JPS599898B2 - シヤシンカンコウザイリヨウ - Google Patents

シヤシンカンコウザイリヨウ

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JPS599898B2
JPS599898B2 JP11526875A JP11526875A JPS599898B2 JP S599898 B2 JPS599898 B2 JP S599898B2 JP 11526875 A JP11526875 A JP 11526875A JP 11526875 A JP11526875 A JP 11526875A JP S599898 B2 JPS599898 B2 JP S599898B2
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dye
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荘輪 花井
拓志 宮廻
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/825Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by antireflection means or visible-light filtering means, e.g. antihalation
    • G03C1/835Macromolecular substances therefor, e.g. mordants

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は写真感光材料に関し、特に新規な媒染剤を含有
する写真感光材料に関する。
支持体及びハロゲン化銀乳剤層を有して成る写真感光材
料に於て、染料の転移を防ぐ為に媒染剤として各種の重
合体材料を使用することが知られている。
例えば、ハレーシヨン防止層、フィルター層及び拡散転
写法感材の受像層等に重合体媒染剤が使用されている。
染料媒染剤として提示された各種重合体のうちには3級
窒素原子を含む重合体及びそれをアルキル化剤で4級化
した重合体が知られている。
(例えば、米国特許第3709690号明細書参照)こ
の種の媒染剤を受像層に用いた場合、媒染剤が染料を保
持する能力が弱いと、染料が転移してしまい、得られた
画像の色濃度が低下し、貧弱な画像となる。入ハレーシ
ヨン防止層、フイルタ一層に用いた場合も、染料を保持
する能力が弱いと写真感度の低下等好ましくない結果を
もたらす。又、媒染剤の中には媒染層の膜物性を劣化さ
せるものがある。本発明の目的は、第1に染料を保持す
る能力の強い媒染剤を用いた感光材料を提供することに
ある。
第2に、伝達された染料画像を受容し、かつ強固に保持
する能力を有する重合体媒染剤を用いた写真感光材料を
提供することにある。
第3に、色濃度の高い染料画像を形成する写真感光材料
を提供することにある。
第4に、ハレーシヨン防止層、フイルタ一層に重合体媒
染剤を用いても写真感度の低下等の生じない写真感光材
料を提供することにある。
第5に、膜物性を劣化させることのない重合体媒染剤を
用いた写真感光材料を提供することにある。
本発明のかかる目的は、支持体及び少なくとも1層の下
記一般式で表わされるくり返し単位を有する重合体媒染
剤を含有する層を有してなる写真感光材料によつて達成
された。
式中、Yは−NH−、又は−0−を表わし、R1は炭素
数1〜12、好ましくは1〜4のアルキレン、置換アル
キレン、アリーレン(フエニレン、ナフチレン、ビフエ
ニレン)、置換アリーレン、キシリレン、−く夕P2−
(R4:H1 メチル、 エチル)、 −SO2−、一1−、炭素数1〜3のアルキレン基;B
:SO,M,.CO2M;M:H.Na.K)、(R,
:メチレン、エチレン)、又はY−R1−Yで 丁一を表わしてもよく、Yが−NH−を 表わす時は、R1はなくてもよい。
R2は炭素数1〜24の1級アミンの残基を表わし、例
えばアルキル、置換アルキル、アラルキル、シクロアル
キル、アルケニル、アリール、置換アリールを表わす。
置換基としては、0H,.N02、CNsSHlCOO
M,.SO3M(M:H..Na,.K)、NO2、ス
ルフアモイル、炭素数1〜12のアルコキシカルボニル
、アルキル、アルコキシ、アシル、アリール、アミノ、
アルキルアミノ、ヘテロ環などである。
R,はアルキル化剤の残基を表わすが、水素原子を表わ
してもよい。
アルキル化剤としては、エチルプロミド、ラウリルプロ
ミド、ベンジルクロリド、ドデシルベンジルクロリド、
p−トルエンスルホン酸メチル、ジエチル硫酸、エチレ
ンクロルヒドリン、クロル酢酸エチル等ハロゲン化物、
硫酸アルキル、スルホン酸アルカン、スルホン酸アレン
、ジアルキル硫酸などを挙げることが出来る。
