JPS5819347Y2 - ダイヤフラムポンプ - Google Patents

ダイヤフラムポンプ

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Publication number
JPS5819347Y2
JPS5819347Y2 JP1179777U JP1179777U JPS5819347Y2 JP S5819347 Y2 JPS5819347 Y2 JP S5819347Y2 JP 1179777 U JP1179777 U JP 1179777U JP 1179777 U JP1179777 U JP 1179777U JP S5819347 Y2 JPS5819347 Y2 JP S5819347Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
space
annular
coil
gap groove
Prior art date
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Expired
Application number
JP1179777U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53105905U (ja
Inventor
俊夫 丸山
Original Assignee
松下電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP1179777U priority Critical patent/JPS5819347Y2/ja
Publication of JPS53105905U publication Critical patent/JPS53105905U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5819347Y2 publication Critical patent/JPS5819347Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、環状のマグネット1の両側に環状の第1ヨー
ク2と環状の第2ヨーク3を配置した固定子体Aに環状
のギャップ溝4を形成すると共に固定子体Aをケーシン
グB内に配設し、固定子体Aの略中心部に挿通せるシャ
フト5の両端部にダイヤフラム6.6を取着し、ギャッ
プ溝4内で振動するコイル7をシャフト5に連結したダ
イヤフラムポンプにおいて、第1ヨーク2乃至第2ヨー
ク3の少なくとも一方を2つのヨーク半体2a、2bに
て形成すると共にヨーク半体2a、2b間の周方向に空
間8を設けてこの空間8を吸入空気の通路とし、上記2
つのヨーク半休2a、2bのうちマグネット1側のヨー
ク半体2bがコイル7側に向って巾拡くなるようにこの
ヨーク半体2bの外側面を凹曲面にして成るダイヤフラ
ムポンプに係るもので゛あって、その目的とするところ
はヨークの無駄な鉄を除くことができて軽量化及び小型
化が計れるダイヤプラムポンプを提供するにある。
一般にダイヤフラムポンプの第1ヨーク2の必要断面積
Sは である。
ところで総磁束量、鉄の飽和磁束密度等は予め定められ
る値であるが、従来第2ヨーク3の全長と、この第2ヨ
ーク3と第1ヨーク2とのギャップ溝4の軸方向の長さ
、及び加工製造上等から考慮してギャップ溝4の長さに
合せて第1ヨーク2の厚さdを定め、その断面形状を方
形にしていた。
しかしながらこの場合断面S′は2πrdとなって実際
必要とする2πrbよりも大きくなっていた(但しd>
b)。
そのため第7図クロスハツチングで示す部分が要をなさ
ない余分な鉄で重量増しになっている。
また第8図に示すように第1ヨーク2に消音のためにア
ルミニウムの空気回路27を設けた場合は上述の余分な
鉄−空気回路27とによりさらに重量増しとなると共に
大型化になるという欠点がある。
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、以上
本考案を実施例により詳述する。
固定子体Aは、環状のマグネット1を環状の第1ヨーク
2及び第2ヨーク3にて挟着することにより構成されて
おり、ギャップ溝4に連接する環状の磁気回路室9をマ
グネット1と第1・第2ヨーク2,3との間に有してい
る。
この第1ヨーク2は第3図に示すようなヨーク半体2
a 、3 bを一体化して形成され、ヨーク半体2 a
、2 b間に周方向に空間8を設けである。
このヨーク半体2bの外側面はコイル7側に向って巾が
拡くなるような凹曲面にしてあって、第2図に示すよう
にヨーク半体2bのコイル7側端の巾がdで、f+gの
巾が前述のbの巾になるようになっている。
また空間8には第4図に示すように吸入口28と排出口
29が設けられているが、空間8の容量が大きい場合は
第5図に示すように絞り部30を有する仕切板31にて
仕切ればよい。
第1空気室10及び第2空気室11はダイヤフラム6、
ケーシングB、固定子体Aの各部にて囲繞されほぼ密封
された空間で、ギャップ溝4を介して連通しており、エ
アフィルタ部12、吸入側消音タンク13及び空間8を
介して第1・第2空気室11に空気が吸入されるように
なっている。
コイル7を巻回せるコイルフレーム14はシャフト5に
固定され、コイル7には導電ばね15を通して電流を流
すようになっている。
