JPS5920901B2 - 自動車用自動変速機の液圧制御回路 - Google Patents

自動車用自動変速機の液圧制御回路

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JPS5920901B2
JPS5920901B2 JP51054021A JP5402176A JPS5920901B2 JP S5920901 B2 JPS5920901 B2 JP S5920901B2 JP 51054021 A JP51054021 A JP 51054021A JP 5402176 A JP5402176 A JP 5402176A JP S5920901 B2 JPS5920901 B2 JP S5920901B2
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port
pressure
liquid path
shift
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和男 石川
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Aisin Seiki Co Ltd
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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
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    • F16H61/065Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using fluid control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H2061/0288Relay valve, e.g. valve arranged between shift valve and servo
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車用自動変速機の液圧制御回路に係り、殊
に変速機に所定の動力列を保障するために圧液により作
動する摩擦係合装置の係合作用を初期圧から(圧液が供
給された時から)次第に上昇するように調整する調整弁
、所謂トリマーバルブを備えた液圧制御回路に関するも
のである。
従来の此種制御回路において、トリマーバルブは摩擦係
合装置へ圧液を給排する液路に適用されているのが一般
的で、液圧源からの圧液であるライン圧を調整するもの
であり、初期圧を決定すべくスプリングの付勢力とスロ
ットル開度に応答した圧力とを調圧用ピストンを介して
対向なしてライン圧と調圧用ドレーンポート間を連通制
御し、その制御された圧力を更に前記スプリングの付勢
方向に作用なして次第に係合圧を上昇なしていたことか
ら、前記スロットル開度に応じた圧力は前記ピストンの
作用圧であることから、前記ピストンの変位により前記
スロットル開度に応じた圧力は変動してしまうため、こ
のスロットル開度に応じた圧力にて作動を制御される他
のバルブ部材は誤作動を起すこととなり好ましくなかっ
た。
そこで本発明は、前述の欠点を解消すべく前述のスロッ
トル開度に応じた圧力を前述のピストンの作用圧として
作用させることなく、前述の調圧用ドレーンポートに連
通なして、係合圧の調整作動により生じるピストンの変
位があってもスロットル開度に応じた圧力の変動を防止
することができる自動車用自動変速機の液圧制御回路を
提供するものである。
本発明は、液圧源と、エンジンの出力に対応したスロッ
トル圧を出力するスロットル弁装置と、変速機に所定の
動力列を保障するために圧液により作動する複数の摩擦
係合装置と、この複数の摩擦係合装置に液圧源からの液
圧を適宜切換て供給する切換装置き、この切換装置と複
数の摩擦係合装置とを結ぶ液路に適用されており、この
液路に連結され圧液を導入する一つのポート、このポー
トから離間して設けられた他のポート、所定の附勢力で
押圧されており一つのポートから導入された圧液を受は
所定の附勢力に抗して変位し一つのポートと他のポート
とを連通し得る弁体を備え、所定の附勢力に対応した予
定圧に圧液を調整するようにし、一つのポートへ圧液が
印加された後所定の附勢力を漸次増大させる制御手段を
設けるとともに、他のポートへスロットル弁装置からの
スロットル圧を導入して成る調整弁とを有する自動車用
自動変速機の液圧制御回路である。
以下、添付図面に基づき、本発明の一実施例を説明する
先ず、第1図により本発明に使用する変速機の一例を説
明する。
10は一般に周知の3要素1段2相型のトルクコンバー
タでエンジン出力軸11に連結されるポンプインペラ1
2と後述の変速機20の入力軸13に連結されるタービ
ンランナー14及びケース15にワンウェイブレーキ1
6を介して支持されるステータホイール17とから成っ
ている。
又トルクコンバータ10内にはポンプインペラ12とタ
ービンランナー14、即ちエンジン出力軸11と変速機
20の入力軸13とを直結にする直結クラッチ(ロック
アツプクラッチ)18が設けられている。
入力軸13の後方には変速機20の出力軸19が回忌に
設けられている。
入力軸13と出力軸19との間にはシングルピニオン式
の第1プラネタリギヤセツト21、第2プラネタリギヤ
セツト22、第3プラネタリギヤセツト23及び第4プ
ラネタリギヤセツト24が順次配置されている。
第1プラネタリギヤセツト21は第1サンギヤ25と該
第1サンギヤに噛合う第1プラネタリギヤ26と該第1
プラネタリギヤに噛合う第1リングギヤ27と第1プラ
ネタリギヤ26を枢支する第1キヤリヤ28とを含んで
いる。
同様に第2プラネタリギヤセツト22も第2サンギヤ2
9と第2プラネタリギヤ30と第2リングギヤ31と第
2キヤリヤ32とを含み、第3プラネタリギヤセツト2
3も第3サンギヤ33と第3プラネタリギヤ34と第3
リングギヤ35と第3ギヤリヤ36とを含み、第4プラ
ネタリギヤセツト24は第4サンギヤ37と第4プラネ
タリギヤ38と第4リングギヤ39と第4キヤリヤ40
とを含んでいる。
第1リングギヤ27と第2キヤリヤ32及び第3リング
ギヤ35とは一体で回転できるように連結されるととも
に入力軸13とは第1クラツチ41を介して駆動される
第1キヤリヤ28と第2リングギヤ31とは一体で回転
出来るように連結されるとともに入力軸13とは第2ク
ラツチ42を介して駆動される。
第1サンギヤ21は入力軸13とは第3クラツチ43を
介して駆動されるとともにケース15に第1ブレーキ4
4で固定され得る。
第1リングギヤ27と第2キヤリヤ32と第3リングギ
ヤ35とはケース15に第2ブレーキ45で固定され得
る。
第2サンギヤ22と第3サンギヤ33と第4リングギヤ
39とは一体で回転出来るように連結されるとともに、
第3ブレーキ46にてケース15に固定され得る。
第4キヤリヤ40はケース15に第4ブレーキ47にて
固定され得る。
第3キヤリヤ36と第4サンギヤ31と出力軸19とは
一体的に回転され得るようになっている。
このキャトレーンに於ては、第3クラツチ43と第4ブ
レーキ47とが係合すれば前進最低速段のLOWレンジ
が得られる。
第3クラツチ43と第3ブレーキ46とが係合すれば前
進第1速が完成し、第2クラツチ42と第3ブレーキ4
6とが係合すれば前進第2速、第1クラツチ41と第3
ブレーキ46とが係合すれば前進第3速、第1クラツチ
41と第2クラツチ42とが係合すれば直結状態の前進
第4速、第1クラツチ41と第1ブレーキ44が係合す
れば最高速段のオーバドライブレンジが完成する。
第3クラツチ43と第2ブレーキ45が係合すれば後進
駆動が完成するようになっている。
以上の変速段と各摩擦係合装置の係合状態をまとめれば
、第2図の如きなり、図中○印のついた摩擦係合装置が
係合している。
以上の変速機につき使用すべき本発明の流体式調節手段
はポンプ50、レギュレータバルブ100、マニュアル
