JPS5989940A - 空気調和機の組立方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）発明の分野 本発明は床置タイプのパンケージ型空気調和機に係り、
特にその組立方法に関するものである。

（ロ）従来技術 従来、床置タイプのパッケージ型空気調和機は底箱４隅
部に断面り字状の支柱を夫々立設固着した後、この支柱
に別部品の左右側面パネルと上面パネル及び前面パネル
を夫々螺子止めして筐体を形成し、且つ熱交換器及び送
風機等の機器を強度を有する前記支柱にアングル枠を介
して固着していた。

（ハ）従来技術の問題点 支柱で枠組み形成して骨組構造とした後熱交換器及び送
風機等の機器を支柱間忙収納固着する組（旧１１（ｉ序
である為、この組付工程は組付作業性から刊組構造を立
てた状態で行なっていた。この為、（幾に（を頭上の高
さ程に持ち上げて組付けていたので作業性が悪いと共に
近年パッケージ型空気調和機の薄型化により転倒の虞れ
があるのでこの防止対策として製造う・イン上に空気調
和機の製品ごとに夫々転倒防止枠を設ける等、組立製造
に設備コ、ストがかかると共に作業が煩雑であった。

に）発明の目的 本発明は熱交換器及び送風機等の機器を安全に且つ容易
に筐体内に組付けろことができると共に部品点数を少な
くして軽量化を図った空気調和機の組立方法を提供する
ものである。

（ホ）発明の安息 開放面側に取付用フランジ片を有する断面路コ字状板肉
に該板を開いて広げた前記開放面より熱交換器及び送風
機等の機器を収納固着した後、前記コ字成板の両端開口
部及び前記開放面を板部材で夫々閉塞して空気調和機を
組立てるようにしたもので、この組立方法の採用により
コ字成板を寝かせた状態で機器を組込み固着することが
できる。

（へ）発明の実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、第１図に
於いて（１）は開放面（２）側に左右一対の取付用フラ
ンジ片（３ａ）　（３ｂ）を有する断面略コ字状板で、
肉厚０．６　ｍｍの一枚薄肉板金でもって高さ寸法１８
７０ｍｍ、幅寸法５４０ｍｍ、奥行寸法１７５ｍｍのス
リムな形状に折曲された筐体（４）の主要構成部材とし
て用いられる。

（５）は取利用フランジ片（３ａ）　（３ｂ）の螺子孔
（６ａ）　（６ｂ）と対応する孔（７ａ）　（７ｂ）付
きの前板部材で、風向変更板（８）付きの吹出口（９）
とグリル棧ＧＱ付きの吸込口α→と運転制御操作部（６
）とを有する主板θ■ど、エアーフィルターα→の挿入
及び電装箱α０の点検時等に着脱される補助板α６とに
二分割され、開放面（２）を閉塞するものである。

αηθ唱まコ字成板（１）の上下両端開口部０１　体）
　タ閉塞する上下板部材で、上板部材αηはコ字成板（
１）の左右側面部０１）（イ）の上端及び背面部（ハ）
の上端を折曲した上面フランジ片（２４ａ）　（２４ｂ
）　（２４ｃ、）と夫々螺子孔（ハ）（４）でもって取
付けられ、且つ箱状の下板部材θ胆ま左右側面部（２１
）（イ）の下端及び背面部翰の下端を内方へ逆１７字状
に折曲した段差部（２７ａ）　（２７ｂ）（２７ｃ）の
外向に沿って嵌着されこの段差部に張り出し片（ハ）が
当接した状態で螺子孔翰（効でもって取付ゆられるよう
になっている。

（’＋１）ｏ２１はコ宇成板（１）の内幅寸法と略同寸
の幅寸法を有する熱交換器及び送風機で、熱交換器Ｏ力
は下端にドレンパン体）を予め固着した単位ユニットと
じて、送風機（２）は片吸込シロッコファン（ロ）付き
電動機（ハ）を支持脚□□□及びノズル板（ロ）を介し
て背面開放の板金製ファンケーシング（ト）内に位置固
定した単位ユニットとして夫々予め組立てられている。

