JPS5992957A - 無機質板の製造方法 - Google Patents

無機質板の製造方法

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JPS5992957A
JPS5992957A JP20157082A JP20157082A JPS5992957A JP S5992957 A JPS5992957 A JP S5992957A JP 20157082 A JP20157082 A JP 20157082A JP 20157082 A JP20157082 A JP 20157082A JP S5992957 A JPS5992957 A JP S5992957A
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JP
Japan
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fly ash
magnesium hydroxide
cement
inorganic board
water
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JP20157082A
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JPS6256098B2 (ja
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博 寺本
昌士 小泉
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フライアッシュを原料とする無機質板の製造
方法に関するものである。
フライアッシュは微粉炭燃焼ボイラーの廃ガス中に含有
されている灰の微粉粒子を捕集したものであり、火力発
電所で発生し、石油価格の高騰により石炭利用が余儀な
くされつつある現状では、フライアッシュの大量発生、
低コスト化が予想され、その有効利用が注目されている
フライアッシュの主成分は5i02 (60〜50%)
並びにAノ2o3(25〜26%)であり、Sin:を
多量に含むためにセメントに、セメントの一部に代換さ
せる目的で添加することが知られているが、その代換率
が犬となるに従って製品強度が低下し、その代換率は2
0%が限度である。
上記フライアッシュ添加による強度低下は、フライアッ
シュがA1206を多量に含むために余剰アルミナによ
るハイドロガーネットの生成があり、この・・イドロガ
ーネットが粗大結晶であるために、反応硬化体に膨張破
壊が生じることによる。
ところで、本発明者等は、上記フライアッシュをセメン
トに多量に配合しても、水酸化マグネシウムを添加すれ
ば、反応硬化体の強度を充分に保持できることを知った
。その原因は微妙であるが、Mg (OH) 2が上記
したハイドロガーネット生成の阻止に寄与する結果と考
えられる。
本発明者等は上記水酸化マグネシウムの低コスト化を図
るべく、海水から水酸化マグネシウムを製造する場合に
生成される水酸化マグネシウム−炭酸カルシウム混合物
を使用することを検討したところ、一定の要件のもとて
その使用が可能であることを確認した。
本発明に係る無機質板の製造方法は、セメントの一部を
フライアッシュで代換することを、低コストのMg (
OH) 2物質の添加によって一可能とする方法であり
、セメント又は消石灰の少なくとも何れかとフライアッ
シュとからなる水利反応性材料に、Mg(OH)210
aO05の重量比が7/3〜3/7の水酸化マグネシウ
ム−炭酸カルシウム混合物を添加した組成物を主原料と
する材料を水の存在下で板状に成型し、該成型体を養生
硬化させることを特徴とする方法である。
本発明において使用する水酸化マグネシウム−炭酸カル
シウム混合物は、海水から水酸化マグネシウムを製造す
る場合に海水中の炭酸イオンを石灰乳で不溶性の炭酸カ
ルシウムにして除去するときに、過剰石灰乳とMgC!
12との反応によって得られる。この混合物の重量比、
Mg(OH)z/CaCo3を3/7〜7/3とする理
由は、3/7以下ではハイドロガーネット生成阻止の効
果が乏しく、かつQa003量の増大による硬化体の強
度低下が顕著となり、773以上では水酸化マグネシウ
ムの製造コストが著しく高騰するからである。水利反応
性材料に対する水酸化マグネシウム−炭酸カルシウム混
合物の配合量は通常3〜40重量%、好ましくは2〜2
0重量%である。
本発明においてフライアッシュは、材料の一部をフライ
アッシュで代換するために添加する。
而し7て、その代換率を大きくするためにフライアッシ
ュの添加量はできるだけ多くすることが望まれるが、硬
化体の強度上、セメント又は消石灰或いはこれらの混合
材料とはソ同重量とすることが好ましい。
本発明において、原料に石綿、バルブ等の補強繊維を添
加することは勿論である。
不発明において板状成型には、材料を水で混練し、これ
を型枠に入れ、所定の圧力(通常、100 kg/an
