JPS60100404A - 係合具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は永久磁石を使用した止具、就中係合具の簡便
な取付、構造の開示に係わるものである。

而して、この種の永久磁石を使用した係合具のＩＪ：、
Ｍ、殊にハンドバッグ等の基原に対する係止手段として
、通例脚片を有する座金等を別途用意し、これを磁石に
添着した強磁性板と共にこの永久磁石に一体的に組み付
け、更に他の係合孔を有する数行座金等を基原の他方の
板面に配置して、先の座金の脚片をこれに挿通の上。

折曲げ係止するようにしたものであって、使用部品が強
磁性板とは別に一対必要とされ、且つこの使用部品の構
造が複雑なものとされてそのプレス処理等に多くの手間
を要請されると共に組伺は手間も多く必要とされ結果的
に製造コストを比較的割高とされたものである。

又、座金脚片の挿通折り曲げによる１１−着態様に於い
ては外力の付加、殊に引張り力が加わった場合に止着雌
止具自体が離脱し易く、必ずしも確実な且つ安心できる
止具の止着手段とされ得ないもので、あった。

本発明は斯かる従前例に於ける永久磁石を使用した保合
具の係止構造の不都合に鑑み特に案出されたものであっ
て、組み付は部品点数が必要最少限度のものとされ、且
つこの組み付は部品の構成も簡素なものとされ、更に組
み付は手間も少ないこと等よりして、その製作コストが
割安なものとされると共に確実な止着が約束され、一旦
土着した後に於いては取付板等の裂損が生じない限り離
脱する危惧の全く存しないものとなし得たものである。

又、この取付板を活用して簡単に飾り釦等の取付けをも
可能とし、この種の特殊な装飾兼用止着の廉価な提供を
可能としたものである。

而して本発明は斯かる緒特性の適切且つ合口的々な奏効
を期すべくその構成の要旨を一方の磁極面ａより他方の
磁極面すに向けて孔（１）ａを有する永久磁石（１）に
於ける一方の磁極面ａに強磁性板（３）を設け、且つ他
方の磁極面すに吸着脱自在に強磁性板（２）を当接し、
該強磁性板（２）及び（３）の両方又は、いずれか一方
より突設した強磁性桿を前記孔（１）ａを介して該強磁
性桿相互、又は他方の強磁性板（２）又は（３）に吸着
脱自在に当接するようにした保合具に於いて、前記強磁
性板（３）における永久磁石（１）との止着面の背面に
細径の取付杆（８）を突設し、該取付杆（８）を前記保
合具の添設されるノλンドバッグ等の取付基原（７）に
挿通して、該挿通取付杆（９）の突出部に取付板（８）
を係着、一体とした点に置き、更に斯かる発明の要旨に
附随した相当の設計変更を予定したものである。

以下本発明の詳細を図面に示す典型的な一実施例につい
て説明するに（＋）は一方の磁極面ａより他方の磁極面
すに向けて係合用の孔（１）ａを開穿又は組付は作出せ
しめるようにした永久磁石であって、この磁石の一方磁
極面しに磁着脱自在に当接される係合雄具となる強磁性
板（２）を添装せしめるようになすと共に他方の磁極面
ａに該永久磁石（１）と一体になるように他の強磁性板
（３）を止着し、この強磁性板（２）並びに（３）を永
久磁石（１）に於ける先の孔（１）ａを介して磁着脱自
在に当接せしめるようにしたものであって、その当接の
一例として第１図乃至第２図に於ける如く強磁性板（３
）より孔（１）ａ方向に向けて磁着用の桿等を一切設け
ず係合雄具に於ける強磁性板（２）より突設した係合桿
（２）ａを永久磁石（１）の孔（１）ａを介して鎖板（
３）に到る長さ寸法とした場合と、第３図乃至第４図に
於ける如く板（３）より孔（１）ａ方向に向けて、鎖孔
（１）ａの周壁との間に相当のａｉ気の漏洩を防止する
に適した間隙（０を介装せしめるように当接用の強磁性
突起桿（３）ａを隆設し、且つ係合雄具たる強磁性板（
２）に永久磁石（１）の孔を介して、この突起桿（２）
ａの端面に到る長さ寸法の係合桿（２）ａを突設せしめ
るようにした場合と、更に第５図乃至第６図に於いそ例
示される如く板（３）に対して隆起付設される突起桿（
３）ａを永久磁石（１）に於ける孔（１）ａの他極端面
位置ないしはこれより稍々突出するものとし、係合雄具
となるべき板（２）の周縁を皿状に立設した係合縁鍔（
２）ｂとし雌具たる永久磁石（１）の周縁に係当せしめ
るようにした場合とが予定されたものである。

次いで永久磁石（１）に対する強磁性板（３）の止着の
手段には種々のものが予定されたものであるが、基本的
には鈑（３）に対する永久磁石（１）の直接的な接着に
よる固定（第１図、第２図、第４図、第５図、第６図）
と、永久磁石（１）の保護被覆に供される非磁性材料よ
りなるカバー（５）による止着（第３図、第７図）とが
予定され、後者に於けるカバー（５）は通例真鍮製の一
端を開口された器筒状のものとされ、その開口縁に係止
片（５）ａ〜（５）ａを突設して、該係止片（５）ａを
もって、板（３）を押え込むようになすと共に底面一部
を永久磁石（１）に於ける孔（１）ａに連通するもとし
て開口し、且つその開口縁を鎖孔（１）ａ方向に折り曲
げて係合縁鍔（５）ｂとしたものである。