Ｈ）は熱交換器Ｃ（１）の上端に設けられ上面フランジ
部（２４ｃ）と一体に折曲形成された垂下片−に螺子孔
（４］）６２でもって固着される取付具、（ハ）は取付
用フランジ片（３ａ）　（３１））の窪部（４４ａ）　
（４４１））に跨がってドレンパン０；）を固着する孔
、（ハ）はファンケーシング（ト）のスクロール郡θ０
に沿ってスポット溶接され背面部（ハ）の螺子孔（４７
）及び溶接ボルトθ枠でもって固着される複数の取付片
である。

従って空気調和機の組立順序は先づ第１図の如く折曲形
成された断面略コ字状板（１）を第２図の如く背面部（
ハ）か下になるよ５に寝かせた後、一点鎖線の如（取付
用フランジ片（３ａ）（３ｂ）に手をかげて左右方向に
コ字成板（１）を押し開いて開放面（２）をコ字成板（
１）の内幅寸法まで広げる。この広げた状態で予め単位
ユニット化された送風機（う々を開放面（２）より収納
して取付片（ハ）を溶接ボルト（ハ）に固着した後、単
位ユニット化された熱交換器の】ンを開放面（２）より
収納して断熱材（４０付き板金製ドレンパンｑ◆を送風
案内板（イ）に当てが（・、熱交換器（３つ及びドレン
パン０３ン夫々螺子いυＧ２止めする。而してコ字成板
（１）を左右側面部ＱＩ）（イ）の何れか一方がドにな
るよう寝かせた後背面部（ハ）外方より螺子（５３）止
めする。

然る後、上板部材α７）及び下坂部材−を夫々螺子（５
４）止めした後前板部材（５）である主板ａ→を螺子Ｇ
ω止めし、且つ傾斜下縁（ト）を下坂部材Ｑｌ’Ｏに係
止させて補助板ＯＱを螺子（！５η止めするど組立は終
了する。尚、前方へ露出する螺子Ｃ’５５）（’ｉ７）
を図示しない化粧サツシ−でカバーすると美感は損われ
ない。

このようにして完成された空気調和機は断面略コ字状板
（１）が取付用フランジ片（３ａ）（３ｂ）により言１
４隅部（５８ａ）　（５８ｂ）　（５８ｃ）　（５８ｄ
）を有する強度＋７１；ｌ・〉る一枚板で形成されてい
る為、立設状態で床面に据付載置、〉れた際の熱交換器
（’＋１）及び送風機０シ等内機２：（を支：に−るに
充分な強度部材として用いることができ、併０）て略コ
字状板（１）の左右両側面部０！１）（イ）に跨がるド
レンパン（ハ）にて左右方向への補強が、又、このドレ
ンパン（ト）と背面部（ト）上端とに跨がる傾余１状態
の熱交換器０１）及びドレンパン酸と背面部翰下方とに
跨がる送風機（イ）用ファンケーシング←やとで夫々筋
かい補強が行なわれ、これら機器を補強部材として兼用
した強度の増した構造とすることができろ。

（ト）発明の効果 本発明方法によれば、断面略コ字状板を寝かぜた状態で
熱交換器及び送風機等の機器を取付けることができるの
で組立作業を安全に行なえると共にこれら機器の取付収
納は単にコ字成板を開いて開放面を広げるだけで容易に
行なえ、しかもコ字成板の両端開口部及び開放面を板部
材で閉塞する組立完成工程までコ字成板を寝かせて作業
できるので組立が容易であり、特にスリムな床置タイプ
のパッケージ型空気調和機の組立に最適である。

しかも断面路コ字成板自体の強度の他にとのコ字成板肉
に路幅寸法一杯に収納されろ機器が補強部材として兼ね
る強度ある構造に組立てられるので、支柱等の骨組構造
を不要とした少ない部品点数のもとで安価に製造でき、
薄型軽量な空気調和機を完成することができろ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例を示す空気調和機の分解斜視図、
第２図は第１図のｎ−ｎ’断面図、第３図は同空気調和
機の縦断面図である。 （１）・・・断面略コ字状板、　（２）・・・開放面、
（３ａ）（３’ｂ）・・・取付用フランジ片、　（５）
（１７１Ｑｌ・・・板部材、　ａつ（イ）・・・両端開
口部、　Ｏｐ・・・熱交換器、（１→・・・送風機。 １９３− 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）開放面側に取付用フランジ片を有する断面路コ字
   状板肉に該板を開いて広げた前記開放面より熱交換器及
   び送風機等の機器を収納固着した後、前記コ字成板の両
   端開口部及び前記開放面を板部材で夫々閉塞してなる空
   気調和機の組立方法。