JPS599560B2 - ニトロソニヨウソユウドウタイ ノ セイゾウホウ - Google Patents
ニトロソニヨウソユウドウタイ ノ セイゾウホウInfo
- Publication number
- JPS599560B2 JPS599560B2 JP757674A JP757674A JPS599560B2 JP S599560 B2 JPS599560 B2 JP S599560B2 JP 757674 A JP757674 A JP 757674A JP 757674 A JP757674 A JP 757674A JP S599560 B2 JPS599560 B2 JP S599560B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methyl
- solution
- dissolved
- compound
- crystals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Saccharide Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なニトロソ尿素誘導体の製造法に関する。
さらに詳細に述べれば、本発明は次の一般式/ (■)
A−NHC−N \ (但しAはマンノピラノシル基又はメチル 2・6−ジ
デオキシグルコピラノシド残基を表わす)で表わされる
尿素化合物にアルカリ金属亜硝酸塩を作用させることを
特徴とする一般式(1No / (I) A−NHC−N \ (但しAは上記と同じ意味を有する)で表わされる新規
なニトロソ尿素誘導体の製造法に関する。
A−NHC−N \ (但しAはマンノピラノシル基又はメチル 2・6−ジ
デオキシグルコピラノシド残基を表わす)で表わされる
尿素化合物にアルカリ金属亜硝酸塩を作用させることを
特徴とする一般式(1No / (I) A−NHC−N \ (但しAは上記と同じ意味を有する)で表わされる新規
なニトロソ尿素誘導体の製造法に関する。
従来から抗腫瘍作用、抗白血病作用を有する薬剤戊数多
く知られているが、いずれもそれのもつ作用効果、副作
用の点で問題があり、十分に満足できる薬剤はまだ知ら
れていない。本発明は、ニトロソ尿素誘導体が抗腫瘍作
用、特に抗白血病作用を示すことに着眼して研究を進J
めた結果完成されたものであり、本発明の方法で合成
された新規なニトロソ尿素化合物(I)は強力な薬理活
性を示すと同時に毒性が低い特長を有する。
く知られているが、いずれもそれのもつ作用効果、副作
用の点で問題があり、十分に満足できる薬剤はまだ知ら
れていない。本発明は、ニトロソ尿素誘導体が抗腫瘍作
用、特に抗白血病作用を示すことに着眼して研究を進J
めた結果完成されたものであり、本発明の方法で合成
された新規なニトロソ尿素化合物(I)は強力な薬理活
性を示すと同時に毒性が低い特長を有する。
次に本発明によつて得られる新規ニトロソ尿素5 化合
物(I)の抗白血病作用を示すデーターを比較薬剤ダウ
ノマイシンのそれと併せて掲げる。
物(I)の抗白血病作用を示すデーターを比較薬剤ダウ
ノマイシンのそれと併せて掲げる。
実験方法供試薬剤:1−(β−D−マンノピラノシル)
−3−メチル−3−ニトロン尿素(供試化合物1)、メ
チル 2・6−ジデオキシ−2−(N′−メチル−N′
−ニトロソウレイド)一β−D−グルコピラノシド(供
試化合物2)及びダウノマイシン(比較供試化合物3)
供試動物:BDFlマウス(約7週令、体重22±2r
11群オス2匹)供試腫瘍:ロイケミアLl2lO(L
eukemiaLl2lO)細胞1.2X106/0.
05W11/マウス、Ip(腹腔内)移植。
−3−メチル−3−ニトロン尿素(供試化合物1)、メ
チル 2・6−ジデオキシ−2−(N′−メチル−N′
−ニトロソウレイド)一β−D−グルコピラノシド(供
試化合物2)及びダウノマイシン(比較供試化合物3)
供試動物:BDFlマウス(約7週令、体重22±2r
11群オス2匹)供試腫瘍:ロイケミアLl2lO(L
eukemiaLl2lO)細胞1.2X106/0.
