JPS5884156A - 無機質板の製造方法 - Google Patents
無機質板の製造方法Info
- Publication number
- JPS5884156A JPS5884156A JP17991881A JP17991881A JPS5884156A JP S5884156 A JPS5884156 A JP S5884156A JP 17991881 A JP17991881 A JP 17991881A JP 17991881 A JP17991881 A JP 17991881A JP S5884156 A JPS5884156 A JP S5884156A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- inorganic board
- manufacture
- inorganic
- silica
- Prior art date
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- Granted
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は建築板として使用する軽量無機質板の製造方法
に関するものである。
に関するものである。
従来、建築板に使用されている軽量無機質板の代表的な
ものは、珪酸カルシウム板であり、その製造には、ケイ
酸質原料と石灰質原料と石綿又はパルプとを・含むスラ
リーから例えば抄造法により板状体を成形し、この成形
体を4〜8にμ珈2の飽和水蒸気でオートクレイプによ
り養生している。この場合、石綿又はパルプの配合量は
、建築板の鋸引き性、釘打ち性、可撓性並びに抄造効率
を確保するために、約10〜20重量%必要であり、か
\る条件下で、板材の曲げ強度を100に9/c111
2にする゛と板材の絶乾比重は1.0以上になるのが通
常である。
ものは、珪酸カルシウム板であり、その製造には、ケイ
酸質原料と石灰質原料と石綿又はパルプとを・含むスラ
リーから例えば抄造法により板状体を成形し、この成形
体を4〜8にμ珈2の飽和水蒸気でオートクレイプによ
り養生している。この場合、石綿又はパルプの配合量は
、建築板の鋸引き性、釘打ち性、可撓性並びに抄造効率
を確保するために、約10〜20重量%必要であり、か
\る条件下で、板材の曲げ強度を100に9/c111
2にする゛と板材の絶乾比重は1.0以上になるのが通
常である。
ところで、珪酸カルシウム硬化体の石灰質原料には消石
灰が使用されているが、これは、アルカリ源として海水
から豊富に採取でき無尽蔵ともい\得るMg(OHhに
較べれば高価である。
灰が使用されているが、これは、アルカリ源として海水
から豊富に採取でき無尽蔵ともい\得るMg(OHhに
較べれば高価である。
而るに、このMg(on)2は、シリカと反応してクリ
ソタイル等のケイ酸マグネシウム結晶を生成するが、そ
の生成には数1o kg/cm2の高圧水蒸気の水熱反
応条件が必要であり、ケイ酸マグネシウム硬化体からな
る建築板の工業化は、オートクレイプ設備の超高圧化に
伴う高コストのために困難であると考えられている。
ソタイル等のケイ酸マグネシウム結晶を生成するが、そ
の生成には数1o kg/cm2の高圧水蒸気の水熱反
応条件が必要であり、ケイ酸マグネシウム硬化体からな
る建築板の工業化は、オートクレイプ設備の超高圧化に
伴う高コストのために困難であると考えられている。
しかし、本願発明者の実験結果によれば、パルプ又は石
綿を通常量含有し、4〜8臀蜘2の飽和水蒸気で養生し
た高反応性シリカ源と水酸化マグネシウムとの反応物は
、結晶質のケイ酸マーグネシウム化合物の生成はないけ
れど、曲げ強度が1ooIc9/α2であり、しかも、
意外にも絶乾比重が1.0以下であって、軽量無機質建
材として極めて有用であることが明らかになった。
綿を通常量含有し、4〜8臀蜘2の飽和水蒸気で養生し
た高反応性シリカ源と水酸化マグネシウムとの反応物は
、結晶質のケイ酸マーグネシウム化合物の生成はないけ
れど、曲げ強度が1ooIc9/α2であり、しかも、
意外にも絶乾比重が1.0以下であって、軽量無機質建
材として極めて有用であることが明らかになった。
本発明は、か\る実験結果に基づき、軽量無機質板の製
造方法を提供するものであり、無定形シリカを70%以
上含もシリカ源と水酸化マグネシウムとを、Mg(OH
h / 5i02のモル比を0.5〜2.0とするよう
に混合した組成物を水の存在下で板状に成形し、該成形
体を4〜8 kg/ax2の飽和水蒸気で養生すること
を特徴とする方法である。
造方法を提供するものであり、無定形シリカを70%以
上含もシリカ源と水酸化マグネシウムとを、Mg(OH
h / 5i02のモル比を0.5〜2.0とするよう
に混合した組成物を水の存在下で板状に成形し、該成形
体を4〜8 kg/ax2の飽和水蒸気で養生すること
を特徴とする方法である。
本発明において、シリカ源として無定形シリカを70%
以上含むものを使用する理由は、それが高反応性シリカ
源であることによる。Mg(OHh/5i02とのモル
比(sio2はシリカ源中に含まれるもの)を0.5〜
2.0とする理由は、飽和水蒸気圧4〜8Icg/aI
12のオートフレイブ養生のもとで、モル比0.5以下
では製品板材の強度を100kg/CrR2以上になし
得す、モル比2.0以上では製品板材の絶乾比重を1.
