JPS60166253A - 建築用板の製造法 - Google Patents
建築用板の製造法Info
- Publication number
- JPS60166253A JPS60166253A JP2360384A JP2360384A JPS60166253A JP S60166253 A JPS60166253 A JP S60166253A JP 2360384 A JP2360384 A JP 2360384A JP 2360384 A JP2360384 A JP 2360384A JP S60166253 A JPS60166253 A JP S60166253A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- pulp
- aluminum hydroxide
- asbestos
- construction board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
- C04B28/04—Portland cements
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
末完８Ａはセメシトを主成分とし、繊維成分で補強した
建築用板の製造法に関するものである。
建築用板の製造法に関するものである。
一般に、この種の建築用板はセメントと石綿とを水に分
散したスラリーを抄造して製造されているが、石綿を使
用することは製造時の作業環境を悪くし、また製造され
た建築用板を施工段階で切断する時等に石綿が飛散する
という問題があるので、石綿の代替として種々の繊維状
物を使用することが検問さノしている。中でも叩解した
パルプは石綿の代替として用いることができ、丸網抄造
機等により抄造するこ吉ができるものである。しかし乍
ら、パルプを石綿の代！、！−して用いた場合には、製
造された建築用板の含水率が高く、低Ｊｔ−、重で寸法
変化率も大きいという欠点があり、またパルプはセメン
トとの密着性が石綿より劣るために板の強度発現性も悪
いという欠点があった。しかも、繊維による補強効果を
上けるためにパｆｌ、づの配合量を増した場合には不燃
性能が低下するという欠点があった。
散したスラリーを抄造して製造されているが、石綿を使
用することは製造時の作業環境を悪くし、また製造され
た建築用板を施工段階で切断する時等に石綿が飛散する
という問題があるので、石綿の代替として種々の繊維状
物を使用することが検問さノしている。中でも叩解した
パルプは石綿の代替として用いることができ、丸網抄造
機等により抄造するこ吉ができるものである。しかし乍
ら、パルプを石綿の代！、！−して用いた場合には、製
造された建築用板の含水率が高く、低Ｊｔ−、重で寸法
変化率も大きいという欠点があり、またパルプはセメン
トとの密着性が石綿より劣るために板の強度発現性も悪
いという欠点があった。しかも、繊維による補強効果を
上けるためにパｆｌ、づの配合量を増した場合には不燃
性能が低下するという欠点があった。
末完９］は」−記の点に鑑みて成されたものであって、
石綿を配合することなく、石綿配合品なみに寸法変化率
を小さくするこさができ、またセメントの強度発現性を
促進させるこ吉ができ、しかも不燃性能をも向上するこ
とができる建築用板の製造法を提供するこ吉を目的とす
るものである。
石綿を配合することなく、石綿配合品なみに寸法変化率
を小さくするこさができ、またセメントの強度発現性を
促進させるこ吉ができ、しかも不燃性能をも向上するこ
とができる建築用板の製造法を提供するこ吉を目的とす
るものである。
〔発明のＵｌ・１示〕
すなわち、本発明の建築用板の製造法は叩解したパルプ
とセメントと水酸化アルミニウム及び／又はアル三す化
合物とを水に分散したスラリーを抄造することを特徴と
するもので、水酸化アルミニつ乙やアルミナ化合物を添
加すると、！＝によって上記目的を達成したものである
。
とセメントと水酸化アルミニウム及び／又はアル三す化
合物とを水に分散したスラリーを抄造することを特徴と
するもので、水酸化アルミニつ乙やアルミナ化合物を添
加すると、！＝によって上記目的を達成したものである
。
以下本発明を詳細に税関する。叩解したパルづけ古紙、
ＮＵＫＩ）、ＬＵＫＰなどを使用することができ、また
セメントとしては限定するものではないが、例えばポル
ドラシトセメシト、高炉セメント、フライアッシュセメ
ント等を使用することができる。また、アルミナ化合物