バルブ150、ダウンシフトコントロールバルブ200
、スロットルバルブ250、キックダウンコントロール
バルブ300、LOW−Highチェンジバルブ(以下
単にL−Hチェンジバルブと称す)350、ガバナバル
ブ400、ガバナモジュレータバルブ450、チェンジ
バルブ500、スロットルモジュレータバルブ550、
トルクコンバータプレッシャコントロールバルブ600
、L−1シフトバルブ650.1−2シフトバルブ70
0.2−3シフトバルブ750.3−4シフトバルブ8
00、ODシフトバルブ850、リバースインヒビター
バルブ900、第4ブレーキトリマーバルブ950、第
3ブレーキトリマーバルブ1000、第2ブレーキトリ
マーバルブ1050、第1ブレーキトリマーバルブ11
00、第3クラツチトリマーバルブ1150、第2クラ
ツチトリマーバルブ1200第1クラツチトリマーバル
ブ1250、から成っている。
第3G図に示すポンプ50はオイルタンク51から濾過
器52及び吸入液路53を経て流体を吸入し吐出液路5
4へ排出する。
ポンプ50は直接エンジン(図示路)の出力軸11から
ポンプインペラ12を介して駆動される。
液路55はレギュレータバルブ100に連通しており、
複数個の摩擦クラッチ41.42.43及び摩擦ブレー
キ44.45,46.47等の摩擦係合装置を係合させ
変速機20に動力列を保証するライン圧液路である。
第3E図に示すレギュレータバルブ100はライン圧液
路55内の圧力調整作用をするもので、該バルブ100
にはバルブボディ101内のボアに嵌合する同径のラン
ド102a102b 、102cを有するバルブ102
とバルブ102を図示下方に押圧するスプリング103
と該スプリングの張力をバルブ102に伝えるためバル
ブ102に係合されるスプリング受け104と前記バル
ブボディ101のバルブボア内に嵌入固定されたバルブ
スリーブ105と該スリーブ内の中径部に密封的かつ摺
動自在に嵌入したプラグ106とが含まれている。
バルブボディ101はポー)101a、101b、10
1c。
101d、101e 、101 f及び室101g。
1oth、101i 、1(Nj 、101k。
1011を有する。
ポーN01aはライン圧を導入しライン圧がバルブラン
ド102aに作用する様に働き、又ポー)101 bは
排出ポートで通路56により吸入通路53と連通ずる。
ポート101eはオイルタンク51に連通ずる排出ポー
トである。
ポート101 cには吐出液路54とライン圧液路55
とが連通されている。
ポート101dはその途中にオリフィス108を有する
液路57によりトルクコンバータ10への循環油を供給
する。
ポーN01fはプラグ106とスリーブ105との室1
011内に連通ずるポートである。
フィン液路55はその途中で液路55aを分岐し、その
分岐液路55aはガバナバルブ400の入カポ−)40
1aに連通している。
第3E図に示すガバナバルブ400はポー)401a。
401b、401cを有するバルブボディ401と該バ
ルブボディ内に密封的かつ摺動可能に嵌入する小径ラン
ド402aと大径ランド402bとを有するバルブ40
2とを含む。
ポー)401cン はオイルタンク51に連通ずる排出
ポートである。
バルブボディ401は変速機20の出力軸19上に固定
され出力軸19と同一回転する様になっており、バルブ
402はその小径ランド402aが出力軸19に対して
半径外方向側に位置するよう1 にバルブボディ401
内に嵌入している。
ポート401bは液路59を介しガバナモジュレータバ
ルブ450のポート451aとODシフトバルブ850
のポート851 a、 34シフトバルブ800のポ
ート801a及び2−3シフトバルブ) 150のポー
h751aとに連通している。
第3F図に示すガバナモジュレータバルブ450はポー
)451a、451b、451c、451d。
451e、451fを有するバルブボディ451内に図
示右側に径の大きなプラグ452をそして左側にプラグ
452より小径の同一径なるランド453aと453b
を有するバルブ453を夫々摺動自在に嵌入して成る。
ポー)451aには前述の液路59が連絡しポート45
1b、451cは排出路でタンク51に連通している。
ポート451eはライン液路55より分岐した液路55
bと連通してライン圧を供給する。
ポート451dとポート451fとは夫々連通しポート
451dは液路60を介してリバースインヒビターバル
ブ900のポート901a及びL−1シフトバルブ65
0のポート651a、1−2シフトバルブ700のポー
)701aに連通している。
第3G図に示すマニュアルバルブ150はポート151
a、151b、151c、151d。
151e 、151f 、151g、151h。
1511を有するバルブボディ151と該バルブボディ
内に密封的に摺動可能に嵌入される同径の3個のランド
152a、152b、152cを有するバルブ152を
含む。
ポーN51aは前述のライン圧液路55に連通している
ポート151bは3−4シフトバルブのポート801f
とチェンジバルブ500のポート501aに液路61を
介して通じるとともに液路62を通してスロットルバル
ブ250のポート251aとL−Hチェンジバルブ35
0のポー)351 aに通じている。
ポート151cはダウンシフトコントロールバルブ20
0のポート201a、201bに液路63を介して流体
的に連通している。
ポート151dはダウンシフトコントロールバルブ20
0のポー)201cと液路64を介して連通ずる。
ポー)151eは液路65を通して3−4シフトバルブ
800のポート801b及びODシフトバルブのポート
851gに連通している。
ポー)151 fは液路66を介して2−3シフトバル
ブ750のポー)751 bに連通している。
ポーN51gは液路67を介して1−2シフトバルブ7
00のポー)701bに連通している。
ポート151hは通路68を介してL−1シフトバルブ
650のポート651bに連通している。
ポーN51iは液路69を介してチェンジバルブ500
のポート501cと1−2シフトバルブ700のポー)
701 i及びリバースインヒビターバルブ900のポ
ー)901bに連通している。
第3G図に示すダウンシフトコントロールバルブ200
はポート201a、201b、201c。
201dを有するバルブボディ201と該バルブボディ
内に密封的かつ摺動可能に嵌入する同径のランド202
a 、202bを有するバルブ202と該バルブを図示
左方に押圧するスプリング203と該スプリングをバル
ブボディ201に位置決めするピン204とより構成さ
れる。
ポート201dはオイルタンク51に連通ずる排出ポー
トである。
ポート201 aと201bへはマニュアルバルブ15
0のポート151cから液路63によって連通しポート
201aより室201eに液圧が導びかれ、ランド20
2aが受圧面となりバルブ202を右方向へ押し、スプ
リング203とバランスした液圧が室201fに発生し
、ライン圧より低い所定の一定圧を液路64によりマニ
ュアルバルブ150のポート151dへ供給する。
第3G図に示すスロットルバルブ250はポート251
a 、251 b t 251 c 、251 d
251f、251e、251gを有するバルブボディ2
51と該バルブボディ内に密封的かつ摺動可能に嵌入す
る小径ランド252aとそして同径の大径ランド252
b 、252cを有するバルブ252と該バルブ252
ランド252b、252cと同径のランド253aを有
するバルブ253と両バルブ252,253間に張設さ
れる第1スプリング254とバルブ252を第1スプリ
ング254に対向する側に押圧する第2スプリング25
5とを含んでいる。
なお、256はバルブボディ251に植設されたピンで
バルブ253の左方への動きを止めるストッパーとして
作用する。
バルブ253は車輛のアクセルペダル(図示路)に適当
な手段により連結され、アクセルペダルの踏込量に応答
して図示右方へ押し込まれるようになっている。
ポー)251d、251fはオイルタンク51に連通ず
る排出ポートである。