文9は写真性に影響のない陰イオンを表わし、例えばハ
ロゲン化物(例えば臭化物、塩化物)、硫酸アルキル、
スルホン酸アルカン、芳香族スルホン酸(例えばベンゼ
ンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸)、ジアルキル
硫酸などの化合物を形成する1価の陰イオン性の基又は
原子を含む陰イオンである。
nは1又は2を表わす。本発明に用いる重合体媒染剤ぱ
下記一般式(1)で表わされるジビニル化合物と下記一
般式(2)で表わされる一級アミンから下記一般式(3
)で表わされる重合体を得て、さらに、一般式(3)で
表わされる重合体をアルキル化剤(RhX)で4級化す
ることによつて得られる(一般式(4))本発明に用い
られる重合体の合成に用いられるジビニル化合物には次
のようなものがある。
これらのジビニル化合物中、メチレンビスアクリルアミ
ド、エチレンビスアクリルアミド、キシリレンビスアク
リルアミド、フエニレンビスアクリルアミド、エチレン
グリコールジアクリレート、プロピレングリコールジア
クリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレートが
好ましく、とくにメチレンビスアクリルアミドが好まし
い。本発明に於るカチオン重合体の合成に用いられる一
級アミンとしては(1)メチルアミン、(2)エチルア
ミン、(3)n−プロピルアミン、(4)ブチルアミン
、(5)メトキシエチルアミン、(6)メトキシプロビ
ルアミン、(7)エトキシプロピルアミン、(8)N−
N−ジメチルアミノプロピルアミン、(9)N−N−ジ
エチルアミノグロピルアミン、(1IN−N−ジメチル
アミノエチルアミン、(自)N−N−ジエチルアミノエ
チルアミン、(代)N−(3−アミノプロピル)モルホ
リン、Q3N−(3−アミノプロピル)ピペリジン、Q
4)ベンジルアミン、(至)アニリン、(16)p−ア
ミノアセトフエノン、(ロ)エタノールアミン、(自)
プロパノールアミン、(l壕ブタノールアミン、(至)
シクロヘキシルアミン、(社)アミノフエノール、(2
邊β−アラニン、(ハ)アリルアミン、(財)メタリル
アミン、(25)p−アミノベンゼンスルホンアミド、
(1)アミノ安息香酸、(5)アミノ安息香酸エステル
、(支)アミノビフエニル、(支)フエネチルアミン、
(至)シアノエチルアミン、(有)アミノナフトール、
(ハ)メルカプトエチルアミン、(至)メトキシニトロ
アニリン、(至)ナフチルアミン、(至)ニトロアミノ
フエノール等があげられる。これらの中、メチルアミン
、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、ヘキ
シルアミン、エタノールアミン、ベンジルアミン、N−
(3−アミノプロピル)モルホリン、N−N−ジメチル
アミノプロピルアミン及びN−(3−アミノプロピル)
ピペリジンが好ましく、とくにメチルアミン、エチルア
ミン、ベンジルアミン及びN−N−ジメチルアミノプロ
ピルアミンが好ましい。
本発明に用いられるカチオン重合体はジビールモノマー
と一級アミンをかくはんするだけで得られる。反応温度
は20〜100℃の範囲で行われ、とくに40〜80℃
がよい。反応は溶媒を用いてもよいし、用いなくてもよ
い。溶媒をもちいて反応させるばあいは、水、アセトン
、テトラヒドロフラン、メタノール、エタノール、ホル
ムアミド、ジメチルホルムアミド、アセトアミド、エチ
レングリコール、アセトニトリル、ジオキサン及びそれ
らの混合溶媒が用いられる。これらの中とくによいのは
水及び他の溶媒と水との混合溶媒である。用いられる溶
媒の量はモノマー量の10倍以下がよく、とくに1〜2
倍量の溶媒を用いたさいに収率がよい。反応時間は1〜
50時間がよく、とくに8〜20時間がよい。
上記反応により得られたカチオン重合体は、水に溶解す
るばあいはアセトン、ヘキサン等の有機溶媒に再沈澱せ
しめる。
重合体が水に溶けないばあいは水に再沈澱せしめればよ
い。得られたカチオン重合体を、用途により四級アンモ
ニウム塩として使用するばあいは、上記の反応により得
られた重合体を、メトキシエタノール、エトキシエタノ
ール、アセトニトリル、エタノール、ジメチルホルムア
ミド、ホルムアミド、ジオキサン、とくにジメチルホル
ムアミド沖に分散せしめ、エチルプロミド、ラウリルプ
ロミド、ベンジルクロリド、ドデシルベンジルクロライ
ド、p−トルエンスルホン酸メチル、ジエチル硫酸、工
チレンクロルヒドリン、クロル酢酸エチル等のアルキル
化剤を加えて反応せしめる。
反応温度は20〜160℃、ときく60〜80℃がよい
。使用する溶媒の量はカチオン重合体に対し、1〜10
倍量、とくに2〜4倍量がよい。得られた四級アンモニ
ウム塩重合体は媒染力が向上する。本発明で得られる重
合体の分子量は500〜1000001とくに1000
