JPS61287412A - コーラルセラミック活性フィルターの製造方法 - Google Patents

コーラルセラミック活性フィルターの製造方法

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JPS61287412A
JPS61287412A JP60128247A JP12824785A JPS61287412A JP S61287412 A JPS61287412 A JP S61287412A JP 60128247 A JP60128247 A JP 60128247A JP 12824785 A JP12824785 A JP 12824785A JP S61287412 A JPS61287412 A JP S61287412A
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JP
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filter
coral
corallite
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diatomaceous earth
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Hirobumi Kamata
博文 鎌田
Takao Abe
隆男 阿部
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KAMATA BIO ENG KK
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KAMATA BIO ENG KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液体、ガス体等の流体を精密濾過し、該流体
の改質、活性化を行うめたのサンゴ化石(以下CRRと
いう)を主成分として焼結した多孔質のコーラルセラミ
ック活性フィルターに関するものである。
〔従来技術〕
従来、流体の改質を行うために、コーラル等を使用した
フィルターが知られている。このコーラル等を使用した
フィルターとしては、ただ粉粒軟の技サンゴを容器に充
填した状態で、該充填層内に流体を通過せしめることに
よって流体中の不純物の濾過、吸着等を行うものである
また、精密が過に適し、化学的、熱的に安定させたもの
として、技サンゴ粉末を800℃程度の温度で焼成し、
素焼フィルターとしたものも知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のコーラル使用の精密が適用フィル
ターは、再結晶(化石化)していない枝サンゴを使用す
るために不純物を多く含有し、また、800℃程度の低
い温度による焼成のために、未だセラミック化(焼結)
しておらず、脆くて欠けやすい欠点をもっている。さら
に、枝サンゴは、粉砕の容易さ等から、その結晶形の相
違に基づく化学反応性、溶解性等に関して問題があり、
たとえ焼成をしたとしても、吸着性、溶出性、耐圧性等
に関して問題があった。
本発明は、前記従来のコーラルフィルターの問題点を解
決し、精密tri過は勿論のこと、流体中の有機物、重
金属類を的確に除去し、また水道水に関しては水道水中
の残留塩素等も除去することができ、さらにミネラル分
も少量溶出することにより、特に好ましい質に改質、活
性化を行い得るフィルターを提供することを目的とする
ものである。
c問題点を解決するための手段〕 本発明は、CRRを主成分とし、これに固化促進剤及び
発泡剤を加えて混練したのち焼結したことを特徴とする
コーラルセラミック活性フィルターである。
〔作  用〕
本発明で使用するCRRは、CaCO3の含有量が97
〜99%を示し、再結晶を繰り返したものであるために
、CaCO3の形態としてはCa1cite +Ara
goniteの結晶形であり、結晶形では微品質方解石
の集合体であるために不純物も少ない。また、例えば、
同じ様にCaCO3含有量の多い石灰石は、再結晶作用
が進んで粗粒の結晶が発展しており、空隙が少ないが、
CRRでは再結晶の過程で化石の微細構造が一部消失し
ており、空隙部分が多く、極めて多孔質であり、吸着性
、可塑性、1癒結合性が大であるという特質を有し、代
表的なCRRの組成を示せば次表の通りである。
11、:灼熱減量   IS:塩酸不溶解分率発明では
、このようなCRRを焼結するものであるが、CRRは
CaCO3を十分に含んでいるが、これに同化促進剤を
加える。固化促進剤としては、けい藻土、けい酸白土、
けい石、水ガラス、砂等のけい酸質物質、ベントナイト
、ゼオライト等の粘土類、水酸化アルミニウム、酸化ア
ルミニウム等のアルミニウム化合物、又はこれらの物質
を含むものがあり、これらのうちけい藻土を用いるのが
有利であり、さらに製品の強度、耐熱性、耐酸性の向」
二のために酸化アルミニウムを加えるのが好ましい。
さらに、フィルターとしてのポーラス性を増すために焼
成ベントナイト粉末や微粉炭等の発泡剤を添加し、また
