JPS599369B2 - 自動変速機の第2速から第3速へのシフトアツプ時における空吹防止装置 - Google Patents

自動変速機の第2速から第3速へのシフトアツプ時における空吹防止装置

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JPS599369B2
JPS599369B2 JP53102993A JP10299378A JPS599369B2 JP S599369 B2 JPS599369 B2 JP S599369B2 JP 53102993 A JP53102993 A JP 53102993A JP 10299378 A JP10299378 A JP 10299378A JP S599369 B2 JPS599369 B2 JP S599369B2
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hydraulic pressure
front clutch
spool
pressure
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一喜 岩永
一彦 菅野
邦雄 大塚
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/06Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
    • F16H61/065Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using fluid control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H2061/0477Smoothing ratio shift by suppression of excessive engine flare or turbine racing during shift transition

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動変速機が第2速から第3速へのシフトア
ップを行なう時、エンジンが空吹きするのを防止するた
めの装置に関するものである。
自動変速機は通常、自動車の走行中車速が一定値以上に
なると、これに対応したガバナ圧に2−3シフト弁が応
動し、このシフト弁からのライン圧を一力でサーボレリ
ーズ室に導ひくことによりセカンドブレーキを解放し、
他方でフロントクラッチに導ひくことによりこのフロン
トクラッチを締結して、第2速から第3速へのシフトア
ップを行なう。
しかして、このシフトアップに際し、上記サーボレリー
ズ室内における油圧の立上がりはバンドサーボの機能上
比較的速やかに行なわれる・ものの、上記フロントクラ
ッチ圧の立上がりはフロントクラッチのピストン移動中
における油の流れにて管路抵抗が生じる結果、フロント
クラッチ内の油圧がサーボレリーズ室内の油圧より低く
なってしまうためサーボレリーズ圧の立上りより遅れ気
味となる。
これがため、フロントクラッチが末だ締結し始めないう
ちに、セカンドブレーキが解放される傾向を生じ、第2
速から第3速へのシフトアップ時エンジンが空吹きする
現象を発生するのを或る程度免れ得なかった。
本発明はこの観点から、サーボレリーズ室への油圧供給
通路中に、常時はこの通路を遮断しているが、フロント
クラッチ圧が適当な値になると、これに応動して上記通
路を導通ずるスケジューリング弁を挿入し、これにより
サーボレリーズ圧の立上がりとフロントクラッチ圧の立
上がりとを相関させて、第2速から第3速へのシフトア
ップ時に前記したエンジンの空吹きを生ずることのない
ようにした装置を提供しようとするものである。
本発明は更に、スロットル開度の大きい高負荷運転時ほ
ど、サーボレリーズ圧の立上がりをフロントクラッチ圧
の立上がりより遅らせてオーバラツプ気喫にした力がエ
ンジンの空吹きを防止する意味合いにおいて好ましいと
の観点から、上記スケジューリング弁にフロントクラッ
チ圧と対向するようスロットル圧を作用させ、これによ
りいかなるスロットル開度においても、第2速から第3
速へのシフトアップ時、エンジンの空吹きを生ずること
のないようにした装置を合せ提案するものである。
以下、図示の実施例につき本発明を詳述する。
第1図は前進3速後退1速の自動変速機の内部における
動力伝達部分の構造を示したもので、エンジンにより駆
動されるクランクシャフト100、トルク・コンバータ