05W11/マウス、Ip(腹腔内)移植。
方法:供試化合物(1)及び(3)は生理食塩液に溶解
し、供試化合物(2)は0.5%CMC溶液に懸濁して
各群濃度の溶液もしくは懸濁液を調製し、これらの液を
細胞移植24時間後より腹腔内に0.1mV回/日で5
日間連続投与し、平均生存日数、延命率などから効果判
定を行なつた。
し、供試化合物(2)は0.5%CMC溶液に懸濁して
各群濃度の溶液もしくは懸濁液を調製し、これらの液を
細胞移植24時間後より腹腔内に0.1mV回/日で5
日間連続投与し、平均生存日数、延命率などから効果判
定を行なつた。
結果:マウスの生存日数、延命率を次表に示す。
以上の結果から本発明によつて得られる新規ニトロソ尿
素化合物(1)、(2)は現在臨床で使用されているダ
ウノマイシンより延命効果が高いことが認められ、抗臼
血病剤としての作用が十分期待される。
素化合物(1)、(2)は現在臨床で使用されているダ
ウノマイシンより延命効果が高いことが認められ、抗臼
血病剤としての作用が十分期待される。
本発明の方法において原料として使用される尿素誘導体
()それ自体も新規化合物であつて、例えば次の方法で
有利に調製できる。
()それ自体も新規化合物であつて、例えば次の方法で
有利に調製できる。
(イ) 1−(β−D−マンノピラノシル)−3−メチ
ル尿素の一調製法は次のごとくである。
ル尿素の一調製法は次のごとくである。
P.A.Leveneらの方法(J.BiOl.Che
m.λ刈、89(1931))に従つて調製した次式で
表わされるベンダー0−アセチル−α−D−マンノピラ
ノース.〔式中Acはアセチル基を示す〕を出発物質と
し、これを臭化水素で処理し、次いでアセトニトリル中
、アジ化ナトリウムで処理してからラネーニツケルの存
在下に水素気流中で還元して次式〔式中AClは上記の
意味を表わす〕のテトラ−O−アセチル−β−D−マン
ノピラノシルアミンに導き、これを酢酸エチル中、1.
5モル当量のイソシアン酸メチルで処理して86%の収
率で次式〔式中Acは上記の意味を表わす〕の1−(テ
トラ−0−アセチル−β−D−マンノピラノシル)3−
メチル尿素とし、これをメタノール性アンモニアで脱ア
セチル化して88%の収率で次式の所期の原料化合物、
1−(β−D−マンノピラノシル)−3−メチル尿素を
得る。
m.λ刈、89(1931))に従つて調製した次式で
表わされるベンダー0−アセチル−α−D−マンノピラ
ノース.〔式中Acはアセチル基を示す〕を出発物質と
し、これを臭化水素で処理し、次いでアセトニトリル中
、アジ化ナトリウムで処理してからラネーニツケルの存
在下に水素気流中で還元して次式〔式中AClは上記の
意味を表わす〕のテトラ−O−アセチル−β−D−マン
ノピラノシルアミンに導き、これを酢酸エチル中、1.
5モル当量のイソシアン酸メチルで処理して86%の収
率で次式〔式中Acは上記の意味を表わす〕の1−(テ
トラ−0−アセチル−β−D−マンノピラノシル)3−
メチル尿素とし、これをメタノール性アンモニアで脱ア
セチル化して88%の収率で次式の所期の原料化合物、
1−(β−D−マンノピラノシル)−3−メチル尿素を
得る。
(ロ) メチル 2・6−ジデオキシ−2−(N′−メ
チルウレイド)−β−D−グルコピラノシドの一調製法
は次のごとくである。
チルウレイド)−β−D−グルコピラノシドの一調製法
は次のごとくである。
A.Neubergらの方法(J.Chem.SOc.