か〜る構成よりなる雌止具を／＼ンドバッグ等の取付基
原（７）に対し止着する手段として、該基原（７）の他
方端面に取付板（８）を添装配設し、この取付板（８）
並びに雌止具に於ける先の強磁性板（３）とを杆（９）
をもって連結するようにしたものである。

而して、この連結の手段として使用される杆（９）は強
磁性板（３）より突設され杆（８）が板（３）における
永久磁石との止着面の背面に一体的に突設された場合、
即ち突起杆（９）とされた場合（第２図、第３図、第４
図、第６図、第７図）と、別体の所謂挿通杆（９）とさ
れた場合（第１図、第５図）とがあり、更に又、この杆
（８）と先の強磁性の突起桿（３）ａとの関係に於いて
該杆（９）とこの桿（３）ａとを板（３）と共に一体に
構成した場合（第３図、第６図）と、杆（８）を該桿（
３）ａと関係なく板（３）と一体とした場合（第４図）
と、桿（３）ａにも板（３）にも関係なく独立したもの
とした場合（第５図）等の語構成が存し、そのいずれに
於いても充分に所期の効果を奏し得たものである。

次いで又、杆（９）の態様としては、ノックピン状のも
の、段付きピン状のもの、螺子杆状のもの、テーパーの
段付きピン状のもの等種々のものが予定され、そのいず
れに於いても圧入止着杆としての効果を奏し得たもので
ある。

而して、先に於ける強磁性板（３）又は取付板（８）の
一方の、即ち杆（８）の刺通用係着に供される板（３）
又は（８）に、該杆（９）より稍々細径となる刺通孔（
３）ｂ、（８）ａを開穿し、この開穿された刺通孔（３
）ｂ、（８）ａより適宜切溝を割設けるようにして、こ
の切溝をもって画される板（８）の端面を弾性片として
刺挿された杆（８）にりｒ発係着、殊に該杆（８）に喰
い込むようにしたものである。しかして、この喰い付き
を良好にする意味より、切溝をもって画される部分を杆
（８）の刺挿する反対の方向に膨出せしめるようになす
ことも、これが実施上に於いて刺挿の容易性と喰いつき
の良好性を約束する意味に於いて特に考慮される意味を
有した得たものである。

本発明は以上に於ける特長ある構成、就中ツム版（７）
を介して板（３）　、　（８）を付設し、且つこの対設
された板（３）　、　（８）を杆（８）の刺通係着と云
った簡便な手法により確実に止着するようにしたことに
よって前記せる諸物件、殊に製作コストの低減１組み付
は手間の削減並びに確実な止着を期し、更に第７図に於
けるように取付板（９）を捲くように飾り釦（１０）を
予め設けるようにした場合に於いては、この飾り釦（ｌ
Ｏ）を即係着し得る特長を併せ有したものである。

又、取付杆は小径であるため取付桿を挿通するため取付
基版面へ開設する孔は小丸径のため従来の取付脚片を挿
通するためのスリットの如く脚片部に隙間を生じること
がない。

又、従来のものは取付用のスリットを誤って切設した場
合に切口が大きいためそのハンドバッグ等は不良品とな
るが、本発明の場合は取（＝１位置を誤っても問題とな
らない。

更に、取付桿を中央部に１ケ突設して取付ける場合には
取付具の向きの修正が容易となる特長がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の典型的な一実施例を示す断面図、第２
図ないし第７図は他の実施例を小す断面図、：ｉ’ｌ、
　８図は雄具の側面図（一部破截）である。 尚、図中（１）・・・永久磁石、（２）〜（３）・・・
強磁性板、（４）・・・間隙、（５）・・・カバー、（
６）・・・強磁性板、（７）・・・基板、（８）・・・
取イ・Ｊ鈑、（３）・・・＋１゜（１０）・・・飾り釦
を示したものである。 特許出願人 有限会社　タ　−　モ 代理人弁理士 桑　原　稔 第１図 第　３　図 ／ｎ ？　２図 第　４　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 一力の磁極面ａより他方の磁極面すに向けて孔（１）ａ
   を有する永久磁石（１）に於ける一方の磁極面ａに強磁
   性板（３）を設け、且つ他方の磁極面すに吸着脱自在に
   強磁性板（２）を当接し、該強磁性板（２）及び（３）
   の両方又は、いずれか一方より突設した強磁性桿を前記
   孔（１）ａを介して該強磁性桿相互、又は他方の強磁性
   板（２）又は（３）に吸着脱自在に当接するようにした
   係合具に於いて、前記強磁性板（３）における永久磁石
   （１）との止着面の背面に細径の取付杆（９）を突設し
   、該取付杆（８）を前記係合具の添設されるハンドバッ
   グ等の取付基原（７）に挿通して、該挿通取付杆（８）
   の突出部に取付板（８）を係着。 一体としたことを特徴とする係合具。