ポート251aは前述の如くマニュアルバルブ150の
ポート151bと連通し、又ポート251bと2510
とは液路70により、互に連通し且つ1−2シフトバル
ブ700のポート701h、2−3シフトバルブ750
のポート751h及び3−4シフトバルブ800のポー
)8011に連通されると共に液路70から分岐した液
路70aによりスロットルモジュレータバルブ550の
ホード551aに連通している。
ポート251eとポート251gは液路71により連通
され、該ポート251gは液路77を介してキックダウ
ンコントロールバルブ300のポート301dに連通し
ている。
第3H図に示すスロットルモジュレータバルブ550は
ポート551a、551c、551d。
551eを有するバルブボディ551と該バルブボディ
内に密封的かつ摺動可能に嵌入する2個の同径なるラン
ド552a 、552bを有スるバルブ552と該バル
ブ552を図示左方に押圧するスプリング553とを含
んでいる。
バルブボディ551のバルブ552が嵌入するボアの右
方の開口部には密封的に栓554が嵌入され、ピン55
5により右方への抜は止めがなされている。
ポート551dはオイルタンク51へ連通ずる排出孔で
ある。
ポート551cとポート551eは液路73により互に
連通している。
ポート551aにはスロットルバルブ250のポート2
51bと連通してスロットル圧が供給され更に室551
fに通じてバルブ552を図示左方へと押圧する。
そしてランド552aとランド552b間に形成した室
551gにはスロットル圧とランド径552aの受圧力
とスプリング553の張力と釣り合った圧力の総和でス
ロットル圧に比例したスロットル圧よりも少し高い圧力
を発生し、該圧力をポート551cから第4ブレーキト
リマーバルブ950のポー)951b、第3ブレーキト
リマーバルブ1000のポート1001b、第2ブレー
キトリマーバルブ1050のポート1051b、第1ブ
レーキトリマーバルブ1100のポート1101b。
第3クラツチトリマーバルブ1150のポート1151
b、第2クラツチトリマーバルブ1200のポー)12
01b、第1クラツチトリマーバルブ1250のポート
1251bに夫々液路74を介して連通ずる。
第3G図に示すキックダウンコントロールバルブ300
はポート301a。
301b、301c、301dを有するバルブボディ3
01と該バルブボディ内に密封的かつ摺動可能に嵌入す
る小径ランド302aを有するバルブ302と該バルブ
302より少し大きいランド303aを有するバルブ3
03が嵌入し該両バルブ間に張設されるスプリング30
4により構成される。
ポート301b、301cはオイルタンク51に連通ず
る排出ポートである。
ポート301aはL−Hチェンジレバー350のポート
351bと液路γ6aを介して連通し、又ポート301
dは前述のスロットルバルブ250のポート251gと
液路77を介して連通している。
第3G図に示すL−Hチェンジバルブ350はポート3
51a。
351b、351cを有するバルブボディ351内に密
封的かつ摺動自在に嵌する2個の同径ランド352A、
352bを有するバルブ352より成り、ポート351
aは前述のマニュアルバルブ150のポー)151bよ
り液路62から分岐した液路62aを介してライン圧が
供給され、又ポート351bは前述のキックダウンコン
トロールバルブ300のポート301aと液路76aと
連通ずるとともにODシフトレバ−バルブ850のポー
ト851hと液路76aから分岐した液路76を介して
連通ずる。
第3D図に示すリバースインヒビターバルブ900はポ
ート901a。
901b、901c、901d、901eを有するバル
ブボディ901と該バルブボディ内に密封的かつ摺動可
能に嵌入する相等しいランド径902a 、902bを
有するバルブ902と該バルブを図示上方へ付勢するス
プリング903をから成り、ポー)901aは液路60
を介してガバナモジュレータバルブ450のポート45
1dと連通しており、ポート901bは液路69を介し
てマニュアルバルブ150のポート1511と連通し、
又ポート901cと901eとは互に液路80を介して
連通ずるとともに第2ブレーキトリマーバルブ1050
のポート1051a。
1051d、1051eと連通し更に第2ブレーキ45
のサーボ室45aに連通ずる。
ポート901dはオイルタンク51と連通ずる排出ポー
トである。
バルブ902はガバナ圧に比例したガバナモジュレータ
圧とスプリング903の付勢力により上下変位する。
第3°D図に示すL−1シフトバルブ650はポート6
51a、651b、651c、651d。
651e、651f 、651g、651hを有するバ
ルブボディ651と該バルブボディ内に密封的かつ摺動
自在に嵌入する大径ランド652aと該大径ランドより
小径なる3個のランド652b。
652c、652dを有するバルブ652と該バルブを
図示下方に押圧するスプリング653とを含む。
ポート651aは液路60を介してガバナモジュレータ
バルブ450のポート451dと連通し、又ポー)65
1bはマニュアルバルブ150のポーN51hに液路6
8を介して連通している。
ポート651c及びポート651fはオイルタンク51
に連通ずる排出ポートである。
ポート651dは液路90を介して、第3ブレーキトリ
マーバルブ1000のポーN0O1a。
1001d、1001eと連通し、第3ブレーキ46の
サーボ室46aに連通ずる。
ポー) 651 hは液路91を介して3−4シフトバ
ルブ800のポート801gに連通ずる。
又ポート651e。651gは液路92を介して相互に
連通ずる一方、第4ブレーキトリマーバルブ950のポ
ート951a、951d、951eに連通し、第4ブレ
ーキ47のサーボ室47aに連通ずる。
第3D図に示す1−2シフトバルブ700はポート70
1a、701b、701c、701d。
701e、701f 、701g、701h。
1011を有するバルブボディ701と該バルブボディ
内に密封的かつ摺動可能に嵌入する大径ランド702a
と該大径ランドよりわずかに小さい中径ランド702b
と該中径ランドより小さい2個の中径ランド702c、
702d及び該中径ランドより更に小さい小径ランド7
02eを有するバルブ702と該バルブの最小ランド7
02eよりさらに小さいランドを有するバルブ703と
バルブ702を図示上方へ付勢するスプリング704を
含んでおりバルブ703フリー状態で上記バルブボア内
に挿入されている。
ポート701c、701gはオイルタンク51に連通ず
る排出ポートであり、又オリフィス701j、701k
が配設されている。
ポート101aは前述の如くガバナモジュレータ圧液路
60に連通し、ポー)701bは前述の如く液路67に
よりマニュアルバルブ150のポート151gに連通し
、ポート101dは液路93を介して、第2クラツチト
リマーバルブ1200のポート1201a、L201d
、1201eに連通し第2クラツチのサーボ室42aに
連通ずる。
ポート701eは2−3シフトバルブ150のポート7
51fに液路94を介して連通ずる。
ポート701fは液路95を介して第3クラツチトリマ
ーバルブ1150のポート1151a。
1151d、1151eに連通ずるとともに第3クラツ
チのサーボ室43aに連通し、更に液路95から分岐し
た液路95aを介してレギュレータバルブ100のポー
)101fに連通ずる。
ポート701hは液路70を介してスロットル圧を供給
されるべくスロットルバルブ250のポート251b、
251cと連通している。
ポート7011は液路69を介してマニュアルバルブ1
50のポーN 51 iに連通している。
第3D図に示す2−3シフトバルブ750はポート75
1a、751b、751c、751d。
751e、751f 、751g、?51h。
7511を有するバルブボディ751と該バルブボディ
内に密封的かつ摺動可能に嵌入する大径ランド752a
と該大径ランドよりわずかに小さい中径ランド152b
と該中径ランドより小径の2個のランド752c 、7
52dそして該ランドより小さいランド752e及び前