〜30000の範囲にあるのが好ましい。分子量が小さ
すぎると重合体自体が拡散する恐れがあり、逆に大きす
ぎる北※と親水性コロイドとの相溶性が悪くなる。次に
本発明に用いる重合体媒染剤の合成例について記載する
。合成例 1 反応容器にジビニルモノマー0.1モル、〒級アミン0
.1モル及び溶媒を加え80℃で8時間かくはんした。
得られた生成物は乾燥した後、0.1N−塩酸を用い1
%の濃度、30℃で粘度数を測定した。第1表に、使用
したモノマー、溶媒、収率o及び粘度数をまとめて示す
。合成例 2 合成例1で得られた重合体、(3)、(5)、(8)、
(9)、A4、Qe.(自)及び(代)を各種のアルキ
ル化剤で8時間※ミ;応せしめてA.B.C.D,.E
,.F.G及びH)生成物を得た。
その結果を第2表に示し、構造;で表わした。本発明に
於て、重合体媒染剤は、単独で又性コロイドと組合せて
、米国特許第36289号、3736136号、383
9035号、3844785号、3725062号、3
698897号、3728113号、 3765886号、3734726号、 3813244号、3245789号、 3362819号、2988606号、 3227550号、3227552号、 3443943号、3751406号、 3443940号、3443939号、 3443941号、3537852号、 3537851号、3537870号、 3658524号、3719488号、 3719489号、英国特許第1309133号、84
0731号、904364号、1038331号、西独
特許公開第2317134号、2242762号、24
02900号、 2406653号及びPrOductLicensin
gIrxiexl92巻、109頁(1971)に記載
の拡散転写法カラー感光材料の受像層に用いることが出
来る。
受像層の厚さは3〜60μ、好ましくは5〜20μであ
る。
又、米国特許第3282699号、同 3425833号、同3425834号、同34441
38号、同3455693号、同3498787号明細
書等に記載されているような、ハレーシヨン防止層、フ
イルタ一層、及び中間層に用いることも出来る。
本発明に於て、媒染剤とともに用いられる親水性コロイ
ドとしては、例えば、ゼラチン、変性ゼラチン、アルブ
ミン、コロジオン、アラビアゴム、寒天、セルロース誘
導体(カルボキシセルロースのアルキルエステル、ヒド
ロキシエチルセルロース、カルボキシメチルヒドロキシ
エチルセルロース等)、合成樹脂(ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリ
ヒドロキシエチルアクリレート等)などがあり、その他
当業界で公知のものと併用して使用してもさしつかえな
い。
〜本発明に於て、重合
体媒染剤の便用量は媒染されるべき染料の量、重合体媒
染料、用いられる画像形成過程などに依存し、当業者が
容易に決めることが出来る。例えば、染料媒染層の全固
型分中の10〜 二100重量%、好ましくは20
〜70重量%の重合体媒染剤が用いられる。
本発明に於て重合体媒染剤は2種以上を一層または二層
以上に併用することができる。
本発明の重合体媒染剤は、他の媒染剤と混合して同〒層
内〉に、または同一要素の別個の層内に用いることもで
きる。重合体媒染剤が一層中に用いられているばあいで
も二層以上に用いられているばあいでも、媒染剤の総量
は5〜95mf!/Dmlであることが好まし 5い。
本発明に於て媒染される染料としてぱ、スルホン基、フ
エノール性ヒドロキシル基、カルボキシル基あるいはス
ルホンアミド基の如き酸性基を少くとも1つ有する染料
が好ましい。
5本発明の写真感光材料には媒染層の他
に、・・ロゲン化銀乳剤層、タイミング層(例えば、米
国特許第3362819号、同3455686号、同3
575701号明細書等に記載せるもの)、TiO2等
の白色顔料を含む光反射中間層(例えば、4米国特許第
3445228号明細書等に記載せるもの)、中間層、
アルカリ処理剤、及び支持体等を含有することが出来る
。ハロゲン化銀乳剤層に於けるハロゲン化銀及び添加剤
に関しては、プロタグトライセンシング・インデツクス
誌(PrOductLicensingIndex)9
2巻107〜109頁(1971)を参考にして調製す
ることが出来るし、米国特許第2592250号、同2
588982号、同3227552号、同200583
7号、同2541472号、同3367778号等に記
載のハロゲン化銀乳剤を用いることも出来る。
ハロゲン化銀乳剤層には、米国特許第3551406号
、同3563739号、同3597200号、同367
4478号、同2992106号、同3076808号
、同3077402号、同3131061号、同313
4765号、同3136605号、同3135734号
、同3142565号、同3183090号、同323
0086号、同3230083号、同3347672号