101、インプットシャフト102、フロント・クラッ
チ104、リア・クラッチ105、セカンド・ブレーキ
106、ロー・アンド・リバース・ブレーキ107、ワ
ンウエイ・クラッチ108、中間シャフト109、第1
遊星歯車群110、第2遊星歯車群111、アウトプッ
トシャフト112、第1ガバナ・バルプ113、第2ガ
バナ・バルブ114、オイル・ポンプ115より構成さ
れる。
トルク・コンバータ101はポンプ・インペラP、ター
ビン・ランナT、ステータSより成り、ポンプ・インペ
ラPはクランク・シャフト100により駆動され、中に
入っているトルク・コンバータ作動油を回しインプット
シャフト102に固定されたタービン・ランナTにトル
クを与える。
トルクは更にインプットシャフト102によって変速歯
車列に伝えられる。
不テータSはワンウエイクラッチ103を介してスリー
ブ116上に置かれる。
ワンウエイクラッチ103はステータSにクランクシャ
フト100と同方向の回転すなわち矢印力向の回転(以
下正転と略称する)は許すが反対力向の回転(以下逆転
と略称する)は許さない構造になっている。
第1遊星歯車群110は中間シャフト1ロ9に固定され
るインターナルギャ117、中空伝導シャフト118に
固定されるサン・ギャ119、インターナルギャ117
およびサン・ギャ119のそれぞれに噛み合いながら自
転と同時に公転し得る2個以上のプラネット・ピニオン
120、アウトプットシャフト112に固定されプラネ
ット・ピニオン120を支持するフロント・プラネット
・キャリア121から構成され、第2遊星歯車群111
はアウトプットシャフト112に固定されるインターナ
ル・ギャ122、中空伝導シャフト118に固定される
サン・ギャ123、インターナル・ギャ122およびサ
ン・ギャ123のそれぞれに噛み合いながら自転と同時
に公転し得る2個以上のプラネット・ピニオン124、
該プラネット・ピニオン124を支持するリア・プラネ
ット・キャリア125より構成される。
フロント・クラッチ104はタービン・ランナTにより
駆動されるインプットシャフト102と両サン・ギヤ1
19,123と一体になって回転する中空伝導シャフト
118とをドラム126を介して結合し、リア・クラッ
チ105は中間シャフト109を介してインプットシャ
フト102と第1遊星歯車群110のインターナル・ギ
ャ117とを結合する働きをする。
セカンド・ブレーキ106は中空伝導シャフト118に
固定されたドラム126を巻いて締付けることにより、
両サン・ギヤ119,123を固定し、ロー・アンド・
リバース・ブレーキ107は第2遊星歯車群111のリ
ア・プラネット・キャリア125を固定する動きをする
ワンウエイ・クラッチ108はリア・プラネット・キャ
リア125に正転は許すが、逆転は許さない構造になっ
ている。
第1ガバナ・バルブ113および第2ガバナ・バルブ1
14はアウトプットシャフト112に固定され車速に応
じたガバナ圧を発生する。
次にセレクト・レバーをD(前進自動変速)位置に設定
した場合における動力伝動列を説明する。
この場合は始めに前進入カクラッチであるリア・クラッ
チ105のみが締結されている。
エンジンからトルク・コンバーク101を経た動力は、
インプットシャフト102からリア・クラッチ105を
通って第1遊星歯車群110のインターナル・ギャ11
7に伝達される。
インターナル・ギャ117はプラネット・ギャ120を
正転させる。
従ってサン・ギャ119は逆転し、サン・ギャ119と
一体になって回転する第2遊星歯車群111のサン・ギ
ャ123は逆転させるため第2遊星歯車群111のプラ
ネット・ギャ124は正転する。
ワンウエイ・クラッチ108はサン・ギャ123がリア
・プラネット・キャリア125を逆転させるのを阻止し
、前進反カブレーキとして働へこのため第2遊星歯車群
111のインターナル・ギャ122は正転する。
従ってインターナル・ギャ122と一体回転するアウト
プットシャフト112も正転し、前進第1速の減速比が
得られる。
この状態において車速が上がりセカンド・ブレーキ10
6が締結されると第1速の場合と同様にインプットシャ
フト102からリア・クラッチ105を通った動力はイ
ンターナル・ギャ111に伝達される。
セカンド・ブレーキ106はドラム126を固定し、サ
ン・ギャ119の回転を阻止し前進反カブレーキとして
働く。
このため静止したサン・ギャ119のまわりをプラネッ
ト・ピニオン120が自転しながら公転し、従ってフロ
ント・プラネット・キャリア121およびこれと一体に
