JPS5993927A - 自動車用燃料消費表示信号装置 - Google Patents

自動車用燃料消費表示信号装置

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JPS5993927A
JPS5993927A JP58190037A JP19003783A JPS5993927A JP S5993927 A JPS5993927 A JP S5993927A JP 58190037 A JP58190037 A JP 58190037A JP 19003783 A JP19003783 A JP 19003783A JP S5993927 A JPS5993927 A JP S5993927A
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F9/00Measuring volume flow relative to another variable, e.g. of liquid fuel for an engine
    • G01F9/02Measuring volume flow relative to another variable, e.g. of liquid fuel for an engine wherein the other variable is the speed of a vehicle
    • G01F9/023Measuring volume flow relative to another variable, e.g. of liquid fuel for an engine wherein the other variable is the speed of a vehicle with electric, electro-mechanic or electronic means

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は内燃機関によシ駆動される自動車のために燃料
消費の表示を提供するようになっている信号装置に関す
る。
〈背景技術〉 自動車の燃料消費を低減するために、この消費の瞬間値
を例えば100−というようなあらかじめ定められた走
行距離当シの消費燃料でリッター表示したシ、または消
費の瞬間値が該当する消費値の範囲(「低」、「中」、
「高」)の表示を提供することによシ、燃料を節約すべ
く運転を改善するのに役立つ情報をニーず−に与える信
号装置の設置が提案されている。
この種の計器や装置には様々なタイプのものがあって、
それらを利用しようとするニーず−に役立つ情報を提供
するようになっている。
幾つかの非常に複雑な装置は監視する物理的パラメータ
(吸気マニホルP内の低圧、供給管内での燃料の流量等
)を示す電気信号を与える複数のセンサに接続された適
当なプログラムをされたマイクロプロセッサを用いる。
これらの電気信号をマイクロプロセッサが適当に処理し
て燃料消費およびその他の事柄を示す信号にょシ視宛的
な表示装置を提供する。
これらの公知の装置は、例えば1時間当シの燃料消費、
特殊な燃料消費(リッター/100キロメータ、リッタ
ー/キロメータ、等)、またはあらかじめ定められた速
度による特定の行程に必要な燃料の量など、運転改善の
目的に役立つ様々な値やパラメータを処理し、かつそれ
らの振幅を視覚的に表示することを可能にする有益な特
性を有する。
他方、これらの装置は非常に複雑かつ高価であQlまた
その上相当な数のセンサを用いる必要がある。
しかしながらマイクロプロセッサ システムの使用は非
常に正確な表示を得ることを可能にする。
しかし、このような正確さは燃料消費の表示という特殊
の場合には全く尚を得ない。
この消費の表示を提供するために他のずっと簡単な装置
が提案されておシ、それらはエンジンの吸気マニホルド
内に配置された圧力計を用い、目盛りに沿うかまたはグ
ラフ原点に対して移動可能なポインタを制御するもので
ある。このタイプの装置は非常に簡単であシかつ比較上
よシ安価である。
その装置は吸気マニホルr内の圧力が低下するに伴って
