JPS599578Y2 - コンバインにおける排ワラ処理装置 - Google Patents

コンバインにおける排ワラ処理装置

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Publication number
JPS599578Y2
JPS599578Y2 JP1977151294U JP15129477U JPS599578Y2 JP S599578 Y2 JPS599578 Y2 JP S599578Y2 JP 1977151294 U JP1977151294 U JP 1977151294U JP 15129477 U JP15129477 U JP 15129477U JP S599578 Y2 JPS599578 Y2 JP S599578Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
straw
waste straw
cover
waste
shredding
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977151294U
Other languages
English (en)
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JPS5476273U (ja
Inventor
幹雄 一瀬
重雄 石飛
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、脱穀装置からの搬送排ワラを下方の細断機構
に導く細断案内姿勢と、細断機構の排ワラ受入口を覆っ
て搬送排ワラを後方に導く長ワラ放出案内姿勢とに切換
自在な排ワラ径路切換力バーを、排ワラ搬送装置の終端
近くで前記排ワラ受入口の排ワラ搬送方向下手側に揺動
自在に枢支してあるコンバインにおける排ワラ処理装置
の安全対策に関するものである。
作業者等に対する排ワラ処理装N(細断装置や排ワラ搬
送装置)の安全対策に関した従来技術として、例えば実
開昭50−97098号公報に示された安全カバーがあ
る。
この安全カバーは、排ワラ細断装置の上部や排ワラ搬送
装置の上部全体を覆うとともに、カバーが開放されたと
き、つまり、前記細断装置や搬送装置が外部に露出して
いるときにはコンバインのエンジンそのものを停止させ
て、排ワラ詰りの解除作業や内部の点検を行っている作
業者を、駆動状態で接触或いは巻き込まれることの危険
から回避させるものであり、その確実性が極めて高い点
で優れている。
しかしながらこの安全カバーの欠点として、前記細断機
構や搬送装置を大きく外部に露出可能にするため(保守
点検の容易性を考慮して)カバーそのものが大きく、開
閉操作等を行い難い問題があった。
本考案の目的は、排ワラ径路切換カバーの姿勢切換操作
によって、排ワラを細断処理する状態と、長ワラのまま
外部へ放出する状態とに選択できる前記排ワラ処理装置
に、開放によってエンジンを停止させる前記安全カバー
を設けるにあたり、前記大きな開放(露出)状態は確保
しながら、前記安全カバーの小形化を図らんとする点に
ある。
本考案の構或上の特徴は、揺動開放によってエンジン停
止装置を作動させる安全カバーを、前記排ワラ搬送装置
の終端近くで前記排ワラ径路切換カバーに対向させて脱
穀装置の上部に設け、この安全カバーの遊端側をその閉
じ姿勢において、前記細断案内姿勢にある排ワラ径路切
換えカバーの遊端側に対向近接させるとともに、その前
記遊端側の一部を排ワラ径路切換えカバーの外方に重ね
合せ、安全カバーと排ワラ径路切換えカバーとで長ワラ
放出用開口部を覆う観音開き状のカバーを構或してある
点にあり、次の効果を奏する。
本考案によれば、排ワラ細断装置や排ワラ搬送装置の保
守点検を行うには、前記安全カバーが外方手前側にある
関係上必らずごれを開放し、作業者に対して極めて高い
安全性を得られるのは勿論のこと、特に本考案は、前記
排ワラ径路切換カバーに着目し、この切換カバーと安全
カバーとで排ワラ処理装置に対する観音開き状のカバー
を構或しているので、エンジン停止による極めて高い安
全性を得られるものでありながら安全カバー自体は非常
に小形化できる点において優れた利点があり\その開放
(露出)状態も従来と何ら変るところのない大きなもの
を得ることができる。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
図は、クローラ走行装置1及び脱穀装置2等からなる本
機の前部に、植立茎稈を立姿勢に引起す装置3、引起し
茎稈の株元端を切断する刈取装置4、刈取茎稈を後部脱
穀装置2に向けて縦搬送する装置5等からなる刈取前処
理部が連結装備されたコンバインを示す。