記ランド152eよりも小さい小径ランド752fを有
するバルブ152と該バルブを図示上方に付勢するスプ
リング753と前述のバルブ752とスプリング153
を支持するりテーナ754とを含む。
ポートγ51c、γ51iはオイルタンク51に連通ず
る排出ポートであり、そのポー)751cにはオリフィ
ス751kが配設されている。
ポート751aはガバナ圧液路59によりガバナバルブ
400のポート401bに連通し、ポート751bは液
路66によりマニュアルバルブ150のポー)151f
に連通し、ポート151dは液路97により第1クラツ
チトリマーバルブ1250のポート1251a 、12
51d 、1251eに連通ずるとともに第1クラツチ
41のサーボ41a及び直結クラッチ18のサーボ室1
8aに連通ずる。
ポート751eは液路98によりチェンジバルブ500
のポート501bに連通し、又ポート151fは液路9
4により、■−2シフトバルブ700のポー)701e
に連通している。
ポート751gは液路98によりODシフトバルブ85
0のポー)851eに連通し、又ポート151hは1−
2シフトパルプ700のポート701hを介して液路1
0によりスロットル圧を供給されるべくスロットルバル
ブ250のポート251b、−251cと連通している
第3C図に示す3−4シフトバルブ800はポート80
1a、8(Nb、801c、801d。
801e、801f 、801g、801h。
801i、801j、801に、8(Nlを有するバル
ブボディ801と該バルブボディ内に密封的かつ摺動自
在に嵌入する大径ランド802 a。
該ランドよりわずかに小さい中径ランド802b。
該中径ランドよりさらに小さい2個の中径ランド802
c 、802d、該中径ランドよりさらに小さい小径ラ
ンド802eを有する第1バルブ802と該バルブの小
径ランド802eよりさらに小さなランド803aを有
する第2バルブ803を持ち、該第1バルブ間には互に
張設される第1スプリング804と第1バルブ802を
図示上方へ付勢する第2スプリング805及び該両スプ
リングを保持するリテーナ806にて構成され、ポート
801aは前述の如くガバナ圧液路59によりガバナバ
ルブ400のポート801bは液路65によりマニュア
ルバルブ150のポート151eに連通ずるとともに液
路65bにより0Dシフトバルブ850のポート851
gに連通している。
ポー)8(Nd、8(Nh、8(Njはオイルタンク5
1に連通ずる排出ポートであり、そのポート801d
、801hにはオリフィス801m、801nが設けら
れている。
ポート801eは液路99によりODシフトバルブ85
0のポート851dに連通ずる。
ポート801fは液路61によりチェンジバルブ500
のポー)501aに連通ずるとともにマニュアルバルブ
150のポート151bに連通ずる。
ポート801gは前述の如く液路91によりL−1シフ
トバルブ650のポー)651hに連通している。
ポート801iはポート801kに液路81により結ば
れている。
ポート8(Mlは2−3シフトバルブ750のポート1
51h及び1−2シフトバルブ700のポート701h
を介して液路70によりスロットル圧を供給されるべく
スロットルバルブ250のポート251b、251cと
連通している。
第3C図に示すODシフトバルブ850はポート851
a、851b、851c。
851d、851e、851f 、851g。
851hを有するバルブボディ851と該バルブボディ
内に密封的かつ摺動自在に嵌入する大径ランド852、
該大径ランドよりわずかに小さい2個の同径なるランド
852b 、852c及び該ランド852b、852c
より小さい小径ランド852dを有するバルブ852と
該バルブを図示上方へ付勢するスプリング853とスプ
リングリテーナ854より成り、前述の如くポート85
1aはガバナ圧液路59によりガバナバルブ400bに
連通し、又ポート851b、85Nはオイルタンク51
に連通ずる排出ポートであり、オリフィス851i、8
51jが設けられている。
ポート851cは液路861を介して第1ブレーキトリ
マーバルブ1100のポート1101a。
1101d、1101eに連通ずるとともに第1ブレー
キ44のサーボ室44aに連通ずる。
ポー1−85’ldは前述の如く液路99により3−4
シフトバルブ800のポー)801eに連通し、又ポー
ト851eは液路98を介して2−3シフト ・バルブ
750のポート751gに連通している。
ポート851gは液路65bにより3−4シフトバルブ
800のポー)801bを介して液路65によりマニュ
アルバルブ150のポーN51eに連通している。
ポート851hは液路16によりL−Hチェンジバルブ
350のポート351bとキックダウンコントロールバ
ルブ300のポート301aに連通している。
第3F図に示すチェンジバルブ500はポート501a
、501b、501cを有するバルブボディ501と該
バルブボディ内に密封的かつ摺動自在に嵌入するバルブ
502を有し、該バルブを図示右方へ押圧するスプリン
グ503及びそのス□ プリング503の一端を係止す
るプラグ504そして該プラグの図示左方への飛び出し
防止するためにボディ501に支持されたピン506、
そしてシールリング505とから成り、ポート501a
は液路61によりマニュアルバルブ150のポーH51
bと3−4シフトバルブ800のポート801fに連通
ずる。
ポート501bは2−3シフトバルブ750のポー)7
51eと連通し、又ポート501cは液路69によりマ
ニュアルバルブ150のポート151iと連通している
第3C図に示すトルクコンバータプレッシャコントロー
ルバルブ600はポート601a。
601bを有するバルブボディ601と該バルブボディ
内に密封的かつ摺動自在に嵌入するバルブ602と該バ
ルブ602を図示左方に付勢するスプリング603、該
スプリングの右方向への抜は止め防止するためにボディ
601に枢着されたピン604とから成り、ポート60
1aはトルクコンバータ10よりの循環油をオイルクー
ラ1300を介して連通し、更に変速機20の各摩擦部
の潤滑を行う。
ポート661bはオイルタンク51に連通ずる排出ポー
トである。
第3B図に示す第4ブレーキトリマーバルブ950はポ
ー)951a 、951 b、951c 。
951d、951eを有するバルブボディ951と該バ
ルブボディ内に密封的かつ摺動自在に図示下方にノ〆ル
ブ952そして上方にはバルブ953が位置し、該両バ
ルブ間には互に張設したスプリング954が配設されて
いる。
ポー)951d。951eと室951fの間にはポート
951eより室951fへは流れをカットし、逆に室9
51fよりポー)951eへのオイルの流れを許す一方
向弁955が配設されている。
ポート951aは前述の如くL−1シフトバルブ650
のポート651e、651g及びポート951d、95
1e。
そして第4ブレーキ47のサーボ室47aに液路92に
て連通ずる。
ポート951bは液路14によりスロットルモジュレー
タバルブ550のポー)551cに連通ずる。
ポー)951 cはオイルタンク51に連通ずる排出ポ
ートである。
その他の各トリマーバルブ1000,1050゜110
0.1150,1200,1250については、第4ブ
レーキトリマーバルブ950とその構成及び形状は全く
同一であるためバルブについての説明は前述の説明を援
用し省略しポート及び液路の連結関係について以下説明
する。
第3B図に示す第3ブレーキトリマーバルブ1000は
、ポート1101aが前述の如<L−1シフトバルブ6
50のポート651d及びポーH101d、1101e
そして第3ブレーキ46のサーボ室46aに連通ずる。
ポート1001bが液路74によりスロットルモジュレ
ータバルブ550のポー)551cに連通ずる。
ポーt1001cはオイルタンク51に連通ずる排出ポ
ートである。
1005は前述一方向弁 。955と同様なる作用す
る一方向弁である。
第3B図に示す第2ブレーキトリマーバルブ1050は
ポート1051aが前述の如くリバースインピビターバ
ルブ900のポー)901c 。