、同3245790号、同3230082号等に示され
ている色素現像薬、米国特許第3476563号、同3
644498号、同3419391号等に記載されてい
る拡散性色素放出力ブラ一、米国特許第3585028
号、同3443940号、同3698897号等に記載
の色素像形成剤を含有することが出来る。
支持体としては例えばバライタ紙、ポリエチレンなどの
樹脂をラミネートした紙、例えば二酢酸セルロース、三
酢酸セルロース、酢酸酪酸セルロースなどのようなセル
ロース有機酸エステルシート、例えば硝酸セルロースな
どのような無機酸エステルシート、例えばポリエチレン
テレフタレート、ポリビニルアセテートなどのようなポ
リビニルエステルシート、例えばポリビニルアセタール
などのようなポリピニルアセタール類のシート、例えば
ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポ
リスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリ
アルキレンシートなどを用いることができる。
以下、本発明の特徴である媒染剤の染料を保持する能力
(媒染力)について、類似の他の媒染剤と比較して具体
的に説明する。
比較実験としては、ハロゲ7化銀感光材料をシユミレー
トした系で行つた。実施例 本発明に用いる媒染剤の媒染力を、本発明には含まれな
いが、類似する染料媒染剤I(米国特許第379551
9号に記載のもの)を対照として比較した。
媒染力の比較としては、拮抗定数K (COmpetivecOnstantK:後に定義す
る)の測定で行つた。
K値を測定するために拮抗試験を行つた。
この試験は、第1図に示す構造物を作成することによつ
て行つた。この構造物においては、IM− KOH(P
Hl4)中にヒドロキシエチルセルロース40V/lを
含有する液体に黄色染料及びマゼンタ染料を溶解し、対
照媒染剤を含有する媒染層と被験媒染剤を含有する層と
の間に図面に示すようにサンドイツチにした。サンドイ
ツチの両面上で一定時間毎に行なう反射濃度測定法を採
用して、各媒染層に於ける染料の出現を検査した。
濃度の読みとりを24時間行つて、いずれの媒染剤の方
へより多く染料が拡散するか調べた。K値は被検媒染剤
の反射濃度を標準媒染剤の反射濃度で除すことによつて
決める。これにより標準又は対照の媒染剤に対する被験
媒染剤の媒染力の比が得られる。下記の第3表には、マ
ゼンタ染料(Km)および黄色染料(Kg)の双方に対
する本発明の媒染剤重合体の各種の拮抗定数を示’す。
マゼンタ染料 (C.I.遥18050,.AcidR
ed1)イエロー染料 第3表のK(y)及びK(m)値から、本発明による媒
染剤が公知の化合物に比べて驚く程すぐれた媒染力を有
することが理解されよう。
以下に実施例により本発明を説明する。
実施例 以下に示す組成から成る感光要素、処理要素、受像要素
を有する拡散転写法感材をつくり、媒染剤A−Hを評価
した。
〔感光要素〕
イエロ一色素放出化合物: 7Vと10重量%ポリ塩化ビニル・*シクロヘキサノン
溶液12.5yを、N − N −ジエチルラウリルア
ミド14CCとシクロヘキサノン30ccの混合溶液に
添加する。
さらに、酸化防止用として、2重量%NaHSO3水溶
液IOCCと乳化剤として、平均分子量約4000の次
の化合物:1fとゾルビタンモノラウリル酸エステル0
.4vを添加し、80℃付近で溶解する。
これを約80℃の10重量%ゼラチン水溶液100f(
乳化剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.5
Vを含む)に添加し、ミキサーで乳化分散し、その後、
約5℃に冷却した水80CCを加え、冷蔵庫中に冷却固
化して保存した。これをゼラチン下塗りを有する三酢酸
セルロース支持体上に、前記イエロ一色素放出化合物の
塗布量が約1.0×10−■ャc求■Cdとなるように
塗布した。さらに、その上に、内部潜像型沃臭化銀乳剤
(銀の含量0.59モル/Kg、ゼラチン含量47.5
V/Kg)100’tとかぶらし剤として、1重量%の
2−メチル− 3 −( 2 −ホルミルエチル)−ベ
ンゾチアゾリウムプロマイド水溶液2CCの混合物を銀
の塗布量がIV/dとなるように塗布した。また、さら
にその上に、ゼラチンを乾燥膜厚約1μとなるように塗
布した。ただし、塗布時に、硬膜剤として2−ヒドロキ
シ−4 ・6−ジクロル− s −トリアジン・ナトリ
ウム塩をゼラチン100tに対して、1f7の割合で添
加した。*ポリ塩化ビニルは、N − N −ジエチル
ラウリルアミドやシクロヘキサノンに溶解して、粘度を
高め、色素放出化合物が結晶化するのを有効に防止する
のに役立つ。
〔処理要素〕
次の混合溶液をN2ガス中で撹拌混合して処理要素とし
た。
〔受像要素〕
バライタ紙に媒染剤として、前記ポリマーA〜Hを2.
