JPH0342448Y2 - - Google Patents

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JPH0342448Y2
JPH0342448Y2 JP19299785U JP19299785U JPH0342448Y2 JP H0342448 Y2 JPH0342448 Y2 JP H0342448Y2 JP 19299785 U JP19299785 U JP 19299785U JP 19299785 U JP19299785 U JP 19299785U JP H0342448 Y2 JPH0342448 Y2 JP H0342448Y2
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fixing device
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JP19299785U
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、複写機の転写部から定着装置に至る
までの転写紙搬送装置に関する。
(従来技術) 第7図は従来の複写機における転写紙の搬送系
を示している。
給紙部1より送り出された転写紙は、感光体2
と接触し、転写チヤージヤー3により感光体2上
のトナーを転写される。その後、分離チヤージヤ
4により感光体2から転写紙を分離し、この転写
紙を定着装置6に搬送する。さらに転写紙は排紙
部7に送られる。感光体2から定着装置6への転
写紙の搬送は、搬送部5により行われる。搬送部
5はバキユームフアンを設けた無端ベルトで構成
されている。
ここで、各線速度は感光体線速V1、搬送部線
速V2、定着線速V3とすると V3≦V1≦V2 (1) となるように構成されている。
(1)式の説明を行う。
感光体線速V1に対し、搬送部線速V2は遅くな
らないようにしてある。V2がV1に対して遅くな
ると、感光体2と搬送部5の継ぎ目で弛みが生じ
て、転写ぶれ等により画像品質が低下する。
また定着部線速V3はV1に対し速めると、感光
体と定着ローラとの搬送距離以上のサイズの転写
紙を搬送した場合、感光体上に接していた転写紙
が引つ張られて転写不良等の画像品質低下の原因
となる。
上記に示したように、画像品質上では(1)式を満
足するようにしなければいけないが、その場合、
搬送品質上、問題になつてくることがある。(1)式
のように、定着線速V3が搬送部線速V2より遅く
なつてくると(極力、同一線速になるように設定
しているが、部品精度等を考慮し若干V2>V3
している)定着前で転写紙に弛みが生じる。
長尺サイズの転写紙だとその弛みは無視できな
くなり、この弛みは定着部でしわの発生原因とな
る。
即ち、転写紙に弛みが発生すると転写紙に自由
度が与えられ、定着部の熱により転写紙の水分が
抜け、繊維間が容易に収縮し、この結果転写紙が
波打ちし、定着ローラ通過後、転写紙にしわが発
生するのである。
これまで上記の対策として、各線速を合致させ
る為に定着ローラ等の加工精度を上げたり、また
転写部において、転写紙により電流値を変えた
り、また転写紙の含水分を管理するため転写紙の
改良を行つたりしてきたが、転写紙が吸湿してし
まうとその効果がなくなり、どれもコストアツプ
になるばかりで、まだ完全な対策は行われていな
い。
(目的) 本考案はこの様な背景に基づいてなされたもの
であり、定着前の搬送路における長尺転写紙の転
写不良防止及びヒートロール定着装置による転写
紙のしわを防止することを目的とするものであ
る。
(構成) 本考案は感光体と、感光体上のトナー像を転写
紙に転写する転写部と、転写紙上のトナーを定着
する定着装置と、転写部から定着装置に転写紙を
搬送する搬送手段を有する複写機において、その
搬送手段が転写部側の第1搬送部と、定着装置側
の第2搬送部により構成され、転写紙先端を定着
装置に挾持するまでは、第1搬送部と第2搬送部
との間で転写紙の弛みが生じない線速で、且つ上
記感光体より遅くない線速に第2搬送部の線速を
設定し、転写紙先端を定着装置が挾持後は、第1
搬送部と第2搬送部との間で転写紙の弛みが生じ
る線速で、且つ上記定着装置より速くない線速に
第2搬送部の線速を変化させるようにした構成と
し、定着前で転写紙の弛み発生を防止することに
より、しわの発生を防止することを特徴とする。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。尚、従来例と同一個所は同一符号とする。
第1図は本考案の一実施例に係る転写紙の転写
紙搬送系を示す図である。
本考案においては転写チヤージヤー3から定着
装置(定着ローラ対)6までの搬送部は、それぞ
れ独立した無端ベルトユニツトからなる第1搬送
部8、第2搬送部9から構成される。この第1搬
送部8、第2搬送部9は水平ではなく、若干上方