901e及びポートios’id、1051eそし :
て第2ブレーキ45のサーボ室45aに連通ずる。
ポー)1051bが液路74によりスロットルモジュレ
ータバルブ550のポート551cに連通ずる。
ポート1051cがオイルタンク51に連通ずる排出ポ
ートである。
1055は前記一方向 ・弁955と同様なる作用する
一方向弁である。
第3B図に示す第1ブレーキトリマーバルブ1100は
ポート1101aが前述の如<3−4シフトバルブ80
0のポート801g及びポート1101d 、1101
e、そして第1ブレーキ ;44のサーボ室44aに
連通ずる。
ポート1101bが液路14によりスロットルモジュレ
ータバルブ550のポート551cに連通ずる。
゛ポート1101cがオイルタンク51に連通ずる排出
ポートである。
1105は前記一方向弁 ′955と同様なる作用
する一方向弁である。
第3A図に示す第3クラツチトリマーバルブ1150は
ポート1151aが前述の如<1−2シフトバルブ70
0のポート701f、レギュレータバルブ100のポー
ト101f及びポート1151d、1151e、そして
第3クラツチ43のサーボ室43aに連通ずる。
ポート1151bが液路74によりスロットルモジュレ
ータバルブ550のポー)551cに連通ずる。
ポーN151cがオイルタンク51に連通ずる排出ポー
トである。
1155は前記一方向弁955と同様なる作用する一方
向弁である。
第3A図に示す第2クラツチトリマーバルブ1200は
ポート1201aが前述の如<1−2シフトバルブ70
0のポート701d及びポート1201d、1201e
、そして第2クラツチ42のサーボ室42aに連通ずる
ポート1201bが液路74によりスロットルモジュレ
ータバルブ550のポー)551 cに連通ずる。
ポート1201cがオイルタンク51に連通ずる排出ポ
ートである。
1205は前記一方向弁955と同様なる作用する一方
向弁である。
第3A図に示す第1クラツチ) IJママ−ルブ125
0はポート1251aが前述の如く、2−3シフトバル
ブ750のポート751d及びポート1251d、12
51e、そして第1クラツチ41のサーボ室41aさら
に直結クラッチ18のサーボ室18aに連通ずる。
ポー)1251bが液路74によりスロットルモジュレ
ータバルブ550のポート551cに連通ずる。
ポート551cがオイルタンク51に連通ずる排出ポー
トである。
1255は前記一方向弁955と同様なる作用する一方
向弁である。
次に以上の構成による作用を説明する。
車輛のエンジンが駆動されれば、ポンプ50も駆動され
オイルタンク51から濾過器52及び吸入液路53を経
て液体を吸入し、吐出液路54へ排出する。
吐出液路54内の圧液はレギュレータバルブ100の室
1011及び101gに供給されランド102aの断面
積に圧力を加えバルブ102をスプリング103の張力
に抗して図示上方へ押し上げる。
バルブ102が上方へ変位すれば室1011を排出ポー
ト101bに連通させることとなるため、室1011内
の液圧が低下し、それに伴い室101g内の液圧も低下
するためバルブ102はスプリング103の張力により
室1011と排出ポート101bとの間の連通を遮断ず
べく下方へ戻される。
この4様にしてレギュレータバルブ100はスプリング
103の張力に相当する略一定圧に調圧することになる
この調圧の大きさは変圧機がLow、1st及びRev
のポジションにある時には液路95aを介して室101
1にライン圧が供給されるため、このライン圧は室10
1g内の液圧に対抗し、バルブ102を図示下方に押圧
するためライン圧自体が高圧ライン圧となる。
この高圧ライン圧はLow、1st、Rev駆動比時に
変速機がエンジンからの高トルク出力を伝達し得るよう
にするため、数種の摩擦係合装置(クラッチ、ブレーキ
等)に必要なものである。
レギュレータバルブ100のポーN01dはオリフィス
108が設けられ、これを通り液路57を介してトルク
コンバータ10に連結されている。
このオリフィス108の大きさを適当に決めればトルク
コンバータ10への供給油圧は望ましい値に取り得るこ
とが出来る。
又トルクコンバータ10からの吐出液はクーラ1300
1こ入り冷却されトルクコンバータプレッシャコントロ
ールバルブ600によりその出力圧を望ましい略一定の
値に制御される。
レギュレータバルブ100で略一定に調圧された液圧は
液路55より分岐した液路55aによりガバナバルブ4
00の入力ポート401aに供給される。
ガバナバルブ400は出力軸19が回転していない時、
即ち車輌が停止している時にはバルブ402のランド4
02aが入カポ−)401aを遮断しているため、ガバ
ナ圧を発生せず、従って液路59には液圧は発生しなG
)。
車輌が走行を開始し変速機20の出力軸19が回転を始
めれば、ガバナ400のバルブ402に加わる遠心力上
バルブ402の大径ランド402bと小径ランド402
a七の面積差に加わる液圧による軸19芯向きの力とが
釣り合う値に入力ポート401aと排出ポート401C
を開閉して第4図示の如く調整し液路59内にガバナ圧
を発生し、このガバナ圧は2−3シフトバルブ750.
3−4シフトバルブ800、ODシフトバルブ850に
供給され、これら各バルブを車速に応答して、そのバル
ブ位置を制御すると共(こガバナモジュレータバルブ4
50の入力ポート451にも供給されている。
ガバナモジュレータバルブ450はプラグ452の右端
lこガバナ圧が供給され、又ポー)451eにはライン
圧が供給されポー1451dを介してライン圧はポート
451fよりランド453bの左端に作用して右方向に
バルブ453を押圧し、前述のプラグ452(こよる作
用力(こ対抗するが、プラグ452の受圧面積がランド
453bの受圧面積よりも大きい関係tとあるため、ガ
バナモジュレータバルブ450の出力ポート451dに
は、常にガバナ圧に比例したガバナ圧よりも高い圧力な
るガバナモジュレータ圧(第4図示)か発生し、このガ
バナモジュレータ圧はリバースインヒビターバルブ90
0.L−1シフトバルブ850.1−2シフトバルブ7
00に供給され、ガバナ圧同様にこれらの各バルブを車
速に応答してそのバルブ位置を制御する。
マニュアルバルブ150が前進位置にシフトされた時は
ライン圧液路55内のライン圧はマニュアルバルブ15
0のポート151a、ポート151b及び液路62を介
してスロットルバルブ250の入力ポート251aIこ
供給される。
スロットルバルブ250のスプリング254と255の
張力はアクセルペダル(図示路)の踏み込みがなくバル
ブ253が図示の左方に位置したピン256に係止され
ている時にバルブ252はそのランド252bが入力ポ
ート251 aを閉じた位置に保持されるべく設定され
ていることから、アクセルペダルを踏み込みバルブ25
3を予定の値だけ右方に押圧してスプリング254の張
力を上昇させる迄は、ランド252bが入力ポート25
1aを開かずスロットル圧は発生しない。
そしてアクセルペダルの踏み込み量が増加してバルブ2
53が予定値以上右方に押し込まれればスプリング25
4の張力がスプリング255の張力に打ち勝ちバルブ2
52を図示右方へ変化させて入力ポート251aを開く
が入力ポート251aからバルブ内に入った圧液はポー
)251b、液路70、ポート251cを介してバルブ
252のランド252aと252bとの開の面積差に加
わり、バルブ252をスプリング254の張力に抗して
図示左方へ押し戻し、入力ポート251aを閉じると共
にポート251bをポート251eとポート251gζ
こ連通ずる様に働く。
この時ポート251eは液路71、ポート251gを介
して排出ポート251fに連通している。
ポート251eがポート251fに連通ずれば液路70
内の液圧は低下するため再びバルブ252はスプリング
254の張力により図示右方へ押し戻されポート251
eとポーt−251fとの連通を遮断するとともにポー
ト251bと入力ポート251aとを連通させる。
かくしてスロットルバルブ250ではアクセルペダルの
踏み込み量に比例して増加するスロットル圧を調整し液
