JPS6124710Y2 - - Google Patents

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JPS6124710Y2
JPS6124710Y2 JP2004781U JP2004781U JPS6124710Y2 JP S6124710 Y2 JPS6124710 Y2 JP S6124710Y2 JP 2004781 U JP2004781 U JP 2004781U JP 2004781 U JP2004781 U JP 2004781U JP S6124710 Y2 JPS6124710 Y2 JP S6124710Y2
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JP
Japan
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yoke
movable wire
casing
movable
wire ring
Prior art date
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JP2004781U
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JPS57134375U (ja
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  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は互いに異極に磁化されるヨーク間に可
動線輪を配置して可動線輪を取着した駆動軸でダ
イアフラムを駆動する可動線輪型ポンプに関する
ものである。
この種のポンプにおいては両ヨークを共に円筒
状とし、駆動軸をヨークの中央に配置する関係
上、可動線輪と電源とを接続する導電性のコイル
ばねもヨークの内部に配置することが軸方向全長
の寸法が短くなつて小型のポンプとすることがで
きる。第1図はコイルばね15を一対のヨーク
6,7の内方に配置した一例を示す。図中5は永
久磁石、2は可動線輪、11はコイルフレーム、
17は端子、13は駆動軸であり、8はケーシン
グである。ところがこのようにコイルばね15を
配置した場合、コイルばね15と内周側ヨーク6
との間に絶縁空間を確保しなければならないため
に全体の径を大きくするか、若しくはヨーク6の
肉厚を薄くしなくてはならず、前者の場合には小
型化に反することになり、また後者の場合にはヨ
ーク6の先端のポール部38の断面積が小さくな
つて性能の低下を招く。
本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところはヨークとこのヨーク
の内方に配置したコイルばねとの間の絶縁空間の
確保を全体の径の増加及び性能低下を招くことな
く容易に行なえる可動線輪型ポンプを提供するに
ある。
以下本考案を第2図以下の図示実施例に基いて
詳述する。このポンプはダイアフラム等のポンプ
部品を納めたポンプケース3と、ポンプケース3
の外周を囲んでポンプケース3との間に空気導入
室21を形成するハウジング4とより構成され
る。ポンプケース3はその内周に永久磁石5と一
対のヨーク6,7とで構成されるステータ14を
保持する筒状のケーシング8を備え、ケーシング
8の外周面の一部に圧縮空気の吐出室30を形成
する両端が開口した筒部9をケーシング8に一体
に有し、またケーシング8の両端開口を塞ぐエン
ドプレート10,10を有している。各エンドプ
レート10は夫々中央部が外方に突出した形状に
成形され、ケーシング8の両端開口縁に夫々周縁
を保持したダイアフラム1と各エンドプレート1
0の中央の突出した部分との間に夫々圧縮室28
が形成される。一方の圧縮室28の外側にはハウ
ジング4の一端に配設されるエアフイルター室2
2との間で吸気消音室24が形成され、他方の圧
縮室28の外側にはハウジング4の他端を塞ぐ閉
塞板12との間で排気消音室32が形成される。
各ダイアフラム1は可動線輪2を保持するコイル
フレーム11の中心へ一体に結合された駆動軸1
3の両端に固定され、上記一対のヨーク6,7の
ポール部38,39の間のエアーギヤツプ間に収
めた可動線輪2に交流電流が流れることにより、
可動線輪2が駆動軸13と共に往復駆動され、駆
動軸13両端のダイアフラム1を振動させる。図
中15は可動線輪2に電気を供給する一対のコイ
ルばねであり、ケーシング8内周面よりヨーク6
に沿つて半径方向内方に突出する支持板16先端
に設けた受け板18と可動線輪2を支持するコイ
ルフレーム11との間に収められて、各一端を可
動線輪2に、他端を受け板18上の端子17で電
源コード(図示せず)に接続される。ハウジング
4の前後両面上端には空気の取入口20が形成さ
れ、ダイアフラム1の往復駆動によつて、外気が
この取入口20よりまず空気導入室21内に吸引
され、ここで空気と共に吸い込まれる雨水などの
水分が水切りされ、第2図の矢印で示すように、
吸気消音室24の傍を通り、エアフイルター室2
2の底面に設けた透孔(図示せず)を通してエア
ーフイルター室22内の外周部に進み、エアーフ
イルター23を通る間に空気中に含まれる塵埃を
除去してエアーフイルター室22内周部より吸気
消音室24内に進み、更に吸気消音室24より吸
入管25を経てケーシング8内の吸入室26に入
り、各ダイアフラム1に設けた吸入弁27より各
圧縮室28内に吸入され、ここで圧縮されては、
前記吐出室30の端面を塞ぐ端面板19に設けた
吐出弁29より吐出室30内に圧縮空気として送
られ、吐出室30より吐出管31を通して排気消
音室32に吐出され、ハウジング4端面に接続し
た排気管33より送り出される。
ここでケーシング8はガラス粒や砂などの充填
