JPS5818671Y2 - コンバインにおける脱穀クラツチの牽制装置 - Google Patents

コンバインにおける脱穀クラツチの牽制装置

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Publication number
JPS5818671Y2
JPS5818671Y2 JP6260678U JP6260678U JPS5818671Y2 JP S5818671 Y2 JPS5818671 Y2 JP S5818671Y2 JP 6260678 U JP6260678 U JP 6260678U JP 6260678 U JP6260678 U JP 6260678U JP S5818671 Y2 JPS5818671 Y2 JP S5818671Y2
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JP
Japan
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straw
cutter
switching
threshing clutch
threshing
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Application number
JP6260678U
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JPS54164285U (ja
Inventor
藤川安行
Original Assignee
井関農機株式会社
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Publication date
Application filed by 井関農機株式会社 filed Critical 井関農機株式会社
Priority to JP6260678U priority Critical patent/JPS5818671Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、脱穀部の排稈放出口に、排藁カッタとドロッ
パとが切換自在に並設支架しであるコンバインにおいて
、排藁カッタまたはドロッパが、所定の作業を行なうよ
う準備されていない状態のときに、脱穀部から脱穀処理
ずみの殻稈たる排藁が送り出されることで生ずる、排藁
のつまりを防止することを目的とする、コンバインにむ
ける脱穀クラッチの牽制装置に関するものである。
図面につき実施例について具体的に説明すると、第1図
において、10はコンバイン10機体に装架せる通常の
自脱型の脱穀装置よりなる脱穀部で、20は上記脱穀部
10のフィートチエン11の終端部12から排出される
脱穀ずみの排藁を受入れて切截処理した径放出するよう
、脱穀部10の機体後方に4位してコンバイン1の機体
に装架セる公知の排藁カッタ、30は前記フィートチエ
ン11の終端部12から排出烙れる排藁を未切截のまま
集束して放出するよう前記排藁カッタ20の機枠21後
方に配位してコンバイン10機体に装架せる公知のドロ
ッパである。
しかして、上述の如くコンバイン10機体に装架される
排藁カッタ20及びドロッパ30に対する前記排藁の送
込みは、通常、脱穀部10の機体後部の上方部に、脱穀
部10のフィートチエン11の終端部から排出される排
藁を受継いで後方に搬出する排藁搬出装置40を、それ
の搬送方向が、第2図で示している如く、平面に釦いて
フィートチエン11の搬送方向に対し傾斜する姿勢に配
設すると共に、それの搬送方向の終端側である後端側が
、第1図に示している如く、脱穀部10の機体後面に装
架しである前述の排藁カッタ20の受入口22の上方を
跨いで、その排藁カッタ20の機枠21の後方に突出す
るように装架して、それの終端の放出口11を排藁カッ
タ20の機枠21後面に設けであるドロッパ30の上方
に臨マせておき、該排藁搬出装置40による搬送状態を
切換えることで、排藁カッタ20の受入口22に排藁を
送り込んだり、また、ドロッパ30の集束枠31の上面
に排藁を送給するようにしている。
そして、この排藁搬出装置40の搬送状態の切換えは、
該装置40の搬送チェノ42に対向さす搬送レール43
を、搬送チェノ42の上面側には全長に渉り長く設け、
下面側には始端側に短く設けてあ−いて、搬送チェノ4
2の回転方向を正逆に切換えることで行なう場合、即ち
、第1図で矢印イの如く上面側が搬送側となるように回
転宮せることで、搬送チェノ42の上面側をもってドロ
ッパ30に搬送する状態とし、第1図で矢印口の如く下
面側が搬送側となるように回転させることで、その搬送
チェノ42の下面側により排藁カッタ20の受入口22
に送込むように切換える場合があり、また、搬送チェノ
42の回転方向は前記矢印口方向にだけ回転させておい
て、搬送チェノ42の下面側に対向さす搬送レール43
を、それの前記排藁カッタ20の受入口22の上方に臨
む部分が、第1図で矢印ハの如く上下に回動する切換シ
ャッタaとなるようにして釦き、その切換シャッタaを
第1図で実線に示している如く上方に回動させて排藁搬
出装置40の排藁移送路の途中を閉鎖した状態と、第1
図で鎖線に示している如く排藁カッタ20の受入口22
の上面を連間するようになって、前記移送路を開いた状
態とに切換えることで、排藁を排藁カッタ20に送給す
