JPS5993130A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は遠心型ファンを内蔵した空気調和機に関するも
のである。

（ロ）　従来技術 従来、下吸込上吹出方式の床置タイプのパック、−ジ型
空気調和機は底箱４隅部に断面り字状の支柱を夫々立設
固着した後、この支柱に別部品の左右側面パネルと上面
パネル及び前面パネルを夫々喋子止めして筐体を形成し
、且つ下方に熱交換器を１．Ｅ方に遠心型ファンを配設
すると共に筐体内を区画する仕切板を前記支柱にアング
ル枠を介して固着しこの仕切板中央の角穴に遠心型ファ
ンケーシングの吐出部を挿入して結合していた。

この為、仕切板は吸込面部とこの対向面部及びスクロー
ル部とからなる完成された遠心型ファンケーシングと７
アンモータとを吊り下げるに充分な強度部材で形成する
必要があり、しかも４本の支柱と該支柱に跨がる複数本
のアングル枠とからなる骨組構造の採用により部品点数
が多く組み立てが煩雑であり、製造コストが割高となっ
ていた。

併せて仕切板の角大内に遠心型ファンケーシングの吐出
部を挿入するに必要なりリアランスが必要な為、このク
リアランスから吐出空気がファンケーシングの吸込側に
漏れ易く、且つ角穴と吐出部との結合箇所で風切音が発
生し易い欠点を有していた。

（ハ）　目的 本発明は遠心型ファンケーシングの軽量化を図ると共に
空気漏れや風切音を一掃し、しかも支柱等の骨組部品を
不要とした安価で且つ薄型軽量な空気調和機を提供する
ものである。

に）構成 本発明は筐体を強度を有する一面開放状態の断面略コ字
状の外装箱とこの開放面に装着されるパネルとで形成す
ると共に吸込面部と対向する面部を開放した遠心型ファ
ンケーシングリスクロール部の周端開放縁を外装箱の奥
内壁に接合固着して外装箱の奥内壁を遠心型ファンケー
シングの一部として兼用することにより空気漏れや風切
音を抑制しつつファンケーシングの軽量化と部材点数の
削減を図ると共にこのファンケーシングで外装箱を補強
した薄型軽緻な空気調和機を完成することができる。

（ホ）実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、第１図に
於いて、（１）は上下に天板（２）及び底板（３）を備
え、一枚の板金利を第２図及び第３図の如く断面略コ字
状に折曲して左右両側面板（４ａＸ仙）及び背面板（４
ｃ）を一体形成した一面開放状態の外装箱、（５）は外
装箱（１）の開放面を閉塞する前面パネルで、これら板
部材からパッケージ型空気調和機の筐体（６）が形成さ
れている。

（７）はスクロール部（８）と吸込面部（９）とを別部
材で形成した遠心型ファンケーシングで、スクロール部
（８）は左右両方向へ延長してこの延長部（１０ａ）（
１０ｂ）の左右両折曲端縁（ｌｌａ）（ｌｌｂ）　を外
装箱（１）の左右両側面板（４ａ）（４ｂ）　の内壁に
接合すると共°に延長部（１０ａＸ１０ｂ）の後端ｎ　
（１２ａＸ１２ｂ）　　とスクロール部（８）の周端開
放縁（１３１を背面板（４ｃ）の奥内壁０４）に接合し
ている。即ち、スクロール部（８）と延長部（１０ａ）
（１０ｂ）　　とは帯状の一枚の板金材を第４図の如く
屈曲して形成されたもので、送風案内板（＋５１を有す
る吸込口（［６）伺きの板金製吸込面部（９）をフラン
ジ片（１７）のスポット溶接でスクロール部（８）に固
着することにより吸込面部（９）と対向する面部（１１
９を開放した遠心型ファンケーシング（力が成形され、
スクロール部（８）の周端開放Ｐｔ！（＋３）に沿って
スポット溶接された複数の取付片口を背面板（４ｃ）の
奥内壁（１４）に押し当てて外方より螺子ｆｒｉｌｌ止
め固着するとンレ 前述の如くスフロー、ＷＩｔｔ８１の周端開放縁（１，
１と延長部（］、０ａ）（１０ｂ）　　とは背面板（４
ｃ）と左右両側面板（４ａ）（４ｂ）　の三面内壁に突
き当て状態で接合されるようになっている。

