JPS599116Y2 - 空気圧縮機 - Google Patents

空気圧縮機

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Publication number
JPS599116Y2
JPS599116Y2 JP1980092154U JP9215480U JPS599116Y2 JP S599116 Y2 JPS599116 Y2 JP S599116Y2 JP 1980092154 U JP1980092154 U JP 1980092154U JP 9215480 U JP9215480 U JP 9215480U JP S599116 Y2 JPS599116 Y2 JP S599116Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer shell
air compressor
shell case
main body
case
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980092154U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5715991U (ja
Inventor
純司 高橋
雅晴 瀬上
俊夫 丸山
晴彦 成瀬
Original Assignee
松下電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP1980092154U priority Critical patent/JPS599116Y2/ja
Publication of JPS5715991U publication Critical patent/JPS5715991U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気圧縮機の外殻の構造に関するものである。
従来の空気圧縮機にあっては駆動部(電動機又は電磁気
的駆動源)のある空気圧縮機本体A′の発熱のため第1
図、第2図に示すように通気孔8のある別の外殻カバー
B′で覆っている。
第1図、第2図において9は器台で゛あって、器台9に
はエアクリーナ1、吸入側消音タンク2及び吐出側消音
タンク3を設けてあり、器台9上には空気圧縮本体A′
を配設してある。
空気圧縮機本体A′は電磁ダイヤフラム方式のものであ
って、左右にダイヤフラム10、圧縮ケース11を設け
てあり、圧縮ケース11には吸入弁12と吐出弁13と
を設けてある。
14は固定子体であって、第1、第2ヨーク14a,1
4bと永久磁石14 Cとにより構或してある。
第1ヨーク14aと第2ヨーク14bとの間のギャップ
15にコイル16を移動自在に配設してあり、ダイヤフ
ラム10間に架設したシャフト17のコイル取付台18
にコイル16を取付けてある。
19はばね取付台20に取付けた導電ばねであって、リ
ード線21から導電ばね19を介してコイル16に通電
できるようになっている。
22は吸入室であって、吸入管路23を介して吸入側消
音タンク1と連通せしめてある。
24は吐出室であって、吐出管路25を介して吐出側消
音タンク3と連通させてある。
空気圧縮機本体A′の外周には空間Sを介して外装カバ
ーB′を被嵌してあり、外装カバーB′の下端を器台9
にねじ26にて取付けてある。
36は吸入室22及び吐出室24の蓋である。
しかして導電ばね19を介してコイル16に通電すると
、コイル16がギャップ15内を往復移動し、シャフト
17が往復移動してダイヤフラム10が振動する。
するとエアクリーナ1、吸入側消音タンク2、吸入管路
23、吸入室22、吸入弁12を介して圧縮ケース11
に空気が吸入され、圧縮ケース11から吐出弁13、吐
出管路25、吐出側消音タンク3を介して吐出口27か
ら空気が吐出される。
かかる従来例にあっては空気圧縮機本体A′に空間Sを
介して外装カバーB′を被嵌してあるので空気圧縮機本
体Aが発熱して表面温度が高くなっても火傷の虞れがな
い上、直射日光が当っても空気圧縮機本体A′の表面温
度の上昇を防ぐことができるが、外装カバーB′と空気
圧縮機本体A′との間に余分な空気Sが必要とし、全体
の体積が大きくなるという欠点があり、しかも外装カバ
ーB′があるため内部部品の交換はねじ26を外し、そ
の後空気圧縮機本体A′のねじ等を外して分解保守点検
を.行なわねばならず、非常に繁雑であるという欠点が
あり、しがも製造上においても部品点数が多く組立が繁
雑になると共に固定部の嵌合の不具合等からくる接触音
や異音の発生があった。
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本考
案の目的とするところは小型化できると共に部品点数を
削減でき、しかも駆音品質の向上が計れると共に保守点
検の容易化が計れる空気圧縮機を提供するにある。
本考案は、夫々内側面が開口した箱状の第1外殻ケース
4と第2外殻ケース5との夫々の内側面を嵌合させて外
殻ケースBの中央部に空間を形威し、この空間を隔てて
第1外殻ケース4の外側部にエアクリーナ1乃至吸入側
消音タンク2の少なくとも一方を設けると共に第2外殻
ケース5の外側部に吐出側消音タンク3を設け、上記空
間内に空気圧縮機本体Aを納めて外殻ケースBにて空気
圧縮機本体Aを囲繞し、空気圧縮機本体Aの下方にて外
殻ケースB下面に開口部7を設け、空気圧縮機本体Aの
上方にて外殻ケースB内上部に外殻ケースB一側から他
側に亘る開口部6を設けて両開口部6,7間の通気によ
って空気圧縮機本体Aと外気とを連通させて或ることを
特徴とする空気圧縮機を要旨とするものである。
以下本考案を実施例により詳述する。
第3図において、Aは空気圧縮機本体であって、本体2
8の両端を圧縮ケース11にて閉塞してある。
本体28には第1ヨーク14 aと第2ヨーク14bと
の間に永久磁石14Cを挿着した固定子体14を設けて
あり、第1ヨーク14aと第2ヨーク14bとの間のギ
ャップ15にはコイル16を配設してあり、コイル16
をコイル取付台18に取付けてある。
本体28と圧縮ケース11との間に周縁を挾持するよう
に左右にダイヤフラム10を設けてあり、各ダイヤフラ
ム10にはセンタープレート29を装着してあって、セ
ンタープレート29間にシャフト17を架設してある。
また一方のセンタープレート29にはコイル取付台18
を取付けてあり、本体28の内方突出部30とコイル取
付台18との間には導電ばね19を介装してある。
また両方のセンタープレート29には夫々吸入弁12を
設けてあり、圧縮ケース11内の圧縮室11 aと吐出
室24との間には吐出弁13を設けてある。
