JPH0512204Y2 - - Google Patents

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JPH0512204Y2
JPH0512204Y2 JP1985186692U JP18669285U JPH0512204Y2 JP H0512204 Y2 JPH0512204 Y2 JP H0512204Y2 JP 1985186692 U JP1985186692 U JP 1985186692U JP 18669285 U JP18669285 U JP 18669285U JP H0512204 Y2 JPH0512204 Y2 JP H0512204Y2
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JP
Japan
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linear velocity
transfer paper
photoreceptor
section
conveyance
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JP1985186692U
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は複写機の転写部から定着装置に至るま
での転写紙搬送装置に関する。
(従来技術) 第4図は従来の複写機における転写紙の搬送系
を示している。
給紙部1より送り出された転写紙は感光体2と
接触し、転写チヤージヤー3により感光体2上の
トナーを転写される。その後、分離チヤージヤ4
により感光体2から転写紙を分離し、この転写紙
を定着装置6に搬送する。さらに転写紙は排紙部
7に送られる。感光体2から定着装置6への転写
紙の搬送は、搬送部5により行われる。搬送部5
はバキユームフアンを設けた無端ベルトで構成さ
れている。
ここで、各線速度は感光体線速V1、搬送部線
速V2、定着線速V3とすると V3≦V1≦V2 ……(1) となるように構成されている。
(1)式の説明を行う。
感光体線速V1に対し、搬送部線速V2は遅くな
らないようにしてある。V2がV1に対して遅くな
ると、感光体2と搬送部5の継ぎ目で弛みが生じ
て、転写ぶれ等により画像品質が低下する。
また定着部線速V3はV1に対し速めると、感光
体と定着ローラとの搬送距離以上のサイズの転写
紙を搬送した場合、感光体上に接していた転写紙
が引つ張られて転写不良等の画像品質低下の原因
となる。
上記に示したように、画像品質上では(1)式を満
足するようにしなければいけないが、その場合、
搬送品質上、問題になつてくることがある。(1)式
のように、定着線速V3が搬送部線速V2より遅く
なつてくると(極力、同一線速になるように設定
しているが、部品精度等を考慮し若干V2>V3
している)定着前で転写紙に弛みが生じる。
長尺サイズの転写紙だとその弛みは無視できな
くなり、この弛みは定着部でしわの発生原因とな
る。
即ち、転写紙に弛みが発生すると転写紙に自由
度が与えられ、定着部の熱により転写紙の水分が
抜け、繊維間が容易に収縮し、この結果転写紙が
波打ちし、定着ローラ通過後、転写紙にしわが発
生するのである。
これまで上記の対策として、各線速を合致させ
る為に定着ローラ等の加工精度を上げたり、また
転写部において、転写紙により電流値を変えた
り、また転写紙の含水分を管理するため転写紙の
改良を行つたりしてきたが、転写紙が吸湿してし
まうとその効果がなくなり、どれもコストアツプ
になるばかりで、まだ完全な対策は行われていな
い。
(目的) 本考案はこの様な背景に基づいてなされたもの
であり、定着前の搬送路における長尺転写紙の転
写不良防止及びヒートロール定着装置による転写
紙のしわを防止することを目的とするものであ
る。
(構成) そのため本考案では、感光体と、その感光体に
対向するように設けられている転写部と、転写紙
上のトナーを定着する定着装置と、上記転写部か
ら定着装置に転写紙を搬送する搬送手段を有する
複写機において、 上記搬送手段は、感光体より転写紙搬送方向の
下流近傍に配置された第1搬送手段と、定着装置
より転写紙搬送方向の上流近傍に配置された第2
搬送手段との、少なくとも2つの搬送手段を有
し、 上記第1搬送手段の線速V21は、上記感光体の
線速V1より遅くない速度とし、 V1≦V21 ……(2) 上記第2搬送手段の線速V22は、上記定着装置
の線速V3より速くない速度とし、 V22≦V3 ……(3) 上記感光体の線速V1は、上記定着装置の線速
V3より遅くない速度とし、 V3≦V1 ……(4) なおかつ、上記第1搬送手段と第2搬送手段の
間において転写紙が湾曲するように、第1搬送手
段の線速V21を第2搬送手段の線速V22より速い
速度としたV22<V21ことを特徴とするものであ
る。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。尚、従来例と同一個所は同一符号とする。
第1図は本考案の一実施例に係る複写機の転写
紙搬送系を示す図である。
本考案においては転写チヤージヤー3から定着
装置(定着ローラ対)6までの搬送部は、それぞ
れ独立した無端ベルトユニツトからなる第1搬送
部8、第2搬送部9から構成される。この第1搬
送部8、第2搬送部9は水平ではなく、若干上方
に折り曲げた形で配置されている。
そして前述した様に、第1搬送部の線速を
V21、第2搬送部9の線速をV22とすると、 V1≦V21,V22≦V3,V3≦V1 を満足するように構成する。
画像品質上(2),(4)式を満足し、搬送品質上(3)式
を満たせばよい。