材が混入されて比重が1.5〜2.1に調整されたポリ
エステル樹脂のような合成樹脂の成形品であつて
両ヨーク6,7及び永久磁石5はこのケーシング
8の成形時にモールドされて保持されているもの
であつて、図に示すようにケーシング8の内周面
の全周にわたつて形成した凹溝34内に共に断面
L字形である両ヨーク6,7の鍔部36,37と
これら鍔部36,37間に位置する永久磁石5と
の外周部が嵌め込まれる。
上記のようにして一対のヨーク6,7及び永久
磁石5からなるステータ14をモールドして保持
しているケーシング8にはその受け板18から一
体に内周側ヨーク6,の内周面を被覆する絶縁層
40を延出してある。ただしこの絶縁層40はヨ
ーク6のポール部38の内周面の全長を覆うので
はなく、ポール部38の先端部内周面に設けられ
てこの先端部の肉厚を薄くする段差部41を除い
た部分を被覆している。これは第8図に示すよう
にヨーク6のポール部38の内周面をその全長に
わたり絶縁層40で被覆する場合、成形時に生ず
るバリ45が両ヨーク6,7の対向面にまで及ぶ
おそれがあり、支障をきたしてしまう。図中43
は金型である。しかし、前述のように先端部に段
差部41を設けたヨーク6のポール部38の先端
内周面の段差部41を除く内周面に絶縁層40を
形成すると、第7図に示すようにヨーク6と金型
43との段差部41におけるすり合わせ面44が
ポール部38外面への合成樹脂の浸入を阻止する
ものである。従つてバリによる支障を生ずること
がない。また段差部41を設けることによるポー
ル部38肉厚の減少が性能低下を招くことはな
い。これは第6図に示すように他方のヨーク5へ
の磁束の流れはその対向面の始端からも行なわれ
るので、ヨーク6のポール部38の先端部を流れ
る磁束は減少しており、このポール部38の先端
部のみの肉厚を薄くする段差部41によつてポー
ル部38を通過する磁束の流れが阻害されること
はないものである。加えるに肉厚を厚くした部分
においては絶縁層40がコイルばね15との間に
介在し、絶縁層40がない部分では段差部41に
よつてコイルばね15との間の空間距離が大きく
されているのであるからヨーク6の内周面とコイ
ルばね15とが接近していても絶縁の点で何ら問
題を生じることはないものである。
以上のように本考案にあつてはヨークを保持す
る合成樹脂製のケーシングより一体に延出した絶
縁層と、ヨークのポール部の先端部内周面に設け
た段差部とによつて、コイルばねとヨークとの絶
縁を確保できるものであつて、全体の径の増加と
いうヨーク内にコイルばねを配置することによる
小型化に逆行するようなことを招くこともなく、
またヨークに段差部を設けるとはいえ、この段差
部はポール部の先端部に設けるだけであるからヨ
ークの実効断面積を小さくすることにはならず、
性能低下を招くことがないものであり、またこの
段差部があるのでケーシングの成形時に絶縁層か
ら延びたバリが両ヨークの対向面にまで及ぶこと
がないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の部分断面図、第2図は本考案
一実施例の破断斜視図、第3図は同上の断面図、
第4図は同上のケーシングとステータとの断面
図、第5図は同上の部分拡大断面図、第6図は同
上の作用説明図、第7図はケーシングの成形時の
部分断面図、第8図は段差部がない場合の成形時
の部分断面図であつて、1はダイアフラム、2は
可動線輪、6,7はヨーク、8はケーシング、1
3は駆動軸、15はコイルばね、38,39はポ
ール部、40は絶縁層、41は段差部を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダイアフラムを連結した駆動軸に円筒状の可動
    線輪を取着してこの可動線輪の外周側と内周側と
    に互いに異極に磁化されるヨークの各先端ポール
    部を夫々配置し、内周側ヨークの内方に可動線輪
    と電源とを接続する導電性のコイルばねを配置し
    た可動線輪型ポンプであつて、内周側ヨークのポ
    ール部の先端部内周面にこの先端部の肉厚を薄く
    する段差部を形成するとともにこれらヨークを保
    持する合成樹脂製のケーシングより一体に延出し
    た絶縁層で内周側ヨークの段差部を除く内周面を
    被覆して成る可動線輪型ポンプ。
JP2004781U 1981-02-14 1981-02-14 Expired JPS6124710Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004781U JPS6124710Y2 (ja) 1981-02-14 1981-02-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004781U JPS6124710Y2 (ja) 1981-02-14 1981-02-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57134375U JPS57134375U (ja) 1982-08-21
JPS6124710Y2 true JPS6124710Y2 (ja) 1986-07-24

Family

ID=29817973

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JP2004781U Expired JPS6124710Y2 (ja) 1981-02-14 1981-02-14

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JPS57134375U (ja) 1982-08-21

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