消費の増大を表示し、スロットルバルブが全開すると消
費最大値に達したことが表示される。このような装置に
よシ提供される表示は加速ペダルが機能する限シにおい
て特定の歯車比に関してのみ定性的に正しい。ニーず−
に提供される表示は他の歯車比が選択された場合には誤
差が大きくなる可能性がある。このタイプの装置では、
経済性が増すに伴って提供される表示が劣悪化し、時に
は容認しがたいまでになる。
本発明の目的は限定された数のと9わけ非常に安価なセ
ンサと非常に簡単な電子回路とを用い、従ってマイクロ
プロセッサを含む装置よりコストが低く、一方それと共
にニーず−に提供される表示に対し満足のいく正確度を
保証する、自動車の燃料消費表示のだめの信号装置を提
供することである。
実施例 本発明によれはこの目的は以下の諸装置、即ち自動車の
エンジンの回転数を示す電気信号を与える第1のセンサ
装置、自動車の速度を示す電気信号を与える第2のセン
サ装置、第1のセンサit装置に接続されてエンジンの
回転数に比例する振幅を有する第1の情報信号を提供す
るようになっている第1の処理回路、第2のセンサ装置
に接続され、最も遅い走行条件のもとて燃料消費が最小
値より小さい場合には自動車の速度に正比例し、また自
動車の速度がこのあらかじめ定められた値よシ大きい場
合にはゼロとなる振幅を有する第2の情報信号を与える
ようになっている第2の処理回路、第1と第2の処理回
路に接続され、第1のあらかじめ定められた各々の重み
係数によって取られた第1と第2の情報信号の和に対応
し、その振幅が燃料消費を示す第1の和信号を提供する
だめの第1の加算回路、第1の和信号の振幅を複数のあ
らかじめ定められた値域と比較して第1の和信号の振幅
の瞬間値に該当する値域を示す制御信号を与えるように
なっている第1の比較回路、制御信号を受は取って燃料
消費を示す認知可能な信号を与えるべく第1の比較回路
に接続された信号装置を有することを主たる特徴とする
装置によシ達成される。
使用上、本燃料消費信号装置によシ提供される情報には
燃料消費を低減するために歯車比を変更するととの適当
性に関する付加的な表示を適宜追加し得る。
付加的な特徴として、本発明による装置は先の付加的な
表示をセンサの追加にたよることなく単に第1と第2の
情報信号を用いることによシ提供することを可能にする
。この成果は以下の諸装置、即ち第2のあらかじめ定め
られた各々の重み係数による第1と第2の情報信号の和
に対応する第2の和信号を提供するために第1と第2の
処理回路に接続された第2の加算回路、および第2の和
信号の振幅を複数のあらかじめ定められた値域と比較し
て第2の和信号の振幅の瞬間値が該当する値域を示す動
作信号を伴う付加的な信号装置を提供するようになって
いる第2の比較回路をさらに含むことを特徴とする装置
によp達成される。
本発明による装置のさらに他の特徴および利点は添付図
面を参照しつつなされる以下の詳細な記述から明きらか
となろう。図面は全く非限定的な例として与えられたも
のである。
次に本発明の背景をなす基礎理論を構成する幾つかの考
察を説明する。
第1図はあらかじめ定められた距離を走行するだめの燃
料消費の変化を横軸にとられた自動車の速度ヱの関数と
して例えばリッター/100キロメータを単位として示
すデカルト図表である。このグラフは5つの別個の歯車
比を有する自動車に初の部分で減少を示し、最小値に至
った後の部分で増大を示す。燃料消費曲線が最小値をと
る所での速度の値はV工ないしvVで示されている。
定性的には、第1図の曲線は内燃機関と5つの別個の歯
車比を有するいかなる自動車にもあてはまる。
第2図のグラフでは、エンジンの回転数旦が縦座標で与
えられ、自動車の速度ヱが横座標で与えられている。こ
のグラフでは、座標軸原点から伸びる5本の直線が示さ
れており、それらはエンジンの回転数と自動車の速度と
の関数関係を歯車比L−Vの各々について表わしている
本発明は第1図に示されている燃料消費曲線を以下に第
6図に関連して詳述する方法によシ線分図では第1図の
燃料消費曲線が同じスケールで示されている。
