JPS5995986A - 吸着性浄水剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は新規な吸着性浄水剤に関するものである。

この種の吸着性浄水剤の代表的なものは活性炭であるが
、活性炭は比較的早く吸着の飽和状態に達するととも番
で、とｆｌを再生するだめのコストも高く、かつ再生時
に相当量が損耗するという問題を持っている。

この発明は、このような活性炭に認めら几る問題にかん
がみてたしたもので、けい酸塩鉱物の粉末と、放射性鉱
物の粉末と、気孔形成剤との混合物（混線物）をうｕ成
した陶磁器質の多孔体からなる吸着性浄水剤をその要旨
としている。

この発明に係る吸着性７世水剤を形成するだめのけい酸
塩鉱物としては、一般に陶磁器の原材料として用いられ
ている長石、粘土類、絹雲母、陶石、ケイ石、石英など
を用いることができる。

また放射性鉱物としては、特にフェルグソン石が好適で
あるが、このほかモナズ石、苗木面、エナ石、カルノー
石なども用いることができる。

さらに気孔形成剤としては、アルコールなどの液体、炭
、おがくず、プラスチック（たとえばポリエチレン）祠
などの固体の粉本類を用いることができる。

この吸着性浄水剤を形成するけい酸塩鉱物の粉末、放射
性鉱物の粉末、気孔形成剤の混合は、なるべくは重量比
で、５０〜６０：２５〜３５＝１０〜２０で行う。もち
ろん必搬に応じてこｎ以外の比率で混合することも可能
である。

またと１１らの混合物の焼成は１．−１夕には、８００
〜１６００℃の間で行うことができる。

この発明に脈る吸着性浄水剤（７、活性炭の混合と同じ
ように、その微細な気孔によって、水中のＢＯＤ　１．
ｃｏＤ：色素などの汚濁成分や臭気成分類を吸着すると
いう形で水の浄化を行うが、ここで気孔に吸堝−さ７’
Ｌる汚濁成分や臭気成分は、この中に含−１＋オしてい
る放射性鉱物からＩＡ射さ九る放射線によって分解され
るので、この吸着性浄水剤の浄水化作用は長期にわたっ
て（実質上は半永久的に）維持ざ１する。またこの吸着
性浄水剤は１４１　ｍ器質であるため、耐久性が雷、く
、はとんど＋４耗するおそれがない。

次にこの発明に係る吸着性浄水剤の効果を、活性炭との
比較試跡・例から明らかにする。

〔比炊試峡例Ｉ〕

粘土５５重情％、フェルグソン石（粉末）３０屯用−％
、アルコール１５乗」け％の混純・吻を、角砂糖状の小
片の形で、９５０℃の温度で１胛成して形成した陶磁器
質の多孔体片を５００ｆ収納した第１のろ會水タンク（
容お５１）と、活性炭を５００ｇ収納した第２の浄水タ
ンク（容１：５１）に、そ几ぞｎ−日週期で塩素臭等の
臭気のある水を尋人排除する法作を、１力月［；４５反
復したところ、第１の浄水タンクからの１）日余水け１
力月間を通じて臭気が完全に除去さ几ていたのに対し、
第２の浄水タンクからの排除水は、８日月の分から臭気
が若干残り始め、背に２０日日目降の分は、新しく導入
する水との差が感じらｎなくなった。

〔比較試級例■〕

長石（粉末）’　５８　Ｍ　量％、フェルグソン石（粉
末）２８重量％、おがくず１６′ｊ３ｊ−知％の混練物
を、角砂糖状の小片の形で、１１５０　　℃の温度で焼
成して形成した陶磁器質の多孔体片を３００ｆ充填した
第１の浄水器と、３００９の活性炭を充填した第２の浄
水器を、取水量が多い台所の第１と第２の水道水の蛇口
に接続して１力月間試用したところ、第２の浄水器は６
日月から臭気の除去作用が減少し始め、１０日日目はそ
の臭気除去作用がほとんど認められなくなった。

こ：ｆｉＫ対して第１の浄水器は１力月目においても尚
初とほとんど向等の臭気除去作用を奏していた。

特許出願人　　煎　江　伸　玄 代理人　井上英朗

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）けい酸塩鉱物の粉末と、放射性鉱物の粉末と、気
   孔形成剤との混合物を焼成した陶磁器質の多孔体からな
   る吸着性浄水剤。
2. （２）　　混合物が、けい酸塩鉱物の粉末５０〜６０重
   量％、放射性鉱物の粉末２５〜６５重量％、気孔形成剤
   １０〜’ｉｏＭ量％からなる、特許請求の範囲第（１）
   項記載の吸着性浄水剤。