なって℃・るアウトプットシャフト112は減速されて
はいるが、第1速の場合よりは早い速度で正転し、前進
第2速の減速比が得られる。
更に車速が上がりセカンド・ブレーキ106が解放され
フロント・クラッチ104が締結されると、インプット
シャフト102に伝達サれた動力は、一力はリア・クラ
ッチ105を経てインターナル・ギャ1,17に伝達さ
れ、他力はフロントクラッチ104を経てサン・ギャ1
19に伝達される。
従ってインターナル・ギャ117、サン・ギャ119は
インターロックされ、フロント・プラネット・キャリア
121およびアウトプットシャフト112と共にすべて
同一回転速度で正転し前進第3速か得られる。
この場合、入カク−fy’7チに該当するものはフロン
トクラッチ104およびリア・クラッチ105であり、
遊星歯車によるトルク増大は行われないため反カブレー
キはない。
次にセレクトレバーをR(後退走行)位置に設定した場
合の動力伝動列を説明する。
この場合はフロント・クラッチ104(!:ロー・アン
ド・リバース・ブレーキ107が締結される。
エンジンからトルクコンバータ101を経た動力は、イ
ンプット・シャフト102からフロント・クラッチ10
4、ドラム126を通ってサン・ギヤ119,123に
導かれる。
このとき、リア・プラネット・キャリア125がロー・
アンド・リバース・ブレーキ107により固定されてい
るので、サン・ギヤ119,123が正転ずるとインタ
ーナル・ギャ122が減速されて逆転し、該インターナ
ル・ギャ122と一体回転するアウトプット・シャフト
112も逆転し、後退の減速比が得られる。
第2図は、本発明空吹防止装置を上記自動変速機の変速
制御装置に設けた油圧系統を示すもので、オイル・ポン
プ115、プレツシャ・レギュレータバルブ128、プ
レツシャ・ブースタ・バルブ129、トルク・コンバー
タ101、マニュアル・バルブ130、第1ガバナ・バ
ルブ113、第2ガバナ・バルブ114、1−2シフト
・バルブ131、2−3シフト・バルブ132、スロッ
トル・モジュレーク・バルブ133、プレツシャ・モデ
イファイヤ・バルブ134、セカンド・ロック・バルブ
135、2−3タイミング・バルブ136、ソレノイド
・ダウン・シフト・バルブ137,スロットル・バック
・アップ・バルブ13B、バキューム・スロットル・バ
ルブ139、バキューム・ダイヤフラム140、フロン
ト・クラッチ104、リア・クラッチ105、セカンド
・ブレーキ106、バンド・サーボ141、ロー・アン
ド・リバース・ブレーキ107および油圧回路網よりな
る。
オイル・ポンプ115はエンジンによりクランクシャフ
ト100およびトルク・コンバーク101のポンプ翼車
Pを介して駆動され、エンジン作動中は常にリザーバ1
42からス1・レーナ143を通して有害なゴミを除去
した油を吸いあげライン圧回路144へ送出す。
油はプレツシャ・レギュレータ・バルブ128によって
所定の圧力に調整されて作動油圧として1〜ルク・コン
バーク101およびマニュアル・バルブ130へ送られ
る。
プレツシャ・レギュレーク・バルブ128はスプール1
72とバネ173よりなり、スプール172にはバネ1
γ3に加えてプレツシャ・ブースタ・バルブ129のス
7’−ル174を介して回路165のスロットル圧と回
路156のライン圧が作用し、スプール172の上方に
回路144からオリフイス175を通して作用するライ
ン圧および回路176から作用する圧力に対抗している
トルク・コンバータ101の作動油圧は回路144から
プレツシャ・レギュレータ・バルブ128を経て回路1
45へ導入され保圧バルブ146によってある圧力以内
に保されている。
ある圧力以上では保圧バルブ146は開かれて油はさら
に回路147から動力伝達機構の後部潤滑部に送られる
この潤滑油圧が高すぎる時はリリーフ・バルブ148が
開いて圧力は下げられる。
一方動力伝達機構の前部潤滑部には回路145から前部
潤滑バルブ149を開いて潤滑油が供給される。
マニュアル・バルブ130は手動による流体方向切換バ
ルブで、スプール150によって構成され、セレクト・
レバー(図示せず)にリンケージを介して結ばれ、各セ
レクト操作によってスプール150が動いてライン圧回
路144の圧送通路を切換えるものである。
第2図に示されている状態はN(中立)位置にある場合
でライン圧回路144はポートaおよびeに開いている
第1ガバナ・バルブ113および第2ガバナ・バルブ1
14は前進走行の時に発生したガバナ圧により1−2シ
フト・バルブ131、および2−3シフト・バルブ13