結合性をさらに高めるために、必要に応じて有機質糊等
の結合剤を少量加えることが望ましい。そして、これら
の混練物を、温度1100〜1300°Cにて焼結、成
形して多孔質のコーラルセラミックを得る。
この場合、CRR及びけい藻土をそれぞれ全体の30重
景%以上とし、酸化アルミニウムを全体の20重量%以
上にすることが好ましく、その成分割合の一例を示せば
次の通りであり、その時の焼結温度は1150℃とする
CRR30重量% けい藻土        30重量% 酸化アルミニウム    20重1% 有機質糊         1重量% このようにして焼結されたコーラルセラミックは、多孔
質であって精密が過に適し、流体中のバクテリアその他
の有機物、水銀、カドミウム、6価クロム、亜鉛等の重
金属、残留塩素等を的確に濾過吸着し、しかも再溶出し
ないことが実験的に確認され、またCa++の少量の溶
出によって水のミネラル化、pn調整等に役立ち、さら
に化学的、熱的にも安定であって機械的強度も大であっ
て、長期間の使用に耐えることができる。
また、長期間の使用によってその性能が劣化したときは
、表面をナイフ等で削り落として目詰まり部を取り除い
たり、約300〜400℃程度の温度(レンジ、ガスコ
ンロ温度)で焼けば、再生することができ、操り返し使
用することができる。
〔実施例〕
さらに、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する
と、前記例示した成分割合のCRRその他の成分を混練
し、1150℃にて焼結、成形して、厚さ約6〜101
1の壁を有する円筒形フィルター1を得た。この円筒形
フィルター1を、第2図示の如(、水道蛇口等(図示せ
ず)に連結される給水管2の先端に固定されたフィルタ
リング3と、これと螺合するキャップ4間に、円筒形フ
ィルター1の内部Aに給水される如く保持し、その中間
外周にノズル5を備えたノズルリング6を介在させた。
図中の7は、ノズルリング6とフィルタリング3及びキ
ャップ4間を密封する0リング、8は円筒形フィルター
1の両端部に付設された密封用バッキング、Bは円筒形
フィルター1の外部を示す。
しかして、給水管2を水道蛇口等に連結し、水道水を流
過させると、水道水は円筒形フィルター1の内部Aから
壁部を通過して外部Bに至る間に流体中の不要成分は決
過、吸着され、準安定した活性化状態となってノズル5
から流出する。すなわち、円筒形フィルター1によって
、水道水残留塩素は95%、臭気等も95%の除去効果
がみられ、ハタテリア等も除去されると同時にCRRの
働きによって抗菌作用効果もみられ、また(’;a++
の熔出によって水道水がミネラル化されたことも確認さ
れた。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明はCRRを主成分とし、これ
に固化促進剤及び発泡剤を加えて混練し、次いで焼結し
て得た多孔質のフィルターであって、このフィルターは
、懸濁した微粒子は勿論のこと、流体中の有機物、重金
属、残留塩素等を的確にが過、吸着し、しかも再溶出は
みられず、p)lの調整、水のミネラル化にも役立ち、
流体を改質、活性化することができ、さらに化学的、熱
的にも安定であって機械的強度が大であり、長期間の使
用に耐え、また再生も容易に可能である等、多くの極め
て有益なる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図(a)はコーラ
ルセラミック活性フィルターの縦断面図、第1図(b)
はその側面図、第2図はコーラルセラミック活性フィル
ターの使用状態を示す取付断面図である。 1・・・円筒形フィルター、2・・・給水管、3・・・
フィルタリング、4・・・キャップ、5・・・ノズル、
6・・・ノズルリング、7・・・0リング、8・・・バ
ッキング、A・・・内部、B・・・外部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、サンゴ化石を主成分とし、これに固化促進剤及び発
    泡剤を加えて混練したのち焼結したことを特徴とするコ
    ーラルセラミック活性フィルター。 2、前記固化促進剤がけい藻土と酸化アルミニウムであ
    る特許請求の範囲第1項記載のコーラルセラミック活性
    フィルター。 3、前記サンゴ化石とけい藻土をそれぞれ全体の30重
    量%以上、酸化アルミニウムを全体の20重量%以上に
    したものである特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    コーラルセラミック活性フィルター。 4、前記発泡剤が焼成ベントナイト粉末と微粉炭である
    特許請求の範囲第1項〜4項のいずれか一つの項記載の
    コーラルセラミック活性フィルター。
JP60128247A 1985-06-14 1985-06-14 コーラルセラミック活性フィルターの製造方法 Granted JPS61287412A (ja)

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