としてけポル牛ことができる。これらの叩解したパルプ
とセメントと水酸化アルミニウム及びアルミナ化合物、
あるいはパルプとセメントと水酸化アルミニウム又はア
ルミナ化合物とを５〜１０倍量の水に分散してスラリー
を調整するものである。また、必要に応じてつオラスト
ナイト、シリカヒユーム、微粉シリカ等のフ・ｒターや
ポリプロピしン、し二〇−Ｊ、ポリアクリ０ニトリル等
の有機繊維等を適宜配合することができる。上記水酸化
アルミニウムの添加Ｊけはセメントに対して２〜１０重
量％添加するのが好ましく、またアルミナ化合物の添加
量はセメントに対して５〜３０重量％添加するのが好ま
しい。水酸化アルミニウム、アルミナの添加量が上記範
囲より少なすぎると添加効果が小さく、また上記範囲よ
り多量に入れ過ぎると強度低下を引き起すものである。
ＮＵＫＩ）、ＬＵＫＰなどを使用することができ、また
セメントとしては限定するものではないが、例えばポル
ドラシトセメシト、高炉セメント、フライアッシュセメ
ント等を使用することができる。また、アルミナ化合物
としてけポル牛ことができる。これらの叩解したパルプ
とセメントと水酸化アルミニウム及びアルミナ化合物、
あるいはパルプとセメントと水酸化アルミニウム又はア
ルミナ化合物とを５〜１０倍量の水に分散してスラリー
を調整するものである。また、必要に応じてつオラスト
ナイト、シリカヒユーム、微粉シリカ等のフ・ｒターや
ポリプロピしン、し二〇−Ｊ、ポリアクリ０ニトリル等
の有機繊維等を適宜配合することができる。上記水酸化
アルミニウムの添加Ｊけはセメントに対して２〜１０重
量％添加するのが好ましく、またアルミナ化合物の添加
量はセメントに対して５〜３０重量％添加するのが好ま
しい。水酸化アルミニウム、アルミナの添加量が上記範
囲より少なすぎると添加効果が小さく、また上記範囲よ
り多量に入れ過ぎると強度低下を引き起すものである。
まだ、仁れらの粉末度（づレーン＊）は２０００〜７０
００ ｃＪ ／ ！が好ましく、粉末度が２０００ ｏ
／Ｉ ／ １未満の場合にはセメントとの反応性に劣り
、またスラリー状態で分離するものであり、７０００ｃ
ｆｆ！／Ｖを超える場合には沖水件が悪くなるものであ
る。次に、上記のようにしてθＭ整りまたスラリーを丸
網抄造シリンターで抄造し、連続駆動されるフェルトに
転写後、メー士ンクロールに巻き取り、次いで所定の厚
みで切り出し１ヒ後この生板をプレスして脱水し、その
後蒸気養生による一次養生、室内保管による二次養生を
行なって建築用′板を得るのである。
００ ｃＪ ／ ！が好ましく、粉末度が２０００ ｏ
／Ｉ ／ １未満の場合にはセメントとの反応性に劣り
、またスラリー状態で分離するものであり、７０００ｃ
ｆｆ！／Ｖを超える場合には沖水件が悪くなるものであ
る。次に、上記のようにしてθＭ整りまたスラリーを丸
網抄造シリンターで抄造し、連続駆動されるフェルトに
転写後、メー士ンクロールに巻き取り、次いで所定の厚
みで切り出し１ヒ後この生板をプレスして脱水し、その
後蒸気養生による一次養生、室内保管による二次養生を
行なって建築用′板を得るのである。
しかして、叩解したパルプとセメントと水酸化アルミニ
ウム及びアル三す化合物、又は叩解したパルプとセメン
トと水酸化アル：ニラ乙又はアルミナ化合物を水に分散
して、このスラリーを抄造することによシ、含水率を下
げて寸法変化率を小さくすることができると共にパルプ
とセメシトとの密着性を上げてセメントや強度発現性を
良くすることができるものである。またそのために、パ
ルプ等の有機繊維を多量に配合する必要がなく不燃性を
も向上することができるものである。
ウム及びアル三す化合物、又は叩解したパルプとセメン
トと水酸化アル：ニラ乙又はアルミナ化合物を水に分散
して、このスラリーを抄造することによシ、含水率を下
げて寸法変化率を小さくすることができると共にパルプ
とセメシトとの密着性を上げてセメントや強度発現性を
良くすることができるものである。またそのために、パ
ルプ等の有機繊維を多量に配合する必要がなく不燃性を
も向上することができるものである。
以下本発明を実施例に基いて具体的に説明する。〈従来
例〉 パルプ（６００ＳＲＮＵＫＰ ）を３重量％（以下単に
％と記す）、フィラーとしてウオラストナイト６％、三
り０シリ力１０％、８号硅＄５％、補強繊維としてビニ
ロンを１％及びポルトランドセメント７５％を５〜１０
倍量の水に分散してスラリーを調製し、次いで丸網式抄
造機で抄造した後、生板を１００Ｖ４／ＪＸ、３秒の条