次に、搬送部の線速を変える手段を第2図に基
づき説明する。
搬送部の転写紙線速V2とすると、 V2=f(p,μ)・VR ……(5) (O≦f(p,μ)≦1) で表される。
ここで、VR:搬送ベルト周速、P:転写紙に
及ぼすフアンの吸引力、μ:転写紙とベルトの摩
擦係数。
ここで、(2),(3)式を満たす様にする為には、以
下の方法がある。
VRを変える方法;コロ径やベルト駆動ロー
ラ径を変化させる。
駆動系により回転数を変える。
pを変える方法;搬送ガイド板の吸引孔の形
状、孔数を変える。
フアンの容量、設置個数を変える。
μを変える方法;コロ、ベルト等の材質を変
える。
コロ、ベルト等の表面性を変える。
上記どの方法を利用しても良い。
また搬送部10が第3図で示されるような導電
性ベルトを利用したものであつても、(5)式中のp
が帯電による吸着力におきかわり、上記の方法で
(2),(3)式を達成することが出来る。
尚、11は電圧印加ブラシ、12はバイアス電
源である。
(効果) 本考案は以上述べた通りのものであり、 V22≦V3とすることにより定着部での、未定
着のトナーが付着しているシートループ部と定
着ローラのニツプ部より上流部との間のこすれ
が防止でき、トナーの脱落による画像品質の低
下がなくなる。
前述のように従来のものでは、定着部でシー
トの弛みが生じると、定着部の熱によりシート
の水分が抜け、繊維間が容易に収縮し、波打ち
し、定着ローラを通過することによりシートが
しわになつてしまう。
これに対し、本考案ではV22≦V3とすること
により、定着部でシートループ部を作らないの
で、シートがしわになるようなことはない。
V22<V21とすることにより、第1搬送手段
と第2搬送手段の間において転写紙にループが
形成されて、そのループと定着ローラの間に十
分な距離が確保でき、しかもシートのループ前
とループ後との間に自由度が与えられる。その
ためシートが斜行して来ても、ループ前とルー
プ後との間でねじれが吸収され、その結果、シ
ートが破れるようなことはない。
したがつて、本考案に係る転写紙搬送装置によ
れば、長尺サイズの転写紙における転写不良がな
くなり、コピー品質が向上すると共に定着装置に
よるしわ発生率の低下を計ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る複写機の転写
紙搬送系を示す図、第2図は搬送部の線速を変え
る要素を示す図、第3図は搬送部に導電ベルトを
使用した状態を示す図、第4図は従来例に係る転
写紙搬送系を示す図である。 2……感光体、3……転写部、6……定着装
置、8,9……搬送部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 感光体と、その感光体に対向するように設けら
    れている転写部と、転写紙上のトナーを定着する
    定着装置と、上記転写部から定着装置に転写紙を
    搬送する搬送手段を有する複写機において、 上記搬送手段は、感光体より転写紙搬送方向の
    下流近傍に配置された第1搬送手段と、定着装置
    より転写紙搬送方向の上流近傍に配置された第2
    搬送手段との、少なくとも2つの搬送手段を有
    し、 上記第1搬送手段の線速V21は、上記感光体の
    線速V1より遅くない速度としV1≦V21、 上記第2搬送手段の線速V22は、上記定着装置
    の線速V3より速くない速度としV22≦V3、 上記感光体の線速V1は、上記定着装置の線速
    V3より遅くない速度としV3≦V1、 なおかつ、上記第1搬送手段と第2搬送手段の
    間において転写紙が湾曲するように、第1搬送手
    段の線速V21を第2搬送手段の線速V22より速い
    速度としたV22<V21ことを特徴とする複写機。
JP1985186692U 1985-12-05 1985-12-05 Expired - Lifetime JPH0512204Y2 (ja)

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JP1985186692U JPH0512204Y2 (ja) 1985-12-05 1985-12-05

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Publication Number Publication Date
JPS6296056U JPS6296056U (ja) 1987-06-19
JPH0512204Y2 true JPH0512204Y2 (ja) 1993-03-29

Family

ID=31136482

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JP5627380B2 (ja) * 2010-10-07 2014-11-19 キヤノン株式会社 画像形成装置
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JPS599369B2 (ja) * 1978-08-24 1984-03-02 日産自動車株式会社 自動変速機の第2速から第3速へのシフトアツプ時における空吹防止装置
JPS60122657A (ja) * 1983-12-06 1985-07-01 Canon Inc 搬送装置

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JPS599369U (ja) * 1982-07-12 1984-01-21 ミノルタ株式会社 電子複写機

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