外殻ケースBは第1外殻ケース4と第2外殻ケース5と
により構或されている。
第1外殻ケース4にはエアクリーナ1をねじ31にて着
脱自在取付けてあると共に吸入側消音タンク2を設けて
あり、第2外殻ケース5には吐出側消音タンク3が設け
てあると共に吐出側消音タンク3より吐出管32を連出
してある。
空気圧縮機本体Aには第1外殻ケース4と第2外殻ケー
ス5とを被嵌してあり、第1外殻ケース4及び第2外殻
ケース5よりボルト33を本体28に螺入することによ
り圧縮ケース11と共に第1外殻ケース4及び第2外殻
ケース5を取付けてある。
このように第1、第2外殻ケース4,5を圧縮ケース1
1と共にボルト33にて取付けてあると、部品点数が減
ると共に組立性が向上し、また第1、第2外殻ケース4
,5を分解するだけで圧縮ケース11も分解できて保守
点検も容易にできる。
第2外殻ケース5の重合部34は第1外殻ケース5に被
嵌してあり、第l、第2外殻ケース4,5の下部には脚
35を取付けてある。
外殻ケースBの第1、第2外殻ケース4,5には左右に
貫通する開口部6を設けてあり、外殻ケースBの第1外
殻ケース4と第2外殻ケース5との間には開口部7を設
けてあり、開口部7と開口部6とは外殻ケースBの内周
と空気圧縮機本体Aの外周との間の隙間を介して連通し
ている。
次に叙述の如く構或せる空気圧縮機の動作を説明する。
コイル16に通電するとコイル16がギャップ15に対
して往復動してダイヤフラム10が振動する。
すると、エアクリーナ1から吸入側消音タンク2を介し
て本体28内に空気が吸入され、吸入弁12を介して圧
縮室11 aに空気が吸入され、圧縮室11 aから吐
出弁13を介して吐出室24に吐出し、吐出室24から
吐出側消音タンク3を介して吐出管32から吐出される
一方下部の開口部7から流入した通風は矢印イに示すよ
うに外殻ケースBと空気圧縮機本体Aとの間の隙間を介
して開口部6に流れると共に開口部6を矢印口のように
左右方向に流れ、矢印八のような放熱が促進される。
本考案は叙述の如く第1外殻ケースと第2外殻ケースと
よりなる外殻ケースにて空気圧縮機本体を囲繞してある
ので、空気圧縮機本体に直接直射日光が当たらない上、
直射日光が当って外殻ケースの温度が上昇しても外殻ケ
ースと空気圧縮機本体との間の空気層で太陽熱が遮断さ
れるものであるのは勿論、第1外殻ケースにエアクリー
ナ乃至吸入側消音タンクを有すると共に第2外殻ケース
に吐出側消音タンクを有するので発熱の大きい空気圧縮
機本体は空間を介して保護されて外殻ケースの表面の温
度が低く接触によるやけど等の災害の発生のないもので
あり、しかもエアクリーナ乃至吸入側消音タンクや吐出
側消音タンクにて空間を形戊するので従来のように余分
な空間がなく、全体を小型化できるという利点があり、
さらに工アクリーナ乃至吸入側消音タンク、吐出側消音
タンクの部品にて従来の外装ケースと同様の作用をし、
部品点数を減らすことができる上、保守点検の際外装カ
バーを外す手間が省けるものであり、しかも従来器台と
外装カバーとが別部品であったためびびり音を発生した
がこれを防止できるものであり、また外殻ケースの上部
及び下部に外気と空気圧縮機本体とを連通させる開口部
を設けてあるので、空気圧縮機本体の冷却が充分行なわ
れるものであり、その上、直射日光が当っても対流して
直射日光にて空気圧縮機本体が温められることがないと
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の概略断面図、第2図は従来例の拡大断
面図、第3図は本考案の一実施例の正断面図、第4図は
同上の側断面図であって、Aは空気圧縮機本体、Bは外
殻ケース、1はエアクリーナ、2は吸入側消音タンク、
3は吐出側消音タンク、4は第1外殻ケース、5は第2
外殻ケース、6,7は開口部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 夫々内側面が開口した箱状の第1外殻ケースと第2外殻
    ケースとの夫々の内側面を嵌合させて外殻ケースの中央
    部に空間を形或し、この空間を隔てて第1外殻ケースの
    外側部にエアクリーナ乃至吸入側消音タンクの少なくと
    も一方を設けると共に第2外殻ケースの外側部に吐出側
    消音タンクを設け、上記空間内に空気圧縮機本体を納め
    て外殻ケースにて空気圧縮機本体を囲繞し、空気圧縮機
    本体の下方にて外殻ケース下面に開口部を設け、空気圧
    縮機本体の上方にて外殻ケース内上部に外殻ケースー側
    から他側に亘る開口部を設けて両開口部間の通気によっ
    て空気圧縮機本体と外気とを連通させて戒ることを特徴
    とする空気圧縮機。
JP1980092154U 1980-06-30 1980-06-30 空気圧縮機 Expired JPS599116Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980092154U JPS599116Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30 空気圧縮機

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JP1980092154U JPS599116Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30 空気圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5715991U JPS5715991U (ja) 1982-01-27
JPS599116Y2 true JPS599116Y2 (ja) 1984-03-22

Family

ID=29454109

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JP1980092154U Expired JPS599116Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30 空気圧縮機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910392Y2 (ja) * 1978-01-14 1984-04-02 松下電工株式会社 エア−ポンプの冷却装置

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JPS5715991U (ja) 1982-01-27

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