件でプレスし、その後６０℃・１０時間の一次養生、室
内保管の二次養生を行なって板厚５．５籍の建築用板を
得た。
例〉 パルプ（６００ＳＲＮＵＫＰ ）を３重量％（以下単に
％と記す）、フィラーとしてウオラストナイト６％、三
り０シリ力１０％、８号硅＄５％、補強繊維としてビニ
ロンを１％及びポルトランドセメント７５％を５〜１０
倍量の水に分散してスラリーを調製し、次いで丸網式抄
造機で抄造した後、生板を１００Ｖ４／ＪＸ、３秒の条
件でプレスし、その後６０℃・１０時間の一次養生、室
内保管の二次養生を行なって板厚５．５籍の建築用板を
得た。
〈実施例１〉
パルプ（６００ＳＲＮＵＫＰ）を３％、フィラとしてつ
オラストナイト６％、三り０シリカ５係、８号珪砂５％
、補強繊維としてビニロンをＩチと、水酸化アルミニウ
ム（試薬−級）を４％及びポルトランドセメント７５％
を５〜１０倍量の水に分散してスラリーを調製し、次い
で丸網式抄造機で抄造した後、生板をＩ ＯＯＫｇ／
ｃＪ１．３秒の条件でづしスし、その後６０℃・１０時
間の一次養生、室内保管の二次養生を行なって板厚５．
５側の建築用板を得た。
オラストナイト６％、三り０シリカ５係、８号珪砂５％
、補強繊維としてビニロンをＩチと、水酸化アルミニウ
ム（試薬−級）を４％及びポルトランドセメント７５％
を５〜１０倍量の水に分散してスラリーを調製し、次い
で丸網式抄造機で抄造した後、生板をＩ ＯＯＫｇ／
ｃＪ１．３秒の条件でづしスし、その後６０℃・１０時
間の一次養生、室内保管の二次養生を行なって板厚５．
５側の建築用板を得た。
〈実施例２〉
水酸化アルミニウムの代りにカオリン（プレーン［４５
００’／ｙ）を８％、ポルドラシトセメントを７２％使
用した他は実施例１．！：同様にして板厚５．〜６簡の
建築用板を得た。
００’／ｙ）を８％、ポルドラシトセメントを７２％使
用した他は実施例１．！：同様にして板厚５．〜６簡の
建築用板を得た。
〈比較例〉
水酸化アルミニウム′（試薬−級）を２４％、ポシトラ
ント・セメントを５６％使用した他は実施例１と同様に
して板厚５５調の建築用板を得た。
ント・セメントを５６％使用した他は実施例１と同様に
して板厚５５調の建築用板を得た。
次に、材令２０日の上記各建築用板の比重、曲げ強度、
寸法変化率、不燃テスト及び水酸化カルシウムのＸ線回
折を測定した。なお、曲げ強度は２０ｔＹｎ四方の試験
片を用いてスパン１５ｏｎでの曲げ強度を測定し、土は
抄造された繊維方向に対して直角な方向の強度を示し、
〃は繊維方向と平行な方向の強度を示す。また寸法変化
率は吸水時と乾燥時との変化率を示し、土は抄造された
繊維方向に対して直角方向の変化率を、〃は繊維方向と
平行方向の変化率を示す。不燃テストはＪＩＳで規定さ
れている表面試験クラックを測定することにより行なっ
た。Ｘ線回折はＣａ（ＯＨ）２ヒーク比（２θ−１８，
１０）を示す。結果を次表に示す。
寸法変化率、不燃テスト及び水酸化カルシウムのＸ線回
折を測定した。なお、曲げ強度は２０ｔＹｎ四方の試験
片を用いてスパン１５ｏｎでの曲げ強度を測定し、土は
抄造された繊維方向に対して直角な方向の強度を示し、
〃は繊維方向と平行な方向の強度を示す。また寸法変化
率は吸水時と乾燥時との変化率を示し、土は抄造された
繊維方向に対して直角方向の変化率を、〃は繊維方向と
平行方向の変化率を示す。不燃テストはＪＩＳで規定さ
れている表面試験クラックを測定することにより行なっ
た。Ｘ線回折はＣａ（ＯＨ）２ヒーク比（２θ−１８，
１０）を示す。結果を次表に示す。
上表の結果から、実施例１，２の建染用板ｉ： ＋１１
１げ強度が向上し、また寸法変化率が低下したことがｆ
ｆｌされた。これらのことから、水酸化アルミニウム又
はアルミナ化合物を醒合することによりセメシトとパル
プの密着性が良くなったことがわかる。また、水酸化ア
ルミニウムを多用に入りすぎると比較例のように強度が
低下するこさがわかる。
１げ強度が向上し、また寸法変化率が低下したことがｆ
ｆｌされた。これらのことから、水酸化アルミニウム又
はアルミナ化合物を醒合することによりセメシトとパル
プの密着性が良くなったことがわかる。また、水酸化ア
ルミニウムを多用に入りすぎると比較例のように強度が
低下するこさがわかる。
上記のように本発明は、叩解したパルプとセメシトと水
酸化アルミニウム及び／又はアルミナ化合物とを水に分
散したスラリーを抄造したので、従来の石綿を用いた場
合のように作業環境等を害することがないのはもちろん