（２１）は片吸込シロッコファン（２２＋を結合した電
動機（２３）を支持脚ｃ！４）を介して取付けたノズル
板で、遠心型ファンケーシング（力の吸込口Ｑｌｉｌよ
りファン（２功及び電動機（２３）を挿入して□螺子（
２５）止めすることにより遠心型送風機（２６）として
予めユニット化しである。

（２ηは下端に板金製ドレンパン（２８）を予め固着し
た熱交換器、（２！Ｉは電装箱、Ｃダ９は運転制御操作
部、（３１）は風向変更羽根Ｃ３々付きの吹出グリル、
（ｔｌ　ｂまサービス板（３４）を取り外して下方から
吸込グリル（（ｉの背方へ挿入されるエアーフィルター
である。

而してパッケージ型空気調和機の組立は外装箱（１）の
前面開口部を左右に押し広げた状態で予めユニット化さ
れた遠心型送風機（２６＋を収納して螺子１２ｔｌ止め
した後、ユニット化された熱交換器（２０の上端を螺子
綽９止めすると共にドレンパン（２）を送風案内板（１
つに当てがってこの左右両端を前面パネル（５）の散村
用７ランジ部（３７ａ）（３７ｂ）　　に螺子（ハ）ｉ
ｃ３）ｔｔｒｈめする。然る後、電装箱ｅ！すを収納す
ると共に天板（２）及び底板（３）を取り付けて前面パ
ネル（５）を装着すると終了する。

こうして完成されたパッケージ型空気調和機はスクロー
ル部（８）と延長部（１０ａ）（１０ｂ）　　及びドレ
ンパン例にてファンケーシング（力の吸込側と吐出側と
が区画された状態となり、遠心型送風機ｔ’ｆｉｌの厚
さ寸法（ａ）で外装箱（１）の奥１１寸法（１〕）が、
遠心型送風機（２６１０幅寸法（ｃ）で外装箱（１）の
横幅寸法（ｄ）が実質的に決定される薄型スリムな形状
となると共に、熱交換器（２７Ｊとファンケーシング（
力とで外装箱（１）がｎｆｉかい補強された極めて強度
のある構造とすることができる。

（へ）効果 本発明空気調和機は外装用筺体の主要４１り成部材とし
て強度を有する一面開放状態の断面略コ字状の外装箱を
用い、しかも吸込面部と対向する面部を開放した遠心型
ファンケーシングリスクロール部の周端開放縁を外装箱
の奥内壁に接合固着したので、外装箱をファンケーシン
グで補強した強度ある構造とすることができ、支柱等の
骨組構造を不要とした少ない部品点数のもとで容易に且
つ安価に製造することができる。しかも外装箱の奥内壁
を遠心型ファンケーシングの一部として兼用することに
よりファンケーシングからの吐出空気は外装箱の奥内壁
に沿って円滑に送出され空気漏れや風切音の発生を防止
することができると共にファンケーシングの軽量化と部
材点数の削減をドすることかでき、且つスクロール部の
周端開放縁の約接触接合により外装箱へのファンケーシ
ングの振動伝達を抑制した薄型軒端な空気調和機を完成
することができる。

併せて外装箱兼用の遠心型ファンケーシングを熱交換器
の空気吸込１１１１１に配設すれば外装箱の外壁に１１
ノｒ熱処理しなくでも結ｉ−にすることがなく、製造を
更に容易に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は空気調相
機の縦断１−１１１図、第２図は遠心型ファンケーシン
グの＃［祖国、第３図は遠ｒ９型送凰機の斜視図、第４
図は第２図の＋Ｖ−＋Ｖ断面図である。 （１）・・・外装箱、　（５）・・・パネル、　（６）
・・・筐体、　（７）・・・遠心型ファンケーシング、
（８）・・・スクロール部、（９）・・・吸込面部、　
（１３１・・・周端開放縁、　（１４）・・・奥内壁、
（ＩｇＩ・・・開放面部。 ２１１１図 ・’；ｒ　２１で

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）−面開放状態の断面略コ字状の外装箱と、この開
   放面に装着されるパネルとで筐体を形成し、吸込面部と
   対向する面部を開放した遠心型ファンケーシングはこの
   スクロール部の周端開放縁が外装箱の奥内壁に接合固着
   されたことを特徴とする空気調和機。