路10内に供給することになる。
アクセルペダルを更に踏み込んだ時には即ちアクセルペ
ダルをフルストローク又はそれに近い状態に踏み込んだ
場合にはバルブ253は図示右方へ変位しポー)251
gより排出ポート251fへの連通を遮断し、液路7
1を介してキックダウンコントロールバルブ300の入
力ポート301dに導かれバルブ302の左端より液圧
は右方に押してスプリング304とバランスした液圧が
得られるがポート301aにライン圧が導入されていな
い時はライン圧よりやや低い圧力であり、又ライン圧が
導入されている場合にはライン圧と同等なるように設定
されてあり、この時はスロットルバルブの調整能力は無
効となりスロットル圧力はその調整された圧力となり液
路70に供給することとなり、スロットル圧は予定の踏
み込み量に応じた値から急激に上昇することになる。
スロットルモジュレータバルブ550は入力ポート55
1aから液路70aを介して供給され、このスロットル
圧はスプリング553と共働してバルブ552を図示左
方へと押圧し、バルブ552は室551gと排出ポート
551dとの連通を遮断している。
そしてこの状態から各トリマーバルブからの液路74、
ポー)551cを介して室551g内に供給されだ液圧
は液路73を通し室551eに供給され、バルブ552
のランド552aの断面積に加わりバルブ552をスプ
リング553と室551f内のスロットル圧に抗し図の
右方向(こ押圧変位させ排出ポート551dを開く様に
作用する。
このため排出ポート551dを交互に開閉し、室551
g内にスロットル圧よりスプリング553の張力分だけ
高いスロットルモジュレータ圧を発生させ、液路74に
供給することから各トリマーバルブのポート951b。
1001b、1051b、1101b、1151b12
01b、1251bの圧力は前述のスロットルモジュレ
ータ圧となる。
尚、室551gに連通するポート551bを液路55C
を介して液路55に連通なしてライン圧を供給する構成
を付加すると、ポート551bからのバルブ552のラ
ンド552aの断面積に加わる圧により、バルブ552
をスプリング553と室551f内のスロットル圧に抗
してポート551b及び排出ポート551dを交互に開
閉制御して液路74を各トリマーバルブの作動前にもス
ロットルモジュレータ圧に制御するこ吉が可能となるも
のである。
各トリマーバルブの作用は、全て同様であることから第
4プレーキト’Jマーバルブ950を代表して説明する
ポート951bにスロットルモジュレータ圧が供給され
ている状態で、液路92にライン圧が供給されるとポー
ト951aを介してバルブ952をスプリング954A
こ抗して押し上げ、更にポー)951dにもライン圧が
供給されることから室951f内の液圧がバルブ953
を図示下方に押し下げてスプリング954の付勢力を次
第に高め、そのスプリング954の付勢力とスロットル
モジュレータバルブ550の液圧とが一致した時点より
調圧を始め第4ブレーキサーボ室4γaの圧力は次第に
ライン圧造に昇圧されるもので、その初期圧力はスロッ
トルモジュレータ圧にて決定される(第10図示)。
そして液路92の圧力が排出された場合には各バルブ9
52.953は夫々休止位置に戻され、この時字951
fの液量はポート951dを介して排出されると共に一
方向弁955も開作動してポート951eからも排出さ
れることにより、室951fの排出は第4ブレーキサー
ボ室4γaに係合圧が供給される時即ちポー1−951
dを介してのみ行う時よりも一方向弁955の開作動に
より、低い液路抵抗で早く排出されるものである。
従ってトリマーバルブはサーボ室へ供給する圧力はスロ
ットル圧に比例した初期圧から、次第に上昇して摩擦係
合装置であるブレーキ或はクラッチの保合を滑らかに行
なわせしめ、又その離脱は急速に行うことができ、非常
に好しい作用を得ることができる。
L−Hfエンジバルブ350はマニュアル操作によりH
(高速)レンジにある時はランド352b(こより液路
62から分岐した液路62aと連通した入カポ−)35
1 aは遮断され、液路76と連通しているポート35
1bは排出ポート351cと連通してドレーンされるも
のであり、又L(低速)レンジに操作している場合は入
力ポート351aと液路351bが接続されて液路76
によりODシフト位置を850のポート851hに連絡
され、バルブ852のランド852dに加圧されバルブ
852を上方へと押し上げる様に作用し、ODシフトバ
ルブ完成させないものである。
又油路76aによりキックダウンコントロールバルブ3
00のポート301aから入りバルブ303のランド3
03aの右端を加圧してバルブ303を左方に押しキッ
クダウン圧力を高めキックダウン変更点を引き上げる。
次に本変速機の各作動範囲における調節作用につき述べ
る。
中立位置 運転席にある選択レバー(図示路)を動かしてマニュア
ルバルブ150を中立位置、即ちN位置に動かすとライ
ン圧液路55よりマニュアルバルブ150の入カポ−1
−1512に供給されるライン圧はバルブ152のラン
ド152a及び152bに遮られ、他の弁及び摩擦係合
装置のいかなるサーボ室にも液体圧は加えられず、変速
機は中立状態にある。
ただしライン圧液路55より分岐した液路55aからガ
バナバルブ400に圧液が供給されているが、車が走行
していない時はガバナ圧は発生していない。
L範囲 選択レバーを動かしてマニュアルバルブ150をL位置
にすれば、ライン圧液路55からのライン圧はバルブ1
52のランド152aと152bの間を介して液路61
.62.63に供給される。
液路61内に導びかれたライン圧は3−4シフトバルブ
800のポート801fに供給するとともに、液路62
を介してポート251aにライン圧が供給されてなるダ
ウンシフトコントロールバルブ200によりライン圧よ
り低い略一定圧に調圧された圧液(以下ダウンシフト圧
と略称する)を液路64を介してマニュアルバルブ15
0のポート151dから受入れ、バルブ152のランド
152bと1520との間を介し液路65,66゜67
.68に供給する。
液路65からは3−4シフトバルブ800のポー1−8
01bに入ったダウンシフト圧はバルブ802の大径ラ
ンド802aと小径ランド802bとの間の面積差に加
えられ、バルブ802を図の上方位置即ちダウンシフト
位置に変位させ固定する。
このため3−4シフトバルブ800のポート801fに
導ひかれているライン圧をバルブ802のランド802
dと802eの間を介してポート801gにライン圧を
供給する働きをする。
ポート801gは液路91を介してL−1シフトバルブ
650のポート651hに連通されているが、液路68
に供給されたダウンシフト圧がバルブ652の大径ラン
ド652aと小径ランド652bとの間の面積差に加わ
りバルブ652をその低速位置に固定しているため、バ
ルブ652のランド652Cとランド652dとの間、
ボー)651e及び液路92を介し第4ブレーキトリマ
ーバルブ950に供給される。
この第4ブレーキトリマーバルブ950に供給されたラ
イン圧は前述の如く調整され第4ブレーキ47のサーボ
室47aに第4ブレーキ47を係合させる。
又液路61からのライン圧はチェンジバルブ500のポ
ート501aから入りバルブ502を図示右方へ変位な
してポート501bと連通しそして液路98を介して2
−3シフトバルブ750のポート751eに達する。
液路66から2−3シフトバルブ750のポー)751
bIc入ったダウンシフト圧はバルブ752の大径ラン
ド752aと小径ランド152bとの間の面積差tこ加
えられ、バルブ752を図の上方位置、即ちダウンシフ
ト位置に変位なしているため、ボー)751eIこ導ひ
かれているライン圧をバルブ752のランドγ52dと
ランドγ52eとの間を介してポート751fにライン
圧を供給する働きをする。
ポート751fは液路94を介して1−2シフトバルブ
700のポート701eに連通されているが、液路67
に供給されたダウンシフト圧がバルブ702の大径ラン
ド702aと小径ランド702bとの間の面積差に加わ