16は第1空気室10内に設置された導電ばね支持板で
ある。
2個のポンプ室17.17はチェインバーケースC内に
あってそれぞれダイヤフラム6により膨縮するもので、
吸入弁19乃至吐出弁20を介して吸入室21及び吐出
室22に連通している。
23は吸入室21に連通せる吸入ノズル、24は吐出室
22に連通せる吐出ノズルである。
而してコイル7に交流電流を通電すると、固定子体A内
部に形成されている磁気回路の磁界とコイル7の形成す
る磁界とによりシャフト5両端のダイヤフラム6.6が
往復振動し、吸入弁19及び吐出弁20の働きにより2
個のポンプ室17.17はそれぞれポンプ動作を行なっ
て第1図矢印で示すように空気が吸入側消音タンク13
から吐出側消音タンク25に送られる。
このとき第1ヨーク2を流れる磁気はヨーク半休2a、
2bに2分割されて流れ、空間8を通る空気に含まれて
いる鉄粉が空間8内壁に付着すると共に空間8を通る空
気にてコイル7が冷却される。
本考案は上述の如く第1ヨーク乃至第2ヨークの少なく
とも一方に2つのヨーク半休にて空間を周方向に設けて
この空間を吸入空気の通路としであるので、吸入空気が
空間を通過する際空間内面に吸入空気内の鉄粉が吸着さ
れ、鉄粉がギャップ溝に付着する虞れがなく、コイルの
振動に支障の発生しないものであり、しかも空間が容量
タンクの役目を果し、吸入側消音タンクをなくすことも
可能になって小型化されるものであり、さらに空間を新
鮮な吸入空気が流れるので空気にてコイル部が冷却され
るものであり、しかも2つのヨーク半休のうちマグネッ
ト側のヨーク半休がコイル側に向って巾拡くなるように
ヨーク半休の外側面を凹曲面にしであるので、必要なギ
ャップ溝の長さを確保しつつ、最小限必要な鉄を使用し
て必要な断面積を持つ軽量なヨークを形成できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は同上
の固定子体部の断面図、第3図は同上の第1ヨークの分
解斜視図、第4図は同上の空間を示す説明図、第5図は
第4図の他の例の説明図、第6図a、l)は第5図の仕
切板の正面図及び側断面図、第7図、第8図は従来例の
断面図であって、1はマグネット、2は第1ヨーク、2
a 、2 bはヨーク半休、3は第2ヨーク、4はギ
ャップ溝、5はシャフト、6はダイヤフラム、7はコイ
ル、8は空間、Aは固定子体、Bはケーシングである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状のマグネットの両側に環状の第1ヨークと環状の第
    2ヨークを配置した固定子体に環状のギャップ溝を形成
    すると共に固定子体をケーシング内に配設し、固定子体
    の略中心部に挿通せるシャフトの両端部にダイヤフラム
    を取着し、ギャップ溝内で振動するコイルをシャフトに
    連結したダイヤフラムポンプにおいて、第1ヨーク乃至
    第2ヨークの少なくとも一方を2つのヨーク半休にて形
    成すると共にヨーク半体間の周方向に空間を設けてこの
    空間を吸入空気の通路とし、上記2つのヨーク半休のう
    ちマグネット側のヨーク半休がコイル側に向って巾拡く
    なるようにこのヨーク半休の外側面を凹曲面にして成る
    ダイヤフラムポンプ。
JP1179777U 1977-01-31 1977-01-31 ダイヤフラムポンプ Expired JPS5819347Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1179777U JPS5819347Y2 (ja) 1977-01-31 1977-01-31 ダイヤフラムポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1179777U JPS5819347Y2 (ja) 1977-01-31 1977-01-31 ダイヤフラムポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53105905U JPS53105905U (ja) 1978-08-25
JPS5819347Y2 true JPS5819347Y2 (ja) 1983-04-20

Family

ID=28826875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1179777U Expired JPS5819347Y2 (ja) 1977-01-31 1977-01-31 ダイヤフラムポンプ

Country Status (1)

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JP (1) JPS5819347Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH703813A1 (de) * 2010-09-17 2012-03-30 Medela Holding Ag Membranvakuumpumpe.

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Publication number Publication date
JPS53105905U (ja) 1978-08-25

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