に折り曲げた形で配置されている。
まず、第2図に示すように転写紙先端が定着部
直前まで搬送された時、感光体線速V1、第1搬
送部線速V21、第2搬送部線速V22、定着部線速
V3とすると、 V3≦V1≦V21=V22 (2) となるように構成されている。
次に、第3図に示すように転写紙先端が定着部
にくわえ込まれた時、各線速の関係が V22<V3≦V1≦V21 (3) となるように構成されている。
ここで、V22の減速はクラツチ等(図示せず)
により、第2搬送部の駆動を切ることにより
(V22=0)行つている。
次に第4図に示すように転写紙後端が転写部を
抜け切る直前まで、第1搬送部上の転写紙の速度
はV1であり、また第2搬送部上の転写紙速度は
V3であり、さらに転写紙が定着部にくわえ込ま
れてから転写部を抜け切るまでの時間Δtとする
と、第1搬送部と、第2搬送部との継ぎ目部にお
いて、(V1−V3)Δtとすると、第1搬送部と、
第2搬送部との継ぎ目部において、(V1−V3
Δtだけの弛みが生じる。この弛みは少ない程良
いのだが、転写紙が長尺になればなる程、Δtが
増大し無視できなくなる。弛みが多いと第5図の
ように転写紙後端が跳ね返り、転写紙上のトナー
が散る不具合を生じる。
従つて、第6図に示すように、転写紙後端が転
写部を抜けた時、第1搬送部の線速を下げて、弛
みの解消を行う、その時の各線速の関係は、 V21<V3,V22<V3 (4) ここで、V21の低下はクラツチ(図示せず)に
より、駆動を切ることにより達成する。上記の中
でV21,V22の低下をクラツチオフにより達成し
ているが、各搬送手段毎に駆動源を設け、線速を
制御しても良い。
(効果) 本考案は以上述べた通りのものであり、本考案
に係る転写紙搬送装置によれば、長尺サイズの転
写紙における転写不良がなくなり、コピー品質が
向上すると共に定着装置によるしわ発生率の低下
を計ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る複写機の転写
紙搬送系を示す図、第2図、第3図、第4図、第
5図、第6図は、転写紙の各位置における2つの
搬送部の線速の関係を説明するための図、第7図
は従来例に係る転写紙搬送系を示す図である。 2……感光体、3……転写部、6……定着装
置、8,9……搬送部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 感光体と、 感光体上のトナー像を転写紙に転写する転写
    部と、転写紙上のトナーを定着する定着装置
    と、 転写部から定着装置に転写紙を搬送する搬送
    手段を有する複写機において、 その搬送手段が転写部側の第1搬送部と、定
    着装置側の第2搬送部により構成され、 転写紙先端を定着装置に挾持するまでは、第
    1搬送部と第2搬送部との間で転写紙の弛みが
    生じない線速で、且つ上記感光体より遅くない
    線速に第2搬送部の線速を設定し、 転写紙先端を定着装置が挾持後は、第1搬送
    部と第2搬送部との間で転写紙の弛みが生じる
    線速で、且つ上記定着装置より速くない線速に
    第2搬送部の線速を変化させるようにしたこと
    を特徴とする複写機の転写紙搬送装置。 (2) 転写紙の後端が転写部を通過したら、第1搬
    送部の線速を、定着部線速より低下することを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の複写機の転写紙搬送装置。
JP19299785U 1985-12-17 1985-12-17 Expired JPH0342448Y2 (ja)

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JP19299785U JPH0342448Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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JP19299785U JPH0342448Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

Publications (2)

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JPS62103068U JPS62103068U (ja) 1987-07-01
JPH0342448Y2 true JPH0342448Y2 (ja) 1991-09-05

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JPS62103068U (ja) 1987-07-01

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