前記脱穀装置2は、横一側部に架設されたフイードチェ
ーン6にて茎稈を扶持搬送しながら扱脱穀すべく構或さ
れるものであって、処理後の排ワラを排ワラチェーン7
にて後部排ワラ処理装置に導くように構或されている。
前記排ワラ処理装置は、ケース8内に装備される細断機
構9と前記ケース8の背部に配置される排ワラドロツパ
−10とを設けて構威されている。
前記、細断機構9は、軸心方向適当間隔おきに並置され
る高速回転刃9a・・・と、同様に軸心方向適当間隔お
きに並置される低速回転受刃9b・・・とを対向配置し
て構或されるものであって、後述の如く供給される排ワ
ラを両刃9a・・・ 9b・・・の共働作用により細断
処理すべく構或されている。
前記排ワラドロツパー10は、後述の如く供給される排
ワラを受止め具10 a上に順次集束するとともに、排
ワラが適当量集束されるその重みによって受止め具10
aを下方に揺動させて、集束ワラを順次放出すべく構
威されている。
又、前記排ワラチェーン7にて前記力ツタケース8内に
搬送されてくる排ワラは、次に述べる如く細断機構9と
排ワラドロツパー10とに択一的に供給されるべく構威
されている。
すなわち、前記ケース8の背壁部であって細断機構9よ
りも上方に相当する部分が開口されるとともに、この開
口部に、上方第1カバー11と下方第2カバー12とが
配備されており、且つ、前記第2カバー12が、下端側
を支点として前後に揺動自在に構或されている。
そして、前記第2カバー12を立姿勢にするに伴い、排
ワラチェーン7の終端から排出されるワラを下方細断機
構9に案内供給する状態が現出され、又、第2カバー1
2を前方側に揺動させて細断機構9の上部を覆う横倒れ
姿勢にするに伴い、排ワラを長ワラのままケース8外に
案内して前記ドロツパ−10に供給する状態が現出され
るべく構或されている。
又、前記第1カバー11は、後述するエンジン停止装置
24を作動させる安全カバーとして構或されているとと
もに、細断機構9や排ワラチェーン7の点検調節のため
に、上端側を支点にして後方へ揺動開放自在に構或され
ていて、立姿勢にある前記第2カバー12とで排ワラ処
理装置の長ワラ放出用開口部を覆う観音開き状のカバー
を構或している。
尚、前記第2カバー12は、第1カバー11の閉塞姿勢
時には、この第1カバー11にて接当規制されて後方側
への揺動が阻止されるものの第1カバー11の開放姿勢
時には、後方へも大きく揺動開放されるようになってい
る。
前記本機には、諸装置を駆動するディーゼルエンジン1
3が搭載されており、以下、このエンジン13の回転速
度を変更調節する操作構造について、第2図乃至第3図
に基づいて説明する。
すなわち、前記本機に設けた操縦ボックス14に、回動
操作されるアクセルレバー15が設けられ、このアクセ
ルレバー15の回転支軸16に、大径の第1部材17
aと小径の第2部材17bを対向面接させてなる円盤状
部材17が固着されている。
この円盤状部材17の外周部に、レリースワイヤ18の
一端が固着されるとともに、前記エンジン13のガバナ
ー(図示せず)の揺動操作アーム19と前記レリースワ
イヤ18の他端とが連結されている、前記アーム19が
スプリング20にて燃料供給停止側へ弾性付勢されると
ともに、前記アクセルレバー15を所要の操作位置で保
持する摩擦機構が設けられている。
この摩擦機構は、前記操縦ボックス14に固着されて前
記支軸16を回動自在に支承するケース21に、前記支
軸16の軸心方向にのみ移動自在に保合連結される円板
状第1摩擦板22 a、ノング状の第2摩擦板22 b
、前記支軸16に軸心方向にのみ移動自在に保合連結さ
れる第3摩擦板22 C及び第1、第2、第3摩擦板2
2 a, 22 b,22 Cを前記円盤状部材17側
へ弾性付勢するスプリング23等から構威されるもので
あって、摩擦作用により支軸16の回転に抵抗を付与す
べく構威されている。
そして、前記アクセルレバー15を回動操作するに伴い
、円盤状部材17の外周部へのワイヤ18の巻同量を変
更して前記操作アーム19を揺動操作すべく構威され、
レバー15をa位置に操作すればエンジン13か゛停止
され、レバー15をa位置からb位置側へ操作するほど
エンジン回転速度が増大されるように構威されている。
次に、エンジン自動停止機構について説明する。
すなわち、第4図に示す如く、前記ケース21にエンジ
ン停止装置としてソレノイド24が取付けられるととも
に、このソレノイド24と搭載バツテノ25との間に、
前記第1カバー11が閉姿勢にある時にのみ抑圧開或操
作される常閉型の電気スイッチ26及びタイマー装置2
7・が直列に介在されている。
そして、第1カバー11が開放されると前記ソレノイド
24に通電されて、ソレノイド24の励磁作用によって
