力定着性成分を含有する芯物質と、該芯物質の少なく
    とも一部を覆う外殻とから構成されるカプセルトナーに
    おいて、外殻が、in 5itu 重合法によって合成
    されたビニル系Qj 、lj体の架4A iri合体を
    含有することを特徴とする圧力定着性カプセルI・ナー
JP58208303A 1983-11-08 1983-11-08 カプセルトナーの製造方法 Granted JPS60101547A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7662531B2 (en) * 2005-09-19 2010-02-16 Xerox Corporation Toner having bumpy surface morphology

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