2を作動させて自動変速作用を行い、又ライン圧をも制
御するもので、マニュアル・バルブ130がD,Ilお
よびIの各位置にある時、油圧はライン圧回路144か
らマニュアル・バルブ130のボートcを経て第2ガバ
ナ・バルブ114に達し、車が走行すれば第2ガバナ・
バルブ114によって調正されたガバナ圧は回路157
に送り出され第1ガバナ・バルブ113に導入され、あ
る車速になると第1ガバナ・バルブ113のスプール1
77が移動して回路157は回路158と導通してガバ
ナ圧が発生し回路158よりガバナ圧は1−2ンフト・
バルブ131、2−3シフト・バルブ132およびプレ
ツシャ・モデファイア・バルブ134の各端而に作用し
これらの各バルブを右力に押しつけているそれぞれのバ
ネと釣合っている。
又、マニュアル・バルブ130のポートcから回路15
3、回路161および回路162を経てセカンド・ブル
ーキ106を締めつけるバンド・サーボ141のサーボ
アプライ室169に達する油圧回路の途中に1−2シフ
ト・バルブ131とセカンド・ロック・バルブ135を
別個に設け、更にマニュアル・バルブ130のポートb
からセカンド・ロック・バルブ135に達する回路15
2を設ける。
従って、セレクト・レバーをD位置に設定するト、マニ
ュアル・バルブ130のスプール150が動いてライン
圧回路144はポートa,b、およびCに通じる。
油圧はポートaから回路151を通り一部はセカンド・
ロック・バルブ135の下部に作用して、バネ179に
より上に押付けられているスプール178がポートbか
ら回路152を経て作用している油圧によって下げられ
ることにより導通している回路161および162が遮
断されないようにし、一部はオリフイス166を経て回
路167から2−3シフト・バルブ132に達し、ポー
トcからは回路153を通り第2ガバナ・バルブ114
、リア・クラッチ105および1−2シフト・バルブ1
31に達シて変速機は前進第1速の状態になる。
この状態で車速がある速度になると回路158のガバナ
圧により、バネ159によって右力に押付けられている
1−2シフト・バルブ131のスプール160が左方に
動いて前進第1速から第2速への自動変速作用が行われ
回路153と回路161が導通し、油圧はセカンド・ロ
ック・バルブ135を経て回路162からバンド・サー
ボ141のサーボアプライ室169に達しセカンド・ブ
レーキ106を締結し、変速機は前進第2速の状態にな
る。
この場合、1−2シフト・バルブ131は小型化してい
るため、変速点の速度は上昇することなく所要の速度で
スプール160は左方に動き前進第1速から第2速への
自動変速作用が行われる。
更に車速が上がりある速度になると回路158のガバナ
圧がバネ163に打勝って2−3シフト・バルブ132
のスプール164を左方へ押つけて回路168が導通し
油圧は回路168から一部は回路180を経てバンド・
サーボ141のサーボレリーズ室170に達してセカン
ド・ブレーキ106を解放し、一部は回路168をその
まま通りフロント・クラッチ104に達してこれを締結
し、変速機は前進第3速の状態になる。
セレクト・レバーを川(前進第2速固定)位置に設定す
るとマニュアル・バルブ130のスプール150は動い
てライン圧回路144はポートbycおよびdに通じる
油圧はボートbおよびCからはDレンジの場合と同じ場
所に達し、リアクラッチ105を締結し、一方セカンド
・ロック・バルブ135の下部にはこの■の場合は油圧
が来ていないためとスプール178の回路152に開い
て油圧が作用する部分の上下のランドの面積は下の方が
大きいためセカンド・ロック・バルブ135のスプール
178はバネ179の力に抗して下に押し下げられて回
路152と回路162が導通し、油圧はバンド・サーボ
141のサーボアプライ室169に達しセカンド・ブレ
ーキ106を締結し変速機は前進第2速の状態になる。
ボートdからは油圧は回路154を通りソレノイド・ダ
ウン・シフト・バルブ13Tおよびスロットル・バック
・アップ・バルブ138に達スる。
マニュアル・バルブ130のポートaとライン圧回路1
44との間は断絶していて、回路151から2−3シフ
ト・バルブ132には油圧が達していないためセカンド
゜ブレーキ106の解放とフロント・クラッチ104の
締結は行われず変速機は前進第3速の状態になることは
なく、セカンド・ロック・バルブ135はマニュアルバ
ルブ130と相俟って変速機を前進第2速の状態に固定
しておく働きをする。
セレクトレバーを■(前進第1速固定)位置に設定する
とライン圧回路144はボートc,dおよびeに通じる