前記第1摩擦板22 aが付勢力に抗して引張り移行さ
れて摩擦機構の保持力が解除され、アクセルレバー15
が付勢力によってエンジン停止位置aに操作されてエン
ジン13が停止されるべく構威され、且つ、タイマー装
置27の作用にてソレノイド24の作動がエンジン13
の停止が完了したであろう時点で自動的に停止されるべ
く構或されている。
尚、エンジン停止装置24としては種々のものが考えら
れるものであって、例えば実施例のようにテ゛イーゼル
エンジン搭載の場合、デコンプを操作してもよく、又、
ガソリンエンジンの様に点火装置を備えた型式のエンジ
ン搭載の場合、点火装置への通電を停止させるように構
或してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るコンバインにおける排ワラ処理装置
の実施例を示し、第1図はコンバインの側面図、第2図
は排ワラ処理装置の縦断側面図、第3図はアクセルレバ
ーとガバナー操作アームとの連動図、第′4図はアクセ
ルレバー装着部の縦断側面図、第5図は回路図である。 7・・・・・・排ワラ搬送装置、9・・・・・・細断機
構、11・・・・・・安全カバー、12・・・・・・切
換えカバー、24・・・・・・エンジン停止装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱穀装置2からの搬送排ワラを下方の細断機構9に導く
    細断案内姿勢と、細断機構9の排ワラ受入口を覆って搬
    送排ワラを後方に導く長ワラ放出案内姿勢とに切換自在
    な排ワラ径路切換カバー12を、排ワラ搬送装置7の終
    端近くで前記排ワラ受入口の排ワラ搬送方向下手側に揺
    動自在に枢支してあるコンバインにおける排ワラ処理装
    置において、揺動開放によってエンジン停止装置24を
    作動させる安全カバー11を、前記排ワラ搬送装置7の
    終端近くで前記排ワラ径路切換カバー12に対向させて
    脱穀装置2の上部に設け、この安全カバー11の遊端側
    をその閉じ姿勢において、前記細断案内姿勢にある排ワ
    ラ径路切換えカバー12の遊端側に対向近接させるとと
    もに、その前記遊端側の一部を排ワラ径路切換えカバー
    12の外方に重ね合せ、安全カバー11と排ワラ径路切
    換えカバー12とで長ワラ放出用開口部を覆う観音開き
    状のカバーを構威してあるコンバインにおける排ワラ処
    理装置。
JP1977151294U 1977-11-09 1977-11-09 コンバインにおける排ワラ処理装置 Expired JPS599578Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977151294U JPS599578Y2 (ja) 1977-11-09 1977-11-09 コンバインにおける排ワラ処理装置

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JP1977151294U JPS599578Y2 (ja) 1977-11-09 1977-11-09 コンバインにおける排ワラ処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS5476273U JPS5476273U (ja) 1979-05-30
JPS599578Y2 true JPS599578Y2 (ja) 1984-03-26

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ID=29136406

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JP1977151294U Expired JPS599578Y2 (ja) 1977-11-09 1977-11-09 コンバインにおける排ワラ処理装置

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5097098U (ja) * 1973-12-25 1975-08-13
JPS5362876U (ja) * 1976-10-30 1978-05-27
JPS5810425Y2 (ja) * 1976-12-14 1983-02-25 株式会社石井製作所 コンバインにおける排藁の切断,集稈切換装置

Also Published As

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JPS5476273U (ja) 1979-05-30

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