、1937、122)に従つて次式のメチル N−ベン
ジルオキシカルボニル−β−D−グルコサミニドを製造
し、これをピリジン中、塩化トシル又は塩化メシルを用
いて一級水酸基を選択的にスルホニル化して次式〔式中
Tsはトシル基、Msはメシル基を示す]の化合物とし
、これをアセトン中、沃化ナトリウムを添加し、加熱還
流して67%の収率で次式のメチルN−ベンジルオキシ
カルボニル−6−デオキシ−6−ヨード−β−D−グル
コサミニドに導き、これをラネーニツケルの存在下水素
気流中で還元した後、メタノール中、イソシアン酸メチ
ルと反応させると、72%の収率で次式の所期の原料化
合物、メチル 2・6−デオキシー2−(N2−メチル
ウレイド)一β−D−グルコピラノシドが得られる。
、1937、122)に従つて次式のメチル N−ベン
ジルオキシカルボニル−β−D−グルコサミニドを製造
し、これをピリジン中、塩化トシル又は塩化メシルを用
いて一級水酸基を選択的にスルホニル化して次式〔式中
Tsはトシル基、Msはメシル基を示す]の化合物とし
、これをアセトン中、沃化ナトリウムを添加し、加熱還
流して67%の収率で次式のメチルN−ベンジルオキシ
カルボニル−6−デオキシ−6−ヨード−β−D−グル
コサミニドに導き、これをラネーニツケルの存在下水素
気流中で還元した後、メタノール中、イソシアン酸メチ
ルと反応させると、72%の収率で次式の所期の原料化
合物、メチル 2・6−デオキシー2−(N2−メチル
ウレイド)一β−D−グルコピラノシドが得られる。
本発明の方法を実施するに当つて、使用されるアルカリ
金属亜硝酸塩は、亜硝酸ナトリウム、亜硝酸カリウムな
どが適当である。
金属亜硝酸塩は、亜硝酸ナトリウム、亜硝酸カリウムな
どが適当である。
反応は−10〜30℃の温度で行われ、反応は、酸性(
PHl〜3)で行うのが好ましい。反応時間は1〜12
時間が適当である。反応終了後必要に応じて陽イオン交
換樹脂を使用して金属イオンを除去し、減圧濃縮、乾燥
を行つた後に適当な有機溶媒を使用して再結晶を行い純
品を得る。かくして得られた―般式(1)で示されるニ
トロソ尿素化合物は、いずれも文献未収載の新規化合物
であつて、上記したごとく強力な抗白血病作用を有する
ものである。
PHl〜3)で行うのが好ましい。反応時間は1〜12
時間が適当である。反応終了後必要に応じて陽イオン交
換樹脂を使用して金属イオンを除去し、減圧濃縮、乾燥
を行つた後に適当な有機溶媒を使用して再結晶を行い純
品を得る。かくして得られた―般式(1)で示されるニ
トロソ尿素化合物は、いずれも文献未収載の新規化合物
であつて、上記したごとく強力な抗白血病作用を有する
ものである。
次に本発明を実施例によつてさらに具体的に説明する。
また原料化合物の製造を参考例として示す。実施例 1
200W9の1−(β−D−マンノピラノシル)一3−
メチル尿素を氷酢酸(1.5m1)と水(3.5m0の
混合液に溶解し、99〜の亜硝酸ナトリウムを加え室温
で3時間攪拌しながら反応させた。
メチル尿素を氷酢酸(1.5m1)と水(3.5m0の
混合液に溶解し、99〜の亜硝酸ナトリウムを加え室温
で3時間攪拌しながら反応させた。
反応液はアンバーライトIR−120(H+)で処理し
、ナトリウムイオンを除去したのち、減圧下30℃以下
の温度で溶媒を留去し、結晶を析出させた。結晶をn−
プロパノールで洗滌後P過して180〜の1−(β−D
−マンノビラノシル)−3−メチル−3−ニトロソ尿素
を得た。収率78%、Mp.lO3℃(分解)。〔司−
12.6.(CO.99、H,O)C8Hl,N3O,
に対する元素分析値 計算値:Cl36.23;Hl5.7O;N,l5.8
4% 実施例 2 124ηのメチル 2・6−ジデオキシ−2一(N′−
メチルウレイド)−β−D−グルコピラノシドを酢酸(
0.5d)と水(2.5110の混合液に溶解し、55
TVの亜硝酸ナトリウムを攪拌しながら加えた。
、ナトリウムイオンを除去したのち、減圧下30℃以下
の温度で溶媒を留去し、結晶を析出させた。結晶をn−
プロパノールで洗滌後P過して180〜の1−(β−D
−マンノビラノシル)−3−メチル−3−ニトロソ尿素
を得た。収率78%、Mp.lO3℃(分解)。〔司−
12.6.(CO.99、H,O)C8Hl,N3O,
に対する元素分析値 計算値:Cl36.23;Hl5.7O;N,l5.8
4% 実施例 2 124ηのメチル 2・6−ジデオキシ−2一(N′−
メチルウレイド)−β−D−グルコピラノシドを酢酸(
0.5d)と水(2.5110の混合液に溶解し、55
TVの亜硝酸ナトリウムを攪拌しながら加えた。
反応液は、一夜冷蔵庫に放置し結晶を析出させたのちP
過して結晶を集め、エタノールで洗滌すると80ηの目
的物、すなわちメチル 2・6−ジデオキシ−2−(N
′−メチル−N5−ニトロソウレイド)一β−D−グル
コビラノシドを得た。母液をアンバーライトIR−12
0(H+)で処理し、減圧下に溶媒を留去してエタノー
ルから結晶化するとさらに45〜の目的物を得た。収量
125W9、収率90%、(4)−14ら(CO.52
、水)C9H,7N,O6に対する元素分析値 計算値:Cl4l.O6;Hl6.5l;Nll5.9
6% 実験値:”Cl4l.O3;H,6.42:Nll6.