3重量%、ゼラチンを7重量%含有する水溶液を乾燥膜
厚が約6μとなるように塗布した。
硬膜剤として2−ヒドロキシ−4・6−ジクロル−s−
トリアジン・ナトリウム塩をゼラチンに対し0.008
重量%添加した。前記感光要素と前記受像要素を重ね、
前記処理要素をその間に1.8CC/100cdとなる
ように展開し、10分後・・クリして受像要素を水洗し
、付着した処理液を洗い落とし、乾燥した。
そのようにして受像要素上に転写したイエロ一色素像の
青色光反射濃度を測定した結果を次表に示す。第4表か
ら明らかな如く、本発明になる媒染剤(A−H)は著し
く高い反射濃度が得られ、驚異的に秀れた媒染剤である
ことが解る。以下本発明の実施の態様を列記する。
(1)特許請求範囲に於て、R2がベンジルであること
を特徴とする特許請求範囲に記載の写真感光材料。
(2)特許請求範囲に於て、R2がヒドロキシエチルで
あることを特徴とする特許請求範囲記載の写真感光材料
(3)特許請求範囲に於て、R2がN−N−ジメチルア
ミノプロピルであることを特徴とする特許請求範囲記載
の写真感光材料。
(4)特許請求範囲に於て、Y−R1−Yが−NHCH
2NH−であることを特徴とする特許請求範囲記載の写
真感光材料。
(5)特許請求範囲及び実施の態様(1)〜(4)に於
て写真感光材料とは、拡散転写カラー感光材料である。
(6)特許請求範囲及び実施の態様(1)〜(4)に於
て重合体媒染剤を含有する層とは、フイルタ一層、・・
レーシヨン防止層、中間層である。
【図面の簡単な説明】
図面は拮抗試験を行なうために作成した構造物の断面を
示すものであり、Iは液体及び染料、は二酸化チタン、
は本発明の被験媒染剤、7は対照媒染剤をそれぞれ含有
する層であり、この構造物を両矢印の方向から観察する

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 支持体及び少なくとも1層の下記一般式で表わされ
    るくり返し単位を有する重合体媒染剤を含有する層とを
    有してなる写真感光材料。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Yは−NH−又は−O−を表し、R_1は炭素数
    1〜12のアルキレン、置換アルキレン、アリーレン(
    フェニレン、ナフチレン、ピフエニレン)、置換アリー
    レン、キシリレン、▲数式、化学式、表等があります▼
    (R_4:H、メチル、エチル)、▲数式、化学式、表
    等があります▼ −CO−、炭素数1〜3のアルキレン基、B:SO_3
    M、CO_2M、M:H、Na、K)、▲数式、化学式
    、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります
    ▼(R_5:メチレン、エチレン)、又は−−Y−R_
    1−Y−が▲数式、化学式、表等があります▼を表わし
    てもよく、Yが−NH−を表わす時はR_1はなくして
    もよい。 R_2は炭素数1〜24の1級アミンの残基を表わし、
    例えばアルキル、置換アルキル、シクロアルキル、アラ
    ルキル、アルケニル、アリール、置換アリールを表わす
    。 R_3は水素原子又はアルキル化剤の残基を表わす。 X^■は写真性に害を及ぼさない陰イオンを表わす。 n=1又は2である。
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