のこと、石綿配合品なみに寸法変化率を小さくすること
ができると共にセメントの強度発現性を促進させて強度
を上げることができるものであり、また不燃性能をも向
上することができるものである。
酸化アルミニウム及び／又はアルミナ化合物とを水に分
散したスラリーを抄造したので、従来の石綿を用いた場
合のように作業環境等を害することがないのはもちろん
のこと、石綿配合品なみに寸法変化率を小さくすること
ができると共にセメントの強度発現性を促進させて強度
を上げることができるものであり、また不燃性能をも向
上することができるものである。
代理人 弁理士 石 １）長 上
手 続 補 正 書（自発）
昭和５９年４ 月２３１１
特許庁長官殿
１、事件の表示
建築用板の製造法
３、補正をする者
事イ１１との関係 特８゛「 出願人
住 所 大阪府門真市太字門真１０４８番地名 （ブｊ
、 （５８３）松下電工株式会社代表者小 林 郁 ４、代理人 ５ 補正命令の日イ；ｊ 訂 正 書 願書番号 特願昭５９−２３６０３号 １、本願明細書第３頁第１９行乃至第２０行目の「微粉
シリカ」を「微粒シリカ」と訂正します。
、 （５８３）松下電工株式会社代表者小 林 郁 ４、代理人 ５ 補正命令の日イ；ｊ 訂 正 書 願書番号 特願昭５９−２３６０３号 １、本願明細書第３頁第１９行乃至第２０行目の「微粉
シリカ」を「微粒シリカ」と訂正します。
２同上第５頁第５行乃至第８行目の１含水率・・・・・
ものである。」を削除し、１寸法変化率を小さくできる
と共にセメントの強度発現性を良くできるものである。
ものである。」を削除し、１寸法変化率を小さくできる
と共にセメントの強度発現性を良くできるものである。
」を挿入します。
代理人 弁理士 石 １）長 七
Claims (1)
- ｉｌ＋叩解したパルプと、セメントさ、水酸化アル三ニ
ウム及び／又はアル三す化合物とを水に分散したスラリ
ーを抄造するこ七を特徴とする建築用板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2360384A JPS60166253A (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | 建築用板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2360384A JPS60166253A (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | 建築用板の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60166253A true JPS60166253A (ja) | 1985-08-29 |
Family
ID=12115178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2360384A Pending JPS60166253A (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | 建築用板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60166253A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63103849A (ja) * | 1986-10-18 | 1988-05-09 | 株式会社イナックス | セメント系填料内添紙およびその製法 |
| JPH02248352A (ja) * | 1989-03-23 | 1990-10-04 | Ohbayashi Corp | モルタル及びコンクリート |
-
1984
- 1984-02-10 JP JP2360384A patent/JPS60166253A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63103849A (ja) * | 1986-10-18 | 1988-05-09 | 株式会社イナックス | セメント系填料内添紙およびその製法 |
| JPH02248352A (ja) * | 1989-03-23 | 1990-10-04 | Ohbayashi Corp | モルタル及びコンクリート |
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