OO%参考例 1 本例は実施例1で用いた原料化合物の製造例である。
過して結晶を集め、エタノールで洗滌すると80ηの目
的物、すなわちメチル 2・6−ジデオキシ−2−(N
′−メチル−N5−ニトロソウレイド)一β−D−グル
コビラノシドを得た。母液をアンバーライトIR−12
0(H+)で処理し、減圧下に溶媒を留去してエタノー
ルから結晶化するとさらに45〜の目的物を得た。収量
125W9、収率90%、(4)−14ら(CO.52
、水)C9H,7N,O6に対する元素分析値 計算値:Cl4l.O6;Hl6.5l;Nll5.9
6% 実験値:”Cl4l.O3;H,6.42:Nll6.
OO%参考例 1 本例は実施例1で用いた原料化合物の製造例である。
2・3・4・5・6−ベンダー0−アセチル−α−D−
マンノピラノース(3.37y)を40%臭化水素酢酸
溶液(14m0に溶解し、室温に3時間放置して臭素化
した。
マンノピラノース(3.37y)を40%臭化水素酢酸
溶液(14m0に溶解し、室温に3時間放置して臭素化
した。
反応液を氷水に注下したのち、クロロホルム(207n
1ずつ)で3回抽出を行つた。抽出液を合わせ、冷水(
20d)で1回、冷した重炭酸ナトリウム溶液(20d
ずつ)で3回、さらに冷水(20m1ずつ)で3回洗浄
したのち、クロロホルム層を分離し、無水硫酸ナトリウ
ムで脱水した。クロロホルム溶液を減圧濃縮して、2・
3・4・6−テトラ−0−アセチル−α−D−マンノピ
ラノシル ブロマイドを淡黄色のシロツプとして得た(
4.9?)。これを無水アセトニトリル(100m0に
溶解し、アジ化ナトリウム(6.1f7)をこの溶液に
加え、攪拌しながら16時間加熱還流した。
1ずつ)で3回抽出を行つた。抽出液を合わせ、冷水(
20d)で1回、冷した重炭酸ナトリウム溶液(20d
ずつ)で3回、さらに冷水(20m1ずつ)で3回洗浄
したのち、クロロホルム層を分離し、無水硫酸ナトリウ
ムで脱水した。クロロホルム溶液を減圧濃縮して、2・
3・4・6−テトラ−0−アセチル−α−D−マンノピ
ラノシル ブロマイドを淡黄色のシロツプとして得た(
4.9?)。これを無水アセトニトリル(100m0に
溶解し、アジ化ナトリウム(6.1f7)をこの溶液に
加え、攪拌しながら16時間加熱還流した。
反応液を室温まで放冷したのち、P過して不溶物を除去
した。沢液を活性炭で処理して脱色したのち、減圧濃縮
して、2・3・4・6−テトラ−0−アセチル一β−D
−マンノピラノシルアジドを淡黄色のシロツプとして得
た(2.53?)。これをさらに精製することなく、酢
酸エチル(32m1)に溶解し、この溶液にラネーニツ
ケルT−4(2m1)を加え、3.4kg/Cdの水素
気流中で、2.5時間振とうして還元した。
した。沢液を活性炭で処理して脱色したのち、減圧濃縮
して、2・3・4・6−テトラ−0−アセチル一β−D
−マンノピラノシルアジドを淡黄色のシロツプとして得
た(2.53?)。これをさらに精製することなく、酢
酸エチル(32m1)に溶解し、この溶液にラネーニツ
ケルT−4(2m1)を加え、3.4kg/Cdの水素
気流中で、2.5時間振とうして還元した。
触媒をP過して除き、P液を活性炭で処理したのち、減