速度V。を始点として、これらの燃料消費曲線は原点か
ら伸びる線分によシ近似することができる。
よシ詳しくは、この近似に用いられている原点から伸び
る直線は好都合にも互いに第2図に示されている直線の
角度係数の間に存する比と同じ比になっている角度係数
を持つ。換言すれば、v ) v。においてこれらの燃
料消費曲線は第6図のグラフ上に縦座標軸上の換算係数
を単純に変化させて第2図の直線をひくことによって得
られる線分で近似することができる。
このことはヱ) VOにおいて各々の歯車比に関する燃
料消費曲線が本質的に自動車の速度ヱに正比例し、従っ
て回転数旦に正比例すると考えることができ、各々の歯
車比に対する別々の因子をに工として 0 = k、・n と書ける。
第6図に見られるように、ヱ(’Voにおける燃料消費
曲線は線分R′工ないしR/、によシ近似可能であって
これらの線分は縦座標軸上で燃料消費値Coに対応する
単一の点から伸びている。
上に説明したことを要約すると、速度ヱに依存する燃料
消費Cを表わす曲線は縦座標軸上の単一の点から発する
負の傾きを持つ直線部分と、エンジンの回転数旦と自動
車の速度ヱとの間の法則を表わす直線の角度係数と同じ
比を相互間に持つ角度係数を有する原点から伸びる直線
部分から成る線分により近似可能である。
以下、真の燃料消費曲線を近似する線分曲線を簡潔に燃
料消費近似曲線と呼ぶ。
燃料消費近似曲線が最小値をとる速度V。は燃料消費が
最も遅い走行条件(1)と最も速い走行条件(V)のも
とて最小となる速度V工と770間にある。
■。、、、の値はV工の値に可能な限シ近くとるのが好
捷しい。
燃料消費近似曲線を簡単に調べると容易に理解されるこ
とは、これらが第2図の直線の角度係数に比例する角度
係数を持って原点から伸びる一群の直線と、第4図に示
される経路を持つ速度ヱの関数との重ね合わせ(即ち和
)によって得られることである。この関数が最初の線形
に減少する部分を構成し、C,ヱ平面内で座標(0、C
oと座標(vol 0)を結ぶ。この関数はまたV >
 Voで軸ヱと一致する第2の部分°を持っ。
上に説明したことに基づき、以下のように結論できる。
即ち燃料消費近似曲線には一般に次の表現があてはまる
c = Ol(kl、n ) +02 (v )   
 (2)ここでC1(kl、n)は直線R工ないしRv
を表わし、次のように表現される。
C1(k、、n ) = k□1 n        
(3)また02 (y )は第4図に示される関数を表
わし、次のように表現される。
結論として、等式(3)と(4)から燃料消費近似曲線
は次の等式によシ表される。
c : ki ・n+oO(1−−)ただしv に: 
v、)  (5)0 0 = kl・、n        ただしv>v。(
6)特に等式(2)に見られるように、本発明者は各々
の歯車比に関する燃料消費を示す関数が各々回転数旦と
自動車の速度ヱに関する2つの簡単な関数を加算するこ
とによって得られることを明らかにした。
第1図において、C1ヱ平面は軸ヱに平行な2本の直線
A、Bによって6つの領域に分割されておシ、これらの
直線には各々に燃料消費値が対応している。この平面内
で直線Aの下方に位置する点はエンジンの低燃料消費で
の動作状態を表す。
直線A、Bの間の点は平均または正常燃料消費での走行
状態を表し、また直線Bの上方に位置する点は高燃料消
費での走行状態を表す。
本発明による装置では、上述の考察に基づき、下文で明
きらかとなるように等式(2)等によシ表現される関数
Cに比例する振幅を持つ信号が生成される。この信号が
(第1図の直線A、Bに関連する燃料消費値に対応する
)一定の基準値と比較され、この比較の結果に基づいて
信号装置が働いて瞬間燃料消費値が該当する値域の表示
を提供する。
よシ詳しくは、等式(5)と(6)から直ちに以下の動
作順序が示唆される。
即ちヱ〈voでは、 a)振幅がnに比例する(従ってまた関数C1に比例す
る)電気信号の生成、 b)振幅が(1−/v)に比例する、即ち関数02に比
例する電気信号の生成 C)これらの信号を等式(5)に従い各々の重み係数を
用いて加算すること、および d)得られた和信号を一定の基準値と比較してその結果