り、バルブ702を図示上方のダウンシフト位置へ変位
なしているため、バルブ702のランド702dとラン
ド702eとの間、ポート701f及び液路95を介し
、第3クラツチトリマーバルブ1150に供給される。
この第3クラツチトリマーバルブ1150に供給された
ライン圧は前述の第4ブレーキトリマーバルブ950の
場合と同様に調整されて第3クラツチ43のサーボ室4
3aに供給され、第3クラツチを係合させ第4ブレーキ
の係合と共働し変速機20に前進最低速段なるLowレ
ンジを完成させる。
又、この時第3クラツチトリマーバルブ1150で調整
される圧は液路95aを介してレギュレータバルブ10
0の増圧室1011にも供給されライン圧を高圧ライン
圧に迄徐々に上昇させ、第3クラツチ46の保合にショ
ックを与えることなく、第3クラツチ43の保合に必要
充分な値にライン圧を上昇させる。
液路65,66.67.68に供給される液圧はライン
圧より適度に低い略一定圧にダウンシフトコントロール
バルブ200で調圧されており、かつ各シフトバルブ6
50,700゜750.800のバルブの上記調圧され
た液圧を受ける各ランドの面積差が適宜定められている
ため、高速走行中に選択レバーをL位置に強制的にシフ
トしても、ガバナ圧がシフトダウン圧に対抗してかかつ
ているため、ガバナ圧か予定値以下に下がるまでは低速
位置にまでシフトダウンせず、その車速にあった変速段
にまで自動的にシフトダウンする。
これはエンジンブレーキ時にエンジン過回転をおこさせ
ることを防止するためである。
一方、一度マニュアルバルブ150をL位置にシフトダ
ウンして低速段になれば車速か上昇してもエンジンの駆
動範囲ではシフトアップするだけの車速はできず、シフ
トアップしないものである(第9図参照)。
■範囲 選択レバーによりマニュアルバルブ150を1位置に動
かすとライン圧の関係はL範囲と全く同じでかつポー)
151 dから供給されるダウンシフト圧を液路65,
66.67に供給し液路68へは供給しないようになる
だけである。
このため1−2シフトバルブ700.2−3シフトバル
ブ750.3−4シフトバルブ800は全て前述の如く
その低速側に位置し液路61内のライン圧をL−1シフ
トバルブ650のポート651hに供給することになる
この時L−1シフトバルブ650のバルブ652はスプ
リング653の張力によりその高速側の位置に動かされ
ているため、ボー)651 hをバルブ652のランド
652bとランド652Cとの間を通じポート651d
に連通せしめ、ライン圧を液路90を・介して第3プレ
ーキトIJマーバルブ1000に供給する。
第3ブレーキトリマーバルブ1000にライン圧が供給
されれば該バルブは前述の如く作動し第3ブレーキ46
を滑らかに係合させ1stレンジを完成する。
この1範囲も高速走行中に選択レバーを1位置に強制的
にシフトした時には、その時のガバナ圧の大きさにより
その時の車速に合った変速段にまでしかシフトダウンし
ない。
しかしながら車速か下がり一度1stにシフトダウンす
れば、車速を上げてもエンジン駆動の範囲ではシフトア
ップするに必要な車速はでず、1st位置にとどまった
ままである(第8図参照)。
2範囲 選択レバーを働かしてマニュアルバルブ150を2位置
にシフトすれば、1範囲と異なる点は液路67内のダウ
ンシフト圧がなくなるだけである。
このため1−2シフトバルブ700のランド702aと
ランド702bとの面積差にダウンシフトが加わらない
ことにより1−2シフトバルブ700は通常のシフトバ
ルブとして作用し、バルブ702のランド702aに加
わるガバナモジュレータ圧とランド102eに加わるス
ロットル圧の大きさの比較により、1stと2ndを自
動的に切換える。
尚、この時L−1シフトバルブ650はスプリング65
3と大径ランド652aに加わるガバナモジュレータ圧
に常時高速側に位置せしめられているため車速か低くな
ってもLowにはシフトダウンしない(第7図)参照。
更に2ndになれば、レギュレータバルブ100の増圧
室1011には液圧が供給されないためライン圧は高圧
ライン圧とはならず、低圧ライン圧のままである。
即ち、この時第3ブレーキ46の係合圧は第3ブレーキ
トリマーバルブ1000により高圧ライン工時に比して
低い圧力にて与えられる。
この低圧ライン圧は変速機20での減速比の小さいOD
4 t h + 3 r d s 2 n dを完成す
る摩擦係合装置へのライン圧として必要充分なものであ
る。
3範囲 選択レバーを動かしてマニュアルバルブ150を3位置
にシフトすれば、前述の2位置と異なる点は液路66内
即ち、2−3シフトバルブ750のバルブ752のラン
ド752aとランド752bとの間の面積差に加わるダ
ウンシフト圧が無くなるだけである。
このため2−3シフトバルブ750及び1−2シフトバ
ルブ700は共にガバナ圧あるいはガバナモジュレ・−
夕圧とスロットル圧の大きさの比較によりその高速側と
低速側を自動的に選択し、1st、2nd、3rdの間
の自動変速を行うことになる。
この場合も2範囲と同梢犯owレンジにはシフトダウン
せず、かつ2nd 、 3 rdではライン圧は低圧ラ
イン圧で、1stではライン圧は高圧ライン圧となって
いる(第6図参照)。
D範囲 選択レバーを動かしてマニュアルバルブ150をD(q
置にシフトすれば、3範囲と異なる点は液路66内即ち
、3−4シフトバルブ800のバルブ802のランド8
02aとランド802bとの間の面積差に加わるダウン
シフト圧が無くなるだけである。
このためL−1シフトバルブ650を除く他のシフトバ
ルブ、即ち1−2シフトバルブ700.2−3シフトバ
ルブ750.3−4シフトバルブ800.ODシフトバ
ルブ850の各々のガバナ圧あるいはガバナモジュレー
タ圧とスロットル圧の大きさの比較によりその高速側と
低速側を自動的に選択し、1st、l:2. dJ3
rd:4 th:ODの間を自動変速を行うことtこな
る。
そしてL−Hチェンジ350がH(高速)位置に切換で
ある場合にはマニュアルバルブ150から液路62゜6
2aを介して、L−Hチェンジバルブ350のポー)3
51aに導ひかれたライン圧はバルブ352のランド3
52bにて遮断されてポート351bとは連通せず従っ
てODシフトバルブ850のポート851hにはライン
圧は供給されず、ODシフトバルブ850はそのバルブ
852を上方へ変位なして低速側へ作用する作用圧は低
下することにより、液路59を介してODシフトバルブ
850のポート851aに供給されるガバナ圧の上昇l
こよりバルブ852を図示下方、即ち高速側へ切換るこ
とかできてOD変速段(この場合のOD変速線図は第5
図の0D−H線図にて示す)へシフトアップ可能となる
又、L−Hチェンジバルブ350がL(低速)位置へ切
換るとL−Hチェンジバルブ350のポート351aと
ポート351bとはバルブ352のランド352bとラ
ンド352aとの間を介して連通ずることにより、ライ
ン圧が通路76を介してODシフトバルブ850のポー
h851hに供給されて、バルブ852を図示上方への
作用力を増大なしてODシフトバルブ850を低速側へ
作用なし、この場合のOD変速線図は第5図の0D−L
線図にて示すし、この0D−L線図はODシフトバルブ
850のポー)851 hへのライン圧の供給により、
前述のOD −H線図に比して車速の高速側へ移行する
もので、車速か下がり一度4th又は、それ以下にシフ
トダウンした後、車速を上げてもエンジン駆動の範囲で
はOD変速段にシフトアップする必要な車速(OD−L
線図)はでず、1th位置にとどまりOD変速段は完成
しないものである。
このD範囲の場合も3範囲と同相Jo wレンジにはシ
フトダウンせず、2nt、3rd、4th、ODではラ
イン圧は低下ライン圧で、1suではライン圧は高圧ラ
イン圧となっている(第5図参照)。
このライン圧の変化は各変速レンジで全て異なるライン
圧にすることが望しいが、この様に各レンジでライン圧
を変化させるためにはレギュレータバルブ100の増圧
室101fのみでなく適度の面積差を設けた増圧室を変
速段の数だけ設け、各増圧室と各変速レンジを完成させ