る状態とドロッパ30に供給する状態とに切換えるよう
にしている。
ところで、このようになっているコンバイン1を作動さ
せる際、例えば、前記排藁搬出装置40の搬送チェノ4
2の回転力向が正逆に切換わることで、作業の切換えが
行なわれるタイプになっているものにあっては、その排
藁搬出装置40の回転方向が第1図で矢印口方向になっ
ていて排藁カッタ20が作動していない場合、また、排
藁カッタ20が作動していても、排藁搬出装置40のク
ラッチが中立位置にあって該排藁搬出装置40が作動し
て℃・ない場合に、脱穀部10が作動して排藁を排出し
てくると、その排藁が詰まる状態となり、また、排藁搬
出装置40はそれの搬送チェ7420回転方向が一定で
、該装置40の搬送レール43の途中に切換シャッタa
を設けて、そのシャッタaの切換えで作業の切換えが行
なわれるタイプのコンバインにあっては、その切換シャ
ッタaが移送路の途中を閉ざしていて、排藁カッタ20
か作動していない場合、あるいは、切換シャッタaが移
送路を開いて排藁をドロッパ30側に搬出する状態で、
排藁搬出装置40の終端部外方を開閉自在に囲う安全カ
バーbが、閉塞位置にある場合に、脱穀部10から排藁
が排出されてくると、その排藁が詰まる状態となるもの
である。
つまり、上述の如く、脱穀部10から排出される脱穀ず
みの排稈を、機体に装架並設した排藁カッタ20とドロ
ッパ10とを、交互に切換え作動さすようにすることで
、切截処理して放出せしめたり、未切截のまま集束して
放出せしめたりするようにしたコン/9ン1においては
、それら排藁カッタ20及びドロッパ30が正しく作動
する状態に準備されていないまま、脱穀部10から排藁
が送り出されてくると、その排藁が詰るようになる問題
があるものである。
そこで、本考案は、この問題の解決を目的に、脱穀部1
0に伝導する回転動力を断・接制御する脱穀クラッチの
操作杆Aに、それが接の位置に動くのを牽制する牽制部
材Bを、作用させ、その牽制部材Bを、前述の排藁カッ
タ20とドロッパ30とを交互に切換え作動せしめるた
めの、切換操作杆Cに対し、その切換操作杆Cが中立位
置Wにあるときに該部材Bが牽制位置に突出し、その切
換操作杆Cが所定の切換位置に位置することで該部材B
が牽制位置から退避するように連繋連動せしめておいて
、排藁カッタ20及びドロッパ30が、所定の切換作動
状態に準備されていないときには、脱穀クラッチの操作
杆Aが接の位置に動くのを牽制するようにしようという
ものである。
さらに具体的にいえば、第3図において、符号50に示
している如く牽制板51に長溝状に設けたガイド溝に沿
い、実線位置1と鎖線位置■との間を回動して、柄部に
係合しているシフターアーム52を動かし、脱穀部10
に伝導する回転動力を断・接せしめる脱穀クラッチの操
作杆Aに対し、その操作杆Aが脱穀クラッチを断・(切
)とする位置(実線位置I)から、接・(入)とする位
置(鎖線位置■)に回動するのを阻止するよう、前記ガ
イド溝50の途中を横切る牽制部材Bを、常態において
ガイド溝50を横切る牽制位置に突出するようバネ60
で付勢して、ガイド筒61により、ガイド溝50に対し
進退自在に設けて釦き、この牽制部材Bを、連繋ワイヤ
70により、排藁カッタ20及びドロッパ30を、それ
ら−1r9互に作動するよう切換える切換操作杆Cに連
繋し、該杆Cを操作することで、牽制部材Bがガイド溝
50に対し進退するようにするが、そのとき、該切換操
作杆Cの作動が、それを牽制板80に設けられているU
字形のガイド溝81に沿い作動させて、そのガイド溝8
1の一方の枝溝の先端位置Xに位置さすと、排藁カンメ
ス00Å力用のクラッチを入・切するアーム82が人の
位置に動いて、該排藁カッタ20を作動状態とすると共
に切換シヤツタaが、第1図で実線に示す如く排藁搬出
装置40の排藁移送路の途中を閉ざす位置に動き、また
、ガイド溝81の屈曲位置Wに切換操作杆Cを戻すこと
で、前記アーム82が排藁カッタ20の作動を切りとす
る位置に戻るとともに、前記切換シャッタaを第1図で
鎖線に示してL・る如く、前述の排藁移送路を開く位置
に復元回動し、また、ガイド溝81の他方の枝溝の先端
位置Yに切換操作杆Cを動かしていくと、排藁搬出装置
40の終端部外方を開閉自在に囲っている安全カバーb
を作動させるアーム83が動見・て、該カバーbが第1
図で鎖線に示している如く開放していくように設定され
ているとすると、該切換操作杆Cが中立位置であるガイ
ド溝81の屈曲位置Wに位置しているときに、牽制部材
Bが牽制位置に位置し、切換操作杆Cを何れかの枝溝の
各先端位置XYに動かすと牽制部材Bをバネ60の付勢
に抗して牽制位置から退避させるように連繋するのであ
る。
この連繋は、排藁搬出装置40の搬送チェノ42の回動
力向を正逆に切換えることで、排藁カッタ20とドロッ
パ30とに排藁を切換えて供給する場合も同様であり、
その場合は、切換操作杆Cを一方の枝溝の先端位置Xに
動かすと、それにより動くアーム82の作動で排藁カッ
タ20が作動すると同時に、排藁搬出装置40が正転(
第1図で矢印口方向)方向に、駆動回転し、ガイド溝8
1の屈曲位置Wに切換操作杆Cを位置さすと、排藁カッ
タ20及び排藁搬出装置40か作動を停止する各クラッ
チ切の状態となり、また、他方の枝溝の先端位置Yに動
かしていくと、排藁搬出装置40の搬送チェノ42が逆
転方向(矢印イ方向)に駆動回転するとともに、前述の