によシ信号装置を動作させること、またヱ〉v。では e)等式(6)に従って振幅が旦に比例する信号を生、
成すること、 f)この信号をあらかじめ定められた基準値と比較して
その結果によシ信号装置を動作させること。
第5図は上述の動作順序を実行する、本発明による装置
の第1の実施例を示す。
この図ではパルス生成回路が1で示され、その入力には
例えば点火コイルから取られるパルス化信号が送られる
。回路1はエンジンの回転数旦に比例する周波数のパル
スを出力する。この信号が単安定回路2の入力に送られ
、その出力が積分器回路3に接続される。後者がエンジ
ンの回転数旦に実質的に比例する瞬間振幅を持つ電圧信
号vnを出力する。
4で示される装置は自動車の速度ヱに比例する周期を持
つパルス化電気信号を提供するようになっている。回転
電磁石を含むタイプのタコメータ装置を持つ自動車の場
合には、装置4は単にその回転電磁石に近接して取シ付
けられたリード継電器から成る。回転子の各回転毎にこ
の継電器は回転子の磁極片によって磁気的に開放され、
また従って回転子の1回転毎に一定数のしゃ断がなされ
る。公知のように、この回転子の回転速度は自動車の速
度に比例する。それ故この継電器によシ実現される単位
時間当たシのしゃ断数が自動車の速度に対する尺度を構
成する。
装置4は姓訟唸社パルス生成回路5に接続され、後者の
出力が6で示される単安定回路に接続される。単安定回
路6は「オフ」周期(TOff )によシ特性づけられ
るタイプ、即ち制御パルスに応答してあらかじめ定めら
れた持続時間T。ffの低レベル論理信号を提供するタ
イプである。よシ詳しくは、単安定回路6の入力に送ら
れる信号が第6図のWlで示される波形を持てば、この
単安定回路によシ出力される信号は同第6図のW2で示
される波形をとる。特に注目されることは、信号パルヌ
WlがT。ffより小さいかまたは等しい間隔で生じる
場合に、単安定回路6の出力が低レベルで一定に保たれ
ることである。
単安定回路6の出力は積分器回路7に接続される。
自動車の速度YがV。に等しい場合に単安定回路6の周
期Toffが信号W1の2つのパルスを分離する時間間
隔に等しくなるようにとれば、積分器回路7によシ提供
される信号■7は速度Vの変化によって第4図の関数に
よシ示されるように変化する。
動作の際は、積分器回路3がエンジンの回転数旦に比例
し、従って上述の等式(3)の関数01に比例する信号
を出力する。
積分器回路7は一ヒ述の等式(4)で定義された関数0
2に比例する信号を出力する。
信号vnとVvは例えば演算増幅器により形成される通
常のタイプの加算回路において各々の加重因子を用いて
加算される。従って加算回路8は等式(2)で定義され
る関数Cに比例する振幅を持つ信号を出力する。故にこ
の信号の振幅は各々の速度ヱと回転数旦について上述の
近似による燃料消費値に実質的に比例する。
加算回路8により提供される信号は2つのしきい値比較
回路9.10に送られる。これらの比較回路はヒステリ
シスタイプのものが好ましい。例えばしきい値比較器9
が非反転型であって、加算回路8により与えられる信号
を第1図の直線Bに伴う燃料消費に対応する基準値と比
較する。比較器10が反転型であって加算器8によシ与
えられる信号を第1図の直線Aに伴う燃料消費値に対応
する基準信号と比較する。
これらの比較器回路の出力は全体として11で示される
視覚的表示装置に接続される。この視覚的表示装置は比
較器回路9.10による信号出力によって公知の方法で
働かされる第1と第2のランプ12.13を有する。よ
シ詳しくは、ランプ13が例えば緑色であって、動作に
際し燃料消費が第1図の直線Aに伴う値より少ない場合
、即ち消費が「低」の場合に点灯される。ランプ12は
例えば赤色であって、動作に際し燃料消費が第1図の直
線Bに伴う燃料消費値を超える場合、即ち燃料消費が「
高」の場合に点灯される。
比較器回路9.10の出力は適宜に後続の比較回路14
に接続され、その出力が信号装置11のもう1つのラン
プ15を制御する。回路14は例えばNOR論理回路に