0以下になし得す、軽量かつ曲げ強度に秀れた建築用板
材を得ることができないからである。
以上含むものを使用する理由は、それが高反応性シリカ
源であることによる。Mg(OHh/5i02とのモル
比(sio2はシリカ源中に含まれるもの)を0.5〜
2.0とする理由は、飽和水蒸気圧4〜8Icg/aI
12のオートフレイブ養生のもとで、モル比0.5以下
では製品板材の強度を100kg/CrR2以上になし
得す、モル比2.0以上では製品板材の絶乾比重を1.
0以下になし得す、軽量かつ曲げ強度に秀れた建築用板
材を得ることができないからである。
本発明において使用するシリカ源としては、5102の
含有率が約80%のフェロシリコンダストが最適である
。
含有率が約80%のフェロシリコンダストが最適である
。
以下、本発明を実施例につき、比較例との対比のもとで
説明する。
説明する。
実施例1並びに2
表に示す通りの水酸化マグネシウム、フェロシリコンダ
スト、パルプ並びに石綿の配合組成物(%は重量%、以
下同じ)を固形分とするスラリーから板状体(厚さ:1
0mm)を成形しく成形圧力、 100 kg/1yn
2)、この成形体を圧力4 kg/cys2 の飽和水
蒸気を用いてオートクレイプで8時間、養生した。
スト、パルプ並びに石綿の配合組成物(%は重量%、以
下同じ)を固形分とするスラリーから板状体(厚さ:1
0mm)を成形しく成形圧力、 100 kg/1yn
2)、この成形体を圧力4 kg/cys2 の飽和水
蒸気を用いてオートクレイプで8時間、養生した。
これら実施例において、パルプ並びに石綿の合計量は、
建築用無機質板における通常の配合量である。
建築用無機質板における通常の配合量である。
比較例1並びに2
表に示す通りの水酸化マグネシウム、フェロシリコンダ
スト、パルプ並びに石綿の配合組成物を固形分とするス
ラリーから、上記実施例の同様の成形並びに養生条件に
よって板材を製造した。
スト、パルプ並びに石綿の配合組成物を固形分とするス
ラリーから、上記実施例の同様の成形並びに養生条件に
よって板材を製造した。
これら実施例品並びに比較例品の曲げ強度並びに絶乾比
重を測定したところ表の通りであった。
重を測定したところ表の通りであった。
上記説明から明らかなように、本発明によれば、高反応
性シリカ源と低コストの水酸化マグネシウムとを原料暑
して、水蒸気圧力が4〜8に9/aR2の通常のオート
フレイブ養生により、軽量で、かつ曲げ強度の秀れた無
機質建築用板を得ることが可能である。
性シリカ源と低コストの水酸化マグネシウムとを原料暑
して、水蒸気圧力が4〜8に9/aR2の通常のオート
フレイブ養生により、軽量で、かつ曲げ強度の秀れた無
機質建築用板を得ることが可能である。
手続補正書(自発)
昭和57年1 月29日
特許庁長官 島 1)春 樹 殿2、発明の名称
無機質板の製造方法
3、 補正をする者
代表者 代表取締役社長 廣 慶大部4、代理人
明細書の発明の詳細な説明の欄
6、 補正の内容
(1)明細書の第2頁第5行〜第8行目に[ところで、
・・・・・・・・高価である。」とあるのを「水酸化マ
グネシウムはアルカリ源として海水から豊富に採取でき
無尽蔵ともい\得る。」と補正します。
・・・・・・・・高価である。」とあるのを「水酸化マ
グネシウムはアルカリ源として海水から豊富に採取でき
無尽蔵ともい\得る。」と補正します。
Claims (1)
- (1) 無定形シリカを70%以上含むシリカ源と水
酸化マグネシウムとを、Mg(OHh/ 5i02のモ
ル比を0.5〜2.0とするように混合した組成物を水
の存在下で板状に成形し、該成形体を4〜8 kg/c
m の飽和水蒸気で養生することを特徴とする無機質
板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17991881A JPS5884156A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | 無機質板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17991881A JPS5884156A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | 無機質板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5884156A true JPS5884156A (ja) | 1983-05-20 |
JPS6243945B2 JPS6243945B2 (ja) | 1987-09-17 |
Family
ID=16074190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17991881A Granted JPS5884156A (ja) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | 無機質板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5884156A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6167710U (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-09 |
-
1981
- 1981-11-09 JP JP17991881A patent/JPS5884156A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6167710U (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-09 | ||
JPS644335Y2 (ja) * | 1984-10-09 | 1989-02-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6243945B2 (ja) | 1987-09-17 |
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