安全カバーbが開いていくように設定してムL・て、切
換操作杆Cが屈曲位置Wにあるときは、牽制部材Bが牽
制位置にあり、その屈曲位置Wから切換操作杆Cを伺れ
かの先端位置XYに動かしていくと、牽制部材Bが牽制
位置から退避するように連繋しておくのである。
次に作用効果について説明すると、本考案装置は、脱穀
部10に伝導する回転動力を断・接する脱穀クラッチの
操作杆Aに、それが接の位置に動くのを牽制する牽制部
材Bを作用させておき、その牽制部材Bを、排藁カッタ
20とドロツバ30とを交互に切換作動せしめるための
切換操作杆Cが中立位置Wから所定の切換位置XYに動
くことで牽制位置に突出し該切換操作1−1”cが中立
位置Wに戻ることで牽制位置から退避するよう、該切換
操作杆Cに対し連繋機構(連繋ワイヤ70)を介し連繋
せしめているのであるから、排藁カッタ20とドロッパ
30の何れかが所定の作業を行なう状態になっていない
ときには、脱穀部10の脱穀クラッチの操作杆Aが接の
位置に動かないので、この脱穀クラッチの操作杆Aの動
きにより、排藁カッタ20によるカッタ作業とドロッパ
30によるドロッパ作業との切換が所定の如く行なわれ
ているかどうかが、確認できることになって、排藁が途
中に詰る状態が生ずるのを確実に回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例装置の側断面概要図、第2図は
同上平面概要図、第3図は要部の一部破断した斜視図で
ある。 10・・・・・・脱穀部、11・・・・・・フィートチ
エン、20・・・・・・排藁カッタ、22・・・・・・
受入口、30・・・・・・ドロッパ、40・・・・・・
排藁搬出装置、42・・・・・・搬送チェノ、43・・
・・・・搬送レール、a・・・・・・切換シャッタ、b
・・・・・・安全カバー、A・・・・・・脱穀クラッチ
の操作杆、B・・・・・・牽制部材、C・・・・・・切
換操作杆、70・・・・・・連繋ワイヤー、W・・・・
・・中立位置、X、Y・・・・・・切換作用位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンバインの脱穀部10に伝導する回転動力を断・接す
    る脱穀クラッチの操作杆Aに、それが接の位置に動くの
    を牽制する牽制部材Bを作用させ、その牽制部材Bを、
    コンバイン1の機体に装架せる排藁カッタ20ドロツパ
    30とを交互に切換作動せしめるための切換操作杆Cが
    中立位置Wから切換作用位置XYに動くことで牽制位置
    に突出し該杆Cが中立位置Wに戻ることで牽制位置から
    退避するよう、該切換操作杆Cに対し連繋機構70を介
    し連繋せしめたことを特長とするコンバインにおける脱
    穀クラッチの牽制装置。
JP6260678U 1978-05-10 1978-05-10 コンバインにおける脱穀クラツチの牽制装置 Expired JPS5818671Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6260678U JPS5818671Y2 (ja) 1978-05-10 1978-05-10 コンバインにおける脱穀クラツチの牽制装置

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JP6260678U JPS5818671Y2 (ja) 1978-05-10 1978-05-10 コンバインにおける脱穀クラツチの牽制装置

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Publication Number Publication Date
JPS54164285U JPS54164285U (ja) 1979-11-17
JPS5818671Y2 true JPS5818671Y2 (ja) 1983-04-15

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JP6260678U Expired JPS5818671Y2 (ja) 1978-05-10 1978-05-10 コンバインにおける脱穀クラツチの牽制装置

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JP (1) JPS5818671Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021185778A (ja) * 2020-05-27 2021-12-13 井関農機株式会社 コンバイン
JP2021185779A (ja) * 2020-05-27 2021-12-13 井関農機株式会社 コンバイン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021185778A (ja) * 2020-05-27 2021-12-13 井関農機株式会社 コンバイン
JP2021185779A (ja) * 2020-05-27 2021-12-13 井関農機株式会社 コンバイン

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JPS54164285U (ja) 1979-11-17

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