よ多構成され、比較器9.10の両方の出力が「低」レ
ベルにある場合、即ち燃料消費が、第1図の直線AとB
に伴う値の間にある場合に「高」レベルの信号を出力す
る。従ってランプ15は例えば黄色であって燃料消費が
「正常下範囲内にある場合に点灯するよう童図されてい
る。
あるいはまた、比較器回路14はもう1つのしきい値比
較器回路で構成してもよい。
自動車が停止させられてエンジンがその最小回転速度に
ある場合に燃料消費に関し7「高」の信号を発するのを
防ぐために、本発明による装置にさらにエンジンのキャ
プレタのスロットルバルブが閉じた場合に信号を出力す
るようになっているもう1つのセンサ16を設けること
ができる。このセンサ装置は単に1つのスイッチを含み
、比較器回路9.10の動作を防止するためにそれらの
入力に接続される。
第5図に例示されている本発明による装置は多くの利点
を有する。
まず第1に、本装置はわずか2つのパラメータ、即ち回
転数と自動車の速度のみを監視することによる燃料消費
の表示を可能にする。従って燃料流量計のような複雑で
高価なセンサを用いる必要がない。
上述の2つのパラメータを示す信号もまた非常に簡単で
それ故に低コストの回路にょシ処理される。
本発明による装置はまた随意の数の別個の歯車比を持つ
ギヤボックスを有する内燃機関を備えたいかなる自動車
にも適用し得る。実際、真の燃料消費曲線に関する上に
説明した近似は定性的な観点から普遍的な有効性を持つ
当然ながら、さらに付加的な比較器回路やランプまたは
同様の光学信号装置を用いることによって2つ以上の燃
料消費しきい値を設けることができる。
その上、少数の回路構成部分を付加することにより、本
発明による装置をさらに発展させて燃料消費を低減する
ために用いるべき運転方法、特により高いかまたはより
低いギヤへの切り換えの適当性に関する表示をも提供可
能にすることができる。
このような付加的な信号を可能にする装置の実施例の詳
述に移る前に、第7図を参照しつつ付加的な理論的考察
を述べる。
第7図は第2図のグラフに横座標に平行な2本の直線A
′、B′を付加したもので、これらの直線にはエンジン
の特定の回転数旦が対応する。
直線A′、B′はn ヱ平面を6つの領域に分割する。
直線A′よシ下方に位置する点はよシ低いギヤに入れ換
えるのに適した運転状態に対応し、一方直線B′ より
上方に位置する点はよシ高いギヤに入れ換えるのに適し
た運転状態を表す。
直線A′とB′の間の領域にある点は継合中のギヤが最
適である運転状態を示す。
ギヤ入れ換えの適当性に関する表示を提供するためには
回転数旦に比例する信号を生成してこの信号を直線A′
、B′に対応する2つのあらかじめ定められた基準値と
比較すれば事実上十分である。
しかしながら、公知のようによシ高い燃料消費に対応す
るよシ低いギヤに関しては特に、加速中ではよシ高いギ
ヤへの継合を前もって行い、また減速中ではよシ低いギ
ヤへの入れ換えを遅延させることによシ燃料消費を低減
することが好都合であることが知られている。低速での
ギヤ入れ換えに関するこの「前もって行うこと」と「遅
延」は、低速において回転数三に比例する信号を速度ヱ
の減少によって例えば直線的に降下する基準値と比較す
ることによシ容易に達成される。これは値V+)より小
さい速度に対しては、回転数旦を第7図の直線部分RI
 XR2によシ示されているような速度又と共に直線的
に増大する2つの基準値と比較することにより達成され
る。
線分R工、R2と直線A′、B′ との間を結ぶ点の横
座標としての値V。の選択はそれ自体選択を強制するも
のではないが、以下に記述するような装置を実現するた
めには特に好都合である。
もし適用するのであればギヤ入れ換えの適当性を表示す
るために、回転数旦をヱ〉voにおいてでは一定の基準
値と比較し、まだヱの減少においてはRI XR2の部
分で示されるような直線的に減少する基準値と比較する
だめの基準が以下の考察に従って求められる。
工〈voではギヤの入れ換えに適する状態と継合中のギ
ヤを保持する方が適する状態の間の限界条件が次のタイ
プの条件を検討することによシ解析的に示される。
n。