油圧はポー}cおよびdからは■の場合と同じ場所に達
し、リア・クラッチ105を締結し、ポートeからは回
路155より1−2シフト・バルブ131を経て、回路
171から一部はロー・リバース・ブレーキ107に達
して、前進反カブレー牛として働くロー・リバース・ブ
レーキ107を締結し、変速機を前進第1速の状態にし
、一部は1−2シフト・バルブ131の左側に達してバ
ネ159と共にスプール160を右力に押しつけておく
ように作用し、前進第1速は固定される。
セレクト・レバーをR(後退走行)位置に設定すると、
スプール150が動いてライン圧回路144はポートd
,eおよびfに通じる。
油圧はポートeから回路155を通って回路171に導
かれロー・アンド・リバース・ブレーキ1′07を締結
し、ポートfからは2−3シフト・バルブ132を通っ
て回路168に通じることにより回路180を通りバン
ドサーボ141のサーボレリーズ室170に達してセカ
ンド・ブレーキ106を解放したままにする一力、回路
168をそのまま通りフロント・クラッチ104を締結
して後退の状態になる。
本発明においては、上記油圧系統にスケジューリング弁
1を設ける。
この弁はバルブボデ−2内にスプール3を摺動自在に嵌
合して構成し、スプール3の一端面が臨む室4を画成す
る。
スプール3の他端而にはばね5を作用させ、これにより
スプール3を室4に向け、図中右半部に示す下降位置に
抑止する。
スプール3には2個の条溝3a,3bを形成して、一対
の同径のランド3c,3dと、これらランドより小径の
ランド3eとを設け、これらランドをバルブボデ−2内
で摺動自在とする。
バルブボデ−2には、室4に常時開口する条溝2aと、
スプール3が図中左半部に示す上昇位置の時条溝2aに
通ずる条溝2bと、スプール3が図中右半部に示す下降
位置の時条溝2bに通ずるドレン条溝2cとを形成し、
条溝2cはオリフイス6を有するドレンポート2dに連
通させる。
バルブボデ−2には更に、ランド3 d ,3 e間に
画成された室7に常時開口する条溝2eを形成する。
かかる構成のスケジューリング弁1は、条溝2aを油路
8により回路168に、条溝2bを油路9により回路1
80に、又条溝2eを油路10によりスロットル圧通路
165に夫々接続して用い、これらにより本発明空吹防
止装置を構成する。
この本発明装置は次の如くに作用する。
前記した如く、第2速から第3速へのシフトアッフに際
し、回路168を経てフロントクラッチ104に供給さ
れる油圧は、当初回路168中のオリフイス168aで
絞られるため低く、その後徐々に立上がり、ライン圧と
同じ値となった時フロントクラッチ104の締結を完了
する。
この間フロントクラッチ圧は油路8を経て室4にも導ひ
かれるが、フロントクラッチ圧は上述のように尚初低い
従ってスプール3はばね5に抗して上昇するがフロント
クラッチ圧が所定の圧力に達するまでは図中右半部に示
すような下降位置側にあり、条溝2b、即ちサーボレリ
ーズ室170を条溝2aから遮断すると共に、ドレン条
溝2cに通じさせた状態を保つ。
これがため、回路168から油路8を経て室4に導ひか
れたフロントクラッチ圧はこの室に封じ込められ、サー
ボレリーズ室170に供給されることがなく、当初セカ
ンドブレーキ106が作動状態にされたまま、フロント
クラッチ104が締結準備の動作を行なう。
フロントクラッチ圧が、最早セカンドブレーキ106を
非作動にしてもエンジンが空吹きすることのない圧力に
達すると、フロントクラッチ圧は室4内でスプール3を
はね5に抗して図中左半部に示すような位置まで上昇さ
せる。
これにより条溝2bがドレン条溝2cから遮断されると
共に、条溝2aに連通され、回路168から油路8を経
て室4に導ひかれていた油圧はその後、条溝2b,油路
9及び回路180を経てサーボレリーズ室170に供給
されるようになる。
かくて、バンドサーボ141はセカンドブレーキ106
を非作動にし、上記したフロントクラッチ104の締結
と相俟って第2速から第3速へのシフトアップが行なわ
れる。
以上の説明から明らかなように、本発明装置によればス
ケジューリング弁1でサーボレリーズ室170内におけ
る油圧の立上がりをフロントクラッチ104への油圧の
立上がりに応じて適宜調整することができ、エンジンの
空吹きを生ずることなく第2速から第3速へのシフトア
ップを滑らかに遂行することができる。
又、本発明においては、通路165内のスロットル圧を
油路10を経て室7に導ひき、ランド3 d ,3 e
間の受圧面積差に作用させてスプール3を、スロットル