圧濃縮すると結晶が析出した。この結晶をエタノールか
ら再結晶して、Mpl6O−161℃、(ロ)智一18
結(Cl.l、クロロホルム)を示す2・3・4・6−
テトラ−0−アセチル−β−D−マンノピラノシルアミ
ンの結晶1.35ク(45%)を得た。かく得られた2
・3・4・6−テトラ−0−アセチル−β−D−マンノ
ピラノシルアミン(1.027)を酢酸エチル(30m
1)に溶解し、この溶液にイソシアン酸メチル(0.2
3m1:1.5モル当量)を加え、一夜室温に放置した
。
圧濃縮すると結晶が析出した。この結晶をエタノールか
ら再結晶して、Mpl6O−161℃、(ロ)智一18
結(Cl.l、クロロホルム)を示す2・3・4・6−
テトラ−0−アセチル−β−D−マンノピラノシルアミ
ンの結晶1.35ク(45%)を得た。かく得られた2
・3・4・6−テトラ−0−アセチル−β−D−マンノ
ピラノシルアミン(1.027)を酢酸エチル(30m
1)に溶解し、この溶液にイソシアン酸メチル(0.2
3m1:1.5モル当量)を加え、一夜室温に放置した
。
反応液を減圧濃縮し、残渣として得られた結晶をエタノ
ールから再結晶して、Mp2lO−211℃、(4)旨
−24当(CO.5、クロロホルム)を示す1−(2・
3・4・6−テトラ−0−アセチル−β−D−マンノピ
ラノシル)−3−メチル尿素の結晶1.027(86%
)を得た。この化合物(900η)をO℃でアンモニア
を飽和したメタノール(50m1)に溶解し、室温に5
時間放置して脱アセチル化した。
ールから再結晶して、Mp2lO−211℃、(4)旨
−24当(CO.5、クロロホルム)を示す1−(2・
3・4・6−テトラ−0−アセチル−β−D−マンノピ
ラノシル)−3−メチル尿素の結晶1.027(86%
)を得た。この化合物(900η)をO℃でアンモニア
を飽和したメタノール(50m1)に溶解し、室温に5
時間放置して脱アセチル化した。
反応液を減圧濃縮し、残渣として得られた結晶を、n−
プロビルアルコールから再結晶して、Mpl2O−12
2℃、C〕π−27し(Cl.O5、メタノール)を示
す1−(β−D−マンノピラノシル)−3−メチル尿素
の結晶463ワ(88%)を得た。参考例 2本例は実
施例2で用いた原料化合物の製造例である。
プロビルアルコールから再結晶して、Mpl2O−12
2℃、C〕π−27し(Cl.O5、メタノール)を示
す1−(β−D−マンノピラノシル)−3−メチル尿素
の結晶463ワ(88%)を得た。参考例 2本例は実
施例2で用いた原料化合物の製造例である。
メチルN−ベンジルオキシカルボニル−β−D−グルコ
サミニド(9.97)を無水ピリジン(85m1)に溶
解し、−15℃に冷却しながら、この溶液に、塩化p−
トルエンスルホニル(7?)を無水ピリジン(25m1
)に溶かした溶液を、30分間かけてゆつくりと滴下し
たのち、冷所に保存した。
サミニド(9.97)を無水ピリジン(85m1)に溶
解し、−15℃に冷却しながら、この溶液に、塩化p−
トルエンスルホニル(7?)を無水ピリジン(25m1
)に溶かした溶液を、30分間かけてゆつくりと滴下し
たのち、冷所に保存した。
1日後と2日後に、塩化p−トルエンスルホニル(2.