n=C・CV + −)     (7)に こで9は定数であシ、またn。は速度に依存する可変的
な基準値(従ってR1またはR2の部分)が縦軸と交わ
る点に対応する回転数を表す。
これらの条件は次式と等価である。
n−Q’7+α=β        (8)ここでβ−
α= noであってα、βはどちらも定数である。この
方程式はまた次の形にも書ける。
n+α(1−一・v)=β=定数   (9)方程式(
9)は既に継合している歯車比を変更しない方が適して
いる運転状態とこの比を変更する方がよシ適している運
転状態との間の限界条件を決定するための以下のような
判断基準を直ちに示唆している。この有効な判断基準は
以下のように要約し得る。
a/ )回転数三に比例する振幅を持つ第1の電気信号
を生成する、 b′)λ′−−とすると(1−λ′ヱ)に比例する振幅
を持つ第2の電気信号を生成する、c/ )上記の信号
を方程式(9)に従い各々の重み係数を用いて加算する
、 a/ )得られた和信号を一定の基準信号と比較する。
しかしながら速度ヱが値V。よシ大きい場合には、旦が
第7図の直線A’、B’に伴うあらかじめ定められた値
を取る場合に限界条件が生じる。
動作上の観点からは、この条件が生じることを確認する
には以下のことで十分である。
e/) 、/に比例する振幅を持つ信号を生成すること
、および f′)その信号をあらかじめ定められた基準値と比較す
ること。
方程式(9)によシ与えられる操作a/ )・・・・・
・・・・f′)を先述の等式(5)および(6)と比較
すれば、厳密に動作上の観点からはそれらは全く同じで
あって、ただ違うのは回転数に比例する電気信号と速度
Vに関して線形に減少する関数である電気信号との和に
おける重み係数が異なることと、比較段階に用いられる
基準値が異なっているのみであることが理解されよう。
従って、ギヤの入れ換えが適当かどうかを信号で知らせ
るには、第5図の装置において生成される信号■。と■
7と同じ信号を旦に比例する信号と■の線形関数である
信号として好都合に用いることができる。
第8図は第5図に示されている装置の変形実施例を示し
、今考察した演鐸の結果が実際に実行されてbる。
置は第5図に示される形態を顧慮し、なおさらに積分器
回路3.7の出力に接続された付加的な加算回路108
を含む。加算回路108は方程式(9)において与えら
れる係数によって信号vnと信号Vvを加算する。加算
回路108によシ出力される和信号は第1と第2のしき
い値比較回路109.110に送られ、これらがこの和
信号を各々一定のあらかじめ定められた基準値と比較す
る。よシ詳しくは、しきい値比較回路109はしきい値
比較回路110に伴う一定の基準値よシ大きい一定の基
準値と和信号を比較する。さらに、比較器109は非反
転型であシ一方比較器110は反転型であることが好都
合である。
これらの比較器回路は全体として111で示されまた2
つのランプまたは同様の装置112.113を含む信号
装置を制御する。ランプ112は加算回路108により
与えられる和信号が比較器回路109に伴う基準値を超
えた場合に、よシ高い歯車比への変更が適当であること
を示すために点灯される。しかしながら、この和信号が
比較器110に伴う基準値よシも低下した場合には、比
較器110がランプ113を点灯させ、それがよシ低い
歯車比への変更が適当であることの明確な表示を与える
このように、第8図に示される装置は瞬間燃料消費値が
存する値域に関する表示を提供するのみならず、継合中
の歯車比を変更すべきか否かについての表示をも提供す
る。上述のことおよび以下に記述することの如く、これ
は第5図に示される装置に非常に限定された数の構成部
分を付加し、また燃料消費自体の表示を可能にすべく生
成信号■ユとvVを簡単に処理することによって達成さ
れる。
上述のように、エンジンの回転数をv0以下の速度につ
いては速度に依存して線形に変化し得る基準値と比較す
ることが、継合中の歯車比が低い場合によシ高い比に変
更することの適当性表示に対する「予期」を可能にする
。第7図のグラフに示されている状況では、比Iと■に
関してこの表示を予期することが可能である。しかしな