2)でプレス成形する方法、・又は走行ベルト上に材料
を乾燥状態で堆積し、これを均らしロールで均らしたう
え所定量の水を散水し、而るのち、ロールで圧縮成形す
る方法、あるいは抄造法等を用いることができる。
養生硬化にはオートクレーブ養生を使用するが、通常の
場合よりも低圧の飽和水蒸気(4〜8に97cm  )
を使用できる。
以下、本発明を実施例につき比較例との対比のもとで説
明する。
実施例1〜3 フライアッシュ、水酸化マグネシウム−水酸化カルシウ
ム混合物(Mg(OH)210aO03重量比:515
)、セメント、消石灰、石綿、バルブを表に示す通りの
配合割合(重量%)で混合してなる原料を水で混練し、
これを成型圧力1oob)/cyyrで厚さ10mmの
板状に成型し、次いで、この成型体を圧力a kg/c
m2の飽和水蒸気で8時間、オートクレーブによって養
生硬化した。
比較例1 フライアッシュ、セメント、消石灰、石綿、パルプを表
に示す通りの配合割合で混合した水酸化マグネシウム無
添加の原料を、上記実施例と同じように板状に成型し、
更に、成型体を養生硬化した。
比較例2並ひに3 フライアッシュ、水酸化マグネシウム(純度90%以上
)、セメント、消石灰、石綿、パルプを表に示す通りの
配合割合で添加した原料を、上記実施例と同じように板
状に成型し、更に、成型体を養生硬化した。
上記実施測量並びに比較例量について、曲げ強度を測定
したところ表に示す通りであった。
この測定結果中、実施例と比較例1との対比から明らか
なように、本発明によれば、セメント・消石灰系原料に
対しフライアッシュを同量配合した原料でも、充分な強
度を有する板材を得ることができる。又、実施例1と比
較例2との対比並びに実施例3と比較例3との対比から
明らかなように、本発明においては、炭酸カルシウムを
不純物として相当多量に含有する水酸化マグネシウムを
使用しているにもか−わらず、純粋な水酸化マグネシウ
ムを使用する場合に較べ、硬化体の強度発現の効果にお
いて差がない。
これは、本発明において水酸化マグネシウムが不純物を
含むものであっても、粒度が細かく活性に富むためと考
えられる。
上述した通り、本発明によれば、セメント・消石灰系の
水硬性原料から板材を製造する場合、フライアッシュを
多量に配合しても板材強度を充分に保持でき、今後の低
コスト化が予想されるフライアッシュの建材への有効利
用を図り得る。
手続補正書(自発)  6 1、事件の表示 昭和5′7年特許H第2015’70号2・ 発明の名
称 無機質板の製造方法 3、 補正をする者 事件との関係   特許出願人 住所 大阪市浪速区敷津東−丁目2番47号名称 (1
05)久保田鉄工株式会社 住所 兵庫県西宮市門戸荘15番11号(1)明細書の
発明の詳細な説明の榴 補正の内容 (1)  明細書の第2頁第5行目に記載の「住換率は
20係」を「住換率はオートクレーブ養生のような強制
養生の場合20係」と補正する。
(2)  明細書の第4頁第15行目に記載の「同重量
」を「同重量或は若干多量」と補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セメント又は消石灰の少なくとも何れかとフライ
    アッシュとからなる水利反応性材料に、Mg (OH)
    210 a OO5の重量比が7 / 3〜3 / 7
    の水酸化マグネシウム−炭酸カルシウム混合物を添加し
    た組成物を主原料とする材料を水の存在下で板状に成型
    し、該成型体を養生硬化させることを特徴とする無機質
    板の製造方法。
JP20157082A 1982-11-16 1982-11-16 無機質板の製造方法 Granted JPS5992957A (ja)

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JPS5992957A true JPS5992957A (ja) 1984-05-29
JPS6256098B2 JPS6256098B2 (ja) 1987-11-24

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ID=16443244

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62182143A (ja) * 1986-02-01 1987-08-10 昭和電工株式会社 左官用セメント組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62182143A (ja) * 1986-02-01 1987-08-10 昭和電工株式会社 左官用セメント組成物

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JPS6256098B2 (ja) 1987-11-24

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