5?ずつ)を、それぞれ無水ピリジン(101rL1)
に溶解して反応液に加え、さらに攪拌を続けた。
5?ずつ)を、それぞれ無水ピリジン(101rL1)
に溶解して反応液に加え、さらに攪拌を続けた。
5日後、反応液を減圧濃縮し、残渣として得られた淡黄
色シロツプを、クロロホルム(200T!Ll)に溶解
し、10%硫酸水素ナトリウム(70TILI)で3回
洗つて、ピリジンを除くと、結晶が析出した。
色シロツプを、クロロホルム(200T!Ll)に溶解
し、10%硫酸水素ナトリウム(70TILI)で3回
洗つて、ピリジンを除くと、結晶が析出した。
この結晶をP過して集め、水で洗つて、Mpl67−1
68℃(分解を伴う)、(ロ)W−136(Cl.O、
メタノーノリを示すメチル,N−ベンジルオキシカルボ
ニル−6−0−トシル一β−D−グルコサミニドの結晶
10.5?(72%)を得た。この化合物(6.02y
)を無水アセトン(150m1)に加温して溶解し、こ
の溶液に沃化ナトリウム(2.247:1.2モル当量
)を加えて24時間加熱還流した。
68℃(分解を伴う)、(ロ)W−136(Cl.O、
メタノーノリを示すメチル,N−ベンジルオキシカルボ
ニル−6−0−トシル一β−D−グルコサミニドの結晶
10.5?(72%)を得た。この化合物(6.02y
)を無水アセトン(150m1)に加温して溶解し、こ
の溶液に沃化ナトリウム(2.247:1.2モル当量
)を加えて24時間加熱還流した。
反応液を室温まで放冷したのち、析出したp−トルエン
スルホ図陵ナトリウムの結晶をP過して除き、P液を減
圧濃縮して、残渣として黄色のシロツブを得た。このシ
ロツプをエタノールから再結晶して、Mpl94−19
5℃、0許−1「0(Cl.O、アセトン)を示すメチ
ルN−ベンジルオキシカルボニル−6−デオキシ−6−
ヨード−β−D−グルコサミニドの結晶3.67y(6
7%)を得た。この化合物(700ワ)を、95%エタ
ノール(60m1)に溶解し、5%パラジウム炭素(3
00〜)をこの溶液に加えて、3.4kg/Cdの水素
気流中で、12時間振とうして還元した。
スルホ図陵ナトリウムの結晶をP過して除き、P液を減
圧濃縮して、残渣として黄色のシロツブを得た。このシ
ロツプをエタノールから再結晶して、Mpl94−19
5℃、0許−1「0(Cl.O、アセトン)を示すメチ
ルN−ベンジルオキシカルボニル−6−デオキシ−6−
ヨード−β−D−グルコサミニドの結晶3.67y(6
7%)を得た。この化合物(700ワ)を、95%エタ
ノール(60m1)に溶解し、5%パラジウム炭素(3
00〜)をこの溶液に加えて、3.4kg/Cdの水素
気流中で、12時間振とうして還元した。
反応液をP過して触媒を除き、P液にラネーニツケルT
−4(1.5110とアンバーライトIR−45(0H
−型)3m1を加え、再び3.4kg/Clllの水素
気流中で、さらに12時間振とうして還元した。反応液
をP過して、触媒とイオン交換樹脂を除去し、P液を活
性炭で処理したのち、減圧濃縮して、残渣として、メチ
ル 6−デオキシ−β−D−グルコサミニドの粗結晶(
275TI9)を得た。これをメタノール(6m1)に
溶解し、イソシアン酸メチル(0.12WL1)をこの
溶液に加えて、一夜冷蔵庫に保存した。
−4(1.5110とアンバーライトIR−45(0H
−型)3m1を加え、再び3.4kg/Clllの水素
気流中で、さらに12時間振とうして還元した。反応液
をP過して、触媒とイオン交換樹脂を除去し、P液を活
性炭で処理したのち、減圧濃縮して、残渣として、メチ
ル 6−デオキシ−β−D−グルコサミニドの粗結晶(
275TI9)を得た。これをメタノール(6m1)に
溶解し、イソシアン酸メチル(0.12WL1)をこの
溶液に加えて、一夜冷蔵庫に保存した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II)(但しAはマ
ンノピラノシル基又はメチル2・6−ジデオキシグルコ
ピラノシド残基を表わす)で表わされる尿素化合物にア
ルカリ金属亜硝酸塩を作用させることを特徴とする一般
式▲数式、化学式、表等があります▼( I )(但しA
は上記と同じ意味を有する)で表わされる新規なニトロ
ン尿素誘導体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP757674A JPS599560B2 (ja) | 1974-01-17 | 1974-01-17 | ニトロソニヨウソユウドウタイ ノ セイゾウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP757674A JPS599560B2 (ja) | 1974-01-17 | 1974-01-17 | ニトロソニヨウソユウドウタイ ノ セイゾウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50101326A JPS50101326A (ja) | 1975-08-11 |