がら、これは第1のギャエに継合して発車すると、本発
明による装置は直ちによシ高いギヤへ直ちに入れ換える
ことが適当であるという表示を与える結果になる。この
不都合を回避するためには、自動車の速度ヱがあらかじ
め定められた最小値よシ小さい場合に比較器回路109
.110の動作を防止することが好ましい。この目的の
ために、第8図の20で示されるさらに1つの比較器回
路が設けられ、その入力が積分器回路7の出力に接続さ
れ、またその出力が比較器回路109.110に接続さ
れる。比較器回路20は公知の方法によシ、自動車の速
度があらかじめ定められた値より小さい場合に比較器1
09.110に抑止信号を与えるようになっている。
第8図に示される装置は構造がかなシ簡単であって簡単
な低コストの回路を用いて容易に形成し得る。
当然ながら、本発明の原理は同一のままにして本発明の
範囲から逸脱することなく、全く非限定的な例として記
述しかつ図示しだこれらの実施例や構造上の詳細を広範
に変更することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は5段変速ギヤボックスを備えた自動車の速度V
による燃料消費Cの変化を示すグラフ図、第2図は5段
変速ギヤボックスを備えた自動車の速度ヱによるエンジ
ンの回転数旦の変化を示すグラフ図、第6図は第1図で
与えられた燃料消費曲線とこれらの燃料消費曲線を近似
する線分から成る曲線を示すグラフ図、第4図は第3図
に示される線分による曲線を実現するために82図の曲
線と共に用いられる補助関数を示すグラフ図、第5図は
本発明による装置の第1の実施例を示す概略的なブロッ
ク線図、第6図は第5図に示されている装置によシ生成
される2つの信号の波形図、第7図は第2図に対応して
さらに歯車比を変更するのに好都合な回転数のしきい値
を定める線分を伴う曲線を付加したグラフ図、第8図は
第5図の装置の変形実施例を示す概略的なブロック線図
である。 符号の説明 1・・・第1のパルス生成回路、 2・・・単安定回路、 3・・・積分器回路、 4・・・パルス化電気信号生成装置、 5・・・第2のパルス生成回路、 6・・・単安定回路、 T・・・積分器回路、 8・・・加算回路、 9・・・しきい値比較回路、 10・・・しきい値比較回路、 11・・・視覚的表示装置、 14・・・比較回路、 n・・・自動車エンジンの回転数、 ■・・・自動車の速度、 V()・・・あらかじめ定められた自動車速度、vn・
・・第1の情報信号、 vv・・・第2の情報信号、 工〜V・・・速度の異なる走行状態。 代理人 浅  村   皓 −1:

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  内燃エンジンによって駆動される自動車のた
    めに燃料消費表示を提供するようになっている信号装置
    であって、以下の諸装置、即ち自動車のエンジンの回転
    数(2)を示す電気信号を与える第1のセンサ装置(1
    )、自動車の速度(工)を示す電気信号を与える第2の
    センサ装置(4)、(5)、第1のセンサ装M(1)に
    接続され、エンジンの回転数(旦)に比例する振幅を持
    つ第1の情報信号(vn)を与えるようになっている第
    1の処理回路(2)、(3)、第2のセンサ装置(4)
    、(5)に接続され、最も遅い走行状態(1)のもとて
    燃料消費が最小となる速度(V工)と最も速い走行状態
    (V)のもとて燃料消費が最小となる速度(vv)との
    間であら−かしめ定められた速度値(V□ )を用いて
    自動車の速度があらかじめ定められた値(Vo )よシ
    小さい場合には自動車の速度(工)に正比例し、また自
    動車の速度がこのあらかじめ定められた値よυ大きい場
    合にはゼロとなる振幅を持つ第2の情報信号(Vv)を
    与えるようになっている第2の処理回路(6)、(7)
    、第1と第2の処理回路(2)、(3);(6)、(7
    )に接続され、第1のあらかじめ定められた各々の重み