るための摩擦係合装置への供給液路からライン圧を供給
する様にすれば良い事は自明であろう。
R範囲 選択レバーを動かしてマニュアルバルブ110をR位置
にシフトすれば、ライン圧液路55はポート151a、
バルブ152のランド152b 。
152aの間及びポーN51iを介して液路69にのみ
連通される。
液路69はリバースインヒビターバルブ900のポート
901b及び1−2シフトバルブ700のポート701
iに供給するト共tこ又、チェンジバルブ500のポー
ト501cからポー)501bへと連通し、液路93を
介して2−3シフトバルブ750のポート751eにラ
イン圧を供給する。
リバースインヒビターバルブ900のスプリング903
は比較的弱く張設されているため前進で走行中にR位置
にシフトしても車速か予定値例えば20 krr)/h
以上であればポート901aから供給されているガバナ
モジュレータ圧かスプリング903の張力に打ち勝ちバ
ルブ902は図の下方に押圧されポート901bからの
ライン圧をランド902aにて遮断するため後進駆動と
はならず中立状態を保つ。
しかしながら車速か上記予定値以下の場合には、バルブ
902はスプリング903の力により図の上方へ変位し
、バルブ902のランド902aとランド902bとの
間を介しポート901bをポート901Cに連通するた
め、ライン圧は液路80に供給される。
液路80内のライン圧はりバ−スインヒビターバルブ9
00のポート901eに導びかれてバルブ902を図の
上方に押圧し、後進駆動で上記予定の車速、例えば20
krr)/h以上になったとしてもリバースインヒビ
ターバルブを中立側に移行しないように作用している。
又液路80内のライン圧は第2ブレーキトリマーバルブ
1050を介して第2ブレーキ45のサーボ室45aに
供給されて、第2ブレーキI−’Jママ−ルブ1050
の作用により第2ブレーキ45を徐々に係合させる。
一方2−3シフトバルブ750゜1−2シフトバルブ7
00は夫々スプリング753.704の張力により図の
上方へ変位しているため、ポート751eに供給された
ライン圧はバルブ752のランド752dと752eと
の間、ポート751e、液路94、ポート701f。
バルブ102のランド702dと702eとの間、ポー
ト701f、液路95、第3タラツチトリマーバルブ1
150を介して第3クラツチ43のサーボ室43aに供
給され、第3タラツチトリマーバルブ1150の作用に
より第3クラツチ45を徐々に係合させる。
か<L’CR位置では第3クラツチ45と第2ブレーキ
45とが係合し後進駆動が得られる。
この後進駆動の時も第3クラツチトリマーバルブ115
0で制御された液圧が液路95aを介しレギュレータバ
ルブ100の増圧室101fに供給されライン圧を徐々
に上昇させる。
この上昇したライン圧は後進駆動時に第3クラツチ45
を係合させるのに必要充分な圧となっている。
以上詳細に説明したがようするに、本発明によれば、液
圧源(ポンプ50、レギュレータバルブ)、エンジンの
出力に対応したスロットル圧を出力するスロットル弁装
置(スロットルバルブ250)、変速機20に所定の動
力列を保証するために圧液により作動する複数の摩擦係
合装置(第1乃至第3クラッチ41,42,43、第1
乃至第4ブレーキ44,45,46.47の内の何れか
)、この複数の摩擦係合装置に液圧源からの圧液を適宜
切換で供給する切換弁装置(マニュアルバルブ150、
L−1シフトバルブ650.1−2シフトバルブ700
.2−3シフトバルブ750 、3−4シフトバルブ8
00の内の少なくとも何れか一つ)、及びこの切換弁装
置と複数の摩擦係合装置とを結ぶ液路(例えば液路92
)に適用されており、この液路に連結され圧液を導入す
る一つのポート(例えばポー)951a)、このポート
から離間して設けられた他のポート(ポー)95’lb
)、所定の附勢力で押圧されており一つのポートから導
入された圧液を受は所定の附勢力(例えばスプリング9
54の弾撥力)に抗して変位し一つのポートと他のポー
トとを連通し得る弁体(例えばバルブ952)を備え、
所定の附勢力に対応した予定圧に圧液を調整するように
し、一つポートへ圧液が印加された後所定の附勢力を漸
次増大させる制御手段(室951f、バルブ953、及
びスプリング954)を設けるとともに、他のポートへ
スロットル弁装置からのスロットル圧を導入シて成る調
整弁(例えば第4ブレーキトリマーバルブ950)を有
する自動車用自動変速機の液圧制御回路としたことによ
り、スロットル開度に応答した圧力はトリマーバルブの
調圧用ピストンを呈する制御手段例えばバルブ953の
作用圧とは直接作用し合うことがないことにより、調圧
作動におけるピストンの変位によりスロットル開度に応
答した圧力は変動せず、しかもその係合圧はスロットル
開度に応答した圧力が調圧用ピストンのスプリングの附
勢力よりも小さい場合はスプリングの作用により設定さ
れた第10図実線にて示す調圧特性にて上昇なし、又、
スロットル開度に応答した圧力がスプリングの附勢力よ
りも大きい場合には保合圧の初期圧は破線に示す如くス
ロットル開度に応じた圧力に制御され、以後その圧力が
スプリングの付勢力を助勢しその助勢されたスプリング
の付勢力がスロットル開度に応答した圧力よりも大きく
なると、以後スプリングの作用により設定された調圧特
性にて上昇するもので、摩擦係合装置を滑らかに係合な
すことができ、しかもその保合圧の初期圧もスロットル
開度に応答した圧なる、高圧にまで得ることができる等
の実用上優れてなる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用する変速機の一例を示す中央縦断
面概略図、第2図は本発明に使用する変速機での各摩擦
係合装置の保合と各変速段との係合を示す説明図、第3
図は以下の第3A〜第3H図の配置関係を示す説明図1
.第3A、第3B。 3C,3D、3E、3F、3G、3H図は本発明の変速
機用液圧制御回路図の部分詳細図、第4図は車速とガバ
ナモジュレータ圧との関係を示す特性図、第5図はDレ
ンジでの変速線図、第6図は3レンジでの変速線図、第
7図は2レンジでの変速線図、第8図はルンジでの変速
線図、第9図はLowレンジでの変速線図、第10図は
トリマーバルブの保合圧の特性図である。 100・・・・・・レギュレータバルブ、50・・・・
・・ポンプ、950,1000,1050,1100゜
1150.1200.1250・・・・・・トリマーバ
ルブ、9512b、1001b、1051b。 1101b、115’lb、1201b、1251b・
・・・・・ボート、 18,41 .42,43.44
゜45.46,47・・・・・・摩擦係合装置、250
・・・・・・スロットルバルブ、550・・・・・・ス
ロットルモジュレータバルブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 液圧源、エンジンの出力に対応したスロットル圧を
    出力するスロットル弁装置、変速機に所定の動力列を保
    証するために圧液により作動する複数の摩擦係合装置、
    該複数の摩擦係合装置に前記液圧源からの圧液を適宜切
    換で供給する切換弁装置、及び該切換弁装置と前記複数
    の摩擦係合装置とを結ぶ液路に適用されており、当該液
    路に連結され圧液を導入する一つのポート、該ポートか
    ら離間して設けられた他のポート、所定の附勢で押圧さ
    れておだ、前記一つのポートから導入された圧液を受は
    所定の附勢力に抗して変位し前記一つのポートと前記他
    のポートとを連通し得る弁体を備え、前記所定の附勢力
    に対応した予定圧に圧液を調整するようにし、前記一つ
    のポートへ圧液が印加された後前記所定の附勢力を漸次
    増大させる制御手段を設けるとともに、前記他のポート
    へ前記スロットル弁装置からのスロットル圧を導入して
    成る調整弁を有する自動車用自動変速機の液圧制御回路
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