開度に比例した力で図中下向きに、即ち室4内に導ひか
れたフロントクラッチ圧と対向するよう附勢している。
これがため、前述したようにしてスケジューリング弁1
がサーポレリーズ室1γ0内における油圧の立上がりを
フロントクラッチ圧の立上がりより遅らせる程度を、ス
ロットル開度の大きな高負荷運転時程大きくでき、いか
なるスロットル開度においても、エンジンの空吹きを生
ずることなく第2速から第3速へのシフトアップを行な
わせることができる。
なお、本発明においては上記の作用効果に加え、第3速
から第2速へのシフトダウン時、スケジューリング弁1
のスプール3が図中右半部に示す下降位置となり、サー
ボレリーズ室170を、フロントクラッチ104用のド
レン回路と別回路で,即ち通路180,9、条溝2b,
2c及びドレンポート2dにより構成されるドレン回路
に通じさせることになるため、夫々のドレン回路の個別
制御により、上記シフトダウン時におけるフロントクラ
ッチ1ロ4の解放とセカンドブレーキ106の作動との
タイミングを自由に調整し得る附加的利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動変速機の歯車列を例示する概略系統図、第
2図は同じくその変速制御装置に本発明装置を組込んで
示す油圧回路図である。 1・・・・・・スケジューリング弁、2・・・・・・バ
ルブボデー、3・・・・・・スプール、4,7・・・・
・・室、5・・・・・・ばね、6・・・・・・オリフイ
ス、8〜10・・・・・・油路、104・・・・・・フ
ロントクラッチ、105・・・・・・リャクラッチ、1
06・・・・・・セカンドブレーキ、132・・・・・
・2−3シフトバルブ、165・・・・・・スロットル
圧通路、168・・・・・・フロントクラッチ圧供給回
路、168a・・・・・・オリフイス、141・・・・
・・バンドサーボ、169・・・・・・サーボアプライ
室、170・・・・・・サーボレリーズ室、180・・
・・・・サーボレリーズ圧供給回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2−3シフト弁からの油圧をサーボレリーズ室に導
    ひくことによりセカンドブレーキを解放すると共にフロ
    ントクラッチに導ひくことによりこのフロントクラッチ
    を締結して、第2速から第3速へのシフトアップが可能
    な自動変速機において、ばねに抗してフロントクラッチ
    への供給油圧に応動ずるスプールを備え、フロントクラ
    ッチへの供給油圧が所定値より低い時は、スプールがサ
    ーボレリーズ室への油圧供給通路を遮断すると共に、サ
    ーボレリーズ室をドレンポートに連通し、前記フロント
    クラッチへの供給油圧が所定値以上になった時は、スプ
    ールがサーボレリーズ室への油圧供給通路を導通すると
    共に、サーボレリーズ室をドレンボートから遮断するス
    ケジュール弁を2−3シフト弁とフロントクラッチ、サ
    ーボレリーズ室とを結ぶ油路中に設けたことを特徴とす
    る自動変速機の第2速から第3速へのシフトアップ時に
    おける空吹防止装置。 2 2−3シフト弁からの油圧をサーボレリーズ室に導
    ひくことによりセカンドブレーキを解放する吉共にフロ
    ントクラッチに導ひくことによりこのフロントクラッチ
    を締結して、第2速から第3速へのシフトアップが可能
    な自動変速機において、ばねとスロットル圧に抗してフ
    ロントクラッチへの供給油圧に応動ずるスプールを備え
    、フロントクラッチへの供給油圧が所定値より低い時は
    、スプールがサーボレリーズ室への油圧供給通路を遮断
    すると共に、サーボレリーズ室をドレンポートに連通し
    、フロントクラッチへの供給油圧が所定値以上になった
    時は、スプールがサーボレリーズ室への油圧供給通路を
    導通すると共に、サーボレリーズ室を前記ドレンポート
    から遮断するスケジュール弁を2−3シフト弁とフロン
    トクラッチ、サーボレリーズ室きを結ぶ油路中に設けた
    ことを特徴とする自動変速機の第2速から第3速へのシ
    フトアップ時における空吹防止装置。
JP53102993A 1978-08-24 1978-08-24 自動変速機の第2速から第3速へのシフトアツプ時における空吹防止装置 Expired JPS599369B2 (ja)

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