    係数(weighting factor )によって
    加えられた前記第1と第2の情報信号(V、 % vv
    )の和に対応し、その振幅が燃料消費(0)を示す第1
    の和信号を与えるための第1の加算回路(8)、第1の
    和信号の振幅を複数のあらかじめ定められた値域と比較
    して第1の和信号の振幅に該当する値域を示す制御信号
    を与えるようになっている第1の比較回路装置(9)、
    (10)、(14)、および該制御信号を受は取って燃
    料消費(0)を示す認知可能な信号を与えるべく第1の
    比較回路装置に接続された信号装置(11)を有するこ
    とを特徴とする自動車用燃料消費表示信号装置。 (2、特許請求の範囲第1項記載において、特に別個の
    歯車比を持つギアボックスを有する自動車のために、動
    作信号を受は取って燃料消費を低減するために核化を変
    更するととの適当性に関する認知可能な信号を与えるよ
    うになっている信号装置(111)をさらに含み、まだ
    その上以下の諸装置、即ち第1と第2の処理回路(2)
    、(3);(6L(7)に接続されて第2のあらかじめ
    定められた各々の重み係数による前記第1と第2の情報
    信号(■n % ■y )の和に対応する第2の和信号
    を与えるための第2の加算回路(108)、および第2
    の和信号の振幅を各々あらかじめ定められた値と比較し
    て後続の信号装置(111)に第2の和信号の振幅の瞬
    間値が該当する値域を示す動作信号を与えるようになっ
    ている第2の比較回路装置(109)、(1’IO)を
    含むことを特徴とする自動車用燃料表示信号装置。 (3)特許請求の範囲第1項または第2項記載において
    、第2の信号装置(4L(5)が自動車の速度(v)に
    比例する周期を持つ電気信号を与えるようになっておシ
    、第2の処理回路がセンサ装置(4L(5)に接続され
    た単安定回路(6)を含みぞれがセンサ装置(4)、(
    5)からパルスを受は取るたびにあらかじめ定められた
    周期(Toff)の「低」レベル信号を出力するように
    なっていることを特徴とする自動車用燃料表示信号装置
    。 (4)特許請求の範囲第1項から第6項のいずれかの項
    の記載において自動車の速度(V)に関してあらかじめ
    定められた速度値(Vo )が燃料消費が最小となる最
    も遅い走行状態における速度(■工)に可能な限り接近
    していることを特徴とする自動車用燃料表示信号装置。 (5)  特許請求の範囲第1項から第4項のいづれか
    の項の記載において第1の比較回路装置が第1と第2の
    しきい値比較回路(9L  (10)と、第1と第2の
    しきい値比較回路(9)、(10)からの出力が同時に
    同じ論理レベルになる場合にのみ制御信号を与えるよう
    になっているもう1つの比較回路(14)を含むことを
    特徴とする自動車用燃料表示信号装置。 (6ン  特許請求の範囲第5項記載において、該もう
    1つの比較回路がNOR回路(14)から成ることを特
    徴とする自動車用燃料表示信号装置。 (7)  %許請求の範囲第5項記載において、該もう
    1つの比較回路が第6のしきい値比較器回路(14)を
    含むことを特徴とする自動車用燃料表示信号装置。
JP58190037A 1982-10-14 1983-10-13 自動車用燃料消費表示信号装置 Granted JPS5993927A (ja)

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IT68204A/82 1982-10-14

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JPH0585733B2 JPH0585733B2 (ja) 1993-12-08

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