JPS599560B2 true JPS599560B2 (ja) | 1984-03-03 |
Family
ID=11669623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP757674A Expired JPS599560B2 (ja) | 1974-01-17 | 1974-01-17 | ニトロソニヨウソユウドウタイ ノ セイゾウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS599560B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130258U (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-24 | 株式会社明電舎 | 圧接形半導体装置 |
JPS6130257U (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-24 | 株式会社明電舎 | 圧接形半導体装置 |
JPH0328519Y2 (ja) * | 1984-07-27 | 1991-06-19 |
-
1974
- 1974-01-17 JP JP757674A patent/JPS599560B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130258U (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-24 | 株式会社明電舎 | 圧接形半導体装置 |
JPS6130257U (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-24 | 株式会社明電舎 | 圧接形半導体装置 |
JPH0328519Y2 (ja) * | 1984-07-27 | 1991-06-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50101326A (ja) | 1975-08-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5862152A (ja) | N−〔4−(3−アミノプロピル)アミノブチル〕−2−(ω−グアニジノ脂肪酸アミド)−2−ヒドロキシエタンアミドおよびその誘導体ならびにその製造法 | |
JPS6129359B2 (ja) | ||
JPH024235B2 (ja) | ||
JPS599560B2 (ja) | ニトロソニヨウソユウドウタイ ノ セイゾウホウ | |
JPH0532399B2 (ja) | ||
EP1284984B1 (fr) | Derives de l'uridine comme antibiotiques | |
US4275192A (en) | Bis(4-demethoxydaunorubicin)dihydrazone derivatives and pharmacologically acceptable salts thereof | |
JPS62145097A (ja) | 新規アンスラサイクリン誘導体,抗腫瘍剤,及び製造法 | |
JPS6058997A (ja) | 4’−ハロ−アントラサイクリングリコシド類 | |
JPS606958B2 (ja) | 抗生物質の精製法 | |
JPS63250394A (ja) | 3−アシルアミノ−3−デオキシアロ−ス誘導体 | |
US4251515A (en) | Novel nitrosourea derivatives | |
US3041345A (en) | Process of preparation of isonicotinyl hydrazones and hydrazides | |
JPS6210930B2 (ja) | ||
JP3076883B2 (ja) | 新規なテトラフェニルポルフィン配糖体 | |
JP2575372B2 (ja) | 制ガン剤 | |
JPH06199749A (ja) | N−メチルデアセチルコルヒセインアミド誘導体 | |
PT79158B (fr) | Derives de nitrosourees leur procede de preparation et compositions pharmaceutiques les contenant | |
JPS636080B2 (ja) | ||
JPH0631303B2 (ja) | 新規な6位置換アルドヘキソピラノ−ス誘導体 | |
JPS5943480B2 (ja) | 有機ゲルマニウム化合物 | |
JPH01254694A (ja) | 5−エピネチルミシン及びその製造法 | |
JPS5919555B2 (ja) | ニトロソ尿素透導体及びその製法 | |
JPS6318590B2 (ja) | ||
JPS59219300A (ja) | シヨ糖ニトロソ尿素誘導体 |